JPH0243962Y2 - - Google Patents

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JPH0243962Y2
JPH0243962Y2 JP14282985U JP14282985U JPH0243962Y2 JP H0243962 Y2 JPH0243962 Y2 JP H0243962Y2 JP 14282985 U JP14282985 U JP 14282985U JP 14282985 U JP14282985 U JP 14282985U JP H0243962 Y2 JPH0243962 Y2 JP H0243962Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
blade angle
self
blades
blade
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JP14282985U
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JPS6252636U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、走行台車とトロウエルからなる自走
式フイニツシヤの羽根角可変機構に関する。
[従来技術] 現在、コンクリート床仕上げは、モノシリツク
工法が主流となつており、この工法ではコンクリ
ートが固まるのと平行して床仕上げを行うため、
深夜作業になつており、またコンクリート床面を
仕上げるときの作業者の作業姿勢は極めて疲労度
が高い。このようにコンクリート床面の仕上げ作
業は、労働条件が必ずしも良くないが、現在に至
つても充分な解決策がとられていない。これにつ
いて、本出願人は先に、特願昭59−21568号にお
いて、無人運転すなわち自走式のオートフイニツ
シヤすなわち自走式床仕上げ用ロボツトを提案し
ている。かかるオートフイニツシヤは、第3図に
示すように走行台車1と、その台車1に牽引ある
いは押されるトロウエル10とからなつている。
走行台車1は、操舵可能な従動輪2、駆動輪2′
を有し、サスペンシヨン3,3を介して台車フレ
ーム4が支持されている。その台車フレーム4の
上に制御部5が搭載されている。制御部5には、
台車1の自走に必要なすべての装置例えば従動輪
2の操舵用モータ、駆動輪2′の駆動用モータ、
現在位置検出装置、トロウエル10の駆動制御装
置、トロウエル10の傾斜制御手段等が含まれて
いる。制御部5の反対側には、ブラケツト6が立
設され、このブラケツト6の略中間位置にアーム
7が水平方向に揺動可能に取付けられており、ア
ーム7の他端には、トロウエル10が水平方向の
ピン8を介して垂直方向に揺動可能に結合されて
いる。トロウエル10は、円筒状のケーシング1
1と、そのケーシング11の下方に位置し、床仕
上げ面Gに接触して回転駆動される複数枚の羽根
12とその羽根を覆うカバー13、ケーシング1
内の駆動モータ9とから概略構成されている。
以上のように構成されたオートフイニツシヤは
トロウエル10の羽根12を回転駆動しながら走
行台車1を自走させると、羽根12によつて床仕
上げ面Gが仕上げられるのである。
かかるオートフイニツシヤすなわち自走式床仕
上げ用ロボツトはそれ自体効果的なものである
が、羽根の床仕上面Gに対する角度すなわち羽根
角が固定されているため、コンクリートの固まり
具合に応じ、コンクリートの軟かい間は羽根角が
小にして展圧し、固まつてきたら羽根角を大にし
て綺麗に仕上げる必要の双方に応ずることができ
ない。
[考案の目的] 従つて本考案の目的はコンクリート床の展圧、
仕上げの双方を好適におこなうことができる自走
式フイニツシヤの羽根角可変機構を提供すること
にある。
[考案の構成] 本考案によれば、トロウエルの羽根を回転シヤ
フトのセンターに対し偏芯した取付ピンを介して
回転シヤフトに枢着するとともに、羽根の回転シ
ヤフトのセンターに向けて突設した作動ピンを回
転シヤフトの内部に収められ回転シヤフトのねじ
部に螺合する作動シヤフトの環状溝に係合させて
いる。
[考案の作用効果] したがつて、作動シヤフトを回転して回転シヤ
フトに対して上下動し、その上下動により作動ピ
ンを介して羽根を取付ピン回りに回動して羽根角
を変えることができる。その結果、コンクリート
の固まり具合に応じて羽根角を変え、展圧、仕上
げを好適に行い効率よく綺麗な仕上げ面を得るこ
とができる。
[好ましい実施の態様] 本考案の実施に際し、羽根角はコンクリートの
軟かい間は0゜ないし2゜にして押圧力を大にし、時
間がたつてコンクリートが固まつてきたら5゜ない
し6゜にし、仕上げ時は8゜位にしてエツジを立てる
のが好ましい。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図および第2図において、トロウエルの回
転シヤフト20は上下のベアリング41,42に
より図示されないケーシングに回転自在に支持さ
れており、中程に取付けられたプーリー40を介
し図示されない駆動用モータにより矢印方向に回
転されるようになつている。
この回転シヤフト20の下部は方形部21に形
成され、そのそれぞれ角部にはセンターに対し偏
芯したボス22aが回転方向に向けて設けられて
いる。また、回転シヤフト20には中心孔22が
形成され、その下部には4個の窓23が設けられ
ており、上部はキヤツプ24で閉じられている。
この中心孔22には、作動シヤフト26が収め
られ、その上部に形成されたねじ部27は前記キ
ヤツプ24に形成されたねじ孔25に螺合し、外
部に突出した端部にはハンドル27が取付けられ
ており、また下端に形成された大径部28には1
条の環状溝29が形成されている。
他方、羽根30には羽根ガイド31が取付けら
れており、その羽根ガイド31には回転方向後側
内方に向けて長手方向に取付ピン32、回転方向
前側内方に向けて作動ピン33が互いに平行に突
設されている。そして、羽根30は取付ピン31
により前記ボス部22aに枢着され、作動ピン3
2は前記窓23を貫通して環状溝29に係合され
ている。
本考案はこのように構成されており、ハンドル
27を回転して作動シヤフト26を回転シヤフト
20に対して上下動し、その上下動により環状溝
29に係合する作動ピン33を介して羽根30を
取付ピン32回りに回動して羽根角を任意に変え
ることができる。
施工に際し、コンクリートの軟かい1回目は、
羽根角を0゜ないし2゜にし押圧力を大きくして展圧
し、時間がたつてコンクリートが固まつてきた2
回目は羽根角を5゜ないし6゜にして荒仕上げし、3
回目の仕上げ時は羽根角8゜位にしてエツジをたて
て綺麗に仕上げることができる。
[まとめ] 以上説明したように本考案によれば、作動シヤ
フトを回転して回転シヤフトに対して上下動し、
その上下動により作動ピンを介して羽根を取付ピ
ンの回りに回動して羽根角を変えることができ
る。その結果、コンクリートの固まり具合に応じ
て羽根角を変え、展圧、仕上げを好適に行つて効
率よく綺麗に仕上げ面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図のA−A線矢視断面図、第3図は本
考案の実施される自走式フイニツシヤの側面図で
ある。 20……回転シヤフト、25……キヤツプのね
じ孔、26………作動シヤフト、27……作動シ
ヤフトのねじ部、29……環状溝、30……羽
根、32…取付ピン、33……作動ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行台車とトロウエルとからなる自走式フイニ
    ツシヤにおいて、トロウエルの羽根を回転シヤフ
    トのセンターに対し偏芯した取付ピンを介して回
    転シヤフトに枢着するとともに、羽根の回転シヤ
    フトのセンターに向けて突設した作動ピンを回転
    シヤフトの内部に収められ回転シヤフトのねじ部
    に螺合する作動シヤフトの環状溝に係合させたこ
    とを特徴とする自走式フイニツシヤの羽根角可変
    機構。
JP14282985U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0243962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14282985U JPH0243962Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14282985U JPH0243962Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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Publication Number Publication Date
JPS6252636U JPS6252636U (ja) 1987-04-01
JPH0243962Y2 true JPH0243962Y2 (ja) 1990-11-21

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ID=31051929

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JP14282985U Expired JPH0243962Y2 (ja) 1985-09-20 1985-09-20

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JPH089319Y2 (ja) * 1991-09-10 1996-03-21 駿河工業株式会社 コンクリート床均し機

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Publication number Publication date
JPS6252636U (ja) 1987-04-01

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