JPH0244540A - 光学式ディスク及びその製造方法 - Google Patents

光学式ディスク及びその製造方法

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JPH0244540A
JPH0244540A JP19416988A JP19416988A JPH0244540A JP H0244540 A JPH0244540 A JP H0244540A JP 19416988 A JP19416988 A JP 19416988A JP 19416988 A JP19416988 A JP 19416988A JP H0244540 A JPH0244540 A JP H0244540A
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JP
Japan
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roll
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JP19416988A
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Inventor
Takashi Abe
崇 阿部
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はCDなどのROM型光ディスクに関し特に安価
で量産性に優れた光ディスク及びその製造方法に関する
ものである。
〈従来技術とその課題〉 光学式ディスクは再生型(ROM型)と読み書き可能な
光ディスク(RAM型)があるが、前者はレーザーディ
スク(LD)やコンパクトディスク(CD)に代表され
る様に大量に普及し、生産されている。
この様なディスクは特にマスメディアパッケージとして
マガジンや出版物の様に大! ?jl製する場合、現状
のLDやCDの製造方法では、製造価格や量産性に限度
がでてくる。
すなわち、この様なROM型光ディスクは、ポリカーボ
ネート(PC)などの樹脂ベレットを射出成形法を用い
てディスク金型内にマスクリングプロセスにて製造した
凸凹の情報ピットを形成した厚み0.3mのニッケル電
鋳のスタンパを装着し、PCを溶融可塑化後高部・高圧
で金型内に樹脂を充填し凸凹ピットを有したディスクを
成形して量産していた。
この場合、次工程の反射膜は工程を考えても、この成形
時間で全体のラインスピードが限定されることが多く、
330〜350°Cの樹脂を80°C近くまで冷却する
ために、いかに高速化を考えても10秒前後/ディスク
(1枚当り)が限度であった。
また、この射出成形の工程で凸凹ピットを形成しても、
次工程でのアルミの膜はディスクを数十枚〜数百枚の単
位でバッチ式で真空蒸着することが多く、量産性を考え
ると、真空釜が大きくなり、設備費も高価なものとなる
さらに、通常射出成形機1台のディスクの製造能力とア
ルミ膜付けの蒸着法では、後者の方が能力が大きく、射
出成形機で蒸着機と能力を連動した場合、成形機間で、
異なるタイトルのスタンバでディスクを製造した場合、
タイトルが混在しやすく管理が難しいなどの問題が有っ
た。
すなわち現状の紙の印刷物の出版物の延長として考えた
場合、高速で短納期で大量にマスメディアを提供する必
要が存り、従来の射出成形やディスク物の蒸着法では、
個々の設備を多数台設置する必要が有り、合理化を進め
ても、限界がでてくる。
く課題を解決するための手段〉 本発明は以上の如くの現況に鑑み成されたものであり。
あらかじめフィルム状に形成された剥M層、情報ピット
形成層及び反射膜、接着層が順次形成された転写箔を、
熱転写にて透明基盤上に転写し形成された光学式ディス
クとすることで 生産工程が簡略化でき、かつ安価な製造コストで量産性
に優れた光学式ディスクとその製造方法を提供するもの
である。
〈発明の詳述〉 まず転写フィルムを作製する。第2図Aに示す如く1例
えばポリエステルなどの汎用で耐熱性の高い樹脂フィル
ム(厚み25μ)9上にまず剥離層10としてアクリル
系樹脂を1μの厚みで塗布し、さらにウレタン・セルロ
ース系の樹脂を情報ピット成形層8として1μの厚みで
ロールコートにより順次塗布し、十分乾燥した状態でク
リーンな環境で保存しておく。
これはディスク製造とは別に事前に準備、ストックして
おく。
次に第3図に示す如く製造するディスクのスタンバ14
(厚み150μニツケル電鋳200 X 200II1
m1)を円筒状の加熱ロールシリンダー12に巻付け、
固定する。
この時、最終ディスクが801φの場合120mφに比
べ、スタンパの大きさが小さくなるので、より多くの多
面付けをすることができるが、いずれにしても加熱ロー
ルシリンダー12の大きさ、表面積に合わせて面数を増
やすことができる。
この時、使用するスタンバ14は従来と同じマスタリン
グ工程にて作製した凸凹の情報ピットをもった二ンケル
電鋳によるスタンパである。
この加熱ロールシリンダー12とシリコンゴムのロール
16間に、前述のコートしたフィルム11を通し、この
PETフィルム上のコートしたウレタン・セルロース系
の情報ピット形成M8をスタンパI4で加熱しエンボシ
ングする。
このエンボシングはフィルム11をロールエンボシング
するため3〜10m/winの速度で連続的に加工する
ことができる。
その後このエンボスした樹脂表面にアルミニウム蒸着を
連続処理し、第2図Bに示す如く凸凹状の樹脂表面に反
射膜6を形成する。
その後、このアルミ層6の表面に基盤と密着するために
、塩酢ビ系の接着層4を塗布It〜2g/ボに塗布する
この層構成の転写箔で、透明基盤と接着することができ
るが、さらに基盤との密着性を上げるため第4図に示す
如く塩酢ビ系の樹脂層の上にさらにアクリル系の接着層
7を塗布量1〜2g/%に形成しても良い。
これらの転写箔はフィルム状のため大量に作製すること
ができるほか、薄い樹脂層を情報ピットの転写に感熱ロ
ールエンボスをしているため、成形時のスピードが従来
法と比較して高速化できる。
この様にして得た転写箔を透明基盤4に熱ロールで転写
してディスクを作製する。
この時、透明基gL2を押出しシートの透明シート、例
えばポリカーボネートシートを連続的に供給し、ロール
転写し後工程で転写した凸凹ピットのグループの芯に合
わせて、内・外径を所定の寸法に打ち抜き工程を設ける
。さらにこのディスクにレーベル印刷20をするため、
シルクスクリーンやタコ印刷でレーベルを印刷する。
また、転写後の次工程での打ち抜き工程をはふくため、
あらかじめ、射出成形などで大量に作製した所定の円・
外径・厚みをもった鏡面上の内壁を転写箔のピットのグ
ループの芯と同調させ、転写後部ディスクを形成する方
法もある。
〈実施例1〉 厚み1.2m、中40−の光学的透明な複屈接50nm
以下のポリカーボネートシート状フィルムに90゛C〜
120’Cに加熱したシリコンロール10にてあらかし
め情報ピット及び反射層を形成した多層構成の転写箔を
熱転写し、基盤に転写された情報ピットのグループを検
知しながら、上記転写シートを内径15φ、外径120
gφの円盤上に打ち抜き所定寸法を有した光学式ディス
クを得た。
この時、使用した転写箔は次の様にして加工した透明な
厚み25μのポリエステルフィルムに厚み1μのアクリ
ル系樹脂の剥離層さらに情報ピット成形として、ランタ
ン・セルロース系の樹脂層を厚み1μの範囲でロール・
コートした。このフィルムを十分乾燥し中2001にス
リットし、円筒状の加熱シリンダーロールに従来のコン
パクトディスクと同様な方法で得た。凸凹状の情報ピッ
トの形成されたニッケル電鋳よりなるスタンパ(厚み1
50 u 、  200 X 200n+s+ )を取
付(加熱ロールにそって巻き付け、固定する。)同加熱
ロールとシリコンゴムからなるプレスロールの間を熱・
圧(120°C〜170°C,2〜6 kg / Cl
1)により、ウレタン・セルロース系樹脂よりなる成形
層にピットをエンボシングした。
エンボシング後、同巻き取りフィルムを真空蒸着機によ
り約500〜1000人の厚みの範囲でアルミニウムを
蒸着し、さらに基材との接着性を持たせるため、蒸着ア
ルミ上に塩酢ビ系樹脂の接着ワックスにてコーティング
した。(塗布量1〜2g/イ) この様にして得た情報記録転写箔を転写した再生型光デ
ィスクの構成を下記に示す。
〈実施例2〉 実施例1と同様に基盤上に、あらかじめ、情報ピット及
び反射層を形成した多層構成の転写箔を熱転写し、基盤
に転写された情報ピットのグループを検知しながら、上
記転写シートを内径15g+/mφ、外径1201φの
円盤上に打ち抜き所定寸法を有した光学式ディスクを得
た。
この時使用した転写箔は、次の様な加工法により得たも
のである。透明な厚み25μのポリエステルフィルムに
最初に転写時の剥離層としてアクリル系樹脂を厚み1μ
で塗布しさらにその上に情報ピット、成形層としてウレ
タン・セルロース系ワンスをロールコートにて塗布した
。(塗布厚み1μ) このフィルムを十分乾燥し、中200 mにスリットし
、円筒状の加熱シリンダーロールに従来のコンパクト・
ディスクと同様な方法で得た凸凹状の情報ピットの形成
されたニッケル電鋳よりなるスタンパ(厚み150μ、
  200X 200閤)を取付けし、加熱ロールにそ
って巻き付は固定する。
同加熱ロールとシリコンゴムからなるプレスロールの間
を熱圧によりウレタン・セルロース系樹脂層(情報ピッ
ト成形層)にピットをエンボシングした。
エンボシング後、同巻き取りフィルムを真空蒸着機によ
り約500〜1000人の厚みの範囲でアルミニウムを
蒸着し、アルミニウム膜との接着性を付与するため、ア
ルミニウム膜上に塩酢ビ系樹脂をコートしく塗布量1〜
2 g/rrf) 、さらに基材との接着性を付与する
ため、アクリル系樹脂(塗布it〜2 g/rrf)を
コーティングした。
この様にして得た情報記録転写箔を転写した再生型光デ
ィスクの構成を下記に示した。
〈実施例3〉 実施例2と同様の情報ピットを形成した多層構成の転写
箔を用いて、インジュクション成形により得た内径5f
lIIIφ、外径120+mφ、厚み1.2m/mの鏡
面状のサブストレート(基盤)を用い、上記S盤上に形
成された内径15備φの穴のセンターの位置と転写フィ
ルム上に形成された。
情報ピットのグループのセンターを同調させ、熱転写し
た。この方法では、転写後に実施例1この様なシート基
材と異なるため、転写後の後加工によるトリミングを必
要としない。
〈発明の効果〉 本発明は以上の如くであり、転写方法を用いて、情報ビ
ットを透明基盤上に熱転写することにより、前述した様
に転写箔がフィルム状のため連続で大量に高速で複製す
ることが可能であり、基盤との熱転写も、自動化した装
置を開発することにより、省力化、大量作製が可能とな
った。
この様にして得たディスクは、従来方法のディスクと比
較し、Ph1lips/5onyのRed Book上
に記載されたディスクの規格にあり、現在使用されであ
るCDプレーヤーで、従来製法のディスク同様に再生が
可能となる。
また、ディスクのエラーレートも上記規格内の範囲内に
あった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図は本発明による光学式ディスクの断面を
示す説明図、第2図は本発明の光学式ディスクを得る為
のそれぞれの工程を示す説明図。 第3図は本発明による転写工程を示す説明図。 2−−−−−−一透明基盤  4.7−・−・・−・接
着層6−−−−−−−・反射(アルミ)層 8−・−情
報ピット形成層lO−〜−−−剥離層 11−−−−−
−−・コーティングフィルム12−−−〜−−ロールシ
リンダー 14−−−−−−スタンバ   16  加圧ロール特
  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫 第1図 第4図 第2閉C 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)あらかじめフィルム状に形成された剥離層、情報ピ
    ット形成層及び反射膜、接着層が順次形成された転写箔
    を、熱転写にて透明基盤上に転写し形成された光学式デ
    ィスク。 2)あらかじめフィルム状に形成された剥離層、情報ピ
    ット形成層及び反射膜、接着層が順次形成された転写箔
    を、熱転写にて透明基盤上に転写することで光学式ディ
    スクを得る光学式ディスクの製造方法。
JP19416988A 1988-08-03 1988-08-03 光学式ディスク及びその製造方法 Pending JPH0244540A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276436A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Toppan Printing Co Ltd 光学式記録媒体の製造方法
US5330880A (en) * 1991-09-03 1994-07-19 Hitachi, Ltd. Process for producing optical disks

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276436A (ja) * 1990-03-26 1991-12-06 Toppan Printing Co Ltd 光学式記録媒体の製造方法
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