JPS59176215A - 静脈内に適用するための副作用のないI↓gG−免疫グロブリン溶液の製法 - Google Patents

静脈内に適用するための副作用のないI↓gG−免疫グロブリン溶液の製法

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JPS59176215A
JPS59176215A JP59052442A JP5244284A JPS59176215A JP S59176215 A JPS59176215 A JP S59176215A JP 59052442 A JP59052442 A JP 59052442A JP 5244284 A JP5244284 A JP 5244284A JP S59176215 A JPS59176215 A JP S59176215A
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immunoglobulin
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JP59052442A
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ハインリツヒ・ウア−ル
マンフレ−ト・フロリク
ウアルテル・ドレツシエル
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SHIYUUABU UNTO CO GmbH
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K16/06Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
    • C07K16/065Purification, fragmentation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、静脈内注射用の安定な透明水溶液の形で使え
る、自然血漿と比較して元のままの補体結合作用を示す
、化学的に修飾されていない、副作用のない、非常に純
粋な1.工ya−免疫グロブリン分画を製造するだめの
改良方法に関する。
免疫グロブリンの通常の分類はBu工工、W<)rla
Health Org 30.1964.447に従っ
てメイ7−りラスと該グロブリンに在存するポリペプチ
ド鎖とを表わす記号を含む名称によって行われる。従っ
て本発明では工fという記号を免疫グロブリンのために
使用し、それぞれの免疫グロブリンのクラスを更に詳し
く表示するために大文字を後に置く。単量体の工fG−
免疫グロブリンは文献では7S工gGと表示されている
プールした血漿からの工yaで表示する免疫グロブリン
分画は、桟々の病原性微生物に対する抗体を含有し、な
かんずくウィルス感染及び細菌感染の予防及び治療に使
用される。それ故、IfG−免疫グロブリンの単離及び
精製は、受動免疫化製剤の調製のために医学において特
に重要である。
人間の血漿まだは血清から免疫グロブリンを得る種々の
方法が既に知られている。例えば工yG−免疫fロフリ
ンはコーン等のアルコール沈殿法(J、 Am、 Oh
em、 8oc、 68.459−475゜1964及
び同誌72 、4.65〜474゜1950、米国特許
第3.597.409号明細書で更に発展している)に
よって血漿分画■又は11+Iに富化することができる
。他の既知の方法は、沈殿処理とりパノール及び硫酸ア
ンモニウムとを組合わせることにある( J、 Hor
ejisi。
R,Smetana; Acta Med、 5can
d、、 Ba、 155.65〜7o、 1q56) 
更に、前記諸方法によって製造した免疫グロブリン製剤
は補体を非特異的に固定する(これについてはS、 B
araaun、ガンマグロブリン療法。
Karger 出版バーゼル、1964を参照)ので筋
肉内投与にだけ適するということが知られている。静脈
内に投薬すると、特に無ガンマグロブリン血症の患者達
で、多分ショックにまでなる急性の反応が起シうる。自
然の#量体の78− 工ya−免疫グロブリンから血漿
分画化の過程で一部分ダイマー及びオリゴマーの免疫グ
ロプリンアグリゲートが生じ、これが静脈内注射の際に
補体の系を活性化するということが既に証明された。こ
の現象は抗拒補的活性と言われ。
前記反応の原因になる。他方、大抵の症例で治療上必要
な免疫グロブリン濃度は静脈内投与によってだけ達成さ
れる;なぜなら筋肉内注射したIJGは、注射の場所で
の悪い吸収性及びタンパク質加水分解の減成反応のため
に、遅れて一部分だけ血液循環に入るにすぎないからで
ある。
従って、静脈内で和合する製剤を得るために、既に拙々
の方法が開発された;それらの方法は、分画化後の抗拒
補的特性を減らすこと又は従来の分画化処理の間の免疫
グロプリンアグリゲートの生成を阻止することを目ざし
ている。
H,E、5chultze(Dtsch、 med、 
Wochenschrift87.1643〜1650
,1962)によってそして後にA、 N15onof
f (5cience 132,1770゜1970)
によって提案された方法では、ペプシンで処理すること
によって工fG−分画から抗拒補的活性を除くことがう
まくいく。しかし、ペプシンのほかにプラスミン(S、
 Barandun等2  。
Vox、 Sang、 28.157.1975 )も
提案された免疫グロブリンの酵素処理では、タンパク質
が著しく個々の抗体断片、抗体分子のF (ab) 2
一部分、Fab一部分及びFC一部分に分解され、自然
免疫グロブリンに比して著しく短い半減期及び狭い生物
学的効果を示す製剤が生じる(これについてはE、 M
erler等の研究論文、 Vox Sang、 13
 。
102 、1967を参照)。
S、 Baranaun等の研究論文(Vox San
g 7゜157〜174.1962)から、補体を不活
化する免疫グロブリン分画が6.8〜4の部位での酸処
理によってその抗拒補的活性を一時的に失うということ
が既に知られている。酵素分解と比較して酸処理には、
xyG−分子が極度に無傷のままであって修飾されない
という長所がある)J、ROm19r等、 Vox −
Sang、 42.62〜75゜1982)。しかしバ
ランダンが記載したやシ方では、中性領域へのpH値の
リセットによって花色の溶液として得られる、比較的長
く放置すると沈殿を析出する、貯蔵中に再び抗拒補性に
なる傾向のある、従って静脈内注射のだめの使用可能性
の制限される、製剤が得られる。
更に、J、l:mmunol、 89.556〜545
.1962のL、 H,Frommhagen 等の研
究論文から、自然血清中の事情によっては存在する抗拒
補的活性を無くするために人間の全血清を63℃で20
分間熱処理するのが適切であるということが知られてい
る。ドイツ特許第2,527,064号明細書には、出
発物質として使用する人血漿又は−血清を比較的長い時
間50〜60℃に殊に2時間56℃に加熱した後にガン
マグロブリン分画を通常の分別法例えばコーンのアルコ
ール沈殿法又はリバノールー硫酸アンモニウムー分画化
によって分離する静脈内に適用するだめの自然免疫グロ
ブリンの製造法が記載されている。しかし、出発物質を
比較的長く加熱することには、人血清の個々の血漿タン
パク質が変性によって一部分凝結及び凝降しうるので、
後続の分画化を著しく困難にし且つ血漿分画化の他の生
成物の利用可能性を制限するという欠点がある。
そのほかに前記諸方法は単に従来の分画化法例えばコー
ンのアルコール沈殿法又はソバノール−硫酸アンモニウ
ム−法によって分別されだ免疫グロブリンの抗拒補的活
性を下ける教示に止まっている。しかしこれらの方法で
得られた製剤は単一でなく、出発物質及び分画化法の種
類に応じて大量のエダG−免疫グロブリンのほかに真性
グロブリン並びに工fM−及びIA−免疫グロブリンも
種々の量で含有する。工yh−分画は同様に一定のウィ
ルスに対する免疫学的防御成分を有するが、抗−工gA
−抗体をもつ患者では急性の望ましくない副作用を生じ
うる(これについてはS、Baranaun等、 VO
X Song、 7゜1577−174.1962を参
照)。従って、工PG−免疫グロブリンを用いる細菌及
びウィルス感染の免疫療法のだめに、工fA−含有量が
できるだけ減った製剤を使用することが好ましい。ドイ
ツ特許出願公開第4404.265号明細書にはクラス
によって分離した免疫グロブリン濃厚液を得る改良法が
記載されておシ、該方法では真性グロブリンを、アルコ
ール沈殿法で得た粗製免疫グロブリン分画の溶液から、
5.OX 10  ないし8.OX 103μsの導電
率及び4.5ないし6、殊に5.1のpH値に調節する
ことによって、沈殿させ且つ大きな部分を占める工yA
を、水酸化アルミニウムに吸着させることによって分離
することができ、それによシタ5チ程度の免疫グロブリ
ンが得られる。しかしこのドイツ特許出願公開第2.4
04.265号明細書には抗拒補的活性を下げる方法が
記載されていないので、この製剤は明らかに筋肉内で使
用することだけが好ましい。
ところで驚くべきことに、全く一定条件で行われる真性
グロブリン沈殿法とそれに続く吸着処理、その後の酸処
理及び熱処理とを組合わせ、2のようにして得られた溶
液から数回の分別沈殿によって再凝集性のタンパク質を
分離し且つその後の二度の吸着処理によって低分子量の
随伴物質及びタンパク質加水分解酵素並びに発熱性物質
を除くと、今まで抗拒補的活性の除去と結びついていた
欠点が避けられ且つ5%以下のIfA−含有量を示す貯
蔵に対して安定な95%以上の純度のIJG−免疫グロ
ブリン分画が得られ改良した方法によって、静脈内で使
用するだめの化学的に修飾されていない副作用のない工
ya−免疫グロブリン溶液を製造することができるとい
うことが見いだされた。
従って本発明の対象は、若干の工程例えば沈殿、濾過、
吸着及び透析で■gG−免疫グ四プリン分画を精製及び
富化することによって、自然血漿と比較して元のままの
補体結合作用と高い安定性と5重量%以下の工9人−免
疫グロブリン含有量とを有する。静脈内に適用するだめ
の化学的に修飾されていない、酵素的に処理されていな
い、副作用のない、残渣のない、非常に純粋な水性のx
ya−免疫グロブリン溶液を生産する方法にして、 (、)  コーンによる分画…十N(粗グロブリン)ま
たはりパノール−硫酸アンモニウム−法によって得られ
だ粗免疫グロブリン分画を水溶液にし、沈殿剤の除去の
ために透析しそして真性グロブリンを、5X102μs
以下の導電率及び5.3ないし5.5のpH値に0〜1
0℃で調節することによって沈殿させ、上澄みから酵素
活性を鉱物性VM剤に吸着させることによって分離し、
このようにして得られた上澄みの免疫グロブリンの工y
A−分画の大部分を。
(1、5〜1.5g/IJのDEAE (ジエチルアミ
ノエチル)−イオン交換体に6.5ないし7゜5のpH
値で吸着させることによって除きそl〜て該吸箔1fl
l庖分離し5次に (b)  このようにして精製及び富化した工9G−免
疫グロブリン溶液を、pH2,5〜4.2で酸処理する
ことによって安定化させ、次に (・・) この溶液を中和1−1はぼ中性のpH値で2
0〜40分間40〜50°Cに加熱し、冷却後に19−
M  の圧倒的部分、変性タンパク質断片または他の集
合体を二工程の分別沈殿によって除き、この各場合に高
分子量のタンパク質沈殿物を分離した後にその後の精製
操作の基臂−にすべきIG−分画を沈殿させ、最後の沈
殿のxyG−分画を水に溶解させて透析し、次に (a)  透析物を再び水溶液に変え、これを低分子量
の部分の除去のために活性炭でそして活性炭の分離後に
得られた溶液を発熱性物質の除去のためにその場で沈殿
させた水酸化アルミニウムで7.0ないし8.0のpH
値で処理し、水酸化アルミニウムを分離し、得られた溶
液から工ya−分画を沈殿させそして使用しうる溶液に
変えることを特徴とする方法である。
本発明の対象は更に、この方法によって製造されたIf
G−免疫グロブリン溶液、並びに上記工yG−免疫グロ
ブリン溶液を含有する製剤である。
出発物質として使用するコーンによる分画■+■から又
はりパノール−硫酸アンモニウム−法によってイムられ
た粗免疫グロブリン分画からアルコールもしくは中性塩
を除去することは、ペースト状抑漿タンパク質を脱塩水
に懸濁させた後に4℃で6日間脱塩水に逆らって透析す
ることによって行われる。
真性グロブリンを沈殿させることについてドイツ特許出
願公開第2.4 CI 4.265号明細書には、s、
o xio2  ないし8゜OX 10’μS の導電
率及び4.5ないしろOpH値、殊に5.1のpH値に
調節することが提案されている。ところで驚くべきこと
に、透析物を該透析物に対して10ないし40倍量、好
ましくは15ないし20倍量の脱塩水を加えることによ
って溶液にし1つ、希酸殊に20係の酢酸で酸性にする
ことによって5.3ないし5,5.殊に5.4のpH値
にそして6X10 μs以下の導電率に調節し2且つ0
〜10°C1殊に4℃で沈殿させると、IgGを同時に
共沈さぜることなく真性グロブリンを最適に沈殿させる
ことができるということが本発明による方法で確認され
/ζ。
傾斜、p過せたけ遠心分離によって通常生じうる沈殿物
を分離した後、真性グロブリンを金子しない上澄みに、
(特にタンパク質加水分解酵素の)酵素活性を除くため
に、鉱物性吸着剤好ましくは硫酸バリウムを合目的的に
20ないし501/l、殊に509 / lの量加えて
攪拌下で2ないし4時間作用させる。
吸着剤を分離した後、上澄みに0.5〜1.579/I
1.好まし7くは’+、Og/lのDEAE −イオン
交換体を加え、塩基好ましくは濃アンモニアでpH値を
6.5〜7.5、殊に7.0に調節し、混合物を2万い
し4時間攪拌して工IIAの大部分をDmAE−イオン
交換体に吸着させる。
既に非常に精製及び富化された工ya−免疫グロブリン
溶液を含有するろ液に工程b)で、抗拒補的活性の除去
のために、希薄な鉱酸で酸処理を行う。酸処理は、作用
の時間に応じて2.5ないし4゜2、好ましくは2.9
ないし3.9のpH値で行うことができ、6.3ないし
3.5のpH値に調節するのが特に好ましい。有利な実
施態様ではこの処理を、溶液を先ずj N Hoeで0
〜10℃、好ましくは4℃で約2.9ないし6.1のp
H値にしそして5ないし10分間このpH値で放置する
ことによって二工程で行うことができる0次に塩基、好
ましくはアンモニアを加えることによって約6.6ない
し6.5のpH値に調節し、透明な溶液を12〜72時
間、好ましくは12ないし24時間4℃に保つ。
酸処理によって確かに血漿の分画化の間に生じたダイマ
ー及びオリゴマーの免疫グロプリンアグリゲートは分解
されるが、7S−工ya−成分自体はこの処理の際に驚
くべきことに極端に無傷である。特に、酸処理によって
、補体の系の比活性と十分な予防的効果の維持とのため
にN要な抗体分子のFC一部分は、酵素的処理に抗して
分解されない(これについてはJ、:Romer等、V
ox、 Sang、 42.74〜80.1982を参
照)。
しかし、抗拒補的活性の除去による酸処理と結びついた
長所1は、今までに知られていた方法では、上記短所例
えば貯蔵中の抗拒補活性の再現、沈殿の生成、pH値が
中性の領域にリセットされることによる花色溶液の生成
によって相殺された。従って1本発明による方法の工程
(C)における工業的に非常に簡単に実施されるべき効
果の十分な処理によって上記短所を除くことができると
いうことは驚くべき結果である。6.5ないし7.5、
殊に7.0のpH値に調節した溶液を40℃ないし50
℃に20ないし40分間、好ましくは42℃ないし45
℃に30分間加熱することによって、溶液中に存在する
タンパク質断片は変性されて大部分のIgM及び他のア
グリゲートと一緒に分別沈殿によって溶液から除かれう
る。加熱は、任意の方法で行うことができるが、かく拌
した溶液の中へ蒸気を導入することによって行うのが好
ましい。
加熱時間のすぐ後に溶液を20℃ないし25℃に冷却し
、工gGよシも高分子量のタンパク質例えば工fM、変
性したタンパク質断片又は他のまだ存在するアグリゲー
トを中性塩又は低級アルコールの添加によって、殊に1
50Ii//の濃度まで硫酸アンモニウムを加えること
によって、沈殿させる。本発明による方法での控え目な
短時間の加熱処理は、一方において精製及び富化した7
 5−IG−免疫グロブリンが変性も集合もしないとい
う利益をもたらし、又、他方において1分別しない人−
血漿または一血清を加熱する場合よりも著しく穏和な条
件で、精製したIyG−分画におりる酸処理後の抗拒補
的活性の再生をlam止することがうまくいくという利
益をもたらす。
上記沈殿のP液から工fG−分画を、塩濃度を高くする
か又は更にアルコール?加えることによって、殊に硫酸
アンモニウムを6ooi7ttの濃度まで加えることに
よって、沈殿させる。
遠心分離又は濾過によって分離した1ya−沈殿を、特
に純粋な生成物を得るためにもう一罠溶液にし、100
ないし1601/11殊に約120&/lの濃度までの
中性塩殊に懺歌アンモニウムでpH4,0ないし4.5
殊にpH4,2で分別沈殿を行うことによって、工yG
−免疫グロブリンよシも高分子量の今までにまだ分離さ
れなかったタンパク質及びアグリゲートを除く。中*口
したF液において、純粋な工fG−分画を最後に、塩濃
度を高くするか又は史にアルコールを加えることによっ
て、殊に600y/ノの濃度まで硫酸アンモニウムを加
えることによって1分離しそして沈殿剤の除去のために
冷水に逆らって透析する。
安定性と発熱性物質のないこととは1本発明による方法
では驚くべきことに、活性炭及び水酸化アルミニウムで
次に工PG−免疫グロブリン溶液を処理することによっ
て達成することができる。工程(C)からの透析物を脱
塩水で1ないし2重量%のタンパク質を含有する溶液に
希釈し、これを希酢酸でpH4,5〜5.0殊に約4.
8のpHに調節し、タンパク質111当fi O,2,
9の活性炭を加え、次に2時間攪拌するように行うのが
好ましい。活性炭による処理は、低分子量の随伴物質及
びタンパク質加水分解酵素を全く含まない溶液を製造す
ることができるという利益をもたらすので、本発明によ
る溶液は非常に貯蔵安定になる。活性炭を好ましくは遠
心分離によって分離した後に、得られた溶液を塩基好ま
しくは濃アンモニアで7.0ないし7.5のpH値に調
節し。
67℃に加熱する。次に溶液にAJ塩例えばアルミニウ
ムミョウバンを殊にタンパク質11当リ0.29の幇加
えそして次に約7.0ないし8.0の弱塩基性のpH値
に調節する。沈殿した水酸化アルミニウムはこの条件で
発熱性不純物を吸着し、工ya−免疫グロブリンは上澄
みに残る。
p液から最後に純粋な工ya−分画を好ましくは中性塙
または低級アルコールを殊に硫酸アンモニウムを約30
0 g / i 0f)濃度まで加えることによって沈
殿させる。本発明により製造した工yG−免疫グロブリ
ンは、免疫グロブリンのために既に知られている方法で
、例えば約1.5チのグリシンと約0.7チの塩化ナト
リウムとを含有する溶液に溶解させ、無菌濾過し、タン
パクfA含有量が例えは約5重量係の安定な水溶液とし
で静脈内に適用するだめのアンプルで使用に供する。
14)られた生成物の純度及び収率は、ゲルクロマトグ
ラフィー法で測冠する。本発明によシ製造されブとxy
o−製剤はこれらの判断基準によれば全タンパク質に対
して95%以上の純粋なxgG−免疫グロブリンと5チ
以下の工9八−免疫グロブリンとを含有する。エタG一
部分は90チ以上が78−成分から成り、10%以下の
アグリゲートを含有する。
純粋な工yG−分画の収量は、1000A!の人血漿か
ら20〜601′″′Cある。本発明によシ製造した水
性静脈工fG−免疫グロブリン製剤は、数個月以上元の
ままの状態で貯蔵することができ、特異的免疫予防剤及
び−治療剤として人間に静脈内投与するために非常によ
く適する。
以下例を誉げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明
は例に制限されない。
例: 5(5,3gのcoHNII + I沈殿(粗グロブリ
ン)を100waの脱ミネラル(d、、m、)水に溶解
させそして72時間、流れる脱ミネラル水に逆らって+
4℃で透析させる。2700dのd、 m。
水を加えることによってL9 X 10  μsの導電
率に到達させ、次に酢酸で5.65の部位に調節する。
生じた沈殿を、24時間沈降させることによシ分離する
。上澄みに509/lの硫酸バリウムを加え、2時間か
く拌し、硫酸バリウムを次に旅心分前によって分離する
。遠心分離液を、濃アンモニアを加えることによってp
H7,18にi”j1節し、1.01/lのDEAR−
5ephadex A−50”を加え56時間かく拌1
〜、負荷したDEAE −8e pha dθX を同
様に迫心分離する。1N塩酸を加えることによって上澄
みのpH値を3.08に調節し、5分後に濃アンモニア
で3゜45に修正し。
溶液を48時間−1−4℃で放置する。pH値を、礎ア
ンモニアを更に加えることによって7.2に調節し1、
溶液を42℃に加熱し、40分間この温度に保つ。次に
20℃に冷却させる。Iso&/Aノ硫酸アンモニウノ
・を添加することによって、高分子蕾の(工fM−免疫
グロブリン)部分及び変性した部分を溶液から沈殿させ
、濾過によって分離して捨てる。F液から、更に150
g/11の硫酸アンモニウムを加えることによって、既
に富化しi、工fG−免疫グロブリンを沈殿させそして
沖過によって単離する。
得られた沈殿を溶解させ、1N塩酸でpH4,25に調
節しそして150ji/lの硫酸アンモニウムを加える
。生じた沈殿を沢過によって除いて捨てる。涙液を中和
しく+)H7゜io)、更に1701/lの硫酸アンモ
ニウムを加えそして過度にアグリゲートフリーのIgG
−グロブリンを沈殿させる。得られた9、9gの沈殿(
1゜89のタンパク質を含有する)をタンパク質が1.
5重量%になるように溶解させ、pH値を酢酸で4.8
に調節し、タンパクJ1.g当fi 0.2 gの活性
炭を加えそして2時間かく拌する。次に活性炭を遠心分
離によって分離する。
遠心分離液を濃アンモニアでpH7,2に中和し、67
℃に加熱し、タンパク質11当り0.2.9のアンモニ
ウムミョウバンを加え、次に濃アンモニアを7,8の閑
値までに更に加えることによって水酸化アルミニウムを
その場で沈殿させる。
1時間のかく拌の後に水酸化アルミニウムを戸別し、免
疫グロブリンを、5001/13の硫酸アンモニウムで
沈殿させることによって涙液から沈殿させ、濾過によっ
て単離する。
得られた沈殿を72時間d、 m、水に逆らって透析さ
せ、タンパク質5重量%、グリシン1.5重量%及び塩
化ナトリウム0.7重量%に調節し、pH値を塩酸で6
.9に修正しそして次に無菌沖過する。
収量ハ、静脈に適用可能な免疫グロブリン24m1であ
る。
以下、本発明の実施の態様を記載する:(1)%許請求
の範囲第1項から第12項までのいずれかに記載の方法
によって製造された、静脈に適用するための■ノG−免
疫グロブリン溶液。
(2)前記第(1)項記載の工ga−免疫グロブリン溶
液を含有する免疫グロブリン製剤。
代理人江崎光好 代理人江崎光史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 若干の工程例えば沈殿、濾過、吸着及び透析で工y
    a−免疫グロブリン分画を精製及び富化することによっ
    て、自然血漿と比較して元のま1の抗補体活性、高い安
    定性及び5M量チ以下の工fA−免疫グロブリン含有量
    を有する、静脈内に適用するための化学的に修飾されて
    いない、酵素で処理されていない、副作用及び残置の彦
    い、非常に純粋な水性の工ya−免疫グロブリン溶液を
    生産する方法にして、(a)  コーンによる分画n+
    u  (粗クロプリン)またはりパノール−硫酸アンモ
    ニウム−法によって得られた粗免疫グロブリン分画を水
    溶液にし、沈殿剤の除去のために透析しそして真性グロ
    ブリンを、3X102μs以下の導電率及び5.6ない
    し5゜5のpH値に0〜10℃で調節することによって
    沈殿させ、上澄みから酵素活性を鉱物性吸着剤に吸着さ
    せることによって分離し、このようにして得うレタ上澄
    みの免疫グロブリンの工yh→画の大部分を、D、5〜
    ’+、5VlのDEAE−イオン交換体に6.5ないし
    7.5のpH値で吸着させることによって除きそして該
    吸着剤を分離し、次に、 (bJ  このようにして精製及び富化した工yG−免
    疫グロブリン溶液を、pH2,5〜4.2で酸処理する
    ことによって安定化させ、次に、(C)  この溶液を
    中和し、中性の部位で20〜40分間40〜50℃に加
    熱し、冷却後に工fMの圧倒的部分か変性アグリゲート
    か他のアグリゲートを二工程の分別沈殿によって除き、
    この各場合に高分子量のタンパク質沈殿物を分離した後
    にその後の精製操作の基礎にすべき工tia−分画を沈
    殿させ、最後の沈殿の工gG−分画を水に溶解させて透
    析し、次に。 (d)透析物を再び水溶液に変え、これを低分子量の部
    分の除去のために活性炭でそして活性炭の分離後に得ら
    れた溶液を発熱性物質の除去のためにその場で沈殿させ
    た水酸化アルミニウムで7.0ないし8.0のpH値で
    処理し、水酸化アルミニウムを分離し、得られた溶液か
    ら工ya−分画を沈殿させそして使用しうる溶液に変え
    ることを特徴とする方法。 2 工程(a)で真性グロブリンを粗免疫グロブリン分
    画の水溶液から5.4のpH値で約4℃の温度で沈殿さ
    せる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、 工程(a)で鉱物性吸着剤として硫酸バリウムを
    使用し且つ約20〜401/lの量使用する、特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の方法。 4、 工程(a)でDEAE−イオン交換体を約1.0
    Vllの量添加しそして約7.0のpH値に調節する、
    特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載
    の方法。 5、 工程(b)で酸処理を3.3ないし3.5の部位
    で行う、特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれ
    かに記載の方法。 & 工程(b)で酸処理を、INHC!Jで4℃で5な
    いし10分間で酸性にして約2.9ないし6.1のpH
    値に調節し且つ次にpH値をアンモニアで約6.3ない
    し3.5にリセットした後に12ないし24時間保温す
    ることによって二工程で行う、特許請求の範囲第1項か
    ら第4項までのいずれかに記載の方法。 Z 工程(C)で溶液の加熱を7.0のμs値で行ない
    、その際約30分間42℃から45℃までの温度を守る
    、特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに記
    載の方法。 8、 工程(C)で分別沈殿の第1工程を約15011
    71の濃度まで硫酸アンモニウムを加えることによって
    行ない、次に上澄み中の沈殿の分離後に硫酸アンモニウ
    ムを約30 G Jil / lの全濃度まで加えるこ
    とによってxtta−分画を沈殿させ、分離しそして再
    び溶解させる、特許請求の範囲第1項から第7項までの
    いずれかに記載の方法。 9 工程(C)で分別精製沈殿の第2工程を4.0ない
    し4.5のpH値で硫酸アンモニウムを100ないし1
    6011./11の濃度まで加えて行ない、次に上澄み
    中の沈殿の分離後に、硫酸アンモニウムを約5oot/
    /Ijの全濃度まで加えることによってX?a−分画を
    沈殿させる、特許請求の範囲第1項から第8項までのい
    ずれかに記載の方法。 10  工程(a)でIfG−免疫グロブリン分画を溶
    解させて1ないし2重量%のタンパク質含有量の溶液に
    し且つタンパク質1!!当り約0.2Iの活性炭量で約
    4.8の所領で活性炭処理を行う、特許請求の範囲第1
    項から第9項までのいずれかに記載の方法。 11  工程(cl)で水酸化アルミニウム処理を、活
    性炭を除いた溶液にタンパク質11当p O,2I!の
    アルミニウムミョウバンをpH7,0及び67℃で加え
    た後に所領を7.5ないし8.0に高めまでのいずれか
    に記載の方法。 12− 約1.5チのグリシンと約0゜7チの塩化ナト
    リウムとを含有する水溶液に純粋な工PG−分画を溶解
    させそして無菌沢過することによって、静脈内に適用す
    るだめの、クンノ(り質を含有する安定な約5%の溶液
    を製造する特許請求の範囲第1項から第11項までのい
    ずれかに記載の方法。
JP59052442A 1983-03-21 1984-03-21 静脈内に適用するための副作用のないI↓gG−免疫グロブリン溶液の製法 Pending JPS59176215A (ja)

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AT381026B (de) 1986-08-11
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