JP2566572B2 - シュリンクフィルム包装体のフィルム切断方法 - Google Patents

シュリンクフィルム包装体のフィルム切断方法

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JP2566572B2 JP62092973A JP9297387A JP2566572B2 JP 2566572 B2 JP2566572 B2 JP 2566572B2 JP 62092973 A JP62092973 A JP 62092973A JP 9297387 A JP9297387 A JP 9297387A JP 2566572 B2 JP2566572 B2 JP 2566572B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多数の物品を仕切板を介して多段積みにし
てその全外周を合成樹脂製シュリンクフィルムでシュリ
ンク包装した包装体から該フィルムを除去するに先立っ
て該フィルムを切断するシュリンクフィルム包装体のフ
ィルム切断方法に関する。
(従来の技術) 従来、例えば、缶詰用の空缶のような物品を搬送する
ときには、方形状のパレット上に多数の物品を配列し更
に方形状の仕切板を介して物品を多段に積層し、更に最
上部に方形状の天板を載置して、縦長直方体状に形成し
たものを結束バンドで一体に結束すると共に、物品に塵
埃が付着したり傷が付くのを防止するために、全体をシ
ュリンクフィルムでシュリンク包装することが行われて
いる。これは、簡易包装として便利であり、近時、これ
が多用されているが、搬送した後に、このシュリンクフ
ィルムを切断して取り除く作業が必要であり、全体が大
きな容積をもつために、この除去作業に手数が掛かり作
業効率が悪い不都合があった。
特に、シュリンク包装をするとシュリンクされたフィ
ルムが、仕切板と仕切板との間に収縮して物品に密着す
るので、不用意にフィルムを切断すると物品に損傷を与
えることがあり、このために物品から離れた位置を切断
すると切断されない部分が残り、再度切断作業をしなけ
ればならない不都合がある。
(解決しようとする問題点) 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、シュリンク
包装した包装体のシュリンクフィルムを該包装体の包装
された物品に損傷を与えることなく、かつ該包装体から
容易に除去しうるように切断するシュリンクフィルム包
装体のフィルム切断方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために、方形状のパ
レット上に載置した多数の物品と該物品上に載置した方
形状の仕切板とを交互に積層して多段積みとし方形状の
天板を最上層の物品上に載置すると共にパレットおよび
各仕切板の各側辺から一定の間隙を存した位置を最外側
の位置として各物品を配列してその全外周をシュリンク
フィルムでシュリンク包装した直方体状の包装体のシュ
リンクフィルムを切断する方法において、該包装体の各
側面にわたってパレットの各側辺に沿う位置の該シュリ
ンクフィルムを連続して水平に切断する水平切断工程
と、天板、各仕切板およびパレットの各四隅の頂点の近
傍に形成されるシュリンクフィルムの不完全収縮部を天
板からパレットまで垂直に切断する垂直切断工程とから
なることを特徴とする。
(作用) 本発明は、包装体の各側面にわたってパレットの各側
辺に沿う位置でシュリンクフィルムを連続して切断し
て、パレットの側面や底面を被覆するフィルムとパレッ
トより上方を被覆するフィルムとを分離する。また、該
包装体のフィルムを天板、各仕切板およびパレットの各
四隅の近傍を天板からパレットにわたって垂直に切断し
て天板を被覆するフィルムを除き前記の水平の切断とあ
いまって各側面のフィルムを短冊状に切断する。この垂
直に切断する時に、天板、各仕切板およびパレットの各
四隅の頂点の近傍に形成された不完全収縮部において切
断して包装された物品への切断刃の接触を避ける。
(実施例) 本発明の実施の一例を示す図面に従って更に詳説すれ
ば次の通りである。第1図はシュリンク包装された包装
体の斜視図、第2図は第1図の一部を拡大した側面図、
第3図乃至第6図は本発明の実施の一例を示すもので、
第3図は切断工程を説明するための斜視図、第4図は切
断位置を説明するための平面図、第5図は切断完了状態
の斜視図、第6図はフィルムを取り除く状態の斜視図で
ある。
本実施例における包装体Aは、第1図乃至第2図示の
ように方形状のパレットa上に多数の物品bを配列し更
に方形状の仕切板cを介して物品bを多段に積層し、更
に最上部に方形状の天板dを載置して、縦長直方体状に
形成したものを結束バンドeで一体に結束すると共に、
全体をシュリンクフィルムfでシュリンク包装したもの
である。
この包装体Aは、第3図示のように回転テーブルBに
載置され、包装体Aの一側面側に設けた3つの回転切断
刃装置C,D,Eによりフィルムfを切断する。即ち、包装
体Aのパレットaの上側辺に沿って回転切断刃装置Cに
より水平にフィルムfを全長にわたり切断する。この切
断と平行して回転切断刃装置D,Eにより、該側面の両側
縁近傍を垂直に天板dから前記水平切断位置まで切断す
る。この時に、垂直切断位置は、第4図示のように天板
d、仕切板cおよびパレットaの四隅の頂点近傍に形成
されるフィルムfがシュリンクしにくい部分に形成され
る不完全収縮部gを切断する。
この不完全収縮部gでは、フィルムfが物品bから離
れた位置にあるので、この不完全収縮部gを利用してこ
の位置で切断することにより、包装された物品bに損傷
を与えることなく、フィルムfを確実に切断することが
できる。
次いで、回転テーブルBを90度回転させて第3図仮想
線示のように回転切断刃装置C,D,Eにより前記と同様に
水平の切断と垂直の切断とを行う。このように、包装体
Aの各側面のフィルムfを切断すると、第5図示のよう
にフィルムfは、天板dを被覆する部分を除き、天板d
から垂れ下がる複数の短冊状となって、包装された物品
bから剥がれる。
その後、第6図示のように天板dの上方に設けたフィ
ルム除去装置Fによりフィルムfを取り除く。
尚、本発明におけるシュリンクフィルムの切断には、
回転切断刃以外に、加熱切断刃等の適宜のフィルム切断
手段を用いてもよい。
前記包装体のシュリンクフィルムを連続して水平に切
断する水平切断工程にあっては、各側面ごとに切断手段
を設けて行ってもよいが、該包装体を回転テーブルに載
置して回転させながら連続して各側面にわたり切断する
のが効果的である。
また、前記包装体のシュリンクフィルムを連続して垂
直に切断する垂直切断工程にあっては、該包装体の各側
面ごとに切断装置を設けて行ってもよいが、少なくとも
一側面に対面する位置に切断手段を設け、前記と同様に
該包装体を回転テーブルに載置して回転させ、各側面ご
とに切断するようにすれば、切断手段の数を少なくする
ことができる。
前記水平切断工程と前記垂直切断工程とは、いずれの
工程から行ってもよく、また、同時に行ってもよい。
(効果) 本発明は、方形状のパレット上に載置した多数の物品
と該物品上に載置した方形状の仕切板とを交互に積層し
て多段積みとし方形状の天板を最上層の物品上に載置す
ると共に各物品をパレットおよび各仕切板の各側辺から
一定の間隙を存した位置を最外側の位置として配列して
その全外周をフィルムでシュリンク包装した包装体のシ
ュリンクされたフィルムを、包装された物品に損傷を与
えることなく確実に切断することができ、切断されたフ
ィルムを迅速かつ容易に除去しうるとの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はシュリンク包装された包装体の斜視図、第2図
は第1図の一部を拡大した側面図、第3図乃至第6図は
本発明の実施の一例を示すもので、第3図は切断工程を
説明するための斜視図、第4図は切断位置を説明するた
めの平面図、第5図は切断完了状態の斜視図、第6図は
フィルムを取り除く状態の斜視図である。 A……包装体、a……パレット、b……物品、c……仕
切板、d……天板、f……シュリンクフィルム、g……
不完全収縮部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状のパレット上に載置した多数の物品
    と該物品上に載置した方形状の仕切板とを交互に積層し
    て多段積みとし方形状の天板を最上層の物品上に載置す
    ると共にパレットおよび各仕切板の各側辺から一定の間
    隙を存した位置を最外側の位置として各物品を配列して
    その全外周をシュリンクフィルムでシュリンク包装した
    直方体状の包装体のシュリンクフィルムを切断する方法
    において、該包装体の各側面にわたってパレットの各側
    辺に沿う位置の該シュリンクフィルムを連続して水平に
    切断する水平切断工程と、天板、各仕切板およびパレッ
    トの各四隅の頂点の近傍に形成されるシュリンクフィル
    ムの不完全収縮部を天板からパレットまで垂直に切断す
    る垂直切断工程とからなることを特徴とするシュリンク
    フィルム包装体のフィルム切断方法。
JP62092973A 1987-04-17 1987-04-17 シュリンクフィルム包装体のフィルム切断方法 Expired - Fee Related JP2566572B2 (ja)

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