JPH0246707B2 - Shijonokorakudosokuteisochi - Google Patents

Shijonokorakudosokuteisochi

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JPH0246707B2
JPH0246707B2 JP81385A JP81385A JPH0246707B2 JP H0246707 B2 JPH0246707 B2 JP H0246707B2 JP 81385 A JP81385 A JP 81385A JP 81385 A JP81385 A JP 81385A JP H0246707 B2 JPH0246707 B2 JP H0246707B2
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roller
weight
tension roller
tension
pulley
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Toshihiko Oka
Takao Sano
Masashi Ogasawara
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H13/00Other common constructional features, details or accessories
    • D01H13/32Counting, measuring, recording or registering devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は、交絡の付与されたマルチフイラメン
ト糸条の交絡度測定装置に関するものである。
{従来の技術} マルチフイラメント糸条に集束性を付与する手
段として、撚に代えて糸条の構成単糸同志に交絡
を与えるようにしたものがある。このようなマル
チフイラメント糸条の交絡は圧縮空気などの加圧
流体の乱流中で処理することにより簡単に得られ
ることから、繊維製造業界では広く採用されるよ
うになつてきている。そして、このような交絡に
よる集束性の大きさを表すために、交絡度という
尺度が一般に広く使われている。
この交絡度測定方法は種々提案されているが、
その内でも米国のデユポン社が提案したいわゆる
フツクドロツプ法によるものは最もポピユラーで
あるのみならず、その交絡部のピツチ(開繊長)
や交絡部強度を知る上で最も優れたものの一つと
されている。
そこで、このようなフツクドロツプ法による交
絡度を、その測定工数を低減させるという見地か
ら、マニユアルによらず自動的に行なうようにし
たものが、米国特許第3290932号明細書、あるい
は特開昭52−53049号公報などに提案されている。
{発明が解決しようとする問題点} しかしながら、これら従来の交絡度の自動測定
法を精度良く行なおうとすると、性能の良い高価
な張力計が必要で、コスト上不利になるばかりで
なく、張力計のドリフト等による誤差が発生する
という問題を有していた。
一方、張力計を必要としない方法が、特開昭58
−115170号公報に提案されている。
しかしながら、この方法によると、電磁石を内
臓したフツク付き重錘の下方で、かつフツク付き
重錘の上下方向の移動を妨げない位置に磁性体か
らなる重錘を待機させておく必要があり、装置の
長大化は避けられず、さらにマルチフイラメント
糸条の交絡部のピツチ(開繊長)の変化に応じて
フツク付き重錘の静止位置が変化するにも係わら
ず、フツク付き重錘に接触せずに、かつ、電磁石
の吸引力の及ぶ範囲内に、磁性体からなる重錘を
停止させることは、2個のフツク付き重錘が滑車
を介して宙吊りの状態でバランスしており、いず
れか一方のフツク付き重錘に下方から上昇してき
た磁性体からなる重錘が衝突すると、その反動で
フツク付き重錘がバランスを崩して磁力の及ばな
い位置まで上昇してしまい、非磁性体からなる重
錘をフツク付き重錘に吸着できないという重大な
欠点があつた。
本発明の目的は、上記の如き従来技術の欠点を
解消せんとするものであり、張力計を全く必要と
せず、かつ精度の高い交絡度を測定し得る糸条の
交絡度測定装置を提供せんとするものである。
{問題点を解決するための手段} 上記の目的を達成する本発明による糸条の交絡
度測定装置は、 (イ) 正逆転駆動手段を伴うフイードローラと、回
転量を検出する回転量検出器が設けられた回転
自在の滑車と、駆動手段を伴う糸送り出しロー
ラとをこの順序に配置せしめ、 (ロ) 上記フイードローラと滑車との間に掛け渡さ
れた交絡マルチフイラメント糸条に対して移動
可能に懸垂され、かつ重錘が取り付けられた第
1のテンシヨンローラを配置し、 (ハ) 上記滑車と糸送り出しローラとの間に掛け渡
された糸条に対して移動可能に懸垂され、かつ
重錘が取り付けられた第2のテンシヨンローラ
を配置し、 (ニ) 前記滑車と、第1のテンシヨンローラもしく
は第2のテンシヨンローラとの間に掛け渡され
たマルチフイラメント糸条に対して突き刺し可
能に進退自在に針状物を配置し、 (ホ) 前記第1のテンシヨンローラおよび第2のテ
ンシヨンローラのそれぞれに補助重錘を付加す
る手段を設け、 (ヘ) 上記第1および第2のテンシヨンローラの移
動位置を検知する手段をそれぞれ設け、 (ト) 上記第1のテンシヨンローラの移動位置検知
手段と前記フイードローラの正逆回転駆動手段
とを連結せしめると共に、 (チ) 上記第2のテンシヨンローラの移動位置検知
手段と前記糸送り出しローラの駆動手段とを連
結せしめたことを特徴とするものである。
以下、本発明を、本発明の一実施例を示す図面
に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る交絡度測定装置の一実
施例を示す概略図である。
第1図において、1は測定サンプルとなる交絡
が付与されたマルチフイラメント糸条Yが巻かれ
たパツケージであり、このパツケージ1からマル
チフイラメント糸条Yの一定長がフイードローラ
2,2′により引き出され、最終的に巻取ローラ
4に巻取られるようになつているが、このフイー
ドローラ2,2′と巻取ローラ4との間に交絡度
の測定域が設けられている。
上記フイードローラ2,2′と巻取ローラ4と
の間の測定域には、滑車3が回動自在に設けら
れ、さらに、フイードローラ2,2′と該滑車3
との間には、第1のテンシヨンローラ16が設け
られ、一方、滑車3と巻取ローラ4との間には第
2のテンシヨンローラ16′が設けられている。
したがつて、フイードローラ2,2′より供給
されたマルチフイラメント糸条Yは、第1のテン
シヨンローラ16を介して滑車3に巻回され、次
いで第2のテンシヨンローラ16′を介して巻取
ローラ4に巻取られるようになつている。
そして滑車3と第2のテンシヨンローラ16′
との間の糸道には、針状物5が配置されている。
該針状物5は、マルチフイラメント糸条Yの走行
方向に対して略直行する方向に、マルチフイラメ
ント糸条Yに突き刺さる位置と、該マルチフイラ
メント糸条Yから抜け出る位置とに進退移動可能
に、図示されない駆動装置によつて駆動される。
一方、フイードローラ2には、このフイードロ
ーラ2の周速度を変更し、かつ該フイードローラ
2の回転方向を変更するためのモータ6が連結さ
れている。
また、巻取ローラ4には、この巻取ローラ4の
周速度を変更するための速度制御可能なモータ7
が連結されている。
さらに、滑車3には、この滑車3の回転量を検
出するための検出器として、ロータリーエンコー
ダ8が連結されている。このロータリーエンコー
ダ8により検出された検出信号は、マイクロコン
ピユータの記憶回路および演算回路により処理さ
れ、その演算結果を出力装置に出力するようにな
されている。
テンシヨンローラ16,16′の回転軸15,
15′は、軸9,9′を支点とするアーム11,1
1′に回転自在にされ、かつ糸条の走行方向に揺
動可能に支承されており、さらに該回転軸5,
5′には重錘17,17′が着脱自在に嵌合されて
いる。
さらに、軸9,9′には、アーム11,11′の
他に補助アーム12,12′が回転自在に設けら
れている。そして、該補助アーム12,12′の
先端には、それぞれピン13,13′が取付けら
れており、このピン13,13′には、補助重錘
14,14′が着脱自在に嵌合されている。
該補助重錘14,14′は、通常、軸20,2
0′を支点として図示されない駆動装置によつて
回転駆動されるストツパ10,10′により、ピ
ン13,13′を介して支えられている。
さらにまた、ストツパ10,10′を回動駆動
させて、上記補助重錘14,14′の支持を解除
したときには、該補助重錘はテンシヨンローラ1
6,16′のアーム11,11′に載置され、重錘
17,17′の重量に加えてさらに該補助重錘の
重量負荷がかかるようになつている。
マルチフイラメント糸条Yの交絡度を測定する
際、前記した如く、マルチフイラメント糸条Y
は、フイードローラ2と滑車3との間でテンシヨ
ンローラ16を懸垂するように巻回され、さらに
滑車3と巻取りローラ4との間でテンシヨンロー
ラ16′を懸垂するように巻回される。そのため、
第1および第2のテンシヨンローラ16,16′
は、フイードローラ2と巻取りローラ4との間に
あるマルチフイラメント糸条Yの長さが変動する
と上下に移動する。あるいはまた、第1および第
2のテンシヨンローラ16,16′を支持してい
るアーム11と11′に作用する力に差が生じる
と、テンシヨンローラ16,16′およびアーム
11,11′は互いに反対方向に移動する。
このアーム11,11′の位置を検出する検出
器として光電スイツチ18,19および18′,
19′がアーム11,11′後端位置に設けられて
いる。光電スイツチ18および18′は、アーム
11および11′のテンシヨンローラ16,1
6′が第1図で示した位置CとDの範囲内にある
とき、検出信号を出し、光電スイツチ19および
19′はアーム11及び11′のテンシヨンローラ
16,16′が第1図で示した位置AとBの範囲
内にあるとき、検出信号を出すように設けられて
いる。
前記補助アーム12,12′は、この補助アー
ム12,12′から補助重錘14,14′だけを取
外したとき、軸9,9′を支点にし回転モーメン
トが0となるように重量調整がなされている。
同様に、前記アーム11,11′は、このアー
ムから重錘17,17′だけを取外したとき、軸
9,9′を支点にした回転モーメントが0となる
ように重量調整がなされている。
重錘17と17′は互いに同一重量であり、ま
た補助重錘14と14′も同様に同一重量のもの
が装着されている。この重錘17,17′及び補
助重錘14,14′の重量(W1)及び(W2)は、
マルチフイラメント糸条Yのトータルデニール(D)
とフイラメント数(F)より定められる。
例えば、 T1=D/10 ……(1) T2=2×D/F ……(2) W1=2×T1 ……(3) W2=2×T2×(R/r) ……(4) D;トータルデニール F;フイラメント数 T1;プリテンシヨン T2;トリツプテンシヨン R;テンシヨンローラの回転半径 r;補助重錘の重量がアームに作用する作用点の
回転半径 W1;重錘の重量 W2;補助重錘の重量 この式から明らかなように、測定するマルチフ
イラメント糸条Yの種類によつて、重錘17,1
7′および補助重錘14,14′の重量W1および
W2が異なつてくる。従つて、測定するマルチフ
イラメント糸条Yの種類に応じた重量の重錘およ
び補助重錘がそれぞれ必要な数だけ準備されてい
る。
{作用} さて、上記した交絡度測定装置により、マルチ
フイラメント糸条Yの交絡度を測定する場合、次
のように行なえる。
まず、測定するマルチフイラメント糸条Yの種
類に対応する重錘17,17′と補助重錘14,
14′とを、回転軸15,15′とピン13,1
3′に装着する。次いで、パツケージ1から引出
されたマルチフイラメント糸条Yをフイードロー
ラ2、第1のテンシヨンローラ16、滑車3、第
2のテンシヨンローラ16′の順に巻回して最後
に巻取りローラ4に巻付ける。
次に、測定開始スイツチをONさせると、パツ
ケージ1からマルチフイラメント糸条Yがフイー
ドローラ2により、高速側の一定速度で引き出さ
れる。引き出されたマルチフイラメント糸条Y
は、アーム11,11′の位置を検出する光電ス
イツチ18,19および18′,19′の検出信号
により、一定張力T1となるように巻取ローラ4
で速度コントロールされながら巻取られる。
一定長のマルチフイラメント糸条Yが引き出さ
れると、フイードローラ2の速度は低速側に切り
替えられ、先の場合と同様、一定張力T1で巻取
ローラ4に巻取られる。一定長巻取られると、フ
イードローラ2および巻取りローラ4は停止す
る。
次いで、光電スイツチ18,19および18′,
19′の検出信号により、フイードローラ2およ
び巻取りローラ4は、正または逆方向に回転し、
アーム11,11′に取付けられた各テンシヨン
ローラ16,16′はBの位置へ移動される。
次に、第2図Aに示すように、針状物5は、駆
動装置により駆動されてマルチフイラメント糸条
Yを突き刺す。
針状物5が突き刺し位置まで突き出ると、この
突き刺し位置を検出するリミツトスイツチが働
き、検出された検出信号は、マイクロコンピユー
タの記憶回路に送られ、第2図Bに示す移動距離
lの測定開始信号として記憶される。
次に、第1図で右側に示すストツパー10′が
駆動装置により駆動されて下降すると、補助重錘
14′は自重により下降し、ピン13′を介してア
ーム11′に支持される。その結果、第2のテン
シヨンローラ16′には、アーム11′を介して補
助重錘14′の重量分W2×(r/R)が、重錘1
7′に加えられ、第1のテンシヨンローラ16の
間に重量差が生じる。この重量差により、第2の
テンシヨンローラ16′は下降し、同時に第2図
Bで示すように、マルチフイラメント糸条Yの下
降と共に上部交絡点Ycも下降する。そして、マ
ルチフイラメント糸条Yは、上部交絡点Ycが針
状物5に達するまでの距離lの移動を行なつて停
止する。
この移動距離lが大きい場合、あるいは交絡点
Ycの交絡強度が前記の式(2)、(4)で定められる規
定値より弱い場合、アーム11′は下降し、アー
ムの位置Cに達すると、光電スイツチ18′の検
出信号により巻取ローラ4の駆動モータ7が作動
し、マルチフイラメント糸条Yは、巻取ローラ4
に巻取られる。この巻取りは、マルチフイラメン
ト糸条Yの上部交絡点Yc、あるいは、さらに上
方の交絡点Ycが針状物5に係止され、アーム1
1′がアームの位置Bに復帰するまで続けられる。
アーム11′がアームの位置Bに達すると、光電
スイツチ19′の検出信号により、駆動モータ7
が停止し、巻取ローラ4は巻い取りを停止され
る。この検出信号は、マイクロコンピユータに送
られ、前記移動距離lの測定終了信号と、第2図
Cに示す移動距離Lの測定開始信号として記憶さ
れる。
一方、マルチフイラメント糸条Yの交絡点Yc
の移動距離lは、滑車3の回転量に換算され、ロ
ータリーエンコーダ8を介してマイクロコンピユ
ータに送られ、記憶される。
次に、右側のストツパ10′は駆動装置により
駆動されて元の位置へ復帰される。このストツパ
10′の復帰に伴い補助重錘14′も元の位置へ復
帰させられる。
次いで、左側のストツパ10が駆動装置により
駆動されて下降する。このストツパ10の下降に
伴い補助重錘14も下降し、該補助重錘14はピ
ン13を介してアーム11に支持される。
その結果、第1のテンシヨンローラ16には、
アーム11を介して補助重錘14の重量分W2×
(r/R)が重錘17に加えられ、第1、第2の
テンシヨンローラ16,16′に重量差が生じる。
この重量差により、第1のテンシヨンローラ16
は下降し、同時に第2図Cで示すように、マルチ
フイラメント糸条Yの下部交絡点Ydが上昇し、
下部交絡点Ydは針状物5に達するまでの距離L
の移動を行なつて停止する。
この移動距離Lが大きい場合、あるいは下部交
絡点Ydの交絡強度が前記の式(2)、(4)で定められ
る規定値より弱い場合、アーム11は下降し、ア
ームの位置Cに達すると、マルチフイラメント糸
条Yは光電スイツチ18の検出信号により、フイ
ードローラ2の駆動モータ6を逆回転せしめ、パ
ツケージ1の方向へフイードローラ2で巻き戻さ
れる。この巻き戻しは、マルチフイラメント糸条
Yの交絡点Yd、あるいは、さらに下方の交絡点
Ydが針状物に係止され、アーム11がアームの
位置Bに復帰するまで続けられる。アーム11が
アームの位置Bに達すると、光電スイツチ19の
検出信号により、フイードローラ2は巻き戻しを
停止される。この検出信号は、マイクロコンピユ
ータに送られ、前記移動距離Lの測定終了信号と
して記憶される。一方、マルチフイラメント糸条
Yの交絡点Ydの移動距離Lは、滑車3の回転量
に換算され、ロータリエンコーダ8を介してマイ
クロコンピユータに送られ、記憶される。上述の
操作は、必要によりn回繰返して行なわれ、その
結果、得られた上記L、lの値はマイクロコンピ
ユータの記憶回路に記憶される。これらのL、l
のデータは、それぞれ演算回路において平均値
Lav、lavに演算され、かつその交絡度100/
Lav、100/lavも演算され、出力装置から出力さ
れる。Lに基づく交絡度およびlに基づく交絡度
は、いずれもそれぞれ交絡度を表わすものである
が、この場合、Lを基準とするものは、交絡部間
を正確に測定した開繊長による交絡度を示すもの
であるため、lを基準とするものに比べて、その
マルチフイラメント糸条の交絡強度をより正確に
表示することができる特徴がある。
上記の実施態様において、フイードローラ2と
してニツプローラを用いたが、ローラ2上で糸条
の滑りがない場合はニツプ式でなくてもよい。ま
た、巻取ローラ4の代りに糸の引き出しローラを
使用してもよく、要は交絡度測定域から糸条を取
出す糸送りローラであればよい。さらに、針状物
の設置位置は滑車と第2フイードローラとの間以
外に、第1フイードローラと滑車との間に設置し
てもよい。
{効果} 上述のように、本発明の測定装置によれば、従
来装置のように、高性能の引力計を何等必要とす
ることなく、またマルチフイラメント糸条の交絡
部ピツチが大きかつたり、交絡部強度が規定値よ
りも小さい交絡部が混入していても、測定装置を
長大化する必要がなく、フツクドロツプ法による
精度の高い交絡度を自動的にかつ簡単に測定する
ことができるという作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る交絡度測定装置の一実施
例を示す概略図である。第2図A,B,C図は本
発明装置における針状物のマルチフイラメント糸
条に対する作用説明図である。 図面中の符号の説明、2,2′……フイードロ
ーラ、3……滑車、4……巻取ローラ、5……針
状物、8……ロータリエンコーダ、11,11′
……アーム、12,12′……補助アーム、14,
14′……補助重錘、16,16′……重錘。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 正逆回転駆動手段を伴うフイードローラ
    と、回転量を検出する回転量検出器が設けられ
    た回転自在の滑車と、駆動手段を伴う糸送り出
    しローラとをこの順序に配置せしめ、 (ロ) 上記フイードローラと滑車との間に掛け渡さ
    れた交絡マルチフイラメント糸条に対して移動
    可能に懸垂され、かつ重錘が取り付けられた第
    1のテンシヨンローラを配置し、 (ハ) 上記滑車と糸送り出しローラとの間に掛け渡
    された糸条に対して移動可能に懸垂され、かつ
    重錘が取り付けられた第2のテンシヨンローラ
    を配置し、 (ニ) 前記滑車と、第1のテンシヨンローラもしく
    は第2のテンシヨンローラとの間に掛け渡され
    たマルチフイラメント糸条に対して突き刺し可
    能に進退自在に針状物を配置し、 (ホ) 前記第1のテンシヨンローラおよび第2のテ
    ンシヨンローラのそれぞれに補助重錘を付加す
    る手段を設け、 (ヘ) 上記第1および第2のテンシヨンローラの移
    動位置を検知する手段をそれぞれ設け、 (ト) 上記第1のテンシヨンローラの移動位置検知
    手段と前記フイードローラの正逆回転駆動手段
    とを連結せしめると共に、 (チ) 上記第2のテンシヨンローラの移動位置検知
    手段と前記糸送り出しローラの駆動手段とを連
    結せしめたことを特徴とする糸条の交絡度測定
    装置。
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