JPH0249428Y2 - - Google Patents

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JPH0249428Y2
JPH0249428Y2 JP1985132007U JP13200785U JPH0249428Y2 JP H0249428 Y2 JPH0249428 Y2 JP H0249428Y2 JP 1985132007 U JP1985132007 U JP 1985132007U JP 13200785 U JP13200785 U JP 13200785U JP H0249428 Y2 JPH0249428 Y2 JP H0249428Y2
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outlet pipe
water outlet
water
rotation
cam
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JP1985132007U
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、栓本体に出水管を回動自在に取り付
け、前記栓本体に止水弁を内装し、前記出水管の
回動に連動して前記止水弁を開閉させる連動機構
として、前記出水管の回動に連動して回動する回
動カム、及び、回動カム回動方向への回動が牽制
された状態で前記回動カムの回動に伴い変位動作
して前記止水弁を開閉させるカムフオローを設け
た止水栓に関する。
〔従来の技術〕
従来、第4図に示すように、出水管6に連動す
る回動カム17を昇降のみ自在なピン16に作用
させ、止水弁11,12を形成するボール弁体1
2を、ピン16の上昇で開かれかつピン16の下
降で閉じられるように設け、出水管6が栓本体1
に対して設定角度範囲になつた時にだけ水や湯が
出るようにし、給水や給湯の断続操作を出水管6
の向き変更で容易迅速に行えるように構成してい
た(例えば実公昭52−47144号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、出水管6の回動範囲を規制する手段が
設けられておらず、他方、給水や給湯の断続操作
に伴つて頻繁に出水管6の回動操作が行われ、か
つ、出水管6が不測に大きな角度で回動される危
険性があり、壁などの近くに在る他物に出水管6
が頻繁にかつ強く衝突して、出水管6や他物が損
傷しやすい欠点があつた。
そこで、上記回動カム17及びそれに対するカ
ムフオロー(上記例においてはピン16より成る
止水弁連動操作用の連動機構とは別に、例えば、
第3図に示すように、栓本体1の固定部分、及
び、出水管6と一体回動する部分7の一方に突片
23を設けると共に、他方に、出水管6が所定回
動位置まで回動したときに前記突片23が接当す
る係止片22を設ける等の構成により、出水管6
の回動範囲を規制するストツパー機構A′を栓本
体1に装備することも考えられた(特公昭51−
39365号公報参照)が、 このようにストツパー機構を、回動カム17及
びそれに対するカムフオロー16より成る前述止
水弁連動操作用の連動機構とは別に付加装備する
と、全体構造が複雑になつて製作面及びコスト面
で不利となると共に、栓本体が大型化して止水栓
の設置性が低下する問題が派生することとなる。
本考案の目的は、出水管と止水弁を連動させる
回動カム及びカムフオローを利用して、構造の複
雑化や大型化を回避しながら、給水や給湯の断続
に伴う出水管と他物との衝突を防止できるように
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、栓本体に出水管を回動自
在に取り付け、前記栓本体に止水弁を内装し、前
記出水管の回動に連動して前記止水弁を開閉させ
る連動機構として、前記出水管の回動に連動して
回動する回動カム、及び、回動カム回動方向への
回動が牽制された状態で前記回動カムの回動に伴
い変位動作して前記止水弁を開閉させるカムフオ
ローを設ける構成において、 回動カム回動方向での前記カムフオローとの接
当により前記回動カムの回動範囲を規制する当り
面を前記回動カムに形成して、前記出水管の回動
範囲を規制するストツパー機構を構成してあるこ
とにあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、出水管の回動に連動した回動カムの回
動に伴うカムフオローの変位動作により、出水管
の回動に連動して止水弁が開閉される一方、回動
カムがある回動位置に達すると、回動カムに形成
の上記当り面が回動カム回動方向において、その
方向への回動が牽制されたカムフオローに接当す
ることにより、回動カムの回動、すなわち、出水
管の回動が阻止される。
したがつて、回動カムにおいて上記当り面の形
成位置をカムフオロー位置との相関において適宜
決定することにより、出水管の回動範囲を、他物
との衝突を防止する所定範囲に規制することがで
きる。
〔考案の効果〕
その結果、出水管が頻繁にかつ強く他物と衝突
して、出水管や他物が損傷するトラブルの無い、
安全性や耐久性に優れかつ使いやすい止水栓を提
供できるようになつた。
しかも、本考案の特徴構成においては、止水弁
を出水管に連動させて開閉させるための回動カム
及びそれに対するカムフオローを利用して、出水
管の回動範囲を規制するストツパー機構を構成す
るから、この目的のストツパー機構を、回動カム
及びカムフオローより成る止水弁連動操作用の連
動機構とは別構成で、栓本体に付加装備する型式
に比べ、ストツパー機能付加に伴う構造の複雑化
や大型化を抑制できて、製作面、コスト面、並び
に、止水栓の設置性の面で有利となる。
〔実施例〕
次に、第1図及び第2図により実施例を示す。
給湯器の出湯管にボルト連結するためのフランジ
1aを栓本体1に設け、栓本体1の下端側に筒状
体2を縦軸芯P周りで回転自在に内嵌させ、栓本
体1と筒状体2の間をシールするO−リング3、
筒状体2の抜止めのためのリング状受座4及びC
−リング5、及び、そのC−リング5に対するカ
バー18を設けてある。
出水管6を横方向に張出する状態で取付けた有
底筒状体7を、筒状体2の下端側に縦軸芯P周り
で回転自在に外嵌させ、有底筒状体7の抜け止め
及び回り止めのための止ネジ8を、筒状体2に形
成した周溝に嵌込み、筒状体2と有底筒状体7の
間をシールするO−リング9を設け、もつて、出
水管6を有底筒状体7と筒状体2と共に栓本体1
に対して左右回動自在に取付けてある。
底に孔10のある有底筒状体のゴム製弁座11
を栓本体1の上端側に内嵌させると共に、ボール
弁体12を弁座11内に収容して、出水管6に対
する給湯を断続する止水弁11,12を形成して
ある。
弁座11を受止めるワツシヤ13の下方で、筒
状のピンガイド14を栓本体1に回転不能な状態
で内嵌させ、中央に円板15を備えたピン16
を、ピンガイド14の内周面に形成した一対の縦
溝に昇降自在に嵌着し、ピン16に作用する筒状
の回動カム17を、筒状体2の上端側に一体回転
自在に嵌着し、もつて、出水管6の左右回動に伴
う回動カム17の回転操作によつて、第1図イに
示すように、円板15でボール弁体12を押上げ
た止水弁11,12の開き状態と、第1図ロに示
すように、円板15を下降させて自重下降したボ
ール弁体12で孔10を蓋した止水弁11,12
の閉じ状態とに切換自在に構成してある。
つまり、出水管6をその回動における設定角度
範囲に位置させると出水管6からの給湯が可能に
なり、それ以外の範囲に回動させると給湯を停止
できるように構成してあり、また、止ネジ8を操
作して筒状体2に対する有底筒状体7の固定位相
を変えると、出水管6からの給湯が可能な設定角
度範囲を変更できるように構成してある。
回動カム17とカムフオローであるピン16に
よつて、出水管6の回動範囲を規制するストツパ
ー機構Aを形成し、止水栓の用途や設置状況等に
見合つてストツパー機構Aの具体構成を設定して
あり、その詳細を第2図により以下に示す。
(イ) 第1型式〔第2図イ参照〕 回動カム17に、止水弁11,12の開き状態
でピン16に接当する第1当り面19a、及び、
止水弁11,12の閉じ状態でピン16に接当す
る第2当り面19bを形成し、回動カム17に連
動する出水管6で、給水や給湯を行う位置と給水
や給湯を停止する位置の間のみで左右回動するよ
うにし、給水や給湯の断続操作のいずれにおいて
も、出水管6が過度の回動操作で他物と衝突しな
いようにしてあり、一般的な型式である。
(ロ) 第2型式〔第2図ロ参照〕 出水管6の位置が相違する止水弁11,12の
第1開き状態及び第2開き状態でピン16に各別
に接当する第1当り面20aと第2当り面20b
を回動カム17に形成し、給水や給湯を停止する
位置の両側に存在する2個所の給水や給湯の位置
の間のみで、出水管6が左右回動するようにし、
給水や給湯停止位置から左右いずれに出水管6を
回動させても給水や給湯を行えると共に、いずれ
の方向への給水や給湯操作においても、出水管6
が過度の回動操作で他物と衝突しないようにして
あり、浴場等に好適な型式である。
(ハ) 第3型式〔第2図ハ参照〕 給水や給湯操作に際しては出水管6が過度に回
動されることがほとんど無い実情を利用したもの
で、止水弁11,12の閉じ状態でピン16に接
当する当り面21を回動カム17に形成し、給水
や給湯の停止操作において、出水管6が過度の回
動操作で他物と衝突しないようにしてあり、殊に
出水管6の位置を必要に応じて大きく変更する要
がある場合に好適な型式である。
尚、上記第1ないし第3型式のいずれにおいて
も、止水弁11,12の開き状態で出水管6の回
動を許容するカム面部分の長さl1や、止水弁1
1,12の閉じ状態で出水管6の回動を許容する
カム面部分の長きl2は、適当に設定される。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
栓本体1を水道の蛇口等に接続できるように形
成して、出水管6からシンク等に給水できるよう
に構成してもよい。
栓本体1に出水管6を左右回動自在に取付ける
具体構造は適宜変更自在である。
止水弁11,12の具体構造も適当に変更でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図イは給湯状態の断面図、第1図ロは給湯停止
状態の断面図、第2図イないしハは要部説明図で
ある。第3図は比較例を示す断面図である。第4
図は従来例の断面図である。 1……栓本体、6……出水管、11,12……
止水弁、16……カムフオロー、17……回動カ
ム、19a,19b,20a,20b,21……
当り面、A……ストツパー機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 栓本体1に出水管6を回動自在に取り付け、前
    記栓本体1に止水弁11,12を内装し、前記出
    水管6の回動に連動して前記止水弁11,12を
    開閉させる連動機構として、前記出水管6の回動
    に連動して回動する回動カム17、及び、回動カ
    ム回動方向への回動が牽制された状態で前記回動
    カム17の回動に伴い変位動作して前記止水弁1
    1,12を開閉させるカムフオロー16を設けて
    ある止水栓であつて、回動カム回動方向での前記
    カムフオロー16との接当により前記回動カム1
    7の回動範囲を規制する当り面19a,19b,
    20a,20b,21を前記回動カム17に形成
    して、前記出水管6の回動範囲を規制するストツ
    パー機構Aを構成してある止水栓。
JP1985132007U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH0249428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985132007U JPH0249428Y2 (ja) 1985-08-29 1985-08-29

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JPS6239072U JPS6239072U (ja) 1987-03-09
JPH0249428Y2 true JPH0249428Y2 (ja) 1990-12-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139365A (ja) * 1974-08-01 1976-04-01 Girling Ltd Enbanbureekyoenban

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139365A (ja) * 1974-08-01 1976-04-01 Girling Ltd Enbanbureekyoenban

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JPS6239072U (ja) 1987-03-09

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