JPH0246082A - Ｃｃｔｖ装置における課金表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はセンターに対して多数の端末装置がケーブル
を介して接続され、センターより映像信号を端末に対し
て送出するようにしたＣＣＴＶ　（クローズド・サーキ
ットＴＶ）装置に関するものであり、特に各端末装置に
おいて、端末側で使用された有料機器或は有料テレビ番
組に対する課金情報（料金明細）を各端末毎のテレビジ
ョン受像機において視認できるようにした課金表示シス
テムに関するものである。

〔従来の技術〕

一般にＣＣＴＶ装置はホテル等に利用され、端末側、す
なわちホテルの各室で例えば有料のテレビ番組を視聴し
た際には、その視聴時間に応じてセンター側のコンピュ
ータが課金データを蓄積し、例えばチエツクアウト時に
宿泊料金と共に課金デ−タをプリントアウトさせて料金
の精算を行なうようなシステムに成されている。

しかしながら従来のシステムによると、宿泊料金以外の
有料テレビ番組の視聴料金、各室の冷蔵庫又はレストラ
ンにおける飲食料金、或はゲームソフトの使用料金等の
情報は把握し難く、チエツクアウト時に初めてその詳細
が判明するというのが現状である。

［発明の目的］ この発明は予め客室内で課金状況（料金明細）を知りた
い場合にはリクエスト釦を操作することにより、テレビ
ジョン受像機にその明細が表示できるようにしたＣＣＴ
Ｖ装置を提供しようとするものであり、特に多数の端末
からのリクエストに対して高速度に課金状況を伝送でき
るようにすることを目的とする。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成するために、この発明においては、端
末装置におけるリクエスト釦の操作を受けることにより
、センター側のコンピュータはその端末における課金デ
ータを集計し、データ信号として端末側に送出し、一方
センターより固定画面を特定なチャンネルに乗せて端末
に送出し、端末側において固定画面上にデータ信号から
得られる数字情報をスーパインポーズさせるようにした
点に特徴を有する。

〔実施例〕

以下、この発明を第１図に示した実施例に基づいて説明
する。

このシステムはセンターＡに対して例えばホテルの各室
に設けられた数百の端末Ｂが幹線ケーブルＣを介して結
ばれている。センターＡからは幹線ケーブルＣが引き出
されてあり、幹線ケーブルＣの所定個所に設けられた分
岐器りより引き出されたドロップケーブルＣ′に対し各
端末Ｂが接続されている。

前記センターＡには屋外アンテナ１より得られたオンエ
アー信号を周波数変換して端末側に送出すると共にビデ
オテープレコーダやビデオディスク再生器（図示せず）
から得られた映像信号を端末側に送出するヘッドエンド
２が有る。このヘッドエンド２には各端末Ｂとセンター
コンピュータ３とのデータを交換するモデム４が接続さ
れている。

前記センターコンピュータ３には、電話モデム５．６を
介して各室の料金集計を行なっているホストコンピュー
タ７が接続されている。

これらのセンターコンピュータ３、ホストコンピュータ
７は主に各室での有料番組の視聴料金、有料機器の使用
料金等のデータを蓄積し、各端末から料金の問い合せを
受けた際には、各端末毎に集計して個別にデータを送出
する機能を司どるものである。

そして前記センターＡにはさらにパーソナルコンピュー
タ８が備えられ、このパーソナルコンピュータ８は特定
な固定画面を作るためのキャラクタジェネレータとして
利用され、そのキャラクタ出力は変調器９によって特定
なテレビジョンチャンネルに変調されている。その変調
出力はヘッドエンド２に導かれ、ヘッドエンド２によっ
て作られる前記オンエアーの再送信出力、ビデオディス
ク等の映像信号と共にケーブルＣに送出される。

一方端末装置Ｂは各室に設置された端末ボックス１０と
このボックス１０にケーブル１１で接続されたテレビジ
ョン受像ｍ１２を基本構成としている。

この端末ボックス１０には、商用電源を導入する電源線
１３およびテレビジョン受像機１２の電源線１４へ電源
を供給するＡＣアウトレットが備えられている。さらに
この端末ボックス１０には、コンピュータゲーム機１５
を接続するために、コンピュータゲーム機１５の電源線
１６へ電源を供給するためのＡＣアウトレフト並びにゲ
ームａ１５との信号を交信するケーブル１７が接続され
ている。又室内に設置されたエアコン１８のオン・オフ
をセンターＡ側において制御するための信号線１９、室
内の冷蔵庫２０における使用料金をセンターＡ側に伝達
する信号線２１が導出されている。

さらに端末ボックス１０からはビデオ信号ライン２２、
左右の音声信号ライン２３が導出され、これらはコント
ローラ２４に導入されており、このコントローラ２４は
ビデオ信号が存在する場合には端末ボックス１０からも
たらされるテレビ音声信号を音声増幅器２５に導出し、
ビデオ信号が検出されない場合には、例えば有線放送レ
シーバ２６よりもたらされるオーディオ信号を前記音声
増幅器２５に導出する。又コントローラ２４は必要に応
じてテレビ映像のベースバンド信号を前記テレビジョン
受像機１２に供給できるようにケーブル２７も導出され
ている。

前記音声増幅器２５には端末ボックス１０よりボリュー
ムコントロール信号を導入するコントロール線２８が接
続されており、端末ボックス１０側におけるボリューム
操作によってスピーカ２９に与える音量が可変できるよ
う成されている。

なお前記端末ボックス１０にリモートコントローラ３０
が付属しており、このリモートコントローラ３０には端
末ボックスｌＯにおいて操作できる殆んどの機能の操作
が可能となるよう成されている。

第２図は前記した端末ボックス１０の構成を示したブロ
ック図である。

すなわちドロップケーブルＣ′を介して伝送された映像
信号（９１，２５〜４５０Ｍ）ｌｚ　）は分岐器３１を
介してＲＦアンプ３２に入り、ミキサー３３に印加され
る。このミキサー３３には電圧制御発振器３４、プリス
ケーラ３５、プログラマブルデバイダ３６、クリスタル
オシレター３７、ローパスフィルタ３８より成るフェー
ズロックループ（ＰＬＬ）が接続されている。

このＰＬＬは第１０−カル発振器を構成しており、ここ
で選択された中間周波出力は中間周波フィルタ３９、ス
イッチ４０．４１を介して第２のミキサー４２に印加さ
れる。

第２ミキサー４２に印加されたテレビ信号は第２ミキサ
ー４２に接続された第２０−カル発振器４３からの信号
によりＲＦ空チャンネルに変換され、テレビジョン受像
機１２への出力ライン１１に送出される。

一方ケーブルＣ′からもたらされる下りデータ信号（７
，５ＭＨｚ　）は分岐器３１を介してデータ受信機４４
に印加され、下りＦＳＫ信号が復調されて演算制御回路
４５にもたらされると共に、その信号の一部はキャラク
タジェネレータ４６にも印加される。

又４７はデータ送信機であり、この送信機４７は有料の
テレビ番組を受像した場合、ゲーム機１５を利用した場
合、或は冷蔵庫２０に収納されている飲物等を取り出し
た場合等において、端末のアドレスコードと共に利用料
金のデータをセンターＡに対し４４ＭｆｌｚのＰＳＫ変
調出力によって送信するものである。

なお４８は操作キーボードであり、ここには端末系主要
部の電源オンオフを制御するパワー制御釦４９、テレビ
ジョン受像チャンネルを選択するチャンネルセレクト釦
５０、音量の大小を制御するボリューム操作釦５１、端
末における使用料金の送出を要求するためのビル（Ｂｉ
ｌｌ　）リクエスト釦５２等が配置され、演算制御回路
４５を介して選局メモリ５３、データ送信機４７或はス
イッチドライブ回路５４にその情報が印加されるよう構
成されている。

以上の構成において、先ず端末装置Ｂにおいてチャンネ
ルセレクト釦５０をブツシュ操作して好みのテレビチャ
ンネルを選択すると、演算制御回路４５は選局メモリ５
３に対して選局チャンネル情報を送出する。選局メモリ
５３はそのチャンネル情報を受けて選局されたチャンネ
ルに対応するデバイダ係数をプログラマブルデバイダ３
６に与え、前記ＰＬＬより成る第１０−カル発振器を動
作せしめ、希望のチャンネルに選局する。

又、演算制御回路４５からはデータ送信機４７に対して
選択されたチャンネル情報が送出され、データ送信機４
７は端末のアドレスコードと共にチャンネル情報をセン
ターＡに送出する。

演算制御回路４５には前記したとおり、各室に設置され
たコンピュータゲーム機１５、冷蔵庫２０の利用状態を
検知する信号線１７．２１が接続されており、これらの
有料機器の使用によっても同様に端末のアドレスコード
と共に課金情報をセンターＡに送出する。

一方センターＡ側に設置されたセンターコンピュータ３
は端末で視聴されているテレビ番組が有料であるか無料
であるかを判断し、もし有料であるならばその視聴料金
を時間単位毎に演算し、モデム５，６を介して各端末毎
の課金情報をホストコンピュータ７に蓄積する。

同様に、このホストコンピュータ７は各端末で使用した
有料機器の課金情報も蓄積する。

ここで、この発明の特徴としての課金表示（会計明細表
示）システムの作用について説明する。

先ず端末Ｂ側でホテルの宿泊料を含む有料テレビ番組の
視聴料金、或は有料機器の使用料金を知りたい時にはビ
ルリクエスト釦５２を操作する。

ビルリクエスト釦５２が操作されると、演算制御回路４
５は端末のアドレスと共にリクエスト釦が操作されたこ
とをデータ送信機４７を介してセンターＡに送出する。

センターＡではモデム４を介してセンターコンピュータ
３が動作し、どの端末がビルリクエストを発信したかを
判断し、リクエストされた端末における会計明細データ
をホストコンピュータ７より取り込む。

これと同時にセンターコンピュータ３はモデム４を介し
てリクエストが有った端末Ｂ側に対し、変調器９の送出
チャンネルに対してチューニングをとらせるためのデー
タ（フォースチューンデータ）を送る。

データ受信機４４を介してフォースチューンデータを受
けた演算制御回路４５は選局メモリー５３にそのデータ
を送り、ＰＬＬによる第１０−カル発振器は特定なチャ
ンネルにチューニングすべくローカル発振周波数にロッ
クする。

すなわち、この時センターＡから送られる第３図に示す
ような固定画面已にチューニングされる。

一方、端末装置Ｂにおいてはビルリクエスト釦５２の操
作に伴ってスイッチドライブ回路５４が制御され、スイ
ッチ４０．４１は図示と逆方向に切換わっており、受信
画像に対してキャラクタジェネレータ４６による画像信
号がスーパインポーズ回路５５によって重畳される状態
になる。

そして、センターＡにおいてはホストコンピュータ７よ
り当該端末の会計明細データがセンターコンピュータ３
に伝達され、センターコンピュータ３は端末アドレスデ
ータと共に一連の課金データを端末Ｂに送信する。従っ
て端末Ｂにおいてはデータ受信機４４を介してキャラク
タジェネレータ４６に課金データが印加され、このキャ
ラクタジェネレータにより構成された数字情報Ｆが第３
図に示すようにスーパインポーズ回路５５によって合成
される。

〔効　果］ 以上の説明で明らかなとおり、この発明によると、各室
における有料テレビ番組の視聴料金或は有料機器の使用
料金をリクエスト釦を操作するのみで各端末のテレビジ
ョン受像機に映し出せるため、サービスの向上に寄与で
きる。

又、比較的伝達情報量の多い固定画面を特定なテレビチ
ャンネルでセンターより送出し、伝達情報量としては比
較的小さな数字情報は下りデータチャンネルにより送出
して端末側でスーパインポーズさせるよう構成している
ため、多数の端末から同時に課金データのリクエストを
受けても比較的速やかにそのデータを再生することがで
きるという特徴を有しており、又固定画面はセンター側
で変更できるため、季節或は時間により、そのデザイン
や配色も自由に変更することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の全体システムを示したブロック図、 第２図はこの発明に使用される端末装置の一例を示した
ブロック図、 第３図は表示画面の一例を示した正面図である。 Ａ・・・センター、Ｂ・・・端末装置、Ｃ・・・幹線ケ
ーブル、Ｄ・・・分岐器、２・・・ヘッドエンド、３・
・・センターコンピュータ、７・・・ホストコンピュー
タ、８・・・パーソナルコンピュータ（キャラクタジェ
ネレータ）、１０・・・端末ボックス、１２・・・テレ
ビジョン受像機、１５・・・コンピュータゲーム機、１
８・・・エアコン、２０・・・冷蔵庫、３０・・・ワイ
ヤレスリモコン、４６・・・キャラクタジェネレータ、
５２・・・ビルリクエスト釦、５５・・・スーパインポ
ーズ回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 センターに対して多数の端末がケーブルを介して接続さ
   れ、センターより映像信号を端末に対して送出するよう
   にしたＣＣＴＶ装置において、前記センターには、各端
   末側において使用した少なくとも有料テレビ番組の課金
   情報を記憶し、端末装置からの課金情報問い合せ要求に
   応じて課金情報を送出するコンピュータと、特定な周波
   数チャンネルに重畳させて固定画面を送出するためのキ
   ャラクタジェネレータとを具備し、 前記端末側には、当該端末で使用した少なくとも有料テ
   レビ番組の課金情報の送出を要求するためのリクエスト
   釦と、このリクエスト釦の操作により前記固定画面上に
   センターより送出された課金情報を画像に変換して重畳
   させるキャラクタジェネレータと、固定画面上に重畳さ
   せたキャラクタジェネレータの出力を映像として映し出
   すテレビジョン受像機とを具備して成るＣＣＴＶ装置に
   おける課金表示システム。