JPH0249259Y2 - - Google Patents

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JPH0249259Y2
JPH0249259Y2 JP19406787U JP19406787U JPH0249259Y2 JP H0249259 Y2 JPH0249259 Y2 JP H0249259Y2 JP 19406787 U JP19406787 U JP 19406787U JP 19406787 U JP19406787 U JP 19406787U JP H0249259 Y2 JPH0249259 Y2 JP H0249259Y2
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speed
winding
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は巻太りを有して張力運転を巻取機の制
御装置に係り、特に速度制限および速度減少の指
令を得る張力運転巻取機の保護回路に関するもの
である。
〔従来の技術〕
巻取機運転においては巻取りに応じて生じる巻
太りに対応して巻取機速度を減少させるようにし
た張力制御運転が慣用されている。
この種の張力運転巻取機において材料破断ある
いは尻抜けの保護のため、一般につぎの方法が採
用されている。
(1) 巻取機としての最高速度の何%増しかの絶対
値をもつて、過速度検出点として設定し、よつ
て速度制限および駆動系への停止指令とする。
(2) 張力運転巻取機は通常定出力特性で運転され
るため、運転速度としての線速度に比例させた
巻取機駆動の直流電動機の逆起電力の値をとり
出し、これに基づき速度制限などの保護を行
う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながらかような従来技術によるものは、
前記(1)の例では最高線速度最小巻径での誤動作を
防止するため、その過速度検出点は巻取機の最高
回転数のさらに高いところにセツトされるものと
なる。したがつて、巻太り時に材料破断または尻
抜けによる過速検出においては、巻取機の周速は
高速となつて極めて危険であつた。また前記(2)の
例では、巻取機の運転が定出力から定トルクに至
る場合あるいは定トルクにより運転される場合に
は(1)の例と同様である。
さらに(1),(2)とも、過速度検出は通常非常停止
させるため、巻取材料の巻姿が悪くなつてしま
い、それ以降の運転継続時に修正する必要が生じ
るものとなつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述したよう点に着目しなされたもの
で、巻取機の線速度と巻径検出器出力との除算演
算から得られる巻取機が運転すべき回転数信号
と、巻取機帰還回転数とにより速度演算を行う速
度保護指令発生手段を備え、この速度保護指令発
生手段出力を張力帰還信号として送出する保護回
路を実現したものである。
〔作用〕
しかして本考案は、前述の速度保護指令発生手
段にて巻取機が本来運転すべき回転数を設定とな
し、実回転数と比較演算することにより、巻取機
の回転上昇を格別に検知して速度制限および速度
減少効果を得るものである。
以下、本考案を図面に基づいて詳細説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すもので、1は
巻径検出器、2は除算器、3,3′,5,5′,9
は演算抵抗、4,4′7はオペアンプ、6,8は
ダイオード、SN,NWは巻取機の線速度,巻取機
速度信号、FBWは巻径信号、N*は速度指令信号、
TFBは張力帰還信号である。
すなわち、巻径検出器1は線速度SNと巻取機
速度信号NWの二入力を得て巻取機の巻太り径を
得るものであり、かかるものは慣用されているも
のであつてよく、ここでマイクロプロセツサによ
る回路によるものとして径変化は増加方向のみ、
実巻径変化に対応した変化率制限をもつものとす
る。この巻径検出器1出力の巻径信号FBWと線速
度SN(+)を入力とする除算器2の演算により速
度指令信号N*を得る。したがつて速度指令信号
N*は巻取機の本来あるべき回転数として得たも
のであつて、この速度指令信号N*と実回転数で
ある巻取機速度信号NW(−)との比較により張力
帰還信号TFBを得るものである。
つまり、通常はオペアンプ4の出力をオペアン
プ4′の出力より僅かに多く設定し、オペアンプ
7の出力をダイオード8によりブロツクしてお
き、巻取機速度信号NWの上昇でオペアンプ4′の
出力が増加するものとなれば、オペアンプ7出力
として速度減少指令が発生されるとともに、オペ
アンプ4に正帰還してその出力をダイオード6で
ブロツクする。なおオペアンプ7は高利得のもの
を採用すれば、巻取機回転数の減少によつても充
分な速度減少指令になる。
これを実用に供した例をつぎに示す。
第2図は本発明の適用例を示すもので、10は
交流電源、11はサイリスタレオナード、12は
速度検出器13を備えた直流電動機、14は張力
設定器、15は電流検出器、16は速度保護指令
発生回路、T*は張力設定器である。図中、第1
図と同符号のものは同じ機能を有する部分を示
す。
すなわち、第2図においては速度保護指令発生
回路16は第1図装置そのものであつてよく、サ
イリスタレオナード11の張力帰還信号発生部と
して配設されてなる。
かような回路接続においては、サイリスタレオ
ナード11による直流電動機12の駆動系そのも
のは周知であり、その詳細説明を省略するが、サ
イリスタレオナード11は張力設定器14に張力
設定信号T*と張力帰還信号TFBの二入力を得る。
したがつて、サイリスタレオナード11は速度保
護指令発生回路16を格別に効用し、速度制限お
よび速度減少指令の入力を得てこの保護機能を奏
することは明らかである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、簡便な回
路構成で、巻取機における材料破断あるいは尻抜
けによる回転上昇を、制限かつ回転減少に導き安
定した運転が行い得る装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成を示す回
路図、第2図は本発明が適用された一例を示す回
路図である。 1……巻径検出器、2……除算器、4,4′7
……オペアンプ、11……サイリスタレオナー
ド、12……直流電動機、13……速度検出器、
14……張力設定器、16……速度保護指令発生
回路、SN……線速度信号、NW……巻取機速度信
号、FBW……巻径信号、N*……速度指令信号、
TFB……張力帰還信号、T*……張力設定信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻取機の線速度と帰還速度から巻太り径を演算
    のうえ張力帰還信号を得て張力運転を行う巻取機
    の制御装置において、前記線速度および帰還速度
    から巻太り径を演算する巻径検出器と、該巻径検
    出器出力を前記線速度で除算演算のうえ本来ある
    べき巻取機速度指令を得る除算器と、該除算器出
    力と前記帰還速度から張力帰還信号を得る速度演
    算回路とを設けてなることを特徴とする張力運転
    巻取機の保護回路。
JP19406787U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0249259Y2 (ja)

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JP19406787U JPH0249259Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JP19406787U JPH0249259Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JPH0199863U JPH0199863U (ja) 1989-07-04
JPH0249259Y2 true JPH0249259Y2 (ja) 1990-12-25

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