JPH0245947Y2 - - Google Patents

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JPH0245947Y2
JPH0245947Y2 JP1984127776U JP12777684U JPH0245947Y2 JP H0245947 Y2 JPH0245947 Y2 JP H0245947Y2 JP 1984127776 U JP1984127776 U JP 1984127776U JP 12777684 U JP12777684 U JP 12777684U JP H0245947 Y2 JPH0245947 Y2 JP H0245947Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスライドスイツチ、特に組立性に優れ
たスライドスイツチの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
ハウジング内に固定された複数の接点をスライ
ドレバーによつて選択的に切替制御するスライド
スイツチが周知であり、各種の電気機器に広く用
いられている。例えば車両に搭載される各種の電
装機器を制御するためにもこの種のスライドスイ
ツチが各種用いられており、特に車室内環境を最
適に維持するための空気調和装置等に対してはモ
ード切替、温度切替、フアン送風量の切替等のた
めに各種のスライドスイツチが実用化されてい
る。
第5,6図にはこの種の車両用空気調和装置に
好適なスライドスイツチの一例が示されており、
ハウジング10にはリテーナ12がネジ止め固定
されており、このリテーナ12には複数の固定接
点14,16,18が複数個固定配設されてお
り、外部の空気調和装置と接続されている。
そして、ハウジング10内にはコンタクトホル
ダ20が摺動自在に挿入されており、このコンタ
クトホルダ20にはスプリング22を介して可動
接点24が担持され、前記コンタクトホルダ20
の摺動とともに前記各固定接点14〜18を選択
的に接触導通させる。また、コンタクトホルダ2
0には節度ボール22がバネ28の付勢力をもつ
てハウジング10の内壁に押圧するよう設けられ
ており、コンタクトホルダ20の節度が定められ
ている。
そして、前記コンタクトホルダ20には予めス
ライドレバー30が一体に固定されており、外部
に突出したスライドレバー30を摺動操作するこ
とによつて前述したコンタクトホルダ20の摺動
位置を定めることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述した説明から明らかなごとく、従来のスラ
イドスイツチでは、ハウジング10内に収納され
るスライドホルダ20とスライドレバー30とが
インサート成形等によつて一体に固定されていた
ため、スライドスイツチの組立に制約があり、こ
のために、スライドスイツチ自体の構造も大型化
してしまうという問題点を有していた。
すなわち、前述したごとく、コンタクトホルダ
20とこれに固定されてハウジング10の外部に
長く突出するスライドレバー30とは組立前に一
体形成されているので、ハウジング10内にこの
ようなコンタクトホルダ20を組込む際に、ハウ
ジング10には大きな開口部を必要とし、従来に
おいては、ハウジング10とリテーナ12とを別
体に設けて、ハウジング10内にコンタクトホル
ダ20を正しく位置決めした状態でリテーナ12
をハウジング10に対してネジ締め固定する必要
があり、このために、装置が大型化し、また組立
作業性が悪く、特にスライドレバー30が組立て
の邪魔をしがちであるという問題があつた。
また、前記スライドレバー30は各スイツチご
とに車種によつて異なる形状となる場合があり、
このような多種類のスライドスイツチを考慮した
場合には、他の部品は共通しているにも拘らず、
スライドレバー30の長さあるいは形状の相違に
よつて異なる組立手順あるいは組立ラインを必要
とするという問題点も生じており、このような要
因も従来の組立作業性を低下させる大きな原因と
なつていた。
また車両に組込むスライドスイツチの場合、ハ
ウジング10の固定位置と前記スライドレバー3
0の外端位置とは各車種ごとに異なる場合が多
く、このために、前記操作レバー30は長手方向
に沿つて屈曲した構造を有する場合が多いが、こ
のようなスライドレバーに対しては従来において
特にその組立作業性が悪く、またこのスライドレ
バーと各接点端子との位置関係に制約が与えられ
るという問題があり、通常の場合、図示したごと
く、操作レバーと各接点端子とは直角方向に位置
決めされることが多く、このために、制御機器と
の電気的接続がやり難くなるという問題も生じて
いた。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、装置を小型化し、かつ組立作
業性の優れた改良されたスライドスイツチを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案において
は、内部に複数の固定接点が配列固定されたハウ
ジングと、前記ハウジング内に摺動自在に設けら
れ、前記複数の固定接点と選択的に接触する可動
接点を担持したコンタクトホルダと、前記コンタ
クトホルダに基端が固定され、運動端が前記ハウ
ジングに設けられた長尺スライド溝を通して外部
に突出し、この突出部の往復動操作によりコンタ
クトホルダを摺動させ接点切替えを行うスライド
レバーと、を含むスライドスイツチにおいて、前
記スライドレバー基端には前記スライド溝を貫通
可能かつレバー運動面方向に広がつた平板二又形
状部が設けられ、前記二又形状部の両脚部にはそ
れぞれ係止溝が設けられ、前記コンタクトホルダ
には前記スライド溝を通してレバーを挿入したと
きに前記二又形状部と嵌合する嵌合部及び前記両
係止溝と係合してレバーをコンタクトホルダーに
一体固定させる係止爪が設けられたことを特徴と
する。
〔作用〕
従つて、本考案によれば、スライドレバーを除
去した状態でのコンタクトホルダをハウジング内
に予め組込み、このような組込作業は全長の長い
スライドレバーが無いためにハウジング内へのコ
ンタクトホルダの組込みは極めて容易に行われ、
このようにして組込みまれた後のコンタクトホル
ダにスライドレバーを単に挿入するのみで良好な
一体固定状態を得ることができ、組立作業性に優
れたかつスライドレバーの作業スペースを考慮す
ることのないスライドスイツチを提供できるとい
う利点を有する。
また、本考案によれば、スライドレバーの形状
が各種異なる場合においても、共通化可能なハウ
ジング及びコンタクトホルダを全て同一の組立ラ
インにて組立、その後にそれぞれの異なる形状を
有するスライドレバーをコンタクトホルダに挿入
固定することによつて、組立作業のほとんどを共
通化できるという利点を有する。そして、スライ
ドレバーの二又形状部とコンタクトホルダの嵌合
部との結合により、レバー運動方向の安定性が向
上している。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
第1図には本考案の第1実施例の要部断面が示
され、またそのスライドレバーの要部が第2図に
斜視図として示され、更に第3図にはスライドレ
バーとコンタクトホルダの係合部が平面図として
示されている。
ハウジング40は一端面が開口した箱型形状か
らなり、その開口端には端子基板42が密接固定
され、実施例においてはハウジング40の一部に
設けられたかしめ足部40aによつて端子基板4
2が強固に固定結合される。
前記端子基板42には複数の固定接点44,4
6,48が固定されており、その接点部がハウジ
ング40の内部に整列配置されている。
前記ハウジング40の内部にはコンタクトホル
ダ50が摺動自在に挿入配置されており、その一
部に設けられた受孔50aの内部には節度ボール
52が保持され、この節度ボール52はバネ54
によつて常時ハウジング40の内壁に押圧付勢さ
れている。ハウジング40の内壁には複数の節度
溝40bが設けられており、前記節度ボール52
がいずれかの節度溝40bと係合することによつ
てコンタクトホルダ50がハウジングの内部で所
定位置に位置決め保持される。
そして、前記コンタクトホルダ50には可動接
点56がバネ58によつて前記各固定接点44〜
48に向つて押圧されるように担持されており、
この結果、コンタクトホルダ50の摺動位置によ
つて所定の固定接点44〜48が選択される。
本考案において特徴的なことは、前記コンタク
トホルダ50がスライドレバー60と別体の状態
でハウジング40内に組立可能なことであり、こ
のために、コンタクトホルダ50とスライドレバ
ー60との間には簡単な操作で両者を係合するた
めの係止機構が設けられている。
前記係止機構はコンタクトホルダ50に設けら
れた開口50b内に設けられた係止爪と前記スラ
イドレバー60に設けられた係止溝とを含む。
本実施例において、スライドレバー60は、第
2図から明らかなごとくそのコンタクトホルダ5
0と係合するためその先端が二又状部60aとし
て形成されており、この二又状部60aの各突出
端60b,60cにそれぞれ四角形状の透孔から
なる係止溝60d,60eが設けられている。
そして、前記コンタクトホルダ50の開口50
b側にも、第3図に詳細に示されるよに、前記2
個の係止溝60d,60eと対向した位置に2個
の係止爪50c,50dが設けられている。
従つて、ハウジング40内にコンタクトホルダ
50を組込んだ後において、スライドレバー60
をハウジング40の開口溝40cからコンタクト
ホルダ50に向つて挿入すれば、その2個の係止
溝60d,60eと前記コンタクトホルダ50の
係止爪50c,50dが容易に係合してコンタク
トホルダ50とスライドレバー60とを一体化す
ることができる。
実施例において、コンタクトホルダ50はそれ
自体プラスチツク等からなり、係止爪50c,5
0dはその片持ち構造から所定の弾性特性を有
し、各突出端60b,60cが容易に係止爪50
c,50dを押し除け、前記係止溝60d,60
eと係止爪50c,50dとの係合を行うことが
できる。
また、図示した実施例においては、コンタクト
ホルダ50側には前記スライドレバー60の二又
状部60aの内壁と係合する位置決め突部50e
が設けられており、第3図に示した両者の係合状
態において、この位置決め突部50eが二又状部
60aと密接係合してスライドレバー60の横ぶ
れを防止することができる。もちろん、図示のご
とく、二又状部60aはその両端がコンタクトホ
ルダ50の開口50bの側壁とも係合し、これに
よつて、スライドレバー60とコンタクトホルダ
50は嵌合し極めて安定した係合状態が得られる
ことが理解される。従つて、このようにして組立
てた後においては、コンタクトホルダ50とスラ
イドレバー60とが従来のインサート成形と同等
の強固な組立固定力を維持することが可能とな
る。
第4図には本考案の第2実施例が示されてお
り、第1実施例と同一部材には同一符号を付して
説明を省略する。
本考案において、前述したごとく、コンタクト
ホルダ50とスライドレバー60とが別体のまま
で組立可能であることから、スライドレバー60
の向きと各端子群の向きとが任意に設定され、第
2実施例においては、これらの向きが互いに直交
方向に設けられていることを特徴とし、第1実施
例におけるハウジング40の反対面側にスライド
レバー60と各固定接点44〜48を設ける構造
でも、第2実施例のごとくハウジング40の直交
する面からスライドレバー60と固定接点群44
〜48を突出させるいずれの構造も採用可能であ
ることが理解される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、コンタ
クトホルダとスライドレバーとを別体のままで組
立可能としたことにより、組立作業性を著しく改
善することができ、またこれに従つて、組立時の
スライドレバーの邪魔がなくなるために装置を小
型化可能である。
また本考案によれば、スライドレバーの多種類
の構造に対しても他の部品を共通化できるので組
立時の作業の共通化を大幅に取入れることができ
る利点を有する。
そして、このような組立性に優れ更にスライド
レバーと接点群との設置位置に制約のないスライ
ドスイツチによれば、スイツチに与えられる設置
スペースの少ない車両用の各種スライドスイツチ
として極めて好適である。
また、本考案において、スライドレバーのレバ
ーとコンタクトホルダの係合がより正確かつ強固
となり、レバー運動方向に加わる多大な力に対し
て安定確実なスライド操作が保証される。すなわ
ち、小型から大型までの堅牢なスライドスイツチ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライドスイツチの好適
な第1実施例を示す要部断面図、第2図は第1図
におけるスライドレバーの要部斜視図、第3図は
第1実施例におけるスライドレバーとコンタクト
ホルダとの係合状態を示す平面図、第4図は本考
案に係るスライドスイツチの好適な第2実施例を
示す腰部断面図、第5図は従来のスライドスイツ
チの外観斜視図、第6図は第5図の要部断面図で
ある。 40……ハウジング、44〜48……固定接
点、50……コンタクトホルダ、50b……開
口、50c,50d……係止爪、56……可動接
点、60……スライドレバー、60a……二又状
部、60d,60e……係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に複数の固定接点が配列固定されたハウジ
    ングと、 前記ハウジング内に摺動自在に設けられ、前記
    複数の固定接点と選択的に接触する可動接点を担
    持したコンタクトホルダと、 前記コンタクトホルダに基端が固定され、運動
    端が前記ハウジングに設けられた長尺スライド溝
    を通して外部に突出し、この突出部の往復動操作
    によりコンタクトホルダを摺動させ接点切替えを
    行うスライドレバーと、 を含むスライドスイツチにおいて、 前記スライドレバー基端には前記スライド溝を
    貫通可能かつレバー運動面方向に広がつた平板二
    又形状部が設けられ、 前記二又形状部の両脚部にはそれぞれ係止溝が
    設けられ、 前記コンタクトホルダには前記スライド溝を通
    してレバーを挿入したときに前記二又形状部と嵌
    合する嵌合部及び前記両係止溝と係合してレバー
    をコンタクトホルダーに一体固定させる係止爪が
    設けられたことを特徴とするスライドスイツチ。
JP12777684U 1984-08-23 1984-08-23 スライドスイツチ Granted JPS6142749U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12777684U JPS6142749U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 スライドスイツチ

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JP12777684U JPS6142749U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 スライドスイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS6142749U JPS6142749U (ja) 1986-03-19
JPH0245947Y2 true JPH0245947Y2 (ja) 1990-12-05

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ID=30686409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12777684U Granted JPS6142749U (ja) 1984-08-23 1984-08-23 スライドスイツチ

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JP (1) JPS6142749U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS636819Y2 (ja) * 1980-04-23 1988-02-26

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JPS6142749U (ja) 1986-03-19

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