JPH0729137Y2 - コンクリート床面仕上げ機 - Google Patents

コンクリート床面仕上げ機

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JPH0729137Y2
JPH0729137Y2 JP1987197020U JP19702087U JPH0729137Y2 JP H0729137 Y2 JPH0729137 Y2 JP H0729137Y2 JP 1987197020 U JP1987197020 U JP 1987197020U JP 19702087 U JP19702087 U JP 19702087U JP H0729137 Y2 JPH0729137 Y2 JP H0729137Y2
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JP
Japan
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lower bracket
attached
arm
concrete floor
finishing
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JP1987197020U
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JPH01100846U (ja
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智 清水
保夫 梶岡
富夫 小峯
晢 岡田
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Shimizu Corp
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Shimizu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート打設後の未硬化状態のコンクリ
ート床面を均し仕上げ等するコンクリート床面仕上げ機
に係り、特に仕上げ部片の均し動作を入力による均し操
作に近づけ、精度の高い床面仕上げが行えるようにした
コンクリート床面仕上げ機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、機体の垂直主軸に回転自在に嵌挿されたスリーブ
に複数の第1アームが等角放射状に取付けられ、各アー
ムの先端部には夫々垂直回転軸回りに回転駆動される複
数の第2アームが等角放射状に取付けられ、上記第2ア
ームの夫々に複数の仕上げ部片が取付けられたコンクリ
ート床面仕上げ機では、第5図に示すように仕上げ部片
aは第2アームbに揺動自在にピンcで枢着され、作業
時仕上げ部片aは床面の凹凸に追従して常に床面に密着
するようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来のコンクリート床面仕上げ機では、床面の凹凸
に対して仕上げ部片aが自由に揺動して密着し完全に追
従してしまうので、かえって仕上げ部片aの均し機能が
十分に発揮されないという問題があった。
本考案は上記従来のコンクリート床面仕上げ機の問題点
に鑑み、その欠点を改善すべくなされたものであって、
コンクリート床面仕上げ機の仕上げ部片の均し動作を人
力による均し操作に近づけ、平坦度の良好な精度の高い
コンクリート床面仕上げを行うことのできるコンクリー
ト床面仕上げ機を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために本考案は、機体の垂直主軸
に回転自在に嵌挿されたスリーブに複数の第1アームが
等角放射状に取付けられ、各第1アームの先端部には垂
直回転軸回りに回転駆動される複数の第2アームが等角
放射状に取付けられ、上記第2アームの夫々に仕上げ部
片を取付けたコンクリート床面仕上げ機において、前記
第2アームに、溝部を下にした断面コ字状の上部ブラケ
ットを第2アームの長さ方向に平行に固定し、溝部を上
にした断面コ字状の下部ブラケットを上記上部ブラケッ
トに対向させ、下部ブラケットがその溝の長さ方向の略
中心部位を揺動支点として揺動するように上部ブラケッ
トに枢着し、上記下部ブラケットの下方に仕上げ部片を
固着すると共に、上部ブラケットと下部ブラケットとの
対向する溝間には前記揺動支点を挾んだ均等位置にブロ
ック状のゴム等からなる弾性材を介在させ、上部ブラケ
ットに対する下部ブラケットの揺動を弾性的に規制する
ようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
第2アームに固定した上部ブラケットに対して、仕上げ
部片に固定した下部ブラケットは、介在した弾性材によ
って揺動が弾性的に規制されているため、仕上げ部片は
丁度人力操作で床面に押付けた状態に近くなって、床の
凸面に仕上げ部片圧が強く作用して効果的な均し作用が
発揮され、また、弾性材により仕上げ部片に伝わる機体
の衝撃振動が緩和されて仕上げ部片の回転運動も円滑と
なり、平坦で精度の高い仕上げ床面が得られる。
〔実施例〕
以下エンジン駆動式コンクリート床面仕上げ機に本考案
を適用した実施例について図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本考案を適用したエンジン駆動式
コンクリート床面仕上げ機を示し、第1図はその全体平
面図、第2図は同機の全体側面図である。
図において1はエンジン駆動式コンクリート床面仕上げ
機(以下床面仕上げ機と略す)で、パイプ製の円形篭形
のフレーム2の中心に垂直主軸3が固定され、垂直主軸
3の上部に非回転側と回転側とを電気的に接続するスリ
ップリング4、下部にモータ内蔵の一対のローラ5a,5a
で成る走行装置5が設けられ、中間部にはスリーブ6が
垂直主軸3に対して回転自在に嵌挿されている。
スリーブ6は上部スリーブ6aと下部スリーブ6bとから成
り、上部スリーブ6aには120度等角で3本の第1アーム
7が放射状にピン結合され、第1アーム7と下部スリー
ブ6bとはリンク8の両端にピン結合され、アーム角度調
節ねじ9を正逆いずれかの方向に回動することによっ
て、上部および下部スリーブ6a,6bが互いに近接または
離隔してスリーブ6の全体長さが伸縮し、第1アーム7
の床面に対する角度が任意に調節できるようになってい
る。
またスリーブ6に取付けられた架台10上にセルモータ付
きのエンジン11、専用エンジン駆動の発電機12、制御盤
13が装架され、一方各第1アーム7の先端にプーリ、ベ
ルト、ギヤから成る減速機14を介して回転される垂直回
転軸15が取付けられ、垂直回転軸15に取付けられた120
度等角放射状の第2アーム16の各先端に仕上げ部片であ
る回転鏝17が取付けられ、エンジン11と各減速機14は入
力側ユニバーサルジョイント18、分配用ギヤボックス19
および夫々の出力側ユニバーサルジョイント20を介して
連結されている。
第3図、第4図は本考案の要部である回転鏝17の支持構
造の詳細を示した側面図および正面図であって、この支
持構造は第2アーム16にボルト21で固定した断面コ字状
の上部ブラケット22に、回転鏝17をボルト23で固定した
断面コ字状の下部ブラケット24を溝を対向させてピン25
で揺動可能に枢着すると共に両ブラケット22,24の溝間
にブロック状のゴム等の弾性材26を介在させ、上部ブラ
ケット22に対し下部ブラケット24の揺動を弾性的に規制
するようにしている。
また、第2図中の符号27は鏝角度調整ハンドル、28はエ
ンジン11のスロットルレバーを制御する電動シリンダ、
29はエンジン速度調節用ワイヤ、30は床面仕上げ機1が
走行中に障害物に接触した時、これを検知するタッチセ
ンサ、31は走行方向を表示する方向指示ランプである。
叙上の床面仕上げ機1は、作業に際し発電機12を始動さ
せ、次いでエンジン11を始動させるとエンジン動力は、
入力側ユニバーサルジョイント18、ギヤボックス19、出
力側ユニバーサルジョイント20、減速機14、垂直回転軸
15、第2アーム16を順次介して各回転鏝17を回転させ
る。そこで走行装置5を駆動すると共に方向制御を行い
コンクリート床面の仕上げ作業を行っていく。
この時3枚の回転鏝17は第2アーム16の回転によって垂
直回転軸15回りに自転し、この自転運動に伴う回転鏝17
のコンクリート床面に対する反力によって三連の回転鏝
17は第1アーム7を旋回させて垂直主軸3回りに公転
し、回転鏝17の自転および公転運動によって床面は仕上
げられていく。
ここで第2アーム16に固定した上部ブラケット22に対し
て、回転鏝17に固定した下部ブラケット24は、介在した
弾性材26によって揺動が弾性的に規制されているため、
回転鏝17は丁度人力操作で床面に押付けた状態に近くな
って床の凸面に鏝圧が強く作用して均し効果があがり、
また、弾性材26により回転鏝17に伝わる機体の衝撃振動
が緩和されて回転鏝17の回転運動も円滑となり、平坦で
精度の高い仕上げ床面が得られる。
エンジン11の始動、回転数制御、停止、走行装置5の駆
動、方向制御、停止等はすべて送信機からの指令を制御
盤13に内蔵した受信機が受信し、この指令に従って制御
盤13が各機器を自動制御することによって行われる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、機体の垂直主軸に回転自
在に嵌挿されたスリーブに複数の第1アームが等角放射
状に取付けられ、各第1アームの先端部には垂直回転軸
回りに回転駆動される複数の第2アームが等角放射状に
取付けられ、上記第2アームの夫々に仕上げ部片を取付
けたコンクリート床面仕上げ機において、前記第2アー
ムに、溝部を下にした断面コ字状の上部ブラケットを第
2アームの長さ方向に平行に固定し、溝部を上にした断
面コ字状の下部ブラケットを上記上部ブラケットに対向
させ、下部ブラケットがその溝の長さ方向の略中心部位
を揺動支点として揺動するように上部ブラケットに枢着
し、上記下部ブラケットの下方に仕上げ部片を固着する
と共に、上部ブラケットと下部ブラケットとの対向する
溝間には前記揺動支点を挾んだ均等位置にブロック状の
ゴム等からなる弾性材を介在させ、上部ブラケットに対
する下部ブラケットの揺動を弾性的に規制するようにし
たから、仕上げ部片は丁度人力操作で床面に押付けた状
態に近くなって、床の凸面に仕上げ部片圧が強く作用し
て効果的な均し作用が発揮され、また、弾性材により仕
上げ部片に伝わる機体の衝撃振動が緩和されて仕上げ部
片の回転運動も円滑となり、平坦で精度の高い仕上げ床
面が得られる。
なお、前記実施例ではエンジン駆動式コンクリート床面
仕上げ機に本考案を適用したものについて説明したが、
本考案は同型式に限らず電動、有線式等他型式のコンク
リート床面仕上げ機にも適用可能なことはいうまでもな
く、また回転鏝も、砥石、またはブラシに付けかえるこ
とによって研摩機、またはレイタンス処理等の清掃機と
して使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
本考案を適用したエンジン駆動式コンクリート床面仕上
げ機の全体平面図、第2図は同機の全体側面図、第3図
は本考案の要部側面図、第4図は同要部の側面図、第5
図は従来の仕上げ部片の支持構造を説明する略図であ
る。 1……コンクリート床面仕上げ機、3……垂直主軸、6
……スリーブ、7……第1アーム、15……垂直回転軸、
17……仕上げ部片(回転鏝)、16……第2アーム、22…
…上部ブラケット、24……下部ブラケット、26……弾性
材。
フロントページの続き (72)考案者 小峯 富夫 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)考案者 岡田 晢 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−59757(JP,A) 実開 昭62−187141(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体の垂直主軸に回転自在に嵌挿されたス
    リーブに複数の第1アームが等角放射状に取付けられ、
    各第1アームの先端部には垂直回転軸回りに回転駆動さ
    れる複数の第2アームが等角放射状に取付けられ、上記
    第2アームの夫々に仕上げ部片を取付けたコンクリート
    床面仕上げ機において、前記第2アームに、溝部を下に
    した断面コ字状の上部ブラケットを第2アームの長さ方
    向に平行に固定し、溝部を上にした断面コ字状の下部ブ
    ラケットを上記上部ブラケットに対向させ、下部ブラケ
    ットがその溝の長さ方向の略中心部位を揺動支点として
    揺動するように上部ブラケットに枢着し、上記下部ブラ
    ケットの下方に仕上げ部片を固着すると共に、上部ブラ
    ケットと下部ブラケットとの対向する溝間には前記揺動
    支点を挾んだ均等位置にブロック状のゴム等からなる弾
    性材を介在させ、上部ブラケットに対する下部ブラケッ
    トの揺動を弾性的に規制するようにしたことを特徴とす
    るコンクリート床面仕上げ機。
JP1987197020U 1987-04-15 1987-12-25 コンクリート床面仕上げ機 Expired - Lifetime JPH0729137Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197020U JPH0729137Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 コンクリート床面仕上げ機
US07/177,995 US4848960A (en) 1987-04-15 1988-04-05 Finishing machine for a concrete surface
EP88200676A EP0287163B1 (en) 1987-04-15 1988-04-08 Finishing machine of concrete surface
DE8888200676T DE3875778T2 (de) 1987-04-15 1988-04-08 Betonoberflaechen-fertigungsapparat.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987197020U JPH0729137Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25 コンクリート床面仕上げ機

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JPH01100846U JPH01100846U (ja) 1989-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259757A (ja) * 1985-09-11 1987-03-16 株式会社竹中工務店 コンクリ−ト床仕上機
JPH0248587Y2 (ja) * 1986-05-21 1990-12-20

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JPH01100846U (ja) 1989-07-06

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