JPH02502366A - パッケージング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 パンケージング 発明の分野 本発明は、予め設定されたレベルまで液体等の物質が充填された容器を含むパッ ケージならびにその容器を包装する方法に関する。

発明の青畳 従来、ビン等の容器は、液体を入れることのできるガラスまたはその他の材料で 作られている。プラスチック製のビンもしくは容器を使用する場合、プラスチッ ク製造材料が、食品用認可規格に適合したものであることが保健当局により要求 されている。これらの食品用認可規格ではプラスチック材は、液体を浸透させた りプラスチック構成材を容器の内容物に浸出させたりすることはできないが、気 体が材料を通過して容器の内容物に浸透するのは認める傾向が一般にある。酸素 に晒されたときにプラスチック容器に入つている物質が腐敗もしくはその他の汚 染を生じる場合、製品の保証期間が短かいと表示するか、ガラス、金属もしくは コスト高となる高級なプラスチック材を使用するのが一般的である。

気体の浸透に対するプラスチック材の抵抗を高めるために、積層プラスチック製 の容器の製造も捷案されている。積層体は通常、例えば、ポリエチレン等の食品 用認可規格のプラスチックの内層と、該内層と一体成形されていて気体が容器内 の液体に接触することを防ぐことのできる食品規格外のプラスチック材の外層と からなる。その積層体は特別に作られるので、製造コストおよび容器の最終コス トを相当引上げることになる。容器の第一の目的は、売るに適する商品である液 体という物質を運ぶための手段を単に提供することにあるので、容器のコストは 常にできるだけ抑えることが望ましい。

さらに、圧力をかけて詰める炭酸飲料については、気体を通すプラスチック容器 材料の使用は、通常二酸化炭素である炭酸ガスがこの材料を通過し、液体が炭酸 化されていない、言い換えれば気が抜けた状態になるので適当ではない。

また、航空産業界では、燃料費が関係してくるため、出来るだけ軽量であること が非常に必要とされている。

プラスチック容器の使用が広く知られている半面、ワインとの適合性、許容性に ついてはこれまでのところ積極的に追求されてきていない。

従って、本発明は、プラスチック製の容器への気体の透過を実質的に防止するバ フケージおよびその容器を包装する方法を９Ｊ１８し、プラスチック材の使用に より重量を抑えることのできる方法を提藁するものであ発明の説明 さらに詳細には、プラスチック製の容器と、低気体透過性を有し、容器を包み込 むプラスチック材のフィルムとから成る容器を！ｌｘするものである。

発明の第一の実施例において、容器は低気体透過性を示さないプラスチック材で 、全体もしくは部分的に作られている０例えばポリエチレン（高密度もしくは低 密度）および僅かではあるが、やや劣性のポリエチレンテレフタレー）　（Ｐ、 Ｅ、Ｔ、）が食品用容器の材料として知られている。これらの材料は、飲料の寿 命が材料の気体透過率によって影響を受けない清涼飲料、ミルクおよび炭酸水の 容器に使用されている。このようなものに適用するに当うて、プラスチックの厚 さの範囲は通常０．３ないし１ミリメートルである。

発明の第二の実施例においては、プラスチックフィルムは、ナイロン６等のナイ ンロンベースの材料とする。その他のプラスチック材としては、当業者が周知の 低い気体（特に酸素の）透過性を有する物質を挙げることができる。

さらに次の発明の実施例においては、プラスチック材からなるフィルムが、容器 のプラスチック材の外側表面全体に間断なく被せられている。典型的には、この フィルムは、フィルムとプラスチック容器との間隙を真空排気するか、または周 知のシエリンク・ラフピングのいずれかの方法で、容器に被せることができる。

フィルムは他のいかなる適切な方法によっても被せることができ、本発明はいか なる特定の方法に限定されるものではない。

しかしながら、本発明の他の実施例において容器は、容器内の物質に対し不活性 を示すガス体によってフィルムから隔離されている。物質が炭酸飲料である場合 、都合のよいことにこの介在するガス体を二酸化炭素にすることができるので、 飲料の炭酸化を強化することができる。窒素ガスもこのような不活性なガス体の 一例である。

容器はフィルムによって包まれているか、または包−み込まれているので、プラ スチック製のビン用として通常の着脱可能な閉止部を使用することが可能である 。

密封は、例えば液体等の内容物が容器から出ないようにさえ機能すれば十分であ り、従ってステルビン型の密封の使用は避けることができるので、製造コストを 顕著に節約できる。

本パッケージは、空気に触れると酸化および劣化を起こしやすいワインの貯蔵に 特に有効であることが判明している。さらに変形例として、パッケージをカップ と結合することも考えられる。典型的には、フィルムを容器に被着する前に、カ ップを逆にして容器の首に置かれる。また、カップは容器の複合的密封としての 役割を果たす部分を含むことも可能である。これを達成する一つの方法として上 述した部分にあるカップの内側にねじ山を付け、そのねじ山を容器の頂部の外側 のねし山にかみ合わせる。カップを容器に対し回転させることにより密封が実行 される。さらにその部分は容器の内側表面に対し第二のシールを形成する中央部 の環状つばを設けることが望ましい。

この複合パッケージは、液体用容器とカップの取扱いと供給が別個に行なわれる のが通常である旅行業界においては特に有効である。

容器およびカップの形状には様々に変形させることが可能であり、また、その変 形が本発明の精神から逸脱しないことは容易に理解できるものである。

本発明のさらに詳しい態様には、包装の方法として、以下の手順を含む。

１、　プラスチック類の容器の開口部から予め設定したレベルまで物質を充填し 、 ２　容器の開口部に着脱可能な閉止部を装着し、容器から物質が漏出しないよう にする、 λ　低気体透過性のプラスチック類のフィルムで容器を包み込み、容器とフィル ムとでその間の空隙を決定し、 ４、　気体の空隙を真空排気する。

包装の方法の１つの実例として、プラスチック製フィルムは連続したものであり 、プラスチック容器を包むために熱シュリンク加工を施す、さらに他の実例とし て、連続フィルムとプラスチック容器との間の地域を真空排気し、プラスチック 容器のすべての表面を、フィルムによって外気から遮断する。

包装方法の変形例の一つとして、プラスチック製フィルムとプラスチック容器と の間の地域に容器中の物質に対し不活性な気体を充満する０例えば、二酸化炭素 は、炭酸化した液体に対し不活性と考えられており、事実、この気体は液体の炭 酸化の強化に役立つ。

図面の説明 本発明を添付の図面に蟇いて具体的に説明する。

第１図は容器の正面図、 第２図は第１図の容器と共に使用する飲用カップの断面図、 第３図は第２図の飲用カップの平面図、第４図は第２図の飲用カップの底面図、 第５図は飲用カップと容器パンケージの断面図、第６図は本発明の一実施例によ る飲用カップと容器パッケージの断面図、 第７図は本発明の他の実施例による飲用カップと容器パッケージの断面図、 第８図は第６１ｉ（１に示すパッケージの斜視図、第９図は第７図に示すパンケ ージの斜視図、である。

容器１は、ポリエチレン等の食品規格のプラスチック類のものであり、閉止部に より密封される開口部を育する首部分２を有する。容器ｌには、閉止部を装着す る前に予め設定したレベルまで物質が充填される。

第２図、第３図および第４図に示す飲用カップ３は、カップ部分９、カップの足 部１０および台部４を有する０台部４は四角の輪郭５および凹部６を有する。四 角の輪郭５を採用することにより、第８図および第９図にさらに明確に示す複合 パッケージは、積み重ねが容易になり、回転が防止される。

カップ部分９は、その内側の表面７に垂直環状部１１および環状内側リブ１３か ら成る閉止部８を有する。

第５図は、容器の環状部１１、環状リブ１３、および首部分２の相関関係を示す ものである。環状部１１と、首部分２のヘリ１２上に補足のねじ山部分を形成す ることにより、飲用カップ３と容器１との間に第一の密封を発生させることが可 能となる。飲用カップ３と容器１との間の回転運動を継続することにより、環状 リブ１３は容器１の首部分によりぴったりと密封されることになる。

第６図ないし第１０図は最終段階の包装の実施例である。第６図および第８図に 示す第二の実施例において、低気体透過性のプラスチック製フィルム１４を、容 器１および飲用カップ３の外側表面に被着する。このフィルム１４は、フィルム ５を熱処理シュリンクさせることにより、もしくはフィルム１４と容器１との間 に当初形成される空隙を真空排気することにより、パッケージの外側表面に被着 することができる。

第７図および第９図に示す実施例において、フィルム１５は、同じく低気体透過 性のプラスチック類であり、容器１を包んでいる。容器１とフィルム１５との間 の空隙１６は、真空排気するか、容器１内に充填されている物質に不活性の酸素 を含まない気体、例えば炭酸ガスを充填する。従って空気はフィルム１５および 容器１を透過できないので、容器１内の物質は保護される。

いずれの実施例においても容器１全体は、外気から遮断される。従って、同じく 気体密封の目的で設計されたステルビン型の高価な密封装置を採用する必要がな い、その結果、製造のコストが相当に節約できる。

従って本発明は、様々な種類のプラスチック材の好ましい特性の組合せを利用す る簡単なパッケージと包装技術を提案するものである。プラスチック材の軽量性 を考慮すれば、軽量化が最大の関心事である航空機用のワインその他の飲料の包 装に特に適している。また、好ましい、もしくは好ましくない気体を除外もしく は包含する可塑性の包装材料の包装にも通している。

上述した基本的発明に対する他の利点もしくは変更！！様については当業者に明 瞭に理解されよう、またそのような変更と応用は本発明の範囲内に包含されるも のである。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 本発明に定義される特許請求の範囲は以下のとおりである。 １．プラスチック製容器と低気体透過性のブラスチック製フィルムとから成り， 該フィルムが容器を包むパッケージ。 ２．容器はポリエチレンおよびポリエチレンテレフタレート群から選択されるプ ラスチック材で形成されている請求の範囲第１項記載のパッケージ。 ３．フィルムはナイロンフィルムである請求の範囲第１項記載のパッケージ。 ４．容器とフィルムとの間に実質上真空状態を有する請求の範囲第１項記載のパ ッケージ。 ５．容器とフィルムとで、その間の非酸素気体が存在する空隙を規定する請求の 範囲第１項記載のパッケージ。 ６．容器が着脱可能な閉止部を有する請求の範囲第１項記載のパッケージ。 ７．付加的にカップを有する請求の範囲第１項記載のパッケージ。 ８．カップは着脱可能な閉止部と結合する請求の範囲第７項記載のパッケージ。 ９．次の手順から構成される請求の範囲第１項記載のパッケージの製造方法。 ａ．容器の開口部から予め設定したレベルまで、容器に物質を充填する。 ｂ．容器の開口部に着脱可能な閉止部を装着し、物質が容器から漏出しないよう にする。 ｃ．低気体透過性のプラスチック製フィルム中に容器を閉じ込め、この容器とフ ィルムとにより、両者間の室隙が規定される。 ｄ．気体の空隙を真室排気する。 １０．上記ｄの手順を次の手順により代用する請求の範囲第９項記載の方法。 ｅ．容器中の物質に対し不活性の気体を空隙に注入する。