JP2752310B2 - 組立台車の搬送装置 - Google Patents

組立台車の搬送装置

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JP2752310B2
JP2752310B2 JP5184235A JP18423593A JP2752310B2 JP 2752310 B2 JP2752310 B2 JP 2752310B2 JP 5184235 A JP5184235 A JP 5184235A JP 18423593 A JP18423593 A JP 18423593A JP 2752310 B2 JP2752310 B2 JP 2752310B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両(例えばトラクタ
ーや三輪車)を生産する際に組立途中の車両等が載置さ
れて工場内を運搬される組立台車を搬送するための組立
台車の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の組立台車の搬送装置としては、図
6に示すようなものが知られている。すなわち、第1の
搬送ライン1を設け、この第1の搬送ライン1により組
立途中の車両が載置された組立台車4を搬送させる。そ
して、搬送途中で各種の部品を組み付けて完成車両とし
て、この完成車両を後工程に搬送するとともに、前記第
1の搬送ライン1と平行に第2の搬送ライン2を設け、
完成車両が取り除かれた組立台車4を第2の搬送ライン
2に乗り移させて第1の搬送ライン1の入口付近へと搬
送する。そして、人力により走行台車4を、第2の搬送
ライン2の出口部から第1の搬送ライン1の入口部に向
けて運搬して第1の搬送ライン1の入口部に投入するよ
うにしている。なお、第1の搬送ライン1及び第2の搬
送ライン2は、図7に示すように、床下に掘削された地
下ピット3内に、組立台車4に突設されたトウピン6と
係合して組立台車4に推進力を与えるトウコンベア5が
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の組立台車の搬
送装置において、第1の搬送ラインと第2の搬送ライン
との間で組立台車を運搬しようとする場合、第1または
第2の搬送ラインを延長して他方のラインに接続する方
法が考えられる。しかしながら、地下ピットの掘削延
長、トウコンベアの配設等を要し、しかも、組立台車を
スムーズに搬送するためには、屈曲のないライン構成を
考慮した全体構成が必要と成るため、装置全体が複雑且
つ高価となりがちであり、また、ライン長を変更する場
合やラインのレイアウトを変更する場合に、容易に対応
することが出来ないといった問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、第1の搬送ラインと第2の搬送ラインとの間の組立
台車の移送を、より簡単且つ汎用性のある構成で達成で
きる組立台車の搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の組立台車の搬送
装置は、組立途中の車両等が載置される組立台車を搬送
する第1の搬送ラインと、この第1の搬送ラインで搬送
された組立台車を搬送する第2の搬送ラインと、前記
の搬送ラインと第1の搬送ラインとを連結する連結ラ
インとを備える組立台車の搬送装置において、第1及び
第2の搬送ラインが、床下に掘削された地下ピットと、
この地下ピット内に設けられ、前記組立台車に設けられ
たガイド手段と係合して組立台車に推進力を与える駆動
手段と、前記組立台車のガイド手段を案内するガイドレ
ールとを備えてなり、前記連結ラインが、前記ガイドレ
ールに連続するように前記第2の搬送ラインから前記
の搬送ラインに向けて設けられ、前記組立台車に設け
られたガイド手段を案内するガイドレールと、床下の空
間をこのガイドレールに沿って走行駆動され、前記組立
台車と係合して組立台車を前記ガイドレールに沿って走
行させる推進手段とを備えてなり、前記推進手段による
前記組立台車の前記第1の搬送ラインへの投入ピッチが
前記第1の搬送ラインに設けられた組立台車通過検出手
段により制御されてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の組立台車の搬送装置によれば、第2
搬送ラインを搬送された組立台車は、連結ラインに設け
られた推進手段を走行駆動させて推進手段を組立台車に
係合させることにより第1の搬送ラインに向けて移送さ
れる。この際、組立台車に設けられたガイド手段はガイ
ドレールに案内されて組立台車は円滑に走行する。ま
た、組立台車の第1の搬送ラインへの投入ピッチは第1
の搬送ラインに設けた組立台車通過検出手段により制御
される。つまり、組立台車通過検出手段により走行する
組立台車を検出した時点で初めて、後続の組立台車が第
1の搬送ラインへ投入されることとなる。
【0007】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の一実施例
の組立台車の搬送装置について説明する。なお、従来例
(図6及び図7)と同一構成要素には同一符号を付して
説明する。
【0008】本実施例の組立台車の搬送装置は、組立途
中の車両が載置される組立台車を搬送する第1の搬送ラ
イン1と、この第1の搬送ライン1で搬送された組立台
車を搬送する第2の搬送ライン2と、前記第1の搬送ラ
イン1と第2の搬送ライン2とを連結する連結ライン1
0とを備える。
【0009】ここで、前記第1及び第2の搬送ライン
1,2は、従来例(図7参照)と同様に、床下に掘削さ
れた地下ピット3と、この地下ピット3内に設けられ組
立台車4に設けられたトウピン6と係合して組立台車4
に推進力を与えるトウコンベア5とを備えてなる。
【0010】前記連結ライン10は、前記第2の搬送ラ
インから前記第1の搬送ラインに向けて半円弧状に
設けられ前記組立台車4に設けられたトウピン6を案内
する案内溝11と、この案内溝11に沿って走行駆動さ
れ、組立台車4と係合して組立台車4を前記案内溝11
に沿って走行させるフック部材12とを備える。
【0011】図3〜図5に基づいて、前記フック部材1
2の駆動機構について説明する。フック部材12は、床
面に設置された基台13上に走行自在に取り付けられた
クレセントチェーン14に取り付けられている。図4
(a)に示すように、フック部材12の基端には、隣接
するクレセントチェーン14に一端が取り付けられた引
張スプリング15の他端が係合されており、フック部材
12の他端には組立台車4と当接する当接板12aが固
定されている。また、前記クレセントチェーン14は、
基台13の端部に設けられたモータ17により走行駆動
されるようになっている。なお、図中の16は、クレセ
ントチェーン14及びフック部材12のカバーである。
【0012】次に、図1に基づいて、本実施例の組立台
車の搬送装置の作用について説明する。
【0013】まず、連結ライン10に設けられたフック
部材12を、クレセントチェーン14をモータ17によ
り走行させることにより案内溝11に沿って移動させ
る。この結果、フック部材12は組立台車4の後端部に
当接し、組立台車4を案内溝11に沿って押して移動さ
せる。そして、第2の搬送ライン2を搬送された空の組
立台車4は第1の搬送ライン1に向けて移送される。こ
の際、組立台車4に設けられたトウピン6は案内溝11
に案内されて組立台車4は円滑に走行する。そして、第
1の搬送ライン1に円滑に供給される。
【0014】図3に示すように、連結ライン10から第
1の搬送ライン1に組立台車を移送する際、連結ライン
10による組立台車4の移送は、第1の搬送ライン1に
備えられたリミットスイッチL/Sにより所定の間隔で
制御されるようになっており、第1の搬送ライン1にお
いて、先行する組立台車4がリミットスイッチL/S
検出部を通過することにより、連結ライン10のフック
部材12が作動され、後続の組立台車4を推進する。ま
た、先行する組立台車4がリミットスイッチL/Sの検
出部を通過するまで、後続の組立台車4は、第1の搬送
ライン1の投入端部でその移動が一旦停止して待機する
ようになっている。このように、組立台車4の第1の搬
送ライン1への投入は、第1の搬送ライン1で任意に設
定される所定の搬送ピッチにより行われる。
【0015】なお、前記実施例では、連結ライン10に
おいて、フック部材12を組立台車4に係合させて組立
台車4を押して走行させるようにしているが、フック部
材12を組立台車4と係合させて組立台車4を牽引する
ようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組立台車
の搬送装置によれば、組立途中の車両等が載置される組
立台車を搬送する第1の搬送ラインと、この第1の搬送
ラインで搬送された組立台車を搬送する第2の搬送ライ
ンと、前記第2の搬送ラインと第1の搬送ラインとを連
結する連結ラインとを備える組立台車の搬送装置におい
て、第1及び第2の搬送ラインが、床下に掘削された地
下ピットと、この地下ピット内に設けられ、前記組立台
車に設けられたガイド手段と係合して組立台車に推進力
を与える駆動手段と、前記組立台車のガイド手段を案内
するガイドレールとを備えてなり、前記連結ラインが、
前記ガイドレールに連続するように前記第2の搬送ライ
ンから前記第1の搬送ラインに向けて設けられ、前記組
立台車に設けられたガイド手段を案内するガイドレール
と、床上の空間をこのガイドレールに沿って走行駆動さ
れ、前記組立台車と係合して組立台車を前記ガイドレー
ルに沿って走行させる推進手段とを備えてなり、前記推
進手段による前記組立台車の前記第1の搬送ラインへの
投入ピッチが前記第1の搬送ラインに設けられた組立台
車通過検出手段により制御されるので、第2の搬送ライ
ンから第1の搬送ラインへの組立台車の移送を、より簡
単でかつ安価な構成ででき、しかもライン長の変更等に
容易に対応することができる。また、組立台車の第1の
搬送ラインへの投入ピッチが組立台車通過検出手段によ
り制御されるので、組立台車を第1の搬送ラインへ所定
ピッチで自動投入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の組立台車の搬送装置を示す
概略図である。
【図2】図1の組立台車の搬送装置の要部を示す斜視図
である。
【図3】図1の組立台車の搬送装置の要部を示す平面図
である。
【図4】図3の要部を示す図である。
【図5】図3中のイ−イ矢視図である。
【図6】従来の組立台車の搬送装置を示す概略図であ
る。
【図7】従来の組立台車の搬送装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の搬送ライン 2 第2の搬送ライン 3 地下ピット 4 組立台車 5 トウコンベア 6 トウピン 10 連結ライン 11 案内溝 12 フック部材 14 クレセントチェーン 17 モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立途中の車両等が載置される組立台車
    を搬送する第1の搬送ラインと、この第1の搬送ライン
    で搬送された組立台車を搬送する第2の搬送ラインと、
    前記第2の搬送ラインと第1の搬送ラインとを連結する
    連結ラインとを備える組立台車の搬送装置において、第
    1及び第2の搬送ラインが、床下に掘削された地下ピッ
    トと、この地下ピット内に設けられ、前記組立台車に設
    けられたガイド手段と係合して組立台車に推進力を与え
    る駆動手段と、前記組立台車のガイド手段を案内するガ
    イドレールとを備えてなり、前記連結ラインが、前記ガ
    イドレールに連続するように前記第2の搬送ラインから
    前記第1の搬送ラインに向けて設けられ、前記組立台車
    に設けられたガイド手段を案内するガイドレールと、床
    上の空間をこのガイドレールに沿って走行駆動され、前
    記組立台車と係合して組立台車を前記ガイドレールに沿
    って走行させる推進手段とを備えてなり、前記推進手段
    による前記組立台車の前記第1の搬送ラインへの投入ピ
    ッチが前記第1の搬送ラインに設けられた組立台車通過
    検出手段により制御されることを特徴とする組立台車の
    搬送装置。
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