JPH0246313B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246313B2 JPH0246313B2 JP56205532A JP20553281A JPH0246313B2 JP H0246313 B2 JPH0246313 B2 JP H0246313B2 JP 56205532 A JP56205532 A JP 56205532A JP 20553281 A JP20553281 A JP 20553281A JP H0246313 B2 JPH0246313 B2 JP H0246313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- plate
- longitudinal direction
- side plate
- long
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/0026—Arc welding or cutting specially adapted for particular articles or work
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、長尺な筒の溶接方法に関する。第
1図に示した長尺な筒Aは、クレーンのブーム筒
を示すが薄板の長尺な側板1,1′の上下縁a,
bに夫々上下板3,4を配設してなり、これら側
板1,1′と上下板3,4は溶接線P1,P2,P3,
P4で示した通りに溶接されている。そしてこの
溶接に際しては、側板1′を上下板3,4に対し
てクランプ(仮付け等)した状態にした後に、側
板1を上下板3,4に溶接線P1,P2にて示した
とおり同時に溶接を行う。続いて側板1′を上下
板3,4に溶接線P3,P4にて示したとおりに同
時に溶接を行うものであるが、この溶接時には溶
接部での母材及び溶着金属の凝固時の収縮に伴い
側板1,1′の長手方向に波状の歪が生じる。こ
の歪現象を側板1について詳しく述べれば次のよ
うになる。すなわち、側板1のうち、溶接線P1,
P2の箇所及びその近傍では部材自身の収縮現象
が起きるが、溶接線P1,P2から離隔した中央部
においては、そこの部材自身は熱影響を受けない
ために収縮せず、上記収縮現象に伴い長手方向の
圧縮力を受けるものであるために長手方向に波状
の歪が生じるものである。
1図に示した長尺な筒Aは、クレーンのブーム筒
を示すが薄板の長尺な側板1,1′の上下縁a,
bに夫々上下板3,4を配設してなり、これら側
板1,1′と上下板3,4は溶接線P1,P2,P3,
P4で示した通りに溶接されている。そしてこの
溶接に際しては、側板1′を上下板3,4に対し
てクランプ(仮付け等)した状態にした後に、側
板1を上下板3,4に溶接線P1,P2にて示した
とおり同時に溶接を行う。続いて側板1′を上下
板3,4に溶接線P3,P4にて示したとおりに同
時に溶接を行うものであるが、この溶接時には溶
接部での母材及び溶着金属の凝固時の収縮に伴い
側板1,1′の長手方向に波状の歪が生じる。こ
の歪現象を側板1について詳しく述べれば次のよ
うになる。すなわち、側板1のうち、溶接線P1,
P2の箇所及びその近傍では部材自身の収縮現象
が起きるが、溶接線P1,P2から離隔した中央部
においては、そこの部材自身は熱影響を受けない
ために収縮せず、上記収縮現象に伴い長手方向の
圧縮力を受けるものであるために長手方向に波状
の歪が生じるものである。
そして、この波状の歪を取り除くために従来
は、溶接後ハンマー打ち作業あるいは加熱作業の
手作業を要するものであつた。
は、溶接後ハンマー打ち作業あるいは加熱作業の
手作業を要するものであつた。
本件発明は、上記手作業を可及的に減少させた
新規な長尺な筒の溶接方法を提供するものであ
る。
新規な長尺な筒の溶接方法を提供するものであ
る。
第2図においては、Q1,Q2は、側板1の中央
部の長手方向に行つた捨て溶接の溶接線を示す。
そして溶接線P1とQ1間、溶接線Q1とQ2間、溶接
線Q2とP2間は略等間隔となるようにしている。
そしてこれらの溶接は、同時に行うものである。
部の長手方向に行つた捨て溶接の溶接線を示す。
そして溶接線P1とQ1間、溶接線Q1とQ2間、溶接
線Q2とP2間は略等間隔となるようにしている。
そしてこれらの溶接は、同時に行うものである。
このように同時に、溶接線P1,Q1,Q2,P2で
示された箇所の溶接が行なわれると側板1は中央
部においてもそこの部材自身の収縮現象が起きる
ために前記した波状の歪が生じることがないとい
う効果を奏するものである。尚、以上の実施例で
は捨て溶接が2条の場合を示したが1条でも効果
はあり更に3条以上にすれば一層効果があること
勿論である。更に、側板1の中央部に当該側板1
の長手方向に沿う溶接線をもつて溶接される補強
材を設けるものにあつても、当該補強材の溶接
を、側板1の上下の溶接と共に行うようにすれば
よいこと勿論である。
示された箇所の溶接が行なわれると側板1は中央
部においてもそこの部材自身の収縮現象が起きる
ために前記した波状の歪が生じることがないとい
う効果を奏するものである。尚、以上の実施例で
は捨て溶接が2条の場合を示したが1条でも効果
はあり更に3条以上にすれば一層効果があること
勿論である。更に、側板1の中央部に当該側板1
の長手方向に沿う溶接線をもつて溶接される補強
材を設けるものにあつても、当該補強材の溶接
を、側板1の上下の溶接と共に行うようにすれば
よいこと勿論である。
また本件発明では、クレーンのブーム筒を例と
して説明したがブーム筒以外の長尺筒においても
本件発明を適用し得ること勿論である。
して説明したがブーム筒以外の長尺筒においても
本件発明を適用し得ること勿論である。
第1図は、長尺な筒の従来の溶接についての説
明図、第2図は本発明の溶接についての説明図で
ある。 A:筒、1′,1′:側板(板)、3:上板
(板)、4:下板(板)、Q1,Q2:捨て溶接線。
明図、第2図は本発明の溶接についての説明図で
ある。 A:筒、1′,1′:側板(板)、3:上板
(板)、4:下板(板)、Q1,Q2:捨て溶接線。
Claims (1)
- 1 複数の長尺な板からなり各板の長手方向の両
端縁部を夫々これに接する板の縁部に溶接して形
成した中空の長尺な筒の溶接方法であつて、前記
長尺な板の長手方向の両端縁部をこれに接する板
の縁部に溶接する際し、これら2条の溶接を同時
的に進行させると共に、この溶接の進行にあわせ
て板中央部に当該板の長手方向に沿つて捨て溶接
又は、この板中央部に当該板の長手方向に沿う溶
接線をもつて溶接される補強材の溶接を行うよう
にしたことを特徴とする長尺な筒の溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20553281A JPS58107276A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 長尺な筒の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20553281A JPS58107276A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 長尺な筒の溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58107276A JPS58107276A (ja) | 1983-06-25 |
JPH0246313B2 true JPH0246313B2 (ja) | 1990-10-15 |
Family
ID=16508439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20553281A Granted JPS58107276A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 長尺な筒の溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58107276A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002210584A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ボックス柱製作方法 |
JP2007106286A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 作業機械のキャブ |
CN102489939B (zh) * | 2011-11-24 | 2013-07-10 | 吕传水 | 一种起重机主梁的生产工艺 |
JP6392675B2 (ja) * | 2015-01-26 | 2018-09-19 | ファナック株式会社 | 射出成形機の機台 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123382A (ja) * | 1974-08-16 | 1976-02-24 | Teijin Ltd | |
JPS5347061U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-21 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5853345Y2 (ja) * | 1979-03-12 | 1983-12-05 | 住友重機械工業株式会社 | 油圧シヨベル等のブ−ムの構造 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20553281A patent/JPS58107276A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5123382A (ja) * | 1974-08-16 | 1976-02-24 | Teijin Ltd | |
JPS5347061U (ja) * | 1976-09-25 | 1978-04-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58107276A (ja) | 1983-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US1770932A (en) | Method of strengthening structural members under load | |
JPH0246313B2 (ja) | ||
JPH0449328A (ja) | 鉄骨柱の柱脚構造 | |
US3986784A (en) | Weldment | |
JP3166338B2 (ja) | 船殻のロンジ取付方法 | |
JPH05179661A (ja) | 鋼管杭頭部結合用鋼材 | |
JP2745998B2 (ja) | 橋梁用箱桁の製造方法 | |
JP3446734B2 (ja) | 鉄筋の突合せスタッド溶接方法及びその装置 | |
RU1787095C (ru) | Способ ремонта конструкций с трещинами | |
JP2756016B2 (ja) | 棒材の曲部継手方法 | |
JPH1024394A (ja) | 縦骨材付きパネル及び縦骨材付きパネルの連結接合部並びにその連結接合部を有する縦骨材付きパネルの連結接合体 | |
JPS5847944B2 (ja) | 皮材と骨材の継手溶接方法 | |
JPH0663756A (ja) | T形継手パネルの溶接歪防止法 | |
JPH01154947A (ja) | 鉄筋結合治具 | |
JP2908658B2 (ja) | 角型鋼管柱と梁の仕口構造 | |
JPH0742898A (ja) | 補強材の製造方法 | |
JP2720765B2 (ja) | 鉄筋の突合せ溶接方法 | |
JPH0518046A (ja) | コンクリート床用溶接金網の敷き込み方法 | |
JPH0466273A (ja) | ビルトアップ形鋼の製作方法 | |
JPS61215892A (ja) | パイプロツク方法 | |
JPH0449329A (ja) | 鉄骨柱の柱脚構造 | |
JP2557135B2 (ja) | コンクリート構造物の火災後の補修方法 | |
JPS61126986A (ja) | 鉄筋の圧接方法 | |
JPH10156585A (ja) | 形鋼の目違い矯正装置 | |
JPH058033A (ja) | 鉄骨構造における溶接接合法 |