JPH0247314A - コーマの円型コームシリンダに固定するための円型コームセグメント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、前方縁から後方縁まで円筒セグメ／ト状に延
びていて、針又は針布を設けた外周面を有する基体金偏
えている形式の、コーマの円型コームシリンダに固定す
るための円型コームセグメントに関する。

従来の技術 前述の形式の円形コームセグメンｌ−ｉ備えた回転する
円型コームは、コーマに一般的に使用される。把持装置
は、円型コームセグメントの各回転時に円型コームセグ
メントに、コーミングするためのそれぞれ１つの繊維塊
を供給する。

近代式コーマでは、円型コームが約３０Ｏｒ／ｍｉｎ　
ｉでの回転数で回転することができ、コーミングされる
ラップはほとんど２７３　／　ｍｉｎまでの平均速度で
、及びほぼ２３０．Ｖ／ｍ２までの重量で把持装置に供
給され、すなわち毎分及び円型コームの幅ａ毎におよそ
４．５ｇまでのラップが供給される。速度の増大及び／
又はラップ重量の増大によって生産ヲさらに向上しよう
とすると、円型コームセグメントに供給される繊維塊は
もはや充分かつ完全にはくしけずシされなくなる。

前述の形式の従来公知の円型コームセグメントは、一般
的に探り加工された基体を有しており、基体には外周面
の前方縁の前に、及び後方縁の後に突出していてねじ全
受容するそれぞれ１つの条片が一体成形されており、前
記ねじけ１円型コームセグメンＨ−円型コームシリンダ
に固定するために円型コームシリンダにねじ込まれる。

公知の円型コームセグメントにおいては、外周面の前方
縁、ひいては最前列の針もしくは針布先端も越えて前方
へ突出する、基体の前方固定条片が生産の向上を妨害す
るということが明らかになっている。これは、前方の固
定条片力へ繊維塊が最前列の針もしくは針布先端によっ
てつかまれる前に円型コームセグメントに押しつけられ
た繊維塊の繊維と接触するからである。

処で、速度及び／又はラップ重量が増大されると、前方
の固定条片が繊維塊の数本の繊維を、繊維塊が針もしく
は針布先端によってもはや完全にくじけずシされずに円
型コームセグメント内に引込まれるまで半径方向で押し
のけ又は投げることになる。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、生産全向上する場合にも、すなわち速
度及び／又はラッグＸｔＶ増大する場合にも、繊維塊を
完全かつ充分にくしけすることができるような前述の形
式の円型コームセグメントを構成することである。

課題を解決するための手段 を通る平面の前方に自由スペースが存在しており、該自
由スペースが、半径方向で前方縁から基体の厚さの大部
分にわたって延びておシ、さらに基体の幅の方向で前方
縁の中心から両サイドへ基体の幅の大部分にわたって延
びていることにおる。

発明の効果 本発明によシ、円型コームセグメントの基体における従
来の連続する前方固定条片を省略することができる。こ
のことによって、円型コームセグメントに押しつけられ
た繊維は、速度及びラッグ重量が増大しても、繊維が針
布によってつかまれる前に基体の前方面によって押しの
けられることはない。

実施例 図面中、第２．４．６．８．１０．１２図にはそれぞれ
円をコームセグメントの半部が示されており、残９半部
は図示の半部と対称的である。

各円型コームセグメントは、外周面２を備えた基体１を
有しており、シかも前記外周面は前方縁３から後方縁４
まで円筒セグメント状に延びている。外周面２が針又は
針布５を有している。第１．６．５．７．９．１１図に
おいて、外周面２の前方縁３と、該外周面の円筒セグメ
ント状部分の軸線とを通る平面Ｅが一点鎖線で示されて
いる。

各円型コームセグメントは、やけシー点鎖線で示された
円型コームシリンダＲに固定されており、シかも円型コ
ームシリンダＨに設けられたねじ孔内にねじ込まれるね
じ（図示せず）によって固定される。

第１図及び第２図に示された公知の円型コームセグメン
トにおいては、基体１に、外周面２の前方縁３の前方及
び後方縁４の後方で基体の全幅にわたるそれぞれ１つの
固定条片６もしくは７が一体成形されている。前方の固
定条片６が２つの孔８を有していて、後方の固定条片７
が２つの孔９を有している。孔８．９には、円型コーム
セグメント全円型コームシリンダＲに固定するためのね
じ（図示せず）が受容される。

コーマ内で、各円型コームセグメントは第１図において
のみ示された把持装置と協働する。

この把持装置はニッパグレート１０とニッパナイフ１１
とから成る。把持装置は、円型コームシリンダ只の各回
転時に円型コームセグメントに、把持装置に供給される
ラップ（図示せず〕から繊維塊Ｆｉその都度押しつける
。

第１図及び第２図に示された円型コームセグメントにお
いては、高速で、及び／又は重いラップを作業する場合
に、繊維塊Ｆが円型コームセグメントによってもはや十
分にはコーミングされないことが今や確認されている。

このような現象音生じる主な原因は前方の固定条片６に
あることが明らかになっている。これは、前方の固定条
片６が、繊維が最前列の針又は針布５の先端によってつ
かまれる前に繊維塊Ｆと接触してしまうからである。こ
のことによって、繊維塊Ｆのうち数本の繊維が第１図に
示すように、繊維塊Ｆがその後に最前列の針又は針布の
先端によってもはや完全にくじけずシされなくなるまで
の間、外方へ押しのけられる。

それ故に、第３図乃至第１２図に示された本発明による
円型コームセグメントは、連続する前方の固定条片６を
省略しており、その代わシに周方向で平面Ｅの前方に自
由スペースが存在しており、この自由スペースは、半径
方向で前方縁３から基体１の厚さの大部分にわたって延
びておシ、さらに基体１０幅の方向で前方縁３の中心Ｍ
から両サイドへ基体の幅の大部分にわたって延びている
。このことによって、円型コームセグメントに押しつけ
られた繊維塊が、平面Ｅよシまだ前方にある最前列の針
又は針布５の先端によって完全にくじけずシされて、円
型コーム内に引込まれることを保証している。

２つの孔９を有する後方の固定条片７は図示のように維
持されている。

第６図及び第４図による円型コームセクメントにおいて
は、外周面２において前方縁３０近くに、しかも外周面
２の側縁１２の近くにそれぞれ１つの切欠き部１３が設
けられており、該切欠き部から半径方向の孔１４が基体
１を貫通している。孔１４が各１つのねじ（図示せず）
を受容しており、このねじは、円型コームセダメント金
前方縁３の範囲で円型コームシリンダＲに固定するため
に円型コームシリンダＲにねじ込まれる。切欠き部１３
があるため、針布５の最前列は基体１の全幅にわたって
は延びていない。しかしこのことは、切欠き部１３が、
側縁１２に近い最も外側に配置されており、シかも基体
１の幅の５チづつよりは多く占めないので欠点にはなら
ない。さらに、この実施例の円型コームセグメントにお
ける平面Ｅよシ前方の自由スペースは、半径方向では前
方縁３から基体１の全厚さｄにわたって、並びに基体１
の幅の方向では基体の全幅にわたって延びている。

第５図及び第６図による円型コームセグメントにおいて
は、基体１に前方縁の両端部の範囲で突出部１５が一体
成形されており、該突出部力、円型コームシリンダＲに
ねじ込まれる固定ねじ（図示せず）１−受容するための
各１つの孔１６を有している。突出部１５は、図示のよ
うに平面Ｅを越えて前方へ延びている。平面Ｅの前方の
自由スペースは、基体１の幅の中央範囲において前方縁
３から基体１の全厚さにわたって延びており、しかも中
心Ｍから側突山部１５までのこのような中央範囲は、基
体１の幅の少なくとも８０チ、有利には９０チである。

このような突出部１５の代わシに、破線で示すような突
出部１５′を設けることもでき、この突出部１５′は平
面Ｅの後方でサイドへ延びている。

第７図及び第８図による円型コームセグメントにおいて
は、基体１の前方側に突出部１７が一体成形されており
、この突出部は基体１の全幅にわたって連続しており、
このことによって基体１は絞り加工された本体として製
造されることができる。基体１０幅方向の両端部に締付
けプレート１８が設けられており、該締付けプレートは
円型コームシリンダＲにねじ込まれる固定ねじを受容す
るための各１つの孔１９を有している。締付けプレート
１８がそれぞれ１つの締付は突起１８ａ’に有しており
、突出部１７を円型コームシリンダＲの局面に締付ける
ために、前記突起１８ａによって締付けプレートが突出
部１７に係合する。基体１の幅の中央範囲で、つまυ中
心Ｍから両締付けプレート１８までの範囲で、平面Ｅの
前方の自由スペースは半径方向で前方縁３から突出部１
Ｔまで延びておシ、このことにより突出部の高さが比較
的低くなるので、この自由スペースは基体の厚さの大部
分、つまシこの厚さの少なくともほぼ７５乃至８０チに
わたって延びている。前方縁３から突出部１１までの半
径方向の間隔は少なくとも１０１１％有利には１２ｍｍ
である。この実施例でも、基体１０幅の前記中央範囲は
、基体１の全幅の少なくとも８０乃至９０チにわたって
延びている。

第９図及び第１０図による円型コームセグメントは、第
７図及び第８図による円型コームセグメントと次の点で
のみ異なっている。つまシ、基体１は突出部１７の代わ
シにみぞ２０を有していて、このみぞ内に基体１の幅の
端部に配置された締付けプレート１８′の締付は突起１
８ａ′が係合する点である。このことによって、平面Ｅ
の前方の自由スペースが基体１の幅の中央範囲、つ″！
シ両締付けプレート１８′の間で、半径方向に前方縁３
から基体１の全厚さにわたって延びている。

第１１図及び第１２図による円型コームセグメントにお
いては、基体１の前方側に突出部２１が一体成形されて
おり、該突出部２１において基体１の幅の端部の所に円
型コームシリンダにねじ込まれる固定ねじ全受容するた
めの孔２２が形成されている。突出部２１は基体１の全
幅にわたって連続することができる。しかし、突出部２
１は、平面Ｅの前方のスペースが、突出部２１の後方で
測定される基体１の厚さｄの少なくとも８０チ、有利に
は９０チにわたって延びるようにするだけ、前方縁３か
ら測定して半径方向で内方へ移動して、円型コームシリ
ンダＲ内に侵入している。前方縁３から突出部２１まで
の半径方向の間隔は少なくともＩＯＩｍ！、有利には１
２ｍｍである。

【図面の簡単な説明】

集１図は公知の円型コームセグメントの第２図の１−！
線に沿った断面図、第２図は第１図ノ円型コームセグメ
ントの平面図、第６図は本発明による円型コームセグメ
ントの第１実施例金示す第４図のＩ−１線に沿った断面
図、第４図は第６図の円型コームセグメントの平面図、
第５図は第２実施例會示す第６図の■−■線に沿った断
面図、第６図は第５図の円型コームセグメントの平面図
、第７図は第６実施例を示す第８図の■−■線に沿った
断面図、第８図は第７図のＦ［コームセグメントの平面
図、第９図は第４実施例を示す第１０図の■−■線に沿
った断面図、第１０図は第９図の円型コームセグメント
の平面図、第１１図は第５実・族１例を示す第１２図の
ＸＩ−ＸＩ線に沿った断面図、第１２図は第１１図の円
型コームセグメントの平面図である。 １・・・基体、２・・・外周面、３・・・前方縁、４・
・・後方縁、５・・・針布、６・７・・・固定条片、８
・９・・・孔、１０・・・ニラハクレート、１１・・・
ニッパナイフ、１２・・・側縁、１３・・・切欠き部、
１４・・・孔、１５・・・突出部、１６・・・孔、１７
・・・突出部、１８・１８′・・・締付けプレート、１
８ａ・１８ａ′・・・締付は突起、１９・・・孔、２０
・・・みぞ、２１・・・突出部、２２・・・孔、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、コーマの円型コームシリンダに固定するための円型
   コームセグメントであつて、前方縁（３）から後方縁（
   ４）まで円筒セグメント状に延びていて、針又は針布（
   ５）を設けた外周面（２）を有する基体（１）を備えて
   いる形式のものにおいて、周方向で、円筒セグメント状
   部分の軸線と前方縁（３）を通る平面（Ｅ）の前方に自
   由スペースが存在しており、該自由スペースが、半径方
   向で前方縁（３）から基体（１）の厚さ（ｄ）の大部分
   にわたつて延びており、さらに基体（１）の幅の方向で
   前方縁（３）の中心（Ｍ）から両サイドへ基体（１）の
   幅の大部分にわたつて延びていることを特徴とする、コ
   ーマの円型コームシリンダに固定するための円型コーム
   セグメント。 ２、自由スペースが半径方向で前方縁（３）から少なく
   とも１０ｍｍにわたつて延びている請求項１記載の円型
   コームセグメント。 ３、自由スペースが半径方向で基体（１）の全幅（ｄ）
   にわたつて延びている請求項１又は２記載の円型コーム
   セグメント。 ４、自由スペースが基体（１）の幅の少なくとも８０％
   にわたつて延びている請求項１から６までのいずれか１
   項記載の円型コームセグメント。 ５、自由スペースが基体（１）の全幅にわたつて延びて
   いる請求項１から４までのいずれか１項記載の円型コー
   ムセグメント。 ６、基体（１）を円型コームシリンダに固定するために
   、外周面（２）において前方縁（３）の近くに及び外周
   面（２）の両側縁（１２）にそれぞれ１つの切欠き部（
   １３）が設けられており、該切欠き部（１３）から、円
   型コームシリンダにねじ込まれる固定ねじを受容するた
   めに基体（１）を通るほぼ半径方向の孔（１４）が出発
   している請求項１から５までのいずれか１項記載の円型
   コームセグメント。 ７、基体（１）を円型コームシリンダに固定するために
   、基体（１）に、前方縁（３）の両端部範囲に２つの突
   出部（１５；１５′）が一体成形されており、該突出部
   が、円型コームシリンダにねじ込まれる固定ねじを受容
   するための各１つの孔（１６）を有している請求項１か
   ら５までのいずれか１項記載の円型コームセグメント。 ８、両突出部（１５′）が基体（１）から両サイドへ突
   出している請求項７記載の円型コームセグメント。 ９、両突出部（１５）が、基体（１）から前方へ突出し
   ており、さらに平面（Ｅ）を通り、しかし自由スペース
   の外側に位置している請求項７記載の円型コームセグメ
   ント。 １０、基体（１）を円型コームシリンダに固定するため
   に、基体（１）の前方側面にみぞ（２０）が設けられて
   おり、あるいは前方側面に突出部（１７）が一体成形さ
   れており、さらに前方縁（３）の両端部の範囲に２つの
   締付けプレート（１８；１８′）が設けられており、該
   締付けプレートが、円型コームシリンダ内にねじ込まれ
   る固定ねじを受容する各１つの孔（１９）と、みぞ（２
   ０）内に、もしくは突出部（１７）上に係合する締付け
   突出部（１８ａ；１８ａ′）とを有している請求項１か
   ら５までのいずれか１項記載の円型コームセグメント。