JPH0244856A

JPH0244856A - 原稿読取装置

Info

Publication number: JPH0244856A
Application number: JP63195020A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Takimoto; 瀧本　正義; Takayuki Hokota; 鉾田　孝行
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1988-08-04
Filing date: 1988-08-04
Publication date: 1990-02-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ファクシミリ等に使用する原稿読取装置に関
する。

従来の技術従来、ファクシミリにおける原稿読取装置として、第５
図、第６図に示すように、読取ローラ１と、この読取ロ
ー２１に対向配置される密着型イメージセンサ２とを設
けたものが知られている。

この密着型イメージセンサ２は、アルミ等で作られたブ
ロック３に、光源４、ロッドレンズアレイ等の等倍結像
光学系５、光電変換素子列（図示せず）等を設け、第５
図に符号Ａで示す位置の紙面に垂直な直線上を固体走査
によって読み取るものであり（以下、符号Ａで示す位置
を読取位置という）、読取位置Ａの近傍を読取ローラ１
に押付けられるように構成されている。密着型イメージ
センサ２は、通常、その両端に支点ピン７．８を設けて
おり、この支点ピン７．８を側板９に形成した穴１０．
１１に挿入することにより支点ピン７．８を中心として
揺動可能に保持され、両端の背後に配置された板ばね１
２によって読取ローラ１に押付けられている。ここで、
一方の穴１０は密着型イメージセンサ２の読取ローラ１
に対する位置を正確に規制するため、支点ピン７に嵌合
する円形穴であるが、他方の穴１１は支点ピン８が移動
するのを許容する長穴となっておシ、これにより、第６
図に示すように板ばね１２によるばね力Ｐを受けて、密
着型イメージセンサ２が読取ローラ１に対してその接触
線の全体に渡って均等な圧力で押付けられている。

発明が解決しようとする課題しかし、かかる従来・の構成では、支点ピン７゜８、穴
１０．１１の寸法及び位置精度、特に支点ピン７と円形
穴１０の寸法及び位置精度を極めてシビアに管理しなけ
ればならないという問題があった。

もし、支点ピン７と円形穴１０にガタがあると、読取位
置に狂いが生じてしまい、また、逆に支点ピン７と円形
穴１０をきつくし過ぎると反対側に長穴１１ヲ設ケてい
ても密着型イメージセンサ２全体が傾きにくくなり、読
取ローラに対する押圧力が左右で異なってしまい均一化
できないという欠点が生じる。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、各部
品の寸法精度、位置精度をあまり高めることなく、密着
型イメージセンサを読取ローラに対して所定の位置で且
つ均一な圧力で押付けることの可能な原稿読取装置を提
供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段本発明は上記問題点を解決するため、密着型イメージセ
ンサを、そのほぼ中央で且つその密着型イメージセンサ
の読取位置から一方向に離れた点を支点として、任意の
方向に自在に揺動可能に支持し、その密着型イメージセ
ンサのほぼ両端で且つ前記読取位置から前記支点とは反
対方向に離れた位置を、前記密着型イメージセンサが読
取ローラの接触面（読取ローラ円周面上の密着型イメー
ジセンサに接触する面）に対して直角方向には移動可能
であるが、円周方向には移動しないように、支点ピンと
溝との保合によって保持させ、更に、前記密着型イメー
ジセンサのほぼ両端を読取ロラに向けてばねで押付ける
という構成を備えたものである。

上記構成のファクシミリ装置において、密着型イメージ
センサの一方の端部近傍に、この密着型イメージセンサ
の反対側の端部を読取ローラから離した際に密着型イメ
ージセンサの揺動支点となるストッパを設けることが好
ましい。

作用本発明は上述の構成によって、密着型イメージセンサが
、そのほぼ中央で且つ読取位置から離れた位置を支点と
して任意の方向に揺動可能であるので、ばねによってそ
の密着型イメージセンサを読取ローラに向けて押すこと
によシ、その密着型イメージセンサを読取ローラに接触
部全長に渡って均一な圧力で押付けることができる。こ
の際、密着型イメージセンサの両端に設けた支点ピンと
溝との保合は、密着型イメージセンサが読取ローラの接
触面に対して直角方向に移動するのを許容するため、密
着型イメージセンサが読取ローラに押付けられるのは何
等妨げないが、密着型イメージセンサが読取ローラに対
して円周方向には移動しないように規制し、従って密着
型イメージセンサの読取位置を常に正確に位置決めする
ことができる。

また、密着型イメージセンサの一方の端部近傍に設けた
ストッパは、この密着型イメージセンサの反対側の端部
を読取ローラから離した際に密着型イメージセンサの揺
動支点となシ、これにより、密着型イメージセンサを読
取ローラから離すことができ、その間にはさんだ原稿等
を容易に取り外すことが可能となる。

実施例第１図は本発明の一実施例による原稿読取装置の要部断
面図、第２図はその装置に設けた密着型イメージセンサ
の概略斜視図、第３図（ａ）、（ｂ）はその動作を説明
する概略断面図、第４図（ａ）、（ｂ）はその概略平面
図である。図において、１３は読取ローラ、１４Ｉ″ｉ
この読取ローラＩ３に平行に、対向配置された密着型イ
メージセンサである。この密着型イメージセンサ１４も
従来と同様にブロック１５に、光源１６、等倍結像光学
系】７、光電変換素子列（図示せず）等を取付けて構成
されてお９、第１図の読取位置Ａ上にある原稿（図示せ
ず）を、直線状に固体走査によって読み取るものである
。１９は、密着型イメージセンサ】４の読取位置Ａの下
側でブロック１５に固定されたブラケットであり、その
ほぼ中央に球面状の支持ポイント２０を取付けている。

２１は下部フレームであり、前記支持ポイン）２０を受
ける支点受け２２を有している。支点受け２２が支持ポ
イント２０を点Ｂで支持することによシ、密着型イメー
ジセンサ１４は、読取位置Ａから下方に離れた点Ｂを支
点として、任意の方向に自在に揺動可能であシ、例えば
、第３図（ａ）に示すように、点Ｂを支点として矢印Ｃ
方向に揺動可能であり、また第４図（ａ）に示すように
、点Ｂを支点として矢印り方向に揺動可能である。なお
、支点ポイント２０をブラケット１９に設ける代わシに
、支点受け２２に設けてもよい。

第１図、第２図において、乙は密着型イメージセンサ１
４０両端に取付けられたブラケットであり、それぞれ外
側に突出する支点ピン２４を保持している。この支点ピ
ン２４は、密着型イメージセンサ１４の読取位置Ａから
支点Ｂとは反対方向に離れた位置に取付けられている。

５は側板であシ、前記支点ピン囚を挿入させる溝あを有
している。この溝２６は、密着型イメージセンサ１４の
読取位置Ａが、それに対向した読取ローラ１３の外周面
に対して直角方向には移動可能であるが円周方向には移
動しないように、密着型イメージセンサ１４を保持する
ように形成されている。これによシ、密着型イメージセ
ンサ１４の読取位置Ａが読取ローラ１３に対する所定位
置に位置決めされる。なお、支点ピン２４と溝２６との
摺動抵抗を小さくするため、支点ピン２４に回転自在な
ローラ或いはカラーを取付け、そのローラ或いはカラー
を介して溝２６に係合するように構成してもよい。また
、ブラケット２３に支点ピン別を取付ける代わシに、ブ
ラケット２３には溝を形成し、その溝内を摺動する支点
ピンを側板器に取付ける構成としてもよい。

２７は、密着型イメージセンサ１４の背後の両端に配置
された板はねてあり、密着型イメージセンサ１４を読取
ローラ１３に対して押付ける作用をする。

路は、密着型イメージセンサ１４の下部に取付けられた
ブラケット１９の一端近傍に取付けられた球面状のスト
ッパである。このストッパ四の高さは、中央部に設けた
支点ポイント２０の高さより若干の量αだけ低くなって
おり、従って、第３図（ａ）、第４図（ａ）に示すよう
に、密着型イメージセンサ１４を読取ローラ１３に押付
けた状態では、支点受け２２に対して非接触状態となっ
ている。々お、このストンパ訃も支点受け２２側に設け
てもよい。

上記構成になる原稿読取装置によれば、密着型イメージ
センサ１４が下部中央の支点ポイント２０を支点受け２
２に押し当て、上部両端の支点ピン２４を１０　　・−
５側板５の溝２６に係合させることによって保持され、両
端背後の板ばね２７のばね力Ｐによって読取ロラ１３に
押付けられている。この時、第３図（ａ）、第４図（ａ
）に示すように密着型イメージセンサ】４は下部中央の
支点Ｂを中心として矢印Ｃ方向及び矢印り方向に自在に
揺動可能であるので、読取ローラ１３に対して長さ方向
に均等な圧力で押付けられる。

また、その際の密着型イメージセンサの読取位置Ａは、
支点ピン別と溝２６の保合によって正確な位置に規制さ
れる。読取原稿（図示せず）は、密着型イメージセンサ
１４によって読取ローラ１３に押付けられ、且つ読取ロ
ーラ１３の回転によって読取位置Ａを通って搬送され、
密着型イメージセンサ１４によって読み取られる。

何等かのトラブルが生じ、読取ローラ１３と密着型イメ
ージセンサ１４の間にはさまれている原稿を除去する必
要が生じた時には、第３図（ｂ）、第４図（ｂ）に示す
ように密着型イメージセンサ１４の一端（ストッパ公と
は反対側）を手で矢印Ｆ方向に移動させる。この時、最
初は密着型イメージセンサ１１　・１４が支点Ｂを中心に揺動するので、ストッパ昂が支点
受け２２に点Ｇで接触し、その後はこの点Ｇを支点とし
て矢印Ｆ方向に揺動する。この揺動によって、読取ロー
ラ１３と密着型イメージセンサ１４との間が開き、その
間にはさんでいた原稿を容易に抜き取ることが可能とな
る。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明は、密着型イメ
ージセンサを、そのほぼ中央で且つ読取位置から一方向
に離れた点を支点として、任意の方向に自在に揺動可能
に支持し、その密着型イメージセンサのほぼ両端で且つ
前記読取位置から前記支点とは反対方向に離れた位置を
、前記密着型イメージセンサが読取ローラの接触面に対
して直角方向には移動可能であるが、円周方向には移動
しないように、支点ビンと溝との係合によって保持させ
、更に、前記密着型イメージセンサのほぼ両端を読取ロ
ーラに向けてばねで押付けるという構成としたので、密
着型イメージセンサの読取位置を読取ローラに対する所
定の位置に堡ちながら密着型イメージセンサを読取ロー
ラに対して均等な圧力で押付けることが可能となシ、従
来に比べて加工精度、取付精度を下げ、コストダウンを
図ることができるという効果を有している。

また、上記構成のファクシミリ装置において、密着型イ
メージセンサの一方の端部近傍に、この密着型イメージ
センサの反対側の端部を読取ローラから離した際に密着
型イメージセンサの揺動支点となるストッパを設けだの
で、この密着型イメージセンサの反対側の端部を読取ロ
ーラから離した際に前記ストッパが密着型イメージセン
サの揺動支点となシ、密着型イメージセンサを読取ロー
ラから離すことができるという効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による原稿読取装置の要部断
面図、第２図はその装置に設けた密着型イメージセンサ
の概略斜視図、第３図（ａ）、（ｂ）はその動作を説明
する概略断面図、第４図（ａ）、（ｂ）はその概略平面
図、第５図は従来の原稿読取装置の要部断面図、第６図
はその平面図である。１３・・・読取ローラ、１４・・・密着型イメージセン
サ、１５・・・ブロック、１６・・・光源、１７・・・
等倍結像光学系、１９・・・ブラケット、加・・・支点
ポイント、２１・・・下部フレーム、２２・・・支点受
け、乙・・・ブラケット、勿・・・支点ピン、５・・・
側板、２６・・・溝。代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）読取ローラと、この読取ローラに平行に対向配置
される密着型イメージセンサであって、その直線状の読
取位置の近傍を前記読取ローラに押付けられるように構
成された密着型イメージセンサとを有し、この密着型イ
メージセンサが、そのほぼ中央で且つ読取位置から一方
向に離れた点を支点として、任意の方向に自在に揺動可
能に支持され、更にそのほぼ両端で且つ前記読取位置か
ら前記支点とは反対方向に離れた位置を、前記密着型イ
メージセンサが読取ローラの接触面に対して直角方向に
は移動可能であるが、円周方向には移動しないように、
支点ピンと溝との係合によって保持されており、更に、
前記密着型イメージセンサのほぼ両端を前記読取ローラ
に向けて付勢するばねを有することを特徴とする原稿読
取装置。
（２）密着型イメージセンサの一方の端部近傍に、この
密着型イメージセンサの反対側の端部を読取ローラから
離した際に密着型イメージセンサの揺動支点となるスト
ッパを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の原稿読取装置。