JPH0245194Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0245194Y2 JPH0245194Y2 JP9017885U JP9017885U JPH0245194Y2 JP H0245194 Y2 JPH0245194 Y2 JP H0245194Y2 JP 9017885 U JP9017885 U JP 9017885U JP 9017885 U JP9017885 U JP 9017885U JP H0245194 Y2 JPH0245194 Y2 JP H0245194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- chip
- stacked
- storage device
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 16
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000009461 vacuum packaging Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Packages (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は半導体チツプの搬送・収納のための収
納装置に関し、特に半導体チツプを個別的に収納
する穴が上面に複数個形成されたチツプトレイの
複数枚を積み重ね、最上段のチツプトレイの上面
に蓋を積み重ね、該蓋と上記積み重ねた複数枚の
チツプトレイを固定手段により固定して構成した
半導体チツプの収納装置の分野に属する。
納装置に関し、特に半導体チツプを個別的に収納
する穴が上面に複数個形成されたチツプトレイの
複数枚を積み重ね、最上段のチツプトレイの上面
に蓋を積み重ね、該蓋と上記積み重ねた複数枚の
チツプトレイを固定手段により固定して構成した
半導体チツプの収納装置の分野に属する。
[従来の技術]
従来、素子製造のプロセス完了後のウエハは小
片に分割されて半導体チツプとなり、この半導体
チツプの多数個は次の工程処理を行う工場等に持
ち運ぶ際に、ぶつかり合つて互いに損傷すること
がないように、個別に分離する収納装置に収納さ
れていた。
片に分割されて半導体チツプとなり、この半導体
チツプの多数個は次の工程処理を行う工場等に持
ち運ぶ際に、ぶつかり合つて互いに損傷すること
がないように、個別に分離する収納装置に収納さ
れていた。
この収納装置の例として第3図及び第4図に示
すものがある。これは、積み重ねた複数のチツプ
トレイ1と、最上部のチツプトレイ1の上面を覆
う蓋2と、これらの積み重ね体10を固定するた
めの固定手段としての押え枠3とから構成したも
のである。
すものがある。これは、積み重ねた複数のチツプ
トレイ1と、最上部のチツプトレイ1の上面を覆
う蓋2と、これらの積み重ね体10を固定するた
めの固定手段としての押え枠3とから構成したも
のである。
上記チツプトレイ1は第2図に示すようにその
上面に半導体チツプを個別的に収納する穴1aが
複数個形成され、これらの穴1aに半導体チツプ
が1個づつ収納される。
上面に半導体チツプを個別的に収納する穴1aが
複数個形成され、これらの穴1aに半導体チツプ
が1個づつ収納される。
組立は、半導体チツプを穴1aに収納したチツ
プトレイ1の複数個を所定段数積み重ね、その最
上段のチツプトレイ1の上面を蓋2で覆い、次に
それらの積み重ね体10の側面部及び底面部に押
え枠3aの奥部分3aを嵌め込むと共に、蓋2の
両縁部2aにその押え枠3の先端の鉤部分3bを
引つかけることにより嵌合・一体化される。
プトレイ1の複数個を所定段数積み重ね、その最
上段のチツプトレイ1の上面を蓋2で覆い、次に
それらの積み重ね体10の側面部及び底面部に押
え枠3aの奥部分3aを嵌め込むと共に、蓋2の
両縁部2aにその押え枠3の先端の鉤部分3bを
引つかけることにより嵌合・一体化される。
このようにして組み立てられた収納装置は、包
装体の中に包みこんで真空包装処理が施される。
装体の中に包みこんで真空包装処理が施される。
[考案が解決しようとする課題]
ところが、このような従来の収納装置は、押え
枠3の高さによつて積み重ねられるチツプトレイ
の枚数が限定されてしまい、チツプトレイの枚数
やこの限定数よりも多くても、また少なくても積
み重ね体10を固定することはできない。
枠3の高さによつて積み重ねられるチツプトレイ
の枚数が限定されてしまい、チツプトレイの枚数
やこの限定数よりも多くても、また少なくても積
み重ね体10を固定することはできない。
これは、押え枠3を使用し、その嵌合により積
み重ね体10を固定することに起因するものであ
る。
み重ね体10を固定することに起因するものであ
る。
また、この押え枠3は、積み重ね体10の側面
から突出するので嵩張り、このため横方向に並べ
る際の取り扱いや保管等が煩わしいという問題も
ある。
から突出するので嵩張り、このため横方向に並べ
る際の取り扱いや保管等が煩わしいという問題も
ある。
そこで本考案は、熱収縮チユーブにより蓋と積
み重ねチツプトレイを一体化し固定することを技
術的課題とするものである。
み重ねチツプトレイを一体化し固定することを技
術的課題とするものである。
[課題を解決するための手段]
本考案は、蓋、チツプトレイの最下段の底面及
び1組の対向する側面を含む第1の周囲を密着被
覆するリング状の第1熱収縮チユーブと、上記
蓋、上記チツプトレイの最下段の底面及び他の1
組の対向する側面を含む第2の周囲を密着被覆す
るリング状の第2熱収縮チユーブとにより、蓋お
よびチツプトレイの積み重ね体を固定する手段を
構じたものである。
び1組の対向する側面を含む第1の周囲を密着被
覆するリング状の第1熱収縮チユーブと、上記
蓋、上記チツプトレイの最下段の底面及び他の1
組の対向する側面を含む第2の周囲を密着被覆す
るリング状の第2熱収縮チユーブとにより、蓋お
よびチツプトレイの積み重ね体を固定する手段を
構じたものである。
[作用]
本考案では、第1及び第2熱収縮チユーブが
各々第1の周囲と第2の周囲を被覆することによ
り蓋及び複数枚の積み重ねチツプトレイの全面が
覆われる。そして、この両チユーブの収縮力によ
りその蓋及び複数枚の積み重ね体チツプトレイが
一体化し固定される。特に、両チユーブは、蓋と
チツプトレイの最下段の底面を包囲するので段積
み方向の圧縮力が強力となり同時に全周囲も覆
う。
各々第1の周囲と第2の周囲を被覆することによ
り蓋及び複数枚の積み重ねチツプトレイの全面が
覆われる。そして、この両チユーブの収縮力によ
りその蓋及び複数枚の積み重ね体チツプトレイが
一体化し固定される。特に、両チユーブは、蓋と
チツプトレイの最下段の底面を包囲するので段積
み方向の圧縮力が強力となり同時に全周囲も覆
う。
[実施例]
以下、本考案の収納装置の実施例について説明
する。第1図a〜cは本考案の実施例を示す図で
ある。なお、従来例の図のものと共通するものに
は同じ符号を用いた。
する。第1図a〜cは本考案の実施例を示す図で
ある。なお、従来例の図のものと共通するものに
は同じ符号を用いた。
本実施例の収納装置は、積み重ねられた複数の
チツプトレイ1と、その最上部のトレイ1の上面
を覆う蓋4と、無色或いは有色透明の2個の熱収
縮チユーブ5,6とで構成される。
チツプトレイ1と、その最上部のトレイ1の上面
を覆う蓋4と、無色或いは有色透明の2個の熱収
縮チユーブ5,6とで構成される。
トレイ1は従来例のものと全く同じで、また、
蓋4も基本的な構造は従来の蓋2と同じである。
従つてこのトレイ1及び蓋4を積み重ねて形成さ
れた積み重ね体10も従来のものと同じになる。
蓋4も基本的な構造は従来の蓋2と同じである。
従つてこのトレイ1及び蓋4を積み重ねて形成さ
れた積み重ね体10も従来のものと同じになる。
本実施例においては、この蓋体4の上面にカツタ
ー切り込み用の凹部4aを形成し、更にその近傍
にカツト指示用の表示4bを表示している。凹部
4aは1本の溝或いは図示のように十字溝とす
る。また、表示4bは「この溝にカツタを入れて
下さい。」等の表示とする。
ー切り込み用の凹部4aを形成し、更にその近傍
にカツト指示用の表示4bを表示している。凹部
4aは1本の溝或いは図示のように十字溝とす
る。また、表示4bは「この溝にカツタを入れて
下さい。」等の表示とする。
上記両熱収縮チユーブ5,6は互いに異なる方
向、例えば90度異なる方向から上記積み重ね体1
0に装着して、これを被覆し熱処理して密着収縮
するものである。
向、例えば90度異なる方向から上記積み重ね体1
0に装着して、これを被覆し熱処理して密着収縮
するものである。
その包装方法は両熱収縮チユーブ5,6を積み
重ね体10に被覆した状態で、これらを同時に熱
処理すか、または、まず第一熱収縮チユーブ5を
被覆して熱処理で密着させた、第2熱収縮チユー
ブ6を被覆して熱処理する。
重ね体10に被覆した状態で、これらを同時に熱
処理すか、または、まず第一熱収縮チユーブ5を
被覆して熱処理で密着させた、第2熱収縮チユー
ブ6を被覆して熱処理する。
これにより、積み重ね体10の全周面が完全に
両チユーブ5,6によつて包囲・密閉され、積み
重ね体10が崩れるようなことは起らない。
両チユーブ5,6によつて包囲・密閉され、積み
重ね体10が崩れるようなことは起らない。
この収納状態では、積み重ね体10が外気とほ
ぼ完に遮断されるようになるので、特別に悪い環
境で搬送したり或いはそのような場所に保管する
ような場合を除いては、更に真空包装する必要性
はない。
ぼ完に遮断されるようになるので、特別に悪い環
境で搬送したり或いはそのような場所に保管する
ような場合を除いては、更に真空包装する必要性
はない。
また、この収納状態では、従来のような押え枠
を使用しないので、周面に大きな凹凸ができるこ
とはなくなり、嵩張らず、搬送や保管が容易とな
る。
を使用しないので、周面に大きな凹凸ができるこ
とはなくなり、嵩張らず、搬送や保管が容易とな
る。
収納後の半導体チツプを取り出す場合には、チ
ユーブ5,6で覆われた蓋4の表示4bに従つて
その溝4aにカツタを入れることにより、その溝
4a部分のチユーブが切断されるので、そこに指
を差し込んで、チユーブの全体を剥ぎ取ることが
でき、よつて積み重ね体10を分解して内部のチ
ツプを取り出すことができる。
ユーブ5,6で覆われた蓋4の表示4bに従つて
その溝4aにカツタを入れることにより、その溝
4a部分のチユーブが切断されるので、そこに指
を差し込んで、チユーブの全体を剥ぎ取ることが
でき、よつて積み重ね体10を分解して内部のチ
ツプを取り出すことができる。
[考案の効果]
以上から本考案によれば、積み重ね体の全周面
を熱収縮チユーブで密着被覆するので、トレイの
積重ね数が自由となり、従つて必要に応じてその
トレイの数を増減することが出来るので、作業状
況あるいは種々の要望に適応した無駄のない使用
ができる。
を熱収縮チユーブで密着被覆するので、トレイの
積重ね数が自由となり、従つて必要に応じてその
トレイの数を増減することが出来るので、作業状
況あるいは種々の要望に適応した無駄のない使用
ができる。
また、全周面において不必要に突出するものは
ないので、嵩張らず、持ち運び・保管等が便利で
あり、且つ熱収縮チユーブが破れる恐れを少なく
することができる。
ないので、嵩張らず、持ち運び・保管等が便利で
あり、且つ熱収縮チユーブが破れる恐れを少なく
することができる。
また、特別の場合を除いて、真空包装を別途に
施す必要がなくなるので極めて作業工程が短縮さ
れる。
施す必要がなくなるので極めて作業工程が短縮さ
れる。
第1図a〜cは本考案の収納装置の収納工程を
示す示す斜視図、第2図はトレイの実施例を示す
斜視図、第3図は従来の収納装置の実施例を示す
斜視図、第4図はその断面図である。 1…チツプトレイ、2…蓋、3…押え枠、4…
蓋、4a…凹部、4b…表示、5…第一熱収縮チ
ユーブ、6…第二熱収縮チユーブ、10…積み重
ね体。
示す示す斜視図、第2図はトレイの実施例を示す
斜視図、第3図は従来の収納装置の実施例を示す
斜視図、第4図はその断面図である。 1…チツプトレイ、2…蓋、3…押え枠、4…
蓋、4a…凹部、4b…表示、5…第一熱収縮チ
ユーブ、6…第二熱収縮チユーブ、10…積み重
ね体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 半導体チツプを個別的に収納する穴が上面に
複数個形成されたチツプトレイの複数枚を積み
重ね、最上段の上記チツプトレイの上面に蓋を
積み重ね、該蓋と上記積み重ねた複数枚のチツ
プトレイを固定手段により固定して構成した半
導体チツプの収納装置において、 上記固定手段を、上記蓋、上記チツプトレイ
の最下段の底面及び1組の対向する側面を含む
第1の周囲を密着被覆するリング状の第1熱収
縮チユーブと、上記蓋、上記チツプトレイの最
下段の底面及び他の1組の対向する側面を含む
第2の周囲を密着被覆するリング状の第2熱収
縮チユーブとで形成したことを特徴とする半導
体チツプの収納装置。 (2) 上記第1の周囲と上記第2の周囲が相互にほ
ぼ90度をなすようにしたことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の半導体チツプ
の収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017885U JPH0245194Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017885U JPH0245194Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61205989U JPS61205989U (ja) | 1986-12-26 |
JPH0245194Y2 true JPH0245194Y2 (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=30644942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9017885U Expired JPH0245194Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245194Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5514048B2 (ja) * | 2010-09-06 | 2014-06-04 | 株式会社トクヤマ | ポリシリコンの包装体 |
JP6388226B2 (ja) * | 2013-08-02 | 2018-09-12 | 株式会社フジシール | 包装体 |
JP2021147072A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 株式会社ハナガタ | シュリンク包装体 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP9017885U patent/JPH0245194Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61205989U (ja) | 1986-12-26 |
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