JPH0250205A - システム制御装置 - Google Patents

システム制御装置

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JPH0250205A
JPH0250205A JP63200167A JP20016788A JPH0250205A JP H0250205 A JPH0250205 A JP H0250205A JP 63200167 A JP63200167 A JP 63200167A JP 20016788 A JP20016788 A JP 20016788A JP H0250205 A JPH0250205 A JP H0250205A
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JP63200167A
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Hiroyasu Watanabe
浩康 渡辺
Kazunari Kikuchi
菊地 一成
Yoichi Iwabuchi
洋一 岩渕
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数の独立した処理機能を有する処理部やソフ
トウェア・モジュールなどを並列に制御しシステムとし
て協調して動作する、例えばレーザビームプリンタ(L
BP)や複写機等のシステム制御装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、複写機やLBP等のように、画像入力部や画像記
録部といった複数の独立した処理機能を備えた処理部を
有し、それらを互いに同期させて並列動作を行わせるシ
ステムがある。このようなシステム全体のソフトウェア
は、そのシステムの各処理部の動作を定義した仕様書や
状態遷移図、更にはタイミングチャート等をもとに作成
されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、これら仕様書等は、システムに特有の同
期やタイミングなどが各種手続中に混在して書かれてい
るため大変見づらく、システム全体の流れがつかみにく
くなっている。また、このようなシステムの制御を実行
するソフトウェアはこのような仕様書を基に作成される
ため、仕様書とソフトウェアの仕様が異なってしまう場
合がある。また、このような仕様書のうち各処理部の同
期に関する(制御手続)仕様は、プログラムの作成やデ
バッグの途中で変更される場合があるが、各処理部の基
本動作(処理手続)は一般に不変である。しかしながら
、各処理部の制御プログラム(あるいは回路構成)にお
いては、前述した制御手続や処理手続に分離されていな
いため、その制御プログラム等の変更や仕様の作成等が
簡単にできないという問題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、各処理を
実行する処理要素の動作を制御手続といった処理手続に
分離して定義することにより、システムの仕様の変更や
仕様の標準化等を容易にできるとともに、各処理要素の
処理動作を標準化してシステムの拡張や制御プログラム
の作成を効率的に行えるシステム制御装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明のシステム制御装置は
以下の様な構成からなる。即ち、複数の独立した処理要
素を並行して制御することによりシステムのとしての動
作を実現するシステム制御装置であって、前記システム
の仕様情報を図式言語で入力する入力手段と、該入力手
段より入力された図式言語をもとに各処理要素の動作状
態およびその動作の選好順序を決定して記憶する記憶手
段と、前記図式言語をもとに前記動作状態の開始条件と
終了条件を設定して記憶する条件記憶手段と、前記各処
理要素の動作状態を処理手続と制御手続とに分け、前記
条件記憶手段に記憶された各条件と前記動作状態と選好
条件をもとに前記各処理要素を制御する制御手段とを備
える。
[作用] 以上の構成において、入力手段よりシステムの仕様情報
を図式言語で入力し、その入力された図式言語をもとに
各処理要素の動作状態およびその動作の選好順序を決定
して記憶手段に記憶する。
また、条件記憶手段に入力された図式言語をもとに動作
状態の開始条件と終了条件を設定して記憶し、各処理要
素の動作状態をIA理手続と制御手続とに分け、その条
件記憶手段に記憶された各条件と動作状態と遷移条件を
もとに各処理要素を制御するようにしている。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
〔制御動作の説明 (第14図、第15図)]本システ
ムでは、ユーザは第1図の図形仕様編集部11を用い、
端末10より後述する図式仕様を記述する言語SRグラ
フにより、システムの仕様を入力して定義する。そして
定義されたこの制御情報を基に、この実施例のプログラ
マブル・コントローラは制御動作を行い、複数の外部機
器60を協調して動作させる(第14図)。
次に、図式仕様を記述する言語SRグラフ(SRG’)
について具体例(サーモスタットの仕様)を用いて説明
する(第15図(A)(B))。
■機器とシーケンス システム内には、一般に複数の機器(処理部)が存在し
ており、これら複数の機器はシステムの機能を実現する
ために、それぞれ同期して動作する必要がある。これら
各機器が動作する上で特に重要な点は、それぞれの機器
の実行している動作内容(仕事の内容)とそれら動作の
間での時間関係(タイミング)である。これら機器のそ
れぞれは、その機器において独立して実施される複数の
処理機能をもっており、これらの処理は予め定められた
順序に従って実行される。
この例を示したのが第15図(A)で、ここでは各機器
を温度センサ、クーラ、ソフトウェアタイマの場合で示
している。ここで、クーラはオン状態とオフ状態といっ
た2つの状態を取得るが、この状態は必ずオフ→オンー
オフ→オンといった順序で移行される。したがって、他
の機器(温度センナ、ソフトウェアタイマ)がある動作
を実行しているときには、クーラが特定の動作状態にな
ければならないと定められていたとしても、前述したク
ーラに固有の動作順序(オフーオンーオ)−オン・・・
)は常に満足されている必要がある。
以上のことから、SRGでは以下に示す記述法を設定し
ている。すなわち、 ■個々の機器の動作順序。
この動作順序を今後機器のシーケンスと呼ぶ。
第15図(A)では、温度センナ、クーラ、ソフトウェ
アタイマの3つのシーケンスが存在しており、これら各
機器のシーケンスを定義するためには、それぞれの機器
が実施できる機能(第15図(B))と、その順序を定
める必要がある。SRGでは、これらをPAとそれら間
の遷移として表現している。このPAとは、Pr1m1
tive Actionの略で、システム内のある機器
の複数の動作の内、ある時間にその機器で実行される唯
一の動作を示すもので、ここでは円で表し、その中に動
作を特定できる名前(PA名)を書き入れている。第1
5図(A)においては、温度センサによる上限温度待ち
(S t ) 、下限温度待ち(S 2) 、クーラオ
フ(c t ) 、オン(C2)等の6つのPAが存在
している。
■機器間で動作を指示する条件。
これはある機器が次の動作へ遷B(動作状態を移行する
)しても良いかどうかを決定するもので、他の機器の動
作の状況を確認して行う受動的関係と、ある機器かつぎ
の動作へ遷移することにより他の機器の動作を強制的に
次の状態に遷移させる能動的関係がある。SRGでは前
者をフラグで、後者をトリガという概念で表現している
したがって、SRGの基本表現要素は、PA・遷移・フ
ラグ・トリガよりなり、以降これらの使い方と表現法に
ついて解説する。
■遷移 各機器内での動作状態(PA)の実行する順序の制約を
表したもので、図では、その遷移が起こる前のPAから
遷移後のPAに向う実線の矢印で表現されている。
■フラグ 図における表現では、ある機器内の発生元のPAから他
の機器の遷移に向う破線の矢印で表され、発生元のPA
が実行中の時間だけ、指定された機器の遷移の発生(実
行)を認めることを示している。
例えば、第15図(A)のフラグ150,151は、温
度センサが下限温度待ち状態(Sl)で、かつソフトウ
ェアタイマが動作時間カウント中(T2)のときだけ、
クーラオフの状態(C1)からクーラオンの状態(C2
)に遷移できることを表している。
■トリガ ある機器のPAが終了して次のPAに遷移するとき、そ
れと同時にその他の指定された機器内の遷移を強制する
ことを示すもので1図表現では、発生元の遷移から遷移
を実行させたい遷移に向う破線の二重矢印として表現さ
れている。第15図(A)においては、温度センサが下
限温度待ちの状態(Sl)から上限温度待ちの状態(S
l)への遷移が発生するか、ソフトウェアタイマが動作
時間カウント(T2)から停止時間カウント(T1)へ
遷移すると同時に、クーラはオン状態(C2)からオフ
状態(C1)にただちに遷移されることを表している。
■フラグとトリガとを組み合わて同期条件を設定する。
フラグとトリガは組み合わせて使用することでき、複数
のフラグを合成した合成フラグと、複数のトリガを合成
した合成トリガを作成でき、合成フラグは複数のフラグ
の論理和の意味を持ち、合成トリガは複数のトリガの論
理積の意味を持っている。このようにこれらのフラグや
トリガを使用することにより、より複雑な遷移条件を設
定することができる。
[システムの構成説明 (第1図)] 第1図は実施例のシステム構成例を示す概略構成図であ
る。
第1図を参照すると、10はキーボードやCRT等の入
力及び表示機能を持つ端末で、この端末10よりシステ
ムの仕様情報が図形記述言語(SRG)で入力される。
14は端末10から入力された仕様情報を基に作成され
る各機器の仕様情報を格納する仕様ファイルである。1
1は図形仕様編集部で、図形仕様を記述する言語SRG
に基づいて端末10から入力された仕様図形を解析し、
各機器の仕様情報として仕様ファイル14に格納するS
RG解析解析部上2仕様ファイル14の各機器の仕様情
報を基に、仕様図形を端末10に表示させるSRG表示
部13とで構成されている。
15は仕様ファイル14の各機器の仕様情報に基づいて
、初期PAテーブル31や開始条件テープル32更には
強制終了条件テーブル33に格納するデータを作成する
データ変換部で、これらROM領域30の各テーブルは
、システムの動作時は読出し専用メモリとして動作する
が、このデータ変換部15はシステムの動作前にシステ
ムの仕様を定義するときに、これらのテーブルに格納す
るデータを作成するものである。
[ROMテーブルの説明(第3図〜第6図)]ROM領
域30の構成を説明すると、初期PA子テーブル1は電
源没入後に一番最初に開始される制御動作を記憶してお
り、第3図(A)に示すように各シーケンスに対応して
PA名が格納されている。第3図(B)は第15図のシ
ステム例をもとにその具体例を示した図で、電源投入後
に開始される動作として、温度センサの上限温度待ち(
S 1 ) 、クーラオフ(C1)、タイマの停止時間
の計時(T1)がセットされている。
32は開始条件テーブルで、システムの任意側の機器が
特定の制御状態PAにあるとき、既にPAを完了してい
る機器に対して、PAへの遷移を実行させる実行開始条
件を記憶している。これは、第15図のシステムをもと
に第4図(B)に示した具体例を参照すれば明かなよう
に、温度センサが上限温度待ち(Sl)から下限温度待
ち(Sl)に遷X3シたり、逆に82から31に遷移す
る場合や、タイマの遷移には開始条件が設定されていな
い、これに対し、クーラがオフ状態(C1)からオン状
態(C2)に遷移するときは、条件PAデータとして、
センサが下限温度待ち(Sl)でタイマが動作時間の計
時(T2)であるという条件が設定されている。
33は強制終了条件テーブルで、仕様ファイル14より
抽出された終了PA名331と、そのPAが終了される
ことにより開始される開始PA名332と、これにより
強制的に終了されるPAの終了条件333と、強制的に
終了されるPA名334及び強制的に終了されたPAの
次に開始されるPAAs2S3で構成されている。第5
図(B)は第15図(A)のシステムをもとに作成され
たテーブル例を示したもので、温度センサが下限温度待
ち(Sl)から上限温度待ち(Sl)に遷移するか、あ
るいはタイマが動作時間の計時(T2)から停止時間の
計時(T1)に遷移することにより、無条件でクーラが
オン状態(C2)からオフ状態(C1)に遷移されるこ
とを示している。
34はPAと外部機器群60に接続されているI10ボ
ート50との対応情報が格納されており、第6図に示す
ように、各シーケンスの各PAに対応してポートアドレ
スが格納されている。第6図(B)は第5図の例に基づ
く具体例を示した図である。
次に、再び第1図に戻り他の構成要素を説明する。
20は初期PA子テーブル1の情報を基に、全てのシー
ケンスにおける初期PAを、RAM40の実行PA子テ
ーブル5と開始PA43に書込んで、初期PAを開始さ
せる初期PA開始部である。21はRAM領域40の動
作完了PA41と実行PA子テーブル5と、ROM領域
の開始条件テーブル32を参照して、終了したPAを終
了PA42に、次に開始すべkPAを実行PA子テーブ
ル5と開始PA43に書込むPA開始部である。22は
RAM領域40の終了PA42と開始PA43及び実行
PA子テーブル5、更にはROM領域30の強制終了条
件テーブル33を参照して、強制終了されるPAを強制
終了PA44に、その次に開始されるPAを実行PA子
テーブル5と開始PA43に書込むPA強制終了部であ
る。
23は各機器におけるPA動作を制御する処理動作部で
、この処理動作部23には後述する各動作部が含まれて
いる。すなわち、24は実行PA子テーブル5の情報を
基に各機器の主処理を順次実行させ、主処理が完了した
PAを動作完了PA41に格納する主処理動作部である
。25は終了PA42または強制終了PA44の情報を
基に、各機器の動作終了時点で1回だけ後処理を実行さ
せる後処理動作部である。26は開始PA43とI10
マツプテーブル34との情報を基に、各機器の動作開始
時点で1回だけ前処理を実行させる前処理動作部である
。なお、上述した20〜26の各部は、計算機(当然な
がら演算処理部、処理用のメモリ、後述するフローチャ
ートに代表される処理手順等を記憶する制御メモリ、及
び情報の受渡しなどを行うインターフェースなどを有す
る)で支援されており、第1図に示されているように、
ROM領域30やRAM領域40をアクセスできるよう
に構成されている。
50は外部機器群60を制御するため、外部機器群60
と処理動作部23とのインターフェースを制御するI1
0ボートである。60はI10ボート50からの制御情
報によって制御される対象である外部機器で、複数の機
器により構成されている。
[RAM領域の説明 (第7図)] 第7図はRAM領域40の実行PA子テーブル5の構成
を示す図で、このテーブルには機器の動作の開始条件、
強制終了を確認する際に必要な現在実行中の全ての機器
の動作状態が記憶されている。第7図(A)に示された
ように、各シーケンスに対応して実行されるPA名が記
憶されており、第15図の例における初期PAの実行が
開始された直後の実行PA子テーブル5の内容が第7図
(B)に示されている。ここでは、初期PAが開始され
た直後は温度センサはSl、データはC1、タイマはT
1の状態にある。
41は動作完了PAで、終了が確認されたPA名を格納
する。42は前述した実行PA子テーブル5を参照して
、終了したPAを格納する終了PAである。43は実行
PA子テーブル5を参照して、その実行が開始されるP
Aの名前を記憶する開始PAである。44はPA強制終
了部22からの指示により強制的にその実行が終了され
るPA名を格納する強制終了PAである。そして、46
は各種データの一時保存等を行うワーキングメモリメモ
リである。
[処理動作部における処理の説明(第16図)]第11
図(A)〜(C)は第15図のシステムにおける処理動
作部23における処理手続の例を示す図である。
第16図(A)は温度センサ(機器1)の動作状態を示
す図で、上限温度待ち(Sl)、下限温度待ち(S2)
のそれぞれの場合に対し、繰返し実行される処理(主処
理)と、動作の開始時点に1回だけ実行される処理(前
処理)及び動作の終了時点に1回だけ実行される処理(
後処理)が示されている。
同様に、第16図(B)はタープ(機器2)の状態を示
し、第16図(C)はソフトウェアタイマ(機器3)の
動作状態を示している。
[処理動作の説明 (第2図)] 第2図はこの実施例において処理を実行する手順を示す
フローチャートで、この処理が開始される前にはROM
領域30の各テーブルが前もって作成されているものと
する。
まずステップS1で、初期PA開始部20は初期PAテ
ーブル31の情報を基に、全シーケンスにおいて最初に
開始される初期PAを、実行PA子テーブル5と開始P
A43に書き込んで動作を開始させる。この処理は第8
図を参照して後述する。このステップS1ではステップ
S5の前処理ルーチンがコールされて開始PAの前処理
が行われ、る。
次に、ステップS2で実行PA子テーブル5の情報を基
に、各機器の主処理を順に実行し、主処理が完了したP
A名を動作完了P A 4.1に書き込む。この処理の
詳細な説明は第11図のフ仁−チヤードを参照して後述
する。ステップS3では1動作完了PA41と開始条件
テーブル32及び実行PA子テーブル5の情報を基に、
終了したPAを終了PA42に、次に開始すべきPAを
実行PA子テーブル5と開始PA43に書込むことによ
り、PAの開始処理を行う。この処理の説明は第9図の
フローチャートにより後述する。なお、この処理ではス
テップS6の後処理動作とステップS7の前処理動作が
コールされている。
このステップS3のPA開始処理において、次のPAが
開始されない場合(ENDI)は、ステップS2の主処
理動作に戻り前述の処理を繰り返すが、次のPAが開始
された場合(END2)はステップS4に進み、終了P
A42と開始PA43、強制終了条件テーブル33及び
実行PA子テーブル3の情報を基に、強制終了されるべ
きPAを強制終了PA44に、その次に開始すべきPA
を実行PA子テーブル5と開始PA43に書き込む強制
終了処理を実行させる。この処理は第1O図のフローチ
ャートを参照して後述する。このステップS4では後処
理と前処理の動作がコールされている。
[初期PA開始処理の説明 (第8図)]第8図は第2
図のステップS1の初期開始PA処理の詳細処理を示す
フローチャートで、この処理は初期PA開始部20で実
行される。
まずステップSllで、初期PAテーブル31から全て
の初期開始PAデータを読込んでワーキングメモリ46
のスタックに書き込む(PUSHする)。ステップSL
2でワーキングメモリメモノ46が空かどうかを調べ、
空でなければステップS13に進み、スタックから1つ
のPAデータを取り出し、ステップS14とステップS
15で、その取り出したPAを実行PA子テーブル5と
開始PA43に書き込む6次に、ステップS16で第1
3図のフローチャートで示された前処理を行い、書き込
んだPAの実行を開始させる。このようにして、ステッ
プ12〜16の処理を、スタックに格納されたPAがな
(なるまで繰り返し実行する。
E主処理動作の説明 (第11図)] ]第1図は第2図のステップS2の主処理動作を示すフ
ローチャートで、この処理は主処理動作部24で実行さ
れる。この処理は実行PAテーブル45の情報を基に各
機器(PA)の主処理を順に実行し、主処理が終了した
PAを動作完了PA41に書込むとともに、I10マツ
プテーブル34の情報を基に、I10ボート50に書込
まれる外部機器60からの終了信号を検知し、その終了
信号に対応するPAを動作完了PA41に書込むもので
ある。
ステップS61でポインタの初期化が必要かどうかを調
べ、必要でなければステップS63に進みポインタを1
つ進めるが、初期化が必要であればステップS62に進
み、ポインタを実行PAテーブル45の先頭に移動する
。ステップS64では実行PAテーブル45からポイン
タの指すPAを読み込み、ステップS65でそのPAの
処理を実行する。このとき、必要ならばI10マツプテ
ーブル34を参照して、I10ボート50を介して対応
する外部機器を制御することができる。
ステップ566では主処理(■10ボート50よりの終
了信号も含む)が終了したかどうかを判断し、終了して
いなければステップS61に戻るが、処理が終了してい
なければステップS67に進む、ステップS67では読
み込んだPAを動作完了PA41に書込んで処理を終了
する。なお、ステップS66で処理が終了しても、再び
主処理動作部24で主処理が実行されるまで、ポインタ
の値は保持されるものとする。
[PA開始処理の説明 (第9図)] 第9図は第2図のステップS3で示されたPA開始処理
を示すフローチャートで、この処理はPA開始部21で
実行される。この処理は動作完了PA41と開始条件テ
ーブル32及び実行PAテーブル45の情報を基に、終
了したPAを終了PA42に、次に開始すべきPAを実
行PAテーブル45と開始PA43に格納してPAを実
行させるものである。
まずステップS21で動作完了PA41を読み込み、ス
テップS22で読み込んだPAと開始条件テーブル32
の動゛作完了PA41のPA名に等しいPAをすべてワ
ーキングメモリ46のスタック1に格納する。次にステ
ップS23に進みスタック1が空かどうかを調べ、スタ
ック1が空であれば処理を終了する(ENDI)。一方
、空で無ければステップS24に進み、スタックlから
ルコード取り出し、続いてステップS25で取り出した
レコードの条件ポインタの指す条件PAデータ(第4図
参照)をEODデータを読出すまで読出し、その読出し
たPA名をすべてワーキングメモリ46のスタック2に
格納する。
そしてステップS26で、スタック2が空かどうかを調
べ、空であればステップ29に進み、取り出したレコー
ドの動作完了PA項目のPA名を終了PA42に書、き
込む。次にステップS30でステップS29で取り出し
たレコードの開始PA項目のPA名を実行PAテーブル
45に書込み、同じくステップS31で開始PA43に
書き込む、そしてステップS32で第12図のフローチ
ャートで示された後処理動作を実行し、ステップS33
で前処理動作を実行して処理を終了する(END2)。
一方、ステップS26においてスタック2が空でなけれ
ばステップS27に進み、スタック2から条件PA名を
1つ取り出し、取り出したPAが実行PAテーブル45
にあるか確認する。実行PAテーブル45に存在しなけ
ればステップS23に戻り前述した処理を繰り返す。ス
テップS2BでPAが存在すればステップS26に戻り
、前述した処理を繰り返す。ただし、処理の終了を表す
第9図のENDl、END2は、第2図のステップS3
のPA開始処理に対応している。
[PA強制終了処理の説明 (第10図)]第10図は
第2図のフローチャートのステップS4で示された、P
A強制終了部22で実行されるPA強制終了処理を示す
フローチャートで、この処理はある機器の次動作への遷
移を調べ、この強制終了条件を基に、強制終了されるべ
きPAを強制終了PA44に、その次に開始されるべき
PAを実行PA子テーブル5と開始PA43に格納する
ものである。
ステップS41とステップS42で、終了PA42と開
始PA43を読み込み、ステップS43では、読込んだ
PA名と強制終了条件テーブル33の終了PA項目と開
始PA項目(第5図参照)のどちらもが等しいレコード
をすべてスタックlに格納する。次にステップS44で
スタック1を調べ、スタック1が空であれば処理を終了
する。
一方、ステップS44で空で無ければステップS45に
進み、スタック1からルーコード取り出す。続いてステ
ップS46で、取り出したレコードの条件ポインタ項目
の指す条件PAデータをEODまで読出し、全てスタッ
ク2に格納する。
ステップS47ではスタック2が空かどうかを調べ、空
であればステップS50に進み、取り出したレコードの
強制終了PA項目のPA名を、強制終了PA44に書き
込む、そしてステップS51で取り出したレコードの次
開始PA項目のPA名を実行PA子テーブル5に書込み
、ステップS52でそのPA名を開始PA43に書き込
む。そしてステップS53で後処理動作を実行し、ステ
ップS54で前処理動作を実行してステップS44に戻
る。
一方、ステップS47でスタック2が空でなければステ
ップS48に進み、スタック2から条件PA名を1つ取
り出し、ステップS49で取り出したPAが実行PA子
テーブル5にあるか調べる。もし存在しなければステッ
プS44に戻り前述した処理を繰り返すが、PAが存在
すればステップS47に戻り前述した処理を繰り返す。
[後処理動作の説明 (第12図)] 第12図は後処理動作部25で実行される後処理動作を
示すフローチャートで、この処理は終了PA42または
強制終了PA44の情報を基に、各機器の動作の終了時
点で1回だけ実施される後処理動作を示している。また
この処理は、強制終了PA44とI10マツプテーブル
34の情報を基に、そのPAに対するI10ボート50
を通して外部機器60を強制的に終了させることができ
る。
まずステップS71で終了PA42か強制終了PA44
を読み込み、ステップS72でその読み込んだPAの後
処理を実行する。このとき、I10マツプテーブル34
のデータを参照し、そのPAに対応する外部機器60の
後処理をも実行することもできる。
[前処理動作の説明 (第13図)] 第13図は前処理動作部26で実行される前処理動作を
示すフローチャートで、RAM領域40の開始PA43
とI10マツプテーブル34の情報を基に、各機器の動
作開始時点に一度だけ行う前処理を実行するものである
ステップS81ではRAM領域4oの開始PA43を読
み込み、ステップS82ではその読込んだPAに対応す
るPAの前処理を実行する。なお、このときI10ボー
ト50から開始信号を外部機器60に出力して、外部機
器60の前処理を行わせることもできる。
以上説明したようにこの実施例によれば、1つの機器及
びソフトウェアモジュールの処理や動作が標準化され、
その標準化されたシステム仕様をもとにソフトウェアが
効率よく作成される。
また、このような記述法により作成され、標準化された
機器やモジュールは、他のシステムの構成要素の一部と
して再使用できるため、システムの生産性が高まるとと
もにその品質が向上する効果がある。
更にソフトウェアの作成時において、機器間での同期や
基本動作が明確になるため、ソフトウェアのデバッグや
修正が楽になるという効果がある。
[発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、各処理を実行する
処理要素の動作を制御手続といった処理手続に分離して
定義することにより、システムの仕様の変更や仕様の標
準化等を容易にできるとともに、各処理要素の処理動作
を標準化してシステムの拡張や制御プログラムの作成を
効率的に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
、 第2図は本実施例のシステムにおける動作の流れを示す
フローチャート、 第3図(A)(B)は初期PA子テーブル格納情報を示
す図、 第4図(A)(B)は開始条件テーブルの格納情報を示
す図、 第5図(A)(B)は強制終了条件テーブルの格納情報
を示す図、 第6図(A)(B)はI10マツプテーブルの格納情報
を示す図、 第7図(A)CB)は実行PAテーブルの格納情報を示
す図、 第8図は初期PA開始動作を示すフローチャート、 第9図はPA開始処理を示すフローチャート、第10図
はPA強制終了処理を示すフローチャート、 第11図は主処理動作を示すフローチャート、第12図
は後処理動作を示すフローチャート、第13図は前処理
動作を示すフローチャート、第14図は実施例のシステ
ムにおける制御動作を示す概略図、 第15図(A)(B)はSRGによるサーモスタットの
仕様の具体例を示す図、そして第16図(A)〜(C)
は第15図のシステムにおける各機器の処理手続の具体
例を示す図である。 図中、10・・・端末、11・・・図形仕様編集部、1
2・・・SRG解析部、13・・・SRG表示部、14
・・・仕様ファイル、15・・・データ変換部、20・
・・初期PA開始部、21・・・PA開始部、22・・
・PA強制終了部、23・・・処理動作部、24・・・
主処理動作部、25・・・後処理動作部、26・・・前
処理動作部、30・・・ROM領域、31・・・初期P
A子テーブル32・・・開始条件テーブル、33・・・
強制終了条件テーブル、34・・・I10マツプテーブ
ル、40・・・RAM領域、41・・・動作完了PA、
42・・・終了PA、43・・・開始PA、44・・・
強制終了PA、45・・・実行PAテーブル、46・・
・ワーキングメモリメモリ、50・・・■/○ボート、
60・・・外部機器、150.151・・・フラグ、1
52.153・・・トリガである。 第15図 (A) 第15図 第16図 (A) 第16図 (B) 第16図 (C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の独立した処理要素を並行して制御することにより
    システムのとしての動作を実現するシステム制御装置で
    あつて、 前記システムの仕様情報を図式言語で入力する入力手段
    と、 該入力手段より入力された図式言語をもとに各処理要素
    の動作状態およびその動作の遷移順序を決定して記憶す
    る記憶手段と、 前記図式言語をもとに前記動作状態の開始条件と終了条
    件を設定して記憶する条件記憶手段と、前記各処理要素
    の動作状態を処理手続と制御手続とに分け、前記条件記
    憶手段に記憶された各条件と前記動作状態と遷移条件を
    もとに前記各処理要素を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするシステム制御装置。
JP63200167A 1988-08-12 1988-08-12 システム制御装置 Pending JPH0250205A (ja)

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JP63200167A JPH0250205A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 システム制御装置
US08/193,645 US5584019A (en) 1988-08-12 1994-02-07 Apparatus and method for predicting the operation of a system in which a plurality of individual processing elements are operated in parallel

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04149706A (ja) * 1990-10-15 1992-05-22 Omron Corp プログラマブルコントローラ
US5721926A (en) * 1993-01-12 1998-02-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Correspondence-oriented state-transition-model-based programming systems

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JPH04149706A (ja) * 1990-10-15 1992-05-22 Omron Corp プログラマブルコントローラ
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