JPH024327A - 核磁化分布を求める方法及び装置 - Google Patents

核磁化分布を求める方法及び装置

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JPH024327A
JPH024327A JP63323230A JP32323088A JPH024327A JP H024327 A JPH024327 A JP H024327A JP 63323230 A JP63323230 A JP 63323230A JP 32323088 A JP32323088 A JP 32323088A JP H024327 A JPH024327 A JP H024327A
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JP
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pulse
echo
pulse sequence
magnetic field
pulses
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JP63323230A
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English (en)
Inventor
Liere Filips Van
フィリップス・ヴァン・リーレ
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/483NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
    • G01R33/4833NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices
    • G01R33/4835NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices of multiple slices

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は定常的で一様な磁場内に置かれた体の中で形成
される磁気共鳴信号より核磁化分布を求める方法に関す
る。かかる磁気共鳴信号は体内の部分において選択的な
パルス列のシーケンスにより形成される。かかる体内の
部分に共鳴信号を形成するパルスシーケンスにおいては
選択的高周波1i1itl励起パルスが印加されて、核
スピンが励起される。次いで少なくとも一の磁場勾配が
一様な磁場に重畳される。かかる勾配のうち少なくとも
−は一のパルスシーケンスと他のパルスシーケンスとで
振幅あるいは方向が可変とされる。さらに、高周波電磁
エコーパルスが印加されて共鳴信号が励起核スピンにも
とづいて形成され、次いでパルスシーケンスが磁場勾配
を変えてくりかえされる。
その結果、形成された共鳴信号にもとづいた核磁化分布
を決定することができる。
本発明はまた体内で形成される磁気共鳴信号にもとづい
て核磁化分布を求める装置であって、定常的で一様な磁
場を形成する手段と、選択的高周波電磁パルスを形成す
る手段と、振幅あるいは方向が可変な少なくとも一の磁
場勾配を形成する手段と、選択的電磁パルスを形成する
手段を制御するための制御手段と、磁気共鳴信号を受信
し、検波し、標本化する手段と、標本化された共鳴信号
から核磁気分布を決定するプログラム化算術手段とより
なる装置に関する。
かかる種類の方法及び装置として米国特許第4.665
,367号が公知である。かかる方法及び装置では検査
したい体が定常的で一様な磁場B。中に置かれる。磁場
Boの方向は静止カーテシアン座標系(x、y、z)の
2軸に一致させられる。磁場の影響下において、体内に
存在する少8の過剰核磁気は熱運動の結果理論的に可能
な飽和値(全核スピン)について同じように配向される
。巨視的観点からはこの少量の過剰な核磁気は体の磁化
Mあるいは核スピンのわずかな分極と見ることができる
。磁場中に置かれた体に所定周波数の高周波電磁パルス
を照射すると磁化Mの平衡が乱され磁場Boに対して歳
差運動が開始される。この歳差運動を歳差運動と同一方
向に回転しZ′軸が該静止カーテシアン座標系のZ軸と
一致しまたその回転角速度を高周波電磁パルスの角周波
数ωに等しく選定されたカー°アシアン座標系(x /
 、 y /zl )から観測した場合、磁化Mは高周
波電磁パルスの角周波数ωが核スピンの共鳴周波数ω。
に等しい場合照射された電磁パルスの影響により照射方
向に垂直な面内で動くベクトルと見ることができる。磁
化Mの2軸に直角ないわゆるトランスバース磁化成分が
照射後に共鳴信号を形成する。
共鳴周波数ω0についてはいわゆるラーマ一の式ω0−
ガンマBOが成立する。ここで、ガンマは例えば陽子の
磁気回転比である。磁化Mの回転角、従って共鳴信号の
大きさは高周波電磁パルス波形の面積で決まる。以下、
磁気Mを静止座標系中で90”回転されるような高周波
電磁パルスを90’パルスと称することにする。照射後
、磁化Mは平衡状態に達するまで時定数T1で緩和し、
これをロンジチューデイナル緩和時間と称する。また、
トランスバース磁化の緩和を示す時定数であるいわゆる
トランスバース緩和時間T2が別に存在する。実際的の
場合にはトランスバース磁化はT2よりも実質的に小さ
い時定数T2”で崩壊する。
これは不可避的な磁場の不均一性による位相のずれに起
因する。しかし、T2の緩和時間内において共鳴信号は
位相の再整合により常に得ることができる。磁場勾配G
、G、G2を磁場B。にy 一の磁場勾配の方向が磁気の方向に対応するようにまた
各磁場勾配は相互に直交するように重畳することにより
位置に依存する磁場B−B o + G x・x+G 
 −y+G2・lが形成される。米国時打部4,665
,367号は選択的パルス列により体内部分にて共鳴信
号を形成する方法を開示している。
選択的パルスシーケンスでは励起パルスが体内のうち磁
場勾配が加わっている部分領域でのみ核スピンを励起し
他の部分領域では核スピンを励起しない。励起パルスは
局部的磁場に固有な一連のラーマ−周波数をカバーする
。高周波電磁パルスと協働して選択的励起を行う磁場勾
配(例えばG2)は選択勾配と称せられる。米国特許第
4.665.367号の第3図及び第10図はそれぞれ
体内部分領域の選択的励起(多断層)及び適当なパルス
シーケンスを示している。16の部分領域からの共鳴信
号が1又は2の磁場勾配(それぞれ2次元及び3次元図
像化に対応)の大きさを変化させながら収集される。上
記例においては磁化が平衡状態に緩和するまでの待機期
間の各々において4つの共鳴信号が形成される。この場
合、16の部分領域の全てについて共鳴信号を形成する
のに4回の待機期間が必要である。この手順をG、を変
化させながらくりかえすことにより(例えば256回)
十分な数の共鳴信号が収集され、例えば各部分領域毎に
核磁化分布が例えば2次元フーリエ変換(フーリエゾイ
グマトグラフィー)等により各共鳴信号の標本化値より
求められる。この手順をG7を変化させながらくりかえ
すことにより3次元フーリエ変換を行うこともでき、体
内の磁化分布を3次元的に決定することもできる。普通
、体の多数の部分領域について核磁化分布を求める(例
えば断層として)のが望ましく、またその像をT1加重
操作(T +コントラスト)及びT2加重操作(T2コ
ントラスト)して形成するのが望ましい。
例えば異なった工」−時間をT2加重操作に使うことが
必要でまたパルスシーケンスくりかえし時間及び/又は
反転パルスをT1加重操作に使う必要がある。エコー時
間は励起パルスの形成とシーケンス中におけるエコー共
鳴信号の生成との間で打切られる時間である。例えばT
2加重操作時のような比較的長いエコー時間においては
損失時間が生じる。T1加重及び゛「2加重操作は共に
例えば生体内測定の際の組織の識別に適している。
本発明の目的は測定時間の実質的な短縮をもたらす方法
を提供することにある。
本発明による方法はパルスシーケンス中に含まれ体内の
一の部分において共鳴信号を形成する高周波電磁パルス
及び磁気共鳴信号が少なくとも一の他の部分において磁
気共鳴信号を形成する高周波電磁パルスおよび磁気共鳴
信号と時間的にインターリーブされ、励起パルスとエコ
ーパルスの位相がパルスシーケンス内において整合関係
に維持されることを特徴とする。比較的長いエコー時間
においてはパルス及び他の体内部分に勾配を形成するの
に時間的な間隔が設定される。ただし、かかる時間的な
間隔は体内部分に対するパルスシーケンスについての勾
配の切換に対しては必要でない。米国特許第4,665
,367号に記載の方法は第1のエコー共鳴信号の形成
の後筒2のエコーパルスを形成して第2のエコー共鳴信
号を形成しく多重エコー)、また第1のエコーパルス及
び第2のエコーパルスにより共鳴信号の群から像を構成
してTI加重及びT2加重像が形成されるように公知の
如く拡張することが可能である。T+加重及びT2加重
像を得るべく1以上のエコーパルスをこのようにして印
加する場合は主にエコーパルスに続く期間が使われる。
この場合、第1のエコーパルスは励起パルスに非常に近
接して後続しているためパルスシーケンス中の励起パル
スと第1のエコーパルスとの間の間隔を他のパルスシー
ケンスのために使うことはできない。そこで、異なった
体内部分に対応するパルスシーケンスをインターリーブ
する際はトランスバース緩和のための時間が使われる。
本発明によれば、体内各部分の対応するエコー時間を全
て等しく選定することにより対応する像を構成すること
ができる。
多断層及び多エコー技術はそれぞれ1984年11月に
フイリツプスメディカルシステムズにより刊行のrMR
イメージングの原理」 (“Pr1nCiD−les 
of  M RI staging”、 Ph1lip
s  MedicalSyste+++s、 Nove
mber 1984)に別々に記載されている。多断層
及び多エコー技術はまたアール グララマン他による[
2次元フーリエ法による多重スピンエコーイメージング
、1、医療における磁気共鳴3.707−721頁(R
、Graum−ann et at 。
“1vlultiple 5pin−1:cho l 
magi−ng with a2 D  F ouri
er  M ethod″“Maone−ticRes
onance  in  Medicine 3. P
P、707−721)の特に716頁に簡潔に記載され
ている。また、例えば米国特許第4,577.152号
の第4図にはいわゆる反転回復測定に際して異なった体
内部分に第1の反転パルスが供給され、続いて共鳴信号
が90゜パルスにより体内部分で形成されることが記載
されている。しかし、この場合反転パルスと90゜パル
スとの間に位相の整合関係は必要とされない。
これは反転パルスは磁化Mを反転させるのみでそれを横
にする(トランスバース磁化)ものではないためである
。従って、この方法はインターリーブシーケンスに依る
ものでなく、共鳴信号は順次連続して形成される。
本発明による方法の好ましい実施例ではエコー位相を適
当に再整合させるため勾配波形は全ての体内部分で同一
とされ、磁気共鳴信号は各体内部分についてパルスシー
ケンス中の励起パルスとエコーパルスの位相的に整合し
た変化により得られる。共鳴信号の測定及び標本化の際
に印加される11m勾配勾配がパルスシーケンス中の全
ての共鳴信号と同一符号かつ同一波形を有する場合、様
々な共鳴信号が体内部分で形成される際の条件は一定で
共通になる。
本発明方法の一変形例においてはパルスシーケンス中で
反転パルスが励起パルスに先行する。これにより反転回
復パルスシーケンスが得られる。
本発明方法の他の変形例においては、パルスシーケンス
のくりかえしの際の第1の方向への核スピンの位相エコ
ーディングのため第1の勾配の振幅が変化させられ、又
は第1及び第2の方向への核スピンの位相エコーディン
グのため第1及び第2の勾配の振幅が変化させられ、該
パルスシーケンス当り該第1及び第2の勾配の一方が変
化させられ、又はパルスシーケンスのくりかえしの隔部
1及び第3の勾配の振幅が同時に変化させられ、あるい
はパルスシーケンスのくりかえしの際パルスシーケンス
中で第1及び第3の勾配の振幅が同時に変化させられ;
これが第2の勾配の振幅を変化させながらくりかえされ
る。その結果、本発明方法により2次元フーリエ変換又
は3次元フーリエ変換、あるいは2次元投影構成あるい
は3次元構成が達成される。
本発明による装置では制御手段は高周波電磁パルスと磁
気共鳴信号をパルスシーケンス中にてインターリーブす
るように制御手段を制御すべく10グラムされた算術手
段を含み一の体内部分において磁気共鳴信号を少なくと
も一の他の体内部分において磁気共鳴信号を形成するパ
ルスシーケンス中の高周波電磁パルスと磁気共鳴信号と
により形成すると共に、さらに高周波電磁パルスを位相
を整合させて形成し体内部分に対応するパルスシーケン
スの励起パルス、エコーパルス及びエコー共鳴信号の間
で位相の整合関係を維持する位相連続合成器をも含む。
本発明による方法はかかる装置により実行される。
以下、本発明を実施例を参照しながら説明する。
第1図は本発明による方法を実行するMHI装置1を概
略的に示す。装置1は定常的で一様な磁場BOを形成す
る磁気コイル2と、磁場勾配Gxを形成する勾配磁気コ
イル3と、磁場勾配G、を形成する勾配磁気コイル4と
、磁場勾配G2を形成する勾配磁気コイル5と、体に高
周波パルスを一供給すると共に体からの磁気共鳴信号を
受信するための送/受信コイル6とよりなる。磁気コイ
ル2を抵抗磁石として構成する場合はコイル2は直流電
源7により駆動される。磁気コイル2を永久磁石とする
場合は勿論直流電mVは不要である。
磁気コイル2はまた超電導磁石としてもよい。本発明方
法を実施する場合、体が磁気コイル2内に入れられる。
勾配磁気コイル3.4.5は制御手段12により制御さ
れる電源11によりそれぞれ給電線8,9.10を介し
て駆動される。磁界BOに重畳される磁場勾配は独立に
形成できる。このため制御手段12と電源11との間は
3本の独立した制御ライン13,14.15で結ばれる
図示の実施例においては磁場勾配コイルの空間的な配置
は磁場勾配G、G、、G2のlit!場の方向が磁場B
Oの方向に一致するように、また勾配の方向が第1図の
直交する3軸に沿って相互に直交するようにされる。制
御手段12は処理手段16に多数のラインを介して接続
される。処理手段16は高周波電磁パルスを送信する送
信機18のアナログ送信部17及び磁気共鳴信号を受信
し。
検波し、標本化する受信機20のアナログ受信部19に
接続される。アナログ送信部17はライン21を介して
ライン23を介してアナログ受信部19に接続された方
向性結合器22に接続される。
送/受信コイル6はライン24を介して方向性結合器2
2に接続される。送/受信コイル6はまた別体の送信コ
イル及び受信コイルとしてもよい。
その場合には方向性結合器22は省略できる。アナログ
送信部分17は送信周波数発振器25と、送信周波数混
合段26と、高周波出力増幅器27とよりなる。送信周
波数混合段26は入力端子28が送信周波数発振器25
の出力端子29に接続されると共に入力端子30が送信
機18のデジタル送信部32の出力端子31に接続され
る。さらに、送信周波数混合段26の出力端子33は高
周波出力増幅器27の入力端子34に接続される。
デジタル送信部32は処理手段16に含まれるが別体の
ユニットとして構成してもよい。アナログ送信部17と
デジタル送信部の少なくとも一部もまた1ユニツトに形
成してもよい。しかし、かかる変形は装置1の動作には
無関係である。デジタル送信部32は周波数連続合成器
35と、逓倍器36と、D/A変換器37と、デジタル
振幅情報を記憶するレジスタ38とよりなる。位相連続
合成器35は出力端子39が出力端子41を介してD/
A変換器37の入力端子42に接続された逓倍器36の
入力端子40に接続される。D/A変換器37は出力端
子43を介してデジタル送信部32の入力端子31に接
続される。レジスタ38は出力端子44を介して逓倍器
36の入力端子45に接続される。位相連続合成器35
はアドレス発生器46と、ROM47と、デジタル周波
数を記憶するレジスタ48と、デジタル位相情報を記憶
するためのレジスタ49とよりなる。アドレス発生器4
6は出力端子50及びROM47の入力端子51に接続
される。また、アドレス発生器はその入力端子52を一
介してレジスタ48の出力端子 53に、また入力端子
54を介してレジスタ49の出力端子55に接続される
。ROM47はその出力端子56が位相連続合成器35
の出力端子 39に接続される。レジスタ38,48゜
49はそれぞれ入力端子57.58.59がプログラム
された算術手段60に接続される。プログラムされた算
術手段はまたライン61を介して制御手段12に、また
核磁化分布像を表示する表示スクリーン62に接続され
る。アナログ受信部分19は入力端子63が送信周波数
発振器25に、また出力端子64が処理手段16の入力
端子65に接続される。アナログ受信部は詳細な説明は
省略するが通常の検波回路(図示せず)よりなる。
(二重)位相感応検波技術にもとづく復調器のより詳細
な説明としては例えばピー アール ロツヒャーによる
[プロトンNMRトモグラフィー]フィリップス技術展
望第41巻、 1983  /84 、第3号、  7
3−88頁(P、  Rolocher   “P「0
−ton N M RT omography”、 P
h1lips  Tec −hnical  Revi
ew 、 Vol、 41 、1983/84 、 N
13 。
PP、73−88)がある。この文献に記載の送/受信
機は位相連続合成器は含まない。処理手段16はまた少
なくとも一のA/Dの変換器を含む。第1図は入力端子
が処理手段の入力端子65であり出力端子67がプログ
ラム可能算術手段60に接続されたA/D変換器66を
示す。A/D変換器66は制御ライン68を介して制御
手段12により制御される。位相連続合成器を含むいわ
ゆるデジタル送/受信機については未公開オランダ国特
許出願第・・・・・・号(PHN12.134)により
詳細な記載がある。また、欧州特許出願 EP第016
5057号もかかるデジタル送受信機を記載している。
本発明による方法は装置1が位相連続合成器を含む場合
にのみ実施可能である。しかし検波は位相に感応しても
しなくてもよい。以下、高周波電磁パルス及び先に記載
のMRI装置による体内における共鳴信号の形成を説明
する。ROM47は一連のメモリロケーションに表の形
で記憶されたデジタル正弦波関数を含む。表は例えば正
弦波信号1周期中に1040個の値を含む。ROMは一
定の速さで周期的に動作されるとその出力端子56に周
期的な正弦波信号を出力する。アドレス発生器46はR
OM47のアドレス信号を形成する。・−定のクロック
周波数でROM47のアドレスを連続して行うことによ
り(表中の値を一定時間間隔で読出すクロック手段は図
示せず)、最低周波数を得ることができる。より高い周
波数が必要な場合はROMメモリがより大きなステップ
でアドレスされる(例えば毎回1.2.3・・・のアド
レスが飛越される)。飛越しステップは大きすぎると表
から得られたアナログ正弦波信号をP波して再整形しな
ければならなくなるため余り大きくはできない。その場
合は公知のシャノンの定理を満足する必要がある。レジ
スタ48の内容は正弦波周波数に関して決定的に重要で
ある(表中で飛越しを可能にする)。プログラム化手段
60は常時アドレス発生器46より供給されるアドレス
を正確に把握しているため周波数が変化しても位相の整
合を容易に達成することができる。この点に関しては[
ウェーブチック(W avetek ) Jのモデル5
155Aを参照されたい。レジスタ38は振幅情報を含
む。すなわち、レジスタ38中のデジタル数は逓倍装置
36の出力中に存在する正弦波信号の振幅の目やすを与
える。1IIJIII手段12がイネーブルライン69
を介してアドレス発生器46をイネーブルする場合、D
/A変換器37の出力は振幅2周波数及び位相がレジス
タ38.48及び49の内容で決まる正弦波信号となる
。レジスタ38の内容を連続して変化させることにより
、正弦波信号の振幅を変調でき、パルスを形成すると共
にパルスに所定の帯域幅をtj与することができる。例
えば100から700kH7の周波数が発生できる。送
信周波数混合段26においてD/A変換器37の出力端
子43に現われる(変調された)正弦波信号は送信周波
数発振器25(この発振器は例えばPLL (位相ロッ
クループ)発振器であってもよい)の信号と混合される
。送信周波数混合段26の出力端子33の出力信号は定
常的な磁場間にある核スピンを励起するのに適した周波
数成分を有するパルスを含む(例えば体が陽子を含み、
磁場BOの強さが1.5王である場合、陽子の共鳴信号
は63.86MHzの共鳴周波数を有する)。送信周波
数発振器25中で例えば63.56MHzの信号が形成
された場合、陽子の共鳴は1.5TのMRIシスムでは
出力端j’ 53上の出力信号が300kH2の場合に
生じる。1@G7が磁場BOに重畳された場合、等中心
(iso Ce41trQ)に所定の帯域幅を有する信
号を形成することにより、体内部分(例えば断層)を選
択的なパルスシーケンスにより選択的に励起することが
できる。
ここで等中心は全ての磁場が励起された場合に磁気コイ
ル2中で磁場の強さが正確にBOとなる点のことである
(理想的な磁気」イル2において)。形成されたパルス
は出力増幅器27で増幅された後方向性結合器20を介
して送/受信コイル6に供給され、この例の場合では陽
子の共鳴俳号が形成される。磁場の勾配を変化させるこ
とにより、多数の共鳴信号の形成が可能である。形成さ
れた共鳴信号は受信された後公知のように検波及び標本
化され、標本化された信号にもとづいて公知の方法、例
えばフーリエ変換により核磁気分布が決定される。次い
で信号値は例えば灰色トーンに変換され、核磁気分布が
表示スクリーン62上に表示される。
第2図は部分、例えば断層d1〜d16に分v1された
体1を示す。
第3図は断層d1〜(j16中においてエコー共鳴信号
を選択的に形成するための公知の多断層多エコーパルス
列技術によるパルス及びエコー共鳴信号を時間Tの関数
としてプロットした図である。
図中これらの信号の協働する磁場勾配は図示していない
。米国特許第4,665,367号の第5図はいわゆる
スピンエコーパルスシーケンスを示し、この図では磁場
勾配が2次元フーリエゾイグマトグラフィーに対しても
図示されている。以下、本発明の詳細な説明を続ける。
図示のパルスシーケンスを使って、一の断層が励起され
た後磁化Mが平衡状態に戻るまでの待機時間TRの間に
他の断層についての核スピンを励起することができる。
例えば、まヂ断層d1が選択勾配G、(図示せず)のも
とて選択励起パルスeX1により励起される。
次いでエコーパルスep11が印加されて米国特許第4
,665,367号に記載されているようなスピンエコ
ーパルスシーケンスに従って第1のエコー共鳴信号が形
成される。励起パルスex1は90’パルスであり一方
エコーパルスは180°パルスである。ここで、90°
パルス及び180゛パルスは磁化Mがそれぞれ90”及
び180”回転されていることを意味する。エコー共鳴
信号erl 1は励起パルスeX1の印加後1エコー時
間TE、i後に現れる。次いで断層d1の核スピンは磁
場B○の場の不均一性のため連続的に位相がずれる。核
スピンの位相をエコーパルスep12に再整合すること
により第2のエコー共鳴信号er12が形成される。こ
の信号erl 2は信号ex1の後1エコー時間TE2
後に現われる。時定数T2による緩和を破線で示す。ト
ランスバース磁化が存在する限り、エコー共鳴信号はエ
コーパルスにより形成できる。エコー共鳴信号は不可避
的な場の不均一性により先に説明したように時定数T2
”により緩和する。待機時間TR如何で他の断層に対す
るエコー共鳴信号を形成することもできる。例えば待機
時間TRの間に4つの他の断層を励起することもできる
。eX2はr!ff層d2に対する(選択的)励起パル
ス、el)21は断層d2についての第1の工]−パル
スである。Oは時間軸を省略した部分を示す。ex4.
ep41.ep42.er41及びer42はそれぞれ
断層d4についての励起パルス、エコーパルス、及びエ
コー共鳴信号である。各断層について2つの共鳴信号を
得るには4つの待機時間が必要とされる。上記バルスシ
ーケンスを位相エンコーディング磁場勾配G、の値を変
えながらくりかえしく例えば256回)また得られた共
鳴信号を標本化することにより(例えば共鳴信号当り2
56標木)、標本値をグループ化しフーリエへ変換した
後16の断層についての例えば2×16の2次元像が得
られる。かかる像はそれぞれ主にT1コントラスト及び
主にT2コントラストをあられす。断層をさらに連続し
て測定する必要はない。干渉を抑える点からは断層を互
いちがいに測定、例えばまず断!l1dl、d5.d9
及びdl3を測定し次いで断層d2.d6.d10及び
d14を測定するのが有利である。
第4A図は正弦波信号の位相が連続した変化を時間tの
関数として示す。館記位相連続合成器35は瞬間10に
おいて周波数ω1を有する正弦波信号を形成する。瞬s
tiで周波数はG2となる。瞬間t2において周波数は
再びG1にリセットされる。破線0は時刻10からtl
の間において周波数ω1を有する正弦波信号の位相と時
刻t2以後において周波数ω1を有する正弦波信号の位
相とが一致することを示す。プログラムされた算術手段
60はレジスタ48及び49と協働してかかる位相の整
合が常時保たれるようにする。
第4B図は本発明で使われる位相の整合をあられす。関
数φ−ωtが多数の断層について時WAtの関数として
プロットされている。本発明によれば異なった断層につ
いてのパルスシーケンスが時間的にインターリーブされ
る。このためには各パルスシーケンス内において励起パ
ルスとエコーパルスとエコー共鳴信号との間に位相的な
整合関係が成立することが必要である。時刻10におい
てdlについてのパルスシーケンスが開始される。
太線部分l1siは断層d1について例えば90゜励起
パルスが供給されたことを示す。時刻t1において断1
d2についてのパルスシーケンスが太線ILS2で示す
ように90°励起パルスによって開始される。時刻t2
では太線l1S3で示すように断11dlについてのシ
ーケンスが継続される。
例えば180°エコーパルスが印加される。本発明方法
ではl1s1の90°励起パルスとI!、83の180
″励起パルスとの間に位相的整合関係が存在することが
必須である。位相が正しく対応していないとフーリエ変
換しても有用な結果が得られない。これはフーリエ変換
が本質的に相関技術であるためである。
第5図は本発明による時間的にインターリーブされたパ
ルスシーケンスをパルスシーケンス当り2つのエコー共
鳴信号について時間tの関数として示す。図示の例では
パルスシーケンスは2次元フーリエゾイグマトグラフィ
ーの場合についてのものである。時間tの単位はミリ秒
である。図には時rIJ1の関数として高周波′!l1
1aパルスhf、選択磁場勾配G 2位相エンコーデイ
グ勾配G、。
測定勾配Gx、エコー共鳴信号mr、データゲート信f
j4G、及びミリ秒の単位を有する時間軸tsが順次水
されている。図中、各パルスは第3図の説明で使ったの
と同一の参照符号を有する。まず第1の断層においてエ
コー共鳴信号を形成するためのパルスシーケンス1を説
明するal−0において、送信機18により選択的高周
波電磁励起パルスexiが形成される。また、制御ライ
ン15を介してIIJIB可能電源11が駆動され、パ
ルスex1の存在する間に選択磁場勾配G2を形成する
。送信機18ではパルスex1にレジスタ38を介して
位相連続合成器35により形成された正弦波信号を変調
することにより所定の帯域幅が与えられる。帯域幅及び
選択勾配G2は公知の如くに整合させられる(0ツヒヤ
ーの文献の83頁を参照)。t−10ミリ秒において送
信機18中で第1の選択的エコーパルスer11が形成
される。
また、tsmライン15がG2を再び励起する。位相の
ずれた核スピンはt−20ミリ秒において再び位相整合
し、生体内に第1のエコー共鳴信号er11が形成され
る。励起パルスeX1とエコーパルスeD11との間で
制御ライン14を介してG、が励起され核スピンの位相
エンコーディングがなされる。1iJllI手段12に
よりG、の振幅は変化される。アナログ受信部における
復調の後、エコー共鳴信号er11はデータゲートパル
ス(Jllの間にAID変換器6により標本化される(
データゲートパルスg11の間に例えば256の標本が
採取される)。周波数符号化を行う場合はエコー共鳴信
号eri iが存在している間に制御ライン13を介し
てG が励起される。Gxはまたパルスex1とepl
 1との間においても励起される。t=80ミリ秒にお
いて送信機18は第2の選択的パルスel 2を形成し
、その結果筒2のエコー共鳴イR号er12がt=14
0msにて生じる。位相はパルスシーケンス1において
整合関係にあることが絶対に必要であり、このため位相
はt=0.t=10ミリ秒、t=20ミリ秒。
t=80ミリ秒及びt=140ミリ秒近辺で整合する。
送信周波数や変調周波数は変化してもよいが、位相の整
合関係は保たなければならない。送信周波数の偏移や受
信周波数は使用する送/受信器に応じて変化する。復調
時に位相感応検波器を使用した場合、パルスシーケンス
1中の励起パルスexlの位相は無関係になる。デジタ
ル送/受信器を使用する場合は励起パルスの位相は重要
である。その場合、全ての励起パルスは例えば位相ゼロ
の状態を有する。パルスシーケンス1中において切換ら
れる磁場勾配はG   1.Gxl。
ZeX G  1.G   11.G   11.G2o、12
及y       zep        xerびG
   12である。本例では第1のエコー共鳴xe「 信Mer11のエコー時間は20ミリ秒であり第2のエ
コー共鳴信号er12のエコー時間は140ミリ秒であ
る。パルスeX1とパルスep11とのrlの時m間隔
は勾配を実質的に完全に切換えるためのものである。パ
ルスep11とepl 2の間の時間間隔及びパルスe
pl 2とエコー共鳴信号er12との間の時間間隔は
この目的のためのものではない。すなわち、後者の時間
間隔は他の断層についてのパルス及び/又は共鳴信号に
対して使われる。またエコー共鳴信号間におけるトラン
スバース経和時間T2のための時間も使われる。
t=50ミリ秒で、送信機18は第2のIIHE!のだ
めの第2のパルスシーケンス2の選択的90°励起パル
スex2を出力して共鳴信号(FID、図示せず)を発
生させる。t=50ミリ秒において送信機18はパルス
ep21を出力し、t=130ミリ秒においてエコーパ
ルスel)22を出力する。
t=70ミリ秒においてエコー共鳴信号すなわち位相を
再整合されたFrD信号が第2の断層中に形成される。
第5図中のパルスシーケンス中の他の信号は勾配G  
 2.G、2.Gx2.G78゜ZeX 21、G   21.G2ep22及びデータゲートe
r 信号q21である。パルスシーケンス2においても位相
の整合関係が不可欠である。すなわち、t=50ミリ秒
、t−60ミリ秒、t=70ミリ秒及びt=130ミリ
秒において各パルスの位相が整合される。第2の断層の
パルスep21とep22の間でも異なった周波数の第
1の断層の為の例えばパルスeD12が形成されるため
(合成器35は異なった周波数を出力する)、合成器は
位相連続合成器であることが不可欠である。第5図はま
たパルスel)02.eX3及びep31.勾配G  
 O2,Gx8.−12. G、X、、 02゜zep G   3 、G  3 、G  3 、G zep 
31及びZeX    V    X Gxo、31.及びデータゲート(1g−12゜q02
及び(J31を示す3.断層の数は例えば16とされる
。図示されているのは16の断層の極く一部のパルス、
勾配及びエコー共鳴信号にすぎない。他の断層について
は同一構成のパルスシーケンスが前記パルスシーケンス
に単に続いて供給されるだけである。全ての断層につい
て2つの共鳴信号が形成されると制御手段12を介して
位相エンコーディング勾配G、が変化される。このよう
にして、前記パルスシーケンスは例えば256のG、の
値についてくりかえされる。上記実施例においては他の
パルスシーケンスについて使われるパルスシーケンス中
の時間間隔中において核スピンに同一の勾配を作用させ
るのが好ましい。その結果、例えば渦電流の効果の差等
に起因する装置的な問題点を回避することができる。本
実施例ではパルスシーケンス1についてはエコーパルス
ep12の前後に他のパルスシーケンスのための時間r
1隔が設定される。他のパルスシーケンスについてのG
  、G  及びG2の波形は同一でありy エコーパルスel)12に関して鏡像となっている。
さらに、一のi層について様々なエコー共鳴信号を得る
際の条件は一定とされ、従って測定勾配Gxはその断層
の全てのエコーに対して同−符号及び同一波形を有する
ようにされる。エコー時間は全ての断層で一定である。
本実施例ではその大きさは20ミリ秒及び140ミリ秒
である。従って、エコー共鳴信号から得られた像は比較
可能になる。
全ての断層について同一の勾配波形シーケンスが使われ
る。ただ合成器の周波数及び変調周波数が各断層で変化
する。一の値の位相符号化勾配G。
について断層の共鳴信号が全て形成され処理されると位
相エンコーディング勾配の値は変化させられ、位相再整
合条件はもはや満足されなくなる。
位相整合を回復するためには多数のダミーシーケンスを
使用することが必要になる。この数はインターリーブ囚
71によりあられすパルスシーケンスのインターリーブ
の程度による。上記の例では1=1である。位相符号化
勾配G、がPステップにわたり変化される場合はI−P
のダミーシーケンスが必要である。P=256であれば
I=1の場合256のダミーシーケンスが必要になる。
これは測定時間の短縮の程度をやや小さくする。公知の
多断層多エコーシーケンスと比較した全測定時間の短縮
の割合は因子R−2・I+1であられされ、従って上記
例ではRは3となる。前記ダミーシーケンスのためこの
因子は実際にはやや小さくなる。
理想的な場合と比較した全測定時間の増加は測定される
スライスの数が多くなる程増加する。本実施例では20
ミリ秒の短いエコー時間が使われる。
エコー共鳴信号から構成された像ではT1コントラスト
が支配的である。さらに、より長い140ミリ秒のエコ
ー時間を使うことにより主に12コントラストを有する
像が得られる。インターリーブ因子1はエコー時間の差
に関係する。エコー時間の差が大きい場合、より大きな
インターリーブ因子を選択できる。
第6図は本発明による時間的にインターリーブされたパ
ルスシーケンスを時間tの関数として概略的に示す。図
面を見やすくするため高周波電磁パルス及びエコー共鳴
信号のみを示す。短い方の上方に伸びる棒が90°励起
パルスを、また長い方の上方に伸びる棒が180°エコ
ーパルスをあられす。また短い下方に伸びる棒はエコー
共鳴信号をあられす。また第3図と同一の記号を使用す
る。
例えばexlは励起パルスを、el)11は第1のエコ
ーパルスを、epl 2は第2のエコーパルスを、er
は第1のエコー共鳴信号を、またer12は第2のエコ
ー共鳴信号をそれぞれ第1の断層中の第1のパルスシー
ケンスについて示す。また第1の線r1はインターリー
ブ因子Iが2である場合のパルスシーケンスを示し、必
要なダミーシーケンスを無視すれば測定時間短縮因子R
は5であるのがわかる。パルスシーケンス当り2つのエ
コー信号があられれる(E=2)。第2のラインr2で
はI=1.R=3及びE=2rある。第3のラインr3
ではI=1.R=3及びE=3である。第4のラインr
4ではI−1,R=3及びE=1である。また第5のラ
インr5では■=2゜R=5及びE=1である。勾配は
2次元フーリエパルスシーケンスに対応して第5図に示
したのと同様に切換えられる。又90°励起パルスの後
にGzを変化させてパルスシーケンスをくりかえすこと
により第2の方向への核スピンの位相エンコーディング
を行った場合は3次元フーリエパルス列が形成される。
またパルスシーケンスは2次元及び3次元投影表示に適
合ざぜることもできる。
その場合、Gx及びG、は励起パルスexの後2次元及
び3次元投影表示のため同時に変化させられる。3次元
投影表示の場合、これらのパルスシーケンスは90″励
起パルスの後G2を変化させながらくりかえされる。2
次元投影表示は前記ロッヒャーの文献に詳細に説明され
ている。3次元投影表示はこの2次元投影表示から導出
された方法でなされる。パルスシーケンスは反転回復測
定に適合される。この反転回復測定は緩和時間T1に関
する情報を求めるための測定である。その場合は各パル
スシーケンス中の励起パルスに先行して180°反転パ
ルスが形成される。この1800反転パルスと残りのパ
ルスシーケンスとの間には位相的な整合関係は必要でな
い。これは1800反転パルスはトランスバース磁化を
生成させることがなく、従って位相ずれ/再整合条件を
満足させる必要がないことによる。
本発明要旨内において様々な変更が可能である。
パルスシーケンス中において、時間インターリーブされ
たパルスシーケンス中でパルスシーケンスの位相の整合
関係を達成するためには例えば−又はそれ以上の合成器
35を各々選択された各部分に対応させて使用してもよ
い。その場合は合成器は位相連続動作を要求されない。
本発明による方法はまたイリ御手段12を使って合成器
35と逓倍器36との間に接続された多重化スイッチを
パルスシーケンス形成の際に作動させ、協働する合成器
各部分領域に対して作動するように実施することもでき
る。MRI装置がかかる多数の合成器を含む場合(例え
ば16)、合成器は通常のアナログ構成のみならfデジ
タル構成としてもよい。しかし、かかる変形は実質的に
より多数のハードウェアを含むため好ましくない。
要約すると、MRIはいわゆる多断層多エコーパルスシ
ーケンスを使用する。体内の異なった部分にエコー共鳴
信号を形成すべくパルスシーケンスが形成され、その後
これら体内の異なった部分のイメージが共鳴信号にもと
づいて表示される1゜例えばスピン1コーシーケンスの
如ぎパルスシーケンスが体内各部分について連続して形
成される。
各パルスシーケンス中において一以上のエコー共鳴信号
を形成することができる。全測定時間を短縮するため本
発明では一の体内部分についてのパルスシーケンス(e
xl、epll、erll。
ecn2.er12)が他の体内部分についてのバlL
tスジー’yンス(ep02.er−12゜eX21.
er21.er02.ex3.ep31゜er’31.
ep22)とインターリーブされる。
一のパルスシーケンス中において励起パルス(ex 1
 )と、エコーパルス(epi ”+、ep12)と、
エコー共鳴信号(erll、er12)とは位相的に整
合関係にあることが不可欠である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法を実行するためのMRr装置
を示す図、第2図は部分に分割された体を示す図、第3
図は多断層多エコーパルスシーケンスを示す図、第4A
図は正弦波信号周波数の位相の連続した変化を示す図、
第4B図は本発明で使用する位相の整合関係を示す図、
第5図はパルスシーケンス当り2つのエコー共鳴信号が
生じる本発明による時間インターリーブパルスシーケン
スを示す図、第6図は本発明による別の時間インターリ
ーブパルスシーケンスを示す図である。 1・・・MRI装置、2,3,4.5・・・コイル、6
・・・送/受信コイル、7・・・電源、8.9.10・
・・給電線、11・・・電源、12・・−制御手段、1
3..14゜15.68・・・υfIllライン、16
・・・処理手段、17・・・アナログ送信部、18・・
・送信機、19・・・アナログ受信部、20・・・受信
機、21.23,24゜61・・・ライン、22・・・
方向性結合器、25・・・発振器、26・・・混合段、
27・・・出力増幅器、28゜30.34,40,42
,45,51.52゜54.57.58.59.63.
65・・・入力端子、29.31.33,39.41.
43.44゜50.53,55,56.64.67・・
・出力端?。 32・・・デジタル送信部、35・・・位相連続合成器
、36・・・逓倍器、37・・・D/A変換器、38・
・・レジスタ、46−・・アドレス発生器、47・・・
ROM。 48.49・・・レジスタ、60・・・プログラム算術
手段、62・・・表示スクリーン、66・・・A/D変
換器。 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラン
ペンファブリケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、定常的で一様な磁場内に置かれた体の一部に選択的
    高周波電磁励起パルスを印加して核スピンを励起し、次
    いで該一様な磁場に少なくとも一の磁場勾配をかかる磁
    場勾配の少なくとも一の振幅及び方向が一のパルスシー
    ケンスと他のパルスシーケンスとで変化し得るように重
    畳し、さらに高周波電磁エコーパルスを印加して励起さ
    れた該スピンより共鳴信号を形成する過程よりなる選択
    的パルスシーケンスにより磁気共鳴信号を形成し、次い
    でパルスシーケンスを磁場勾配を変えながらくりかえす
    ことよりなる体内で形成された磁気共鳴信号より核磁化
    分布を求める方法であって、一の部分で共鳴信号を形成
    するパルスシーケンス中の高周波電磁パルスと磁気共鳴
    信号とは少なくとも一の他の部分において磁気共鳴信号
    を形成する高周波電磁パルス及び磁気共鳴信号と時間的
    にインターリーブされ、パルスシーケンス内の励起パル
    スとエコーパルスとは位相的に整合関係を維持すること
    を特徴とする方法。 2、一の体の部分に対する励起パルスと第1のエコーパ
    ルスとの間の間隔、及び/又はエコーパルス間の間隔、
    及び最後のエコーパルスと最後の共鳴信号との間の間隔
    が他の体の部分に対するパルスシーケンスの励起パルス
    、エコーパルス及び共鳴信号のために使われることを特
    徴とする請求項1記載の方法。 3、他の体の部分に対する磁場勾配の勾配波形は前記部
    分のパルスシーケンス中のエコーパルスに関してエコー
    パルスの両側で核スピンの位相ずれ及び再整合条件が同
    一となるように選定されることを特徴とする請求項1又
    は2記載の方法。 4、エコーパルスが印加される時点で適当な位相再整合
    を実行するため勾配波形は体の全部分に対して同一とさ
    れ、磁気共鳴信号は体の各部分についてのパルス列中の
    励起パルス及びエコーパルスの周波数を位相的な整合を
    保ったまま変化させることにより得られることを特徴と
    する請求項3記載の方法。 5、パルスシーケンス中の励起パルスに対し反転パルス
    が先行することを特徴とする請求項1ないし4のうちい
    ずれか一項記載の方法。 6、核スピンを第1の方向に位相エンコーディングする
    場合パルスシーケンスがくりかえされる際に第1の勾配
    の振幅が変化されることを特徴とする請求項1ないし5
    のうちいずれか一項記載の方法。 7、核スピンを第1及び第2の方向に位相エンコーデイ
    ングする場合、第1又は第2の勾配の一方が各パルスシ
    ーケンス中で変化するように第1及び第2の勾配の振幅
    が変化されることを特徴とする請求項1ないし5のうち
    いずれか一項記載の方法。 8、パルスシーケンスがくりかえされる際、パルスシー
    ケンス中において第1及び第3の勾配の第1の振幅が同
    時に変化されることを特徴とする請求項1乃至5のうち
    いずれか一項記載の方法。 9、パルスシーケンスがくりかえされる際、パルスシー
    ケンス中において第1及び第3の勾配の振幅が同時に変
    化され、次いでこの過程が第2の勾配の振幅を変化させ
    ながらくりかえされることを特徴とする請求項1ないし
    5のうちいずれか一項記載の方法。 10、励起パルスは90°パルスであることを特徴とす
    る請求項1ないし9のうちいずれか一項記載の方法。 11、定常的で一様な磁場を形成する手段と、選択的高
    周波電磁パルスを形成する手段と、振幅又は方向が可変
    な少なくとも一の磁場勾配を形成する手段と、該選択的
    高周波電磁パルスを形成する手段を制御する制御手段と
    、磁気共鳴信号を受信し、検波し、標本化する手段と、
    標本化された共鳴信号から核磁気分布を決定するプログ
    ラム化算術を含む処理手段とよりなる体内で形成される
    磁気共鳴信号から核磁化分布を求める装置であつて、処
    理手段は体内の一の部分において磁気共鳴信号を形成す
    るパルスシーケンス中の高周波電磁パルスと磁気共鳴信
    号とを少なくとも一の他の部分において磁気共鳴信号を
    形成するパルスシーケンス中の高周波電磁パルスと磁気
    共鳴信号に時間的にインターリーブするように該制御手
    段を制御するプログラム化算術手段を含み、また装置は
    体の部分に対するパルスシーケンスの励起パルス、エコ
    ーパルス及びエコー共鳴信号の間に位相的な整合関係が
    維持されるように高周波電磁パルスを位相的に整合して
    形成する位相連続合成器を含むことを特徴とする装置。
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