JPH0244996Y2 - - Google Patents

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JPH0244996Y2
JPH0244996Y2 JP1984073014U JP7301484U JPH0244996Y2 JP H0244996 Y2 JPH0244996 Y2 JP H0244996Y2 JP 1984073014 U JP1984073014 U JP 1984073014U JP 7301484 U JP7301484 U JP 7301484U JP H0244996 Y2 JPH0244996 Y2 JP H0244996Y2
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JP
Japan
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adhesive
glass net
net
glass
coating
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JP1984073014U
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JPS60184632U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は合成樹脂の塗工層を強化するために用
いるガラスネツトの施工性を改善したものであ
り、とりわけ、ポリウレタン樹脂等の合成樹脂を
用いて行なう合成樹脂塗り床の施工に際し、塗り
床の強化の目的で用いるのに適したものである。
従来の技術 ポリウレタン樹脂等を用いる塗り床の施工に際
し、セメントやモルタル等を予め施して作られた
基材表面に、まずプライマーを施した後、ガラス
ネツトを接着剤を用いて貼り着け、しかる後にポ
リウレタン樹脂を流して塗工する事は知られてい
る。しかし、この工法においてはガラスネツトが
ポリウレタン樹脂塗工時に浮いたり、ずれたりす
るのを防ぐためにガラスクロスを接着剤を用いて
基材表面に貼り着ける手間を要し煩雑であると共
に接着剤という最終的には不要な材料をその都度
要する不便さがある。
考案が解決しようとする問題点 本考案においては上記した従来の技術の欠点、
即ち、接着剤を用い、接着剤を適用してガラスネ
ツトを貼り着ける際の不便さ、煩雑さを解消する
ものである。
問題点を解決するための手段 本考案においてはガラスネツトの片面に粘着剤
を塗布し、更に塗布面に離型性シートの離型面を
貼り合わせることにより、上記した従来の技術の
欠点を解消する。
第1図は本考案の一例を示す斜視図であつて、
ガラスネツト1は、上側表面が離型性である離型
性シート2に粘着剤3を介して貼り合わせてあ
る。
ここで用いているガラスネツト1は、合成樹脂
塗り床を強化し、又、塗工の際に合成樹脂がガラ
スネツトの目に充分に充填されて一体になるため
に、縦横共1cmあたり2〜8本の密度で織られた
開口部が四角形ないしその類似の形状となつてい
るものである。
又、ここで用いている離型性シートとしては、
通常の粘着加工済シートの粘着剤層に貼り合わせ
て用いるものであれば原則的に使用でき、例えば
ポリエチレンやポリプロピレン等の厚み30〜
200μmのポリオレフインフイルム、ポリエチレ
ンやポリプロピレンを塗布もしくはラミネートし
た複合紙等である。後者においては塗布面もしく
はラミネート面が離型性であり、前者においては
特に処理がなされていない限り両面が離型性であ
る。又、これらの他にもシリコーン樹脂を塗布し
た紙も使用できる。
粘着剤3の材料としてはアクリル系、ゴム系等
の溶剤溶解型のもの、アクリル系等の水溶解型も
しくはエマルジヨン型のもの、ゴム系ブロツクポ
リマー等のホツトメルトタイプのものが使用でき
る。粘着剤としては上記の3種のいずれも使用で
きるが、本考案においては製造時の加工のしやす
さの観点から溶剤溶解型もしくはエマルジヨン型
のものを使用するのが好ましい。
本考案においては粘着剤3は、ガラスネツト1
と離型性シートを重ねたときに両者が接する部分
を中心にして適用されており、このような位置に
粘着剤を適用するときはガラスネツト1の粘着剤
が接する側の片面にコーテイングロールを接触さ
せて塗布するキスコートする等の方法により、ガ
ラスネツト1の反対側に粘着剤がまわり込むのを
防止しつつ行なうのがよい。粘着剤が反対側にま
わり込むと第1図中のガラスネツト1の上面側に
粘着剤層があるため、粘着加工済ガラスネツトを
積み重ねたり、巻き取つたりすると、他の離型性
シートの裏面と部分的に貼り合わされるため、積
み重ねた状態から1枚ずつ持ち上げたり、巻き取
つた状態から巻きほぐす際に作業が円滑に行なえ
なくなる。
粘着剤をガラスネツトの片面にだけ塗布するた
めに塗布量は、ガラスネツトの糸の太さにもよる
が、ベタ換算で30〜300g/m2(塗布時)程度で
ある。
粘着剤塗布後、ガラスネツトの粘着剤塗布面と
離型性シートの離型性のある側とが接するように
両者を貼り合わせ、粘着剤の塗布時に含有される
溶剤もしくは水を乾燥により蒸発させて本考案の
粘着加工済ガラスネツトとする。
作 用 本考案の粘着加工済ガラスネツトは、例えばプ
ライマーの施されたコンクリート床面に離型性シ
ート2をはがしながら粘着剤3側がプライマーに
接するようにして置いて行き、好ましくは手、こ
て、ローラーなどで加圧して接着させ、その後、
ポリウレタン樹脂等を流し、こて等でならした
後、養生することにより、床面に一体化される。
このときガラスネツトは従来と異なり床面に粘着
剤で固定されているので、合成樹脂を流す際に流
動の圧力でずれたり浮いたりすることがなく、
又、合成樹脂の塗布面をならすためのこて等が触
れても、やはりずれたり浮いたりすることがな
い。
効 果 本考案の粘着加工済ガラスネツトは合成樹脂塗
り床等の塗工の際にずれや浮きが生じないのでガ
ラスネツトが正規な位置に正しく固定された仕上
がり状態が得られる。
又、本考案の粘着加工済ガラスネツトは予め粘
着剤が塗布されているので、塗工の現場でその都
度、粘着剤を塗布する手間がなく、しかもキスコ
ート等の塗布量規制の可能な方法により裏回りを
防止しながら塗布できるので粘着剤の使用量が減
らせる。
更に本考案においては粘着剤は必要最小限の箇
所に適用されているので塗工材料である合成樹脂
と床面(もしくはプライマー面)の接着、及び、
合成樹脂とガラスネツトの接着には支障がなく、
ガラスネツトの開口部も大きいために合成樹脂塗
工時にガラスネツトの目にも合成樹脂が充分に充
填されるので、最終仕上がり時に塗工層と床面の
接着強度が高く、ガラスネツトによる補強効果も
充分に得られる。
用 途 従つて、本考案の粘着加工済ガラスネツトはポ
リウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂も
しくはポリエステル樹脂等の合成樹脂を用いる各
種の塗り床における補強用、或いは同様の合成樹
脂、その他の塗料、もしくはモルタルを用いて行
なう壁面の塗装等の各種の塗装の際の補強用手段
として有用であり、又、これらの塗布の際の塗り
厚みの均一化にも有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す斜視図である。 1……ガラスネツト、2……粘着剤、3……離
型性シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦横共1cmあたり2〜8本の密度で織られた開
    口部が四角形であるガラスネツトの各糸の片面に
    粘着剤が塗布され、更に粘着剤塗布面側の全面に
    離型性シートを剥離可能に貼り合わせてある粘着
    加工済ガラスネツト。
JP7301484U 1984-05-18 1984-05-18 粘着加工済ガラスネット Granted JPS60184632U (ja)

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JP7301484U JPS60184632U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 粘着加工済ガラスネット

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JP7301484U JPS60184632U (ja) 1984-05-18 1984-05-18 粘着加工済ガラスネット

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JPS60184632U JPS60184632U (ja) 1985-12-07
JPH0244996Y2 true JPH0244996Y2 (ja) 1990-11-29

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038735B2 (ja) * 1982-08-04 1985-09-03 セイコーインスツルメンツ株式会社 入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038735U (ja) * 1983-08-24 1985-03-18 株式会社フジクラ 構造物の補修用シ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6038735B2 (ja) * 1982-08-04 1985-09-03 セイコーインスツルメンツ株式会社 入力装置

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JPS60184632U (ja) 1985-12-07

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