JPH0244973B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244973B2 JPH0244973B2 JP55083800A JP8380080A JPH0244973B2 JP H0244973 B2 JPH0244973 B2 JP H0244973B2 JP 55083800 A JP55083800 A JP 55083800A JP 8380080 A JP8380080 A JP 8380080A JP H0244973 B2 JPH0244973 B2 JP H0244973B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- parting edge
- soffit
- edge
- board
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 claims description 5
- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、プレハブ住宅において軒裏と外壁パ
ネル間の〓間を覆う外壁見切縁の取付け工法に関
する。
ネル間の〓間を覆う外壁見切縁の取付け工法に関
する。
外壁見切縁は、いわば化粧部材であり、したが
つてその施工に際しては他の部材によつて傷つか
ないようにすることが肝要であり、また、施工が
容易であることも重要な点である。本発明は、こ
のような要請に鑑みてなされたもので見切縁の取
付け施工が行ない易く、かつ、見切縁の取付けを
最後に行なうようにして、施工時に他の部材によ
つて損傷されることのない新規な取付け工法を提
供せんとするものである。
つてその施工に際しては他の部材によつて傷つか
ないようにすることが肝要であり、また、施工が
容易であることも重要な点である。本発明は、こ
のような要請に鑑みてなされたもので見切縁の取
付け施工が行ない易く、かつ、見切縁の取付けを
最後に行なうようにして、施工時に他の部材によ
つて損傷されることのない新規な取付け工法を提
供せんとするものである。
このような目的を達成するため、第1の発明で
は、概略コ字形の見切縁受具の上片を、その上片
と下片との開放部を軒先側にした状態で、軒先野
縁等の軒裏木材に当接し、その上片を前記下片端
部よりも外方に延長した延長部で上記軒裏木材へ
釘打ち固定した後、それらの上片と下片との間に
石綿板等の軒裏板を挿入して、その軒裏板を上記
見切縁受具上片の下面に重ねて固着し、この見切
縁受具に取り付けられる見切縁本体を、その垂直
部とその垂直部上端を内方へ折曲した挿込み片
と、同じく下端を内方へ折曲した折返し部と、そ
の折返し部の内端を垂直上方に折曲した内片とに
よつて構成するとともに、この見切縁本体の上記
挿込み片を前記見切縁受具の下片と軒裏板との間
から、これら見切縁受具の下片と軒裏板とで挟む
ように挿入して、この挿込み片と軒裏板との間に
働く摩擦力によつて、前記の内片を上記壁パネル
外面へ当接させた状態で見切縁本体を保持するこ
とを特徴としている。
は、概略コ字形の見切縁受具の上片を、その上片
と下片との開放部を軒先側にした状態で、軒先野
縁等の軒裏木材に当接し、その上片を前記下片端
部よりも外方に延長した延長部で上記軒裏木材へ
釘打ち固定した後、それらの上片と下片との間に
石綿板等の軒裏板を挿入して、その軒裏板を上記
見切縁受具上片の下面に重ねて固着し、この見切
縁受具に取り付けられる見切縁本体を、その垂直
部とその垂直部上端を内方へ折曲した挿込み片
と、同じく下端を内方へ折曲した折返し部と、そ
の折返し部の内端を垂直上方に折曲した内片とに
よつて構成するとともに、この見切縁本体の上記
挿込み片を前記見切縁受具の下片と軒裏板との間
から、これら見切縁受具の下片と軒裏板とで挟む
ように挿入して、この挿込み片と軒裏板との間に
働く摩擦力によつて、前記の内片を上記壁パネル
外面へ当接させた状態で見切縁本体を保持するこ
とを特徴としている。
また、同じく上記目的を達成するため、第2の
発明では、概略コ字形の見切縁受具の下片に、そ
の見切受具内方に突出する突起を形成する一方、
同じく上片を、その上片と下片との開放部を軒先
側にした状態で、軒先野縁等の軒裏木材に当接
し、その上片を前記下片端部よりも外方に延長し
た延長部で上記軒裏木材へ釘打ち固定した後、そ
れらの上片と下片との間に石綿板等の軒裏板を挿
入して、その軒裏板を上記見切縁受具上片の下面
に重ねて固着し、この見切縁受具に取り付けられ
る見切縁本体を、その垂直部とその垂直部上端を
内方へ折曲した挿込み片と、同じく下端を内方へ
折曲した折返し部と、その折返し部の内端を垂直
上方に折曲した内片とによつて構成し、かつ、そ
の挿込み片の先端に下方に突出する突起を形成す
るとともに、この見切縁本体の上記挿込み片を前
記見切縁受具の下片と軒裏板との間から、これら
見切縁受具の下片と軒裏板とで挟むように挿入し
て、この挿込み片と軒裏板との間に働く摩擦力
と、前記見切縁受具下片の突起と見切縁本体の挿
込み片の突起を相互に係止させ抜け止めとするこ
とによつて、前記の内片を上記壁パネル外面へ当
接させた状態で見切縁本体を保持することを特徴
としている。
発明では、概略コ字形の見切縁受具の下片に、そ
の見切受具内方に突出する突起を形成する一方、
同じく上片を、その上片と下片との開放部を軒先
側にした状態で、軒先野縁等の軒裏木材に当接
し、その上片を前記下片端部よりも外方に延長し
た延長部で上記軒裏木材へ釘打ち固定した後、そ
れらの上片と下片との間に石綿板等の軒裏板を挿
入して、その軒裏板を上記見切縁受具上片の下面
に重ねて固着し、この見切縁受具に取り付けられ
る見切縁本体を、その垂直部とその垂直部上端を
内方へ折曲した挿込み片と、同じく下端を内方へ
折曲した折返し部と、その折返し部の内端を垂直
上方に折曲した内片とによつて構成し、かつ、そ
の挿込み片の先端に下方に突出する突起を形成す
るとともに、この見切縁本体の上記挿込み片を前
記見切縁受具の下片と軒裏板との間から、これら
見切縁受具の下片と軒裏板とで挟むように挿入し
て、この挿込み片と軒裏板との間に働く摩擦力
と、前記見切縁受具下片の突起と見切縁本体の挿
込み片の突起を相互に係止させ抜け止めとするこ
とによつて、前記の内片を上記壁パネル外面へ当
接させた状態で見切縁本体を保持することを特徴
としている。
以下、本発明の取付け工法を一実施例を示す図
面に基づいて説明すると、本発明に使用する見切
縁用の部材は第3図、第4図に示されており、図
において1は金属板を加工した見切縁本体、2は
同じく見切縁受具である。
面に基づいて説明すると、本発明に使用する見切
縁用の部材は第3図、第4図に示されており、図
において1は金属板を加工した見切縁本体、2は
同じく見切縁受具である。
見切縁本体1は、金属板の上端が内方へ傾斜状
に折曲されて挿込み片3が形成されており、この
挿込み片3の先端には下方へ突出する突起4を有
する。一方、見切縁本体1の下端は内方へ直角に
折曲した折返し部5が形成され、この折返し部5
の先端に垂直な内片6が折曲げ形成されている。
また、この垂直内片6に対応して、挿込み片3の
下面には下方へ突出する突片7が形成されてい
る。
に折曲されて挿込み片3が形成されており、この
挿込み片3の先端には下方へ突出する突起4を有
する。一方、見切縁本体1の下端は内方へ直角に
折曲した折返し部5が形成され、この折返し部5
の先端に垂直な内片6が折曲げ形成されている。
また、この垂直内片6に対応して、挿込み片3の
下面には下方へ突出する突片7が形成されてい
る。
一方、見切縁受具2は、金属板の後端を下方へ
傾斜状に折曲した後、更に内方へ折曲して、互い
に平行な上片8と下片9を有する概略コ字形に形
成したもので、下片9の先端に、上片に突出する
突起10を有し、また、この下片9は上片8より
も短くして、上片8が下片9より外方へ突出する
ようになつている。
傾斜状に折曲した後、更に内方へ折曲して、互い
に平行な上片8と下片9を有する概略コ字形に形
成したもので、下片9の先端に、上片に突出する
突起10を有し、また、この下片9は上片8より
も短くして、上片8が下片9より外方へ突出する
ようになつている。
次に、第1図及び第2図において、11は、軒
先梁12等の下面に固着される軒先野縁等の軒裏
木材であり、まずこの軒裏木材11の下面に、前
記見切縁受具2の上片8を開放部を軒先側に向け
て当接して、下片9の先端部分の突起10よりも
外方へ突出した上片8の延長部分で、釘13を上
片8を貫通させて軒裏木材11に打ち込み、それ
によつて見切縁上片2を軒裏木材11へ固定す
る。このように見切縁受具2の上片8を、下片9
の外方へ延長したところで、前記の釘13を介し
て軒裏木材11へ固定しているから、見切縁受具
2の取付作業が容易に行なえるという利点があ
る。しかる後、着色石綿板等の軒裏板14の端部
をこの上片8の下面に重ね、該軒裏板14は、第
1図の如く釘19にて軒裏木材11に固着する。
また、軒裏板14の内端は、見切縁受具2の下片
9内に挿入する。最後に、見切縁本体1の挿込み
片3を、上記受具2の下片9と軒裏板14との〓
間より挿入して、挿込み片3の突起4を下片9の
突起10内側に位置させるとともに、この挿込み
片3下面即わちその突起4を受具2の下片9の上
面に、挿込み片3の上面を軒裏板14下面に当接
し、他方、見切縁本体1下端の内片6が外壁パネ
ル15外面に当接するまで該見切縁本体1を押込
んで取付けを完了する。この場合の見切縁本体1
の斜め方向の落下は、第1の発明においては見切
縁本体1の挿込み片3と軒裏板14との摩擦によ
つて、第2の発明においては、両者に働く摩擦力
に加えて、更に、見切縁受具下片9先端の突起1
0と見切縁本体上端部の挿込み片3に設けられた
突起4を相互に係止させることによつて防止され
る。
先梁12等の下面に固着される軒先野縁等の軒裏
木材であり、まずこの軒裏木材11の下面に、前
記見切縁受具2の上片8を開放部を軒先側に向け
て当接して、下片9の先端部分の突起10よりも
外方へ突出した上片8の延長部分で、釘13を上
片8を貫通させて軒裏木材11に打ち込み、それ
によつて見切縁上片2を軒裏木材11へ固定す
る。このように見切縁受具2の上片8を、下片9
の外方へ延長したところで、前記の釘13を介し
て軒裏木材11へ固定しているから、見切縁受具
2の取付作業が容易に行なえるという利点があ
る。しかる後、着色石綿板等の軒裏板14の端部
をこの上片8の下面に重ね、該軒裏板14は、第
1図の如く釘19にて軒裏木材11に固着する。
また、軒裏板14の内端は、見切縁受具2の下片
9内に挿入する。最後に、見切縁本体1の挿込み
片3を、上記受具2の下片9と軒裏板14との〓
間より挿入して、挿込み片3の突起4を下片9の
突起10内側に位置させるとともに、この挿込み
片3下面即わちその突起4を受具2の下片9の上
面に、挿込み片3の上面を軒裏板14下面に当接
し、他方、見切縁本体1下端の内片6が外壁パネ
ル15外面に当接するまで該見切縁本体1を押込
んで取付けを完了する。この場合の見切縁本体1
の斜め方向の落下は、第1の発明においては見切
縁本体1の挿込み片3と軒裏板14との摩擦によ
つて、第2の発明においては、両者に働く摩擦力
に加えて、更に、見切縁受具下片9先端の突起1
0と見切縁本体上端部の挿込み片3に設けられた
突起4を相互に係止させることによつて防止され
る。
このようにして、外壁パネル15には、その外
壁面へ前記の内片6が当接するようになつている
から、見切縁本体1の折返し部5が外壁パネル1
5に切れ目なく接触することになり、下から見上
げたときに両者間の境目が殆ど目立たなくなり、
外観を損なうことがない。
壁面へ前記の内片6が当接するようになつている
から、見切縁本体1の折返し部5が外壁パネル1
5に切れ目なく接触することになり、下から見上
げたときに両者間の境目が殆ど目立たなくなり、
外観を損なうことがない。
なお、外壁パネル15は、断熱材16の両面に
表面板17,17を貼着し、端部に枠材18を嵌
め込んだものであり、これは図示していないが建
物の軸組に固定されるものである。
表面板17,17を貼着し、端部に枠材18を嵌
め込んだものであり、これは図示していないが建
物の軸組に固定されるものである。
第5図は、上記第2図が切妻形の桁側を示して
いるのに対し、妻側での取付け状態を示すもの
で、したがつて軒裏板14及び見切縁受具2は水
平状態に取付けられ、これに伴つて見切縁本体1
の挿込み片3は直角に折曲されて水平となつてい
るが、取付方法は第2図の場合と同じである。特
に、この実施例のように、屋根の張出部分が短い
妻側では、見切縁本体1の折返し部5を外壁パネ
ル15に切れ目なく接触させることにより、上記
したように下から見上げたときの外観を損なうこ
とがないばかりか、折返し部5の先端部分から垂
直上方へ立ち上がる内片6が外壁パネル15へ幅
広く接触するから、風等に乗つて舞い込んだ雨水
が両者間の〓間を通つて流入することがなく、良
好な水切り性を得ることができるという利点があ
る。
いるのに対し、妻側での取付け状態を示すもの
で、したがつて軒裏板14及び見切縁受具2は水
平状態に取付けられ、これに伴つて見切縁本体1
の挿込み片3は直角に折曲されて水平となつてい
るが、取付方法は第2図の場合と同じである。特
に、この実施例のように、屋根の張出部分が短い
妻側では、見切縁本体1の折返し部5を外壁パネ
ル15に切れ目なく接触させることにより、上記
したように下から見上げたときの外観を損なうこ
とがないばかりか、折返し部5の先端部分から垂
直上方へ立ち上がる内片6が外壁パネル15へ幅
広く接触するから、風等に乗つて舞い込んだ雨水
が両者間の〓間を通つて流入することがなく、良
好な水切り性を得ることができるという利点があ
る。
本発明は上記の構成であり、従来においては、
上記受具と見切縁本体が一体となつたものを予め
取付け、しかる後軒裏板を取けていたのである
が、本発明では、まず見切縁受具と軒裏板を取付
け、最後に仕上げ材である見切縁本体を取付ける
ものであつて、このように仕上げ材を最後に取付
けるようにすることは、施工の段取りを容易にす
るのみならず、見切縁本体が軒裏板等他の部材の
取付け時に損傷されて美観を損ねる虞れが全く解
消される利点があり、また、上記受具と本体が一
体となつたものにおいては、受具の端部から見切
縁本体までの長さは固定的に決まつているため、
寸法誤差によつて該見切縁本体と外壁パネルとの
間に〓間を生ずる虞れがあり、そのため、この見
切縁本体の下端を外壁パネルに押付けるための特
別の支持金具を、外壁パネルや軸組に取付ける必
要があるが、本発明においては、見切縁本体を内
方へ押込むことによつてそのような〓間を解消で
き、そのためこのような特別な支持金具が不要
で、材料コストを低減できる効果が得られる。更
に、本発明においては、見切縁受具は、軒先の傾
斜角に関係なく使用でき、したがつて見切縁本体
のみ傾斜角に合せたものを揃えておけば、見切縁
受具は一種類のみで済むという効果がある。
上記受具と見切縁本体が一体となつたものを予め
取付け、しかる後軒裏板を取けていたのである
が、本発明では、まず見切縁受具と軒裏板を取付
け、最後に仕上げ材である見切縁本体を取付ける
ものであつて、このように仕上げ材を最後に取付
けるようにすることは、施工の段取りを容易にす
るのみならず、見切縁本体が軒裏板等他の部材の
取付け時に損傷されて美観を損ねる虞れが全く解
消される利点があり、また、上記受具と本体が一
体となつたものにおいては、受具の端部から見切
縁本体までの長さは固定的に決まつているため、
寸法誤差によつて該見切縁本体と外壁パネルとの
間に〓間を生ずる虞れがあり、そのため、この見
切縁本体の下端を外壁パネルに押付けるための特
別の支持金具を、外壁パネルや軸組に取付ける必
要があるが、本発明においては、見切縁本体を内
方へ押込むことによつてそのような〓間を解消で
き、そのためこのような特別な支持金具が不要
で、材料コストを低減できる効果が得られる。更
に、本発明においては、見切縁受具は、軒先の傾
斜角に関係なく使用でき、したがつて見切縁本体
のみ傾斜角に合せたものを揃えておけば、見切縁
受具は一種類のみで済むという効果がある。
特に、この発明では、軒裏野縁等の軒裏木材に
当接させた上片を、相対する下片の先端部分より
も外方に突出した延長部分で、その上片を貫通し
て軒裏木材へ打ち込んだ釘によつて見切縁受具を
軒裏木材へ固定するようにしているから、見切縁
受具の取付け作業が容易に行なえるという効果が
ある。更に、見切縁本体の挿込み片を見切縁受具
の下片と軒裏板の間から、これら見切縁受具の下
片と軒裏板とで挟むように挿入し、第1の発明に
おいては、この挿込み片と軒裏板との間に働く摩
擦力によつて、第2の発明においては、両者に働
く摩擦力に加えて、見切縁受具下片先端に設けた
突起と見切縁本体上端部分の挿込み片先端に設け
た突起を相互に係合させ抜け止めすることによつ
て、それぞれ保持するようにしていることから、
見切縁本体の折返し部が外壁パネルへ切れ目なく
接触することになり、下から見上げたときに両者
の境目が殆ど目立たず、外観を損なうことがない
ばかりでなく、前記の内片が外壁パネルへ幅広く
接触するから、風等に乗つて舞い込んだ雨水が両
者の〓間を通つて流入することがなく、良好な水
切り性を得ることができるという利点がある。
当接させた上片を、相対する下片の先端部分より
も外方に突出した延長部分で、その上片を貫通し
て軒裏木材へ打ち込んだ釘によつて見切縁受具を
軒裏木材へ固定するようにしているから、見切縁
受具の取付け作業が容易に行なえるという効果が
ある。更に、見切縁本体の挿込み片を見切縁受具
の下片と軒裏板の間から、これら見切縁受具の下
片と軒裏板とで挟むように挿入し、第1の発明に
おいては、この挿込み片と軒裏板との間に働く摩
擦力によつて、第2の発明においては、両者に働
く摩擦力に加えて、見切縁受具下片先端に設けた
突起と見切縁本体上端部分の挿込み片先端に設け
た突起を相互に係合させ抜け止めすることによつ
て、それぞれ保持するようにしていることから、
見切縁本体の折返し部が外壁パネルへ切れ目なく
接触することになり、下から見上げたときに両者
の境目が殆ど目立たず、外観を損なうことがない
ばかりでなく、前記の内片が外壁パネルへ幅広く
接触するから、風等に乗つて舞い込んだ雨水が両
者の〓間を通つて流入することがなく、良好な水
切り性を得ることができるという利点がある。
第1図は本発明取付工法を示す斜視図、第2図
は同じく取付け状態を示す縦断面図、第3図は見
切縁本体の側面図、第4図は見切縁受具の側面
図、第5図は本発明の他の個所における取付状態
を示す縦断面図である。 1……見切縁本体、2……見切縁受具、3……
挿込み片、4……突起、5……折返し部、6……
内片、8……上片、9……下片、10……突起、
11……軒裏木材、14……軒裏板、15……外
壁パネル、20……垂直部。
は同じく取付け状態を示す縦断面図、第3図は見
切縁本体の側面図、第4図は見切縁受具の側面
図、第5図は本発明の他の個所における取付状態
を示す縦断面図である。 1……見切縁本体、2……見切縁受具、3……
挿込み片、4……突起、5……折返し部、6……
内片、8……上片、9……下片、10……突起、
11……軒裏木材、14……軒裏板、15……外
壁パネル、20……垂直部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 概略コ字形の見切縁受具の上片を、その上片
と下片との開放部を軒先側にした状態で、軒先野
縁等の軒裏木材に当接し、その上片を前記下片端
部よりも外方に延長した延長部で上記軒裏木材へ
釘打ち固定した後、それらの上片と下片との間に
石綿板等の軒裏板を挿入して、その軒裏板を上記
見切縁受具上片の下面に重ねて固着し、この見切
縁受具に取り付けられる見切縁本体を、その垂直
部とその垂直部上端を内方へ折曲した挿込み片
と、同じく下端を内方へ折曲した折返し部と、そ
の折返し部の内端を垂直上方に折曲した内片とに
よつて構成するとともに、この見切縁本体の上記
挿込み片を前記見切縁受具の下片と軒裏板との間
から、これら見切縁受具の下片と軒裏板とで挟む
ように挿入して、この挿込み片と軒裏板との間に
働く摩擦力によつて、前記の内片を上記壁パネル
外面へ当接させた状態で見切縁本体を保持するこ
とを特徴とする外壁見切縁取付け工法。 2 概略コ字形の見切縁受具の下片に、その見切
縁受具内方に突出する突起を形成する一方、同じ
く上片を、その上片と下片との開放部を軒先側に
した状態で、軒先野縁等の軒裏木材に当接し、そ
の上片を前記下片端部よりも外方に延長した延長
部で上記軒裏木材へ釘打ち固定した後、それらの
上片と下片との間に石綿板等の軒裏板を挿入し
て、その軒裏板を上記見切縁受具上片の下面に重
ねて固着し、この見切縁受具に取り付けられる見
切縁本体を、その垂直部とその垂直部上端を内方
へ折曲した挿込み片と、同じく下端を内方へ折曲
した折返し部と、その折返し部の内端を垂直上方
に折曲した内片とによつて構成し、かつ、その挿
込み片の先端に下方に突出する突起を形成すると
ともに、この見切縁本体の上記挿込み片を前記見
切縁受具の下片と軒裏板との間から、これら見切
縁受具の下片と軒裏板とで挟むように挿入して、
この挿込み片と軒裏板との間に働く摩擦力と、前
記見切縁受具下片の突起と見切縁本体の挿込み片
の突起を相互に係止させ抜け止めとすることによ
つて、前記の内片を上記壁パネル外面へ当接させ
た状態で見切縁本体を保持することを特徴とする
外壁見切縁取付け工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8380080A JPS579960A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Parting edge mounting of outer wall |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8380080A JPS579960A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Parting edge mounting of outer wall |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS579960A JPS579960A (en) | 1982-01-19 |
JPH0244973B2 true JPH0244973B2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13812725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8380080A Granted JPS579960A (en) | 1980-06-19 | 1980-06-19 | Parting edge mounting of outer wall |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS579960A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4828260B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2011-11-30 | トヨタホーム株式会社 | 軒天見切縁の取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583801A (en) * | 1978-12-19 | 1980-06-24 | Sandretto Spa | Apparatus for positioning mobile member with respect to fixed support member |
-
1980
- 1980-06-19 JP JP8380080A patent/JPS579960A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583801A (en) * | 1978-12-19 | 1980-06-24 | Sandretto Spa | Apparatus for positioning mobile member with respect to fixed support member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS579960A (en) | 1982-01-19 |
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