JPH02493A - 精製されたIgM - Google Patents

精製されたIgM

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JPH02493A
JPH02493A JP63197281A JP19728188A JPH02493A JP H02493 A JPH02493 A JP H02493A JP 63197281 A JP63197281 A JP 63197281A JP 19728188 A JP19728188 A JP 19728188A JP H02493 A JPH02493 A JP H02493A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の技術的背景 本発明の関連分野二本発明は一般的に高度に精製された
免疫グロブリンに関し、特に事実上核酸を含まないIg
Mクラスの高度に精製された免疫グロブリンに関してい
る。
従来技術:IgMは人間に見出だされる約7%の免疫グ
ロブリンを含む周知の195免疫グロブリンである。r
gM抗体は少なくとも5の抗体価を有するといわれてお
り、免疫応答反応において最も早期に発生する抗体であ
る。IgM抗体は特に細菌の感染を防除する点で極めて
有効な傾向があるが、生体内では約5日間という比較的
短い半減期を有している。更にrgM抗体は不安定であ
り、安定化することが比較的困難で、純粋の形態におい
ては特に困難である。
血漿から誘導されたIgM、及びごく最近はモノクロー
ナルIgMについて、各種の精製方式が示唆されている
。血漿から誘導されたIgMの場合は、コーン(Coh
n)分画■として知られるものから比較的濃厚なIgM
を得るために、アルコール分画技術を使用できることが
1940年代から知られていた。例えばW、ステファン
(S tephan)による静脈(IV)投与に適しj
;濃縮■gMを製造するためのベーターブロプリオラク
トン(β−propr 1olactone)の使用に
関連した米国特許筒4.318 902号(及び引用文
献)を参照されたい。
更にミウラ(M 1ura)等のヨーロッパ特許出願E
PO第0.038,667号(rgMのアシル化)を参
照されたい。又一般Iこアルカリ性pHでイオン交換樹
脂を用いる免疫血清グロブリンの精製に関するズy 7
 イー(Zuffi)の米国特許筒4,272.521
号を参照されたい。他のIgM精製又は調製技術はU、
サグ(S ugg)等、Vox  Sang、  36
 :25−28(1979);M、 シタインバッハ(
Sシeinbach)等、P reparative 
 B iochemistry、  3(4)、363
−373(1973)及びA、ウィッチマン(W ic
hman)等、B iochem、 B 1ophys
、 Acta、490:363−69(1977)によ
り開示されている。IgM型の特殊なモノクローナル抗
体を製造する技術はワンズ(Wands)等による米国
特許筒4.271,145号に示されている。高アフィ
ニテイIgM抗体を用いる特殊な免疫測定法は、ワンズ
等の名前で発表された国際特許出願公開8210107
2に記載されている。又1.A、サンプンン(S am
pson)等、J 、  I mmuno、 Math
、  69.9−15頁(1984)も参照されたい。
各種の技術的理由から、血漿から由来したIgMは精製
することが比較的困難であり、今日まで知られているF
:′Xの純度はTgMとして約90!i量%である。又
こうした血漿から由来した18Mの核酸含量は、IgM
がヒトの血漿を原料として誘導されているので、一般に
重大な関心事ではなかった。
血漿から由来したIgMの一般的な核酸含量はl  m
!?当たり約1ngないしlOμ9の範囲にあると言わ
れている。
ケーラー(K6 hler)及びミルスタイン(Mil
stein)による“Continuous  Cul
tura  or  F usedCells  Se
creting  Antibody  of  Pr
edetermined  S pecificity
”、Nature、  256 :495−497(+
975)の発行以来、モノクローナル抗体の製造は周知
となった。所与の特異性のモノクローナル抗体は現在体
細胞ハイブリッド(somaLic  cell  h
ybrid)を用いて(例えばH,コブロウスキー(K
 oprowski)等の米国特許筒4,172゜12
4号参照)、EBV形質転換細胞を用いて1Mロストロ
ーム(L ostrom)の米国特許筒4,446.4
65号参照1、二種の方法の組み合わせにより又は細胞
の電気融合により日常的に製造されている。IgG及び
IgMクラスの両者のモノクローナルは製造され、精製
され且つ特性分析が行なわれている。かような18M製
剤はり、ナラ(Nau)、Biochromatogr
aphy、  l % No、  1 % 83−84
頁(!l織培養からの純度95%のIgM);M、ツイ
ツチ−(F 1shner)、米国特許筒4,604.
235号(マウスの腹水[asciter  flui
dlからの純度90%の[gMであり、事実上純粋な抗
体と特性決定された)、J、R,ワンズ(Wands)
等、国際特許出願公開82101072(診断用の高ア
フィニティrgMモノクローナル抗体であり、上記に引
用された);S、パーチール(Burchie1)等、
J。
I mmuno、 MeLh、  69.33頁198
4年(マウスの腹水から精製されたIgG);J、デシ
ャンブス(D eschamps)等、Anal、  
B iochem、  i 47.451頁、1985
年(マウスの腹水からのIgG);及びT、ブルックス
(B rooks)等、A mer、 L ab。
10月号、1985年(マウス及びヒトのIgG及びI
gMの精製のためのヒドロキシアパタイトの利用)によ
り記載されている。モノクローナルを原料にして得られ
たIgMを精製するために多くの努力が払われたが、今
日までのIgMの最高の純度は約95%である(上記の
ナラの報告を参照〕。
P、アエルギノーザ(P 、aeruginosa)に
対するモノクローナルIgMの製造は開示されており、
IgMはヒトのリンパ芽球様(Iymphoblast
oid)組織培養から誘導され、及びDEAEセファセ
ル(Sephace1)がIgMの最初の精製に使用さ
れた。0゜005ないし0.5 μg/laQの濃度を
持ったIgMの治療上許容できる等張溶液は既知である
が、IgM製品の相対的純度又はその処方については何
もデータが与えられていない。
血漿から由来したIgMの核酸含量は重要な関心を招い
ていないが、モノクローナルIgMの核酸含量は、異質
(ヒト以外)の核酸が非経口的に投与された製品を通じ
て人間に導入される危険の可能性があるために、極めて
重要である。従って精製され且つ濃縮されたIgM製品
を得ることが望ましいことに加えて、全く又は殆んど核
酸を含まないような製品を得ることも要望されるところ
である。本発明者等は加工工程及び貯蔵条件を注意深く
管理することにより、かような製品が製造可能で、且つ
安定化することができることを新しく見出だした。本発
明者等の高度に精製されたrgMの詳細は下記に記載さ
れる。
本発明の要約 本発明の開示は98重量%以上の純度及びfgMl  
g当たり約200 pg以下の核酸含量を有するIgM
抗体から成る、実質的に純粋で安定化されたIgM抗体
生成物に関する。好適な具体化においては、rgMの純
度は98!i量%よりも大で、核酸含量IgM1  g
当たり約4pg程度か又はそれより低く、且つ製剤は安
定剤としてNaCl及びアルブミンの存在において、約
4ないし10の範囲のpH,好適にはpH約8に保つこ
とによって安定化される。上記の特性を有する代表的な
製剤はプソイドモナス・アエルギノーザ(P、aaru
ginosa)細菌の表面に見出だされる血清型決定因
子に特異的な一種又は多種のIgM抗体を含んでいる。
製剤は一種又は多種のクローンから得られるIgM抗体
を含んでおり、P、アエルギノーザの感染を治療するの
に有用であることが見出されることを意図している。製
剤はモノクローナル抗体源を培養し、モノクローナル抗
体を収穫し、次いで収穫された抗体をイオン交換樹脂及
びサイズ・エクスクル−ジョン・(size  exc
lusion)クロマトグラフィーが含まれる注意深く
調節された一連の処理工程により処理することにより得
ることができる。
特定な態様 本開示の非常に重要な態様は、本発明のIgM製剤の全
体的な純度、安定性及び核酸の低含量である。本文で用
いられるような“実質的に純粋で安定化されたIgM”
という表現は、約98重量%以上の純度を有するIgM
抗体及び核酸含量がIgMl+ig当たり約200pg
以下であるIgM製剤を称する。′安定化されたIgM
製剤”とは、少なくとも6ケ月の期間にわたってサイズ
・エクスクル−ジョン・クロマトグラフィーによって測
定された分子量分布における変化が10%以内(+又は
−)(例えばファルマシア[P harmacia] 
F P LC−スベロース06のピーク面積)である製
剤を意味する。IgM抗体は生理学的に活性(免疫結合
体を形成する能力がある)であり、NaCl、アルブミ
ン又はアミノ酸のような適当な安定化剤の存在において
、約4ないし10の範囲のpHに保つことにより安定化
される。核酸含量の低いことは、核rli源の如何によ
らず、IgM製剤の近似的な均一性を得るために望まし
いが、異質源(動物起源又は人間の細胞であっても、例
えばEBV形質転換によって遺伝的に変質したもの)か
らの核酸が存在しないか又は殆んど存在しないことを保
証することが重要であるので、培養液(例えばハイブリ
ドーマ又は形質転換細胞の)から得られる如何なるIg
M生成物においても本質的に望ましいことである。
下記の実施例は或種の血清型のプソイドモナス・アエル
ギノーザ細菌に特異的な事実上純粋な且つ安定化された
rgMを示している。本発明者等が精製し安定化するこ
とができたIgM抗体は下記のA、T、C,C,クロー
ンから生成したものである:系統6F11、フィッシャ
ー・タイプ(F 1sher  T ype) 2、A
、T、C,C,アクセタEl 7(Accesion)
No、 CRL 8552、ライン5G2、フィッシャ
ー・タイプ6、A、T、C,C,アクセションNo、C
RL8797、及びライン13C1、フィッシャー・タ
イプ5、A、T、C,C、アクセションNo、CRL8
796゜ 材料及び方法 下記の実施例はクラスM及び各種のフィッシャー・タイ
プのモノクローナル抗体が組織培養液から高度に精製さ
れることを例示する。
実施例 l ライン6F l l、A、T、C,C,アクセションN
o、CRL8562の細胞はフィッシャー・タイプ2の
プソイドモナス・アエルギノーザに特異的なりラスMの
モノクローナル抗体を生産するヒトのリンパ芽球細胞で
ある。このラインはヒトの血清アルブミン、インシュリ
ン及びトランスフェリンを追加したハナ・バイオロジク
ス()(anaB iologics)複合培養基の混
合物中で生育させた。
培養槽は撹拌式タンクであった。
上記の培養液から得られた50 rag/ Q IgM
の容積40Qを、0.2 μmフィルター(ミクロゲン
[M icrogen])を通じて濾過しだ。炉液はl
Oo、oooの分子量を遮断するタンジエンシャル・フ
ロー啼メンフ゛ラン(tangential flow
 membrane;ミリポア[M i l l 1p
orel )を用いてl Qに濃縮した。濃縮物を5°
Cに冷却し、pH7,4に調節した。
100gのPEGを添加し、1時間撹拌した。
溶液を10,000Xgで30分間遠心分離した。
上澄液を捨て、沈殿を一35℃で凍結した。
沈殿をI Qの緩衝液(0,05M  トリス、0゜0
8M  NaC1%pH8,0)中に再分散させた。p
Hを4.5に低下させた。溶液を10,000Xgで3
0分間遠心分離し、沈殿を廃棄した。上澄液のpHを再
度8.0に調節した。溶液を緩衝液(0゜05M トリ
ス、0.08M  NaC1,2%トウイーン[T w
een]、I)H8,O)と平衡させたI QのDEA
E−セファロース ファースト・7O−(Fast −
F IowXファルマシア)の陰イオン交換カラムに吸
着させた。IgMを緩衝液(0,05Mトリス、1.O
M  NaCl、pH8,0)で直線的勾配により溶離
させた。溶離液を100.000分子量膜上で濃縮し0
.5 Qとした。濃縮物を緩衝液(1,0M  NaC
1,0,05M  トリス、O,01Mグリシン、pH
8,0)と平衡させたセファロースCL−6Bのサイズ
・エクスクル−ジョン・カラム(ファルマシア)上で分
別した。IgM溶離液は6 I2であっt;。
0.5gのヒト血清アルブミンを添加し、10゜000
分子量膜を用いて液量を0.I  Qに濃縮しt;。溶
液を0.5 αの緩衝液(0,15M  NaCl。
0.05M  トリス、0.OIM  グリシン、p)
(8,0)と透析濾過(diafilter)した。溶
液を滅菌濾過した。一部を凍結させ、80時間サイクル
(−40°Cで10時間、−20°Cで20時間、−0
℃で20時間、20°Cで10時間及び37°Cで20
時間)で凍結乾燥した。
累積収率は30−35%である。液は5℃で1年以上沈
殿を起こすことなく透明のままであった。
凍結乾燥した生成物は白色で、水で3分間以内に再構成
される。5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(P
AGE)法及びファルマシアFPLCセファロース6に
よれば、純度は98%よりも大である。ハイブリダイゼ
ーション・グローブ試験法による核酸含量は67ピコグ
ラム/mgIgM以下である。
実施例 2 ライン5G2、A、T、C,C,アクセションNo、C
RL8797の細胞はフィッシャー・タイプ6のプソイ
ドモナス・アユルギノーザに特異的なりラスMのモノク
ローナル抗体を生産するヒトのリンパ芽球細胞である。
このラインは実施例1のラインと事実上同一の技法によ
り成長させた。
最初の0.2 μmが液をpH4,0に調節し、2時間
保持する以外は、培養液を実施例1のラインと同様な技
法により最終生成物まで精製した。上記操作後、溶液の
pHを中性に再調節し、各工程を更に!aRI、た(例
えば濃縮等)。しかし、培養液の容積は80119/+
2で1012であり、他の容積もこれに比例して定めた
。最終配合物の緩衝液は0.15M  NaC1,0,
01M  グリシン、pH8,0であった。
累積収率は30−35%である。液は5°Cで6ケ月以
上沈殿を起こすことなく透明のままであった。凍結乾燥
した生成物は白色で、水で3分間以内に再構成される。
5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)
法及びファルマシアFPLC−セファロース6によれば
、純度は98%よりも大である。ハイブリダイゼーショ
ン・グローブ試験法による核酸含量は8,5ビフグラム
/J1gIgM以下である。
実施例 3 ライン13cI、A、T、C,C,No、8796の細
胞はフィッシャー・タイプ5のプソイドモナス・アエル
ギノーザに特異的なりラスMのモノクローナル抗体を生
産するヒトのリンパ芽球細胞である。このラインは実施
例1のラインと事実上同一の技法により成長させた。
培養液を実施例1のラインと事実上同一の技法により最
終生成物まで精製した。しかし、培養液の容積は100
mg/Qで1of2であり、他の容積もこれに比例して
定めた。最終配合物の緩衝液は0.15M  NaCl
、0.01M  グリシン、pH8,0であった。
累積収率は30−35%である。液は5°Cで6ケ月以
上沈殿を起こすことなく透明のままであっj;。凍結乾
燥した生成物は白色で、水で3分間以内に再構成される
。5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法及びファ
ルマシアFPLC−セファロース6によれば、純度は9
8%よりも大である。
ハイブリダイゼーション・グローブ試験法による核酸含
量は8.5ピコグラム/ mg IgM以下である。
本発明者等の一般的方法は添付図面中に略図的に示しで
ある。
最終生成物 高純度の生成物が、好適にはNaC1,アルブミン、ア
ミノ酸又は炭水化物の存在において、0゜Ol 11g
/+I+Qないし50rtg/mQの範囲の濃度及び4
ないしIOの範囲のpHに調節することにより安定化で
きることが見出だされた。最終生成物は液状(上記のよ
うな)或いは凍結乾燥され、感染性剤を不活性化するた
めの既知の方法で処理されたものであってもよい。
上記の開示が与えられた以上、この分野の熟練者には種
々な変化法があり得ることが教示されよう。従って開示
された本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限
されることを意図するものである。
本発明の主なる特徴及び実施態様は以下の通りである。
1、実質的に純粋な且つ安定化されたIgM抗体製剤。
2、約98重量%以上の純度を有するヒト■gM抗体か
ら成る上記lに記載の製剤。
3、核酸の量がIgM1mg当たり約200 pg以下
である上記2に記載の製剤。
4、核酸の量がIgM1mg当たり約10p9以下であ
る上記3に記載の製剤。
5、核酸の量が[gM1mg当たり約41)g以下であ
る上記3に記載の製剤。
6、治療用に適した上記lに記載の製剤。
7、適当な賦形剤を含む上記6に記載の製剤。
8、安定化量の塩及び蛋白質を含む上記7に記載の製剤
9、約4ないし約10の範囲のpHを有する上記8に記
載の製剤。
10、約7ないし約9の範囲のpHを有する上記9に記
載の製剤。
Il、治療用として適当なIgM抗体を含む実質的に純
粋な且つ安定化されたモノクローナル抗体製剤。
12、約98重量%以上の純度の抗体を有するヒトIg
M抗体から成る上記11に記載の製剤。
13、核酸の量がIgM抗体lIIIg当たり約200
py以下である上記I2に記載の製剤。
14、核酸の量がIgM抗体lI+1g当たり約109
g以下である上記13に記載の製剤。
15、核酸の量がIgM抗体1 111g当たり約4p
g以下である上記13に記載の製剤。
16、適当な賦形剤を含む上記15に記載の製剤。
17、安定化量のヒト血清アルブミンを含む上記16に
記載の製剤。
18、約4ないし約10の範囲のpHを有する水溶液の
形態にある上記17に記載の製剤。
19、約7ないし約9の範囲のpHを有する上記18に
記載の製剤。
20、抗体が病原性のダラム陰性微生物に見出だされる
抗原に特異的である上記19に記載の製剤。
21、治療用として適当であり、実質的に純粋な且つ安
定化されたモノクローナル抗体製剤であって、該製剤が
IgM型の抗プソイドモナス・アエルギノーザ抗体から
成ること。
22、核酸の含量がIgM1mg当たり約200pg以
下である上記21に記載の製剤。
23、核酸の含量がIgMI  I+1g当たり約1O
p9以下である上記22に記載の製剤。
24、核酸の含量がIgM抗体l +++g当たり約4
[1以下である上記23に記載の製剤。
25、少なくとも二種のフイッンヤー血清型抗原に特異
的である抗体から成る上記24に記載の製剤。
26、フィッシャー血清型抗原に特異的である抗体から
成る上記25に記載の製剤。
27、安定化量のヒト血清アルブミンを含む上記26に
記載の製剤。
28、約4ないし約lOの範囲のpHを有する水溶液の
形態にある上記27に記載の製剤。
29、約7ないし約9の範囲のpHを有する上記28に
記載の製剤。
30、IgMを安定化するのに充分な量の炭水化物を含
む上記28に記載の製剤。
31、約98重量%以上の純度を有し、核酸の含量がr
gM1mg当たり約200 pg以下であるIgM型の
モノクローナル抗体から成る高度に純粋なモノクローナ
ル抗体製剤。
32、核酸の含量がIgMl+Ag当たり約1Op9以
下である上記31に記載の製剤。
33、核酸の含量がIgM抗体lTRg当I;り約4p
y以下である上記32に記載の製剤。
34、約99重量%よりも大きいIgM純度を有する上
記32に記載の製剤。
35、抗体が病原性のダラム陰性微生物の抗原に特異的
である上記34に記載の製剤。
36、抗体がIgM型の抗プソイドモナス・アエルギノ
ーザ細菌の抗原に特異的である上記35に記載の製剤。
37、少なくとも二種のフィッシャー血清型抗ytこ特
異的である抗体がある上記36に記載の製剤。
38.7(ラシャ−血清型抗原に特異的である抗体があ
る上記37に記載の製剤。
39、安定化量のヒト血清アルブミンを含む上記38に
記載の製剤。
40、安定化量の炭水化物を含む上記38に記載の製剤
41、約4ないし約10の範囲のpHを有する水溶液の
形態にある上記38に記載の製剤。
42、約7ないし約9の範囲のpHを有する上記41に
記載の製剤。
43、炭水化物がデキストロース、スクロース及びマル
トースから選択される上記38に記載の製剤。
44、約4ないし約10の範囲のpH1約0ないし5重
1%のヒト血清アルブミン、約0ないし10%のマルト
ース、約0.0ないし0.5  MのNaC1及び約0
ないし0.OIMのグリシンを有する水溶液の形態にあ
る上記38に記載の製剤。
45、下記の処方:5 mg/ mQのIgM;511
1?/rxQのアルブミン;0.15MのNaCl;0
.01Mのグリシン;を有し、且つpH約8.0の水溶
液の形態にある上記44に記載の製剤。
【図面の簡単な説明】
図面は本開示の一具体化例を製造するために使用される
一般的加工工程を示す70−チャートである。全体の工
程の内の個々の段階から得られる段階的な純度の増加及
び核酸含量の減少も又示されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)実質的に純粋な且つ安定化されたIgM抗体調製物
    。 2)治療用として適当なIgM抗体を含む実質的に純粋
    な且つ安定化されたモノクローナル抗体調製物。 3)治療用として適当であり、実質的に純粋な且つ安定
    化されたモノクローナル抗体製剤であって、該製剤がI
    gM型の抗¥プソイドモナス・アエルギノーザ¥(¥P
    seudomonas¥¥aeruginosa¥)抗
    体から成る調製物。 4)約98重量%以上の純度を有し、核酸の含量がIg
    M1mg当たり約200pg以下であるIgM型のモノ
    クローナル抗体から成る高度に純粋なモノクローナル抗
    体調製物。
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