JPH0249260A

JPH0249260A - カセット装着装置

Info

Publication number: JPH0249260A
Application number: JP63197942A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Yao; 正弘八尾; Taku Kozai; 香西　卓
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-08-10
Filing date: 1988-08-10
Publication date: 1990-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、磁気記録再生装置に使用されるカセット装着
装置に関するものである。

（従来の技術）この種の従来のカセット装着装置について、第４図ない
し第６図により説明する。

第４図は従来のカセット装着装置の一部分解斜視図、第
５図および第６図は共にその側面図である。第４図にお
いて、カセット装着装置は、Ｌ字状の案内溝１ａを設け
た２枚の垂直支持板１と、これらとリベット（図示せず
）等で固定した天井板２からなる支持枠の中に、上記の
案内’１７１１　ａに嵌合する案内ピン３を側板４ａに
植設したカセットホルダ４を取り付けたものである。な
お、上記のカセットホルダ４の後端には、折り曲げたス
トッパ４ｂが形成されている。

このように構成されたカセット装着装置の動作について
説明する。

第５図において、磁気記録再生装置のフロントパネル５
の挿入口５ａからカセット６を挿入し。

その先端がストッパ４ｂに当たるまで押し込む。

カセット６の収容が検知されると、ホルダ駆動装置（図
示せず）が運転を開始し、カセットホルダ４を内部に向
って引き込む。垂直支持板１のＬ字状案内溝１ａに案内
されたカセットホルダ４は、まず水平方向に奥に引き込
まれ、次に、垂直に降下する。

磁気記録再生装置の基台には、カセット６の装着位置に
、２台のリール台７を引出しローラ８が配設されており
、上記のカセットホルダ４に収容されたカセット６は降
下して、磁気テープ（図示せず）を巻き掛けたリール（
図示せず）が上記のリール台７に嵌合し、カセットマウ
ス部に上記の引出しローラ８が入り、第６図に示す状態
となる。

カセット６の引出しが指令されると、上述と逆の径路を
たどり、フロントパネル５の挿入口５ａからカセット６
の一部が出て来るので、手で取り出す。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記の構成では、第６図に示したカセッ
ト６が装着されている状態の時に、挿入口５ａから、２
点鎖線で示すように別のカセット９を挿入することが可
能であり、内部の機購部品を損傷したり、また、誤って
挿入されたカセット９が障害となり装着済みのカセット
６の取出しが妨げられるという問題があった。本発明は
この問題を解決するもので、カセットの二重挿入が防止
できるカセット装着装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、カセットホルダ
の垂直方向の移動に連動して回動し、カセット装着後の
カセットの挿入路をふさぐ障害材を設けるものである。

（作　用）上記の構成によって、カセットホルダが待機位置にある
時は、カセットの挿入を妨げず、カセットが装着された
状態では、障害材がカセットの挿入路をふさぐので、カ
セットの二重挿入が防止される。

（実施例）本発明の一実施例を第１図ないし第３図により説明する
。

第１図は本発明によるカセット装着装置の一部分解斜視
図、第２図および第３図は共にその側面図である。

第１図に示す本発明の実施例が、第４図に示した従来例
と異なる点は、天井板２にカセットホルダ４より幅の広
いＵ字状の開口部２ａを設け、その後端部を曲げ起した
２対の軸受突起２ｂおよび２ｃに挿通した支持軸１０に
、２重挿入防止用の短冊状の障害材１１を回動自在に取
り付け、さらに、上記の支持軸】Ｏに嵌合したねじりコ
イルばね１２により、上記の障害材１１を下向きに、す
なわちカセットホルダ４の側板４ａの上端に押し付ける
ように付勢したことである。

その他は従来例と変らないので、同じ構成部品には同一
符号を付してその説明を省略する。

このように構成されたカセット装着装置の動作を説明す
る。なお、カセット６の装着動作については、従来例と
変らないので省略し、カセットの二重挿入を防止する障
害材１１の動作を主に説明する。

第２図において、カセットホルダ４が待機位置にある時
は、障害材１１はカセットホルダ４の側板４ａに支えら
れて、カセット６の挿入を妨げない。

カセット６が挿入されたカセットホルダ４が案内溝１ａ
に案内されて、垂直方向に移動するとき、障害材１１は
ねじりコイルばね１２の付勢力の働きにより側板４ａの
下降に従って、反時計回りに回動し第３図に示す状態と
なる。

第３図に示すように、カセットホルダ４がカセット６の
装着位置にある時は、障害材１１は、二点鎖線で示す二
重挿入のカセット９の挿入路をふさぎ、その挿入を妨げ
る。

次に、装着したカセット６を取り出す動作について説明
すると、カセットホルダ４は案内溝１ａに案内され、垂
直上昇過程で障害材１１をねじりコイルばね１２の付勢
力に抗して押し上げた後、水平移動して、カセット６の
一部を挿入口５ａより突出させ、第２図の状態に戻る。

以上のように本実施例によれば、カセットホルダ４の待
機位置では、障害材１】はカセッ１−６の挿入を妨げず
、カセット６が装着されている時には、障害材１１が、
別のカセット９の二重挿入を防止する。従って、カセッ
ト９の二重挿入により磁気記録再生装置内の機摺部品を
損傷したり、装着済のカセット６の取出しを妨げたりす
ることがない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、カセットホルダ
が待機位置にある時は、カセットの装着を妨げず、カセ
ットが装着されている時は、障害材がカセットの挿入路
をふさぎ、カセットの二重挿入を防止するので、磁気記
録再生装置内の機構部品を損傷したり、また、カセット
の取出しが妨げられたりしない、使い勝手の良い操作性
に優れたカセット装着装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカセット装着装置の一部分解斜視
図、第２図および第３図は共にその側面図、第４図は従
来のカセット装着装置の一部分解斜視図、第５図および
第６図は共にその側面図である。１　・・・垂直支持板、　　ｌａ　　・・・案内溝、２
　・・・天井板、　２ａ　・・・開口部、　２ｂ。２ｃ　・・・軸受突起、　３　・・・案内ピン。４　・・・カセットホルダ、　　４ａ　　・・・側板。４ｂ　・・・ストッパ、　５　・・・フロントパネル、
　　５ａ　　・・・挿入口、　６，９　・・・カセット
、　７　・・・　リール台、　８　・・・引出しローラ
、１０・・・支持軸、１１　・・・障害材、１２・・・
ねじりコイルばね。

Claims

【特許請求の範囲】

挿入待機位置にあるカセットホルダが、カセットを収容
した後、水平方向に引き込んだ後、垂直に降下して記録
再生位置に装着するカセット装着装置において、上記の
挿入待機位置ではカセットの挿入を妨げず、カセット装
着時には、カセットホルダの垂直降下に連動して回動し
、カセットの挿入路をふさぐ障害材を設けたことを特徴
とするカセット装置装置。