JPH0244979Y2 - - Google Patents

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JPH0244979Y2
JPH0244979Y2 JP13854284U JP13854284U JPH0244979Y2 JP H0244979 Y2 JPH0244979 Y2 JP H0244979Y2 JP 13854284 U JP13854284 U JP 13854284U JP 13854284 U JP13854284 U JP 13854284U JP H0244979 Y2 JPH0244979 Y2 JP H0244979Y2
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transmission band
carriage
drive device
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guide groove
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JP13854284U
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被搬送物を伝動帯板を介して押引き
する形式の搬送装置の技術分野に属する。
〔従来技術〕
従来、この種の伝動帯板押引き式搬送装置は、
例えば実開昭57−26923号公報に記載されている
ように、被搬送物を搬送する為の搬送路に沿つて
配設され、キヤリツジ案内溝と帯板案内溝とを有
する案内部材と、被搬送物に連結される連結部材
を備え案内部材のキヤリツジ案内溝で案内されつ
つ案内部材に沿つて移動可能なキヤリツジと、案
内部材の一端部側に配設された駆動装置と、駆動
装置から案内部材の帯板案内溝内へ押引き自在に
延出されて先端部がキヤリツジに連結され駆動装
置の伝動輪で押引き駆動される伝動帯板とを備え
ている。
上記搬送装置において、被搬送物を所定の位置
で自動的に停止させたり変速させたりするため
に、被搬送物が所定の位置に達した事を検出する
必要がある。この検出手段について、上記公報に
は記載されていないが、一般にはリミツトスイツ
チ方式のもの又はローラ回転数検出方式のものが
考えられる。
リミツトスイツチ方式のものは、搬送経路の所
定箇所にリミツトスイツチを固定し、移動してき
た被搬送物をリミツトスイツチで検出する形式の
ものである。
ローラ回転数検出方式のものは、伝動帯板を駆
動するローラの回転数をロータリエンコーダ等で
読みとる事により、被搬送物の押引き寸法を検出
する形式のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 リミツトスイツチ方式の場合、各種機械に搬送
装置を取付ける際に、リミツトスイツチを搬送装
置から離して別に取付けるので、リミツトスイツ
チと駆動装置との間に配線する必要があること、
その配線は長くて外部に露出するため、他物の衝
突で断線するおそれがあること、リミツトスイツ
チは耐熱性の限界から加熱炉の加熱室などに設け
ることができないこと、などの問題がある。
ローラ回転数検出方式の場合、ローラと伝動帯
板との摩擦接触面間で生ずるスリツプにより、被
搬送物の位置制御に狂いが生じるという問題があ
る。
本考案の目的は、押引き搬送寸法を検出する為
の構成が簡単で、組付け性・耐久性・信頼性に優
れる伝動帯板押引き式搬送装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る伝動帯板押引き式搬送装置は、被
搬送物を搬送する為の搬送路に沿つて配設され、
キヤリツジ案内溝と帯板案内溝とを有する案内部
材と、被搬送物に連結される連結部材を備え案内
部材のキヤリツジ案内溝で案内されつつ案内部材
に沿つて移動可能なキヤリツジと、案内部材の一
端部側に配設された駆動装置と、駆動装置から案
内部材の帯板案内溝内へ押引き自在に延出されて
先端部がキヤリツジに連結され駆動装置の伝動輪
で押引き駆動される伝動帯板とを備えた伝動帯板
押引き式搬送装置において、上記伝動帯板の略全
長に亙つて長さ方向所定等間隔おきに押引き寸法
検出用の複数の被検出部を設け、上記駆動装置に
伝動帯板の被検出部を検出する検出手段を設け、
上記検出手段の出力を受けて駆動装置を制御する
制御手段を設けたものである。
〔作用〕
本考案に係る伝動帯板押引き式搬送装置におい
ては、被搬送物を搬送するとき、キヤリツジの連
結部材を被搬送物に連結した状態において駆動装
置の伝動輪を駆動すると、伝動帯板が帯板案内溝
で案内されつつ押し方向又は引き方向へ駆動さ
れ、伝動帯板によりキヤリツジがキヤリツジ案内
溝で案内されつつ押し方向又は引き方向へ駆動さ
れ、被搬送物が搬送路に沿つて押し方向又は引き
方向へ搬送される。
この搬送時、伝動帯板の被検出部が検出手段で
検出され、その検出手段の出力を受ける制御手段
によつて駆動装置が制御されることになる。
上記被検出部が伝動帯板の略全長に亙つて設け
られ、検出手段は駆動装置に設けられているの
で、検出手段の為の配線を駆動装置の外部に設け
る必要がない。従つて、押引き寸法を検出の為の
構成が簡単化し、組付けが容易になり、断線の確
率も小さくなるので耐久性が向上する。尚、搬送
路の一部を高温環境下に設置する場合にも適用可
能である。
加えて、伝動帯板と伝動輪間に仮にスリツプが
生じても、押引き搬送寸法を精度よく検出できる
ので、信頼性に優れる。
〔考案の効果〕
本考案に係る伝動帯板押引き式搬送装置によれ
ば、上記〔作用〕の項で説明したように、伝動帯
板に複数の被検出部を設け、駆動装置に検出手段
を設けたことにより、押引き寸法を検出する為の
構成を簡単化し得ること、その組付けを容易にで
きること、耐久性を向上させ得ること、信頼性に
優れること、などの効果が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
本実施例は、射出成形機に対して金型を搬出入
する為の金型交換装置に設けた伝動帯板押引き式
搬送装置に本考案を適用した場合の一例である。
第3図に示すように、射出成形機1Mの前側に
金型交換台1がレール2上を左右に移動可能に設
けられ、金型交換台1には2面の金型乗載部が設
けられ、各金型乗載部には左右1対の遊転ローラ
付きのローラコンベア3が金型Dを前後方向に搬
送可能に設けられている。
射出成形機1Mの固定盤4と可動盤5の下部に
は夫々遊転ローラ付きの盤側ローラコンベア6が
ローラコンベア3と同一レベルに設けられてい
る。
各金型乗載部の中央部には案内部材7が設けら
れ、左右の盤側ローラコンベア6の前端部の中間
にも案内部材7の延長上に補助案内部材8が設け
られている。
各案内部材7には、第6図に示すようにT溝状
のキヤリツジ案内溝26と偏平な矩形状断面の帯
板案内溝27とが形成され、キヤリツジ案内溝2
6の下部中央部は開口スリツト28を介して帯板
案内溝27に連通され、補助案内部材8にも上記
同様のキヤリツジ案内溝26と帯板案内溝27と
が形成されている。
第3図・第4図に示すように、各案内部材7の
前端側において金型交換台1の前端に駆動装置2
9が付設され、駆動装置29の上部には案内部材
7と同じ構造の案内部が設けられ、キヤリツジ3
0はキヤリツジ案内溝26で案内される4個の支
持輪31を有するとともに金型Dの前端に着脱自
在に係合される上下揺動自在の連結フツク部材3
2を有し、キヤリツジ30は案内部と案内部材7
と補助案内部材8とに亙つて往復移動し得るよう
になつている。尚、第6図はキヤリツジ30が案
内部材7上にあるときの状態を示すこれらの正面
図である。
駆動装置29の収容部33から繰り出される伝
動帯板10の先端部はキヤリツジ30の連結部3
0aに固着され、伝動帯板10は案内部の帯板案
内溝27と案内部材7の帯板案内溝27と補助案
内部材8の帯板案内溝27において屈曲しないよ
うに案内されるので伝動帯板10を後方へ押動駆
動したり前方へ引き駆動することにより伝動帯板
10を介してキヤリツジ30を往復移動させるこ
とが出来る。
駆動装置29は、第4図に示すように伝動帯板
10を狭持する1対の駆動ローラ9であつて1対
のギヤ22を介して相互に逆回転する1対の駆動
ローラ9と、このら駆動ローラ9をチエーン伝動
機構23を介して正逆回転駆動する減速機付き電
動モータ24と、伝動帯板10を収容する収容部
33とを備えている。
従つて、電動モータ24で駆動ローラ9を駆動
し、駆動ローラ9で伝動帯板10を前後に押引き
駆動し、伝動帯板10に連結されたキヤリツジ3
0を前後に往復駆動することにより、金型Dを金
型乗載部から盤側ローラコンベア6上へ又はその
反対に搬送することが出来る。
次に、伝動帯板10でキヤリツジ30を押引き
駆動するときの押引き寸法を検出する検出機構と
駆動装置20を制御する制御装置34について説
明する。
第1図・第2図に示すように、伝動帯板10の
全長に亙つて伝動帯板10の左側部には長さ方向
所定等間隔おきに被検出部としての多数のスリツ
ト孔14が形成され、このスリツト孔14を検出
する検出手段として投光器17と受光器18が次
のように設けられている。
駆動装置29の後部内の縦壁部材21には帯板
案内溝27と同レベル位置で上下1対のガイドブ
ロツク16がボルト20で固着され、両ガイドブ
ロツク16間に伝動帯板10の通過を許す通過隙
間15が形成され、伝動帯板10のスリツト孔1
4に対応する位置において下側のガイドブロツク
16に投光器17が上向きに付設され、上側のガ
イドブロツク16に受光器18が下向きに付設さ
れ、スリツト孔14を通して投光器17からの出
射光を受光器18で受光し得るようになつてい
る。
ガイドブロツク16は駆動ローラ9と案内部と
の間で伝動帯板10が屈曲しないように案内する
機能を有し、駆動ローラ9から押出される伝動帯
板10は通過隙間15を通つて帯板案内溝27内
へ押出されたり、またその反対に引き戻されたり
するようになつている。符号19は除塵の為の金
属製スクレーパである。
一方、駆動装置29のモータ24を制御する制
御装置34が設けられ、投光器17と受光器18
とは制御装置34にリード線17a,18aを介
して接続され、金型Dを射出成形機1Mへ搬入す
るときには伝動帯板10がキヤリツジ30の方へ
繰り出され始めると制御装置34は受光器18で
スリツト孔14を検出したハイレベルの信号をカ
ウントし、そのカウント数が予め設定された設定
カウント数になると制御装置34がモータ24の
転駆動を停止させ、金型Dは射出成形機1Mの盤
側ローラコンベア6上の所定位置まで移送されて
停止するようになつている。
金型Dを射出成形機1Mから搬出するときには
制御装置34は、スリツト孔14を検出したハイ
レベルの信号をカウントしながらモータ24を逆
転駆動し、そのカウント数が上記設定カウント数
になるとモータ24を停止させる。これにより、
金型Dは金型交換台1上の所定位置に停止する。
尚、第5図に示すように、下側の駆動ローラ9
の周面に突設した突起9aをスリツト孔14に係
合させて駆動ローラ9と伝動帯板10とのスリツ
プを防止するように構成してもよい。
尚、上記実施例の投光器17と受光器18の代
りにスリツト孔14を検出する近接スイツチ或い
はリミツトスイツチを設けてもよい。また、被検
出部として、スリツト孔14の代りに磁気マーク
やバーコードのマークを印してもよいが、この場
合これらを検出できる検出センサを設けるものと
する。
尚、本願の伝動帯板押引き式搬送装置は、射出
成形機の為の金型交換装置以外に、種々の被搬送
物を搬送する搬送装置にも適用し得ることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
駆動装置のガイドブロツク等の分解斜視図、第2
図は投光器・受光器を組込んだ組込装置の要部縦
断側面図、第3図は射出成形機と金型交換装置の
斜視図、第4図は駆動装置の縦断正面図、第5図
は変形例に係る駆動装置の要部正面図、第6図は
キヤリツジが位置した状態における案内部材の縦
断正面図である。 3……ローラコンベア、7……案内部材、9…
…駆動ローラ、10……伝動帯板、14……スリ
ツト孔、17……投光器、18……受光器、26
……キヤリツジ案内溝、27……帯板案内溝、2
9……駆動装置、30……キヤリツジ、32……
連結フツク部材、34……制御装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被搬送物を搬送する為の搬送路に沿つて配設さ
    れ、キヤリツジ案内溝と帯板案内溝とを有する案
    内部材と、被搬送物に連結される連結部材を備え
    案内部材のキヤリツジ案内溝で案内されつつ案内
    部材に沿つて移動可能なキヤリツジと、案内部材
    の一端部側に配設された駆動装置と、駆動装置か
    ら案内部材の帯板案内溝内へ押引き自在に延出さ
    れて先端部がキヤリツジに連結され駆動装置の伝
    動輪で押引き駆動される伝動帯板とを備えた伝動
    帯板押引き式搬送装置において、 上記伝動帯板の略全長に亙つて長さ方向所定等
    間隔おきに押引き寸法検出用の複数の被検出部を
    設け、 上記駆動装置に伝動帯板の被検出部を検出する
    検出手段を設け、 上記検出手段の出力を受けて駆動装置を制御す
    る制御手段を設けたことを特徴とする伝動帯板押
    引き式搬送装置。
JP13854284U 1984-09-12 1984-09-12 Expired JPH0244979Y2 (ja)

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JPS6153125U JPS6153125U (ja) 1986-04-10
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