JPH0244569Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0244569Y2 JPH0244569Y2 JP4385684U JP4385684U JPH0244569Y2 JP H0244569 Y2 JPH0244569 Y2 JP H0244569Y2 JP 4385684 U JP4385684 U JP 4385684U JP 4385684 U JP4385684 U JP 4385684U JP H0244569 Y2 JPH0244569 Y2 JP H0244569Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- inlet
- air cleaner
- opening
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はキヤブオーバ車両のエアクリーナイン
レツトの開口部構造に関するものである。
レツトの開口部構造に関するものである。
キヤブオーバ車両において、キヤブ下方に設置
したエンジン等に清浄空気を供給するエアクリー
ナの空気導入路(インレツト)は、前輪の巻き上
げる泥等の侵入を防止するために、キヤブの前端
下部に開口せしめている。しかしながら、この構
造においても、特に降雨時や降雪時の悪路走行中
には水や泥がインレツトに侵入するおそれがあつ
た。そこで、上記インレツトをキヤブのバツクパ
ネルに沿つて上方へ延出せしめてキヤブルーフ近
くで空気を導入するいわゆるシユノーケルタイプ
のものがあるが、これはスペースを要する上にコ
ストアツプとなる。
したエンジン等に清浄空気を供給するエアクリー
ナの空気導入路(インレツト)は、前輪の巻き上
げる泥等の侵入を防止するために、キヤブの前端
下部に開口せしめている。しかしながら、この構
造においても、特に降雨時や降雪時の悪路走行中
には水や泥がインレツトに侵入するおそれがあつ
た。そこで、上記インレツトをキヤブのバツクパ
ネルに沿つて上方へ延出せしめてキヤブルーフ近
くで空気を導入するいわゆるシユノーケルタイプ
のものがあるが、これはスペースを要する上にコ
ストアツプとなる。
本考案は上記問題点に鑑み、悪路走行において
もインレツトに泥水が侵入することがなく、かつ
設置スペースを要しない低コストのエアクリーナ
インレツトの開口部構造を提供することを目的と
する。
もインレツトに泥水が侵入することがなく、かつ
設置スペースを要しない低コストのエアクリーナ
インレツトの開口部構造を提供することを目的と
する。
すなわち、本考案の開口部構造は、エアクリー
ナのインレツトをキヤブフロアの下面に沿つて前
方へ延出せしめるとともに延出端を二つに分岐せ
しめ、その一方はキヤブフロア前端下面に対向し
て開口せしめるとともに他方はキヤブ内へ開口せ
しめ、かつ分岐部には上記両開口をインレツトに
選択的に連通せしめる切換ダンパを設けてその操
作部をキヤブ内に設置した構造としてある。
ナのインレツトをキヤブフロアの下面に沿つて前
方へ延出せしめるとともに延出端を二つに分岐せ
しめ、その一方はキヤブフロア前端下面に対向し
て開口せしめるとともに他方はキヤブ内へ開口せ
しめ、かつ分岐部には上記両開口をインレツトに
選択的に連通せしめる切換ダンパを設けてその操
作部をキヤブ内に設置した構造としてある。
第1図において、キヤブオーバトラツクのキヤ
ブD下方にはエアクリーナEが設けてあり、その
アウトレツトE1は図略のエンジンに至つてい
る。一方、インレツト1はキヤブフロアD1の下
面に沿つて前方へ延出せしめてある。
ブD下方にはエアクリーナEが設けてあり、その
アウトレツトE1は図略のエンジンに至つてい
る。一方、インレツト1はキヤブフロアD1の下
面に沿つて前方へ延出せしめてある。
第2図は上記インレツト1の延出端開口部の構
造を示し、第1図のA部詳細である。また第3図
は上記開口部を前方(第2図の左方)より見た正
面図である。
造を示し、第1図のA部詳細である。また第3図
は上記開口部を前方(第2図の左方)より見た正
面図である。
第2図において、キヤブDの前端に至つたイン
レツト1はキヤブフロアD1に向けて立上り、そ
の先端開口11はキヤブフロアD1の下面に対向
位置せしめてある。一方インレツト1の後面側壁
には開口12が設けてあり、該開口12にはキヤ
ブフロアD1より筒状に突出形成された吸入ダク
トD2が接続してある。
レツト1はキヤブフロアD1に向けて立上り、そ
の先端開口11はキヤブフロアD1の下面に対向
位置せしめてある。一方インレツト1の後面側壁
には開口12が設けてあり、該開口12にはキヤ
ブフロアD1より筒状に突出形成された吸入ダク
トD2が接続してある。
インレツト1内には、上記各開口11,12へ
の分岐部13に切換ダンパ2が設けてある。ダン
パ2は上端縁をインレツト1の側壁間に架設した
軸部材15に回動自在に軸支せしめてあり、一方
の回動端で図示の如く開口12を閉鎖し、他方の
回動端では開口11に至る内部開口14を図中鎖
線の如く閉鎖する。切換ダンパ2の裏面には突片
21が設けてあり、該突片21には操作ロツド2
2の一端が軸着してある。操作ロツド22の他端
はダクトD2内を挿通してキヤブD内に至つてい
る。
の分岐部13に切換ダンパ2が設けてある。ダン
パ2は上端縁をインレツト1の側壁間に架設した
軸部材15に回動自在に軸支せしめてあり、一方
の回動端で図示の如く開口12を閉鎖し、他方の
回動端では開口11に至る内部開口14を図中鎖
線の如く閉鎖する。切換ダンパ2の裏面には突片
21が設けてあり、該突片21には操作ロツド2
2の一端が軸着してある。操作ロツド22の他端
はダクトD2内を挿通してキヤブD内に至つてい
る。
キヤブD内にはキヤブフロアD1上に相対向す
る支持ブラケツト32が設けてあり(第4図)、
該ブラケツト32には操作ハンドル3が上下方向
に回動自在に支持せしめてある。操作ハンドル3
にはこれと一体に回動する連結片31が設けてあ
り、該連結片31に上記操作ロツド22の他端が
軸着されてこれを介して上記切換ダンパ2の回動
操作が可能である。上記連結片31とブラケツト
32間には、操作ハンドル3の操作時に節度感を
付与するためのコイルバネ33が配設してある。
なお、両ブラケツト32間には上部を除いて吸気
音遮蔽用カバー34が覆着してあり、また吸入ダ
クトD2のキヤブD側開口にはキヤブ内のゴミが
吸引されるのを防止するネツト35が設けてあ
る。
る支持ブラケツト32が設けてあり(第4図)、
該ブラケツト32には操作ハンドル3が上下方向
に回動自在に支持せしめてある。操作ハンドル3
にはこれと一体に回動する連結片31が設けてあ
り、該連結片31に上記操作ロツド22の他端が
軸着されてこれを介して上記切換ダンパ2の回動
操作が可能である。上記連結片31とブラケツト
32間には、操作ハンドル3の操作時に節度感を
付与するためのコイルバネ33が配設してある。
なお、両ブラケツト32間には上部を除いて吸気
音遮蔽用カバー34が覆着してあり、また吸入ダ
クトD2のキヤブD側開口にはキヤブ内のゴミが
吸引されるのを防止するネツト35が設けてあ
る。
路面の状態が良好な場合には、切換ダンパ2を
第2図図示の位置に回動せしめておく。これによ
り、吸入空気は開口11より図示矢印の経路で内
部開口14を経てインレツト1内に流通せしめら
れる。
第2図図示の位置に回動せしめておく。これによ
り、吸入空気は開口11より図示矢印の経路で内
部開口14を経てインレツト1内に流通せしめら
れる。
一方、悪路を走行する場合には、操作ハンドル
3を下方へ回動せしめる(図中鎖線)。これに伴
ない切換ダンパ2は上方へ回動して内部開口14
が閉鎖され(図中鎖線)、これに代えて解放され
る開口12を通して図示矢印の如くキヤブD内よ
り吸入空気がインレツト1内に流通せしめられ
る。
3を下方へ回動せしめる(図中鎖線)。これに伴
ない切換ダンパ2は上方へ回動して内部開口14
が閉鎖され(図中鎖線)、これに代えて解放され
る開口12を通して図示矢印の如くキヤブD内よ
り吸入空気がインレツト1内に流通せしめられ
る。
以上の如く、本考案のインレツト開口部構造
は、キヤブ前端下方に至るインレツトをキヤブ内
へ分岐開口せしめるとともに分岐部に切換ダンパ
を設けた簡単な構造により、悪路走行時にはキヤ
ブ内より空気を導入するようになしてインレツト
内への泥水等の侵入を確実に防止できるものであ
り、従来のシユノーケルタイプに比して設置スペ
ースを要することなく、かつ安価である。そし
て、キヤブ内から吸気する時の吸気音は遮蔽用カ
バーにより低く抑えられる。
は、キヤブ前端下方に至るインレツトをキヤブ内
へ分岐開口せしめるとともに分岐部に切換ダンパ
を設けた簡単な構造により、悪路走行時にはキヤ
ブ内より空気を導入するようになしてインレツト
内への泥水等の侵入を確実に防止できるものであ
り、従来のシユノーケルタイプに比して設置スペ
ースを要することなく、かつ安価である。そし
て、キヤブ内から吸気する時の吸気音は遮蔽用カ
バーにより低く抑えられる。
第1図は本考案のエアクリーナインレツトを具
備するキヤブオーバ車両の全体側面図、第2図は
インレツトの開口部構造を示す断面図で、第1図
のA部詳細図かつ第3図の−線に沿う断面
図、第3図は第2図のB矢視図、第4図は第2図
のC矢視図である。 D……キヤブ、D1……キヤブフロア、E……
エアクリーナ、1……インレツト、11,12…
…開口、13……分岐部、2……切換ダンパ、3
……操作ハンドル。
備するキヤブオーバ車両の全体側面図、第2図は
インレツトの開口部構造を示す断面図で、第1図
のA部詳細図かつ第3図の−線に沿う断面
図、第3図は第2図のB矢視図、第4図は第2図
のC矢視図である。 D……キヤブ、D1……キヤブフロア、E……
エアクリーナ、1……インレツト、11,12…
…開口、13……分岐部、2……切換ダンパ、3
……操作ハンドル。
Claims (1)
- キヤブ下方にエアクリーナを設けたキヤブオー
バ型車両において、上記エアクリーナのインレツ
トをキヤブフロアの下面に沿つて前方へ延出せし
めるとともに延出端を二つに分岐せしめ、その一
方はキヤブフロア前端下面に対向して開口せしめ
るとともに他方はキヤブ内へ開口せしめ、かつ分
岐部には上記両開口をインレツトに選択的に連通
せしめる切換ダンパを設けてその操作部をキヤブ
内に設置したことを特徴とするエアクリーナのイ
ンレツト開口部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4385684U JPS60155633U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | エアクリ−ナのインレツト開口部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4385684U JPS60155633U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | エアクリ−ナのインレツト開口部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155633U JPS60155633U (ja) | 1985-10-17 |
JPH0244569Y2 true JPH0244569Y2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=30555905
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4385684U Granted JPS60155633U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | エアクリ−ナのインレツト開口部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155633U (ja) |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP4385684U patent/JPS60155633U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60155633U (ja) | 1985-10-17 |
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