JPH0249052B2 - - Google Patents

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JPH0249052B2
JPH0249052B2 JP55177147A JP17714780A JPH0249052B2 JP H0249052 B2 JPH0249052 B2 JP H0249052B2 JP 55177147 A JP55177147 A JP 55177147A JP 17714780 A JP17714780 A JP 17714780A JP H0249052 B2 JPH0249052 B2 JP H0249052B2
Authority
JP
Japan
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voltage
circuit
input
output
terminal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP55177147A
Other languages
English (en)
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JPS57101406A (en
Inventor
Kuniharu Uchimura
Atsushi Iwata
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はMOSトランジスタで構成されたアナ
ログ電圧信号を増幅する演算増幅器等の出力段に
適した増幅回路に関するものである。
従来のMOS演算増幅器の出力段にはソースフ
オロア回路が使われることが多い。第1図は、従
来のソースフオロア回路図を示し、第1図aは、
Nチヤネル型MOSトランジスタを使つたもので、
同図bはPチヤネル型MOSトランジスタを使つ
たものである。第2図は第1図aのNMOS型ソ
ースフオロア回路の動作波形を示すものである。
同図においてt0,t2,t4の期間は、出力電圧は一
定であり、このとき入力電圧に対して、駆動素子
6のスレツシヨルド電圧VTNに相当する電圧だ
け、シフトされる。t1の期間は、立ち上がり信号
に対する応答であるが、駆動素子6の電流はゲー
ト・ソース間電圧Vgsすなわち、入出力端子間電
圧の2乗にほぼ比例した値となる。そのため、負
荷容量CL,8は急速に充電される。これに対し
て、t3の期間は、立ち下がり信号に対応する応答
であるが、駆動素子6はこのときゲート・ソース
間電圧Vgsが負となりオフ状態となるため負荷素
子7で負荷容量CLは放電される。このとき負荷
素子7の電流は直流バイアス電圧で決まる一定の
値を持ち、第2図のように出力電圧は徐々に下降
する。以上の動作は、第1図bのPMOS型ソー
スフオロア回路においても同様である。
「このように、従来のソースフオロア回路で
は、立ち上がりと立ち下がりの信号に対する応答
速度が異なるという欠点を有していた。本発明は
これらの欠点を除去するため、駆動素子6に対し
て逆の伝導チヤネルを持つトランジスタを新しく
設け、入力信号をこれら直列トランジスタの制御
入力端子に共通に入力することにより、負荷容量
CLに蓄えられた電荷が放電しやすくする、すな
わち出力電圧の立ち下がり応答をすみやかにする
とともに、立ち上がり特性に対しては、従来と同
等の応答が得られるようにしたものである。」 第3図は、本発明の一実施例の回路で、aは
NMOSロード型回路であつて、NMOSにより動
作電流を定めているものである。同図bは
PMOSロード型の回路であつて、PMOSにより
動作電流を定めているものである。
端子3は信号入力端子、4は信号出力端子、1
は電源端子、2は1よりも低い電圧の電源端子、
6は駆動素子、7は負荷素子、8は負荷容量、9
はスイツチング素子である。第3図aにおいて、
電源端子1にドレインを接続したNMOSトラン
ジスタの駆動素子6のソースは、PMOSトラン
ジスタのスイツチング素子のソースに接続され、
その接続点は信号出力端子4に接続され、上部素
子9のドレインは電源端子1の電圧よりも低い電
圧の電源端子2に接続されている。これらの2つ
のトランジスタのゲートはともに信号入力端子3
に接続されている。また負荷素子7である
NMOSトランジスタのドレイン、ソース、およ
びゲートは、それぞれ信号出力端子4、電源端子
2、および直流電圧バイアス電圧入力端子5に接
続されている。
以上のように構成された第3図aのNMOSロ
ード型の実施例の回路の動作を、第4図の動作波
形図により説明する。第4図のt0,t1,t2,t3,t4
の期間は、従来のソースフオロア回路と同様に動
作し、スイツチング素子9はオフ状態である。t5
の期間は、立ち下がり信号に対する応答である
が、このときスイツチング素子9のゲート・ソー
ス間電圧Vgsは上記オフ状態から反転し、素子9
はオンする。素子9のソース、ドレイン間を流れ
る電流はやはり上記電圧Vgsの二乗にほぼ比例す
るので、立ち上がり波形の応答と同様な出力応答
が、立ち下がり波形に対しても得られることにな
る。
なお、第4図においてVTPはスイツチング素子
9のスレツシヨルド電圧であり、出力端子4の電
圧が入力端子3の電圧よりも、このVTPだけVTN
を逆極性にシフトした値に達すると素子9はオフ
状態となり、この結果、負荷端子7のみで負荷容
量の電荷が放電される。
このように、スイツチング素子9は、立ち下が
りの応答を立ち上がりと同様に高速化する働きを
有する。その後t3,t4時においてトランジスタ9
がオフとなつても、負荷素子7を通して電流パス
が形成されているため、端子4における出力電圧
の安定が図れる。
本発明回路においては、例えば第3図の実施例
においてはトランジスタ9を除いたトランジスタ
6,7はソースフオロア回路であるので、トラン
ジスタ9の動作が、本発明の特徴的動作である。
トランジスタ7は入力信号に関係なく一定電流が
流れるのみで、立ち下がり速度に限度がある。こ
れを補うのがトランジスタ9である。また、トラ
ンジスタ9は、スイツチング素子として立ち下が
り波形にのみ応答し、しかも負荷容量CLに蓄え
られた電荷を放電するのみであるから、トランジ
スタ9を設けない従来回路に比べて消費電力が増
加することはない。更に、負荷素子7の電流を小
さくしても、立ち下がりの応答特性を決定するの
は、大部分の電流が流れるスイツチング素子9で
あるので、立ち下がり応答特性を劣化することな
く、低電力化を図れることも本発明回路の大きな
特徴である。
さらに負荷素子7が無く、トランジスタ6,9
のみで回路が構成される場合、通常の信号入力時
にはトランジスタ6,9は共にオフ状態となつて
いるために第7図の斜線部に示す様に入出力特性
において入力電圧Vioに対し出力電圧Vpotが不確
定となる領域が存在する。これに対し本願発明に
示す様に負荷素子7がトランジスタ9と並列に接
続されている事により、トランジスタ9がオフ時
にもこの負荷素子7を通して電流パスが形成され
るため、第8図に示す様に入出力特性は確定し、
安定な増幅を行うことが出来る。
従つて、負荷素子7は回路の安定動作としての
役割を果たし、スイツチング素子9は立ち下がり
応答を高速化するための役割をそれぞれ果たし、
相ともなつて効果を発揮するものである。
第5図は本発明の他の実施例の回路を示すもの
で、負荷素子7の代わりに、定電流源を用いて動
作電流を設定しており、第3図の回路例と同様な
動作をする。
第6図は負荷素子7の代わりに抵抗負荷Rの1
1で動作電流を設定した本発明の他の実施例の回
路を示すものである。
本発明回路を、MOS演算増幅器の出力回路と
して使用した場合、演算増幅器の入力電圧を増幅
した電圧が出力回路の入力端子に加えられる。一
般的に演算増幅器は出力電圧を入力端子に帰還す
る負帰還回路の接続で使用される。この場合に、
演算増幅器の入力端子に第4図に示した様なパル
ス状の波形が入力されると、この入力波形電圧と
出力電圧の差が増幅された電圧が出力回路入力に
発生する。入力が立ち下がつた直後には出力電圧
はまだ追従せず入力電圧と出力電圧差は大きく発
生し、急速に出力回路入力電圧も出力電圧を下げ
るように低い電圧になる。従つて、第4図に示し
たt5の期間と同様にスイツチング素子9がオン状
態となつて出力電圧を高速に立ち下げることがで
きる。第4図では出力電圧が入力電圧近くまで到
達してスイツチング素子9のスレツシヨルド電圧
VTP以下まで接近するとスイツチング9はオフす
るため、出力電圧が定常状態に達するまでのt3
期間では立ち下がり速度が低下していた。ところ
が、演算増幅器の出力回路では出力電圧が入力電
圧近くまで到達しても演算増幅器の電圧利得は
100〜10000倍と大きいので、極めて出力電圧と入
力電圧が接近するまで出力回路入力には出力電圧
よりVTP以上低い電圧が加え続けられ、スイツチ
ング素子9がオフした後に立ち下がり速度が低下
しても出力電圧が入力電圧と等しくなつて定常状
態に達するまでのt3は非常に短くなる。このた
め、高速の立ち上がり、立ち下がり応答が得られ
る。
以上説明したように、本発明は立ち上がり、立
ち下がりに対する過渡応答が同様であるだけでな
く、負荷素子の動作電流を小さくしても過渡応答
特性がほとんど劣化しないので、MOS演算増幅
器の出力回路に適用することにより大幅な低電力
化が図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路、第2図は第1図の回路の
動作波形、第3図は本発明の一実施例の回路、第
4図は第3図の回路の動作波形、第5図は定電流
源ロード形の実施例の回路、第6図は抵抗ロード
形の実施例の回路、第7図は負荷素子7が無い場
合の入出力特性、第8図は本発明における入出力
特性をそれぞれ示すものである。 1……電源端子(高電圧側)、2……電源端子
(低電圧側)、3……信号入力端子、4……信号出
力端子、5……直流バイアス電圧入力端子、6…
…駆動素子、7……負荷素子、8……負荷容量、
9……スイツチング素子、10……定電流源、1
1……負荷抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ゲート電極を入力端子に、ドレイン電極を第
    1の電源端子に、ソース電極を容量性負荷を有す
    る出力端子に接続した駆動用のMOSトランジス
    タと前記ソース電極と第2の電源端子間に接続し
    た前記駆動用のMOSトランジタの動作電流を設
    定する動作電流設定手段とからなるソースフオロ
    ア型増幅回路において、前記出力端子にソース電
    極を、前記第2の電源端子にドレイン電極を、前
    記入力端子にゲート電極をそれぞれ接続し、かつ
    前記駆動用のMOSトランジタに対し逆の導伝チ
    ヤネルを持つMOSトランジスタを設けたことを
    特徴とするMOSアナログ信号増幅回路。
JP55177147A 1980-12-17 1980-12-17 Mos analog signal amplifying circuit Granted JPS57101406A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55177147A JPS57101406A (en) 1980-12-17 1980-12-17 Mos analog signal amplifying circuit

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JP55177147A JPS57101406A (en) 1980-12-17 1980-12-17 Mos analog signal amplifying circuit

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JPS57101406A JPS57101406A (en) 1982-06-24
JPH0249052B2 true JPH0249052B2 (ja) 1990-10-29

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JP55177147A Granted JPS57101406A (en) 1980-12-17 1980-12-17 Mos analog signal amplifying circuit

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JPH0433248U (ja) * 1990-07-12 1992-03-18

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JP2015177225A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 凸版印刷株式会社 ソース接地増幅回路およびそのスルー・レート改善方法

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JPH0433248U (ja) * 1990-07-12 1992-03-18

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JPS57101406A (en) 1982-06-24

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