JPH02501220A - 芳香族多環式ジオンを含有する抗ウイルス性薬剤及びレトロウイルス感染治療方法 - Google Patents

芳香族多環式ジオンを含有する抗ウイルス性薬剤及びレトロウイルス感染治療方法

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JPH02501220A JP63507109A JP50710988A JPH02501220A JP H02501220 A JPH02501220 A JP H02501220A JP 63507109 A JP63507109 A JP 63507109A JP 50710988 A JP50710988 A JP 50710988A JP H02501220 A JPH02501220 A JP H02501220A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 芳香族多環式ジオンを含有する抗ウイルス性薬剤及びレトロウィルス感染治療方 法 技術分野 本発明は抗ウイルス性芳香族ジオン化合物を含む薬剤及びそれを使用した方法に 関する。
背景技術 多年にわたり抗ウイルス性療法の分野では宿主細胞には何ら損傷を与えずにその 宿主細胞内に侵入したウィルスがそのなかで増殖することを阻害してしまう作用 を持つ薬がめられてきた。ウィルスの子孫に遺伝させるため細胞の生化学的機作 を占有し、細胞を身体的に侵害するウィルスの能力はそのようなウィルスの選択 的な抑制の根櫨を形成できるような独特な生化学的な態様を示すのは僅かである 。その僅かの化合物のみ選択性の抗ウイルス性活性を持つことが知られていて、 特にアジドチミジン(AZT)、ジデオ牛シシチジン、アシクロビア、リバビリ ン及びビハラジンのような抗ウイルス性治療薬剤の床几な種類があり、ウィルス が細胞機能を阻害できるよりも薬剤がさらに有効にウィルスの機能を阻害できる という事実は薬剤の選択的な毒性に負っている。一般的にこれらの薬剤はウィル ス性のポリメラーゼ、ホスホリラーゼ、及びヌクレオチドキナーゼを目標にして y)る。これらの薬剤の使用はウィルス性活性の範囲が狭いために、長時間にわ たって宿主有機体に対し系統的に投与されるときには副作用の毒性のために限定 されている。
インクフェロンは抗ウイルス性ポリペプチドであり、最近ヒトに対して治療に実 験的に使用されているが、しかしながら現状では治療的価値は限定されているよ うに思われる。ヒトのインクフェロンの精製と純化にはうんざりするほどの過程 が必要。
とされ、利用できる量は限定され、細胞毒性が起こることも知られている。
最近、レトロウィルスに活性である薬剤を発見することは特に、ヒトの免疫欠損 ウィルス(HI V)が後天性免疫欠損症候群を引きおこすので非常に重要にな ってきている。
それ故に、技術は定常的に新しい抗ウイルス性薬剤を探求しつづけられ、レトロ ウィルスに対して有効な特殊な薬剤が追及されている。それらの薬剤は低い細胞 毒性を有して高度のウィルス殺傷力を発揮し、多くの通常の抗−ウィルス性製剤 に対して抵抗性があることが証明されている。
発 明 の 目 的 本発明の目的は抗ウイルス性活性及び低細胞毒性を有する治療薬剤を提供するこ とである。
本発明の他の目的はレトロウィルスにより生じる病気及びレトロウィルス感染に 苦しむ哺乳類動物を治療するために抗ウイルス性薬剤を使用する方法を提供する ことである。
本発明のさ、らに他の目的はレトロウィルス感染に苦しむ哺乳発明の要約 成る芳香族多環式ジオン化合物、ヒペリシン及びブソイドヒペリシンにより例証 され、家族性ヒペリシウム(Family 股■虹icum St、Johns vort)の植物に存在し、植物のオトギリソウ科の薬草Hypericum  triquetrifoliumから遊離されてきた芳香族多環式ジオン化合物 は、例えばブレンド白血病ウィルス(Friend Leukemia Vir us (FV)) 、放射線白血病ウィルス(Radiation Leuke mia Virus (RadLV)及びヒト免疫欠損ウィルス(human  illlmunodeficiency Virus (HIV、またはIIT LV Illとして公知である))を含むレトロウィルスに対して有効であるこ とは思いがけない発見でありた。
本発明はヒペリシン、ブンイドヒペリシンまたはその混合物によるそのようなウ ィルスを抑制するのに有効な量を含むレトロウィルスにより生じた病気で苦しむ 哺乳類動物を治療する薬剤を提供するものである。その製剤はまた生理学的に受 け入れられる担体及び塩類を含有できる。別の観点として本発明はヒペリシン、 プソイドヒペリシンまたはその混合物によるレトロウィルス治療のための有効量 をレトロウィルス感染で苦しむ哺乳類動物に投与することからなり、レトロウィ ルスにより生じる病気で苦しむ哺乳類動物の治療方法を提供するものである。
本発明は当業者にとって詳細な説明、請求の範囲及び図面に照らして明白になる であろう。
図面の簡単な説明 第1図はヒベリシンの化学構造を示す図である。
第2図はプソイドヒペリシンの化学構造を示す図である。
第3図はプソイドヒペリジンで治療した後放射性白血病ウィルス感染マウス細胞 の逆転写酵素活性の抑制を説明する棒グラフである。
発明の詳細な説明 ヒペリシン及びプソイドヒペリシンを含む成る芳香族多環式ジオンは抗ウイルス 性薬剤であり、レトロウィルスに対して活性が高い。抗−レトロウィルス薬剤は 多年性植物のむ上ericum−triquetrifoliumから遊離され てきた。
ここで使用されるレトロウィルスなる術語はRNAゲノム及びRNA−従属DN Aポリメラーゼ(逆転写酵素)酵素活性を含むウィルスに参照させられる。すべ てのレトロウィルスは単一ウィルス家族のなかに含まれ、形態学的、生化学的及 び物理的性質を持っている。これらのパラメータを表Aに以下集約する。
表A 公知のレトロウィルスの一般的な物理的性質5゛構造(m’G’ppp’Nmp Np) ;ポリアデニレート化3°末端; 3°及び5°末端での繰返し連続; tRNAはゲノム複合体に塩基対になって いる タンパク質 約aoiit%l gag、内部構造タンパク質;po12.逆転 写酵素; env、皮膜タンパク質脂 質 約35重!%で、細胞膜から誘導さ れる炭水化物 約4重量%で、皮膜タンパク質と会合する物理化学的性質 密度 はスクロースのなかで1.16−1.1897m(1゜密度はセシウムクロライ ドのなかで1.16−1.219/l(!、脂脂質溶媒性洗浄剤敏感及び熱によ る不活性化(56℃+ 30 m in ) :紫外線及びX線照射に対して高 耐久性 形 態 球状皮膜ピリオン(8G−120−nm直径)、可変表面投影(8−n m直径)、20面体カプシドはコア殻(核様体)と複合体をつくるリボヌクレす べてのレトロウィルスは同様な包括的な化学的組成を持っている。一般に、レト ロウィルスは約60−70%のタンパク質、30−40%の脂質、2〜4%の炭 水化物及び約1%のRNAから成っている。レトロウィルス粒子の被膜は細胞− 表面膜から誘導され、ウィルス粒子における脂質の大部分はピリオンの単位薄膜 皮膜のなかに位置している。レトロウィルスの非制限的例にはフレンド白血病ウ ィルス(FV)、放射線白血病ウィルス(Ra d LV)及びヒトの免疫欠損 ウィルス(HI V)がある。
本発明の芳香族多環式ジオン化合物がフレンド白血病ウィルスや放射線白血病ウ ィルスの複製をマウスについて生体内、試験管内の両方で抑制することは以外な 発見であった。さらに驚くべきことは抑制が以下の実施例に示すように哺乳類動 物の受容に対して重要な毒性なしに起こるということである。そこでは酵素レベ ルのようなラクテート デバイドロゲナーゼ(LDH)及び血清グルタミル ア ミノトランスフェラーゼ(S G。
T)及びこれらのビリルビン(胆汁)のような肝臓機能検査はフレンド白血病ウ ィルス感染により増殖し、(及びこのウィルスの病原性作用と会合しているが) 本発明の抗ウイルス性化合物の投与の後には正規値に近づき戻っている。
メルク インデクス(10版710頁)にはヒペリシンが抗抑制剤であり、小量 でもヒトの有機体に毒性及び精神安定効果を持つらしいことが記載されている。
さらに、ヒベリシンは摂取により光感受性を生じると言われている; 0x4o rd、RaistickBiochem J、 34.790 (1940)。
ヒベリシン及びブソイドヒベリシンはレトロウィルス感染後のマウスに対する投 与のときにいずれも抗ウイルス性活性を示す。以下の実施例■に示すようにヒペ リシンはマウスにおけるRadLVg染を抑制するのに効果があったし、プソイ ドヒペリシンはマウスにおけるFV感染に対する抑制活性を示した。
さらに、ヒベリシンとブソイドヒペリシンの50 : 50の混合物は以下実施 例(2)に示されるように培養においてRadLV−感染マウス細胞の逆転写酵 素の酵素活性の完全抑制を導いた。同一レベルの抑制はヒペリシンまたはブソイ ドヒベリシン単独のいずれでも投与により達成できる。
芳香族多環式ジオンはヒトに対して精神安定剤として以前投与されてきたので血 液−脳障害に交差する可能性があると思われる。このことはHIVの場合におい て、脳及び中央神経系統の感染が個人感染で観察されてきたために重要である。
またHIVが脳及び中央神経系統の細胞を感染できることはよく知られている。
事実、最近、gp120はウィルス的に記号化したポリペプチドであり、直接二 ニーロン有機体の細胞に対して細胞毒性があることが知られている。それ故にこ れらのウィルス薬剤により生じる病気で苦しむ哺乳類動物の治療は本発明の最も 重要な応用である。
ヒベリシン及びプソイドヒペリジンは芳香族多環式ジオンであり、レトロウィル スにより生じた感染により苦しむ哺乳類動物の治療に用いることができる。これ らの抗ウイルス性ジオン化合物は以下実施例Iで詳しく示されるようにオトギリ ソウ科の薬草でヒペリシンを含有する7の植物から抽出によって得られる。また はBrockmann、M、et aQ* U、S、特許No、2.707.7 04 1955年5月3日発行及びBrocktaann、 H。
et a(l Tetrahedron Letters 23 : 1991 −1994.1974.の方法を使用することにより化学的に合成することがで きる。これらの文献を引例としてここに挿入する。世界全土でのSt、 Joh nsvort植物の有効性と床几な分布のために、比較的に便利で高価でない方 法が以下実施例■で本発明の化合物の抽出及び純化が詳しく説明される。抽出方 法は小量(例えばグラム)が望まれるときに好ましく、大量生産の製造に対して (キログラム及びそれ以上)は化学合成が望ましい。
Hypericua+は家族型Guttifereaeから1つの属である。そ れは*を家族型肚と旺■■肚及びCQusiaceaeに関係しているとされて きた。その属は地理的にはるかに広汎に分布し、エーテル含有油として知られ、 赤い蛍光色素の小腸の産出が知られている。
植物のlypBricum属は非常に広汎な面積において中央及び東ヨーロッパ 、アジャ、北及び南アフリカに成長することが報告されている。さらにアメリカ 大陸、オーストラリヤ、ニニージーランドの成る部分にもその産出が報告されて いる。植物は「北アメリカ野生花に対するAudubon 5ociety F ield GuidのEasterRegionJ pg、55g、chant icleer Press、1nc、NY、のなかに索引されている。この文献 を引例としてここに挿入する。
芳香族多環式ジオンは後天性免疫欠損症候群(AIDS)で苦しむ哺乳類動物の 治療に用いることができる。その効力及び細胞毒性が無いために芳香族多環式ジ オンはこれらの病気に対して特異的な抗ウイルス性治療薬剤として使用されるで あろう。
これらレトロウィルス感染を治療するために併発的な細胞毒性のない、利用でき る、広汎な範囲を有する薬剤は存在していない。
本発明はさらに抗ウィルス活性を有するヒベリシン及びプソイドヒペリシンの塩 類または他の誘導体を包含している。塩基がアルカリまたはアミンである塩類は 本発明の範囲のなかに特に含まれている。
本発明によればレトロウィルスにより生じる感染で苦しむ哺乳類動物を治療する ときに、感染に感応する特殊なレトロウィルスの治療のために最も有効な化合物 (またはその混合物)の投与は以下実施例■で記載されているようにヒトの免疫 欠損ウィルスまたは実施例■ではFV及びR′adLvについて実験動物におい て記載したように日常的実験法によって確認することができた。
レトロウィルスにより引きおこされるvirea+ia (血の流れのなかのウ ィルス)または5epsis (体の液体のウィルス汚染)のような先天性免疫 欠損症候群(AIDS)の治療に使用される時には本発明の芳香族多環式ジオン 化合物は口軽的、局所的、または好ましくは非口経的に、最も好ましくは静脈注 射により投与され、その服用量は、好ましくは治療当たり体重Kg当たり約40 0と約4000マイクログラムの間であり、治療当たり体重Xg当たり約200 マイクログラムと約12000マイクログラムの間で投与される。患者の病気を 制御するのに必要とされる治療または服用量の回数及びその接続期間は患者の条 件及び病気の段階及び苛酷さに依存し、個人個人で変化するであろう。代表的な 治療は本発明の化合物の1つまたはそれ以上を体重11g当たり約1000と約 3000マイクログラムの静脈注射の投与からなる。各治療に必要な全服用量は 分割して投与することもまた一回の投与で行うこともできる。抗ウイルス治療は 1週に1回また2回、またはそれ以上、患者の病気の段階及び患者の条件によっ て決められ投与される。
本発明の芳香族多環式ジオン化合物は便宜的には固体及び液体の薬剤(タブレッ ト、カプセル、キャブレット及び注射可能な及び口軽的に投与できる液体)に混 合され、膜ウィルス感染で苦しむ哺乳類動物を治療するのに使用される。本発明 の薬剤はすくなくとも活性成分の1つとして上述した芳香族多環式ジオンまたは その混合物の有効な抗ウイルス量を含んでいる。全服用量が1つまたは複数のカ プセル、タブレッ)、注射1またはその組み合わせの投与により達成できるため に各カプセル。
タブレットまたは注射液によって供給される有効服用量は相対的には重要でない 。そのような薬剤は薬学的に受け入れられる担体、稀釈剤、充填剤、塩類及び使 用される服用量の形に依存して公知技術の他の材料を包含する不活性な要素から 成るものである。カプセルが用い′られるときにはゼラチンまたは繊維素誘導体 のような薬学的に受け入れられる材料から構成できる。
タブレットは公知技術により固体の担体を使用する通常の方法で製剤することが できる。固体の担体としては例えば澱粉、糖。
ベントナイトまたは他の通常使用される担体が使用できる。例えば好ましい非口 軽服用量の形式は体重11g当たり0.2ミリグラム(200マイクログラム) と体重11g当たり約12ミリグラム(12000マイクログラム)との間の範 囲の芳香族多環式ジオンまたはその混合物を1つまたはそれ以上を含む無菌の等 滲透圧的な生理食塩溶液から成っている。プロピレングリコール、ベンジルアル コール、エタノールまたは他の生理学的に受け入れられる有機溶剤が稀釈剤、担 体または溶媒として本発明の抗ウイルス性化合物を含む固体及び液体の薬剤の調 製に使用できる。ヒペリシン及びプソイドヒペリジンは別々にまたは単一の服用 量の形式で混合<mみ合わせ)して投与でき、または同時に共投与できる。使用 される特別な製剤の選択は特別な患者に最高に効く抗ウイルス性化合物または混 合物を確認することにより決定されるであろう。
本発明の芳香族多環式ジオンは免疫系細胞、T−細胞′またはインクロイキン− 2,細胞毒性薬剤のような因子、インクフェロンのようなリンパ循環または同類 物であり、レトロウィルスに対して有効性を持つことが知られているものと共投 与して完璧に適合できる。
本発明は特別な製造実施例を以下説明するがこれによって本発明の範囲が限定さ れるものではない。
実施例I ST、 JOHNSYORTからのヒペリシン及びブソイドヒペリシンの抽出 ヒヘリシ:/ + (CsoHsho @*分子量504.43) は、ニー、 ニーにHyと略称し、ブソイドヒベリシン(C,。H,,0,、分子j1520 .43)はPsとここに略称する。ヒペリシン及びブソイドヒペリシンは次のよ うにして得られた。
全ST、 JOIINSWORTの植物の薬草の開花時、東半球では7月から1 0月にわたる間に刈り取られ、55℃で乾燥され、切断され、粉砕された。そこ でにg当たり約5−10ffのアセトンにより抽出された。材料11[gがソッ クスレー抽出器(キーマックス、二ニーシャーシー州ニューブルンスピック、フ ィッシャ サイエンティフィクから入手可能)内に置かれ、約5から10時間、 溶剤が無色になるまで抽出された。芳香族多環式ジオンを含有する溶液は赤色の 蛍光を有し、引例としてここに挿入される2つの文献5cheibe 鉦旦旦J 、Ber、 75: 2019194L Brockaann、M。
Naturviss 38 : 4’L 195Lに記載されているような吸収 スペクトル及び蛍光スペクトルを持っている。
芳香族多環式ジオンを含有する溶剤は減圧下で蒸発し、完全に残渣を乾燥し、残 渣を959得た。この残渣はさらにシリカゲル60 (0,06−0,20xx 、イリノイ州マツクガウパーク アメリカンサイエンティフィク プロダックト  マリンロード)を充填したクロマトグラフカラムで分別した。乾式クロマトグ ラフィ法は上述のように得られた残渣25grをアセトンの約500a+ffに 溶解し、等量のシリカゲル60に加えられ使用された。回転蒸発器rotava por (ブブチアメリカンサイエンティフィク プロダクツ)により混合物が 均一になるまで渦巻させながら蒸発させ、乾燥した。シリカゲル60のIKgを 含むカラムの頂上にその混合物を置き、クロロホルムにより溶剤がカラムの底に 達すまで溶離させた。つづいてクロロホルム−アセトン−メタノール、75 :  15 : 10 (Vo12/Vo(2/Voff) (D比からなる混合溶 剤をもってそのカラムを洗浄した。赤色が最初の強度の175になった時にクロ ロホルムの濃度を下げ、カラムをクロロホルム−アセトン−メタノール55:1 5:10(Vo12/Vo12/Vo12)をもッテ溶離し、250meの画分 が集められた。各画分は薄層クロマトプレー) (VTR,サンフランシスコカ ルフォルニア州)の上で検出され、254n鵬での紫外線の下で2つの主な赤色 の蛍光斑点のRfが決定された。現像混合溶媒はクロロホルム−アセトン−メタ ノール、55:15:10であった。クロマトグラフは約2日で完結した。
さらに2つの主成分の精製及び分離は0.04−0.06メツシユのシリカゲル 60を使用してガスクロマトグラフィに記載された圧力でフラッジクロマトグラ フの2つのラウンドにより得られた。(ガスクロマトグラフィ、原理、技術及び 応用A、B、Littlevood、ed、Academic Press、  New York、 1970.)このものを引例として挿入する。
2つの主成分のヒベリシン(Hy)はRfが0.45.0゜199の収量であり 、プソイドヒペリシン(P s)はRfが0゜35.0.739の収量であった 。この2成分のNMRスペクトルの分析はこれまでに報告されたものと同一であ った。(Brockmann、H,et a12+ Tetrahedron  Letters 1:37.1975.文献は引例として挿入される)。その化 合物は使用するまで暗所の無水エタノールのなかで4℃にて貯蔵された。
実施例■:哺乳類における抗ウイルス性活性レトロウィルスのフレンド白血病ウ ィルス(F V)及び放射線白血病ウィルス(RadLV)による哺乳類動物の 感染に及ぼす本発明の化合物の効果は次のようにして試験された。
(1)フレンド白 ウィルス感染 フレンド白血病ウィルス(F V)の積極的なレトロウィルスはB A L B  / c及びNIH5WISSマウスのようなマウスの感受性株に敏感な赤白血 痰を誘発する。(Fr1end、 C,J、 石。
Med、 105: 307−324.1957; Fr1end、C,et  aQ Nat、Cancer In5t。
Monogr、22 : 505−522,1966 ; Fr1end、C, et aff Proc、Natff、Acad。
Sci、U、S、A、 8B: 37g−383,1971,ここにおいてすべ て文献は引例して挿入される。)悪性な形質転換(tronsformatio n)は腺腫病巣形成ウィルス(Spleen focus forming v irus (SFFY))及びエコトロピック ネズミ フレンド白血病ヘルパ ーウィルス(ecotropic murine Fr1end Leukem ia helper virus (F−MuLv))の結合活性の結果である 。敏感な赤白血痰は肝臓肺腺(肺臓及び肝臓の大きさが著しく増大すること)及 び激しい貧血症に特徴がある。
フレンド白血病ウィルスはウィルス静脈注射の10日後、FVで前もって感染し たマウスの拡大した腺腫を均質化して製造した。肺腺は遊離腺腫のM量の10倍 に等しい容積の燐酸塩緩衝液生理食塩溶液のなかで均質化した。
Hy及びPsのB A L B / c マウス(Jackson Labs、  BarHa b o r + M E )の肺臓の大きさく肺腺)の増大に及 ぼす効果が試験された。この実験においてウィルス(10@focus fom ingunit−FFU (病巣形成単位乃は静脈注射で接種された。この発明 の抗ウイルス性化合物の表示された服用量は内層膜的に24時間おくれてB A  L B / cマウスに投与された。動物はそこで10日後に犠牲になり、肺 臓の重さが量られた。その結果は第1表に要約されている。
第 1 表 フレンド赤白血病ウィルスで接種し、BALB/cマウスにおける腺腫に及ぼす Ps化合物(1%エタノールをもって燐酸塩緩衝液生理食塩水に稀釈した)の効 果対照マウス FV接種マウス (PBS) (10@FFU) 0、2094肺臓重量(gms) 1.0272胛臓重N (g+as)0、1 834胛臓重量(gms) 0.9596胛臓重jl (gas)0、1790  pl?−臓重N(gas) 1.2432胛臓重lit(gas)X=0.1 846±0.0178 X=1.01i65±0.1226対照を差引いた正味 の変化 =0.9019 フレンドウィルス フレンドウィルス (4o6rpu) (10”FFU)++ps 80mcg/mouse 2回 注射PS 80mcg/mouse0、2831肺臓重量(gms) 0.24 57胛臓重量(gas)0、2761肺臓重量(gas) 0.3400肺臓重 It (gIIls)0、2215肺臓重ji(us) 0.2938肺臓重量 (gas)X=0.2404±0.0482 X=0.2687±0.0621 対照を差引いた正味の変化 対照を差引いた正味の変化=0.0558 =0. 0841 %Inhib=93.82 %Inhib=90.70対照マウス フレンドマ ウス (PBS) <2XIQ’FFU) 0.2094胛臓重量(gas) 0.8911牌臓重量(gas)0、183 4牌臓重量(gms) 0.9211牌臓重1 (gas)0、1790肺臓重 量(Us) 0.8004肺臓重量(gas)X=0.1g46f0.0178  X=0.8697±0.0513対照を差引いた正味の変化 =0.6851 フレンドウィルス フレンドウィルス (2X105FFU) (2X1G’FFLI)+PS 80mcg/mous e 2回注射PS 80mcg/i+ouse0、3457肺臓重量(g+ns ) 0.4924牌臓重量(us)0、2784牌臓重量(gaps) 0.2 469牌臓重It(grAs)0、2208胛臓M量(gss) 0.2722  Jt!?!臓重flcgms)対照を差引いた正味の変化 対照を差引いた正 味の変化=0.0714 =0.1292 %Inhib=89.58 %Inhib=81.15第1表のデータはひきつ づきPsのマウス当たり80マイクログラムの1回注射を行った平均抑制値の9 3,8%をもって肺臓の抑制を示している。肺臓拡大における89.6%の平均 抑制値はマウス当たり80マイクログラムのPsがマウスに対して1回の注射で 投与されたときに観察された。その注射は前もってウィルス薬剤(ウィルスの2  X 10 ’FFUに相当する)の0.5mQを接種した。日2回の連続した Psの注射がマウス当たり80マイクログラムの化合物を各々含むように投与さ れた時には肺臓の平均抑制値はl O@FFUを含むウィルス薬剤では90.7 %であり、2 X 10 ’FFUを含むウィルス薬剤では81゜7%であった 。(第1表) 上の結果はPsの内腹膜的投与が注射の24時間後、フレンド白血病ウィルスの 悪性な形質変換能力(腺腫の減少を測定する)の著しい減少を示した。
(2)フレンド白血病ウィルスによる共投与FV複合体と共にPsの同時的な静 脈注射による共投与を含む別の実験計画が試験された。この場合、ウィルス薬剤 は種々の濃度でPsと混合され、混合物は最終容積0.5meでマウスの尾の静 脈に注射された。マウスは10日後に犠牲になった。
肺臓の重量を測定し、肺臓の抑制の水準を決定した。その結果を第2表に要約し た。
第2表 ウィルス誘起の腺腫に及ぼすFVと共にブソイドヒペシリン(エタノール1%を 含むPBSに稀釈)の静脈共投与の効果0.1304 0.1862 1.14 99 0.3425 0.1655 0.1g300.1490 0.1567  1.0657 0.3766 0.1426 0.16740.1362 0 .13g6 0.9597 0.4005 0.1433 0.1422±0. 0101 ±0.0240 ±0.0866 ±0.0353 ±0.0253  ±0.0217PBS+1%EtOH中のPsを受入れるグループと比較され る抑制 % =75.44% 100% 100%第2表に示されるように腺腫 の100%抑制はPsがマウス当たり20マイクログラム及びマウス当たり50 マイクログラム(平均マウス重量は約150グラム)の濃度のウィルス複合体を 投与したときに見出され、平均抑制値の75.44%はマウス当たり5マイクロ グラムの時にウィルスに共投与された。
これらの結果は本発明の化合物の有効性を示すものであり、マウス当たり5マイ クログラムと同じ位のすくなくてもこの積極的なRAN腫瘍ウィルスによりウィ ルス形質転換を抑制することに有効であった。
(3) FV感染動物の肝臓機能に及ぼすPsの効肝臓機能に及ぼすPsの存在 及び不存在におけるPsの抗ウィルス性活性、 FV感染の効果の実例として肝 臓−関連するタンパク質のために感染マウスの血清を分析することにより検査し た。
B A L B / C7ウスは2 X 105FFU(7)濃度でFvと共に 接種された。各グループの動物は4匹のマウスであり、分析はプールされた部分 標本について行われた。
第3表 肝臓機能に及ぼすPsによるまたはPsによらない(1%EtOHを伴うPBS のなかで)フレンドウィルスの効果コレスト 全タンパク質 アルブミン Bu  AP LjlH5GOTSGPT GGTNJdl gas/d12 us/ de agノ’dll IU/1iter IU/1iter III/1it er Itl/1ite秩@miu/d PBS 122 5.7 3.2 0.2 226 1075 132 105  3IVFV 11g 5.5 3.4 0.4 200 6710 450  110 4IVFnPPS 109 5.7 3.4 0.1 226 330 3 213 99 +1DIPFV 111 5.4 3.30.2 223  3330 245 100 3IPFYIVPS 137 5.5 3.2 0 .3 200 2305 244 135 4PBS −燐酸塩緩衝液生理食塩 水 IVFV −フレンドウィルスの静脈注射投与IVFVIPPS−フレンドウィ ルスの静脈注射投与、Ps化合物の内腹膜注射投与IPFV −フレンドウィル スの内層膜投与IPFVIVP−フレンドウィルスの内層膜投与、Ps化合物の 静脈注射投与第3表においてBu=全ビリルビン、AP=アルカリポスファター ゼ、LDH=乳酸脱水素酵素、5GOT=血清グルタミルアミノトランスフエラ ーゼ、5GPT=血清グルタミルペンチジルトランスフエラーゼ、GGT=ガン マーグルタミルートランスベプチターゼ。
第3表に示されるようにF’/にょる静脈注射の接種はり、DH。
5GOT及び5GPT酵素活性を増加に導き、感染マウスにおける全血清ビリル ビンの増加を導いている。そのような増加は公知のように肝臓機能損失の指示で ある。静脈注射及び内層膜注射の両方のPsの投与はこれらのウィルス的に誘起 する増加を減少に導いている。
マウスの感受性株におけるねずみの放射線白血病ウィルスの胸腺接種は明白な白 血病の発生及び胸腺細胞の悪性形質転換を生じる。(Meruelo、D、 e t aQ J、Exp、Med、 147 : 470−487この文献は引例 として挿入される)この形質転換はウィルスの白血病誘発効果に対して抵抗性ま たは罹患性を決定するところの主要な組織適合性複合体(MMC)に関連するこ とが示されている。
若干のマウス株におけるウィルス感染が続く初期の結果にはグループI H−2 抗原の細胞表面表現の劇的な増加がある。
この増加は白血病の次の発生及び悪性な形質転換後のこれらの抗原の表現におけ る減少による結果として生じる。H−2抗原表現における変化はウィルス感染を 検査し、このウィルスの感染レベルに及ぼすH7及びPsの効果を決定するのに 使用されてきた。
ねずみの放射線白血病ウィルス(RadLV)はMeruelo etaN ( 前掲)において記載されるようにBIO,T (6R)マウスに腹膜内的に接種 された。6つのマウスのグループは等浸透圧の生理食塩水溶液中の腹膜内的に投 与されたHV化合物のマウス当たり30マイクログラムをもって24時間後に治 療した。マウスは10日後に犠牲になった。クラスI H−2抗原の表現は蛍光 活性化セルソータ(cellsorter) (Ortho Cytofluo tograph Model 50H,0’tho Diagnostic S ystems、Iestvood、MA)(FAC8)を用いて、X−56抗− H−2D’マウスの単一な特異性の抗体(Meruelo、 et aQにおい て記載されたもの、同様な抗体はATCCNo、 HB75として入手できる。
American Type Cu1tue Co11ectio6.Rock ville、MD)を使用して分析により決定された。その結果は第4表に示し た。
第4表におけるデータからみることができるようにHyは6つの試験されたマウ スの4つにおけるH−2表現での増加において著しい抑制を与え(第4表)、化 合物Hyの内層膜の投与につづいてウィルスの感染能力の著しい減少を示してい る。このことは最初のウィルス接種の後24時間はどおそく生起した。
RadLVにより誘発されたH−2表現に及ぼす効果は化合物Psについて見い 出せなかった。
実施例nI : RNA−従属 DNAポリメラーゼ(逆転写酵、)に及ぼすP s及びHyの効果 レトロウィルス(RNA腫腸ウィルス)はピリオンのなかに逆転写酵素を運ぶ。
逆転写酵素はウィルスと共に細胞の感染により鋳型としてのウィルスのRNAゲ ノムを用いてピリオンRNAの相補的DNA (cDNA)複写を細胞合成器及 び転写器に補充している。レトロウィルスで感染した細胞の成長媒体中での逆転 写酵素(RT)活性のレベルの決定は公知の方法であり、細胞により感染ウィル ス粒子の放出を評価し、本発明の成分の抗ウィルス活性を測定するのに用いられ てきた。HY及びPsの化合物のta(l当たりlOマイクログラムの濃度でR adLV RT活性に及ぼすHy及びPs両方の混合物の効果を試験され、上清 は採取され、5tephenson等による方法によりRT活性を検査した。( Stephenson et a12.Virology 48 : 749− 75L1972、及びWeissback et a12.J、Viro12. 10 : 321−327 、1972.これらは引用例として挿入する) 検査は次のように行われた。
a)欠工亙ス久11 RadLV−感染リンハ芽球細胞ライフB 10.T (6R)は4℃で、35 00 rpm、 15分間遠心分離され、小球にされた。
上清(10mQ)の上部の2/3が検査のため除去された。上清は12dの超遠 心分離用管のなかで4℃で1時間400000rpmの回転数で遠心分離された 。このために固定角度式超遠心分離回転器(Ti70 Rotor、Bec)v anInstruments、FullettoM、CA)が使用された。上清 は注意深く傾斜し、その管は乾燥された。
小球は0.02MのTris/HCC,pH7,8,0,1MのNaCQro、 001Mのジチオトレイトール及び0.2%のTriton X−100を含む 緩衝液の200マイクロリツトルのなかに再懸濁された。ウィルス含有小球及び 緩衝液の混合物は渦巻され、使用される前に30分間氷の上で培養された。
逆転写酵素検査は容積100マイクロリツタのなかに次の成分を含有させて行わ れた: 第 5 表 試薬スト、り 検査当りの 検査当りの(100off)ストックのuQ 最終 濃度 溶液A: 0、5M Tris/BCl2 50+aMpH7,8(37’) 10u(2 6h+M0.6MKCff 溶液B: 20mM酢酸マンガン 10ui2 0.2aM溶液C: 40mMジチオトレイトール 5uI22mM(DTT) Triton X−100(10%) 1uN O,1%Po1y(rA) ・ (dT) t t 4u(l 0.4At*o/lρ(10Azso u/mの ’ (20Ilag/mのd TTP (2X10−’M) 10u12 2x lO−’M’B−dTTP (500uCi/m(2戸 10u12 5uCi 2500 uci/m(250uff 1、 PharIIlocia Fine Chemical、 Discat away、 NJ2、New England l1uclear、Bosto n、MAより得た〇反応混合物50マイクロリッタは上に得られた50マイクロ リツタの上澄液と混合され、30℃で1特命培養した。反応は0゜llllI2 の0.06M燐酸ナトリウムを添加して停止させ、渦巻させ、水の中で培養した 。0.3Mの燐酸ナトリウムを含む2+a12の10%トリクロロアセティク( T CA)が加えられ、混合物は渦巻され、10から20分間氷の上で培養した 。TCA−鋭敏−放射能はガラスファイバフィルタ(2、4cm Whatma nGFC,llhatman、 C2Rton、 Ml)を使用して試料を濾過 した後に決定された。第3図にその結果が示されている。第3図におけるデータ はHy及びPsの50 : 50の混合物についてのウィルス感染細胞の培養を 2時間及び4時間のポスト感染における検出可能なRT活性におけるすくなくと も50%減少に導き、さらに16時間のポスト感染で検査されたときにはこの酵 素は約75%抑制されたことを示している。
実施例■:本発Iの化A によるHIVの立Ps、Hy及びその混合物のヒトの 免疫欠損ウィルス(HI V)に対する活性は次のやり方で検討できる。クロー ン(C1one)H9のようなHIV−感染 0KT4+リンパ芽球細胞は(P opovic、M、、 et a(2,5cience 224: 497−5 00.1984.これを引例として挿入する)20%の子牛の胎児血精(Flo w Laboratories、 Inglevood CA)を含有するRP MI−1640媒体(GIBCO,GRAND l5land、Nev Yor k)のなかに保持される。細胞の三重の培養は IIIQ当たり約4X105細 胞の濃度で種をつけ、Po1ybrene (iff当り2マイクログラム、  Sigma Che+++1cal Co、St。
Louis、 MO)にさらされ、4X10’H9細胞当たり2X10@HTL VI[[粒子をもって感染させ、Ps、Hy及びその混合物の存在または不存在 において上記実施例2と同様にして培養した。
本発明の化合物の抗ウィルス活性は逆転写酵素活性及びHIVタンパク質p24 及びp170表現を検査することにより決定された。これは5arin、P、S 、 et aQ J、Nat、cancer In5t、 78: 663−6 65.1987に記載されている。この文献を引例として押入する。
実施例V:HTLVm gag9ンパク質 24及び 17の表現 感染されてないまたはHTLVI[Iに感染されたいずれかのH9細胞(2X1 0’)は4日間1当たり5から100マイクログラムの間の濃度でPs、Hy及 びその混合物の種々な濃度に対して連続的にさらされた。HTLVII[のp2 4及びT) 17 g。
agタンパク質を表現する細胞の百分率はHTLV−I[[p 17及びp24 に対するマウスのモノクロナール抗体を使用して蛍光抗体間接顕微鏡により決定 された。(H’rt、v−mp 17及びp24はAbbott Labs、  North Chicago、fL及びDCII)ont。
Wilmington、 DEからHIV血清抗原検出キットとして商業的販売 源から入手できる)陽性な細胞は蛍光標識した山羊 抗−マウスI g G ( Cappell Laboratories、Cochranville PA )で処理することにより視覚化される。実験はすくなくとも3回重複して行われ た。
実施例■:逆転写酵素活性の決定 感染されないH9またはHTLV−DI (500ウィルス粒子/細胞)により 感染されたH9細胞は上述のようにPs、Hy及びその混合物の種々な濃度でさ らされた。4日間で、培養の上清は集められ、ウィルス粒子はポリエチレングリ コールにより沈澱され、FVのための実施例2で記載したように遠心分離により 得られた。ウィルス粒子は50mMのTris−HC& (pH7゜5)、5m Mのジチオトレイトール+ 250 mMのKCl2.及び0.25%のTri ton X−100を含有する緩衝液300マイクロリツトルのなかに懸濁され る。これらの試料の逆転写酵素活性は50mMのTris−XC2(pH7,5 )、5mMのジチオトレイトール。
100mMのXC(2,0,01%Triton X−1OL鋳型プライマとし ての10u2のdT、5rAn+ l QmMのMgCQt、15 ullの[ H]dttp(二ニー イングランド ニウクレア、ボストン MA)、及び1 0マイクロリツタの破壊されたウィルス懸濁液を含有する5O−uQの反応混合 物中で分析された。37℃で1時間の培養の後50マイクログラムの酵母t R N A (SigmaChemfcaL st、 Lot+is、 No)を添 加し、冷トリクロロ酢酸−不溶フラクシヲンのなかの混合物が上述の実施例2と 同様にして検査された。検査はM複して行われ、ミロ繰返された。
鉢写f!Il!+東地性(1000)

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ヒベリシン,プソイドヒベシリン及びその塩及びその混合物からなる群より 選ばれた1つの化合物の抗ウイルス有効量を哺乳類動物に投与することからなる レトロウイルスにより生じる病気で苦しむ哺乳類動物の治療方法。
  2. 2.前記有効量は経口的に投与されることからなることを特徴とする特許請求の 範囲第1項記載による哺乳類動物の治療方法。
  3. 3.前記化合物の有効量を非口軽的に投与することからなることを特徴とする特 許請求の範囲第1項記載による哺乳類動物の治療方法。
  4. 4.前記化合物がヒベリシンを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載 による哺乳類動物の治療方法。
  5. 5.前記化合物はプソイドヒベシリンを含むことを特徴とする特許請求の範囲第 1項記載による哺乳類動物の治療方法。
  6. 6.前記化合物はヒベリシンとプソイドヒベシリンとの混合物を含むことを特徴 とする特許請求の範囲第1項記載による哺乳類動物の治療方法。
  7. 7.前記化合物の投与は静脈注射で行われることを特徴とする特許請求の範囲第 1項記載による哺乳類動物の治療方法。
  8. 8.前記有効量は前記哺乳類動物の体重1kg当り約200マイクログラムと約 12000マイクログラムの間であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記 載による哺乳類動物の治療方法。
  9. 9.レトロウイルスにより生ずる感染で苦しむ哺乳類動物の治療のためにヒベリ シン,プソイドヒベシリン,その塩及びその混合物から成る群より選ばれた1つ の化合物の有効量を哺乳類動物にレトロウイルス感染治療のために含むことを特 徴とする薬剤。
  10. 10.前記化合物はヒベリシンを含むことを特徴とする特許請求の範囲第9項記 載による薬剤。
  11. 11.前記化合物がプソイドヒベシリンを含むことを特徴とする特許請求の範囲 第9項記載による薬剤。
  12. 12.ヒベリシン及びプソイドヒベシリン混合物を含むことを特徴とする特許請 求の範囲第9項記載による薬剤。
  13. 13.非口径の服用量の形を含むことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載に よる薬剤。
  14. 14.タブレット,カプセルから成る群から選ばれた固体口経的服用量の形を含 むことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載による薬剤。
  15. 15.前記有効量が前記化合物の約200ミリグラムと約12000ミリグラム の間を含むことを特徴とする特許請求の範囲第9項記載による薬剤。
  16. 16.服用量の形式が非口径的に認められた担体または稀釈剤を含むことを特徴 とする特許請求の範囲第14項記載による薬剤。
  17. 17.注射可能な溶液を含むことを特徴とする特許請求の範囲第13項記載によ る薬剤。
  18. 18.ヒベリシン,プソイドヒベシリン及びその混合物から成る群から選ばれた 化合物の有効な抗レトロウイルス量を前記レトロウイルス感染に悩む哺乳類動物 に投与することを特徴とするレトロウイルスに感染した哺乳類動物の治療方法。
  19. 19.前記有効服用量が前記ヒトの体重1kg当り約400マイクログラムと約 12000マイクログラムの間の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第 18項記載による治療方法。
  20. 20.前記化合物がヒベリシンを含むことを特徴とする特許請求の範囲第18項 記載による治療方法。
  21. 21.前記化合物がプソイドヒベシリンを含むことを特徴とする特許請求の範囲 第18項記載による治療方法。
  22. 22.前記化合物がプソイドヒベシリン及びヒベリシンの混合物を含むことを特 徴とする特許請求の範囲第18項記載による治療方法。
  23. 23.前記ウイルスがフレンド白血病ウイルスを含むことを特徴とする特許請求 の範囲第18項記載による治療方法。
  24. 24.前記ウイルスが放射線白血病ウイルスを含むことを特徴とする特許請求の 範囲第18項記載による治療方法。
  25. 25.前記ウイルスがヒトの免疫欠損ウイルスを含むことを特徴とする特許請求 の範囲第18項記載による治療方法。
  26. 26.ヒベリシン,プソイドヒベシリン,その塩及びその混合物からなる群から 選ばれた芳香族多環式ジオンの有効な抗ウイルス量を哺乳類動物に投与すること から成ることを特徴とする哺乳類動物のウイルス感染治療方法。
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