JPH0248952B2 - - Google Patents

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JPH0248952B2
JPH0248952B2 JP55502596A JP50259680A JPH0248952B2 JP H0248952 B2 JPH0248952 B2 JP H0248952B2 JP 55502596 A JP55502596 A JP 55502596A JP 50259680 A JP50259680 A JP 50259680A JP H0248952 B2 JPH0248952 B2 JP H0248952B2
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Robaato Eru Gaagon
Zeraado Emu Aianadoria
Ansonii Etsuchi Doreesu
Buruusu Aaru Notsukusu
Aren Zee Kobatsuku
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/16Testing the dimensions
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D7/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
    • G07D7/06Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
    • G07D7/12Visible light, infrared or ultraviolet radiation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/60Other elements in face contact with handled material
    • B65H2404/61Longitudinally-extending strips, tubes, plates, or wires
    • B65H2404/611Longitudinally-extending strips, tubes, plates, or wires arranged to form a channel
    • B65H2404/6111Longitudinally-extending strips, tubes, plates, or wires arranged to form a channel and shaped for curvilinear transport path

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  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、書類を確実に受け入れ、デイジタル
的にテストし、このテストに基いて受け取るか又
は拒否するスロツトアクセプタ型の証書確認装置
に関する。
従来の技術 この発明は、確認装置の技術、特に、紙幣、銀
行券、債券、証券などの真正性を決定するのに使
用しうる装置の技術に存する。従来、このような
装置にはトレイアクセプタ及びスロツトアクセプ
タの2つの周知の型があり、前者はトレイに紙幣
又は他の証書を受け入れ、テスト位置まで移動さ
せ、そして証書のテストの間動かないよう保持さ
せるものである。このような従来周知のトレイア
クセプタにおいては、レチクル又はグリツドを含
む光学走査機がレチクルと証書の模様との断続的
な照合を行うよう証書の一部を横切つて移動させ
られる。このような照合は光センサにより感知さ
れて、挿入された書類の有効又は無効を表す電気
出力信号を発生させる。
トレイアクセプタはこの技術においてよく導入
されていて、ほぼ確実なサービスを提供している
一方、このようなトレイアクセプタにも或る欠点
があることがわかつてきた。特に、トレイアクセ
プタの中で行う確認テストはセンサ又はレチクル
を含み、これが非常に短い距離だけ書類を横切つ
て機械的に移動させられるので、テストの範囲は
実際にテストされたパラメータに関して非常に制
限されるだけでなく書類上の単一領域だけをテス
トすることに関しても非常に制限される。本物の
書類のコピーを無効とさせる多くのテストを与え
るためには、現在知られているトレイアクセプタ
は極端に複雑な機械的リンクまたは複数の走査装
置を含むことが必要であり、いずれにしてもシス
テムコストは高く、システムの信頼性を低いもの
にしている。
本発明は、このようなトレイアクセプタではな
く、1個の感知システムにより書類上の複数の地
点を見ることができるテスト位置を通つて書類を
移動させるスロツトアクセプタに関する。スロツ
トアクセプタはトレイアクセプタに比べてシステ
ムの複雑さが適度で多数のテストを与えることが
でき、かつ修理及び保守がほとんど不要なため、
動作上、より有効で信頼性が高い。
発明が解決しようとする課題 一般的な紙幣アクセプタに関しては、アクセプ
タが実際は正しくないのに本物の紙幣を受け入れ
たとアクセプタに誤認させたり、本物の紙幣を入
れてアクセプタからクレジツトを受け取つた後こ
の紙幣を取り返したりするような多くの問題があ
る。
紙幣アクセプタの第1の特徴的な問題はストリ
ンギングとして知られているものである。すなわ
ち、紙幣をアクセプタに入れる時に紙幣に糸又は
ひもを取り付けておき、アクセプタが紙幣は本物
であると判断した後糸又はひもを使つて紙幣を取
り返し、預け入れ者に小銭又は品物を適当に与え
てしまうことである。現存するアクセプタのすべ
てはこのストリンギングができることが知られて
いる。スロツトアクセプタにおいては、正当な紙
幣を預け入れておき、機械によつて発行されたク
レジツトを使用するようにしている。糸は、テス
ト過程を経た紙幣の移送用ローラと係合状態に戻
つた紙幣を引張るために使用される。次に、別の
不正な紙幣をアクセプタに入れ、ローラが不正な
紙幣を戻すよう逆の方向に回り始めた時、先に預
け入れておいた本物の紙幣をその糸及びローラを
介して預け入れ者側へ取り返すのである。
アクセプタが克服しなければならない他の問題
は、現代の複写写真法によつて作られた模写から
本物の紙幣を見分けることである。今日、高分解
能のカラーコピーを作ることのできるフオトコピ
ーマシンを使うことにより、通用性のある紙幣と
してフオトコピーを許可してしまうことから防御
するために、複雑なテストを準備しなければなら
ない。特別な波長の通過又は反射を頼りにしてい
る単なる表面上だけのテストではもはや不十分で
あり、パターン照合技術だけのものでもそうであ
る。
過去に、今ある紙幣アクセプタをモザイクの使
用によつて打ち負かそうとする者がいた。これら
のモザイクは別の紙幣から切られた有効紙幣の小
片から成り、アクセプタを誤認させることのでき
る合成紙幣を作り上げたものである。モザイクの
ために小片が取られた紙幣は一般に、銀行で交換
できる。時々、これらのモザイクはアクセプタに
よつてテストされるべき部分において本物である
かの如く見え、アクセプタに差し出した紙幣のテ
スト部分は事実本物であるので、アクセプタは有
効な紙幣を預け入れた申し込み者を信用すること
になろう。
今あるアクセプタを打ち負かすための他に周知
な方法は、雑音信号を発生させるよう機械を物理
的に震動させてシヨツクを与えることである。こ
の点についての一般的な方法は販売信号を得るた
めに閉じられたリレーの接点をがたがたさせるこ
とである。センサを固定とし機械的可動部分を最
小限としたスロツトアクセプタにおいては、シヨ
ツクに対するアクセプタの感度は最小にされる。
従来技術に固有な他の問題は、書類の予め選択
された部分における1つ以上の独立したテストを
単に信頼して、紙幣または他の証券として差し出
された書類の輪郭を得ることが現在の確認装置の
一般的に無能なところである。このようなテスト
は十分な紙幣の検査を与えるものではなく、した
がつてだますつもりで差し出したものにかかりや
すい。
さらに、今ある確認装置は、初歩的なテスト機
能を信頼して、一般にアナログモードで動作して
いる。多数の独立したテストを集合して各テスト
の偏差又は誤差を増やすようにして確認用の変換
又は方程式を頼りにするものとしたアクセプタは
知られていない。デイジタルモードで動作させる
ことにより、複雑な確認式を使用して、通用紙幣
と無効紙幣との識別についての確認装置の能力を
向上させることはできる。
したがつて、本発明は、証書上の多数のポイン
トをテストし、これらのポイントから取つたデー
タを特定の式を使用して比較することにより証書
の真正性を判断する装置であつて、特にストリン
ギングに対して十分な効果を有する証書スロツト
アクセプタを提供するにある。
更に、本発明は証書が詰まらないようにした証
書アクセプタを提供するにある。
課題を解決するための手段 本発明によれば、紙幣、銀行券などのような証
書を受け入れてその真正性を判断する証書アクセ
プタにおいて、証書通路を規定しその中に有効な
証書として差し出された紙を受け入れる頂部板及
び底部板と、これら頂部板及び底部板によりそれ
ぞれ収容せられて前記証書通路内で接触係合する
一対の頂部ローラ及び底部ローラと、この底部ロ
ーラに接続され該底部ローラを駆動する駆動装置
と、前記頂部板及び底部板間の前記証書通路に沿
つて挿置され前記紙が該証書通路に沿つて通過す
るときに該紙の特定領域からデータを得る検知装
置と、前記駆動装置及び前記検知装置を相互接続
し前記証書通路に沿う前記紙の通過及びその紙か
らのデータの収集を同期させる制御装置と、前記
検知装置に作動的に接続され該検知装置からの前
記データを受けこのデータと複数の有効な証書か
ら得られる基準値との差の関数として該紙の有効
性を判断する比較装置と、前詰頂部板及び底部板
に整列され間隔を置いて位置的には交互になつて
いるスロツト及び直線作用で前記スロツトへ積極
的駆動したり前記スロツトから引込めたりされる
間隔を置いて位置的には交互になつている歯を有
して前記証書通路に沿う証書の通過を選択的に許
可及び禁止するため証書通路内に第1の端部に隣
接されているゲート装置とを備えた証書アクセプ
タが提供される。
さらに、本発明の証書アクセプタによれば、カ
ム面を持つた枢動ゲート及び前記底部板の端部か
ら延び前記枢動ゲートに並置されていて前記底部
板に関して交互に上下に曲げられたりまつすぐに
なつている複数の歯から成るゲート装置、証書通
路と選択的に整合状態となるスロツトを貫通して
有する回転可能なドラムから成つて証書通路に沿
つての証書の戻りを妨げるゲート装置又は証書通
路と選択的に整合状態となる複数のスロツトを貫
通して有する往復動部材から成つて証書通路に沿
つての証書の戻りを妨げるゲート装置を備え、さ
らには証書通路内で紙を往復運動させる詰まり防
止装置が備えられる。
実施例 図面、特に第1図を参照すれば、本発明のコン
ベヤアセンブリは参照符号10によつて一般的に
示されているのを見ることができる。このアセン
ブリはヒンジ式パネル又は他の適当な枢動装置1
6によつて基部14へ接続された頂部12を含ん
でいる。この頂部12及び基部14は好適には金
属製または丈夫なプラスチツク構造のものとし、
これらは枢軸的に接続されて頂部12が基部14
を自由に揺動できるようにし、掃除、保守などの
ためにそれらの間に規定されている証書通路18
を露出させることができる。
コンベヤアセンブリ10は証書アクセプタ又は
他の確認装置のハウジング内に収められている。
水平方向の受け入れスロツト20がアセンブリ1
0の前縁部に設けられており、ハウジングのスリ
ツト又は他の開口と整合している。受け入れスロ
ツト20は証書通路18の傾斜部分22へと水平
に延びる。傾斜部分22は受入れスロツト20に
対して斜めになつており、後述するようにスロツ
トから異物が入り情報のローラへと通過して行く
のを防止するか又は制限するように上方に立上つ
ている。傾斜部分22は弧状部分24へと曲り込
んでいる。この弧状部分24の弧は好適には90度
よりも大きな角度とする。通路18は弧状部分2
4を通つて垂直部分26へと延びる。この垂直部
分はその底部が解放しており、箱、スタツカ又は
その他の適宜な証書を受入れ装置(図示しない)
へと延びている。
モータ28が基部14に取付けてある。このモ
ータ28はプーリアセンブリ32,34に作動的
に連結せしめたハブ又はプーリ車30を包含す
る。これらのプーリアセンブリは歯車列36,3
8を動かすように作動する。歯車列36,38は
同様に基部14に連結してある。駆動及びプーリ
アセンブリ30〜34には歯車及び歯車ベルトを
包含するものとすることができ、これによりモー
タ28の回転運動と歯車列36,38の結果的な
運動との間の滑りを妨げることができることは明
らかである。
上述の歯車列はプーリ34で駆動される駆動歯
車36bを含む駆動歯車36a−dを包含する。
これらの駆動歯車36a−d間に介装されかつこ
れらの駆動歯車とかみ合うアイドラ歯車38a−
cは歯車列を本来の間隔を隔てた関係で回転せし
めている。又、複数の従動ローラ40a−dは関
連する駆動歯車36a−dと共通の軸に接続され
ており、このような軸は後述するような方法で基
部14により回転可能に受けられていることが注
目されよう。
頂部12には、ピン、軸、またはその他の適宜
の装置によりバネ負荷アイドラローラ42a−e
が接続してある。これらのローラはローラ40と
駆動関係で接触維持されており、この関係は図示
のように証書通路18内でなされている。ローラ
42a−eおよび40a−dのそれぞれは証書通
路18の全幅にわたつて等間隔に間隔を隔てた2
つずつのローラで代表して示されており、したが
つてこの通路には全部で10の証書駆動点があるこ
とになる。ローラ40は好適にはプラスチツクロ
ーラ42と接触係合するゴムのOリングを包含す
ることに注目されたい。また、ローラ40dは証
書通路18の弧状部分24においてローラ42d
−eの両方と接触係合していてこの弧状部分に沿
つて証書が進行するのを助けるという二重の機能
を与えるものである。
なお第1図において、証書通路18は傾斜部分
22の所で方向転換をなし、次いで弧状部分24
の所で好適には90度を上廻る弧状の実質的な方向
転換をなすことに注目すべきである。この証書通
路の方向転換は、ストリンギングすなわち紙幣に
糸をつけておき通用性が確認されたら糸を引張つ
て取り戻すということを困難にさせ、機械を不正
にあざむこうとするたくらみを阻止するものであ
る。このような通路方向の転換は、証書通路18
に半剛性のカードまたはシートを挿入して後述す
るゲートまたはそのような性質の部分を押し開け
てしまう不正手段を極めて困難とする。さらに、
水平から垂直への証書通路方向の転換は奥行最小
のアクセプタ内にコンベヤシステム10を収める
ことを容易にする一方、通路端部の垂直放出領域
で、容認された証書を重力により適宜の受入れ装
置へと入れるのを容易にする。
さて第2図においては従動ローラ40の組立方
法および構造が示されている。レース部材44は
基部14の各側部でそこに穿設された穴の中に受
けられている。レース部材44は円錐形レース4
6を特徴とし、この円錐形レースの内面は円錐形
ベアリング48を受けるようにしてある。従動歯
車36の1つに接続した従動シヤフトである方形
シヤフト50はベアリング48を貫いており、間
隔を隔てた円形の座52を機械加工で形成してあ
ることを特徴としている。座52間の方形シヤフ
ト50上には、2つの同形のハブ部分54を包含
するハブが受けられている。これらのハブ部分5
4は好適にはプラスチツク成形品とし、スナツプ
嵌合かまたは接着する。もちろん、ハブ部分54
はその中心に方形の穴を有し、ここに方形シヤフ
ト50を通す。このハブは座52により受けられ
た適宜なキーパすなわちEリング58によりシヤ
フト上に保持される。第2図の構成によればロー
ラ40は円形のシヤフトに穿孔しピンを通すなど
の必要なく組付け得るのである。さらに方形のシ
ヤフトの使用はこのシヤフトと共にホイール40
が応答して動くことを保証し、シヤフトとの間に
滑りが生じ得ない。
後述することから明らかになるように、通用す
るものとして差出された紙(証書)の位置は垂直
部分26に沿う移行中どの地点にあるかがわかつ
ていなければならない。第3図において、ばね負
荷アイドラローラ42はピン又は他の軸60によ
つてコンベヤアセンブリ10の頂部12に保持さ
れていることが示されている。さらにローラ40
はハブ部分54に設けられた溝56の中にゴムO
リング62を置くことによつて形成されているこ
とがわかる。
第3図に明らかなように、方形シヤフト50は
第2図を参照して詳述したように好適なベアリン
グ64を介して回転自在に装架してある。基部1
4に対向して方形シヤフト50にはチヨツパホイ
ール66が連結してある。このチヨツパホイール
66は複数個の対照的に間隔を隔てて配設した羽
根を包含する。ハブ68は、このチヨツパホイー
ル66を方形シヤフト50にセツトねじ又はその
類似部材により連結するために設けられている。
光源72及び光検出器74を包含するセンサ70
を図示のようにチヨツパ66と作動的に連結して
ある。方形シヤフト50がモータ28の直接また
は間接の制御の下で回転するにつれ、チヨツパ6
6は光源72から検出器74に向かう光路を遮断
してセンサ70は出力パルスを発生する。このパ
ルスの周波数は方形シヤフト50の回転速度に依
存し、したがつて垂直部分26を通る証書の運動
速度に依存することは理解できよう。同様に、こ
のパルスをカウントすることにより、そのカウン
ト数から直ちに、証書が通路26を移行する時の
この証書の現在位置を決定することができる。
上述のように、本発明の好適な実施例において
は、センサ70は光源とチヨツパ66により作動
せしめられる検出器とから成るものである。チヨ
ツパ66は好適にはモータ28自体に取付ける
か、又は駆動歯車36の1つのシヤフトに取付け
る。このような実施例においてはモータ28は
5000rpm程度の高速モータとし、チヨツパは毎分
6万パルスの出力を与え得る12枚羽根のチヨツパ
とする。後述するようにこの出力信号は分周され
て1KHzの出力を得、その結果証書位置を高精度
で決定できるようにしている。
証書通路18の垂直部分26内の証書の瞬時位
置を決定するのに他の手段を用いることもでき
る。たとえばチヨツパホイール66及びセンサ7
0に、歯車と磁気検出装置とを用いてもよい。さ
らに第3図に示すようにローラ40はOリング6
2を有するアイドローラとすることができる。こ
のOリング62はばね負荷アイドローラ42によ
り垂直部分26内に突き出ている。これら両ロー
ラは自由ローラであるので、証書がその間に形成
された中間部を通過する時ローラ40は回転させ
られ、したがつて光源チヨツピング装置66−7
4を作動させて所望の周期パルスを発生させる。
さらに、第1図の歯車配列の駆動に用いられるモ
ータ28は、同期モータ又は所望の速度制御を行
なえるようタコメータを取付けたモータとするこ
とができることを了解されたい。もちろんこのよ
うなモータ装置は制御システムを包含するもので
あつて、所望の制御を行なうに必要なフイードバ
ツク回路を有するものである。
第4図および第5図において示すように、本発
明の防護機構の一部はゲート装置を包含する。こ
のゲート装置は証書が機械に確かに保留されるよ
うにすると共に、使用者に商品又はその他の物品
を分与する保証を与えるものである。図示のよう
にゲートアセンブリは複数のスロツト76a,7
6bを包含する。これらのスロツトはそれぞれ第
1図のコンベヤアセンブリの頂部部分12および
基部14部分内に位置する。これらのスロツトは
好適には面取りしたものとして、証書通路26に
沿つて証書が移行するのに障害とならないように
する。これらのスロツト76はどこに設けてもよ
いが、好適には第1図によく示されている傾斜部
分22の最初の部分に設けるのがよい。基部14
内にはゲート78があり、このゲートは複数の間
隔を隔てた互い違いの歯80により特徴付けられ
ている。これらの歯80はスロツト76a,76
bを通り往復運動するようにしてある。ゲート7
8はその各端部をピン86又はその類似部材によ
つてリンケージ82に接続されている。同様にリ
ンケージ82の端部は符号84にて基部14に枢
装してある。ソレノイド88がピン90によりリ
ンケージ82の一端部のスロツト92に接続され
ている。このリンケージ82の他端部は羽根96
によつてセンサ94と作動的な協同関係に維持さ
れている。このセンサ94はセンサ70と同様な
性質のもので、光源と光検出器とを包含し、ゲー
ト78が作動すると出力を生ずる。
作動に当つては、第4図および第5図のゲート
装置は、紙幣がコンベヤアセンブリ10によつて
収集されるか又は預け入れ者へ戻されるまでの短
い時間、すなわち客が何をするかを選択するまで
の間この紙幣を証書通路26に沿つて留めておく
ことを可能としている。ゲート78は通常はソレ
ノイド88のプランジヤの積極的制御又はばねバ
イアスによる制御によつて閉じている。この状態
にあつては歯80はスロツト76を貫いて延び、
証書通路を閉塞する。この紙幣を機械内へ送り込
むとゲート手前のセンサは紙幣の存在を感知し、
ソレノイド88の制御の下にゲートを下方へ外す
ことを許容するものである。送り込まれた紙幣は
次いでコンベヤアセンブリ10を通つて垂直通路
26に沿うテスト位置へと通過させられる。次い
で、このテスト領域にある検出器は紙幣が有効な
もの(すなわち本物の紙幣)であるかどうかを決
定する。もし有効であると判断されると、ソレノ
イドはゲートを再び上昇せしめて歯を再び穴76
を貫いて延ばして戻りの証書通路18を閉塞す
る。証書は次いで、客が何を要求するのか又はこ
の証書の返却を要求するのかを判断するまで通用
性確認後未決のままで保持される。センサ94
は、ゲートが実際に上昇されて閉じられているか
どうか、すなわち硬いプラスチツク片又はその類
似物をさし込んでゲートが上述の未決状態にロツ
クされてしまうのを妨げる試みがなされているか
どうかを見きわめるのに用いられる。センサ94
からの信号は後述する制御回路で用いられる。い
ずれにしても第4図および第5図の前部ゲートア
センブリは一旦紙幣の通用性が確認されこのため
客が与えられたクレジツトを使うことを許された
後は抜き出すことができないようになることが理
解されよう。
前述のように、アクセプタ機のストリンギング
は通貨通用性確認の分野における今日的な問題で
ある。アクセプタの誠実性を打ち負かそうとする
このような試みを防止するため、第6図及び第7
図の装置が第1図に示すような証書通路の垂直部
分26の端部に設けてある。これらの図から明ら
かなように、この装置は後部ゲート98を包含す
る。この後部ゲート98は垂直部分26の基部1
4上に載るようにした真直ぐな底縁部を有する軽
金属又はプラスチツクの実質的に真直ぐな部片を
包含する。このゲート98はその符号100で示
す両端部を基部14の側部に枢軸的に接続してあ
る。この枢軸接続により、ゲート98で通路を開
閉させることができるようになり、このゲートの
作動は羽根102及びセンサ104で検知され
る。センサ104は典型的には光源および光検出
器を包含するものとする。又、ゲート98の一部
としてその両端部に2つの斜切又はテーパ付カム
面106を包含させる。これらのカム面106は
基部14のスロツト108内に受けられ、垂直部
分26に沿つて通過する証書の前縁部により作動
させられる。証書はカム面106に当り、枢軸1
00を中心としてゲート98を持ち上げ、羽根1
02によりセンサ104を作動させる。又、基部
14のスロツト108にはこれに隣接して後部従
動ローラ40aを受け入れるスロツトが設けられ
ている。
基部14の後縁部にはこれに沿つて刃アセンブ
リ112が設けられている。この刃アセンブリ1
12は、上又は下方に交互に曲げた複数の鋭歯及
び基部14に平行にそろえた複数の鋭歯を包含す
る。又、この刃アセンブリ112の鋭歯はその縁
部をかみそりの刃先のように刃をつけて、これに
よりアクセプタをだまそうとする試みをする人が
使う糸またはその類似物を切断できるようにして
ある。
作動に当つては、第6図および第7図の構造は
証書通路の垂直部分26を通る証書によつて作動
させられ、カム面106を介してゲート98を持
ち上げる。羽根102はゲート98が持ち上げら
れるとセンサ104での光線をさえぎるようにな
り、証書はゲートの下から、従動ローラ40aと
ばね負荷アイドラローラ42aとの間の中間部分
を通過する。この中間部分からさらに証書は垂直
部分26から最終収集地点へと移送せしめられ
る。一旦紙幣がゲート98を越えて通過すると、
カム面106は外れ、ゲート98は閉じる。この
紙幣を取り返そうとしても、閉じているゲート9
8と連結されて刃アセンブリ112の3つの異な
つた方向に延びる鋭歯はそのような試みを妨げる
のである。さらに本発明の制御回路は、羽根10
2及びセンサ104のアセンブリがゲート98の
閉成を支持した後に始めて客に彼の要求した品物
またはサービスを与えるように分与信号を発する
のである。したがつて後部ゲート98及び刃アセ
ンブリ112は分与が承認された後に紙幣を取り
返すことを不能とするのである。ゲート98は、
3方向の鋭歯およびゲートが実質的に単一のスト
リンギング防止装置となるように刃アセンブリ1
12に直接並置するものであることが理解されよ
う。
刃アセンブリ112はアクセプタのストリンギ
ングを防止する他の適当な装置に置き換えてもよ
い。第8図に示すように、証書通路の端部には往
復ブロツク114が設けられる。このブロツク1
14はこれを貫通している少なくとも2つのスロ
ツト116によつて特徴付けられている。スロツ
ト116の一方は後部ゲート98に直接隣接して
証書通路の垂直部分26に整合されている。紙幣
を受け入れて後述するようにしてゲートを通過さ
せるようにする時には、この紙幣はこの整合して
いるスロツト116を介して収集領域へと通過す
る。次いでゲートを再び閉じるとセンサ104の
作動信号はソレノイド又は他の適宜な制御装置を
制御するのに使われて、他方のスロツト116が
通路26と整合するようにブロツク114の位置
を移動させる。次の紙幣が全く同じようにして続
いて来てこれらの紙幣が2つのスロツト116を
交互に通過するのである。もし1つの証書に糸が
付いていると、この紙幣をその糸を引張つて取り
返そうとしても、この糸が通つているスロツトは
も早証書通路と整合しておらず、取り返えすこと
ができなくなるのである。
第9図においてはさらに他のストリンギング防
止装置が示してある。この装置は貫通スロツト1
20を有するドラム118を包含する。スロツト
120は拡大テーパ開口122,124によつて
特徴付けられるもので、これら拡大テーパ開口の
各側部は証書通路の垂直部分26に沿つて通路端
部へと送られて来る紙幣の受入れを容易にしてい
る。作動に当つては、紙幣126は上述のように
ホイールの駆動の下にスロツト120を通過す
る。紙幣が後部ゲート98を越して通ると、ドラ
ム118は所定角度たとえば180度回転せしめら
れる。このようにして、もし最初の紙幣が開口1
22から入り、開口124から出るものとする
と、次の紙幣は開口124から入り開口122か
ら出るようになる。ドラム118は往復動的に
180度回転させられるか、又は一方向に180度ずつ
回転させられるのである。いずれの場合にもこの
ドラムは、証書についている糸を巻き取つてしま
う。もしドラム118がたとえば歯車、ニードル
ベアリング、機械的リンケージなどにより逆方向
には自由に回転できないものとしてあると、この
ドラム118のまわりに巻き付いた糸は引けなく
なつて紙幣を取り返すことはできなくなる。
最後に、第10図に示すように後部の従動ロー
ラ40a及びばね負荷アイドラローラ42aは弾
性ローラ128及び噛み合いローラ130によつ
て置き換えることができる。好適な実施例におい
ては、弾性ローラ128は軟質ゴム構造のものと
し、噛み合いローラ130はこの弾性ローラ12
8の表面を歪める傾向を有する小歯を有するもの
とし、両者の間を通過する紙幣をしつかりと握持
する係合を生ずるようにする。さらに、もしこれ
らローラ128,130が一方向にのみ回転可能
なもの、たとえば噛み合いローラ130をクラツ
チ付ローラとするならば、ストリンギングによる
紙幣の取り返しは不可能となる。
第11図に示すように、本発明の他の特徴はコ
ンベヤアセンブリ又はアクセプタアセンブリのハ
ウジング132に取付けた突出する置き台134
の設置にある。この置き台134はコンベヤアセ
ンブリ10の水平受入れスロツト20と連通し、
台板136、頂板138、及びこれらの板をつな
ぐ2つの側板140を包含する。図から明らかな
ように、頂板138は台板136よりも短く、符
号142で示す切り欠き部分を有している。この
構造は客が紙幣を台板136上に載せて指を使つ
てこの紙幣をスロツト20の方へと送り込むこと
を可能にしている。実質的に箱構造としたこの突
出する置き台の全体は風その他の影響を受け易い
戸外の環境下における紙幣の挿入を容易にし、か
つ切り欠き部分142があることは紙幣の前縁部
を受入れスロツト20へと直ちに差し向けること
を許容するものである。さらに、側板140を紙
幣の幅よりも約13ミリ(1/2インチ)だけ長い距
離をはなすことにより、置き台134はこの紙幣
がよく整合された関係でスロツトに受入れられて
アクセプタが非整合挿入に起因して紙幣をすぐさ
ま拒否することがないようにする。
第11A図においては別の置き台135が上述
の置き台134に代わつて用いられている。台
板、頂板は第11図のものとその性質において類
似のものが使用されている。置き台134の方の
頂板138は切り欠き部分142を有して紙幣を
正しく置けるように指が入るようにしてあつた
が、置き台135は風またはその他の外乱から紙
幣受入れ領域を遮蔽するよう台板の長さまで延び
た台形の形状の側板137を包含している。
置き台135の背板は上下部フインガ139,
141を有することを特徴としている。これらの
フインガはそれぞれ開口143の上部および下部
に位置している。この開口はコンベヤアセンブリ
10の受入スロツト20と連通するようにしてあ
る。フインガ139,141は開口143に対し
て互いに逆側に位置し、置き台135の背板から
延びるにつれ互いに円弧状に先が開いてゆく。こ
れらのフインガ139,141はそれぞれアセン
ブリ10の頂部12および基部14内の上下スロ
ツト145,147内に収容されるようにしてあ
る。第11A図に示すように、スロツト145,
147は、紙幣受入スロツトを限界する頂部12
及び基部14の円弧面内に形成してある。フイン
ガ139,141が対応するスロツト145,1
47によつて受入れられると、アクセプタに確認
のために提供される証書のための受入スロツト2
0に連通するせまい開口143が形成されるよう
になる。この証書が無効のもので返却されねばな
らない時には、フインガ139,141は戻され
た証書を受入れる広い開口部を与えるように作用
する。すなわち狭い開口143からフインガ13
9,141の弧面を介して広く開く開口部を形成
する。第11A図のフインガとスロツトの配置は
このように多重の目的を有するものである。これ
は入口スロツトを最小の高さのものとすることを
可能とする。このようにしてプラスチツクカード
またはその類似物をアクセプタに挿入することを
不可能とする一方、アクセプタによつて拒絶され
た証書のためのじようご状の戻りスロツトを与え
る。このようにじようご状とすることは実質的に
アクセプタの詰まりが生ずる可能性を減らす。最
後に図示のフインガ及びスロツトの構成は、コン
ベヤアセンブリ10のスロツト20に対する置き
台135のスロツト143の精密な整合の必要性
をなくすのである。この構造は従来のスロツトア
クセプタに固有の欠点を克服するものである。
第11A図の実施例において、台板は、差出さ
れた証書を容易に受入れることができる実質的な
高さを有する開口からクレジツトカードまたはそ
の類似物の挿入ができなくするような非常にせま
い高さまで開口143をつなげるようにわずかに
傾斜せしめることが好適である。
第12図においては本発明の検出及びテスト装
置が示されている。光検出器は本物の紙幣の幅に
大略等しい幅にわたつて配置されている。紙幣を
スロツト20へ挿入する時の整合ずれを許容する
ためにセンサ144,146は本物の紙幣の幅よ
りもわずかせまい間隔たとえば1.3センチ(1/2イ
ンチ)だけせまい間隔で配置するのがよい。いず
れにしても、センサ144,146は、本物の証
書だとして差出された紙が本物の証書として妥当
な幅の範囲内にあるかどうかを判断し、さらにそ
の紙が本当にスロツト20に入れられたかどうか
を検知するように作用する。センサ144,14
6がこの紙の幅が妥当な幅であることを感知する
と、信号が発せられ、これにより前述のゲート7
8を開け、その紙を第1図について前述したロー
ラに送るのである。次いでこの紙は光走査器14
8を通過させられ、その際この紙の前端部を感知
してカウンタを作動開始させ、チヨツパ−センサ
アセンブリ66−74の出力パルスをカウントし
始める。このようにしてカウンタの作動は紙の前
端部を感知すると直ちに開始され、カウントは垂
直部分26に沿う紙の移動と同期して行なわれ
る。モータ28は紙がスロツト20に差出される
とセンサ144,146による感知により作動さ
せられる。
センサ148は、又、紙がこのセンサを通過し
ながらこの紙の輪郭に沿つてこの紙の密度を感知
するように作用する。密度検出器は当業界で既知
のものであり、これにふさわしい配置は当業者に
とつて容易に選択し得る手段である。また証書通
路の上下にはセンサ150,152がそれぞれ配
設してある。図示のようにこれらのセンサはセン
サ148から間隔を隔てているが、これは通用性
をたしかめようとする証書(すなわち紙幣)の特
定の領域に依存してセンサの好適な配置をなさな
ければならない。ここでは、センサ150,15
2は紙幣の光学的特性、たとえば入射する光線帯
域のスペクトル透過特性又は反射特性のような特
性を感知することを述べれば充分であろう。これ
ら2つのセンサは紙そのもの、その上の印刷イン
ク、及び紙幣面にある各種パターンを検査する。
このために好適なセンサは当業者によつて周知で
ある。このようなセンサは一般に特定の波長又は
帯域の光線を発する光源と紙幣のある面積部分で
反射又はこれを透過したこの光線を感知するよう
に適宜配置したセンサを包含するものである。も
ちろんこの光源とセンサとの間にはレチクル又は
グリツド網を介装してマスキング又はパターンマ
ツチングを計つてもよい。
センサ154は、差出された紙が本物の紙幣で
あるには短すぎるか否かを判断するのを主要な目
的として設けられたものである。もしセンサ15
4が紙に覆われ、他方のセンサ144,146が
覆われないならば、この紙は本物の紙幣としては
短過ぎることになる。同様にセンサ156が証書
通路に介装されており、この紙が本物の紙幣とし
ては長過ぎないかどうかを判断する。もしセンサ
144,146及び156のすべてが同時に覆わ
れるならば、この紙は本物の紙幣としては長過ぎ
ることとなる。もちろんセンサ154及び156
の配置は本発明装置によつて検査しようとする紙
幣によつて判断されるべきものである。
最後に、第12図において後部ゲート98と作
動的に連絡しているセンサ104は、紙幣がテス
ト区域又は未決区域の垂直部分26から収集区域
へと実際に通過したことを検知するものである。
本発明の重要な特徴は、紙幣が本物であるかど
うかをセンサ148−152によつて得られるデ
ータから決定する技術にある。今迄はセンサから
発せられるパルスの振幅、周波数またはパルス数
をテストすることを基本とする非常に初歩的な技
術が用いられていた。本発明は、本物の紙幣から
得られるはずのデータの範囲の外にあるデータに
対して高い感度を持つテスト式を活用することに
より通用性テストに向けての相当洗練された処理
方法を提供するものである。上述のように、チヨ
ツパ及びセンサの配置66−74は垂直部分26
とするテスト通路に沿う紙幣の動きに同期してパ
ルスを生じる。この配置はセンサ148−152
に紙幣が証書通路を移行しながらこの紙幣の特定
の区域から多数のデータサンプルを集めることを
可能にするものである。このようなセンサ148
−152のそれぞれについて、得られたデータに
テスト式を適用してこの紙幣の通用性を決定する
のである。これらテスト式の第1のものは、 1/noi=1 (Xi−i)2 である。ここでXiはテスト位置iで得られたデ
ータの実際の値であり、iは多数の本物の紙幣
から得られるものであつて、テスト区域にてその
ような紙幣から得られるべきテストデータの平均
値である。このようにしてこの式はテスト対象と
なつている紙幣のテスト値が平均値からはずれて
いる量を示す最終数値を出すものとなる。各テス
トで得られた値を二乗することにより、誤差の符
号は無視され、誤差が増幅されることとなる。も
ちろん通用性のための最終テストはセンサ148
−152の各種テストからの3つの和から得た結
果が比較器またはその類似回路内に予じめ定めた
適宜なしきい値内にあるかどうかということにあ
る。当業者にとつては、本物の紙幣はこの第1の
式の解がほとんど零となることは明らかであろ
う。この式によれば非常に正確なテストが行い得
ることがわかつた。
センサ148−152のそれぞれに採用される
第2の式は、 1/noi=1 (Xi−X/―i/3σi)2 である。
容易にわかるようにこの式は第1の式と実質的
に同じであるが、各テスト区域の標準偏差3σiで
誤差を除している。このテストは第1のテストの
すべての利点を有すると共に、さらに標準偏差の
3倍に関する評価を含んでいる。本物の紙幣であ
れば、この第2の式から0〜1の解が得られる。
最後に、非常に正確なテストが次の式を使つて
なし得ることがわかつた。
1/noi=1 Zii(ここにZi=Xi−X/―/σ) この式において、Xiはテスト通路に沿う区域
iにおいて関連するセンサ148−152により
得られた値である。の値は本物の紙幣によつ
て、関連するセンサ148−152によつてテス
トされたXiのすべての平均である。σの値はこ
の紙幣について見出されるXiの標準偏差である。
Ziの値は本物の紙幣の平均Ziであり、これは多
数の本物の紙幣をテストして、その結果をまとめ
て得られるものである。最後のテスト式を用いる
と本物の紙幣ではこのテスト結果はほとんど1に
近くなることがわかつた。またこのテスト式は高
度に正確で信頼できるものであることがわかつ
た。
適宜なセンサ148−152を用い、かつ上述
の式の1つまたは当業者によつて考えられるその
他の式を用いて、多量のデータサンプルを紙幣の
通用性の全体像を画き出すのに用いることができ
ることがわかる。さらにこれらの式は、精巧な複
製でも本物の紙幣から区別して見分けることを可
能にする。これはこの式および加算過程で誤差が
累積されるからである。したがつて最良の複写で
もこの通用性テストをパスすることはできない。
上述のテストは現在市販されているマイクロプ
ロセツサ又はその類似装置を利用して行なうこと
ができる。そのテスト結果は記憶され、通用性を
示すテーブルに示された値と比較されなければな
らない。しかしメモリを有するデータプロセツサ
をデイジタルモードで動作させることにより、多
数のテストを行ない、同一の装置を多種類の紙幣
の通用性の決定に用いることができる。
さらに、テストは紙幣がスロツト20中に表側
を上にしても裏側を上にしても、又どちらの端部
を先にしてもこれのことに拘わりなく、行うこと
ができなければならない。本発明によればテスト
結果を記憶しこれを予じめ記憶していた値と比較
できるようにすることにより、アクセプタに入れ
る姿勢に関係なく多数の紙幣の通用性及びその額
を識別することができるのである。本発明の3つ
の固定センサ148−152を多数のテストの実
行及び紙幣の通用性及びその額面の正確な識別に
用いることができるようになつたことは、テスト
のための式の工夫及びこれによりなしとげられる
誤差の拡張の結果なのである。
上述のように、本発明の処理はマイクロプロセ
ツサ、好適にはモトローラ社モデル6802として製
造されたタイプのものを使用して達成することが
できる。マイクロプロセツサとの連絡は第13〜
15図に示した性質のインターフエース回路によ
つて達成され、マイクロプロセツサ素子自体は第
16図に示す。もちろん、実際のデータ処理はマ
イクロプロセツサのプログラム制御下にあるこ
と、及び第17図に示して後述するフローチヤー
トに従つていることを理解されたい。当業者であ
れば、第13〜17図の手法に従つて、さらにモ
トローラ社の「Motorola Specification Sheet
For MC 6802」ADI−436、1978に記載のプログ
ラミングの手順に従つて本発明の構造をプログラ
ム及び動作させることができると考える。
さて、第13A図を特に参照すれば、まずスロ
ツト20の前方にあるセンサ144,146、前
部ゲート78のセンサ94シヨートおよびロング
検出用センサ154,156、及び後部ゲートセ
ンサ104のそれぞれは発光ダイオード及びこれ
と通信するフオトトランジスタを含む。センサ出
力は第16図の周辺インターフエースアダプタNo.
0(PIA0)の並び入力へ通じる。このPIAはモト
ローラ製部品No.6821の標準的な処理素子であり、
周辺ソースからマイクロプロセツサチツプ又はメ
モリへデータを転送するよう作用する。いずれに
してもセンサ144,146は出力結合ANDの
構成をしていてインバータ158を介して入力
PB0へ接続されることに注意されたい。したがつ
て、出力は両センサ144,146が上述したよ
うに覆われた時のみ入力PB0に現れる。同様に前
部ゲートセンサ94はインバータ160を介して
入力PB1へ信号を送る。この信号は前部ゲート7
8の作動状態を表わす。センサ154,156は
図示の入力インバータ162,164を介して機
能し、それらのセンサが覆われたかどうかを表示
して紙の長さを決定するデータを与える。最後
に、後部ゲート98のセンサ104は増幅機16
6を介して入力PB5へ伝送されて有効証書が後部
ゲートをクリヤしたことを表示する。
また制御回路の一部として前記ゲート78のソ
レノイド88を作動する装置も含んでいる。第1
3B図に示した様に、電力用電界効果トランジス
タ(パワーFET)は紙がスロツト20に差し込
まれて両センサ144,146を覆つたことを示
す、PIA1から受けた信号によつて作動される。
このFET168が導通すると光アイソレータ1
70の発光ダイオード(LED)が発光して電界
効果トランジスタ(FET)172を付勢する。
FET172が導通すると、ソレノイド88のコ
イル174を励磁してゲート78を作動させる。
LEDおよび光検出トランジスタを含む光アイソ
レータ170はソレノイド88から本発明の機能
を制御する論理回路への雑音の混入を防ぐために
使用されると理解されたい。
第13C図によれば、モータ28の動作はマイ
クロプロセツサの制御下にあることがわかる。図
示のように、PIA1のPA5からの入力はパワー
PET176を導通にし、光アイソレータ178
を励起し、この結果パワーFET180を導通と
する。次いで、モータ28は図示のとおり接点1
82を介して進行方向モードで付勢される。もち
ろん、この回転はゲート信号がFET176にお
いて出力PA5から与えられる限り続く。モータ2
8の回転方向に関する判断はPIA1のPA6からの
入力を受ける回路によつて制御される。この信号
はパワーFET186を動作させ、光アイソレー
タ188を介してパワーFET190を制御する。
FET190はモータ28に接続された接点18
2を有するリレースイツチのコイル184を制御
する。このコイルが励磁されると、リレーは接点
182を切換え、モータ28への電圧極性を逆転
し、モータを後退方向に駆動する。したがつて、
証書を受け取るか預け入れ者へ返却するかによつ
てPAI1のPA6に表われる信号はモータ28の回
転方向を制御することになる。
最後に、第13D図を参照すると、光源
(LED)72と光検出器74との間に挿入された
チヨツパホイール66はカウンタ194を制御す
るようインバータ192を介して動作するのが見
られよう。上述のように、モータ28は好適には
5000rpmのモータとし、チヨツパホイール66は
12枚の羽根を有するようにするとよい。したがつ
て、インバータ192の出力は60kHzの出力とな
つて、パルスと証書通路上の証書位置との関係は
高精度となる。しかし、これらパルスの周波数は
カウンタ194のデコード出力によつて分周され
て、第16図のマイクロプロセツサチツプの入力
IRQへ供給される。パルスイネーブル(PE)入
力が図示のようにPIA1のPA2出力を介してカウ
ンタ194に受けられた時カウントが始まる。し
たがつて、光走査器148が紙の前縁部を感知す
るとPA2を介してパルスが発せられてカウンタ1
94は使用可能となる。このようにして、マイク
ロプロセツサチツプには紙の前縁部によつて始ま
り証書通路を通るその紙の動きに同期した1kHz
のクロツクパルスが現れることになる。マイクロ
プロセツサは、データサンプルをテストセンサ1
48−152から取るべき時を判断するためにカ
ウンタ194の出力を使用しているのがわかる。
第14図を参照すれば、センサ148−152
と関連して使用される検出回路が示されている。
ここでは、ランプドライバ196がPIA1の出力
PA4に接続され、センサ144,146がスロツ
ト20の入口での紙幣の存在を判断した時作動す
る。ランプドライバ196はランプ198,20
0を発光させるよう作動して通路26に沿つて通
る紙幣に投光する。各ランプ198,200と関
連して光検出器202,204、および206,
208の組が紙から反射された光又は証書通路に
沿つて通過しながら紙を透過して伝達された光を
受けるよう採用されている。上記のように、各種
のテストは光の透過率または反射率を処理して実
行され、このようなテストは当業者には周知なも
のである。いずれにしても、ランプ198及び光
検出器202,204はセンサ150を成し、ラ
ンプ200及び光検出器206,208は底部セ
ンサ152を成す。光検出器202,204の出
力はそれぞれ増幅器212,210へ行き、これ
ら増幅器210,212は受けた信号を増幅して
それらをマルチプレクサ215の対応する入力へ
行く。同様に、増幅器214,216は検出器2
08,206の出力を受けて出力をマルチプレク
サ215の対応入力へ伝送する。最後に、発光ダ
イオード218からの光を受ける光検出器220
の出力は増幅器222へ行き、この増幅器222
は検出器220へ入射した光に相当する出力信号
を与える。この増幅器222はフイードバツク網
にダイオードを付加することによつて対数増幅器
として与えてもよいことは理解されよう。この場
合、増幅器222の出力は紙自体の光学密度に相
当する信号となろう。このような検出は、米国特
許第4352559号明細書「証書確認装置の対数一次
テストシステム」において十分に論じられてい
る。いずれにしても、増幅器222の出力はマル
チプレクサ215へ印加する信号を増幅するため
に設けた増幅器224を通る。同様に増幅器22
2の出力はPIA0の入力PB2への信号を与える増
幅器226を通る。発光ダイオード218及び光
検出器220は第12図のセンサ148を成し、
増幅器226からPIA0の特定の入力へ送られる
信号は、紙の先端が感知されたこと及びカウンタ
194が同期目的のために使用可能となることを
マイクロプロセツサに伝える。
注意すべきは、マルチプレクサ215は出力へ
伝送すべき入力の対を選択するためインバータ2
28,230を介して切換えられることである。
注意したように、増幅器212,210の出力は
それぞれX0及びY0とし、増幅器216,214
の出力はそれぞれX1及びY1とした。密度走査用
センサ148の出力電圧に相当する信号である増
幅器224の出力は入力X2に与えられ、一方、
入力Y2は分圧器によつて与えられた固定電圧へ
接続される。マルチプレクサ215によつて与え
られるべき出力はPIA1の出力PB0及びPB1を介し
て選択される。3組の出力対X0,Y0,X1,Y1
及びX2,Y2だけが選択されることを理解された
い。X出力は分圧器232を介してアナログ・デ
イジタル変換器(A/D変換器)236のプラス
入力へ与えられる。この変換器236のマイナス
入力はマルチプレクサ215のY出力を受ける。
A/D変換器236はまた基準入力信号をも受け
る。この基準入力信号はこの場合、分圧器234
によつて分圧器されたマルチプレクサ215のY
出力である。A/D変換器236はナシヨナルセ
ミコンダクター社によつて製造された部品No.
ADC 0804の標準ユニツトであり、XおよびY入
力電圧の比のデイジタル相当値であるデイジタル
出力を線D0−D7に与えるように作用する。マル
チプレクサ215から受ける信号の値の範囲を知
つておくことにより、又分圧器232,234の
値を適当に選択することにより、A/D変換器2
36はその分解能を上げるようオフセツトするこ
とができる。
上述したA/D変換器を使うことにより、1個
のランプ198及び光検出器202,204によ
り紙から検知された光に関して与えられる比率が
あり、同様に、ランプ200によつて与えられた
紙からの光を光検出器206,208によつて検
知された光に関して与えられる比率がある。光検
出器202,208はそれぞれが異なつた波長の
光に感応するようフイルタによつてそれぞれを覆
つてもよい。この場合、センサのそれぞれはその
フイルタが受けることのできる光だけを検知し、
したがつて、この比率手法により紙の1つの反応
を他のものと比較することができる。この手法は
米国特許第4183665号明細書「証書の色の存在を
テストする装置」においてさらに十分に述べられ
ている。
注意すべきは、発光ダイオード218及び光検
出器220から成る密度走査器はマルチプレクサ
215のY2入力に与えられた固定電圧との比率
で表わされた出力を有することである。したがつ
て、光検出器220によつて検知された光に相当
するA/D変換器236のデイジタル出力はその
ように検知された光に直接比例した電圧となる。
A/D変換器236からのデイジタル化データ
は図示のように第16図のデータバスに与えられ
ることに注意されたい。このデータ伝送の調整は
第16図の回路から入力ABCを介して制御され
る。一方、この回路は後述することにするが、マ
イクロプロセツサのプログラム制御の基で、A、
B入力はA/D変換器236からデータバスへの
データの転送を制御し、C入力はA/D変換器2
36を動作させうるチツプセレクト入力であるこ
とを理解すべきである。
本発明のアクセプタにおいて制御に使用される
マイクロプロセツサはまず、両替機、自動販売
機、ガソリン吸上げシステムなどのような周辺装
置と連絡する。したがつて、この連絡はこのよう
な外部装置と本発明のアクセプタとの間でなさ
れ、第15図の回路がこのような連絡を行なう方
法を示している。第15A図に示されるように、
複数のスイツチ240〜246がアクセプタと連
絡するために使用することができる。各スイツチ
は光アイソレータ248及びインバータ250を
介して第16図の回路の関連入力へ接続されて、
ある動作モードが所望され又はあるイベントが発
生したことをマイクロプロセツサに伝えるもので
ある。たとえば、スイツチ240はサービス過程
でモータ28を強制的に運転させるようサービス
マンによる作動用としてアクセプタ内に設けるこ
とができる。このような制御をマイクロプロセツ
サのプログラムを介して行なうために、このスイ
ツチ240の閉成はPIA0の入力PA3を介して伝
えられる。同様に、スイツチ242は、紙幣が有
効であつてクレジツトを与えた後、使用者が結局
は選択したくないと決定した場合の紙幣の返却を
選択する、客用に設けることができるものであ
る。スイツチ244は、過去に与えたクレジツト
が実際には使用されていたとか販売が完了したこ
とを示すために周辺の自動販売機などによつて作
動しうるものである。最後に、スイツチ246は
アクセプタの動作を所望に応じて禁止することを
与え得るものである。再び、これらのスイツチの
それぞれの状態は図示のようにPIA0への入力へ
伝えられ、プログラム制御の基で所望の結果を達
成させる。
第15B図にさらに示したように、アクセプタ
は両替機又は自動販売機のような周辺装置に有効
とされた紙幣に対して与えられる分与量を伝え、
紙幣が未決場所から後部ゲート98を介して最終
収集部へ行くことによつて実際に収集されてか
ら、選択された項目の販売を許可する。図示のよ
うに、PIA1はPB4−PB7の出力及び複数のリレー
を介して確認テストの結果を周辺装置へ伝え、相
当の値の品物を分与することを許可する。図示の
ように、PB6又はPB7からそれぞれ受ける入力は
1ドル又は2ドル紙幣が受け入れられて確認され
たこと及び使用者へ相応の値のものを分与される
ことを自動販売機に表示させる。したがつて、自
動販売機は売り金を受け取つたことになる。客が
自動販売機を選択して使用したい時、紙幣をアク
セプタに入れ、未決場所から後部ゲート98を介
して通し、信号をPB4又はPB5に発して対応する
リレー接点アセンブリを作動させることによつ
て、選択された製品を実際に分与することができ
る。図示のように出力PB4−PB7のそれぞれは関
連するリレードライバ252に接続されて関連す
るリレー254の接点を閉じるよう作用する。さ
らに、図示した残りの3つの入力及び出力のそれ
ぞれは図面に示したリレー254と同じリレーを
含むことは理解されよう。
最後の第15C図によれば、確認装置又はアク
セプタが使用中なのか、つかえているのか、又は
動作の通用性確認モードにあるのかに関して、周
辺装置が指示されているのを見ることができる。
これらの信号は自動販売機に使用されてその動作
を禁止したり、その販売機からの制御信号が適時
にある地点でマイクロプロセツサへ切換えられる
のを防止するようにすることができる。図示のよ
うに、PIA1の入力PA0,PB3及びPA2はそれぞ
れ、使用中、詰まり、又は確認状態を示す。これ
ら信号のそれぞれは関連するパワーFET256
を介して光アイソレータ258及び出力トランジ
スタ259へ与えられ、相応の信号を発生する。
再び、これらの信号は後述するプログラムに従つ
てマイクロプロセツサのプログラム制御の下で発
生される。
本発明の回路に注意して第16図を参照すれ
ば、マイクロプロセツサ制御回路の回路相互接続
が示されている。モトローラのチツプ6802とする
このマイクロプロセツサチツプ260は本発明の
一次処理装置として備えられている。このチツプ
は、テスト平均又は上述した平均に対するデータ
及び算術の答を受けるようプログラムされたラン
ダムアクセスメモリ(RAM)を含んでいる。前
述のとおり、マイクロプロセツサチツプ260は
前述の米国特許を参照することにより当業者によ
つて容易に理解されよう。このチツプは上述した
平均により又は後述するプログラムフローチヤー
トにより所望された算術演算及び管理機能を実行
することができるものであるというだけで十分で
あろう。
マイクロプロセツサチツプ260へはバス28
0を介して読取り専用メモリ(ROM)チツプ2
62,264が接続されて通信状態にある。これ
らのチツプもまた当業者にとつて周知なもので、
中にマイクロプロセツサチツプ260の動作を制
御するに必要なプログラムを格納しており、上述
したテスト平均を使用するに必要な恒久的なデー
タのテーブルを与えることができるものである。
また、それぞれ参照符号266,268を付し
た周辺インターフエースアダプタPIA0及びPIA1
がマイクロプロセツサチツプ260と通信状態で
含まれている。再びこれらのアダプタはモトロー
ラによつて部品No.6821で製造されたもので、その
能力についてはデータを周辺装置からマイクロプ
ロセツサチツプ260へ与えるものであるという
ことは当業者に容易に理解できよう。このような
周辺器の1つとして、PIA1のPA3に接続された
タイマ278が示される。このタイマ278は本
発明のプログラムによつて使用され、後で明らか
になるようにある物理的処理についてのある長さ
の時間を発生することができるものである。
マイクロプロセツサチツプ260を制御するた
めに使用される各種素子の相互接続および選択は
マイクロプロセツサチツプ260との接続を与え
るアドレスデコーダ270を介して達成される。
図示のように、アドレスデコーダ270はROM
チツプ262,264,PIA0,PIA1、又はA/D
変換器236のいずれかにアクセスすることがで
きる。アドレスデコーダ270はROMチツプ2
62,264の1つへのアクセスを論理ゲート2
72,274を介して成し、これらゲートはマイ
クロプロセツサチツプ260とゲート274との
間に接続してROMチツプとの通信が相互に排他
的に行なえることを保証するインバータ276を
有していることに注意されたい。
ROMチツプ262,264のアドレス指定は
アドレスバス280を介して行なわれ、一方それ
からのデータ通信はデータバス290を介して行
なわれる。このデータバス290はバス292と
つながつていてマイクロプロセツサチツプ26
0,PIA0,PIA1へのデータ転送を可能にする。
加えて、上述したように、A/D変換器236か
らのデータはデータバス292を通つてマイクロ
プロセツサチツプ260へ伝えられる。
また、アドレスデコーダ270によつてアクセ
スされた素子はマイクロプロセツサチツプ260
及びその出力R/Wの制御下で書込み又は読取り
されることに特に注意されたい。図示のように、
周辺インターフエースアダプタはこの出力によつ
て制御されA/D変換器236もこの出力によつ
て上述したA、B線を介して制御される。
第16図に対する最後の注意に関し、PIA0
入力PA4は未決機能を所望するか否かをシステム
に指示するスイツチ294に接続されているのが
見られる。このスイツチを閉じることにより、マ
イクロプロセツサプログラムは、証書が本物であ
ると確認されると、与えたクレジツトを使用する
かまたはその証書の返却が要求されるまで未決状
態にしておくことを決定する。これは再び第17
図に示したプログラムに関して明らかとなろう。
最後に、スイツチ296がPIA0の入力PA5に設
けられて、サービスマンがテスト光、たとえば調
整のためにセンサ144−156のランプを発光
させることができるものである。もちろん、この
ようなスイツチは実際にはなく、プログラム制御
のもとで与えられるもので、事実、テスト時に光
源に並列に接続される。
以上のように、第13〜16図に示した回路を
構成する当業者ならば数多くのプログラムのどれ
かに従つて本発明を実施することができる。これ
らのプログラムはROMチツプ262,264の
中に格納されており、システムの動作の調整およ
び制御を勤める。極く一般的に、これらのプログ
ラムは、ROMの中に、算術および比較のために
必要なデータテーブルとともに恒久的に格納さ
れ、これらの全ては当業者には周知の事項であ
る。したがつて、第17図に示したフローチヤー
トはしかし本発明の好適な実施例であり現在考え
られる最良の形態であつて、この実施例は当業者
が本発明を実施することができるようにするもの
である。
特に第17図によれば、このシステムのプログ
ラムは電源をONにしてレジスタなどをリセツト
する伝統的なパワーオンリセツトルーチンによつ
て始まるのが見られる。このシステムは次いでア
イドルルーチンに進んで基本的にはマイクロプロ
セツサ内の標準的な管理機能を実行する。もちろ
ん、プロセツサは強制実行スイツチ240が作動
されたかどうかの判断を連続的に検知し、この場
合、モータ28は進行方向へ回転されて紙を駆動
し前部ゲート78がこのような通路を許可するよ
う開けられる。もし強制実行スイツチ240が作
動されなければ、テストスイツチ296の投入を
みる検知が行なわれる。このような場合があれば
テストランプがONされ、テストプログラム又は
シーケンスが作動されて技術者またはサービスマ
ンがこのシステムをチエツクすることを可能にす
る。動作の強制実行もテストモードも選択されな
ければ、このシステムは禁止スイツチ246を閉
じたかどうかを検知する。このシステムが禁止モ
ードにあれば、アイドルループへ戻り、そうでな
ければ、位置センサ148を走査してセンサが覆
われているか否かを決定する。もし、センサ14
8が覆われており、センサの上に紙幣または紙が
残つていて電源を投入した時に存在していること
を表示しているとすれば、ハードウエアのタイマ
278がスタートされ、モータ28は紙を収集す
るよう進行方向に動作され、次いでセンサ148
から障害物が取り除かれたかどうか(センサクリ
ア)のテストが行なわれる。所定時間後、前部セ
ンサ148からの除去がなければマイクロプロセ
ツサはシステムに詰まりが生じたと判断し、詰ま
り信号が上述した周辺装置に送られて、システム
は停止する。センサ148がモータ28の進行方
向移動により、クリアとなれば、システムはアイ
ドルループへ戻る。上述したプログラムの論理径
路は第17図において参照番号300によつて示
してある。
テストセンサ148がクリアであれば、禁止ス
イツチ、テストモードスイツチ、および強制実行
スイツチは作動されず、システムは前部センサ1
44,146を走査して紙の存在を判断する。前
部センサが覆われると、使用中信号が上述のよう
にセツトされてゲート78が上げられる。ハード
ウエアタイマ278が動作開始する。次いで、ゲ
ートが上がり、前部センサ144,146が覆わ
れたかどうかの判断がセンサ94を介して行なわ
れる。センサ94がタイマ278によつて定めら
れた所定時間、ゲーートが開かないでいるが前部
センサ144,146が覆われていることを指示
していれば、詰まり信号が発生してシステムは停
止し、前部ゲート78が詰まつたことを表示す
る。
もし、ゲートが開いて前記センサが覆われてい
れば、ランプ198,200がランプドライバ1
96を介して発光し確認テストを開始する。モー
タ28は紙をテスト通路とする証書通路18を介
して前へ駆動するよう作動され、確認出力が上述
のように出力されてシステムが確認中であること
を周辺装置に伝える。
モータが始動した後、前部センサ144,14
6がまだ覆われているかどうかの決定がなされ
る。もし覆われていなければ、戻りサイクルが介
入され、モータの回転は逆転され、紙幣は返却さ
れてシステムはアイドルループへ戻る。前部セン
サが覆われたままタイマ278がその設定時間を
経過(タイムアウト)すると、紙幣は単に返却さ
れるだけである。しかし、前部センサが覆われた
状態でタイマがタイムアウトしなければ、禁止ス
イツチ246が投入されたかどうかが判断され
る。もし投入されれば、モータ28は停止され、
確認信号がクリアされ、ランプ198,200が
消灯し、システムは禁止スイツチが上述のように
紙幣を返却した時点でOFFにされるまで待期す
る。フローチヤートのこの部分は参照符号302
で示される。
本発明のプログラムにおいては実際の確認テス
トを行なう前にセンサをゼロにする。この場合、
センサ148−152はアイドル条件にて読取ら
れ、その読取りはテスト中に取つた全ての読取り
についてのバイアス値を発生して電圧または温度
ドリフト等を補正するために使用される。たとえ
ば、テスト前に、ランプ198,200は点灯さ
れて各媒体から光を反射または透過させる。次い
でA/D変換器236の応答比率出力値を使用し
てテストの読取りを正規化する。いずれにして
も、この時点で、前部センサ144,146がま
だ覆われているかどうか、タイマ278がまだ動
作中でどうか、禁止スイツチ246が投入された
かどうかが判断される。そして適当な作動が行な
われる。もし、タイマ、スイツチ、および前部セ
ンサが適当に作動されたなら、センサ148が覆
われているかどうかの判断がなされる。もし覆わ
れていなければ、システムは上述した決定に基い
て繰返し実行する。もしセンサ148が覆われて
いれば、認識システムは読取りの用意のためにメ
モリ及び適当なレジスタをクリアしかつ標準的な
管理手法のような他の操作を実行することによつ
てセツトされる。さらに、認識システムの準備に
おいて、覆われたセンサ148に基いてすぐに、
カウンタ194からのパルスがマイクロプロセツ
サチツプ260の入力へ供給される。認識シ
ステムが一旦セツトされると、プログラムは割込
みを受けるよう適用されてマイクロプロセツサは
センサ148−152からデータを受け、そのデ
ータを上述したテスト式に使用して真正性を判断
する。これらのサブルーチンは第19〜21図に
関して説明される。マイクロプロセツサは実際上
カウンタ194から受けたパルスをカウントし、
テストを開始するに十分なパルスを受けて紙幣が
センサ148−152の下に正しく位置されたこ
とを示した時、テストを開始し、紙幣がテスト領
域を通過したと十分なサンプルによつて結論され
た時テストを終了する。このようなとき、割込み
はもはやマイクロプロセツサによつて許可されな
い。この後で詳述する有効性確認プログラム全体
を通じて計算により割込みがなされ、その部分に
ついてのデータはカウンタ194から受けながら
特別なカウントにおいて紙から取られる。
認識システムがセツトされて割込みが認可され
ると、センサ148が覆われているかどうかが判
断される。もし覆われていなければ、紙幣は返却
サブルーチンを介して返却される。もし覆われて
いれば、シヨートセンサ154が覆われているか
どうかが決定される。もし覆われていれば、この
システムは前部センサ144,146が覆われて
いるかを判断するまで繰返し実行する。ただし差
し出された紙が短かすぎるかどうかを検知するた
めに許可された時間が経過した場合にである。図
示のように、シヨートセンサ154が覆われてい
なくまた前部センサ144,146も覆われてい
なければ紙は返却される。同様に、シヨートセン
サが覆われていなく前部センサが覆われていれ
ば、システムはシヨートセンサが覆われていくは
ずの所定時間の間繰返し実行する。もしシヨート
センサが覆われる前にタイマがタイムアウトした
ならば、紙は返却される。もちろん、このループ
もシステムが禁止された場合を見つけるためチエ
ツクを含んでいる。
もしセンサストローブ148が覆われていると
同時にシヨートセンサが覆われていることがわか
ると、前部センサ144,146さらにロングセ
ンサ156も同時に覆われていて紙が確認保証を
含むだけ十分に長いことを示すかどうかが判断さ
れる。再び、紙はタイマによつて決定された一定
時間内にロングセンサまでの通路26を進行しな
ければならず、チエツクはシステムが禁止の場合
を見つけるために行なわれる。もし、ロングセン
サ156が覆われていて前部センサ144,14
6も覆われていれば、紙は返却される。ロングセ
ンサは覆われているが前部センサが覆われていな
い場合、紙は有効とみなすには短かすぎるのであ
り、テストはその紙幣が通用性あるものなのかど
うかに関して行なわれる。上述した紙の長さに関
するフローチヤートの部分は参照符号304によ
つて一般的に示される。
有効とすべき紙幣はマイクロプロセツサの算術
能力を使用し上述したテスト式の1つを組合せる
ことによつて判断される。式からの値が3つの光
走査器148−152のそれぞれに関して得られ
るとすぐテーブル探索手法が使用される。計算値
を各種の表と比較することによつて、紙幣の有効
性および額面を決定することができる。紙幣が無
効であると決定されれば返却ルーチンを介して返
却される。もし有効であれば、モータ28は停止
され、有効信号が除かれ、ゲート78がソレイド
88を介して閉じられ、ゲートがセンサ94及び
羽根96を介して閉じられてロツクされたかどう
かの判断がなされる。もし、ゲートが閉じずかつ
ロツクされなければ紙は返却され、一方、閉じて
ロツクされればセンサ148、及びシヨート及び
ロングセンサ154,156の出力による走査が
なされ、もしこれらのセンサのどれもが覆われて
いなければ、参照符号306で示したような返却
サブルーチンへ進む。このルーチンはテストラン
プを消灯し、確認信号をクリアし、前部ゲート7
8を開け、タイマ278を再スタートさせ、モー
タ28を逆転し、所定時間の遅延の間ローラを逆
回転して紙幣または紙を使用者に返却することを
可能にさせることから成つている。返却過程にお
いて、前部センサ144,146は走査されて、
これらがすでにクリアされているかどうか、およ
びループ308で示したように予め定めた時間内
にクリアされたかどうかが判断される。このルー
プ308において、ゲートセンサを除くすべての
センサがクリアであればゲートは閉止されてロツ
クされ、またはタイマがタイムアウトしてもゲー
トは閉止されロツクされる。いずれの場合でも、
モータ28は停止し、すべてのセンサは再びクリ
アかどうかがチエツクされる。もしクリアであれ
ば、システムはアイドル管理ループへ戻る。もし
クリアでなく覆われていれば、このシステムはコ
ンピユータによつてフラグセツトをチエツクする
ことによりループ308を通る第1のパスである
かどうかが判断され、もしそうであれば、ジヨグ
サブルーチンへ進む。このサブルーチンは基本的
には、詰まつた紙幣を除去するための動作におい
て短時間のモータ28の前進および後退駆動を含
む。このジヨグルーチンが入ると、フラグがセツ
トされ、システムは返却ループへ戻り、再び上述
したフローチヤート306,308の部分を通つ
て繰返される。フラグがセツトされていて1つの
ジヨグルーチンが先に使用されていることがわか
ると、詰まり信号がセツトされ、システムはすべ
てのセンサがクリアになるまで繰返し実行する。
センサがクリアされれば、詰まり信号はクリアさ
れ、アイドルループへ進む。
フローチヤートに符号310で示した領域に戻
ると、センサ148及びロング及びシヨートセン
サ154,156が覆われていれば通用性確認信
号をクリアしてクレジツトがセツトされる。機械
はスイツチ294の作動状態によつて決定される
ままに未決を併なつて動作させるかどうかの判断
が行われる。未決の特徴が使用されれば次に与え
られたクレジツトが使用されたかどうかの判断が
行われる。もし使用されていなければ、また返却
要求がスイツチ242の作動によつてなされてい
なければ、クレジツトは取消され、システムは図
示のように返却サブルーチンへ進む。紙幣返却が
要求されなければ、クレジツトが取消された場合
の禁止スイツチ246が投入されたかどうかの判
断が行われる。もしシステムが未決動作を含まな
ければ、またはもしシステムが未決動作を含んで
クレジツトを受ければ、クレジツトは取消され、
タイマは再スタートされ、モータ28は前進方向
にスタートされて、紙幣がセンサ104による決
定のままに後部ゲートがクリアしたかどうかの判
定が行なわれる。図示のように、特定の時間が後
部ゲート98を開けるために与えられ、別の時間
がそれを閉じるために与えられている。両方の時
間が満足されれば、紙幣が収集されたことを示す
信号が発せられ、この信号は第15図に関して述
べるとおり、商品の販売を行なうために使用する
ことができるものである。モータ28は次いで停
止され、システムはアイドルループへ戻る。
紙幣通路18の中に収容された紙をゆすつてそ
ろえる(ジヨグ)ためのサブルーチンを第18図
に詳細に示す。図示のように、ジヨグサブルーチ
ンへ進められると、各種センサ144−156が
走査され、前部センサ144,146だけが覆わ
れているとすれば、紙幣は第17図に関して上述
した方法で返却される。しかし、前部センサ14
4,146以外のセンサが覆われていると、ゲー
ト78が開きモータ28が起動される。このサブ
ルーチンにおいて示されるように、モータ28は
コンベヤアセンブリ10をつかえさせている紙を
返却または収集する各動作において逆転および正
転方向に交互に駆動される。モータ方向の各逆転
時に与えられた遅延はソレノイドコイル184が
接点182を切換えるよう作動する間システムを
安定にすることを可能にするものである。注意す
べきは、ジヨグフラグがセツトされてから第17
図の考えから認められるような詰まり信号をセツ
トする前にサブルーチンを通る単一のパスだけを
実行するようにしたジヨグサブルーチンが続くこ
とである。
再び第17図に戻つて、算術作表の間割込みの
ために与えたアクセプタの制御プログラム及びチ
エツクが各種センサチヤンネル148−152か
ら得られたデータによつて実行される。割込みサ
ブルーチンのフローチヤートは第19図に示さ
れ、第20図には算術サブルーチンが示される。
割込みサブルーチンは、十分なカウントをチヨツ
パアセンブリ66−74及びデコードカウンタ1
94から受けて差し入れられた紙がテスト位置に
あることを示す時、開始する。マイクロプロセツ
サチツプ260の割込み要求()入力へのカ
ウンタ194の連続デコード出力に基いて、割込
みサブルーチンへ進められる。以下に述べるサブ
ルーチン全体は導入に4ミリ秒必要とするがこれ
は全制御プログラムからは極めて短かい割込みで
あることが認められよう。
第19図によれば、割込みが要求された時、イ
ンデツクスポインタがデータテーブルにロードさ
れ、ループポインタが16にセツトされるのを見る
ことができ、この割込みサブルーチンは16のルー
プを含み、その全ては4ミリ秒の時間内に行なわ
れる。3つのデータセンサ148−152はA/
D変換器236によつて変換されデイジタル化さ
れる。次に、密度センサ148によつて考慮中の
特別な地点にて走査された紙の光学密度が第1の
最大値より大きいかまたは第2の最小値より小さ
いかどうかの判定を行なわれる。これらの値はメ
モリ内のテーブルへ格納しておくことができる。
両方の条件がそうであれば密度ポインタが増やさ
れて算術サブルーチンへ進む。同様に両方の条件
が否定であれば算術サブルーチンは密度ポインタ
を増減させることなく実行に移る。
次に以下に述べることにする第20図の算術サ
ブルーチンがセンサ150のチヤンネル1につい
て考慮中の紙上のポイントへ進められる。データ
ポインタは貯蔵され、結果ポインタが、考慮中の
特別のポイントについて第20図の算術サブルー
チンからのカレント結果をそのチヤンネル又は紙
のセンサによつて検知した前のポイントの合計に
加えるよう、ロードされる。8ビツトオーバフロ
ーがあるかどうかの判断が行なわれ、これはメモ
リを保護するために行なわれる。8ビツトオーバ
フローがあれば、結果は最大値の255にセツトさ
れ、その結果は格納される。オーバフローがなけ
れば、前の算術計算の基礎群にカレント算術計算
を加えた結果が格納される。
次いで、8つの合計が行なわれたかどうかの判
断が行なわれる。これは次の理由による。すなわ
ち第19図のテストプログラムは、どんな方法で
紙幣をアクセプタに差し入れるかには関係なく紙
幣の2つの異なつた片の値および有効性を判断す
るよう設計されているからである。特に、アクセ
プタは紙幣の表面を上にして差し入れるか又は下
にして差し入れるかによらず、又はその先端を先
に入れるか右端を先に入れるかに無関係にたとえ
ば1ドル紙幣および2ドル紙幣を確認して受け入
れるようプログラムされているのである。したが
つて、可能な組合せは8つなのでそのチヤンネル
によつて得られたデータは8つの異なつた実行の
トータルに加えられなければならない。もし8つ
の合計がなされなければ、結果ポインタは増分さ
れて貯蔵され、データポインタがロードされる。
次いでプログラムは上述のように次の8つの合計
へと繰返し実行する。8つの合計が完了すると、
チヤンネル2、すなわちセンサ152がカレント
チヤンネルを成し、このセンサについて8つの可
能な組合せの全てが算術的に加えられるまで同じ
プログラム工程が続けられる。これが過ぎると、
トータル16の合計があり、次いでプログラムさ
れた割込みのトータル数が達成されたかどうかの
判断が行われる。図示のプログラムにおいては、
このような割込みが紙に沿つて34個与えられ、ト
ータルで102のテストが与えられる。プログラム
された割込みの数が達成されなければ、データポ
インタが貯蔵され、第17図のように、チヨツパ
及びカウンタアセンブリからの他の割込み要求を
待つに適したプログラムへ戻る。もし、プログラ
ムされた割込み数に達すれば、割込みマスクが与
えられて更なる割込みを防ぎ、次いで結果レジス
タに記憶されていた値は第21図のフローチヤー
トに示したように紙の有効性の判断に使用するに
利用可能となる。
第19図のサブルーチンに似たサブルーチン
は、既知の複数の有効紙幣からのデータを得るた
めに使用されて前述した式を解決するに必要な平
均基準値を得ることができることは理解されよ
う。事実、これらの基準値は複数の紙幣を入れ、
34の場所のそれぞれにおける3つのセンサのそれ
ぞれからデータを取つて納納し、次いでこのよう
な場所のそれぞれについて平均値を求めることに
よつて容易に得ることができる。
さて、第20図を参照すれば、割込みサブルー
チンの算術サブルーチンは前述した混成の第1の
テスト式を達成させるに必要な算術演算を含むの
を見ることができる。この算術サブルーチンはセ
ンサ150,152によつてサンプリングされた
各ポイントにおいて行なわれた8つのテストのそ
れぞれについて実行されることに注目されたい。
センサによつて得られた値は特定のポイントおよ
び特定のテストに関する有効紙幣の平均値を有し
ているメモリのテーブルの中の格納値から減算さ
れる。検知された値と格納された平均値との差の
絶対値は8によつて除算され、その商は二乗され
る。最終的な合計が34(n)よりむしろ64によつ
て実際上除算される以外、これは式1を続けるこ
とによつて達成されるものと実際上同じである。
もちろん、式の結果は、各小計結果が同じ値によ
つて除算されるので、実際上同じである。
メモリを保護するため、二乗された誤差の結果
が16メモリビツトをオーバフローした場合、その
結果は2進255にセツトされる。この2進255は割
当てられたメモリに格納することのできる最大値
である。オーバフローがなく、算術結果が有効紙
幣についての複数のテストの分析に基いて選択さ
れた値より小であれば、この結果は0にセツトさ
れる。この0のセツトはその紙幣のそのポイント
におけるその特定のテストに関してほとんど誤差
がなかつたことを意味する。このプログラムは紙
幣をテストしかつテスト式を使用したことに基い
て、この比較のために値21を要求する。この値
は全く異なる値をとることもあろう。いずれにし
ても、誤差がオーバフロー値と上述した選択テス
ト値との間にある場合は、実際の誤差は結果とし
て使用され、前のテスト結果に加えられる。
第21図は第17図に示した有効性テストのフ
ローチヤートを示している。差し入れられた紙の
密度が有効な紙幣に特有な密度範囲内にあるかど
うかに関しての判断が行われる。これらの値の感
知は密度センサ148によつて行われている。も
しこの密度が受け入れることのできる値でなけれ
ば、返却サブルーチンに進む。密度が満足なもの
であれば、レジスタはチヤンネル1センサ150
及びチヤンネル2センサ152によつて感知され
た最小値に関してデータを受け入れるようにする
ため初期設定される。それぞれ2つのセンサ15
0,152によつて感知されたポイントのそれぞ
れに関し8つのテストが実行される。したがつて
テストのそれぞれについて集合されたデータを受
けるため16個のレジスタが備えられている。各チ
ヤンネルについて8つのレジスタが備えられ、1
つのレジスタはそのチヤンネルのテストごとに与
えられる。たとえばレジスタ0及び8に同じ紙幣
および姿勢でアクセプタに入れたときのテストに
相当するものを入れるようにしてレジスタ7およ
び15が同じ紙幣および同じ方法でアクセプタへ
の差し入れのときのテストに相当させるなど、レ
ジスタのアドレスが同じ順序にある場合、有効紙
幣について、チヤンネル1の全テストの間最小値
を入れておくレジスタのアドレスはチヤンネル2
の8より小さな最小値を入れるレジスタのアドレ
スと等しくなければならない。
換言すれば、第21図のフローチヤートはチヤ
ンネル1及びチヤンネル2のテストがパスされた
(最小集合)はどうかの判断を両テストが同じ紙
幣および同じ姿勢でアクセプタに入れられたこと
を示すような方法で行つている。もしこのテスト
が一致しなければ、紙幣は返却される。テストが
一致すれば、次に、そのテストに応じたレジスタ
のアドレスを判定することによつて差し入れられ
た紙幣の値に関する判断が行われる。たとえば、
レジスタ0−3が1ドル紙幣の有効性を判定に導
くテストの間値を格納しておくために使用されか
つレジスタの記憶場所が3より小さいかまたは3
に等しい場合、1ドルフラグがセツトされる。同
様に、レジスタ4−7が2ドルテストの間使用さ
れ、かつそのアドレスレジスタが3より大きいが
7より小さいかまたは7に等しい場合、2ドルフ
ラグがセツトされる。第17図のこのルーチンは
「紙幣有効」の判断から先へ続けられる。
多くの算術式が使用され、テストが多くの保証
のために導入されてもよいことが認められよう。
上述したフローチヤートに従い使用可能なメモリ
を十分使用することによつて、多くの証書を本発
明の厚生および手法を使用してテストすることが
できる。いずれの場合でも得られたデータは有効
証書から得られた統計上のデータと比較して差し
出された紙の真正性を判断するのである。
このようにして、本発明の目的は上述した構成
および手法によつて達成されるのである。本発明
に従つて本発明の好適な実施例を提供して詳述し
たが本発明はこれにあるいはこれによつて何ら制
限されるものでないことを理解すべきである。
発明の効果 本発明によれば、ストリンギングによつて装置
の敗北を防ぐ手段を備えた証書スロツトアクセプ
タ装置が提供される。
さらに、本発明では、多くのどんなアクセプタ
装置にも動作確実で柔軟性をもつて適用でき、既
存の要素を使つた既存の自動販売機に容易に導入
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコンベヤアセンブリの側面
図、第2図は第1図に使用した型式のローラアセ
ンブリの部分断面図、第3図はコンベヤアセンブ
リに接続されて同期用光チヨツパを有するコンベ
ヤアセンブリのモータ駆動シヤフトの部分断面
図、第4図は前部ゲートの作用的相互接続を示す
第1図のコンベヤアセンブリを部分的に取り出し
て示した図、第5図は前方ゲートアセンブリ及び
作動機構を示す図、第6図は後部のストリンギン
グ防止歯との位置関係を示すコンベヤアセンブリ
の後部ゲートの構成図、第7図は後部ローラ、後
部ゲート、歯アセンブリ、及び証書通路の動作関
係を示すコンベヤアセンブリの端面図、第8図は
ストリンギング防止装置として証書通路の縁部に
保持された往復後部通路の斜視図、第9図はスト
リンギング防止装置として証書通路の縁部に保持
された回転ドラムの側面図、第10図はストリン
ギング防止装置として証書通路の縁部に保持しよ
うとする弾性ローラと接触するグリツプローラの
端面図、第11図及び第11A図は証書のスロツ
トへの挿入を容易にする本発明のスロツトリツプ
の斜視図、第12図は各種センサとこれに沿う固
定装置との位置関係を示す第1図の証書通路の平
面図、第13A〜D図を含む第13図は本発明の
位置センサ、ゲートソレノイド、モータ制御、及
び光チヨツパ回路をそれぞれ示す回路図、第14
図は本発明の光学的真正性テスト回路の回路図、
第15A〜C図を含む第15図は本発明の各種制
御用副回路の回路図、第16図は本発明のマイク
ロプロセツサ相互接続の回路図、第17A〜E図
を含む第17図は本発明の動作方法を達成させる
ためのマイクロプロセツサのプログラム制御のフ
ローチヤート、第18図は本発明のアクセプタを
制御するプログラムのジヨグサブルーチンのフロ
ーチヤート、第19図は本発明の制御プログラム
の割込みサブルーチンのフローチヤート、第20
図は割込みサブルーチンの算術部のフローチヤー
ト、第21図は本発明用制御プログラムの有効性
サブルーチンのフローチヤートである。 10…コンベヤアセンブリ、12…頂部、14
…基部、16…枢動装置、18…証書通路、20
…受入スロツト、22…傾斜部分、24…弧状部
分、26…垂直部分、28…モータ、30…プー
リ車、32…プーリアセンブリ、36,38…歯
車列、40…従動ローラ、42…ばね負荷アイド
ラローラ、44…レース部材、46…円錐形レー
ス、48…円錐形ベアリング、50…方形シヤフ
ト、52…座、54…ハブ部分、56…溝、58
…Eリング、60…軸、62…ゴムOリング、6
4…ベアリング、66…チヨツパホイール、68
…ハブ、70…センサ、72…光源、74…光検
出器、76…スロツト、78…前部ゲート、80
…歯、82…リンケージ、86…ピン、88…ソ
レノイド、90…ピン、92…スロツト、94…
センサ、96…羽根、98…後部ゲート、100
…枢軸、102…羽根、104…センサ、106
…カム面、108…スロツト、112…刃アセン
ブリ、114…ブロツク、116…スロツト、1
18…ドラム、120…スロツト、122,12
4…拡大テーパ開口、126…紙幣、128…弾
性ローラ、130…噛み合いローラ、132…ハ
ウジング、134,135…置き台、136…台
板、137…側板、138…頂板、140…側
板、142…切り欠き部分、143…開口、14
4,146…センサ、145,147…スロツ
ト、148,150,152,154,156…
センサ、158〜164…インバータ、166…
増幅器、168…FET、170…光アイソレー
タ、172…FET、174…コイル、176…
FET、178…光アイソレータ、180…FET、
182…接点、184…コイル、186…FET、
188…光アイソレータ、190…FET、19
2…インバータ、194…カウンタ、196…ラ
ンプドライバ、198,200…ランプ、202
〜208…光検出器、210,212,214…
増幅器、215…マルチプレクサ、216…増幅
器、220…光検出器、222,224,226
…増幅器、228,230…インバータ、23
2,234…分圧器、236…アナログ・デイジ
タル変換器、240〜246…スイツチ、248
…光アイソレータ、250…インバータ、252
…リレードライバ、254…リレー、256…
FET、258…光アイソレータ、259…出力
トランジスタ、260…マイクロプロセツサチツ
プ、262,264…読取り専用メモリチツプ、
266,268…周辺インターフエースアダプ
タ、270…アドレスデコーダ、272,274
…論理ゲート、276…インバータ、278…タ
イマ、280…アドレスバス、290,292…
データバス、294,296…スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙幣、銀行券などのような証書を受け入れて
    その真正性を判断する証書アクセプタにおいて、
    証書通路を規定しその中に有効な証書として差し
    出された紙を受け入れる頂部板及び底部板と、こ
    れら頂部板及び底部板によりそれぞれ収容せられ
    て前記証書通路内で接触係合する一対の頂部ロー
    ラ及び底部ローラと、この底部ローラに接続され
    該底部ローラを駆動する駆動装置と、前記頂部板
    及び底部板間の前記証書通路に沿つて挿置され前
    記紙が該証書通路に沿つて通過するときに該紙の
    特定領域からデータを得る検知装置と、前記駆動
    装置及び前記検知装置を相互接続し前記証書通路
    に沿う前記紙の通過及びその紙からのデータの収
    集を同期させる制御装置と、前記検知装置に作動
    的に接続され該検知装置からの前記データを受け
    このデータと複数の有効な証書から得られる基準
    値との差の関数として該紙の有効性を判断する比
    較装置と、前記頂部板及び底部板に整列され間隔
    を置いて位置的には交互になつているスロツト及
    び直線作用で前記スロツトへ積極的駆動したり前
    記スロツトから引込めたりされる間隔を置いて位
    置的には交互になつている歯を有して前記証書通
    路に沿う証書の通過を選択的に許可及び禁止する
    ため証書通路内に第1の端部に隣接されているゲ
    ート装置とを備えた証書アクセプタ。 2 頂部板及び底部板は相互に蝶番接続されて、
    該頂部板を該底部板から開けて証書通路を露出さ
    せるようにした特許請求の範囲第1項記載の証書
    アクセプタ。 3 頂部ローラは底部ローラに対してばね負荷さ
    れている特許請求の範囲第1項記載の証書アクセ
    プタ。 4 底部ローラは頂部ローラと接触係合する弾性
    面を備えている特許請求の範囲第3項記載の証書
    アクセプタ。 5 証書通路は頂部板及び底部板の端間に規定さ
    れたスロツトのところで始まり、この証書通路は
    前記スロツトから延びる水平部分と該通路の終り
    にかけて下向きに延びる垂直部分とを含み、前記
    証書通路は前記水平部分から弧状部分へ延びる傾
    斜部分を含み、この弧状部分は前記下向きの部分
    と相互接続していて90゜を越える角度で取り囲ん
    でいる特許請求の範囲第1項記載の証書アクセプ
    タ。 6 スロツトは面取りされている特許請求の範囲
    第1項記載の証書アクセプタ。 7 ゲート装置はさらに羽根と作動的に接続され
    た光センサを備え、前記羽根は前記ゲート装置の
    作動状態を前記光センサに伝えるようにした特許
    請求の範囲第1項記載の証書アクセプタ。 8 制御装置は駆動装置に接続されこの駆動装置
    によつて駆動される光チヨツパを備えている特許
    請求の範囲第1項記載の証書アクセプタ。 9 光チヨツパは証書が証書通路に沿つて通過す
    る速度に相当する周波数の出力パルスを発生し、
    制御装置はさらにこれらパルスを受け所定間隔で
    検知装置によるデタの取得を可能にするカウンタ
    装置を備えている特許請求の範囲第8項記載の証
    書アクセプタ。 10 制御装置は証書通路内にあつてそこを移動
    する紙によつて回転させられるフリーホイールロ
    ーラを備えている特許請求の範囲第1項記載の証
    書アクセプタ。 11 紙幣、銀行券などのような証書を受け入れ
    てその真正性を判断する証書アクセプタにおい
    て、証書通路を規定しその中に有効な証書として
    差し出された紙を受け入れる頂部板及び底部板
    と、これら頂部板及び底部板によりそれぞれ収容
    せられて前記証書通路内で接触係合する一対の頂
    部ローラ及び底部ローラと、この底部ローラに接
    続され該底部ローラを駆動する駆動装置と、前記
    頂部板及び底部板間の前記証書通路に沿つて挿置
    され前記紙が該証書通路に沿つて通過するときに
    該紙の特定領域からデータを得る検知装置と、前
    記駆動装置及び前記検知装置を相互接続し前記証
    書通路に沿う前記紙の通過及びその紙からのデー
    タの収集を同期させる制御装置と、前記検知装置
    に作動的に接続され該検知装置からの前記データ
    を受けこのデータと複数の有効な証書から得られ
    る基準値との差の関数として該紙の有効性を判断
    する比較装置と、カム面を持つた枢動ゲート及び
    前記底部板の端部から延び前記枢動ゲートに並置
    されていて前記底部板に関して交互に上下に曲げ
    られたりまつすぐになつている複数の歯から成る
    ゲート装置とを備えた証書アクセプタ。 12 ゲート装置は枢動ゲートの作動状態を表し
    た信号を発生するセンサを備えている特許請求の
    範囲第11項記載の証書アクセプタ。 13 ゲート装置はさらに、証書通路に整合され
    ていて接触係合状態にある回動可能な第1及び第
    2のローラを備えている特許請求の範囲第11項
    記載の証書アクセプタ。 14 第1のローラは弾性材料で成り、第2のロ
    ーラは接触係合状態で変形可能なものとした特許
    請求の範囲第13項記載の証書アクセプタ。 15 証書通路は頂部板及び底部板の端間に規定
    されたスロツトのところで始まり、さらに、その
    スロツトと通じている開口が規定された頂部カバ
    ー及び底部ふたを有する貯蔵器を備えている特許
    請求の範囲第13項記載の証書アクセプタ。 16 貯蔵器はさらに開口の各側に沿つて間隔が
    あけられた複数のフインガを備え、このフインガ
    はスロツトの各側の頂部板及び底部板にある嵌合
    スロツト内に受けられる特許請求の範囲第15項
    記載の証書アクセプタ。 17 フインガは開口からスロツト内へ正確に分
    岐している特許請求の範囲第16項記載の証書ア
    クセプタ。 18 ふた及び頂部カバーは側板によつて相互に
    接続されており、前記ふたは傾けられ、前記頂部
    カバーは開口の方に向つて切り込まれた部分を有
    している特許請求の範囲第17項記載の証書アク
    セプタ。 19 紙幣、銀行券などのような証書を受け入れ
    てその真正性を判断する証書アクセプタにおい
    て、証書通路を規定しその中に有効な証書として
    差し出された紙を受け入れる頂部板及び底部板
    と、これら頂部板及び底部板によりそれぞれ収容
    せられて前記証書通路内で接触係合する一対の頂
    部ローラ及び底部ローラと、この底部ローラに接
    続され該底部ローラを駆動する駆動装置と、前記
    頂部板及び底部板間の前記証書通路に沿つて挿置
    され前記紙が該証書通路に沿つて通過するときに
    該紙の特定領域からデータを得る検知装置と、前
    記駆動装置及び前記検知装置を相互接続し前記証
    書通路に沿う前記紙の通過及びその紙からのデー
    タの収集を同期させる制御装置と、前記検知装置
    に作動的に接続され該検知装置からの前記データ
    を受けこのデータと複数の有効な証書から得られ
    る基準値との差の関数として該紙の有効性を判断
    する比較装置と、前記証書通路と選択的に整合状
    態となるスロツトを貫通して有する回転可能なド
    ラムから成つて証書通路に沿つての証書の戻りを
    妨げるゲート装置とを備えた証書アクセプタ。 20 紙幣、銀行券などのような証書を受け入れ
    てその真正性を判断する証書アクセプタにおい
    て、証書通路を規定しその中に有効な証書として
    差し出された紙を受け入れる頂部板及び底部板
    と、これら頂部板及び底部板によりそれぞれ収容
    せられて前記証書通路内で接触係合する一対の頂
    部ローラ及び底部ローラと、この底部ローラに接
    続され該底部ローラを駆動する駆動装置と、前記
    頂部板及び底部板間の前記証書通路に沿つて挿置
    され前記紙が該証書通路に沿つて通過するときに
    該紙の特定領域からデータを得る検知装置と、前
    記駆動装置及び前記検知装置を相互接続し前記証
    書通路に沿う前記紙の通過及びその紙からのデー
    タの収集を同期させる制御装置と、前記検知装置
    に作動的に接続され該検知装置からの前記データ
    を受けこのデータと複数の有効な証書から得られ
    る基準値との差の関数として該紙の有効性を判断
    する比較装置と、前記証書通路と選択的に整合状
    態となる複数のスロツトを貫通して有する往復動
    部材から成つて証書通路に沿つての証書の戻りを
    妨げるゲート装置とを備えた証書アクセプタ。 21 紙幣、銀行券などのような証書を受け入れ
    てその真正性を判断する証書アクセプタにおい
    て、証書通路を規定しその中に有効な証書として
    差し出された紙を受け入れる頂部板及び底部板
    と、これら頂部板及び底部板によりそれぞれ収容
    せられて前記証書通路内で接触係合する一対の頂
    部ローラ及び底部ローラと、この底部ローラに接
    続され該底部ローラを駆動する駆動装置と、前記
    頂部板及び底部板間の前記証書通路に沿つて挿置
    され前記紙が該証書通路に沿つて通過するときに
    該紙の特定領域からデータを得る検知装置と、前
    記駆動装置及び前記検知装置を相互接続し前記証
    書通路に沿う前記紙の通過及びその紙からのデー
    タの収集を同期させる制御装置と、前記検知装置
    に作動的に接続され該検知装置からの前記データ
    を受けこのデータと複数の有効な証書から得られ
    る基準値との差の関数として該紙の有効性を判断
    する比較装置と、前記証書通路内で紙を往復運動
    させる詰まり防止装置とを備えた証書アクセプ
    タ。
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