JPH09188921A - コーマのコーマシリンダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメント - Google Patents
コーマのコーマシリンダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメントInfo
- Publication number
- JPH09188921A JPH09188921A JP34209796A JP34209796A JPH09188921A JP H09188921 A JPH09188921 A JP H09188921A JP 34209796 A JP34209796 A JP 34209796A JP 34209796 A JP34209796 A JP 34209796A JP H09188921 A JPH09188921 A JP H09188921A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combing
- comber
- clothing
- circular
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G19/00—Combing machines
- D01G19/06—Details
- D01G19/10—Construction, mounting, or operating features of combing elements
- D01G19/105—Combing cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーキュラーコーマセグメントの耐用寿命を
高めることにある。 【解決手段】 サーキュラーコーマセグメントが、基体
（１）と、相前後して基体上に配置された多数のコーミ
ング針布（３，４，５，６，７）とを備え、コーミング
針布が、基体の前端部（Ｖ）の方向に傾斜した針布先端
を有している。基体の前端部（Ｖ）に隣接する最前部の
コーミング針布（３）の針布先端が、運転中に最初にコ
ーミングすべきファイバータフト（Ｆ）内に進入しかつ
これによって更に後方に位置するコーミング針布（４，
５，６，７）よりも高い摩耗負荷にさらされる。従っ
て、最前部のコーミング針布（３）は、基体の更に後方
に配置されたコーミング針布（４，５，６，７）よりも
高い耐摩耗性を有している。これによって、最前部のコ
ーミング針布（３）の摩耗が減少されかつ安価にサーキ
ュラーコーマセグメントの耐用寿命が延長される。
高めることにある。 【解決手段】 サーキュラーコーマセグメントが、基体
（１）と、相前後して基体上に配置された多数のコーミ
ング針布（３，４，５，６，７）とを備え、コーミング
針布が、基体の前端部（Ｖ）の方向に傾斜した針布先端
を有している。基体の前端部（Ｖ）に隣接する最前部の
コーミング針布（３）の針布先端が、運転中に最初にコ
ーミングすべきファイバータフト（Ｆ）内に進入しかつ
これによって更に後方に位置するコーミング針布（４，
５，６，７）よりも高い摩耗負荷にさらされる。従っ
て、最前部のコーミング針布（３）は、基体の更に後方
に配置されたコーミング針布（４，５，６，７）よりも
高い耐摩耗性を有している。これによって、最前部のコ
ーミング針布（３）の摩耗が減少されかつ安価にサーキ
ュラーコーマセグメントの耐用寿命が延長される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーマのコーマシ
リンダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメントで
あって、基体と、周方向で相前後して基体上に固定され
た多数のコーミング針布とを備え、これらコーミング針
布のそれぞれが、基体の前端部の方向に傾斜した針布先
端を有している形式のものに関する。
リンダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメントで
あって、基体と、周方向で相前後して基体上に固定され
た多数のコーミング針布とを備え、これらコーミング針
布のそれぞれが、基体の前端部の方向に傾斜した針布先
端を有している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】コーマにおいて、コーマの連続的に回転
するコーマシリンダ上に固定される上記形式のサーキュ
ラーコーマセグメントは、ニッパーによってサーキュラ
ーコーマセグメントの前方に保持されるファイバータフ
トをコーミングするために用いられる。この場合特に、
基体の前端部に隣接する、それぞれ最初にファイバータ
フト内に進入する針布先端は、ある程度の摩耗にさらさ
れる。
するコーマシリンダ上に固定される上記形式のサーキュ
ラーコーマセグメントは、ニッパーによってサーキュラ
ーコーマセグメントの前方に保持されるファイバータフ
トをコーミングするために用いられる。この場合特に、
基体の前端部に隣接する、それぞれ最初にファイバータ
フト内に進入する針布先端は、ある程度の摩耗にさらさ
れる。
【０００３】特に、最前部の針布先端の摩耗負荷は顕著
である。それというのも、針布先端が最初に進入せしめ
られるファイバータフトは、この時点ではまだあらゆる
夾雑物及びネップを有しかつファイバータフトのファイ
バーは、基体の更に後方に配置された針布先端が進入す
る場合よりも僅かに平行化されているに過ぎないからで
ある。最前部の針布先端の摩耗によって、徐々にコーミ
ングプロセスが変化しかつ最終的にサーキュラーコーマ
セグメントが交換されねばならなくなる。
である。それというのも、針布先端が最初に進入せしめ
られるファイバータフトは、この時点ではまだあらゆる
夾雑物及びネップを有しかつファイバータフトのファイ
バーは、基体の更に後方に配置された針布先端が進入す
る場合よりも僅かに平行化されているに過ぎないからで
ある。最前部の針布先端の摩耗によって、徐々にコーミ
ングプロセスが変化しかつ最終的にサーキュラーコーマ
セグメントが交換されねばならなくなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べた形式のサーキュラーコーマセグメントの耐用寿
命を高めることにある。
に述べた形式のサーキュラーコーマセグメントの耐用寿
命を高めることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明による
サーキュラーコーマセグメントによれば、基体の前端部
に隣接する最前部のコーミング針布の少なくとも一部
が、更に後方に位置するコーミング針布よりも高い耐摩
耗性を有していることによって、解決された。
サーキュラーコーマセグメントによれば、基体の前端部
に隣接する最前部のコーミング針布の少なくとも一部
が、更に後方に位置するコーミング針布よりも高い耐摩
耗性を有していることによって、解決された。
【０００６】
【発明の効果】高い耐摩耗性は例えば、最前部のコーミ
ング針布が、高強度の鋼から形成されるか及び／又は表
面焼き戻しされるか又は被覆されることによって、得ら
れる。
ング針布が、高強度の鋼から形成されるか及び／又は表
面焼き戻しされるか又は被覆されることによって、得ら
れる。
【０００７】基体の更に後方に配置されたコーミング針
布のために、耐摩耗性を増大させるための労力及びコス
トが緩和される。それというのもこの場合、既に述べた
ように摩耗が少ないからである。
布のために、耐摩耗性を増大させるための労力及びコス
トが緩和される。それというのもこの場合、既に述べた
ように摩耗が少ないからである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図示のサーキュラーコーマセグメ
ントは、固定ねじ（図示せず）によってコーマのコーマ
シリンダ２上に固定された基体１を有している。運転中
にはコーマシリンダ２は、図面でみて時計回り方向で、
シリンダ軸線を中心として連続的に回転する。基体１の
円筒セグメント状の外周面には、周方向で相前後して５
つのコーミング針布３，４，５，６，７が固定、例えば
不動に接着されている。コーミング針布は、基体１の前
端部Ｖの方向で半径方向に対して傾斜した針布先端を有
している。
ントは、固定ねじ（図示せず）によってコーマのコーマ
シリンダ２上に固定された基体１を有している。運転中
にはコーマシリンダ２は、図面でみて時計回り方向で、
シリンダ軸線を中心として連続的に回転する。基体１の
円筒セグメント状の外周面には、周方向で相前後して５
つのコーミング針布３，４，５，６，７が固定、例えば
不動に接着されている。コーミング針布は、基体１の前
端部Ｖの方向で半径方向に対して傾斜した針布先端を有
している。
【０００９】コーミングすべきファイバータフトＦは、
ニッパー８によって回転するサーキュラーコーマセグメ
ントの前方に保持される。基体１の前端部Ｖに隣接する
最前部のコーミング針布３の針布先端は、コーマの運転
中にそれぞれ最初に連続的にコーミングすべきファイバ
ータフトＦ内に進入する。この時点ではファイバータフ
トＦのファイバーはまだ比較的縺れていてかつあらゆる
夾雑物及びネップを有しているので、最前部のコーミン
グ針布３の針布先端は、比較的高い摩耗負荷にさらされ
る。
ニッパー８によって回転するサーキュラーコーマセグメ
ントの前方に保持される。基体１の前端部Ｖに隣接する
最前部のコーミング針布３の針布先端は、コーマの運転
中にそれぞれ最初に連続的にコーミングすべきファイバ
ータフトＦ内に進入する。この時点ではファイバータフ
トＦのファイバーはまだ比較的縺れていてかつあらゆる
夾雑物及びネップを有しているので、最前部のコーミン
グ針布３の針布先端は、比較的高い摩耗負荷にさらされ
る。
【００１０】それ故本発明によれば、最前部のコーミン
グ針布３の少なくとも一部、例えば針布先端は、この先
端が基体１の前端部から更に離れて位置するコーミング
針布よりも高い耐摩耗性を有するように、構成されてい
る。例えば、最前部のコーミング針布３を除いて全ての
コーミング針布３，４，５，６，７は、等しく鋼から形
成される。この場合、最前部のコーミング針布３は、高
耐摩耗性の鋼から形成されるか又は表面焼き戻しされる
か又は耐摩耗性の被覆を備えることができる。
グ針布３の少なくとも一部、例えば針布先端は、この先
端が基体１の前端部から更に離れて位置するコーミング
針布よりも高い耐摩耗性を有するように、構成されてい
る。例えば、最前部のコーミング針布３を除いて全ての
コーミング針布３，４，５，６，７は、等しく鋼から形
成される。この場合、最前部のコーミング針布３は、高
耐摩耗性の鋼から形成されるか又は表面焼き戻しされる
か又は耐摩耗性の被覆を備えることができる。
【００１１】コーミング針布４，５，６，７が解離可能
な固定により（図示せず）基体１に取り付けられると、
有利である。
な固定により（図示せず）基体１に取り付けられると、
有利である。
【００１２】これよって、摩耗に応じて個々のコーミン
グ針布を交換することができる。
グ針布を交換することができる。
【図１】コーマのコーマシリンダ上に固定されたサーキ
ュラーコーマセグメントの概略的な垂直方向断面図。
ュラーコーマセグメントの概略的な垂直方向断面図。
１ 基体 ２ コーマシリンダ ３，４，５，６，７ コーミング針布 ８ ニッパー Ｖ 前端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ グラーフ スイス国 フライエンバッハ シュトラン トヴェーク ４
Claims (5)
- 【請求項１】 コーマのコーマシリンダ上に固定される
サーキュラーコーマセグメントであって、基体（１）
と、周方向で相前後して基体上に固定された多数のコー
ミング針布（３，４，５，６，７）とを備え、これらコ
ーミング針布のそれぞれが、基体（１）の前端部（Ｖ）
の方向に傾斜した針布先端を有している形式のものにお
いて、基体の前端部（Ｖ）に隣接する最前部のコーミン
グ針布（３）の少なくとも一部が、更に後方に位置する
コーミング針布（４，５，６，７）よりも高い耐摩耗性
を有していることを特徴とする、コーマのコーマシリン
ダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメント。 - 【請求項２】 最前部のコーミング針布（３）が、高耐
摩耗性の鋼から形成されている、請求項１記載のサーキ
ュラーコーマセグメント。 - 【請求項３】 最前部のコーミング針布（３）が、表面
焼き戻しされている、請求項１又は２記載のサーキュラ
ーコーマセグメント。 - 【請求項４】 最前部のコーミング針布（３）が、耐摩
耗性の被覆を備えている、請求項１記載のサーキュラー
コーマセグメント。 - 【請求項５】 コーミング針布の少なくとも１つが、基
体に解離可能に固定されている、請求項１から４までの
いずれか１項記載のサーキュラーコーマセグメント。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH368895A CH690776A5 (de) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Rundkammsegment zur Befestigung auf einer Rundkammwalze einer Kämmaschine. |
| CH03688/95 | 1995-12-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09188921A true JPH09188921A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=4261386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34209796A Pending JPH09188921A (ja) | 1995-12-28 | 1996-12-20 | コーマのコーマシリンダ上に固定されるサーキュラーコーマセグメント |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09188921A (ja) |
| CN (1) | CN1083021C (ja) |
| CH (1) | CH690776A5 (ja) |
| DE (1) | DE19649808A1 (ja) |
| IT (1) | IT1289508B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100665487B1 (ko) * | 1999-07-30 | 2007-01-10 | 그라프 플러스 시에 아게 | 원형 코움 장치 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10163663A1 (de) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Rieter Ag Maschf | Rundkamm für eine Kämmaschine |
| EP1736576A3 (de) | 2005-06-24 | 2007-12-19 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Vorrichtung zur Reinigung eines Kämmsegmentes an einer Kämmmaschine |
| CN104695065B (zh) * | 2015-03-27 | 2017-03-01 | 中原工学院 | 一种柔性梳理式精梳机整体锡林弧形结构及其定位方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN2069418U (zh) * | 1990-05-12 | 1991-01-16 | 温州市锦峰纺织机械配件厂 | 精梳锯齿锡林梳齿结构 |
| DE19532592C1 (de) * | 1995-09-04 | 1996-08-14 | Graf & Co Ag | Kämmaschine |
-
1995
- 1995-12-28 CH CH368895A patent/CH690776A5/de not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-12-02 DE DE1996149808 patent/DE19649808A1/de not_active Withdrawn
- 1996-12-20 JP JP34209796A patent/JPH09188921A/ja active Pending
- 1996-12-23 IT IT96MI002721A patent/IT1289508B1/it active IP Right Grant
- 1996-12-27 CN CN96123469A patent/CN1083021C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100665487B1 (ko) * | 1999-07-30 | 2007-01-10 | 그라프 플러스 시에 아게 | 원형 코움 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ITMI962721A1 (it) | 1998-06-23 |
| DE19649808A1 (de) | 1997-07-03 |
| CN1083021C (zh) | 2002-04-17 |
| CN1160094A (zh) | 1997-09-24 |
| IT1289508B1 (it) | 1998-10-15 |
| CH690776A5 (de) | 2001-01-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070223 |