JPH0248595A - ホモノジリマイシン誘導体の製造方法 - Google Patents

ホモノジリマイシン誘導体の製造方法

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JPH0248595A
JPH0248595A JP1162847A JP16284789A JPH0248595A JP H0248595 A JPH0248595 A JP H0248595A JP 1162847 A JP1162847 A JP 1162847A JP 16284789 A JP16284789 A JP 16284789A JP H0248595 A JPH0248595 A JP H0248595A
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glycero
imino
dideoxy
benzoyl
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JP1162847A
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Peter B Anzeveno
ピーター ビアジオ アンゼベーノ
John K Daniel
ジョン ケイス ダニエル
Laura J Creemer
ローラ ジーン クリーマー
Paul S Liu
ポール サイホ リウ
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Merrell Dow Pharmaceuticals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はホモノジリマイシン誘導体の製造方法に間する
統系名でいうとホモノジリマイシンは2,6−ゴミツー
2.6−ジデオキシ−D−グリセロ−L−グロ−ヘプチ
トール(2,6−1m1no−2,6−+Iidcox
y−D−glycero−L−gulo−heptit
ol)と命名される。ホモノジリマイシン出発物質F’
 WfAは炭水化物消化酵素の阻害剤として米国特許4
634765に記載されている。この示された化合物は
適当に保護されたホモノジリマイシンを保護されたグリ
コジルハライドと反応させ、続いて保護基を除去するこ
とによって製造される。示された特許は必要なホモノジ
リマイシン出発物質を製造するために多段階手順を記載
している。多くの場合、種々の合成段階で得られる中間
体は固体ではなく、そしてこれらの中間体の幾つかを製
造及び精製するのにクロマトグラフィーを使用すること
が必要である。
本発明は、上に述べた保護されたホモノジリマイシン出
発物質を製造する為の新規な方法に関するものである。
新規な方法はこの化合物を得る魅力的な代替の方法を提
供するものである。なぜならば、これは製造及び精製手
順に於てクロマトグラフィーの使用を一般に回避してい
るからである。
しかも、使用される特定の保護基に依存して固体中間体
が得られ、そのような中間体は大量の場合に取扱がより
容易である。
全体の方法の一部分として本発明は、更にカルボニトリ
ルを対応するカルボン酸に温和な反応条件下で転換する
新しい方法を含んでおり、この手順は一般的にある種の
カルボニトリルで使用することが出来る。
全体的な見地からして本発明は次のカルボニトリルをカ
ルビノールに転換するのを達成する為の新規な方法に関
する。
上の式に於て(A)は1〜4個の炭素原子を含んている
アルカノール又はベンゾイルである。上の手順で出発物
質は適当なテトラヒドロキシピペリジン化合物を適当な
酸塩化物と反応させることよって得られる。上の全般的
な手順に於ける生成物は遊離塩基として示されそのまま
単離出来るが、遊離塩基は容易に強酸を用いる標準の手
順によって固体塩型(強酸)に転換できる。遊離塩基又
は塩は次にベンジルクロロホルメートと反応され、対応
するN−ヘンシルオキシカルボニル化合物を与え、これ
は標準の手順によって究極の所望のグリコシドに転換で
きる。そのような転換の一つは詳細に米国特許4634
765に記載されているが、その手順の明らかな変更が
異なる保護基が使用されるという事実のために必要かも
しれない。
前に示された様に、この方法の重要な面は温和な反応条
件を用いてカルボニトリルをカルボン酸に転換する一般
手順である。この一般手順でカルボニトリルはまず任意
付加的に触媒量の第二水銀イオンの存在下で室温でトリ
フルオロ酢酸で処理され、対応するカルボキサミドを与
え、続いていくらか冷却下に於て四酸化二窒素を用いて
カルボキサミドを酸化的加水分解して対応するカルボン
酸を与える。この手順は電子欠損力ルボニトリルに適応
可能である。電子欠損カルボニトリルという用語はカル
ボニトリルの充分近くに電子吸引基を含有し、ニトリル
に対し電子吸引効果を有するカルボニトリルを記載する
のに使用される。そのような化合物の例はアミドがトリ
フルオロ酢酸の様な強酸から誘導されるα−アミノカル
ボニトリルのアミド類、4−位置に於てニトロなどの電
子吸引基を含有するベンゾニトリル類及び2−ビコリノ
ニトリルである。これと対称的にαアミノカルボニトリ
ル類のベンゾイル誘導体及びベンゾニトリル自身はこの
加水分解によって影響を受けない。
上の反応式で示されるようにホモノジリマイシンの方法
は以下の様にまとめられる。カルボニトリル(I)を無
水トリフルオロ酢酸と反応させて対応するN−)リフル
オロアセチル化合物を与える(環窒素のアミド)。カル
ボニトリルアミドを次に索温で、任意付加的に触媒量の
第二水銀イオンの存在下で、トリフルオロ酢酸と反応さ
せて、続いて四酸化二窒素と反応させて対応するカルボ
ン酸を得る。生じる酸を水素化ホウ素ナトリウム、三弗
化ホウ素及びジボランで処理し、そしてこの処理をトリ
フルオロ酢酸アミドをアミンに加水分解し、そしてカル
ボン酸官能基を還元するのに役立て、所望のヒドロキシ
メチル化合物(n)を得る。ヒドロキシメチル化合物を
次に任意付加的に強酸と反応させて対応するアミン塩を
得てもよい。
上記酸が3つの異なるホウ素化合物で処理される上に述
べられた手順に於て、すべての3つの化合物は所望の結
果を常に得るために必要であり、この方法は3つの化合
物を別個に使用して実施される。3つの試薬が使用され
る正確な順序は変更することが出来るが、ボランを最初
に使用し、水素化ホウ素ナトリウムを次いで使用し、次
に三弗化ホウ素を使用するのが好ましいように見える。
しかしながら水素化ホウ素ナトリウムとまず反応させ、
続いて三弗化ホウ素、そして次にボランと反応させるの
も満足な結果を与える。
上の手順に於ける出発物質に於て保護基(A)はアルカ
ノイル又はベンゾイルであり得るが、ベンゾイルエステ
ルが固体中間体を与えるので好ましい。実際(A)が式
■に於てベンゾイルであるときは得られる生成物は油で
あるが、これは標準の手順によって対応する固体アミン
塩に容易に転換できる。
次の実施例は本発明を説明するために与えられる。これ
らはいかなることがあっても限定するものと解釈される
へきではない。
実施例1 1200mlの酢酸エチル中の50gのlα−シアノ−
1−デオキシノジリマイシン及び1581のトリエチル
アミンのスラリーに窒素下で40分間をかけて159g
の塩化ベンゾイルを滴下した。混合物を次に室温で18
時間攪拌した。生じるクリーム色のスラリーを酢酸エチ
ル及び水の1:!混合物2000m lに加え、充分に
混合してから2相を形成させ分離した。有機層を連続的
に約5001の塩水、5001の飽和炭酸ナトリウム水
溶液及び5001の塩水で再度洗浄し、そして次に硫酸
ナトリウム上で乾燥した。溶媒を有機抽出物から真空で
蒸発させ、粘性の油を与え、これを2501の冷たいメ
タノールとともにすり砕くと白色の固体が得られた。こ
の固体を濾過て分離し、冷たいメタノールで洗浄し、真
空で約60’Cで5時間乾燥して3,4,5.7−テト
ラ−0−ベンゾイル−2゜6−ジデオキシ−2,6−イ
ミノ−D−グリセロ−D−ido−へブトノニトリルを
得た。融点約179〜182℃(81,7%収率)。
実施例2 1250m1の酢酸エチル中の75g中の3.4,5.
7−テトラ−0−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−2
,6−イミノ−D−グリセロ−D−1do−ヘアトノニ
トリル及び17m1のトノエチルアミンの氷水浴中て0
℃に冷却した攪拌溶液に491の無水トリフルオロ酢酸
を20分間かけて加えた。生じる溶液を0℃で1時間攪
拌し、次に一夜室温で温めた。追加の71の無水トリフ
ルオロ酢酸を加え、攪拌を3時閏続けた。溶液を150
0mの氷水中にそそぎ、生しる混合物を激しく1時間攪
拌した。層を分離させ、水層を200w+ Iの酢酸エ
チルで抽出した。−緒にした有機抽出物を500mの塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。真空
で溶媒を45℃以下で蒸発させ、灰白色の固体を得た。
この物質を100m1の冷メタノールとともにすり砕き
、生じる固体を濾過し、冷メタノールで洗浄し、空気乾
燥して細かい白色の粉末状物として3,4,5.7−テ
トラ−0−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−2.6−
 [(トリフルオロアセチル)イミノ]−D−グリセロ
−D−ido−ヘプトノニトリルを得た。
融点約156〜159℃(89,1%収率)。
実施例3 280m1の90%トリフルオロ酢酸中の76.8gの
3.4゜5.7−チトラーローヘンゾイルー2,6−ジ
デオキシ−2,6−[(トリフルオロアセチル)イミノ
] −D−グリセロ−D−1do−ヘプトノニトリル及
び5.1gのトリフルオロ酢酸第二水銀の溶液を室温で
3.5時間攪拌した。生しる薄黄色の溶液を5℃に氷水
洛中で冷却し、四酸化二窒素を激しく?i!液中に吹き
込んだ。
この過程の間に細かいガスの泡の発生が認められた。7
0分後日酸化二窒素の添加を停止した。浴を除去し撹拌
を1.5時間続けた。黄色の溶液を次に激しく攪拌した
氷水混合物(2500ml)中にゆっくりと注いだ。形
成する固体を濾過て分離し、空気乾燥し、細かい白色の
粉末状のものとして3 、4 、5゜7−テトラ−0−
ヘンソイル−2,6−ジデオキシ−2.6− [くトリ
フルオロアセチル)イミノ]−〇−グリセロ−〇−1d
o−ヘプトン酸を得た。融点約103〜113℃(97
゜3%収率)。
実施例4A 1801のテトラヒドロフラン中の4.8gの水素化ホ
ウ素ナトリウムの水浴中で冷却した攪拌スラリーに20
分間をかけて180ilのテトラヒドロフラン中の60
gの3.4,5.7−テトラ−0−ベンゾイル−2,6
−ジデオキシ−2.6− [()リフルオロアセチル)
イミノ] −D−グリセロ−D−ido−ヘプトン酸の
溶液を滴下した。カス発生が停止したとき3.6…1の
三弗化ホウ素エーテレートを加えた。2時間後水浴を除
去し、1201のテトラヒドロフラン中の1.0Mボラ
ン−テトラヒドロフラン錯体を加え、生じる溶液を16
時間撹拌した。薄灰色の溶液を氷水浴中で冷却し、50
m lのメタノールをゆっくりと滴下した。混合物を室
温に温め、溶媒を真空で除去した。生しる残留物を70
01の酢酸エチル中に溶解し、連続して100m lの
IN塩酸、100n+I部分の飽和重炭酸ナトリウム水
iW iαで2回及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、次に硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒の蒸発に
よって粘性のオレンジ色の油が得られ、これは粗N O
’) 1,3.4.5−ナトー5−0−ヘンシイ)I、
−2,6−ジデオキシ−2.6−イミノ−D−グリセロ
ーL−グローヘプチトールであり、これはクロマトグラ
フィーで精製することが出来た。しかし、この残留油は
500mのエーテル中に溶解され、飽和エーテル性塩化
水素を、更に沈殿が形成しなくなるまで激しく攪拌しな
がら滴下した。生じる懸濁液を冷却して濾過した。得ら
れた燻液を一夜冷蔵し、生しる更に別の沈殿を濾過によ
って分離した。固体を一緒にしてクリーム色の粉末とし
て1,3,4.5−テトラ−〇−ベンゾイル−2,6−
ジデオキシ−2,6−イミノ−D−グリセローL−グロ
ーヘプチトール塩酸塩を与えた。融点約209〜212
℃(61,8%収率)。
上で得られた粗製遊離アミンの精製を次の様に実施した
。30gの1.3,4.5−テトラ−0−ベンゾイル−
2゜6−ジデオキシ−2,6−イミノ−D−グリセロー
L−グローヘプチトールを最少量のジクロロメタン中に
溶解し、5.0cm+(d)カラムのシリカゲル(13
0g)にかけた。
カラムを2000m lのジクロロメタンで溶離し、次
に5001の2%アセトン/ジクロロメタンで溶離した
更に5%アセトン/ジクロロメタンでイ容離して得られ
たフラクションは所望イミノ化合物の殆とを含有してい
た。溶媒を適当なフラクションから蒸発させ、薄黄色の
油として1.3,4.5−テトラ−0−ベンゾイル−2
,6−ジデオキシ−2,6−イミノ−D−グリセロ−L
−グロ−ヘプチトールを得た。
実施例4B 201のテトラヒドロフラン中の5.8gの3.4,5
.7−テトラ−0−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−
2.6−[()ノフルオロアセチル)イミノ] −D−
グリセロ−〇−1dO−ヘプトン酸の溶液に12m1の
テトラヒドロフラン中の1Mボランを10分間かけて加
えた。30分攪拌後1gの水素化ホウ素ナトリウム及び
0.4mlの三弗化ホウ素エーテレートを連続して混合
物に加え、生じる溶液を窒素下で16時間室温で保った
。混合物を4℃に冷却し、101のメタノールを滴下し
た。
生じる混合物を添加後30分間更に攪拌し、次に真空で
残留物に濃縮した。残留物を701の酢酸エチル中に溶
解し、20n+ IのIN塩酸2回、201の重炭酸ナ
トリウム水溶液、モして201の塩水で洗浄した。
有機溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、溶媒を蒸発さ
せて油状残留物を残し、これを501の無水エーテル中
に再溶解した。エーテル溶液を10m1のエーテル中の
塩化水素の飽和溶液に滴下し、クリーム色の固体が沈殿
した。生じるスラリーを冷却(0℃)し、1時間攪拌し
固体を濾過で分離して、1.3,4.5−テトラ−0−
ベンゾイル−2,6−シブオキシ−2゜6−イミノ−D
−グリセロ−し一グローヘプチトール塩酸塩を得た。融
点約209〜211℃(75%収率)。
実施例5 2501の酢酸エチル中の32.2gの1.3,4.5
−テトラ−0−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−2,
6−イミノ−D−グリセロ−し一グローヘプチトール塩
酸塩の溶液を連続して2001の飽和重炭酸ナトリウム
水溶液で2回、そして塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄
し、そして次に真空で濃縮した。残留物を150m1の
テトラヒドロフラン中に溶解し、17.8gの炭酸カリ
ウムを加えた。生じるスラリーを攪拌し11s+lのベ
ンジルクロロホルメートを滴下した。30分後201の
水を加え、攪拌し、2相混合物を50℃に温めた。2時
閏後更に51のベンジルクロロホルメートを加え、加熱
を1時間行なった。冷却混合物を酢酸エチルで希釈し、
2相を分離した。有機層を連続して重炭酸ナトリウム飽
和水溶液及び飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、次に無
水硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶液を濃縮すると粘
性の薄黄色の油が得られた。この残留油をヘキサンです
すいで、次に最少量のエーテルに溶解させた。エーテル
溶液を一夜冷蔵し、精製する固体を濾過で単離し、クリ
ーム色の粉末を与え、これは1,3.4.5−テトラ−
0−ベンゾイル−2,6−ジデオキシ−2.6− [[
(フェニルメトキシ)カルボニルコイミノ] −D−グ
リセロ−L−グロ−ヘプチトールであった。濾液を濃縮
し、残留物をシリカゲルカラムに適用し、30%の酢酸
エチル/ヘキサンで溶離した。適当なフラクションを一
緒にし、真空で濃縮し、追加的なI 、 3 、4 、
5−テトラ−〇−ベンゾイルー2,6−ジデオキシ−2
.6− [[(フェニルメトキシ)カルボニル]イミノ
]−トグリセロ−L−グロ−ヘプチトールを灰白色の粉
末として得た。この化合物は約145〜147℃で溶融
した(総括収率75%)。
実施例6A 2001の1:1 )ルエンーニトロメタン混合物中の
17.7gの1.3.4.5−テトラ−0−ベンゾイル
−2,6−ジデオキシ−2.6− [[(フェニルメト
キシ)カルボニルコイミノ] −D−グリセロ−L−グ
ローヘプチトールの溶液に18gのモレキュラーシーブ
4A、lO,6gのアセトブロモグルコース及び7.1
gのシアン化第二水銀を加えた。混合物を攪拌し、窒素
下で55℃に温めた。追加量のアセトブロモグルコース
(5,3g)及びシアン化第二水銀(3,55g)を反
応の24及び48時間後加えた。合計で722時間攪拌
後混物を冷却し、2001の攪拌エチルで希釈し、珪藻
土を通して濾過した。透明な濾液が得られ、連続して3
00+a1の飽和重炭酸ナトリウム水溶液、3001の
重亜硫酸ナトリウム飽和水溶液で3回、そして3001
の塩水で洗浄した。有機iW液を次いで硫酸ナトリウム
上で乾燥し、溶媒を真空で蒸発させて油状残留物を得、
これを約1001のメタンノールに再溶解した。溶液を
4℃に冷却し、種結晶を加え、無色の固体として結晶化
する1、3,4.5−テトラ−0−ベンゾイル−2,6
−ジデオキシ−2.6− [[(フェニルメトキシ)カ
ルボニルコイミノ] −7−0−(2,3,4,6−テ
トラ−0−フセチルーβ−D−グルコピラノシル] −
D−グリセロ−L−グロ−ヘプチトールが結晶化し、融
点は142〜144℃であった(71%収率)。
実施例6B 400mlのチクロロメタン中の185gの1.3,4
.5−テトラ−0−ヘンソイル−2,6−ジデオキシ−
2.6− [[(フェニルメトキシ)カルボニル]−イ
ミノ] −D−グリセロ−L−グロ−ヘプチトール及び
202gの2.3,4.6−テトラ−0−フセチルーα
−0−グルコピラノシルトリクロロアセトイミデートの
冷却溶液に5分間かけて401の三弗化エーテル溶液を
加えた。 −20’Cで1.5時間攪拌後混合物を30
01のジクロロメタンで希釈し、3001の重炭酸ナト
リウム水溶液に加えた。
有機相を分離し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(2X 
300m1)及び3001の塩水て洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥した。溶媒を抽出物から蒸発すると油状
の残留物が得られ、これを7401のメタノール中に6
0℃で再溶解した。−夜冷却後、粗生成物が舞色固体と
して結晶化し、そして濾過で集められた。固体を連続し
て500m1の冷たいメタノール及び500m1のエー
テルで洗浄して1.3.4.5−テトラ−0−ベンゾイ
ル−2,6−ジデオキシ−2.6− [[(フェニルメ
トキシ)カルボニルコイミノ] −7−0−(2,3,
4,6−テトラ−0−フセチルーβ−0−グルコピラノ
シル] −D〜グリセロ−し−グローヘプチトールが得
られた。融点約141〜142”C(85%収率)。
実施例7 52gの1.3,4.5−テトラ−θ−ベンゾイル−2
,6−ジデオキシ−2.6− [[(フェニルメトキシ
)カルボニル]イミノコ−7−0−(2,3,4,6−
テトラ−0−アセチルーβ−D−グルコピラノジルコ−
〇−グリセローし一グローヘプチトール及び4001の
メタノールの攪拌懸濁液に窒素下でlomlのエタノー
ル中の2.58のlO%Pd/Cの懸濁液を加え、続い
て100m1のシクロヘキセンを加えた。混合物を攪拌
し60℃で4時間温めた。
これを冷却して、珪藻土を通して濾過し、溶媒を蒸発さ
せてフオーム状の残留物を得た。残留物を3501のメ
タノールに溶解し、メタノール中の4.4門ナトリウム
メトキシド10滴を加えた後混合物を室温で窒素下で1
8時間攪拌した。更に10滴のメタノール中のナトリウ
ムメトキシドを加え、攪拌を更に24時間続けた。無色
の結晶がメタノール制溶液から分離したのを集め、冷た
いl:lアセトン−メタノール混合物で洗浄した。結晶
を45℃で真空で乾燥して、2.6−ゴミツー2.6−
ジデオキシ−7−0− (β−D−グルコピラノシル)
 −D−グリセロ−L−グローヘプチトールが得られた
。融点約216〜219°C(84%収率)。
実施例8 351の酢酸エチル中の3.08の1α−シアノ−1−
デオキシノジリマイシン及び約25mgの4−ジメチル
アミノピリジンのよく攪拌したQIlii液に12.0
gの無水酢酸を一度に室温で加えた。生しる希薄なりリ
ーム色のスラリーを還流に加熱し18時間還流した。
攪拌混合物を次に50℃に冷却し、251の水を一度に
加えた。生しる混合物を攪拌し、室温に冷却し、次に2
5m1の酢酸エチルで希釈した。50m1の水中の12
.0gの重炭酸ナトリウムの溶液を次に注意深く加えた
。充分混合した後酢酸エチル層を分離し、水素を更に3
0m lの酢酸エチルで2回抽出した。
緒にした有機溶液を501の10%重炭酸ナトリウム水
溶iαで、そして次に50m1の塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウム上で乾燥した。真空で溶媒を蒸発させると粗生
成物が残り、これは固化した。110gのシJ力上で5
%レジクロロメタン中セトンを溶離剤として使用するク
ロマトグラフィーによって精製すると精製された生成物
が得られ、これを1:1酢酸エチル/ヘキサンで再結晶
にして、細かい白色の針状物として3.4,5.7−テ
トラ−0−アセチル−2,6−ジデオキシ−2,6−イ
ミノ−D−グリセロ−D−ido−ヘプトノニトリルを
得た。融点約163〜164℃。
実施例9 無水トリフルオロ酢酸及び2.5gの3.4,5.7−
チトラー〇−アセチルー2,6−ジデオキシ−2,6−
イミノ−D−グリセロ−D−1do−へブトノニトリル
を用いて実施例2の手順を繰り返した。この場合反応混
合物の抽出物からの溶媒の蒸発によって濃厚な粘性の油
が得られ、これは3,4,5.7−テトラ−0−アセチ
ル−2,6−ジデオキシ−2.6− [(トリフルオロ
アセチル)−イミノコー〇−グリセロ−D−ido−へ
ブトノニトリルであった・ 実施例10 実施例9で得られた3、4.5.7−テトラ−0−アセ
チル−2,6−ジデオキシ−2.6− [()リフルオ
ロアセチル)−イミノ] −D−グリセロ−D−ido
−ヘプトノニトリルを、まずトリフルオロ酢酸中でトリ
フルオロ酢酸第二水銀と反応させ、次に四酸化二窒素と
反応させるが両方とも実施例3の手順に従って行ない、
3.4,5.7−テトラ−0−アセチル−2,6−ジデ
オキシ−2.6− [()リフルオロアセチル)−イミ
ノ]−〇−グリセロ−〇−1do−ヘプトン酸を得た。
この酸を次に実施例4Aに記載された手順に従ってテト
ラヒドロフラン中の水素化ホウ素ナトリウムを用いて還
元して、1.3.4.5−テトラ−0−アセチル−2,
6−ジデオキシ−2,6−イミノ−O−グリセロ−し一
グローヘプチトールを得た。関与する単離手順は得られ
たのが固体でなくて油であるという事実を考慮し°て修
正した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルボニトリルをトリフルオロ酢酸で処理し、続い
    て任意付加的に触媒量の第二水銀イオンの存在下で四酸
    化二窒素で酸化的加水分解をすることからなる電子欠損
    カルボニトリルをカルボン酸に転換する方法。 2、カルボニトリルが3,4,5,7−テトラ−0−ベ
    ンゾイル−2,6−[(トリフルオロアセチル)−イミ
    ノ]−D−グリセロ−D−ヨード−ヘプトノニトリルで
    あり、カルボン酸が3,4,5,7−テトラ−0−ベン
    ゾイル−2,6−ジデオキシ−2,6−[(トリフルオ
    ロアセチル)イミノ]−D−グリセロ−D−ヨード−ヘ
    プトン酸である特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3、ヘプトノニトリルを無水トリフロオロ酢酸と反応せ
    さて対応する2,6−トリフルオロアセチルイミノ化合
    物を与え、この化合物を任意付加的に触媒量の第二水銀
    イオンの存在下でトリフルオロ酢酸と反応させ、続いて
    四酸化二窒素と反応させ、対応するヘプトン酸を与え、
    続いてボラン、水素化ホウ素ナトリウム及び三弗化ホウ
    素で処理して、所望のヘプチトールを与え、任意付加的
    に強酸と反応させて対応するヘプチトールの塩を得るこ
    とからなるAが1〜4個の炭素原子のアルカノールであ
    るか又はベンゾイルである3,4,5,7−テトラ−0
    −(A)−2,6−ジデオキシ−2,6−イミノ−D−
    グリセロ−D−ヨード−ヘプトノニトリルを1,3,4
    ,5−テトラ−0−(A)−2,6−ジデオキシ−2,
    6−イミノ−D−グリセロ−L−グロ−ヘプチトール塩
    酸塩に転換する方法。 4、ヘプトノニトリルを無水トリフルオロ酢酸と反応さ
    せて対応する2,6−トリフルオロアセチルイミノ化合
    物を得、この化合物を触媒量の第二水銀イオンの存在下
    でトリフルオロ酢酸と反応させ、続いて四酸化二窒素と
    反応させて、対応するヘプトン酸を与え、続いてボラン
    、水素化ホウ素ナトリウム及び三弗化ホウ素で処理し、
    所望のヘプチトールを得、任意付加的に強酸と反応させ
    て対応するヘプチトールの塩を得てもよいことからなる
    3,4,5,7−テトラ−0−ベンゾイル−2,6−ジ
    デオキシ−2,6−イミノ−D−グリセロ−D−ヨード
    −ヘプトノニトリルを1,3,4,5−テトラ−0−ベ
    ンゾイル−2,6−ジデオキシ−2,6−イミノ−D−
    グリセロ−L−グロ−ヘプチトール−塩酸塩に転換する
    、特許請求の範囲第3項に記載の方法。
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