JPS645767Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645767Y2 JPS645767Y2 JP19537984U JP19537984U JPS645767Y2 JP S645767 Y2 JPS645767 Y2 JP S645767Y2 JP 19537984 U JP19537984 U JP 19537984U JP 19537984 U JP19537984 U JP 19537984U JP S645767 Y2 JPS645767 Y2 JP S645767Y2
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- Japan
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- hook
- lamp
- edge
- lens
- engagement hole
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- Expired
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は光源バルブを設けたランプハウジング
の前面開口部を覆つて、インナレンズ及びアウタ
レンズを二重に取り付けた車輛用灯具に関するも
のである。
の前面開口部を覆つて、インナレンズ及びアウタ
レンズを二重に取り付けた車輛用灯具に関するも
のである。
第7図はこの種の車輛用灯具の1例としての従
来形コンビネーシヨンランプの正面図、第8図は
第7図の−断面図である。
来形コンビネーシヨンランプの正面図、第8図は
第7図の−断面図である。
ランプハウジング1内に光源バルブ2が設置さ
れ、前記ランプハウジング前面(第8図において
左方)を2重に覆つてアウタレンズ3、インナレ
ンズ4が取り付けられている。鎖線で示した3
a,4aはそれぞれ一体に成形されたプリズムで
ある。
れ、前記ランプハウジング前面(第8図において
左方)を2重に覆つてアウタレンズ3、インナレ
ンズ4が取り付けられている。鎖線で示した3
a,4aはそれぞれ一体に成形されたプリズムで
ある。
前記のアウタレンズ3を固定するため、ランプ
ハウジング1の前端(第8図において左端)付近
に溝1aを設けるとともに、アウタレンズ3に脚
3bを設け、この脚3bを前記の溝1aに挿入し
て接着剤5を充填し、固化せしめてある。このと
き、アウタレンズ3の位置決めは、その周縁を溝
1aの外周部1bに当接せしめて為される。
ハウジング1の前端(第8図において左端)付近
に溝1aを設けるとともに、アウタレンズ3に脚
3bを設け、この脚3bを前記の溝1aに挿入し
て接着剤5を充填し、固化せしめてある。このと
き、アウタレンズ3の位置決めは、その周縁を溝
1aの外周部1bに当接せしめて為される。
前記のインナレンズ4も、アウタレンズと同様
に脚4bを前記の溝1aに挿入して接着剤5で固
定されるが、その位置決めに関して技術的困難が
有る。第8図の従来例ではアウタレンズ3の内面
の周囲に座3cを設け、この座3cにインナレン
ズ4当接せしめているが、このような座3cを設
けた部分にはプリズム3aが設けられないので素
通しレンズ状となり、当該車輛用灯具を前方から
見たとき、前記の座3cに相当する個所が明るく
見えて商品価値を損ねる。しかし、前記の座3
c、又はこれと類似のインナレンズ位置決め手段
を設けないとインナレンズの取付作業に多大の時
間と労とを要する。
に脚4bを前記の溝1aに挿入して接着剤5で固
定されるが、その位置決めに関して技術的困難が
有る。第8図の従来例ではアウタレンズ3の内面
の周囲に座3cを設け、この座3cにインナレン
ズ4当接せしめているが、このような座3cを設
けた部分にはプリズム3aが設けられないので素
通しレンズ状となり、当該車輛用灯具を前方から
見たとき、前記の座3cに相当する個所が明るく
見えて商品価値を損ねる。しかし、前記の座3
c、又はこれと類似のインナレンズ位置決め手段
を設けないとインナレンズの取付作業に多大の時
間と労とを要する。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
アウタレンズに位置決め用の座を設けることな
く、インナレンズをランプハウジングに対して正
しい位置に迅速、容易に取りつけることのできる
車輛用灯具を提供しようとするものである。
アウタレンズに位置決め用の座を設けることな
く、インナレンズをランプハウジングに対して正
しい位置に迅速、容易に取りつけることのできる
車輛用灯具を提供しようとするものである。
上記の目的を達成する為、本考案の車輛用灯具
は、光源バルブを設けたランプハウジングの前面
開口部を覆つて、インナレンズ及びアウタレンズ
を二重に取り付けた車輛用灯具において、前記イ
ンナレンズの周縁部に、当該灯具の後方に向けて
突出するフツク及び突片を設け、かつ、前記ラン
プハウジングの前面開口部前端付近に内フランジ
状の縁を設けると共に、該縁に前記のフツクに対
応する係合孔および前記の突片に対向当接する板
バネ状の弾性片を設け、前記のフツクが係合孔に
係合した状態において前記の弾性片が突片を灯具
前方に向けて付勢し、前記フツクと孔との係合当
接部を圧着せしめて該係合を保持せしめるように
構成する。
は、光源バルブを設けたランプハウジングの前面
開口部を覆つて、インナレンズ及びアウタレンズ
を二重に取り付けた車輛用灯具において、前記イ
ンナレンズの周縁部に、当該灯具の後方に向けて
突出するフツク及び突片を設け、かつ、前記ラン
プハウジングの前面開口部前端付近に内フランジ
状の縁を設けると共に、該縁に前記のフツクに対
応する係合孔および前記の突片に対向当接する板
バネ状の弾性片を設け、前記のフツクが係合孔に
係合した状態において前記の弾性片が突片を灯具
前方に向けて付勢し、前記フツクと孔との係合当
接部を圧着せしめて該係合を保持せしめるように
構成する。
次に、本考案の1実施例を第1図乃至第6図に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2図は本考案の車輛用灯具の1実施例の断面
図で、従来例における第8図に対応する図であ
る。第3図は第2図の部拡大詳細図である。
図で、従来例における第8図に対応する図であ
る。第3図は第2図の部拡大詳細図である。
第8図と同一の図面参照番号にダツシを付して
示したランプハウジング1′、アウタレンズ3′、
インナレンズ4′は、それぞれ第8図の従来例に
おける構成部材に対応する部材である。
示したランプハウジング1′、アウタレンズ3′、
インナレンズ4′は、それぞれ第8図の従来例に
おける構成部材に対応する部材である。
本例におけるアウタレンズ3には、インナレン
ズ位置決め用の座(第8図における3c)を設け
ず、内側の全面にプリズム3aを設けてあり、脚
3bを溝1aに挿入して接着剤5で固定する構造
である。
ズ位置決め用の座(第8図における3c)を設け
ず、内側の全面にプリズム3aを設けてあり、脚
3bを溝1aに挿入して接着剤5で固定する構造
である。
インナレンズ4′の周縁部に、灯具後方(図に
おいて右方)に突出するフツク4cを設ける。
おいて右方)に突出するフツク4cを設ける。
一方、ランプハウジング1′の前面開口部の前
端付近に、即ち前述の溝1aの内周側に、内フラ
ンジ状の縁1bを設け、この縁1bに係合孔1b-
1を設けて前記のフツク4cを係着する。
端付近に、即ち前述の溝1aの内周側に、内フラ
ンジ状の縁1bを設け、この縁1bに係合孔1b-
1を設けて前記のフツク4cを係着する。
第3図から明らかなように、前記のフツク4c
と係合孔1b-1との係合状態を確実に保持してイ
ンナレンズ4′を位置決めする為には、第3図に
矢印Aで示したようにインナレンズ4′を灯具前
方(図の左方)に付勢しなければならない。
と係合孔1b-1との係合状態を確実に保持してイ
ンナレンズ4′を位置決めする為には、第3図に
矢印Aで示したようにインナレンズ4′を灯具前
方(図の左方)に付勢しなければならない。
本実施例は、上記の付勢力矢印Aを与えるた
め、第1図について次に述べるように構成する。
即ち、同図において4′は前記のインナレンズ、
4cは前述のフツク、1bは前記の内フランジ状
の縁、1b-1は係合孔である。
め、第1図について次に述べるように構成する。
即ち、同図において4′は前記のインナレンズ、
4cは前述のフツク、1bは前記の内フランジ状
の縁、1b-1は係合孔である。
前記のフツク4cと並べて、即ちインナレンズ
4′の周囲に灯具後方に向けて、突片4dを設け
る。
4′の周囲に灯具後方に向けて、突片4dを設け
る。
本例においては、前記のフツク4cの両側に1
対の突片4dを設けてあるが、本考案を実施する
際、フツク4cと突片4dとの配列は任意に設定
できる。
対の突片4dを設けてあるが、本考案を実施する
際、フツク4cと突片4dとの配列は任意に設定
できる。
第4図は前記のフツク4cを係合孔1b-1に臨ま
しめた状態を示す。この状態において前記の突片
4dに対向するよう、前記の縁1bを切り起こし
た形に、板バネ状の弾性片1b-2を設ける。
しめた状態を示す。この状態において前記の突片
4dに対向するよう、前記の縁1bを切り起こし
た形に、板バネ状の弾性片1b-2を設ける。
本実施例においては、上記の弾性片1b-2を弾
性の有る合成樹脂によりランプハウジング1と一
体に成形してある。
性の有る合成樹脂によりランプハウジング1と一
体に成形してある。
第4図の状態から、フツク4cに手の力を加え
て矢印Bの如く係合孔1b-1に押しこむと、第5
図に示したように弾性片1b-2が撓んでフツク4
cの挿入を許容し、手を放した後もフツク4cと
係合孔1b-1とが係合した状態を保つ。第6図は、
第5図に示した係合状態を示す説明図である。弾
性片1b-1は突片4dに押圧されて反矢印A方向
に撓んでおり、弾性復元力によつて突片4dを矢
印A方向に付勢する。この付勢力はフツク4cを
係合孔1b-1の縁に押しつけて、その係合状態を
保持させる。インナレンズ4′はフツク4cを介
してランプハウジングの内フランジ状の縁1bに
対して位置決めされる。
て矢印Bの如く係合孔1b-1に押しこむと、第5
図に示したように弾性片1b-2が撓んでフツク4
cの挿入を許容し、手を放した後もフツク4cと
係合孔1b-1とが係合した状態を保つ。第6図は、
第5図に示した係合状態を示す説明図である。弾
性片1b-1は突片4dに押圧されて反矢印A方向
に撓んでおり、弾性復元力によつて突片4dを矢
印A方向に付勢する。この付勢力はフツク4cを
係合孔1b-1の縁に押しつけて、その係合状態を
保持させる。インナレンズ4′はフツク4cを介
してランプハウジングの内フランジ状の縁1bに
対して位置決めされる。
以上詳述したように、本考案の車輛用灯具は、
アウタレンズに位置決め用の座を設けることな
く、インナレンズをランプハウジングに対して正
しい位置に迅速、容易に取りつけることができる
という優れた実用的効果を奏する。
アウタレンズに位置決め用の座を設けることな
く、インナレンズをランプハウジングに対して正
しい位置に迅速、容易に取りつけることができる
という優れた実用的効果を奏する。
第1図乃至第6図は本考案の車輛用灯具の1実
施例を示し、第1図はフツク及び突片をそれぞれ
係合孔及び弾性片に対向、離間せしめた状態の斜
視図、第2図は組立状態の断面図、第3図は第2
図の部拡大詳細図、第4図及び第5図は組立手
順を説明する為の斜視図、第6図は組立状態の説
明図である。第7図は従来のコンビネーシヨンラ
ンプの1例を示す正面図、第8図は第7図の−
断面図である。 1,1′……ランプハウジング、1a……溝、
1b……内フランジ状の縁、1b-1……係合孔、
1b-2……弾性片、3,3′……アウタレンズ、3
a……プリズム、3b……脚、3c……座、4,
4′……インナレンズ、4a……プリズム、4b
……脚、4c……フツク、4d……突片、5……
接着剤。
施例を示し、第1図はフツク及び突片をそれぞれ
係合孔及び弾性片に対向、離間せしめた状態の斜
視図、第2図は組立状態の断面図、第3図は第2
図の部拡大詳細図、第4図及び第5図は組立手
順を説明する為の斜視図、第6図は組立状態の説
明図である。第7図は従来のコンビネーシヨンラ
ンプの1例を示す正面図、第8図は第7図の−
断面図である。 1,1′……ランプハウジング、1a……溝、
1b……内フランジ状の縁、1b-1……係合孔、
1b-2……弾性片、3,3′……アウタレンズ、3
a……プリズム、3b……脚、3c……座、4,
4′……インナレンズ、4a……プリズム、4b
……脚、4c……フツク、4d……突片、5……
接着剤。
Claims (1)
- 光源バルブを設けたランプハウジングの前面開
口部を覆つて、インナレンズ及びアウタレンズを
二重に取り付けた車輛用灯具において、前記イン
ナレンズの周縁部に、当該灯具の後方に向けて突
出するフツク及び突片を設け、かつ、前記ランプ
ハウジングの前面開口部前端付近に内フランジ状
の縁を設けると共に、該縁に前記のフツクに対応
する係合孔および前記の突片に対向当接する板バ
ネ状の弾性片を設け、前記のフツクが係合孔に係
合した状態において前記の弾性片が突片を灯具前
方に向けて付勢して、前記フツクの係合を保持す
るように構成したことを特徴とする車輛用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19537984U JPS645767Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19537984U JPS645767Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61113311U JPS61113311U (ja) | 1986-07-17 |
JPS645767Y2 true JPS645767Y2 (ja) | 1989-02-14 |
Family
ID=30752915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19537984U Expired JPS645767Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS645767Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0314734Y2 (ja) * | 1986-08-20 | 1991-04-02 | ||
JPH0319125Y2 (ja) * | 1986-12-19 | 1991-04-23 | ||
JPH083962B2 (ja) * | 1989-01-31 | 1996-01-17 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用信号灯 |
JP2011134665A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 口金付ランプおよび照明器具 |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP19537984U patent/JPS645767Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61113311U (ja) | 1986-07-17 |
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