JPH02500901A - 自動車に適合したリフト用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車に適合したリフト用装置 本発明は、自動車に適合したリフト用装置に関し、該リフトは、自動車と床面と の間を可動し得る昇降プラットフォームを有している。

本発明の主目的は、簡単な、コンパクトで、信頼性及び耐久性に優れ、更に操作 の容易な上記した種類の装置を提供することにある。

前記目的は、本発明により達成されるものであって、本発明にあっては、プラッ トフォームは、該プラットフォーム用の動力源にはさみ機構を介して取り付けら れてなり、そのプラットフォームが前記動力源の作動の下で下端位置と上端位置 との間を移動するようにし、これらの位置の少なくとも一つが、動力源に至るは さみ機構のアタッチメントのレベルに対して異なるレベルに位置することを本質 的な特徴とするものである。

本発明は、添付図面と併せて、図示する好ましい実施態様に関して下記に記載さ れている。

第１図は、自動車に載置された本発明を示し、第２図は、自動車の下に引き込ま れた収納位置にあるリフト装置の断面を示し、 第３図は、自動車の側方の昇降位置に延伸したリフト装置を示し、 第４図は、プラットフォームが中間位置に移動した状態のリフト装置だけの斜視 図を示し、 第５図は、プラットフォームが下端位置状態にあるリフト装置を示し、 第６図は、プラットフォームが上昇位置状態にあるリフト装置を上方から見たも のを示し、 第７図は、下方から見たリフト装置を示し、第９図は、プラットフォーム上に位 置する端部停止機構が開いた停止位置にある状態を示し、 第１０図は、前記機構が作動していない位置に折り曲がった状態を示している。

本発明による乗客リフト２用の装置１は、はさみ機構６を含み、前記リフトは、 自動車に適合し、自動車３と床面４との間を可動し得る昇降プラットフォーム５ を有している。このプラットフォーム５は、該プラットフォームの２つの側面角 部７．８に位置する支持リンク９．１０及びガイドリンク１１．１２を含み得る 前記はさみ機構６を介して、適切な動力源１３に接続されており、該動力源は、 所望の上昇を達成するためにプラットフォーム５を作動させることを可能にする ものである。このように、前記動力源１３を作動させることにより、例えば、第 ５図及び第６図に示すように、プラットフォーム５を、下端位置Ｉと上端位置■ との間を移動させることが可能となる。前記両端部位置１１■のうち少なくとも 一つは、はさみ機構６と動力源１３との間の接続部１４が位置するレベルＣに対 して異なるレベルＡ及びＢに位置している。

プラットフォーム５は、図示するように、前記駆動接続部１４及びこのレベルＣ の下方及び上方にそれぞれ位置するレベルＡとレベルＢとの間を可動し得るよう に好適に配置されている。

自動車３が基準床面４上に止まっており、プラットフォームを前記端部位置Ｉと ■との間を動かしている過程中では、前記プラットフォーム５の姿勢は、前記は さみ機構６が存在するため本質的に水平状態にある。

プラットフォーム５は、図示する実施態様にあっては平坦シートの形状であるが 、このプラットフォーム５は、当然、座席シートあるいは個々の着座者用の他の サポートのような形状を含むその他の所望の形状を呈しても良い。このプラット フォーム５は、フレーム１５により適切に支持されており、該フレーム１５は、 自動車の例えば下側３Ａに位置するガイド装置１６により、交互に支持されると 良い。このガイド装置は、自動車の例えばシャシ−・フレーム１７に取り付けら れた２つのガイド通路１６Ａ、１６Ｂから構成すると良い。昇降フレーム１５は 、例えば第２図に示すように自動車３のすぐそばの位置に引き込まれた収納位置 りと、例えば第１図及び第３図に示すように例えば自動車の側方から外側に向け て延びた延伸昇降位置Ｈとの間を、伸縮自在に好適に、自由に案内され得るよう に、前記ガイド通路に沿って支持されている。

フレーム１５は、”Ｃ−一切片の周辺形状を呈することができ、また、フレーム １５は、溝−形状の側部部材１８．１９及び該側部部材１８．１９の各自由端１ ８Ａ、１９Ａの一方に取り付けられた横部材２０．２１．２２により構成すると よい。

作動流体あるいは機械的に作動されて駆動する油圧シリンダ装置１３やその他の 適切なジヤツキ１３が、例えば、前記横部材２０．２１．２２に近接して回動自 在に支持されるとよい。例えば、ピストンシリンダ１３Ａは、該ピストンシリン ダ１３Ａを包囲するベアリング２３によって支持されるとよく、また、前記横部 材２０−２２に取り付けられた支柱２５．２６により支持された突出ベアリング シャフト２４を介して、それらが矢印２７．２８で示す方向に回動自在なように 支持されている。ピストンシリンダ１３Ａから伸ばさせることができるピストン ロッド１３Ｂは、有節ジヨイント２９を介して前記動力源１３の要素となるシャ フト３０に取り付けられている。このシャフト３０は、矢印３１．３２で示す方 向に回動自在なように、支柱２５．２６によって支持されている。前記回動シャ フト３０は、フレーム１５及びプラットフォーム５の両側に位置する前記はさみ 機構６の自由端９ＡとＩＯＡに強固に連結されている。

ジヤツキ１３の作動によって、シャフト３０はどちらかの方向３１．３２に回動 し、また、支持リンク９．１０はシャフト３０の周りを矢印３３．３４で示す方 向に回動することになる。

支持リンク９．１０の他端９Ｂ、ＩＯＢは、回り継手３５を介してプラットフォ ームの２つの側面角部７．８に回動自在に装着されており、前記端部９Ａ、ＩＯ Ａ、及び、９Ｂ、ＩＯＢは、プラットフォーム５やフレーム１５と同じ水平面で 維持されるように配列されている。

前記ガイドリンク１１．１２は、これらの対応する支持リンク９．１０に対して 、適切なリンク３６を介して、前記リンク９と１１との間、及び、前記リンク１ ０と１２との間の交点で、互いに関連して回動できるように装着されており、こ のガイドリンク１１．１２は、前記支持リンク９．１０の両側に位置する平面３ ７．３−８において、対応する支持リンク９．１０に沿ってジグザグ状に適切に 延伸している。このようにして、プラットフォームの端部面７．８等のフレーム １５への接続が、簡単にしかも有効に行えることになる。

ガイドリンク１１．１２は、前記フレーム１５及び端部面７．８に沿って延伸す るガイド３９．４０により、ガイド装置３９Ａ、４０Ａを介して自由に案内され ている。このガイド装置は、プラットフォームを上昇させている間中、及び、プ ラットフォームを支持位置■と昇降位置Ｉ、ＩＩとに静止させる際に、所望の姿 勢にプラットフォーム５を維持するためガイドと相互に作用している。前記ガイ ド３９．４０は、各端壁４１を備えたフレームの横部材１８．１９における内部 空洞の形と、端壁７．８における延長したスロットの形を取るとよい。

リフト２により持ち上げようとする車椅子や、他の可動乗り物や、同様の対象物 が、プラットフォームの前端部５Ａを越えて知らないうちに動いてしまうことを 防止するため、第９図及び第１０図に詳細に図示するように、端部ガード１００ を使用するとよい。前記端部ガード１００は、リフト２が操作される際に自動的 に作動する機構を有するとよい。例えば平板で、回動シャフト１０２に回動可能 に支持されたストップ１０３は、例えば第９図に示されるような上昇した位置に あるとき、有効な停止装置を構成すると共に車椅子等がプラットフォーム５に隣 接する傾斜路１０４からころばて行くのを防止するように、配置されてい斜路の 端部１０４Ａで、交互に自由に支持されており、この傾斜路１０４は、例えば、 両端部面７．８の間に延びるシャフト１０５の回りを回動するように支持されて いる。

また、傾斜路１０４は、プラットフォーム５から離れて面する傾斜路の端部１０ ４Ｂで、ホルダー１０６と相互に作用し得るように配置されている。ホルダー１ ０６は、プラットフォーム５の両側に位置すると共に該プラットフォームの端部 面７．８に取り付けられた、例えばボルトのような直立材１０７の形を取るとよ い。この直立材は、その上端部１０７Ａにおいて、支持ブラケット１０８の通孔 に自由に収容されている。このブラケットは、端部面７．８のそれぞれに支持さ れている。直立材１０７におけるネジ１０９と相互に作用する多数のナツト１１ ０が、直立材１０７の調整可能な端部ストップとして機能するように配置されて いる。各直立材１０７の底端部１０７Ｂは、傾斜路１０４の通孔に収容されるよ うに配置されると共に、例えば両直立材１０７の間を延びる一片のような適切な 取付台１１１に連結されるように配置されている。

前記端部ガード１００は、以下のように作用する。第９図に示すように上昇位置 では、各直立材１０７は、傾斜路１０４が直立材１０７に連結された前記取付台 １１１上に載るように、床面４から少し離れて維持されており、また端部ガード は、前記位置において傾斜路の上側１０４Ｃ上に積み荷を受け入れることが可能 となっている。傾斜路１前記上昇停止位置■において、ストップ１０３における 内方エツジ１１３あるいはその他の部分と相互に作用しており、そのため、この 端部ガードは、上方に開いた位置で明確に維持されると共に、傾斜路１０４は、 アタッチメント１０８からある距離Ｘで僅かに下向きに開いた姿勢で維持される ことになる。プラットフォーム５が床面４に降りると、直立材１０７は、第１０ 図に示すように、アタッチメント１０８に関して連続的に移動し、直立材１０７ は、傾斜路１０４と共に取付台１１１が床面４に接触するとき、上昇することに なる。これに応じて、傾斜路１０４は、ベアリングシャフト１０５の回りを回動 し、ストップの端部１１３との相互作用は、プラットフォーム５が降りるにつれ て徐々になくなっていく。そして、この相互作用は、ストップ１０３が例えばグ ランド４に沿って平坦となって傾斜路１０４の延長部分を形成すると、完全にな くなり、ストップ１０３及び傾斜路１０４を介して床面４とプラットフォーム５ との間のこの搭載位置Ｉへの十分な移行を許容している。こうして直立材１０７ は、傾斜路１０４とアタッチメント１０８との間の距離Ｙが少なくなるように、 上昇することになる。

プラットフォーム５の上昇は、傾斜路１０４がストップを矢印１１４の方向に上 昇させることになり、プラットフォーム５の下降によりストップは矢印１１５の 方向に再び下降することになる。

上述したリフト装置１の作用は、上述したことより明らかなことであるが、以下 の簡単な説明からも明らかになる。

例えば、装置がフレーム１５に支持されたローラ４２で移動したあとの、自動車 の側方を越えて延伸した位置において、シャフト３０がジヤツキ１３の伸縮によ り所望の方向３１及び３２に回転するように、駆動ジヤツキ１３を作動させるこ とによって、プラットフォーム５を所望の位置に上昇させることが可能になる。

これに応じて、昇降プラットフォーム５をその昇降位置Ｈから前記端部位置工及 び■に向けて下降あるいは上昇させるために、シャフト３０は、支持リンク９． １０をどちらかの方向に回転させる。こうして、下降位置Ｉにおいて、車椅子や 他の対象物を床面４から直接プラットフォーム５上に動かすことが可能となる。

また、プラットフォーム５を水平姿勢に維持しその水平状態でプラットフォーム の必要な移動を行った後、車椅子や荷物を保持したプラットフォームが、自動車 の床３Ｃに正に隣接するレベルにまでいったん上昇すれば、車椅子を自動車の内 部空間３Ｂまで進めることが可能となる。

車椅子に乗っている人が持ち運ぶことのできる例えば携帯用の制御装置によって 、装置を遠隔操作することができるが、装置の操縦は、例えば自動車内にある制 御手段によって適切な態様で行うことができるものである。このような技術が用 いられるならば、ドアもまた遠隔操作に接続できるものである。

本発明は、上述し図面に示した図示実施態様に限定されるものではなく、本発明 の思想から逸脱することなく請求の範囲の範囲内で変形することができるもので ある。

補正音の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７年１項） 平成　１年　５月ｌＯ口 特許庁長官　吉　１）　文　毅　殿 １、国際出願番号 ＰＣＴ／５Ｅ８７１００５２３ ２、発明の名称 自動車に適合したリフト用装置 ３、特許出願人 住所　スウェーデン国　ニス−４４３００レラムペンゼルスバーグ　２２ 氏　名　スヴエンソン、　インゲマール国籍　スウェーデン国 ４、代理人 住　所　東京都千代田区二番町１１番地９ダイアパレス二番町５、補正音の提出 年月日 １９８８年３月２４日 ６、添付書類の目録 （１）補正音（翻訳文）　１　通 請求の範囲 １．自動車に適合したリフト（２）用装置であり、このリフトは、自動車（３） と床面（４）との間を可動し得る昇降プラットフォーム（５）を有し、このプラ ットフォームは、該プラットフォーム（５）用の動力源（１３）にはさみ機構（ ６）を介して取り付けられてなり、そのプラットフォームが、前記動力源（１３ ）の作動の下で下端位置と上端位置（Ｉ及び■）との間を移動するようにした装 置であって、プラットフォーム（５）は、自動車に接し引き込められた収納位置 （Ｌ）と、自動車（３）から外方に延伸した昇降位置（Ｈ）との間を移動自在な フレーム（１５）に支持されると共に、自動車の下側（３Ａ）と自動車の外側と の間を伸縮自在に移動でき、動力源（１３）及び前記プラットフォーム支持フレ ーム（１５）に至るはさみ機構の駆動アタッチメント（１４）の下方及び上方に それぞれ位置するレベル（Ａ及びＢ）の間で、プラットフォームを本質的に水平 の姿勢に維持している間に、そのプラットフォーム（５）が移動し得ることを特 徴とする装置。

２、請求の範囲第１項に記載の装置であって、はさみ機構（６）は、支持リンク （９，１０）を有し、該支持リンクは、それぞれの端部（９Ａ、ｌＯＡ及び９Ｂ 、１ＯＢ）でプラットフォーム（５）及びフレーム（１５）に取り付けられ、リ ンクの各端部が前記プラットフォーム（５）及びフレーム（１５）と同じレベル に保持されることを特徴とする装置。

３、請求の範囲第２項に記載の装置であって、動力源（１３）と前記はさみ機構 （６）との間のアタッチメントは、回動するように支持されたシャフト（３０） を有することを特徴とする装置。

４、請求の範囲第３項に記載の装置であって、回動するように支持された駆動シ ャフト（３０）は、有節端部（９Ａ、１ＯＡ）に強固に連結されると共に、フレ ーム（１５）に支持されてジヤツキ（１３）により作動され得ることを特徴とす る装置。

５、上記請求の範囲第１項〜第４項のいずれかの請求の範囲に記載の装置であっ て、はさみ機構（８）は、ガイドリンク（１１，１２）を有し、該ガイドリンク は、それぞれの端部で前記プラットフォーム（５）及びフレーム（１５）に移動 可能に取り付けられたことを特徴とする装置。

６、請求の範囲第５項に記載の装置であって、ガイドリンク（１１，１２）は、 支持リンクとガイドリンクとの間の交差点に位置する有節リンク（３６）を備え 、支持リンク（９，１０）の両側に位置する平面（３７，３８）に沿ってジグザ ク状に延伸することを特徴とする装置。

７、請求の範囲第６項に記載の装置であって、前記ガイドびフレーム（１５）に 沿う水平面に延伸するガイド（３９及び４０）に収容されることを特徴とする装 置。

補正書の翻訳文提出書 平成　１年　５月１０日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．自動車に適合したリフト（２）用装置であり、このリフトは、自動車（３） と床面（４）との間を可動し得る昇降プラットフォーム（５）を有する装置であ って、このプラットフォーム（５）は、該プラットフォーム（５）用の動力源（ １３）にはさみ機構（６）を介して取り付けられてなり、そのプラットフォーム が前記動力源（１３）の作動の下で下端位置と上端位置（Ｉ及びＩＩ）との間を 移動するようにし、これらの位置の少なくとも一つが、動力源（１３）に至るは さみ機構のアタッチメント（１４）のレベルに対して異なるレベル（Ａ及びＢ） に位置することを特徴とするリフト用装置。 ２．請求の範囲第１項に記載の装置であって、前記駆動アタッチメント（１４） の下方及び上方にそれぞれ位置するレベル（Ａ及びＢ）の間で、プラットフォー ムを本質的に水平の姿勢に維持している間に、プラットフォーム（５）が移動し 得ることを特徴とする装置。 ３．請求の範囲第２項に記載の装置であって、はさみ機構（６）は、支持リンク （９，１０）を有し、該支持リンクは、それぞれの端部（９Ａ，１０Ａ及び９Ｂ ，１０Ｂ）でプラットフォーム（５）及びフレーム（１５）に取り付けられ、リ ンクの各端部が前記プラットフォーム（５）及びフレーム（１５）と同じレベル に保持されることを特徴とする装置。 ４．請求の範囲第３項に記載の装置であって、動力源（１３）と前記はさみ機構 （６）との間のアタッチメントは、回動ずるように支持されたシャフト（３０） を有することを特徴とする装置。 ５．請求の範囲第４項に記載の装置であって、回動ずるように支持された駆動シ ャフト（３０）は、有節端部（９Ａ，１０Ａ）に強固に連結されると共に、フレ ーム（１５）に支持されてジャッキ（１３）により作動され得ることを特徴とす る装置。 ６．上記請求の範囲第１項〜第５項のいずれかの請求の範囲に記載の装置であっ て、はさみ機構（６）は、ガイドリンク（１１，１２）を有し、該ガイドリンク は、それぞれの端部で前記プラットフォーム（５）及びフレーム（１５）に移動 可能に取り付けられたことを特徴とする装置。 ７．請求の範囲第６項に記載の装置であって、ガイドリンク（１１，１２）は、 支持リンクとガイドリンクとの間の交差点に位置する有節リンク（３６）を備え 、支持リンク（９，１０）の両側に位置する平面（３７，３８）に沿ってジグザ ク状に延伸することを特徴とする装置。 ８．請求の範囲第７項に記載の装置であって、前記ガイドリンク（１１，１２） の各端部は、前記プラットフォーム（５）及びフレーム（１５）に沿う水平面に 延伸するガイド（３９及び４０）に収容されることを特徴とする装置。 ９．上記請求の範囲第１項〜第９項のいずれかの請求の範囲に記載の装置であっ て、プラットフォーム（５）は、自動車に接し引き込められた収納位置（Ｌ）と 、自動車（３）から外方に延伸した昇降位置（Ｈ）との間を移動自在なフレーム （１５）に支持されたことを特徴とする装置。 １０．請求の範囲第９項に記載の装置であって、プラットフォーム・フレーム（ １５）は、自動車の下側（３Ａ）と自動車の外側との間を、伸縮自在に移動し得 ることを特徴とする装置。