JPH0248851B2 - - Google Patents
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- JPH0248851B2 JPH0248851B2 JP56020782A JP2078281A JPH0248851B2 JP H0248851 B2 JPH0248851 B2 JP H0248851B2 JP 56020782 A JP56020782 A JP 56020782A JP 2078281 A JP2078281 A JP 2078281A JP H0248851 B2 JPH0248851 B2 JP H0248851B2
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- pressure
- diaphragm
- differential pressure
- overload
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L19/00—Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
- G01L19/06—Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
- G01L19/0618—Overload protection
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L13/00—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values
- G01L13/02—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values using elastically-deformable members or pistons as sensing elements
- G01L13/025—Devices or apparatus for measuring differences of two or more fluid pressure values using elastically-deformable members or pistons as sensing elements using diaphragms
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L19/00—Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
- G01L19/06—Means for preventing overload or deleterious influence of the measured medium on the measuring device or vice versa
- G01L19/0627—Protection against aggressive medium in general
- G01L19/0645—Protection against aggressive medium in general using isolation membranes, specially adapted for protection
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、流体圧力を電気信号へ変換する圧
力発信器に関する。より詳しく言えば、二系統の
流体間の圧力差を受けて電気信号を発生させる差
圧センサを用い、この圧力センサを過剰な流体圧
から保護するための過負荷保護手段を備えた差圧
発信器に関する。
力発信器に関する。より詳しく言えば、二系統の
流体間の圧力差を受けて電気信号を発生させる差
圧センサを用い、この圧力センサを過剰な流体圧
から保護するための過負荷保護手段を備えた差圧
発信器に関する。
ウエーバらによる米国特許第3712143号に示さ
れているように、動作範囲において変位が極僅か
なセンサを用いた差圧変換器すなわち発信器はよ
く知られている。このような発信器における代表
的なセンサは、歪検出用半導体ウエハであつて、
被測定流体の圧力差に応じた物理的変位を上記ウ
エハに生ぜしめるように、両面に流体圧力を与え
る手段を備えている。
れているように、動作範囲において変位が極僅か
なセンサを用いた差圧変換器すなわち発信器はよ
く知られている。このような発信器における代表
的なセンサは、歪検出用半導体ウエハであつて、
被測定流体の圧力差に応じた物理的変位を上記ウ
エハに生ぜしめるように、両面に流体圧力を与え
る手段を備えている。
このような差圧発信器は一対のバリアダイアフ
ラムを備えており、一方のバリアダイアフラムの
一方の面の流体室は、第1の圧力を有する流体か
ら圧力を受け、他方のバリアダイアフラムの一方
の面の同様な流体室は、第2の圧力を有する流体
から圧力を受ける。各バリアダイアフラムの他方
の面側の各内室には、非圧縮流体(以下、「封入
液」という。)が充填されている。これらの封入
液は、センサウエハの相対応する面と流体通路を
通して連通する。このウエハは、封入液の二系統
の圧力の差に応じた量だけ変位し、この変位に応
じた電気信号を出力する。従つて、この出力は、
封入液の差圧、すなわち、被測定流体の差圧に対
応する。このような発信器は、通常、過負荷保護
手段を備え、ウエハを破壊するほどの過剰な差圧
入力によつてウエハが過剰に変位するのを防いで
いる。
ラムを備えており、一方のバリアダイアフラムの
一方の面の流体室は、第1の圧力を有する流体か
ら圧力を受け、他方のバリアダイアフラムの一方
の面の同様な流体室は、第2の圧力を有する流体
から圧力を受ける。各バリアダイアフラムの他方
の面側の各内室には、非圧縮流体(以下、「封入
液」という。)が充填されている。これらの封入
液は、センサウエハの相対応する面と流体通路を
通して連通する。このウエハは、封入液の二系統
の圧力の差に応じた量だけ変位し、この変位に応
じた電気信号を出力する。従つて、この出力は、
封入液の差圧、すなわち、被測定流体の差圧に対
応する。このような発信器は、通常、過負荷保護
手段を備え、ウエハを破壊するほどの過剰な差圧
入力によつてウエハが過剰に変位するのを防いで
いる。
従来開発されてきた過負荷保護手段は、センサ
ウエハの両変位方向において、同じかまたは近似
した過負荷保護を与えるものであつた。
ウエハの両変位方向において、同じかまたは近似
した過負荷保護を与えるものであつた。
しかしながら、このようなセンサウエハは、過
負荷保護要件が対称でなく、予め定められた比率
の過負荷、すなわち、変位方向によつて過負荷保
護が異なるようにする必要があることが分かつ
た。従来の過負荷保護は、センサウエハの最小変
位耐圧に基づいて与えられるものであつた。
負荷保護要件が対称でなく、予め定められた比率
の過負荷、すなわち、変位方向によつて過負荷保
護が異なるようにする必要があることが分かつ
た。従来の過負荷保護は、センサウエハの最小変
位耐圧に基づいて与えられるものであつた。
従つて、大きな変位耐圧を持つ方に対しては、
自ずと過剰な保護を与える結果となつた。
自ずと過剰な保護を与える結果となつた。
また、過負荷保護が必要とされる以前に、所望
の入力圧力範囲に耐えるに適する最小レベルの変
位耐圧を有する一層丈夫なウエハを必要とした。
の入力圧力範囲に耐えるに適する最小レベルの変
位耐圧を有する一層丈夫なウエハを必要とした。
このような訳で、過負荷保護と保護されるセン
サ間の不一致を過大なままにした状態で使うので
はなく、センサウエハの過負荷保護をその必要と
される比率に一致させて与えることが望まれる。
サ間の不一致を過大なままにした状態で使うので
はなく、センサウエハの過負荷保護をその必要と
される比率に一致させて与えることが望まれる。
本発明の目的は、差圧センサの要件に合つた過
負荷保護を有する改良された差圧発信器を提供す
ることにある。
負荷保護を有する改良された差圧発信器を提供す
ることにある。
この目的を達成するために、本発明に係る差圧
発信器ば、2枚のバリアダイアフラム間のハウジ
ング内の中央空室に制御ダイアフラムを有し、そ
の各面にバリアダイアフラムの対応する面からの
圧力が伝達される差圧発信器は、制御ダイアフラ
ムのそれぞれの面に過負荷スレシユホールドバイ
アス力を与える2つの圧力印加手段、すなわち、
バイアス手段を具備する。
発信器ば、2枚のバリアダイアフラム間のハウジ
ング内の中央空室に制御ダイアフラムを有し、そ
の各面にバリアダイアフラムの対応する面からの
圧力が伝達される差圧発信器は、制御ダイアフラ
ムのそれぞれの面に過負荷スレシユホールドバイ
アス力を与える2つの圧力印加手段、すなわち、
バイアス手段を具備する。
従つて、制御ダイアフラムは、両バイアス手段
間に位置する。このバイアス手段により、制御ダ
イアフラムの移動量に関し、一方の方向への移動
量が他の方向へのそれより大きくなるように、所
定の比率でバイアス力が与えられる。
間に位置する。このバイアス手段により、制御ダ
イアフラムの移動量に関し、一方の方向への移動
量が他の方向へのそれより大きくなるように、所
定の比率でバイアス力が与えられる。
本発明をよりよく理解するために、一実施例を
具体的に表す過負荷保護手段を有する差圧発信器
の断面図を参照しながら、以下詳細に説明する。
図において、差圧発信器は、圧力受入ヘツド2と
遠隔圧力センサカプセル4を具備しており、これ
らヘツドとカプセル間は一対の流体搬送用のキヤ
ピラリチユーブ6,8により連結されている。こ
のカプセル4は、内部室を形成する一対のカプセ
ルブロツク10,12を含む。
具体的に表す過負荷保護手段を有する差圧発信器
の断面図を参照しながら、以下詳細に説明する。
図において、差圧発信器は、圧力受入ヘツド2と
遠隔圧力センサカプセル4を具備しており、これ
らヘツドとカプセル間は一対の流体搬送用のキヤ
ピラリチユーブ6,8により連結されている。こ
のカプセル4は、内部室を形成する一対のカプセ
ルブロツク10,12を含む。
半導体センサウエハからなるダイアフラム14
によりこの内部室は二分され、分割された各室は
分離された封入液を有する。図示しない通常の変
位/電気信号変換手段がダイアフラム14上に設
けられ、ダイアフラム14に印加される差圧を表
す大きさの電気信号を発生する。この変位/電気
信号変換手段は、カプセル4の壁に設けられた流
体封止シールを貫通する引出導線16により、電
気機器例えば記録計20に接続される。
によりこの内部室は二分され、分割された各室は
分離された封入液を有する。図示しない通常の変
位/電気信号変換手段がダイアフラム14上に設
けられ、ダイアフラム14に印加される差圧を表
す大きさの電気信号を発生する。この変位/電気
信号変換手段は、カプセル4の壁に設けられた流
体封止シールを貫通する引出導線16により、電
気機器例えば記録計20に接続される。
センサヘツド2は、例えば、ネジ穴24のよう
な流体入力圧力を受け入れる手段、すなわち、接
続手段を有する第1の板部材22を持つ。第2の
板部材26は、第1の板部材22に隣接して設け
られ、第1の板部材との間に、第1のバリアダイ
アフラム28を持つ。このダイアフラム28の一
方の面とこれに相対する第1の板部材22の凹面
とで、第1の空室30を形成し、ダイアフラム2
8の他方の面とこれに相対する第2の板部材26
の凹面とで、第2の空室31を形成する。同様な
構造は、センサヘツド2の反対側にも設けられ、
流体入力圧力を受け入れる手段34を持つ第3の
板部材32、第4の板部材36および第2のバリ
アダイアフラム38を含む。ダイアフラム38は
第3の板部材32と第4の板部材36との間に位
置し、第3の板部材32との間に第3の空室40
を、第4の板部材36との間に第4の空室42を
形成する。制御ダイアフラム44は、第2の板部
材26と第4の板部材36との間に配置され、第
2の板部材26との間に第1の内部空室46を、
第4の板部材36との間に第2の内部空室48を
形成する。第1の封入液(図示しない)が、空室
31,46を満たし、同様な第2の封入液が、空
室42,48を満たす。第1の圧力印加用スペー
サ50は、第1の内部空室46内に配置され、ダ
イアフラム44の対向面とは接触するが、第2の
板部材26の対向面とは離れて隙間を持つ。
な流体入力圧力を受け入れる手段、すなわち、接
続手段を有する第1の板部材22を持つ。第2の
板部材26は、第1の板部材22に隣接して設け
られ、第1の板部材との間に、第1のバリアダイ
アフラム28を持つ。このダイアフラム28の一
方の面とこれに相対する第1の板部材22の凹面
とで、第1の空室30を形成し、ダイアフラム2
8の他方の面とこれに相対する第2の板部材26
の凹面とで、第2の空室31を形成する。同様な
構造は、センサヘツド2の反対側にも設けられ、
流体入力圧力を受け入れる手段34を持つ第3の
板部材32、第4の板部材36および第2のバリ
アダイアフラム38を含む。ダイアフラム38は
第3の板部材32と第4の板部材36との間に位
置し、第3の板部材32との間に第3の空室40
を、第4の板部材36との間に第4の空室42を
形成する。制御ダイアフラム44は、第2の板部
材26と第4の板部材36との間に配置され、第
2の板部材26との間に第1の内部空室46を、
第4の板部材36との間に第2の内部空室48を
形成する。第1の封入液(図示しない)が、空室
31,46を満たし、同様な第2の封入液が、空
室42,48を満たす。第1の圧力印加用スペー
サ50は、第1の内部空室46内に配置され、ダ
イアフラム44の対向面とは接触するが、第2の
板部材26の対向面とは離れて隙間を持つ。
第1の皿ばね状(Belleville)ワツシヤ52が、
上記隙間に配置され、ばね圧力をダイアフラム4
4に加える。スペーサ50の複数の孔により、封
入液は空室46とダイアフラム44間を動く。第
1の流体通路56により、第1の封入液は空室3
1と46間を移動でき、第2の流体通路57によ
り、第1の封入液は空室46とキヤピラリチユー
ブ6間を動く。このキヤピラリチユーブ6は、ヘ
ツド2とカプセル4とを連通する。
上記隙間に配置され、ばね圧力をダイアフラム4
4に加える。スペーサ50の複数の孔により、封
入液は空室46とダイアフラム44間を動く。第
1の流体通路56により、第1の封入液は空室3
1と46間を移動でき、第2の流体通路57によ
り、第1の封入液は空室46とキヤピラリチユー
ブ6間を動く。このキヤピラリチユーブ6は、ヘ
ツド2とカプセル4とを連通する。
同様な構造が、ヘツド2の制御ダイアフラム4
4の反対側にも設けられる。すなわち、第2の圧
力印加スペーサ58が、第2の内部空室48内に
配置され、ダイアフラム44の対向面とは接触す
るが、第4の板部材36の対向面とは離れて隙間
を持つ。第2の皿ばね状(Belleville)ワツシヤ
60が、上記隙間に配置され、ばね圧力を第1の
皿ばね状ワツシヤ52とは逆の方向からダイアフ
ラム44に加える。スペーサ58の複数の孔によ
り、封入液は空室48とダイアフラム44間を動
く。第3の流体通路64により、第2の封入液は
空室42と48間を移動でき、第4の流体通路6
5により、第2の封入液は空室48とキヤピラリ
チユーブ8間を動く。このキヤピラリチユーブ8
は、ヘツド2とカプセル4とを連通する。
4の反対側にも設けられる。すなわち、第2の圧
力印加スペーサ58が、第2の内部空室48内に
配置され、ダイアフラム44の対向面とは接触す
るが、第4の板部材36の対向面とは離れて隙間
を持つ。第2の皿ばね状(Belleville)ワツシヤ
60が、上記隙間に配置され、ばね圧力を第1の
皿ばね状ワツシヤ52とは逆の方向からダイアフ
ラム44に加える。スペーサ58の複数の孔によ
り、封入液は空室48とダイアフラム44間を動
く。第3の流体通路64により、第2の封入液は
空室42と48間を移動でき、第4の流体通路6
5により、第2の封入液は空室48とキヤピラリ
チユーブ8間を動く。このキヤピラリチユーブ8
は、ヘツド2とカプセル4とを連通する。
第2の板部材26と第4の板部材36には、上
記スペーサ50,58をそれぞれ収容するための
開口、すなわち、凹みが設けられる。これらの凹
みの直径は異なるため、部材26と36は対称形
状ではない。この直径の差異により、直径の小さ
い方の板部材に形成される円周段部は、直径の大
きい方の板部材に収容されるスペーサの周縁部と
対向する。例えば、部材26のスペーサ50を収
容する凹みの直径の方が小さいとすると、第1の
内部空室46の外側角部である段部66は、空室
48内のスペーサ58の周縁部と対向し、この段
部66により過負荷保護の動作に違いが生じる。
更に詳しく言えば、段部66がスペーサ58に対
するストツパとして働いて、スペーサ58が部材
26の方に動くのを阻止する。空室48の封入液
は、この時、孔62を通りダイアフラム44とス
ペーサ50を動かす。他方、空室46の封入液が
過剰圧力状態にあると、ワツシヤ60のばね圧に
抗してスペーサ50、ダイアフラム44およびス
ペーサ58を動かす。溶着ビード68はダイアフ
ラム38と隣接部材とを結合するための代表的な
手段として示されているが、ヘツドアツセンブリ
を構成する積層体構造は、他の適当な手段、例え
ば、上記各板部材の積層体を貫通するナツトやボ
ルト(図示しない)で係止される。
記スペーサ50,58をそれぞれ収容するための
開口、すなわち、凹みが設けられる。これらの凹
みの直径は異なるため、部材26と36は対称形
状ではない。この直径の差異により、直径の小さ
い方の板部材に形成される円周段部は、直径の大
きい方の板部材に収容されるスペーサの周縁部と
対向する。例えば、部材26のスペーサ50を収
容する凹みの直径の方が小さいとすると、第1の
内部空室46の外側角部である段部66は、空室
48内のスペーサ58の周縁部と対向し、この段
部66により過負荷保護の動作に違いが生じる。
更に詳しく言えば、段部66がスペーサ58に対
するストツパとして働いて、スペーサ58が部材
26の方に動くのを阻止する。空室48の封入液
は、この時、孔62を通りダイアフラム44とス
ペーサ50を動かす。他方、空室46の封入液が
過剰圧力状態にあると、ワツシヤ60のばね圧に
抗してスペーサ50、ダイアフラム44およびス
ペーサ58を動かす。溶着ビード68はダイアフ
ラム38と隣接部材とを結合するための代表的な
手段として示されているが、ヘツドアツセンブリ
を構成する積層体構造は、他の適当な手段、例え
ば、上記各板部材の積層体を貫通するナツトやボ
ルト(図示しない)で係止される。
この発明の差圧発信器は、流体入力圧力を受け
入れる手段24,34を通して与えられる入力流
体差圧をセンサウエハ14によつて電気信号振幅
に変換するセンサカプセル4へ与える。過大な流
体入力圧がヘツド2に印加され、対応する反対側
のワツシヤのばね力を上回ると、ダイアフラム4
4はこの過負荷圧力を吸収しようとして動く。ワ
ツシヤ52,60は一定の力領域で動作するよう
に調整されワツシヤのばね力は適当な比率で、例
えば、ワツシヤ60のばね力が、ワツシヤ52の
ばね力より大きい値で、与えられる。
入れる手段24,34を通して与えられる入力流
体差圧をセンサウエハ14によつて電気信号振幅
に変換するセンサカプセル4へ与える。過大な流
体入力圧がヘツド2に印加され、対応する反対側
のワツシヤのばね力を上回ると、ダイアフラム4
4はこの過負荷圧力を吸収しようとして動く。ワ
ツシヤ52,60は一定の力領域で動作するよう
に調整されワツシヤのばね力は適当な比率で、例
えば、ワツシヤ60のばね力が、ワツシヤ52の
ばね力より大きい値で、与えられる。
ダイアフラム44の撓み曲線は、皿ばね状のワ
ツシヤの適当な設計で調整される。かくして、過
負荷差圧レベルを越えると、ワツシヤのばね力を
上回り、ダイアフラム44はヘツド2の過大な圧
力側の封入液を吸収しようとして変位し、この動
きは高圧側のバリアダイアフラムが対向する板部
材の面に着座するまで続く。バリアダイアフラム
が着座すると、センサ4に伝達される差圧はそれ
以上増加しない。バリアダイアフラムは、制御ダ
イアフラム44および関連のスペーサとワツシヤ
が移動量の限界値に達しないうちに、着座するよ
うになつており、関係する空室の大きさを適当に
選ぶことによつて達成される。過負荷差圧を対称
にするために、例えば、ワツシヤ60のばね力
は、ワツシヤ52のばね力の2倍に設定される。
ツシヤの適当な設計で調整される。かくして、過
負荷差圧レベルを越えると、ワツシヤのばね力を
上回り、ダイアフラム44はヘツド2の過大な圧
力側の封入液を吸収しようとして変位し、この動
きは高圧側のバリアダイアフラムが対向する板部
材の面に着座するまで続く。バリアダイアフラム
が着座すると、センサ4に伝達される差圧はそれ
以上増加しない。バリアダイアフラムは、制御ダ
イアフラム44および関連のスペーサとワツシヤ
が移動量の限界値に達しないうちに、着座するよ
うになつており、関係する空室の大きさを適当に
選ぶことによつて達成される。過負荷差圧を対称
にするために、例えば、ワツシヤ60のばね力
は、ワツシヤ52のばね力の2倍に設定される。
いずれにせよ、スペーサ50,58が動く方
向、すなわち、高い方の圧力が流体入力圧力を受
け入れる手段24に与えられた場合における方向
への過負荷保護は、次式で与えられる。
向、すなわち、高い方の圧力が流体入力圧力を受
け入れる手段24に与えられた場合における方向
への過負荷保護は、次式で与えられる。
ΔP=(F2−F1)/A
ここで、F2:ワツシヤ60のばね圧、
F1:ワツシヤ52のばね圧、
A:スペーサ50に面したダイアフラムの面積。
逆の過負荷状態、すなわち、高い方の圧力が流
体入力圧力を受け入れる手段34に与えられた場
合の過負荷差圧はF1/Aに等しい。
体入力圧力を受け入れる手段34に与えられた場
合の過負荷差圧はF1/Aに等しい。
このように、この過負荷保護手段によつて与え
られる過負荷保護は非対称、すなわち、所定の比
率で与えられる。所定の比率は、個々のセンサウ
エハの要件に過負荷保護を合わせるべく、ばね圧
とダイアフラムの面積を選定することにより、得
ることができる。
られる過負荷保護は非対称、すなわち、所定の比
率で与えられる。所定の比率は、個々のセンサウ
エハの要件に過負荷保護を合わせるべく、ばね圧
とダイアフラムの面積を選定することにより、得
ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、制御ダ
イアフラムに手を加えることなく、このダイアフ
ラムを挟んで位置する各バイアス手段のバイアス
力を調整して与えることにより、圧力センサの要
件にマツチした過負荷保護を有する改良された差
圧発信器が実現できる。
イアフラムに手を加えることなく、このダイアフ
ラムを挟んで位置する各バイアス手段のバイアス
力を調整して与えることにより、圧力センサの要
件にマツチした過負荷保護を有する改良された差
圧発信器が実現できる。
図は本発明の一実施例である差圧発信器の断面
図である。 2…ヘツド、4…カプセル、6,8…キヤピラ
リチユーブ、14…ダイアフラム、22,26,
32,36…板部材、28,38…バリアダイア
フラム、44…制御ダイアフラム、46,48…
空室、50,58…スペーサ、52,60…皿ば
ね状ワツシヤ。
図である。 2…ヘツド、4…カプセル、6,8…キヤピラ
リチユーブ、14…ダイアフラム、22,26,
32,36…板部材、28,38…バリアダイア
フラム、44…制御ダイアフラム、46,48…
空室、50,58…スペーサ、52,60…皿ば
ね状ワツシヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 過負荷保護手段と、一方向の変位に対する過
負荷耐圧が逆方向の変位に対する過負荷耐圧と異
なる差圧センサ手段を含む差圧発信器において、 該差圧発信器は、 第1の圧力信号を受け入れる第1入口と第2の
圧力信号を受け入れる第2入口とを備えた中央空
室を有するハウジングと、 上記過負荷保護手段として、上記第1の信号と
第2の信号とを分離するため、上記ハウジングの
中央空室内において該空室を第1内室と第2内室
とに分割する制御ダイアフラム手段と、該第1内
室に設けられ、第1の圧力信号により生じる力の
方向である第1の方向へバイアス力を与えて制御
ダイアフラム手段を撓ませる第1のバイアス手段
および該第2内室に設けられ、第2の圧力信号に
より生じる力の方向であるが、第1の方向とは逆
の方向へバイアス力を与えて上記ダイアフラムを
撓ませる第2のバイアス手段からなる過負荷保護
手段と、 上記差圧センサ手段として、上記第1および第
2の圧力信号間の差圧に比例した電気信号を出力
するが、上記第1および第2の方向からの圧力に
対して異なる過負荷耐圧を有する半導体ウエハか
らなる差圧センサ手段とからなり、 上記第1および第2のバイアス手段の各バイア
ス力の設定により、上記半導体ウエハに予め定め
られた非対称な比率でバイアス力を与えるように
したことを特徴とする差圧発信器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/121,033 US4285244A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Non-symmetrical overload protection device for differential pressure transmitter |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56129832A JPS56129832A (en) | 1981-10-12 |
JPH0248851B2 true JPH0248851B2 (ja) | 1990-10-26 |
Family
ID=22394078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2078281A Granted JPS56129832A (en) | 1980-02-13 | 1981-02-13 | Differential pressure transmitter |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4285244A (ja) |
JP (1) | JPS56129832A (ja) |
CA (1) | CA1145154A (ja) |
GB (1) | GB2069703B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1980-02-13 US US06/121,033 patent/US4285244A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-12-30 CA CA000367677A patent/CA1145154A/en not_active Expired
-
1981
- 1981-01-28 GB GB8102574A patent/GB2069703B/en not_active Expired
- 1981-02-13 JP JP2078281A patent/JPS56129832A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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GB2069703A (en) | 1981-08-26 |
CA1145154A (en) | 1983-04-26 |
JPS56129832A (en) | 1981-10-12 |
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