JPH0246919Y2 - - Google Patents

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JPH0246919Y2
JPH0246919Y2 JP15682285U JP15682285U JPH0246919Y2 JP H0246919 Y2 JPH0246919 Y2 JP H0246919Y2 JP 15682285 U JP15682285 U JP 15682285U JP 15682285 U JP15682285 U JP 15682285U JP H0246919 Y2 JPH0246919 Y2 JP H0246919Y2
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column
guide wire
tower
lower arm
arm
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JP15682285U
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  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、保守点検その他の目的で塔柱への
昇降に降して用いられる、塔柱の上下方向にアー
ムを介してガイドワイヤを張設し、これに安全器
を嵌合させ摺動する形式の墜落防止装置の墜落防
止用ガイドワイヤの支持装置に関するものであ
る。
<従来技術と問題点> 上記に類する墜落防止装置は比較的小規模な、
例えば配電柱によく設置され用いられている。こ
の場合塔柱の上下方に支持アームを張出して設け
これにガイドワイヤを塔柱外面に20cm〜30cm離隔
して、かつ平行に架設され、このガイドワイヤに
安全器を嵌合させて用いられる。然しながら上記
ガイドワイヤは遊休時にあつては支持アームを含
めて外してあつた方が、特に配電柱の場合市街地
にあるから、通行上の見地からも望ましくこの
為、上記ガイドワイヤを使用時に仮に架設し、未
使用時には撒去する提案がなされてきた(例えば
特公昭59−40031号に開示された提案)。然しなが
ら、保守点検その他の目的で塔柱への昇降に際し
ては、現場に到着後速やかに昇塔柱作業に移れる
ことが好ましく、また嵩大な装置類の運搬を回避
することが望ましい。
<問題点を解決するための手段> 本考案は上記事情を勘案してなされたもので、
本考案の実用新案登録請求の範囲に記載した通り
の構成をもつてその解決の手段とするものであ
る。
<実施例> 第1図は本考案の墜落防止用ガイドワイヤ支持
装置における上部アームがガイドワイヤを支持す
る状態を示す正面図で、第2図は同じく上部アー
ムを上方より下視した図面である。第3図は本考
案の同下部アームがガイドワイヤを支持する状態
を示す正面図で、第4図は同じく下部アームを上
方より下視した図面である。
塔柱1の上方に取付金具として上部バンド21
とアーム側バンド22をボルト23にて緊締して
固定する。アーム側バンド22には上部アーム3
の塔柱側の端部を軸支する軸支部24が突出して
設けられ、これに上部アーム3の塔柱側の端部を
枢軸25により上部アームが回動可能に遊嵌され
てなる。上部アーム3は、先端側の端部にガイド
ワイヤ4を支持する支持部31が設けられ、これ
にガイドワイヤ4の上端部41を回動可能に軸支
し、一方塔柱側端部より屈曲して延びる屈曲部3
2を持つており正面図でL字形を呈してなり、上
部アーム3が塔柱1に対して直角に張出すよう位
置を規制している。アーム側バンド22の軸支部
24の枢軸25にはバネ26が捲回して設けら
れ、一端が上部アーム3に懸架され、上部アーム
を常時塔柱に密着する方向、即ち図中反時計方向
に回動する習性を付与してなる。
塔柱1の下方にあつて、取付金具として下部バ
ンド51とアーム側バンド52をボルト53にて
緊締して固定する。アーム側バンド52には、下
部アーム6の塔柱側の端部を軸支する軸支部54
が、及び規制板56(機能は後述)が突出して設
けられ、これに下部アーム6の塔柱側の端部を枢
軸55により下部アーム6が回動可能に遊嵌され
てなる。下部アーム6は先端側の端部にガイドワ
イヤ4を支持する支持部61が設けられ、これに
ガイドワイヤ4の下端部42をアダプター62を
介して回動可能に軸支し、一方塔柱側の端部付近
には長穴63が穿設され、これに規制ピン57
(第3図では省略してある)が貫通して設けられ
ている。下部アーム側バンド52の軸支部54の
枢軸55と上記規制ピン57との間にはコイルバ
ネ58が懸架され、引張方向のバネバイアスが付
与されており、この事は規制ピン57が常時前記
規制板56のカム面56′に圧接されてなる。規
制板56に形成されている。カム面56′は下部
アーム6が塔柱1に対して直角に張出した位置に
おいて、及び塔柱に略密着する位置において下部
アーム6の回動を規制すべく、それぞれに対応し
た位置に凹部56a,56bを持ち、この凹部に
上記規制ピン57が落込み、従つて下部アーム6
は上記両位置を選択的に採用することが可能とな
る。ガイドワイヤ4の下端部42は末端にネジ加
工が施してあり、下部アーム6の支持部61のア
ダプター62に設けた孔62′を貫通し、調整バ
ネ43を介してナツト44により固定され、従つ
て、前記上部アーム3の先端側の端部と下部アー
ム6の先端側の端部とガイドワイヤ4にて適宜緊
張して連結されたのである。
上述の構成よりなるガイドワイヤの支持装置は
上部アーム3と下部アーム6との間を7m〜10m
程度の距離に設定して取付られ、その塔柱1の昇
降通路の近傍に設置される。両アームは遊休時に
あつては塔柱1に略密着する位置に格納されてな
り、作業者の昇塔柱に際して、両アームを塔柱1
に対して直角に張出させて、即ちガイドワイヤ4
を塔柱1より所定間隔(20cm〜30cm)離して架設
させて使用するのである。この場合、塔柱1に略
密着する位置にある下部アーム6を図中時計方向
に回動させ、規制ピン57をカム面56′に沿つ
て摺動させ凹部56bに落込ませることで下部ア
ーム6は塔柱1に対して直角に張出した位置が採
用できる。このとき、ガイドワイヤ4は上部アー
ム3の先端側の端部と緊張して連結されているか
ら下部アーム6を回動することで、上部アーム3
はバネ26のバネバイアスに抗して、同じく図中
時計方向に、塔柱1に対して直角に張出す位置ま
で回動され、屈曲部32が塔柱1の表面に接触す
る。
然して、作業者は持参した安全器(図示を省略
する)をガイドワイヤ4に嵌合させ安全器に連結
されているライフロープを自身の安全帯に接続し
て前記塔柱に設けられている昇降通路に沿つて昇
塔柱する。上記安全器は自体公知であり作業者が
墜落状態に陥つたときブレーキ装置が働きガイド
ワイヤに固定され墜落の危険を防止するものであ
る。
所定作業終了後、安全器をガイドロープ4より
外し、前記規制ピン57をコイルバネ58のバネ
バイバスに抗して少しく移動させ凹部56bより
脱し、下部アーム6を塔柱1に密着する位置に格
納させ、規制ピン57は規制板56の凹部56a
に落込むのである。このとき、上部アーム3のバ
ネ26が上部アーム3を図中反時計方向に回動さ
せ、同時にガイドワイヤ4が下部アーム6を引張
することにより、両アームは格納される。
<効 果> 本考案の墜落防止用ガイドワイヤの支持装置は
上記構成よりなり、保守点検その他の目的で塔柱
への昇降に際して、現場到着後、下部アームを
90゜回動させるのみで、速に作業の開始が行い得
て、従つて設置すべきガイドワイヤの現場までの
運搬を回避し得、また、遊休時にあつては、上下
両アーム及びガイドワイヤは塔柱に略密着して格
納されるから、常時張出して設けられている、こ
れが起因する各種障害より免れるなど多望の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の墜落防止用ガイドワイヤ支持
装置における上部アームがガイドワイヤを支持す
る状態を示す正面図で、第2図は同じく上部アー
ムを上方より下視した図面である。第3図は本考
案の同下部アームがガイドワイヤを支持する状態
を示す正面図で、第4図は同じく下部アームを上
方より下視した図面である。 1……塔柱、22……上部アーム側バンド、2
4……軸支部、3……上部アーム、31……支持
部、32……屈曲部、4……ガイドワイヤ、52
……下部アーム側バンド、54……軸支部、56
……規制板、57……規制ピン、6……下部アー
ム、61……支持部、63……長穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 塔柱の高さ方向に上部アームと下部アームを上
    下に、取付金具を介して固設して該両アームの先
    端側間にガイドワイヤを緊張して設け、該ガイド
    ワイヤに嵌合して摺動する安全器とからなる形式
    の墜落防止装置において、上記上部アームは塔柱
    側の端部を上記取付金具(上部アームの)に軸支
    され、かつ塔柱に対して直角に張出した位置から
    先端側が上方に回動し該塔柱に略密着する位置ま
    での間回動可能に、更に上方に回動を付与する手
    段を設けて構成すると共に、上記下部アームは塔
    柱側の端部を上記取付金具(下部アームの)に軸
    支され、かつ塔柱に対して直角に張出した位置か
    ら先端側が上方に回動し該塔柱に略密着する位置
    までの間回動可能に、更に塔柱に対して直角に張
    出した位置において、及び塔柱に略密着する位置
    において、回動を規制する手段を設けて構成して
    なり、上記上部アームの先端側の端部と上記下部
    アームの先端側の端部とをガイドワイヤにて連結
    してなることを特徴とする墜落防止用ガイドワイ
    ヤの支持装置。
JP15682285U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0246919Y2 (ja)

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JP15682285U JPH0246919Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP15682285U JPH0246919Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS6263403U JPS6263403U (ja) 1987-04-20
JPH0246919Y2 true JPH0246919Y2 (ja) 1990-12-11

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JP4509008B2 (ja) * 2005-11-10 2010-07-21 株式会社岩田製作所 シャフト固定具
JP4994770B2 (ja) * 2006-10-05 2012-08-08 ソフトバンクモバイル株式会社 転落防止装置及び転落防止用親綱の設置方法

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