JPH0249342B2 - Fuenoorujushisoseibutsu - Google Patents
FuenoorujushisoseibutsuInfo
- Publication number
- JPH0249342B2 JPH0249342B2 JP5803882A JP5803882A JPH0249342B2 JP H0249342 B2 JPH0249342 B2 JP H0249342B2 JP 5803882 A JP5803882 A JP 5803882A JP 5803882 A JP5803882 A JP 5803882A JP H0249342 B2 JPH0249342 B2 JP H0249342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- resin
- weight
- phenolic resin
- hexamine
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- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はポリイミド樹脂を配合したフエノール
樹脂組成物に関するものである。 従来フエノール樹脂の熱間抗折強度を向上させ
るためには高分子量フエノール樹脂を使用し、硬
化剤としてのヘキサメチレンテトラミン(以下、
ヘキサミンという)を多量に用いることが行われ
ている。又前述の耐熱性をさらに高めるためには
加熱溶融等いろいろな方法でヘキサミンをノボラ
ツク型フエノール樹脂に付加し、その架橋密度を
高めることが行なわれている。それらが各種フエ
ノール樹脂の用途すなわち鋳物用、ブレーキ用、
砥石用、その他無機物及び有機物の結合剤用とし
て効果のあることは周知である。 発明者はフエノール樹脂の耐熱性を向上する方
法としてポリイミド樹脂によりノボラツク型フエ
ノール樹脂とヘキサミンの共存物質を変性する方
法を見出した。 ポリイミド樹脂は耐熱性樹脂として知られ、フ
エノール樹脂の変性も知られているが、発明者は
ポリイミド樹脂の樹脂量を少なくして効果的に耐
熱性を発揮するような変性物を見出した。本発明
はフエノール樹脂100重量部に対しポリイミド樹
脂0.5〜5重量部、ヘキサミン3〜20重量部を主
成分とする混合物であつて、その混合物を加熱溶
融させたものである。 本発明の組成物はフエノール樹脂の一般硬化温
度である160〜200℃において架橋し、組成物の熱
間抗折強度は高くなるものである。 本発明でいうノボラツク型フエノール樹脂は、
フエノール類とアルデヒド類を塩酸、硫酸、リン
酸、蓚酸、酢酸などの有機酸又は、無機酸から選
ばれた少くとも1種を使用し、反応させて得られ
るものである。 上記フエノール樹脂に使用するフエノール類は
フエノール、クレゾール、キシレノール、レゾル
シン、パラターシヤリーブチルフエノール、パラ
オクチルフエノール、パラノニルフエノール、パ
ラフエニルフエノール、ビスフエノールAなどを
単独又は併用して使用する。 アルデヒド類はホルムアルデヒド、パラホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒ
ド、フルフラールなど、あるいは、アルデヒドを
発生するトリオキサンなどの化合物を単独又は併
用して使用する。 本発明に使用するポリイミド樹脂は、通常の酸
イミド結合を有するもので、特に限定されない。 次に本発明のフエノール樹脂組成物を製造する
態様を説明する。 ノボラツク型フエノール樹脂とポリイミド樹脂
及びヘキサミンをエクストルーダー、コニーダ
ー、ロール等で熱混練し、粉砕して粉末樹脂とす
る。 ここで使用するポリイミド樹脂の量はノボラツ
ク型フエノール樹脂100重量部に対し0.5〜5重量
部、好ましくは1〜4重量部である。 ノボラツク型フエノール樹脂に対しポリイミド
樹脂の配合量が0.5重量部以下の場合は変性の効
果が充分でなく、又5重量部以上の場合ノボラツ
ク型フエノール樹脂やヘキサミンとの相溶性が乏
しくなる。 配合するヘキサミンの量はノボラツク型フエノ
ール樹脂100重量部に対し3〜20重量部、好まし
くは8〜16重量部である。ノボラツク樹脂に対し
ヘキサミン量が3重量部以下の場合は架橋密度が
低いために耐熱性が不足し、又20重量部以上の場
合はヘキサミンの分解ガスが硬化された組成物中
に捉われて空隙を沢山つくるので硬化物の強度が
低下する。 本発明のフエノール樹脂組成物を使つて得られ
る製品はフエノール樹脂の強度、耐熱性に加え、
さらに耐熱樹脂であるポリイミド樹脂の特性が加
味され非常に耐熱性の高いものとなる。 このような特徴を有する本発明のフエノール樹
脂組成物は鋳物用、ブレーキ用、砥石用、その他
無機物及び有機物の結合剤用として使用し良好な
特性を発揮するものである。 以下本発明を実施例により説明するが、この発
明は実施例によつて限定されるものではない。 又ここに記載した「部」はすべて「重量部」を
示す。 実施例 1 固形ノボラツク型フエノール樹脂100部に対し
ポリイミド樹脂3部、ヘキサミン12部を予備混合
した。これをコニーダーに仕込み加熱混合したの
ち室温まで冷却した。これを粉砕し粉末状樹脂を
得た。この樹脂を用いて砥石試験片を作成し、抗
折強度試験を行なつた。なお砥石試験片はホツト
プレス成形にて作成した。 配 合 砥粒A#12:100部 粉末レジン:15.0〃 黄 鉄 鉱:10.0部 氷 晶 石:10.0〃 生 石 灰:1.5〃 フルフラール:1.0〃 上記配合物を15×25×100mmの金型に入れ、温
度160℃、圧力500Kg/cm2にて15分成形した。これ
を常温から170℃まで10時間、次いで170℃で5時
間、計15時間焼成した。砥石カサ比重3.05の砥石
試験片を得た。 この試験片により常温及び熱間(300℃)での
抗折強度を測定した。 結果は第1表に示す通りで常温及び熱間抗折強
度の高いものが得られた。 比較例 1 粉末状ノボラツク型フエノール樹脂(ヘキサミ
ンをノボラツク型フエノール樹脂100部に対し12
部を加え混合後粉砕したもの)を調製した。 実施例1と同様に砥石試験を行なつた。結果は
第1表に示す通りであつた。
樹脂組成物に関するものである。 従来フエノール樹脂の熱間抗折強度を向上させ
るためには高分子量フエノール樹脂を使用し、硬
化剤としてのヘキサメチレンテトラミン(以下、
ヘキサミンという)を多量に用いることが行われ
ている。又前述の耐熱性をさらに高めるためには
加熱溶融等いろいろな方法でヘキサミンをノボラ
ツク型フエノール樹脂に付加し、その架橋密度を
高めることが行なわれている。それらが各種フエ
ノール樹脂の用途すなわち鋳物用、ブレーキ用、
砥石用、その他無機物及び有機物の結合剤用とし
て効果のあることは周知である。 発明者はフエノール樹脂の耐熱性を向上する方
法としてポリイミド樹脂によりノボラツク型フエ
ノール樹脂とヘキサミンの共存物質を変性する方
法を見出した。 ポリイミド樹脂は耐熱性樹脂として知られ、フ
エノール樹脂の変性も知られているが、発明者は
ポリイミド樹脂の樹脂量を少なくして効果的に耐
熱性を発揮するような変性物を見出した。本発明
はフエノール樹脂100重量部に対しポリイミド樹
脂0.5〜5重量部、ヘキサミン3〜20重量部を主
成分とする混合物であつて、その混合物を加熱溶
融させたものである。 本発明の組成物はフエノール樹脂の一般硬化温
度である160〜200℃において架橋し、組成物の熱
間抗折強度は高くなるものである。 本発明でいうノボラツク型フエノール樹脂は、
フエノール類とアルデヒド類を塩酸、硫酸、リン
酸、蓚酸、酢酸などの有機酸又は、無機酸から選
ばれた少くとも1種を使用し、反応させて得られ
るものである。 上記フエノール樹脂に使用するフエノール類は
フエノール、クレゾール、キシレノール、レゾル
シン、パラターシヤリーブチルフエノール、パラ
オクチルフエノール、パラノニルフエノール、パ
ラフエニルフエノール、ビスフエノールAなどを
単独又は併用して使用する。 アルデヒド類はホルムアルデヒド、パラホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒ
ド、フルフラールなど、あるいは、アルデヒドを
発生するトリオキサンなどの化合物を単独又は併
用して使用する。 本発明に使用するポリイミド樹脂は、通常の酸
イミド結合を有するもので、特に限定されない。 次に本発明のフエノール樹脂組成物を製造する
態様を説明する。 ノボラツク型フエノール樹脂とポリイミド樹脂
及びヘキサミンをエクストルーダー、コニーダ
ー、ロール等で熱混練し、粉砕して粉末樹脂とす
る。 ここで使用するポリイミド樹脂の量はノボラツ
ク型フエノール樹脂100重量部に対し0.5〜5重量
部、好ましくは1〜4重量部である。 ノボラツク型フエノール樹脂に対しポリイミド
樹脂の配合量が0.5重量部以下の場合は変性の効
果が充分でなく、又5重量部以上の場合ノボラツ
ク型フエノール樹脂やヘキサミンとの相溶性が乏
しくなる。 配合するヘキサミンの量はノボラツク型フエノ
ール樹脂100重量部に対し3〜20重量部、好まし
くは8〜16重量部である。ノボラツク樹脂に対し
ヘキサミン量が3重量部以下の場合は架橋密度が
低いために耐熱性が不足し、又20重量部以上の場
合はヘキサミンの分解ガスが硬化された組成物中
に捉われて空隙を沢山つくるので硬化物の強度が
低下する。 本発明のフエノール樹脂組成物を使つて得られ
る製品はフエノール樹脂の強度、耐熱性に加え、
さらに耐熱樹脂であるポリイミド樹脂の特性が加
味され非常に耐熱性の高いものとなる。 このような特徴を有する本発明のフエノール樹
脂組成物は鋳物用、ブレーキ用、砥石用、その他
無機物及び有機物の結合剤用として使用し良好な
特性を発揮するものである。 以下本発明を実施例により説明するが、この発
明は実施例によつて限定されるものではない。 又ここに記載した「部」はすべて「重量部」を
示す。 実施例 1 固形ノボラツク型フエノール樹脂100部に対し
ポリイミド樹脂3部、ヘキサミン12部を予備混合
した。これをコニーダーに仕込み加熱混合したの
ち室温まで冷却した。これを粉砕し粉末状樹脂を
得た。この樹脂を用いて砥石試験片を作成し、抗
折強度試験を行なつた。なお砥石試験片はホツト
プレス成形にて作成した。 配 合 砥粒A#12:100部 粉末レジン:15.0〃 黄 鉄 鉱:10.0部 氷 晶 石:10.0〃 生 石 灰:1.5〃 フルフラール:1.0〃 上記配合物を15×25×100mmの金型に入れ、温
度160℃、圧力500Kg/cm2にて15分成形した。これ
を常温から170℃まで10時間、次いで170℃で5時
間、計15時間焼成した。砥石カサ比重3.05の砥石
試験片を得た。 この試験片により常温及び熱間(300℃)での
抗折強度を測定した。 結果は第1表に示す通りで常温及び熱間抗折強
度の高いものが得られた。 比較例 1 粉末状ノボラツク型フエノール樹脂(ヘキサミ
ンをノボラツク型フエノール樹脂100部に対し12
部を加え混合後粉砕したもの)を調製した。 実施例1と同様に砥石試験を行なつた。結果は
第1表に示す通りであつた。
【表】
実施例 2
実施例1と同様にして得た粉末状樹脂を黒鉛粉
末と混合して試験片を作り抗折強度試験を行なつ
た。 配 合 黒鉛粉末:60部 粉末レジン:40〃 上記を混合し50×10×100mmの金型に入れ、温
度160℃、圧力500Kg/cm2にて10分成形した。これ
を5mm厚に切り出し5×10×100mmの試験片を作
成し常温、150℃、250℃にて抗折強度を測定し
た。 結果は第2表に示す通りで常温及び熱間抗折強
度の高いものが得られた。 比較例 2 比較例1と同様にして得られた粉末状樹脂で実
施例2と同様に抗折強度試験を行なつた。結果は
第2表の通りであつた。
末と混合して試験片を作り抗折強度試験を行なつ
た。 配 合 黒鉛粉末:60部 粉末レジン:40〃 上記を混合し50×10×100mmの金型に入れ、温
度160℃、圧力500Kg/cm2にて10分成形した。これ
を5mm厚に切り出し5×10×100mmの試験片を作
成し常温、150℃、250℃にて抗折強度を測定し
た。 結果は第2表に示す通りで常温及び熱間抗折強
度の高いものが得られた。 比較例 2 比較例1と同様にして得られた粉末状樹脂で実
施例2と同様に抗折強度試験を行なつた。結果は
第2表の通りであつた。
Claims (1)
- 1 ノボラツク型フエノール樹脂100重量部に対
し、ポリイミド樹脂0.5〜5重量部、ヘキサメチ
レンテトラミン3〜20重量部を主成分とする混合
物を加熱溶融により混合されたフエノール樹脂組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5803882A JPH0249342B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | Fuenoorujushisoseibutsu |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5803882A JPH0249342B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | Fuenoorujushisoseibutsu |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176236A JPS58176236A (ja) | 1983-10-15 |
| JPH0249342B2 true JPH0249342B2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=13072758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5803882A Expired - Lifetime JPH0249342B2 (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | Fuenoorujushisoseibutsu |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0249342B2 (ja) |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP5803882A patent/JPH0249342B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176236A (ja) | 1983-10-15 |
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