JPH0244488Y2 - - Google Patents

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JPH0244488Y2
JPH0244488Y2 JP18898085U JP18898085U JPH0244488Y2 JP H0244488 Y2 JPH0244488 Y2 JP H0244488Y2 JP 18898085 U JP18898085 U JP 18898085U JP 18898085 U JP18898085 U JP 18898085U JP H0244488 Y2 JPH0244488 Y2 JP H0244488Y2
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yoke
permanent magnet
synthetic resin
yokes
rear end
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案磁気吸着機構を以下の項目に従つて説明
する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術[第6図] D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第5図] a バニテイミラー b 吸着部 c 蓋体 d 本体部と蓋体との連結 G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な磁気吸着機構に関する。詳しく
は、一時的に結着される2つの部材の一方に磁性
体から成る被吸着体を設け、他方に永久磁石とヨ
ークとを設けて永久磁石、ヨーク、被吸着体を通
る閉磁路を形成して上記2つの部材を一時的に結
着する磁気吸着機構であつて、永久磁石とヨーク
の取着を容易にした新規な磁気吸着機構を提供し
ようとするものである。
(B 考案の概要) 本考案磁気吸着機構は、永久磁石とヨークが設
けられる部材に合成樹脂から成る部分を設け、こ
の合成樹脂部分に平行に対向する2つの支持壁を
設け、この2つの支持壁の間に2枚のヨークとそ
の間に挾まれた永久磁石を位置させ、ヨークを支
持壁の対向面に形成された係合部で係合し、永久
磁石をヨークの対向する側に突出された突部で押
えることによつて永久磁石とヨークを2つの支持
壁の間に保持するようにして、永久磁石とヨーク
の取着を容易にしたものである。
(C 従来技術)[第6図] 2つの部材の一方に磁性体から成る被吸着体を
設け、他方に永久磁石とヨークとを設けて永久磁
石、ヨーク、被吸着体を通る閉磁路を形成して上
記2つの部材を一時的に結着する磁気吸着機構
は、2つの部材の結着と離間を容易に繰り返すこ
とができることから、各種の蓋やカバーのロツク
手段として広く利用されている。
そして、一方の部材に永久磁石とヨークを取着
する構造の一例として、第6図に示すような構造
が使用されていた。
第6図において、aは永久磁石bとヨークc,
cが取着される部材であり、合成樹脂によつて形
成されている。
d,dは部材aの後面に後方へ向つて突出する
ように形成された壁であり、互いに平行に対向す
るように配置されている。
e,eは部材aに設けられた挿通孔であり、壁
d,dの基部のうち互いに対向している側に沿つ
て形成されている。
ヨーク板c,cはその前端部が他の部分に比し
て幅を狭くされ両側に肩部f,f,……(図面で
は2つだけ示してある。)が形成され、そして、
この幅狭にされた前端部g,gの幅は前記挿通孔
e,eの長さより僅かに小さくされており、か
つ、その長さは、部材aの挿通孔e,eが形成さ
れた部分の肉厚より稍大きくされている。また、
ヨークc,cの肩部f,fから後端までの長さは
前記壁d,dの前後方向の長さと略同じか僅かに
短くされている。
しかして、ヨークc,cは前記壁d,dの内側
に沿つて位置され、かつ、その前端部g,gが挿
通孔e,eに挿通され、その前端部g′,g′が部材
aの前面から僅かに突出される。また、肩部f,
fは部材a後面における挿通孔e,eの両端縁と
係合し、ヨーク板c,cが前方へ抜けるのが阻止
される。
永久磁石bはその厚さは前記のように配置され
たヨークc,cの間の間隔に略等しく、また、前
後方向の長さは前記壁d,dの前後方向の長さと
略同じブロツク状に形成されており、そして、ヨ
ーク板cとcとの間に配置される。
hはバツクプレートであり、これも合成樹脂で
形成されている。そして、前記したように、壁d
とdとの間にヨーク板c,cと永久磁石bとが配
置された後に、バツクプレートhを壁d,dの後
端に当接するように配置し、これを壁d,dの後
端に超音波溶着や接着等によつて固定し、これに
よつて永久磁石bとヨーク板c,cが壁d,dの
間から抜け落ちないようにしている。
(D 考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の磁気吸着機構における永久磁石
及びヨークの取着構造によると、部材に対して永
久磁石とヨークを配置した後に、バツクプレート
hを固定する作業が必要であり、部品点数と作業
工数が余分に必要となるという問題がある。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案磁気吸着機構は、上記した問題点を解決
するために、永久磁石とヨークが設けられる部材
に合成樹脂から成る部分を設け、この合成樹脂部
分に平行に対向する2つの支持壁を設け、この2
つの支持壁の間に2枚のヨークとその間に挾まれ
た永久磁石を位置させ、ヨークを支持壁の対向面
に形成された係合部で係合し、永久磁石をヨーク
の対向する側に突出された突部で押えることによ
つて永久磁石とヨークを2つの支持壁の間に保持
するようにしたものである。
従つて、本考案によれば、永久磁石とヨークを
2つの支持壁の間に位置させるだけで、それらの
取着が為されるので、永久磁石とヨークの取着作
業が容易であり、かつ、そのための部品点数も少
なくなるという利点を有する。
(F 実施例)[第1図乃至第5図] 以下に本考案磁気吸着機構の詳細を図示した実
施例に従つて説明する。尚、図示した実施例は本
考案磁気吸着機構を自動車用バニテイミラーのカ
バーのロツク機構に適用したものである。
先ずバニテイミラーについて説明する。
(a バニテイミラー) 図中1はバニテイミラーであり、本体部2と蓋
体3とから成る。蓋体3は本体部2の下端縁に沿
つた位置で回動自在に支持されている。
そして、本体部2はその大部分に亘つて照明部
4が設けられ、また、上部の両側寄りの位置には
吸着部5,5が設けられている。
蓋体3の大部分に亘つてはミラー6が嵌め込ま
れており、その回動端寄りの部分の両側に寄つた
箇所には磁性体から成る被吸着板7,7が固着さ
れている。
8は本体部2の筐体であり、合成樹脂によつて
形成されている。
9は筐体8の両側部を除いた大部分に亘つて形
成された凹部であり、該凹部9は前面に開口して
おり、該開口を覆うようにレンズ10が取着され
ている。そして、レンズ10によつて囲まれた空
間内の両側に寄つた箇所に小型の電球11,11
が配置されている。
12は図示しないスイツチの操作子であり、筐
体8表面から突出するように設けられている。そ
して、蓋体3が筐体8を覆うように閉じられる
と、蓋体3によつて操作子12が筐体8内に押し
込まれて、図示しないスイツチが開き、電球1
1,11が消灯され、蓋体3が筐体8表面から離
れると、操作子12が突出して来て、図示しない
スイツチが閉じ、電球11,11が点灯するよう
になつている。
(b 吸着部) 吸着部5,5は左右のものとも殆ど同じ構造を
有しているため、その一方についてのみ説明す
る。
13,13は筐体8の後面から後方へ突出する
ように一体に形成された支持壁であり、互いに平
行に対向するように位置されている。これら支持
壁13,13の対向面の後端寄りの部分には対向
方向に突出した係合肩部14,14が形成されて
いる。また、支持壁13,13の対向面のうち該
係合肩部14,14から後方の部分は後端に行く
に従つて外側へ変位する傾斜面15,15とされ
ている。
16,16は筐体8に形成された挿通孔であ
り、支持壁13,13の基部のうち互いに対向し
ている側に沿つて形成されている。
17,17は筐体8の後面のうち、左右方向に
おいて支持壁13と13の中間で、かつ、上下方
向において支持壁13,13の上下端に略接する
位置に対応した箇所から突出されたストツパーで
ある。
18,18はヨーク板である。ヨーク板18,
18は磁性体材料で形成されており、その前端部
19,19の上下方向の長さは他の部分の上下方
向の長さより短くされている。そして、その上下
方向の長さは前記挿通孔16,16の長さより僅
かに小さくされている。上記のように前端部1
9,19の上下方向の長さが他の部分に比して短
くされることによつてヨーク板18,18の前端
の上下両端部に肩部20,20,……が形成され
る。そして、この肩部20,20,……からヨー
ク板18,18の前端部19,19の前端面19
a,19aまでの長さは筐体8のうち挿通孔1
6,16が形成された部分の肉厚より稍長くされ
ているし、また、肩部20,20,……から後端
までの長さは支持壁13,13の基端から係合肩
部14,14までの長さと略等しくされている。
ヨーク板18,18の後端寄りの部分の中央部
には突部21,21が打ち出し状に形成されてい
る。
22は永久磁石であり、角型のブロツク状を為
している。そして、永久磁石22の上下方向の長
さは前記ストツパー17と17との間の長さに略
等しくされ、左右方向の幅は支持壁13と13と
の間の長さからヨーク板18,18二枚分の厚さ
を引いた値に略等しく、また、前後方向の長さは
ヨーク板18,18の肩部20,20,……が形
成された位置から突部21,21までの長さに略
等しくされている。
次に、永久磁石22及びヨーク板18,18の
筐体8への取着について第5図によつて説明す
る。
先ず、2つのヨーク板18,18の間に永久磁
石22を挾んだ状態とする。このとき、ヨーク板
18,18は突部21,21が形成された面が向
い合わされるようにし、永久磁石22はその後端
がヨーク板18,18の突部21,21に当接す
るようにされる(第5図A参照)。
次いで、上記のように重ね合わせた永久磁石2
2とヨーク板18,18をヨーク板18,18の
前端部19,19側から支持壁13と13との間
にその後方から挿入して行く。このとき、ヨーク
板18,18の前端部19,19は支持壁13,
13の傾斜面15,15を迫つて行き、支持壁1
3,13は永久磁石22とヨーク板18,18の
挿入を許容するように外側へ撓む(第5図B参
照)。
そして、永久磁石22とヨーク板18,18が
更に前方へ進められ、ヨーク板18,18の前端
部19,19が筐体8に形成された挿通孔16,
16に肩部20,20,……の箇所まで挿通され
ると、ヨーク板18,18の後端が支持壁13,
13の係合肩部14,14に対応する位置で来る
ことにより、外側へ撓んでいた支持壁13,13
は元の位置に復帰し、係合肩部14,14がヨー
ク板18,18の後端に係合し、ヨーク板18,
18は後方へ抜け落ちることが防止される(第5
図C参照)。また、永久磁石22はその後端をヨ
ーク板18,18に形成された突部21,21に
よつて押えられ、上下両端が筐体8に形成された
ストツパー17,17によつて押えられて、ヨー
ク板18と18との間の位置に保持される。
(c 蓋体) 蓋体3内面にはその両側部を除く殆どの部分に
亘つて形成された凹部23が形成されており、該
凹部23内にミラー6が固定されており、ミラー
6の周縁部は蓋体3に固定された保持枠24によ
つて押さえられている。
そして、被吸着板7,7は蓋体3の回動端側の
両側寄りの位置で蓋体3に固定されている。
(d 本体部と蓋体との連結) 25,25は本体部2の筐体8の前面の下端縁
に沿つて左右に間隔を置いて一体に形成された支
持筒である。
26は蓋体3の連結端側の縁に沿つた部分の中
央部に形成された取付筒であり、その長さは前記
支持筒25と25との間の間隔に略等しくされて
いる。
しかして、蓋体3に形成された取付筒26が本
体部2に形成された支持筒25と25との間に位
置せしめられ、そこで、連結軸27が支持筒2
5,25及び取付筒26に挿通され、これによつ
て、本体部2と蓋体3とが回動自在に連結され
る。
しかして、蓋体3を本体部2の前面を覆う位置
に回動すると、被吸着板7,7がヨーク板18,
18の前端部19,19の前端面19a,19a
に当接し、永久磁石22、ヨーク板18,18、
被吸着板7,7を通る閉磁路が形成され、即ち、
被吸着板7,7がヨーク板18,18の前端面1
9a,19aに吸着され、蓋体3は本体部2の前
面を閉じた位置にロツクされる。
また、蓋体3を開ける場合は、蓋体3の回動端
を前方へ向つて強目の力で引つ張れば良い。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案磁気吸着機構は、一時的に結着される2つの
部材の一方に磁性体から成る被吸着体を設け、他
方に永久磁石とヨークとを設けて永久磁石、ヨー
ク、被吸着体を通る閉磁路を形成して上記2つの
部材を一時的に結着する磁気吸着機構において、
永久磁石とヨークが設けられる部材に合成樹脂か
ら成る部分を設け、該合成樹脂部分に間隔を置い
て平行に対向する支持壁を後方に向つて立設し
て、該支持壁の互いに対向する面の後端寄りの部
分に係合部を突出形成し、2枚のヨークの後端を
前記支持壁の係合部に係合すると共にそれらの先
端を前記合成樹脂部分の2つの支持壁の間に形成
された挿通孔に挿通して合成樹脂部分の前面側に
露出させ、2枚のヨークの互いに対向する側面の
後端面に突部を設け、2枚のヨークの間に配置し
た永久磁石の後端をヨークに設けた突部によつて
押さえて、2枚のヨークと永久磁石を当該部材に
支持するようにしたことを特徴とする。
従つて、本考案によれば、永久磁石とヨークを
2つの支持壁の間に位置させるだけで、それらの
取着が為されるので、永久磁石とヨークの取着作
業が容易であり、かつ、そのための部分点数も少
なくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案磁気吸着機構の実施
の一例を示すもので、第1図は自動車用バニテイ
ミラーの正面図、第2図は第1図の−線に沿
う拡大断面図、第3図は要部の斜視図、第4図は
要部の分解斜視図、第5図は永久磁石とヨークの
取着手順を示す断面図、第6図は従来の磁気吸着
機構の一例を示す断面図である。 符号の説明、2……他方の部材、3……一方の
部材、7……被吸着体、8……合成樹脂部分、1
3……支持壁、14……係合部、16……挿通
孔、18……ヨーク、21……突部、22……永
久磁石。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一時的に結着される2つの部材の一方に磁性体
    から成る被吸着体を設け、他方に永久磁石とヨー
    クとを設けて永久磁石、ヨーク、被吸着体を通る
    閉磁路を形成して上記2つの部材を一時的に結着
    する磁気吸着機構において、 永久磁石とヨークが設けられる部材に合成樹脂
    から成る部分を設け、 該合成樹脂部分に間隔を置いて平行に対向する
    支持壁を後方に向つて立設して、該支持壁の互い
    に対向する面の後端寄りの部分に係合部を突出形
    成し、 2枚のヨークの後端を前記支持壁の係合部に係
    合すると共にそれらの先端を前記合成樹脂部分の
    2つの支持壁の間に形成された挿通孔に挿通して
    合成樹脂部分の前面側に露出させ、 2枚のヨークの互いに対向する側面の後端面に
    突部を設け、 2枚のヨークの間に配置した永久磁石の後端を
    ヨークに設けた突部によつて押さえて、 2枚のヨークと永久磁石を当該部材に支持する
    ようにした ことを特徴とする磁気吸着機構。
JP18898085U 1985-12-07 1985-12-07 Expired JPH0244488Y2 (ja)

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JPS6296804U JPS6296804U (ja) 1987-06-20
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