JPS5850041Y2 - 建具用の錠前 - Google Patents

建具用の錠前

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Publication number
JPS5850041Y2
JPS5850041Y2 JP16228680U JP16228680U JPS5850041Y2 JP S5850041 Y2 JPS5850041 Y2 JP S5850041Y2 JP 16228680 U JP16228680 U JP 16228680U JP 16228680 U JP16228680 U JP 16228680U JP S5850041 Y2 JPS5850041 Y2 JP S5850041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
sliding body
case
insertion hole
lock
Prior art date
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Expired
Application number
JP16228680U
Other languages
English (en)
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JPS5784262U (ja
Inventor
真美 古元
Original Assignee
渋谷金属産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 渋谷金属産業株式会社 filed Critical 渋谷金属産業株式会社
Priority to JP16228680U priority Critical patent/JPS5850041Y2/ja
Publication of JPS5784262U publication Critical patent/JPS5784262U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は折れ戸や開き戸などの建具に取付ける錠前に
関するものである。
一般に、家などを建てる場合、多くの業者が出入し、こ
れらの各業者は、折り戸や開き戸によって開閉し得るよ
うにした予め形成された浴室などの部屋を道具類の収納
用として、あるいは物置きとして利用することが多い。
ところで、利用される部屋が工事を完了していると、そ
の部屋の利用によって汚損される危惧があるため、無断
で入室されるのを防止する必要がある。
そこで、この考案は、折り戸や開き戸によって開閉され
る浴室などの部屋が了解なく使用されるのを防止するこ
とができるよう、折り戸や開き戸を全閉状態に保持する
ことができるようにした簡単な構造の錠前を提供するこ
とを目的としている。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
いま例えば、隣接する部屋間に設けた折り戸にこの考案
に係る錠前を取付けた場合を例にとって説明する。
ここで、折り戸は、第1図の横断平面図で示すように、
第1障子1と、この第1障子1の一側にヒンジ2を介し
て連結された第2障子3より戒り、第1障子1の他側は
ヒンジ4によって揺動可能に支持され、上記ヒンジ4を
中心に第1障子1を揺動させると、第2障子3の端部5
がレール6に沿って移動するようになっている。
前記第2障子3の中空状縦枠7の内部には、第3図に示
すように、角筒状のケース10が取付けられている。
ケース10の縦枠7の前板7′と対応する位置には案内
孔11が形成され、また内部には摺動体12が挿入され
ている。
摺動体12は一側面より突出するピン13を備え、この
ピン12をケース10に形成した縦長孔14に挿入して
、この縦長孔14によって制限される範囲内において摺
動体12が上下方向にスライド自在になっている。
摺動体12の下面にはロッド15が固定され、このロッ
ド15の下端に固定したラッチ16の下面にはレール6
の一部が嵌合可能な切欠き17が形成されている。
前記摺動体12の案内孔11と対応する面には円形の挿
入孔18が形成され、かつ上記挿入孔18に交差して角
形の横孔19が設けられ、この横孔19と挿入孔18と
は一部で連通している。
横孔19にはラック体20がスライド自在に挿入され1
、一方ケース10の側板10′にはラック体20の先端
部が嵌合可能な係合孔21が設けられ、前記摺動体12
を下降させて縦長孔14の下端にピン13を係合させた
とき、ラック体20の先端部が係合孔21と対応するよ
うになっている。
摺動体12の他方の側面には第5図に示すようにボール
挿入孔22が形成され、このボール挿入孔22にボール
23と、このボール23を外方向に押圧するスプリング
24とが収納され、一方ケース10の側板10″には摺
動体12の昇降量に対応する間隔をあけて二つのボール
嵌合孔25.25が形成され、前記摺動体12を上昇さ
せたとき及び下降させたときに、ボール23の一部が嵌
合孔25.25に嵌るようになっている。
摺動体12の挿入孔18に挿入される操作軸26の先端
部外周にはラック体20のラック歯20′に対して係合
可能なピニオン歯26′が形成されている。
なお、8は縦枠7の前面に形成した長孔であって、この
長孔8は摺動体12の挿入孔18と対応する位置にあり
、上記摺動体12の昇降量に等しく、またはそれより長
くなっている。
また、縦枠7の背面には第3図に示すように縦長の摘み
挿入孔9が形成され、この挿入孔9に挿入された摺動自
在の摘み7はケース10に設けた割溝に嵌合して摺動体
12に連結されている。
実施例で示す錠前は上記の構造から威り、次にその作用
を説明する。
第1図に示すように、第1障子1が第2障子3に延長す
る折り戸の全閉状態において、縦枠7の長孔8から挿入
孔18に操作軸26の先端部を挿入し、そして摺動体1
2を下降させると、ラッチ16が共に下降する。
摺動体12に設けたピン13が縦長孔14の下端に係合
すると、ボール23は下側のボール嵌合孔25に嵌り、
一方ラッチ16の切欠き17にレール6の一部が嵌合し
、これによって折り戸を開放させることができなくなる
また、ラック体20の先端部がケース10の側板10′
に形成した保合孔21に対応する。
このような状態において、操作軸26を回転させると、
ラック体20が移動し、その先端部が係合孔21に嵌合
する。
この嵌合によって摺動体12を上昇させることができず
、ラッチ16の切欠き17にレール6の一部が嵌合する
状態に保持することができる。
したがって、建築途中において、予め形成された部屋に
無断で入室されるのを防止するには、ラック体20の先
端部を係合孔21に嵌合させた状態で、操作軸26を引
き抜き、これを保管しておくようにする。
なお、工事完了後は、挿入孔18に操作軸26を挿し込
み、これを回転させてラック体20を係合孔21から後
退させ、前記操作軸26の引き抜き後、この操作軸26
を破棄し、縦枠7の前面にステッカ−等を貼付けて長孔
8を閉鎖する。
これによって、摘み30を上下動させることによって、
ラッチ16をレール6の一部に係合及び非保合させるこ
とができ、上記錠前を単なる掛は具として使用すること
ができる。
なお、摘み30の操作によって錠前が閉鎖状態とされ、
例え゛ば急病などで室内に閉じ込められた場合は、縦枠
7の長孔8を開放し、この長孔8からドライバー等を挿
入して摺動体12を引き上げるようにする。
実施例の場合は折り戸にこの考案に係る錠前を取付けた
例を示したが、錠前の使用例はこれに限定されず、例え
ばラッチの先端部と対応する開口の内周に孔を形成し、
この孔にラッチの先端部を出入り可能とすれば、この考
案に係る錠前を開きμmの錠前として使用することか゛
できる。
以上のように、この考案によれば、摺動体の挿入孔に操
作軸を挿入し、この操作軸を回転してラック体の先端部
をケースに設けた保合孔に挿入させる簡単な操作によっ
て、摺動体と一体に下降するラッチがそれと対応するレ
ールの一部あるいは孔に係合する状態に保持することが
できるので、折り戸や開き戸の施錠用具として使用する
ことができ、折り戸や開き戸によって画された部屋に無
断で入室されるのを防止することができる。
また、摺動体に摘みをねし止めしておくことによってこ
の摘みの上下動によってラッチをそれと対応するレール
の一部あるいは孔に保合及び非保合させることができる
ので、錠前を単なる掛は具として使用することができる
さらに、構造が簡単であると共に中空状縦枠の内部にケ
ースを挿入し、上記縦枠には摺動体の挿入孔と対応する
位置において、この挿入孔の移動量に対応する長さ、も
しくはそれ以上の長さの長孔を形成すればよいため、組
立ても容易であるなどの多くの効果をあげることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係る錠前が取付けられる折り戸の横
断平面図、第2図はこの考案に係る錠前の一実施例を示
す分解斜視図、第3図は同上の錠前を中空状縦枠の内部
に取付けた状態の横断平面図、第4図は第3図の一部切
欠正面図、第5図は同上錠前の縦断正面図、第6図は第
5図の側面図、第7図は同上の摺動体に取付ける摺動体
の斜視図である。 7・・・・・・縦枠、10・・・・・・ケース、11・
・・・・・案内孔、12・・・・・・摺動体、16・・
・・・・ラッチ、18・・・・・・挿入孔、19・・・
・・・横孔、20・・・・・・ラック体、21・・・・
・・係合孔、23・・・・・・ボール、24・・・・・
・スプリング、25・・・・・・ボール嵌合孔、26・
・・・・・操作軸、27・・・・・・ピニオン歯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建具の中空状縦枠の内部に取付ける角筒状のケースと、
    このケース内に挿入されて昇降量が規制されたスライド
    自在の摺動体と、この摺動体と一体に上下動するよう設
    けられたラッチより成り、前記ケースには案内孔を縦向
    きに形成し、前記摺動体には案内孔と対応する側面に挿
    入孔を形成し、かつ上記挿入孔に交差してこの挿入孔に
    一部が連通ずる角形の横孔を設け、上記横孔にはラック
    体をスライド自在に挿入し、前記ケースには摺動体を下
    降させた状態において上記ラック体の先端部と対応する
    位置に保合孔を形成し、またケースには摺動体を上昇さ
    せたとき及び下降させたときに、この摺動体に設けられ
    てスプリングによって押圧されるボールの一部が嵌合可
    能な二つの嵌合孔を設け、前記挿入孔に挿入される操作
    軸の端部外周にはラック体のラック歯に係合可能なピニ
    オン歯を形成したことを特徴とする建具用の錠前。
JP16228680U 1980-11-12 1980-11-12 建具用の錠前 Expired JPS5850041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16228680U JPS5850041Y2 (ja) 1980-11-12 1980-11-12 建具用の錠前

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16228680U JPS5850041Y2 (ja) 1980-11-12 1980-11-12 建具用の錠前

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5784262U JPS5784262U (ja) 1982-05-25
JPS5850041Y2 true JPS5850041Y2 (ja) 1983-11-15

Family

ID=29521166

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16228680U Expired JPS5850041Y2 (ja) 1980-11-12 1980-11-12 建具用の錠前

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5974264U (ja) * 1982-11-08 1984-05-19 積水ハウス株式会社 ふすま

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JPS5784262U (ja) 1982-05-25

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