JPH02494B2 - - Google Patents

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JPH02494B2
JPH02494B2 JP57020468A JP2046882A JPH02494B2 JP H02494 B2 JPH02494 B2 JP H02494B2 JP 57020468 A JP57020468 A JP 57020468A JP 2046882 A JP2046882 A JP 2046882A JP H02494 B2 JPH02494 B2 JP H02494B2
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JP
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swing
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motor
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JP57020468A
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Hideaki Yoshimatsu
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Kobe Steel Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/128Braking systems
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/123Drives or control devices specially adapted therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧シヨベルや油圧クレーンにおけ
る旋回停止時の揺れ戻りを防止するための旋回制
御装置に関するものである。
従来、油圧シヨベルや油圧クレーンにおいて、
旋回後、旋回を減速して停止した瞬間に、アタツ
チメントや吊荷が逆方向に揺れ戻り、その揺れ戻
りが正逆方向に数度繰返される揺れ戻り現象が発
生していた。この揺れ戻りの原因を考察すると次
の通りである。
従来の油圧シヨベルでは、第9図a,bに示す
ように、旋回体5′を矢印ホ方向に旋回した後に
減速、停止する際、旋回モータを減速すると、旋
回体5′が慣性により旋回モータの駆動側のギヤ
面4aからギヤバツクラツシユs分だけ空走し、
次に、反対側(被駆動側)のギヤ面4bに噛み合
い、このギヤ面4bにより減速トルクが発生し、
その反力により旋回体5′に弾性エネルギが蓄え
られる。そして、旋回モータが停止すると、旋回
体5′も一旦停止するが、その後、前記弾性エネ
ルギが解放されて旋回体5′は反対側矢印ヘ方向
に揺れ戻され、前記ギヤバツクラツシユs分だけ
逆走して当初の旋回駆動側のギヤ面4aに噛み合
い、再び慣性により旋回体5′に逆向きの弾性エ
ネルギが蓄えられて停止し、次いで、弾性エネル
ギが解放されて旋回体5′が再び元の旋回方向に
揺れ戻され、以下、この揺れ戻り現象が繰返さ
れ、ギヤや旋回ベアリングの内部抵抗、油圧モー
タのリーク等により上記弾性エネルギが消費され
るまで続く。
上記の減少を分析すると、揺れ戻りは、次の3
つの原因によつて発生することがわかる。
旋回停止時に旋回体に弾性エネルギが蓄えら
れる。この弾性エネルギが大きい程、揺れ戻り
の振幅が大きく、回数も多い。
旋回モータのギヤにバツクラツシユがある。
ギヤバツクラツシユが大きい程、揺れ戻りの振
幅が大きくなる。
ギヤすなわち旋回モータに保持力がある。モ
ータが一旦回転を止めた時の保持トルクが大き
い程、旋回体に蓄えられる弾性エネルギが大き
くなるとともに、揺れ戻りの振幅が大きくな
り、回数も多くなる。
ところで、上記3つの原因のうち、をなく
すことは技術的に極めて難しいが、の旋回モー
タの減速、停止時の保持力をなくすようにすれ
ば、の弾性エネルギも減少され、揺れ戻りを防
止できることになる。また、その具体的手段とし
ては旋回回路の油圧面での制御手段を改善するの
が最も効果的であり、かつ、その実施も簡単であ
る。
しかし、従来の油圧シヨベルの旋回油圧回路で
は、一般に旋回モータのキヤビテーシヨンを防止
するため、旋回方向制御弁のスプール開口面積
を、アンロード通路ありの場合で第10図に示す
ように構成している。第10図において、線
A′はメータイン側、線B′はメータアウト側、線
C′はアンロード側の各スプール開口面積の変化を
示す。この従来の油圧回路では、旋回後に、旋回
モータを減速、停止するために旋回方向制御弁の
スプールを中立に戻すと、メータイン側が閉じら
れる前に、メータアウト側が閉じられる。
そのため、第11図に示すように旋回モータの
排出側の回路圧力P0がブレーキ弁中のリリーフ
弁の設定圧力(たとえば210Kg/cm2)まで急上昇
し、旋回モータに多きなブレーキ力が付与され、
その後、旋回モータからの排出油がリリーフ弁に
よりリリーフされながら旋回モータが減速され、
リリーフ弁からのリリーフ量が0となり、前記排
出側回路圧力P0がたとえば175Kg/cm2まで降下し
たa点で旋回モータが一旦停止される。そして、
この減速時に、前述したように旋回体がギヤバツ
クラツシユ分だけ完走した後、弾性エネルギが蓄
えられつつ一旦停止し、その後、この弾性エネル
ギにより旋回体がギヤバツクラツシユ分だけ逆方
向に揺れ戻され、この旋回体の揺り戻りによつ
て、b点からモータの流入側の回路圧力Piが上昇
しながら、旋回体が停止され、次いで、この流入
側圧力Piによつて旋回モータが再度初期の旋回方
向に回転し、旋回体が初期の旋回方向に揺れ戻さ
れる。こうしてモータの排出側と流入側の圧力
P0、Piが第11図に示すように変化し、これに
伴つて旋回体が第11図の変位曲線に示すように
変位し、揺れ戻りが生じていたのである。
上記のように揺れ戻りが発生するとスムーズな
停止ができず、危険を伴う等の種々の不都合が生
じる。とくに、クレーンの場合にはワイヤロープ
により吊荷を吊つているので、一旦揺れ戻りが発
生するとなかなか止まらない。
本発明は、このような事情に鑑み、油圧シヨベ
ルや油圧クレーンにおける旋回中立自動ブレーキ
タイプの旋回油圧回路において、旋回を減速して
停止する際に、アタツチメントや吊荷が一旦停止
した後に、逆方向に揺れ戻ること、さらにその揺
れ戻りが正逆方向に数度繰返されることを防止し
て、旋回を滑らかに停止できるようにすることを
目的とするものである。
そして、その目的達成のために、本発明は、油
圧ポンプの吐出油をスプール式の旋回方向制御弁
を介して旋回モータに流入させ、該方向制御弁の
切換えにより旋回モータの回転を制御する旋回制
御装置であつて、上記方向制御弁には、旋回位置
から中立位置に戻す過渡領域に、メータアウト側
の開口面積をメータイン側の開口面積よりも小さ
くした状態でメータアウト側とメータイン側の開
口面積を次第に小さくする流量制御領域と、メー
タアウト側の開口面積を僅少に絞つた後このメー
タアウト側の開口面積を僅少に絞つたままでメー
タイン側を閉じその後にメータアウト側を閉じる
減速領域と、上記メータイン側とメータアウト側
の双方を閉じた状態を保持する停止領域とが順次
設けられている。
この構成により、旋回の減速、停止時に、旋回
方向制御弁の減速領域で、メータアウト側の僅少
の絞りにより、旋回モータからの排出油をタンク
側に僅少量流出させながら同モータを減速、停止
させる。ことによつてメータアウト側に圧力がこ
もることが防止され、旋回体に弾性エネルギが蓄
えられることも防止され、旋回体がスムーズに減
速、停止される。
以下、本発明を第1図乃至第6図に示す実施例
に基づいて説明する。
第1図は本発明装置を旋回独立回路に適用した
場合の実施例を示す。同図において、1は油圧ポ
ンプ、2は主リリーフ弁、3は旋回制御弁、4は
旋回モータ、5は旋回体、6は旋回操作弁であ
る。旋回操作弁6は、油圧源(図示省略)から一
次側に一次圧力(一定)が入力され、レバー6a
を矢印イまたはイ′方向に傾倒操作することによ
つて二次側管路6bまたは6cにレバー操作角度
に応じたパイロツト圧力が出力されるものであ
る。旋回制御弁3は、旋回操作弁6からのパイロ
ツト圧力によつて切換えられるパイロツト式の旋
回方向制御弁7と、ロードチエツク弁8aと、ア
ンチキヤビテーシヨンチエツク弁8b,8cと、
オーバーロードリリーフ弁9a,9bとを組込ん
でなるものであり、カウンタバランス弁はなく、
旋回モータ4に直結している。
上記油圧回路において、旋回方向制御弁7を第
2図、第3図に示すように構成している。すなわ
ち旋回方向制御弁7は、スプール式で、弁本体1
0にポンプ通路10a、パラレル通路10b、ア
クチユエータ通路10c,10d、アンロード通
路10e、タンク通路10f、パイロツト通路1
0g,10hを有し、これら各通路に油圧ポンプ
1および旋回モータ4等が第1図に示すように接
続される。この方向制御弁7のスプール11には
前記各通路に対応する切換え用溝11a,11
b,11c,11dを設け、該溝の肩部におい
て、メータイン側にそれぞれ数個のノツチ(切
欠)11eを設け、該メータアウト側には同様の
ノツチ(切欠)11fと、該ノツチ11fに連通
する僅少絞り用ノツチ11fとを設けている。
これによつて旋回方向制御弁7のスプール開口
面積を第4図に示すように構成している。すなわ
ち、第4図は旋回方向制御弁7の中立位置と旋回
位置との間における過渡領域でのスプールストロ
ークと開口面積との関係を示すものであり、基本
的には線Bで示すメータアウト側の開口面積を、
線Aで示すメータイン側の開口面積よりも小さく
して旋回モータ4を旋回方向制御弁7によりメー
タアウト制御するように構成している。線Cはア
ンロード通路の開口面積の変化を示す。
そして、前記スプール11を旋回位置から中立
に戻して旋回モータ4を減速、停止する際に、メ
ータアウト側を閉じる前に、B2点で前記ノツチ
11gによりメータアウト側の開口面積を僅少に
絞り、次いで、メータアウト側の開口面積を僅少
に絞つたまま、A1点でメータイン側を閉じ、そ
の後、B1点でメータアウト側を閉じるようにし、
さらに、B1点から中立位置の範囲でメータアウ
ト側とメータイン側の双方を完全に閉じるように
している。これによつてB2点よりも旋回位置
(図面右側)が流量制御領域、B1−B2間が減速領
域、中立−B1間が停止領域となる。
なお、アンロード通路なしの場合は、スプール
開口面積を第6図に示すように構成すればよい。
また、メータアウト側のB1−B2間における僅少
絞りの構成は、第4図、第6図に示すものに限ら
ず、第7図に示すように構成してもよい。この制
御は僅少絞り用ノツチ11gの形状によつて任意
に決定できる。
次に、作用について説明する。
第1図において、旋回操作弁6のレバー6aを
矢印イ方向に操作すると、該操作弁6の二次側管
路6bにレバー6aの操作角度に対応するパイロ
ツト圧力が出力され、その圧油が矢印ロ方向に導
かれ、旋回方向制御弁7のパイロツト通路10g
に入力されて同弁7が第1図左位置に切換えられ
る。これによつて油圧ポンプ1の吐出油が矢印ハ
方向に導かれて旋回モータ4に流入し、旋回が加
速される。なお、旋回モータ4からの排出油は矢
印ニ方向に導かれ、タンク12に戻される。
この旋回加速時において、旋回方向制御弁7の
スプール11のメータアウト側に設けた僅少絞り
用ノツチ11gにより、第4図のB1点でメータ
アウト側の通路が先に僅かに開かれ、旋回モータ
4の保持力が解除された後、A1点でメータイン
側の通路が開かれ、ポンプ1からの吐出油がモー
タ4に流入され、その後、旋回モータ4への流入
流量が次第に多くなり、モータ4が次第に加速さ
れる。このとき、レバー6aの操作角度に応じて
操作弁6の二次圧力が制御され、方向制御弁7の
スプールストロークが制御されるので、レバー6
aを矢印イ方向に徐々に倒すことによつて旋回モ
ータ4をスムーズに加速できる。
次に、旋回後に、レバー6aを旋回位置から中
立位置の手前B0位置(第5図参照)まで戻すと、
旋回方向制御弁7のスプール11のストロークが
第4図の右側からB2点までの流量制御領域を経
てB2−B1間の減速領域に戻される。そして、流
量制御領域で、メータアウト側の開口面積をメー
タイン側の開口面積よりも小さくしてあることに
より、旋回モータの流入側にキヤビテーシヨンが
発生するのを抑制しながら、旋回モータ4がある
程度減速された後、減速領域B2−B1間で、スプ
ール11の僅少絞り用ノツチ11gにより旋回モ
ータ4のメータアウト側の流出流量が僅少量に絞
られる。これによりメータアウト側の圧力が上昇
し、旋回モータ4からの排出油がオーバーロード
リリーフ弁9aによりリリーフされながら、旋回
モータ4が減速される。
このとき、メータアウト側が開いているが、そ
の開口面積は前記ノツチ11gによつて僅少に絞
られており、このメータアウト側の流出流量は僅
少量であるので、モータ4に対して充分に減速作
用が発揮される。したがつて上記スプール11を
減速領域B2−B1間に暫時保持しておくことによ
り、上記減速作用でモータ4の回転数が次第に低
下し、メータアウト側の流出流量も次第に少なく
なり、モータ4がやがて停止する。
なお、上記スプール11の減速領域B2−B1
の中間A1点で、メータアウト側の開口面積が僅
少に絞られたままで、メータイン側の通路が閉じ
られ、ポンプ1から旋回モータ4への油の供給が
遮断される。この場合、旋回モータ4が停止する
までは、旋回モータ4からの排出油が僅少量では
あるがタンク12側に流出するが、上記A1点ま
では、メータアウト側の開口面積をメータイン側
の開口面積よりも小さくしてあるので、この開口
面積の差により旋回モータ4の流入側にポンプ1
から油が補給され、キヤビテーシヨンの発生が抑
制され、この開口面積の差だけではキヤビテーシ
ヨンの発生を十分に防止できない場合は、タンク
12への戻り油管路からアンチキヤビテーシヨン
チエツク弁8bを経てモータ4の流入側に油が吸
込まれる。また、上記A1点以後は、メータイン
側が閉じられ、ポンプ1からモータ4への圧油の
供給が遮断されるので、旋回モータ4の流入側に
は前記アンチキヤビテーシヨンチエツク弁8bを
経て油が吸込まれる。これによつて旋回モータ4
の流入側にキヤビテーシヨンが発生することが防
止され、旋回モータ4がスムーズに減速、停止さ
れる。
上記のように旋回の減速、停止時に、メータア
ウト側から僅少量の油を流出させながら、旋回モ
ータ4を減速、停止させることにより、旋回モー
タ4の停止の瞬間にメータアウト側に圧力がこも
ることはない。したがつて、旋回体5に弾性エネ
ルギが蓄えられることもなくなり、旋回体5はス
ムーズに減速、停止され、旋回体5が停止した後
に逆方向に揺れ戻りが生じることが防止される。
また、上記旋回体5の揺れ戻り防止のための減
速、停止を、方向制御弁7のスプール11のB2
−B1間の減速領域で、スプールストロークlの
範囲で行うようにしているので、レバー操作およ
びスプールストロークにある程度の融通性があ
り、減速、停止の制御の操作性を向上できること
になる。
その後、レバー6aを中立位置に戻すと、方向
制御弁7のスプール11も中立に戻され、モータ
4のメータイン側とメータアウト側の双方が完全
に閉じられ、上記モータの停止状態が保持され
る。なお、この場合、モータ4の外部ドレンやオ
ーバーロードリリーフ弁9a,9bの外部ドレン
等によつて、モータ4と方向制御弁7との間の通
路から系内の油が外部に流出し、系内の油量が不
足する場合があるが、このような場合には、方向
制御弁7とタンク12との間の油圧モータ管路か
らアンチキヤビテーシヨンチエツク弁8a,8b
を経て系内に油が吸込まれ、キヤビテーシヨンの
発生が防止される。
本発明は、上記旋回独立形の油圧回路に限ら
ず、たとえば第8図に示すようにポンプ1に対し
て旋回制御弁3と、走行、アーム、ブーム2速の
各アクチユエータ用方向制御弁13,14,15
等を具備した主制御弁16とをパラレルに接続し
て、1台のポンプから複数のアクチユエータに油
を供給できるようにした油圧回路にも適用でき
る。なお、第8図において、17はシヤトル弁、
18は可変シーケンス弁を示し、この可変シーケ
ンス弁18によつて旋回回路に優先的に油が供給
されるようになつている。
上記油圧回路によれば、とくにスプールストロ
ークのB1点からA1点の間では、メータイン側の
通路が閉じているため、この間で減速、停止の制
御を行えば、旋回と他のアクチユエータとの複合
操作時にポンプ圧力が上昇した場合でも、旋回系
に油が流入することはなく、すなわち、他のアク
チユエータの作動に関係なく、旋回を揺れ戻りな
くスムーズに停止できる。
以上説明したように、本発明によれば、旋回の
減速、停止時に、旋回方向制御弁の減速領域で、
旋回モータのメータアウト側の流出流量を僅少量
に絞つた状態で減速することにより、旋回停止の
瞬間のモータの保持トルクを小さくでき、旋回体
に弾性エネルギが蓄えられることを防止して減
速、停止でき、旋回体の停止時に逆方向の揺れ戻
りが生じることを防止してスムーズに停止でき
る。しかも、旋回方向制御弁のスプールストロー
クを調節するだけで、上記旋回の減速、停止なら
びに揺れ戻りの制御を随意に行うことができるの
で、逆レバー操作の必要がなく、操作が非常に簡
単であり、かつ、旋回方向制御弁のスプール形状
等を改良するだけでよいので、装置の構造が簡単
で、容易に製作でき、安価に実施できる等の作用
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を旋回独立型の油圧回路に
適用した場合の実施例を示す油圧回路図、第2図
はその旋回方向制御弁の一例を示す断面図、第3
図は第2図の部の拡大図、第4図は旋回方向制
御弁のスプールの開口面積の構成例を示す説明
図、第5図はレバーの操作例を示す説明図、第6
図は旋回方向制御弁のスプールの開口面積の別の
構成例を示す説明図、第7図はさらに別の構成例
を示す第4図の部の拡大図、第8図は本発明の
別の実施例を示す油圧回路図、第9図a,bは揺
れ戻り現象の発生原因の説明図、第10図は従来
の旋回方向制御弁のスプール開口面積の構成例を
示す第4図相当図、第11図は従来の油圧回路に
おける旋回減速、停止時の旋回モータの流入側と
流出側の圧力変化と旋回体の変化との関係を示す
説明図である。 1……油圧ポンプ、3……旋回制御弁、4……
旋回モータ、5……旋回体、6……旋回操作弁、
7……旋回方向制御弁、10……方向制御弁本
体、11……スプール、11e……メータイン側
ノツチ、11f……メータアウト側ノツチ、11
g……僅少絞り用ノツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油圧ポンプの吐出油をスプール式の旋回方向
    制御弁を介して旋回モータに流入させ、該方向制
    御弁の切換えにより旋回モータの回転を制御する
    旋回制御装置であつて、上記方向制御弁には、旋
    回位置から中立位置に戻す過渡領域に、メータア
    ウト側の開口面積をメータイン側の開口面積より
    も小さくした状態でメータアウト側とメータイン
    側の開口面積を次第に小さくする流量制御領域
    と、メータアウト側の開口面積を僅少に絞つた後
    このメータアウト側の開口面積を僅少に絞つたま
    までメータイン側を閉じその後にメータアウト側
    を閉じる減速領域と、上記メータイン側とメータ
    アウト側の双方を閉じた状態を保持する停止領域
    とが順次設けられていることを特徴とする油圧シ
    ヨベル等の旋回制御装置。
JP2046882A 1982-02-10 1982-02-10 油圧シヨベル等の旋回制御方法 Granted JPS58138837A (ja)

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JPH02494B2 true JPH02494B2 (ja) 1990-01-08

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