JPH0245418Y2 - - Google Patents

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JPH0245418Y2
JPH0245418Y2 JP12944082U JP12944082U JPH0245418Y2 JP H0245418 Y2 JPH0245418 Y2 JP H0245418Y2 JP 12944082 U JP12944082 U JP 12944082U JP 12944082 U JP12944082 U JP 12944082U JP H0245418 Y2 JPH0245418 Y2 JP H0245418Y2
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JP
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sliding door
stopper
slider
door
stile
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JP12944082U
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JPS5933978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は引違い窓における引戸の交差止め具に
関するものである。
従来の引違いサツシには、第3図、第6図にも
あるように上枠および下枠にクレセントストリツ
パーAが取付けられており、内引戸を最大限に開
けたときクレセントが竪枠に当たるのを防ぐ目的
としており、かつこの位置では外引戸を閉めた状
態で指詰め防止にもなつている。
また、内引戸を閉めた状態にして外引戸を最大
限開けると、外引戸は引違い窓の竪枠に当接する
まで移動し、外引戸の竪框Bと内引戸の竪框Cは
平行な位置になるが、竪框Bを持つている指を竪
框Cで詰めることもある。また外部に網戸が付い
ている場合、内引戸、外引戸、網戸の3つの戸を
窓開口部内において同じ位置に並べたとき、真中
に位置している外引戸を引き出そうとしても引手
がないため非常に引き出しにくいものである。
このため、第1図における窓枠の符号D側の上
枠の外引戸レールにプラスチツクのブロツクを嵌
め込み、引き残しができるようにしてあることが
ある。
このようにすれば、内引戸が閉まつた状態にお
いては指を詰めることもなく、外引戸も引き出し
易くなる。しかし、どちらかの引戸が中間にある
場合、引戸は引違いとなるため、竪框Bと竪框C
とは交差することとなり、小学校や幼稚園などの
建物において子供が遊んでいる時、一人の子供が
竪框Bを持つているところに、他の子供が内引戸
を移動させ、竪框Cとを交差すれば指を詰めるこ
とになる。
このため、引戸交差止め具を必ず取付けた方が
好ましい。
そこで外引戸の上框または下框または上下框の
双方の側面にプラスチツク製等のブロツクを固定
させ、引戸の交差するのを防ぐことにより竪框B
と竪框Cにクリアランスがとれ、指詰め防止装置
とすることが提案された。
ところが新たな問題として、この交差止め具を
取付けた窓においては、外部足場が無い場合(特
に学校の2階以上の窓)においてガラス拭きをす
る場合、内引戸の外側1/3ほどが全く拭けない状
態になつている。
このような問題点を解消するためには引戸の交
差止め具をドライバー等で外す必要が生ずる。し
かし外した場合、後に付け忘れることが考えられ
る。
よつて外さずに、交差が必要な場合だけ部品を
移動させ、必要が無くなれば自動的に復帰して引
戸の交差止め具となるものが好ましい。
かくして、本考案はこのような従来の問題点に
対処すべく案出されたものであつて、前記の要請
に沿つた交差止め具を提供するものであり、以下
本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
まず、本考案による交差止め具Eの概略につき
第4図bに基づいて説明する。
第4図bにおいて符号1はスライダーを示し、
このスライダー1は断面略凹状をなしており、そ
の先端にはロツド部2が一体に形成されている。
またロツド部2の先端にはドライバー差し込み用
の透孔3が形成されている。
またこのスライダー1の先端側の一側面4には
略方形状の開口部5が形成され、その開口部5の
先端側の竪辺には表面から裏面に向つて傾斜する
傾斜面6として形成されている。
符号7はストツパーを示す。該ストツパー7は
略三角形状をなしており、その頂部近傍位置には
ピン孔8が穿設され、該ピン孔8を軸にして後述
するベースに取付けられる。そしてこのストツパ
ー7は開口部5に出没自在とされる。
また、ストツパー7の一側面にはステンレス製
等の部材により戸当り部9が形成されている。な
お、ストツパー7は断面コ状の本体7aに合成樹
脂ブロツク7bを嵌合して形成するのが好まし
い。
ところで、前記スライダー1は外引戸10の上
框11内に摺動自在に内装される。すなわち該ス
ライダー1の後端にはスライダー押えバネ12が
取付けられており、スライダー1の後端を押圧保
持している。またスライダー1の後端側にはその
基片13に係合孔14が形成され、この係合孔1
4に前記スライダー押えバネ12の突部15が係
合することになる。そしてスライダー1の端部と
スライダー押えバネ12の基端までの間隔Wはス
ライダー1のストロークと等しいとともにロツド
部2の上框からの突出長Hと略同等としてある。
次に、この交差止め具Eの取付け状態、使用状
態につき各図面を参照して説明する。
前述のようにスライダー1は外引戸10の上框
11内に内装される。
しかして第6図に示すように、スライダー1の
ロツド部2が最大限引戸から戸当り片22の方向
すなわち戸枠21の方向に突出する状態におい
て、このスライダー1に設けた開口部5に対応す
るように前記上框11の側面に開口部16が穿設
されている。
さらに、この上框11の側面に穿設された開口
部16に対応する開口部18を有したベース17
が前記上框11の側面に取付けられており、この
開口部18内にはストツパー7がピン孔8に挿通
された枢軸ピン19によつて回動可能に取付けら
れている。
よつてこの状態ではベース17の開口部18内
にストツパー7が没入可能であり、外引戸10と
内引戸20とは交差可能とされる。
第3図に示すように、本考案の交差止め具には
自動的に設置することができる。すなわち、外引
戸10を閉鎖すると、引戸から戸当り片22の方
向すなわち戸枠21の方向に突出しているロツド
部2は竪枠21に取付けてある戸当り片22に当
接し、スライダー1はスライダー押えバネ12側
に摺動する。
するとスライダー1の開口部5に形成してある
傾斜面6がストツパー7の摺動面23に当接し、
ストツパー7は枢軸ピン19を支点として回動
し、上框10の側面に突出することになる。
この状態(第3図参照)で交差止め具Eは設置
されたことになり、内引戸20の竪框Cの戸当り
面27はストツパー7の戸当り部9に当接し、こ
の竪框Cと外引戸10の竪框Bとの間にクリアラ
ンスが設けられ、竪框Cと竪框Bとの間の指詰め
が防止されることとなる。
ところで、本考案による交差止め具Eは上框1
1から離脱させなくとも、第6図に示すようにド
ライバー24等をロツド部2の透孔3内に差し込
み引戸から戸当り片22の方向すなわち戸枠21
の方向にスライダー1を摺動させるだけで外引戸
10と内引戸20との交差止めを解消することが
できる。すなわち、スライダー1の開口部5を上
框11の開口部16とベース17の開口部18と
対応させてストツパー7を押し込んで没入させれ
ばよい。この状態で外引戸10と内引戸20とは
交差できることとなる。よつて第9図に示すよう
に、交差止め具Eが設置されている状態におい
て、外部に足場がない場合、内引戸20の斜線部
分の室外面はガラス拭きすることができないが、
ストツパー7を容易に没出させうることができる
ために両引戸10,20を交差させることがで
き、前記斜線部分の室外面をガラス拭きすること
ができることとなる。
また、この際、第8図に示すように没入したス
トツパー7は上枠25のレール26に当接可能と
され、引戸の外れ止め具としての機能を果たすこ
とになる。よつて、作業時の外引戸10の落下防
止が図れることになる。
ところで、ガラス拭きが完了した後、交差止め
具Eを自動的に復帰できることについては前従し
たが、この際、スライダー1の開口部5の一側面
4に形成してある傾斜面6をストツパー7の摺動
面23の傾斜と略同等としてあるためスライダー
1の摺動をきわめて容易にすることができるもの
である。
なお、前述したスライダー押えバネ12につい
てであるが、この押えバネ12のバネ力によつて
スライダー1の後端部を押圧保持してあるのでス
ライダー1の位置固定が容易であり、またスライ
ダー1のガタツキを防止することができるもので
ある。
かくして本考案は以上の構成よりなり、本考案
による引違い窓における引戸の交差止め具であれ
ば、引違い窓において両引戸がいかなる状態にあ
つても指を詰めるおそれが全くなく、かつ容易に
交差止め具を解除できるので室内から引戸のガラ
ス拭きを行なうことができる等のすぐれた利点を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による交差止め具を使用した状
態を示す正面図、第2図は交差止め具を使用した
状態の要部拡大側面図、第3図はその要部拡大横
断面図、第4図aはその要部拡大縦断面図、第4
図bは交差止め具の分解斜視図、第5図は交差止
め具のストツパーを没入させ、両引戸を交差可能
状態にしてある一部破断した要部拡大側面図、第
6図はその要部拡大横断面図、第7図は交差止め
具を内装してある外引戸の概略正面図、第8図は
その縦断面図、第9図は従来外部に足場が無い場
合にガラス拭きできない斜線部分を示す引違い窓
の概略正面図である。 A……クレセントストツパー、B……外引戸の
竪框、C……内引戸の竪框、E……交差止め具。
1……スライダー、2……ロツド部、3……透
孔、4……一側面、5……開口部、6……傾斜
面、7……ストツパー、7a……ストツパー本
体、7b……ブロツク、8……ピン孔、9……戸
当り部、10……外引戸、11……上框、12…
…スライダー押えバネ、13……スライダー基
片、14……係合孔、15……突部、16……上
框の開口部、17……ベース、18……ベースの
開口部、19……枢軸ピン、20……内引戸、2
1……竪枠、22……戸当り片、23……摺動
面、24……ドライバー、25……上枠、26…
…レール、27……竪框Cの戸当り面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引違い窓における一方の引戸の上框に摺動自在
    にし、その先端に引戸から戸枠21の方向に突出
    しているロツド部2を設けたスライダー1を設
    け、かつ、前記一方の引戸の上框の側面に前記ス
    ライダー1の摺動に伴い他方の引戸の上框の対向
    面側に出没可能なストツパー7を形成し、前記ス
    トツパー7の突出時において、該ストツパー7が
    他方の引戸の戸当り面に当接し、両引戸が交差不
    可能としてあることを特徴とする引違い窓におけ
    る引戸の交差止め具。
JP12944082U 1982-08-27 1982-08-27 引違い窓における引戸の交差止め具 Granted JPS5933978U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12944082U JPS5933978U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 引違い窓における引戸の交差止め具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12944082U JPS5933978U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 引違い窓における引戸の交差止め具

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Publication Number Publication Date
JPS5933978U JPS5933978U (ja) 1984-03-02
JPH0245418Y2 true JPH0245418Y2 (ja) 1990-11-30

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ID=30293288

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JP12944082U Granted JPS5933978U (ja) 1982-08-27 1982-08-27 引違い窓における引戸の交差止め具

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JPS5933978U (ja) 1984-03-02

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