JPH0247533Y2 - - Google Patents

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JPH0247533Y2
JPH0247533Y2 JP2586187U JP2586187U JPH0247533Y2 JP H0247533 Y2 JPH0247533 Y2 JP H0247533Y2 JP 2586187 U JP2586187 U JP 2586187U JP 2586187 U JP2586187 U JP 2586187U JP H0247533 Y2 JPH0247533 Y2 JP H0247533Y2
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JP
Japan
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glove
cover body
mounting plate
holder
globe
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JP2586187U
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JPS63133011U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は丸形螢光ランプにガラス製グローブを
覆着したシヤンデリア式照明器具のグローブ取付
構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来のこの種の照明器具におけるグローブ取付
構造には、例えば第8図に示すように、グローブ
Aの下面中心部をつまみねじBで支持するもの、
あるいは第9図に示すように、グローブ受金具C
を固定していたねじDを緩め、矢印方向へスライ
ドさせてグローブAを外すものなどがある。しか
しこれらの構造はいずれも、ねじBあるいはDを
外す時、グローブAを一方の手で保持する必要が
あり、グローブAを両手で保持できないので落下
の危険性があつた。またその対策として第9図の
ものにおいては、同図bに示すようにグローブ受
金具Cに補助片Eを設け、一旦グローブAをこの
補助片Eで受けてから取り外すようにして、不注
意による落下を防止していたが、そのために取り
外す手順が複雑になりランプ交換に手間がかかる
という問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、両手でグローブとカバー体とを保持しながら
安全且つ簡単にグローブの着脱ができ、しかもカ
バー体をねじで固定する必要のない構造でありな
がら、天井の震動あるいは安定器による震動でカ
バー体がびびり音を発生する虞れのないシヤンデ
リア式の照明器具のグローブ取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の開示〕
而して本考案による照明器具のグローブ取付構
造は、中央部を吊支され下面にランプ1が装着さ
れた取付板2の両端周辺部上面にグローブ受金具
3の基端部を水平回動自在に軸支し、グローブ受
金具3の先端凹段部3aを取付板2の周縁よりも
外方へ突出させて、取付板2の上側に水平回動自
在に軸支されたカバー体4の周縁部と上記先端凹
段部3aとによりグローブ5の内縁部を挟持せし
め、グローブ受金具3の中間部にその長手方向に
沿つて設けた長孔6と、取付板2の周辺部に周方
向に沿つて設けた円弧状孔7とに、カバー体4の
下面に突設したピン8を貫通させて、カバー体4
を回動操作して上記ピン8でグローブ受金具3を
回動させるこにより、上記先端凹段部3aをグロ
ーブ5の内縁部に係合離脱自在とした照明用器具
のグローブ取付構造において、上記ピン8に介装
した圧縮コイルばね15によりカバー体4をグロ
ーブ5の上端面に圧接せしめると共に、取付板2
の一側辺部とカバー体4との間に一端部を一方の
部材に固定し他端部を他方の部材に摺動自在に介
装した摺動圧縮ばね片18により、カバー体4の
一側辺部を上方へばね付勢したものであり、カバ
ー体4の下面とグローブ5の上端面とが2点で接
触し天井の震動あるいは安定器による震動などで
びびり音を発生するのを防止した点に特徴を有す
るものである。
〔実施例〕
第1図a,bは本考案による照明器具の下面図
と下側より見た斜視図を示したもので、下面にラ
ンプ1が装着されて器具本体を構成する取付板2
は、その中央部がアーム9の先端部に吊支され、
この取付板2の両端周辺部上面にグローブ受金具
3の基端部が水平回動自在に軸支されており、グ
ローブ受金具3の先端凹段部3aが取付板2の周
縁よりも外方へ突出して、取付板2の上側に水平
回動自在に被着されたカバー体4の周縁部と、こ
のグローブ受金具3の先端凹段部3aとにより、
グローブ5の内縁部が挟持されている。グローブ
受金具3の中間部にはその長手方向に沿つて長孔
6が設けられ、また取付板2の周辺部には周方向
に沿つて円弧状孔7が設けられており、この長孔
6と円弧状孔7とを貫通するピン8がカバー体4
の下面に突設されている。
第2図は第1図におけるA−A′断面を示した
もので、グローブ5の内縁部5aがカバー体4の
周縁部とグローブ受金具3の先端凹段部3aとの
間に挟持されており、この状態でグローブ5とカ
バー体4とを両手で挟んで水平に回転させると、
グローブ受金具3は第1図に2点鎖線で示した位
置まで回転して、グローブ受金具3の先端凹段部
3aとグローブ内縁部5aとの係合が外れるの
で、そのままグローブ5を下方へ外すことができ
るものである。第3図はこの時の状態すなわち第
1図におけるB−B′断面を示したものである。
またピン8の下端部にはEリングを嵌着して鍔体
14が形成され、この鍔体14と取付板2との間
に圧縮コイルばね15を介装することにより、カ
バー体4と受金具3とにグローブ内縁部5aを挟
圧するための弾圧力を加えており、勿論内縁部5
aの厚みの異なるグローブ5を取り付けることも
可能である。また第1図及び第2図において、
R1はグローブ内縁部5aの内径、R2はカバー体
4の垂下周壁4aの内径を示している。
グローブ受金具3の先端凹段部3aには、第4
図aに示すように、グローブ受金具3が取付板2
の上面から浮き上がるのを防止するために、取付
板2の周縁に係合する切り起こし片3bが設けら
れている。また第4図bはグローブ5を挟持した
状態で、カバー体4が不用意に回転しないように
ロツクするためのロツク金具10を示したもの
で、一端部に設けられた軸孔11にピン8が貫通
し、他端部の上方折曲片10aをカバー体4に設
けられた透孔12から上方へ突出させてロツク解
除操作部としたものであり、グローブ5がグロー
ブ受金具3に係合された状態において、第1図及
び第5図に示すように、中間部に形成された係合
部10bが取付板2の縁部に折曲形成された係合
片13に係合し、それによつてカバー体4を係合
位置にロツクする。このロツク状態を解除したい
場合には、カバー体4の上面に突出している上方
折曲片10aを指で若干押し下げればよい。
また第1図bに示すように、一端をカバー体4
にビス17で固定されたばね線16の他端を折曲
し、この折曲端部16aを取付板2の下面に摺接
させることによつて、クリツク音発生機構が形成
されており、更にグローブ5を取り外す時に、こ
の屈曲端部16aが取付板2の端縁の立壁2aに
当接し、ばね線16の弾性変形により屈曲端部1
6aが立壁に沿つて若干摺動した位置で、屈曲端
部16aを取付板2の下面へガイドするための傾
斜片2bが立壁2aに屈曲形成されている。この
構成によれば、グローブを係合させた時には、第
6図に示すように、ばね線16の屈曲端部16a
が取付板2の立壁2aの垂直部分から落ち込むこ
とにより、クリツク音を発生させることができ、
またグローブ離脱時には屈曲端部16aが立壁2
aの傾斜片2bを通るので、ばね線16は容易に
元の位置へ復帰させることができるものであつ
て、これにより外部から見えないグローブ係合状
態をクリツク音で確認しながら操作することがで
きるものである。
本考案の要部をなす摺動圧縮ばね片18は上記
ばね線16と一体に形成されており、第1図bに
示すように、摺動圧縮ばね片18の基端部がビス
17によりカバー体4の下面に固定され、先端部
18aが取付板2の立壁2aに形成した長孔19
に摺動自在に係合されて、この摺動圧縮ばね片1
8によりカバー体4の一側辺部が常時上方へばね
付勢されるように構成されたものである。すなわ
ち前述のピン8に装着された圧縮コイルばね15
のみでは、カバー体4の下面とグローブ5の上端
面とが2点で弾接し、天井の震動や安定器による
震動などでびびり音を発生する虞れがあつたので
あるが、上記摺動圧縮ばね片18によりカバー体
4は必ず3点でグローブ5の上端面に弾接するこ
とになり、びびり音の発生が防止されたものであ
る。なおこの摺動圧縮ばね片18を、第7図に示
すように、取付板2を吊支しているアーム9と反
対側の側辺部に設けておけば、カバー体4の上面
がやや内向きにαだけ傾斜するので、シヤンデリ
ア全体が多少傾いていても、それを意匠的に補償
し得る効果がある。
〔考案の効果〕 以上のように本考案は、取付板の周辺部の2箇
所に軸支したグローブ受金具の先端凹段部を取付
板の周縁より外方へ突出あるいは退入自在とし、
この先端凹段部とカバー体の周縁部との間にグロ
ーブの内縁部を挟持させたものであるから、グロ
ーブをカバー体と共に両手で持つて回転させるだ
けでグローブの着脱を行うことができ、従つて従
来のように片手でグローブを支えながらねじの操
作を行う必要がないので、ランプ交換作業を容易
に行うことがでるという利点があり、また取付板
の一側辺部とカバー体との間に摺動圧縮ばね片を
介装して、カバー体の一側辺部を上方へばね付勢
したものであるから、カバー体の下面とグローブ
の上端面とが少なくとも3点で弾接し、それによ
つて天井の震動や安定器に震動などによるびびり
音の発生を防止し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の実施例を示す下面図、bは
同上の斜視図、第2図は第1図のA−A′断面図、
第3図は第1図のB−B′断面図、第4図a,b
は同上の部品の斜視図、第5図は第1図のC−
C′概略断面図、第6図は第1図のD−D′概略断面
図、第7図は使用状態の要部側面図、第8図は従
来例の断面図、第9図a,bは他の従来例の断面
図である。 2……取付板、3……グローブ受金具、3a…
…先端凹段部、4……カバー体、5……グロー
ブ、6……長孔、7……円弧状孔、8……ピン、
9……アーム、14……鍔体、15……圧縮コイ
ルばね、16……ばね線、17……ビス、18…
…摺動圧縮ばね片、19……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部を吊支され下面にランプが装着された取
    付板の両端周辺部上面にグローブ受金具の基端部
    を水平回動自在に軸支し、グローブ受金具の先端
    凹段部を取付板の周縁よりも外方へ突出させて、
    取付板の上側に水平回動自在に軸支されたカバー
    体の周縁部と上記先端凹段部とによりグローブの
    内縁部を挟持せしめ、グローブ受金具の中間部に
    その長手方向に沿つて設けた長孔と、取付板の周
    辺部に周方向に沿つて設けた円弧状孔とに、カバ
    ー体の下面に突設したピンを貫通させて、カバー
    体を回動操作して上記ピンでグローブ受金具を回
    動させるこにより、上記先端凹段部をグローブの
    内縁部に係合離脱自在とした照明用器具のグロー
    ブ取付構造において、上記ピンに介装した圧縮コ
    イルばねによりカバー体をグローブの上端面に圧
    接せしめると共に、取付板の一側辺部とカバー体
    との間に一端部を一方の部材に固定し他端部を他
    方の部材に摺動自在に介装した摺動圧縮ばね片に
    より、カバー体の一側辺部を上方へばね付勢して
    成る照明器具のグローブ取付構造。
JP2586187U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0247533Y2 (ja)

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JPS63133011U JPS63133011U (ja) 1988-08-31
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