JP2003052668A - 核スピントモグラフィ装置及びその作動方法 - Google Patents

核スピントモグラフィ装置及びその作動方法

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JP2003052668A JP2002194429A JP2002194429A JP2003052668A JP 2003052668 A JP2003052668 A JP 2003052668A JP 2002194429 A JP2002194429 A JP 2002194429A JP 2002194429 A JP2002194429 A JP 2002194429A JP 2003052668 A JP2003052668 A JP 2003052668A
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キーファー ベルトルト
Ralf Loeffler
レフラー ラルフ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】純脂肪画像及び純水画像を簡単に形成すること
が可能な核スピントモグラフィ装置及びこの装置の作動
方法を得る。 【解決手段】基本磁場の非均一性のマップを作るため
に、3次元磁場測定を考慮した2点ディクソン法によ
り、脂肪画像と水画像とを分離する。関連する測定ボリ
ュームに亘って従来の3次元磁場測定により得られるデ
ータを、画像形成データの擾乱位相の修正に使用する。
画像形成データは2点ディクソン法によって取得され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、医学の分
野において患者を検査するために使用されるような核ス
ピントモグラフィ(KST,同義語:磁気共鳴トモグラ
フィ)に関する。本発明は、特に、基本磁場の非均一性
のマップを得るための3次元磁場測定を考慮して水画像
と脂肪画像とを分離して取得する公知の2点ディクソン
法に例えばドイツ特許第19844420号明細書によ
る3次元磁場マップを組み合わせて使用する核スピント
モグラフィ装置並びにこのような装置の作動方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】核スピントモグラフィは、まず第一にコ
ントラスト分解能が高い点で優れている医学診断用断層
画像形成方法である。軟組織の画像表示が優れているこ
とにより核スピントモグラフィはX線コンピュータトモ
グラフィに対して数倍優れた方法にまで発展している。
核スピントモグラフィは、今日、分単位の測定時間で優
れた画質の実現を可能とするスピンエコー・シーケンス
及び傾斜磁場エコー・シーケンスの適用をその基礎とし
ている。
【0003】もっとも、水と脂肪との間の境界層におい
て患者の組織を画像表示する場合、化学シフトの影響に
起因するアーチファクトが発生する。化学シフトとは、
共鳴周波数が原子核の存在する化合物の種類に関係して
磁場強さに比例して僅かに変移することを言う。生体に
おけるその濃度に基づき、主として、自由水及び脂肪の
水素原子核が画像に貢献する。その相対共鳴周波数差は
凡そ3ppm(百万分の1)である。これにより、スピ
ンエコー・シーケンス並びに傾斜磁場エコー・シーケン
スを使用する場合にエコー時間TEに関係して信号強度
が変調する。
【0004】このアーチファクトは診断を誤らせること
があるので、これを回避することは重要である。従っ
て、本発明の課題は、第一の核集団(例えば水)と、第
二の核集団(例えば脂肪)との間の化学シフトによるア
ーチファクトが減少もしくは回避されている、核スピン
トモグラフィ装置及びこのような装置の作動方法を提供
することにある。
【0005】W.T.ディクソン(Dixon)の原書
には2つのエコー(傾斜磁場エコー及びスピンエコー)
で脂肪画像及び水画像を分離する方法が紹介されてい
る。この方法を以下に簡単に説明する。
【0006】90°励起パルスを印加した直後は水陽子
wの磁化ベクトルと脂肪陽子Mfの磁化ベクトルとは同
一方向を指す。しかしながらこの状態は続かない。水陽
子は均一磁場において脂肪陽子より3〜4ppm速く歳
差運動するからである。実験システム(図2A)におい
て水陽子の磁化及び脂肪陽子の磁化が時間の経過につれ
てどのように分散するかを示している。この差は0.3
5Tにおいて約50Hzである。図2Bに示されるよう
に、総磁化MTは水磁化及び脂肪磁化のベクトル和であ
る。この図は水陽子の周波数で回転する座標系で示して
いる。
【0007】図2Cは、総磁化MTが始めは、即ち水磁
化及び脂肪磁化が同一方向を指すときに最大であるが、
水磁化及び脂肪磁化が逆平行であるときに最小になるこ
とを示す。
【0008】この最初の最小値は、t=1/2(υw−
υf)=aであるときに生ずる。なお、tは時間、υf
は脂肪陽子の周波数、υwは水陽子の周波数である。時
間aは、時間t=aにおいて画像形成シーケンスを取る
と、ピクセルの輝度が脂肪磁化と水磁化との差に関係す
る画像が生ずるので非常に重要である。t=0におい
て、即ち脂肪磁化と水磁化とが平行に向いているとき、
脂肪磁化と水磁化との和を表わす画像が生ずる。
【0009】両画像の和及び差は決定的な意味がある。
即ち、和は水画像を生じ、差は脂肪画像を生ずる。
【0010】上述の方法はしかしながら大きな欠点があ
る。即ち、この方法は、基本磁場B0が絶対均一である
ということを前提としている。このようなことは現実に
はあり得ない。基本磁場には実際には常に非均一性があ
るので、それらの成分を全く疑問なしに分離することは
できない。
【0011】これをできるだけ改良したものとして、
G.H.グローバ及びE.シュナイダーは、「医用磁気
共鳴」、第18巻、371〜383頁(1991年)所
載の論文「B0非均一性の修正による真の水及び脂肪分
離のための3点ディクソン法」において3点ディクソン
法を提案している。この方法は今日広く普及して適用さ
れている。しかしながら、この場合もなお問題が残って
いる。即ち、2画像の代わりに3画像を異なる位相シフ
トで取らねばならないので、測定時間が著しく長くな
り、またシーケンスの適用も制約されている。その他に
測定ごとにその都度の測定マトリクスの位相連続化(位
相アンラッピング)を行わねばならない。これ自体も問
題がある(2次元データでの位相アンラッピングはそれ
程問題でない)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、基本磁場の非均一性を考慮して脂肪及び水の純画像
を簡単に形成することを可能にする核スピントモグラフ
ィ装置及びこのような装置の作動方法を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、装置及び方法に関するそれぞれの主たる請求項の
特徴によって解決される。それらに関連する請求項は本
発明の基本思想を特に有利な方法で発展して構成するも
のである。
【0014】本発明は核スピントモグラフィによる測定
画像の処理及び表示装置に関する。この装置は、基本磁
場の非均一性に関する3次元磁場データを得るために3
次元磁場測定を行う高周波システムを備えている。さら
にこの装置は、得られた画像形成データから画像を再構
成し、高周波システムにより得られた3次元磁場データ
を適当に選択された層に関して補間し、それぞれ補間に
よって得られた擾乱位相を基にして画像形成データの位
相を修正する処理システムを備えている。
【0015】さらに、好ましくは、大きな測定ボリュー
ム、特に全均一性ボリュームに亘って、続いて行なわれ
る画像形成測定のために選択された層を、適当な電流供
給によって低次、特に一次に均一化するために、シム電
源によって制御されるシムコイルが設けられている。
【0016】処理システムは、好ましくは、高周波シス
テムによって得られた第一の3次元磁場データを基にし
てシムコイルへの適当な電流供給を算出する。
【0017】シムコイルへの適当な電流供給の際、好ま
しくは、高周波システムは高次に非均一の新しい基本磁
場を新たな3次元磁場測定によって形成し、処理システ
ムはこのようにして得られた、高次に非均一の基本磁場
の第二の3次元磁場データを補間し、画像形成データの
位相修正に使用する。
【0018】さらに処理システムは、好ましくは、シム
コイルの算出された電流供給及び特性に基づいて第一の
3次元磁場データレコードをコンピュータで修正し、こ
のようにして得られた、高次に非均一の基本磁場の第二
の3次元磁場データを画像形成データの位相修正に使用
する。
【0019】さらに高周波システムはスピンエコー・シ
ーケンス又は傾斜磁場エコー・シーケンスによってスピ
ン集団の互いに異なる相対位相状態で複数の測定を行
う。その場合、第一及び第二のスピン集団のスピンの相
対位相は異なっている。
【0020】2つのエコーの場合、好ましくは、第一の
測定において第一及び第二のスピン集団のスピンが同位
相に、第二の測定において逆位相にある。
【0021】さらに処理システムは第一及び第二のデー
タレコードの加算及び/又は減算によって第一及び第二
のスピン集団の純画像を形成することができる。
【0022】好ましくは、第一のスピン集団は水であ
り、第二のスピン集団は脂肪である。
【0023】処理システムは好ましくは画像コンピュー
タ及び設備コンピュータを備えている。
【0024】さらに、本発明は、核スピントモグラフィ
装置の作動方法において、 ・測定ボリューム、特に全均一性ボリュームに亘って3
次元磁場測定を行い ・基本磁場の非均一性に関して3次元磁場データレコー
ドを取得し、 ・この取得された画像形成データから画像を再構成し、 ・3次元磁場データを適当に選択された層に関して補間
し、 ・それぞれ補間によって得られた擾乱位相に基づいて画
像形成データの位相を修正する工程を備えている。
【0025】本発明の方法はこれに続く方法に関する請
求項によりさらに発展される。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明のその他の利点、特徴及び
特性を実施例につき添付図面を参照して詳しく説明す
る。図1は、核スピントモグラフィ装置を模式的に示
す。図2は、脂画像と水画像との分離を説明するための
座標系並びに線図であり、同図Aは実験システムにおけ
る90°励起パルスによる脂肪及び水の横方向磁化成分
を、同図2Bは回転座標系における状態を、同図2Cは
水、脂肪の磁化曲線並びにこの2つの重畳曲線を示す。
図3は、傾斜磁場エコー・シーケンスを示す。図4は、
スピンエコー・シーケンスを示す。図5は、擾乱静磁場
のあるときの脂肪種及び水種の位相展開を示し、同図5
Aは平行磁化において、同図5Bは互いに逆平行磁化に
おいて示す。
【0027】図1は、被検体の核スピン画像を形成する
ための本発明による核スピントモグラフィ装置を模式的
に示す。この核スピントモグラフィ装置の構造は従来の
トモグラフィ装置の構造に一致する。基本磁場磁石1
は、例えば人体の被検部位のような被検体の検査範囲に
おいて核スピンの分極もしくは方向付けを行なうために
時間的に一定の強さの磁場を発生する。核スピン共鳴の
測定のために必要な基本磁場の高い均一性は、人体の被
検部位が収容される球状の測定ボリュームMで規定され
る。均一性の要求を支援し、特に時間的に不変の影響を
消去するために適当位置に強磁性物質からなるいわゆる
シム板が配置される。時間的に変化する影響は、シム電
源15により駆動されるシムコイル2により消去され
る。シム電源15は設備コンピュータに接続され、これ
により駆動される。
【0028】基本磁場磁石1には、3つの部分巻線から
なる円筒状の傾斜磁場コイルシステム3が装着されてい
る。各部分巻線は増幅器14から直線状の傾斜磁場をデ
カルト座標系のそれぞれの方向に発生するための電流を
供給される。傾斜磁場コイルシステム3の第一の部分巻
線はx方向に傾斜磁場Gxを、第二の部分巻線はy方向
に傾斜磁場Gyを、そして第三の部分巻線はz方向に傾
斜磁場Gzを発生する。各増幅器14はデジタル・アナ
ログ変換器を備え、この変換器はシーケンス制御装置1
8によって傾斜パルスを時間正しく発生するべく駆動さ
れる。
【0029】傾斜磁場コイルシステム3の内部には高周
波アンテナ4があり、これにより、高周波電力増幅器か
ら与えられた高周波パルスを被検体もしくは被検体の被
検査範囲の原子核を励起し、核スピンの方向付けを行な
うための交番磁場に変換する。高周波アンテナ4によっ
て、歳差運動する核スピンから出る交番磁場も、即ち通
常1つ或いは複数の高周波パルス及び1つ或いは複数の
傾斜パルスからなるパルスシーケンスに起因する核スピ
ンエコー信号が電圧に変換され、この電圧は増幅器7を
介して高周波システム22の高周波受信チャネル8に導
かれる。高周波システム22はさらに核磁気共鳴の励起
のための高周波パルスを発生する送信チャネル9を備え
ている。それぞれの高周波パルスは設備コンピュータ2
0によって予め与えられるパルスシーケンスによりシー
ケンス制御装置18においてデジタル的に複素数の列と
して表される。これらの数列は実数成分及び虚数成分と
してそれぞれ1つの入力端12を介して高周波システム
22のデジタル・アナログ変換器に送られる。送信チャ
ネル9においてパルスシ−ケンスは、基本周波数が測定
ボリュームにおける核スピンの共鳴周波数に一致する高
周波搬送信号に変調される。
【0030】送信作動から受信作動への切換えは送信受
信切換器6を介して行われる。高周波アンテナ4は核ス
ピンを励起するための高周波パルスを測定ボリュームM
に送り込み、その結果生じるエコー信号を検出する。そ
れに応じて得られた核共鳴信号は高周波システム22の
受信チャネル8において位相判別して復調され、それぞ
れのアナログ・デジタル変換器を介して測定信号の実数
成分と虚数成分とに変換される。このようにして得られ
た測定データから画像コンピュータ17により画像が再
構成される。測定データ、画像データ及び制御プログラ
ムの管理は設備コンピュータ20を介して行われる。制
御プログラムが与えられていることにより、シーケンス
制御装置18はそれぞれ所望のパルスシーケンスの発生
及びk空間のそれに応じた走査を制御する。特にシーケ
ンス制御装置18は、傾斜磁場の時間的に正しいスイッ
チング、特定の位相及び振幅を持った高周波パルスの送
信並びに核共鳴信号の受信を制御する。高周波システム
22及びシーケンス制御装置18に対する時間基準はシ
ンセサイザ19によって与えられる。核スピン画像を形
成するための適当な制御プログラムの選択並びに発生さ
れた核スピン画像の表示はキーボード並びに1つ或いは
複数の表示画面を含む端末装置21により行われる。
【0031】図2Aは実験システムにおいて90°励起
パルスを印加したときの脂肪及び水の横方向磁化成分を
表わす。被検体ボリューム部分は水信号並びに脂肪信号
をも含んでいる。Mwは水の磁化であり、Mfは脂肪の磁
化である。υw及びυfはそれぞれ水陽子及び脂肪陽子
のラーモア周波数である(ω=2πυ)。
【0032】図2Bはこれらの横方向磁化ベクトル及び
そのベクトル和の回転座標系における状態を示す。上の
図において、水の総磁化は脂肪のそれより大きい、即ち
|M w|>|Mf|である。下の図において、脂肪の総磁
化は水のそれより大きい、即ち|Mf|>|Mw|であ
る。
【0033】図2Bに示された総磁化MTの変化は測定
された総核共鳴信号の周期的変化をもたらす。
【0034】図2Cは水、脂肪の測定された磁化曲線並
びにこれらの両信号の重畳による総核共鳴信号を示す。
【0035】本発明によれば核スピントモグラフィ装置
は傾斜磁場エコー・シーケンス又はスピンエコー・シー
ケンスで作動させられる。
【0036】図3に示されるように、傾斜磁場エコー・
シーケンスにおいては層選択傾斜磁場Gsに関してリフ
ェイジングが、また読出し傾斜磁場Grに関してディフ
ェイジングが行われる。この傾斜磁場の接続により傾斜
磁場に起因する横方向磁化のディフェイジングは補償さ
れるので、傾斜磁場エコーと呼ばれるエコー信号が生ず
る。この基本的な考えは、横方向磁化は信号読出し後修
復され、次のシーケンス行程のために利用されることで
ある。エコー信号は傾斜磁場エコー・シーケンスにおい
て専ら周波数コーディング傾斜磁場の傾斜磁場逆転によ
って発生される。
【0037】図4にはスピンエコー・シーケンスが示さ
れている。スピンエコー・シーケンスにおいて90°励
起パルスの後にディフェイジングする周波数コーディン
グもしくは読出し傾斜磁場Grの印加が続いている。こ
の傾斜磁場Grの遮断後位相シフトが残存している。次
の180°高周波パルスは位相シフトの反転を行う。傾
斜磁場Grが再度前と同様に印加されると、この傾斜磁
場はリフェイジングをする。かくして位相シフトは量的
に再び削減される。完全なリフェイジングの時点で核ス
ピンのリフォーカシングが行われてスピンエコーが生成
される。
【0038】これらの図においてTRはあるHF励起パ
ルスから次のHF励起パルスまでの繰返し時間である。
エコー信号はエコー時間TE後に起り、読出し傾斜磁場
rにより得られる。
【0039】位相コーディングの際ある固定時間に対す
る信号を取得する前に、強さが各シーケンス行程ごとに
徐々にΔGpだけ低減もしくは増大される傾斜磁場が印
加される。
【0040】なお、この点において以下のことを付言し
ておきたい。システム周波数は通常水に合わせられるの
で、水の核スピンは、もし基本磁場B0が絶対均一であ
るならば、回転座標系において歳差運動せず、即ち、
「共鳴状態」にある、即ち、水の歳差運動角βwは零、
即ちβw=0であり、他方のスピン集団である脂肪は水
の回転座標系において歳差運動し、時間ΔTE後脂肪の
歳差運動角βF=180°で、従って水のスピン集団に
対して逆平行に、時間2ΔTE後歳差運動角βF=36
0°で、即ち、水のスピン集団に対して平行になる。
【0041】図5Aには、平行磁化(脂肪及び水が「同
位相」)において擾乱B静磁場があるときの水種及び脂
肪種の位相展開が示されている。読出し時間TEは、脂
肪及び水が同位相にあるように選ばれている。
【0042】図5Bには、逆平行磁化(脂肪及び水が
「逆位相」)において擾乱B静磁場があるときの水種及
び脂肪種の位相展開が示されている。この場合、読出し
時間は、時間TE+dT後に脂肪及び水が互いに相対的
に180°の位相を持つように時間dTだけ延長されて
いる。
【0043】実際には基本磁場B0は絶対均一ではな
く、場所に関係する非均一度ΔBを持っている。これに
より、水スピン集団も脂肪スピン集団と同様に水の座標
系において付加的ないわゆる擾乱位相Δφを進むように
なる。このΔφは擾乱ΔBに比例し、スピンエコー・シ
ーケンスにおいては逆位相においてのみ、傾斜磁場エコ
ー・シーケンスにおいては両位相において考慮されねば
ならない。
【0044】本発明によれば、これは、本来の測定の前
に3次元磁場測定を特に全均一性ボリュームに亘って実
行することにより行われる。
【0045】これにより、3次元磁場データレコードが
得られ、これから、シムコイル2が存在する場合、適当
に選択された層における基本磁場をシムコイル2に電流
を流すことによって低次で均一化するために、シム電流
を算出することができる。シムコイル2が設けられてい
ないときには、この工程は省略され、3次元磁場データ
レコードが直接画像データの位相修正に使用される。
【0046】それ故、大きな測定ボリュームに亘って
(特に全均一性ボリュームに亘って)3次元磁場測定を
(例えばドイツ特許第19844420号明細書に従っ
て)実行することが提案される。
【0047】ドイツ特許第19844420号明細書に
よる3次元磁場測定の場合、この装置はシム電源15に
よって駆動されるシムコイル2を備えている。
【0048】3次元磁場測定から得られたデータからシ
ム電流が算出され、シムコイル2によって調整され、次
に続いて行なわれる画像形成測定に関係する層における
B0磁場を、特に一次に均一化する。次に3次元磁場測
定のデータレコードがコンピュータで修正されるか(シ
ムコイルの特性は知られている)、或いはこのデータレ
コードがその後の3次元磁場測定により改めて取られ、
既に行われたB0磁場の低次の均一化をシムコイル2へ
の電流供給後に考慮する。かくして修正された3次元磁
場データもしくは新たに取られた3次元磁場データが画
像形成のために選択された層に関して補間される。しか
る後画像形成データの位相の修正が、3次元磁場データ
から算出された、B0磁場の非均一性により結果する擾
乱位相を基にして行われる。
【0049】高周波アンテナ4を介して、スピンエコー
・シーケンスにより或いは傾斜磁場エコー・シーケンス
により、スピン集団相互に異なる相対位相状態での複数
の測定が行われる。
【0050】その場合、第一及び第二のスピン集団のス
ピンの相対位相は異なっている。
【0051】2つのエコーの場合、第一の測定において
第一及び第二のスピン集団のスピンの測定は同位相であ
り、第二の測定において逆位相である。
【0052】画像コンピュータ17もしくは設備コンピ
ュータ20は第一及び第二のデータレコードの加算及び
/又は減算により第一及び第二のスピン集団の純画像を
作る。
【0053】シムコイル2による磁場の修正は低次にお
いてのみ是認することのできる経費で可能である(普
通、一次のみが修正される)。高次の非均一性は引き続
き先に印加されたシム電流の下での新たな3次元シム測
定によって或いはシムコイル特性の知識に基づいて算出
される。この2つの方法でより高次に常にある非均一の
基本磁場に亘って3次元磁場データレコードを得る。
【0054】3次元シム測定により得られた3次元磁場
データレコードは高次に非均一の基本磁場に亘って一般
に本来の画像形成測定より分解能が粗いので、3次元磁
場データは当該層面に関して補間される。これにより非
均一性に基づいて存在する擾乱位相は画像形成データの
位相から差し引かれる。
【0055】本発明においては、それ故、3次元シム測
定により基本磁場の非均一性が位置分解能で決定され、
画像形成測定の擾乱位相が修正される。
【0056】この方法は3点或いは多点ディクソン(D
ixon)法の使用を排除するものではなく、これを理
想事例において補完するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】核スピントモグラフィ装置を模式的に示す図。
【図2】脂画像と水画像との分離を説明するための線
図。
【図3】傾斜磁場エコー・シーケンスを示す図。
【図4】スピンエコー・シーケンスを示す図。
【図5】擾乱静磁場のあるときの脂肪種及び水種の位相
展開を示す図。
【符号の説明】
1 基本磁場磁石 2 シムコイル 3 傾斜磁場コイルシステム 4 高周波アンテナ 6 送信受信切換器 8 高周波受信チャネル 9 送信チャネル 12 入力端 14 増幅器 15 シム電源 17 画像コンピュータ 18 シーケンス制御装置 19 シンセサイザ 20 設備コンピュータ 21 端末装置 22 高周波システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルフ レフラー ドイツ連邦共和国 97080 ヴュルツブル ク ヨーゼフプラッツ 9 Fターム(参考) 4C096 AA07 AB14 AB18 AD02 AD08 AD12 AD14 AD25 BA05 BA06 BA18 CA23 CA29 CA35 DA03 DA06 DA14 DB08 DC04 DC31

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本磁場の非均一性に関する3次元磁場デ
    ータを得るために3次元磁場測定を行う高周波システム
    (22)と、 得られた画像形成データから画像を再構成し、高周波シ
    ステム(22)により得られた3次元磁場データを、選
    択された層に関して補間し、それぞれこの補間によって
    得られた擾乱位相を基にして画像形成データの位相を修
    正する処理システム(17,20)とを備えていること
    を特徴とする核スピントモグラフィ測定画像の処理及び
    表示装置。
  2. 【請求項2】測定ボリュームに亘って、続いて行なわれ
    る画像形成測定のために選択された層を電流供給によっ
    て低次に均一化するために、シム電源(15)により駆
    動されるシムコイル(2)が設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】処理システム(17,20)が高周波シス
    テム(22)により得られた第一の3次元磁場データを
    基にしてシムコイル(2)への電流供給を算出すること
    を特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】高周波システム(22)がシムコイル
    (2)への電流供給の際に高次に非均一の新しい基本磁
    場を新たな3次元磁場測定によって形成し、処理システ
    ム(17,20)がこのようにして得られた、高次に非
    均一の基本磁場の第二の3次元磁場データを補間し、画
    像形成データの位相修正に使用することを特徴とする請
    求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】処理システム(17,20)がシムコイル
    (2)の算出された電流供給及び特性に基づいて第一の
    3次元磁場データレコードをコンピュータで修正し、こ
    のようにして得られた、高次に非均一の基本磁場の第二
    の3次元磁場データを画像形成データの位相修正に使用
    することを特徴とする請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】高周波システム(22)がスピンエコー・
    シーケンス又は傾斜磁場エコー・シーケンスによってス
    ピン集団の互いに異なる相対位相状態で複数の測定を行
    うことを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の装
    置。
  7. 【請求項7】第一及び第二のスピン集団のスピンの相対
    位相が異なっていることを特徴とする請求項6に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】2つのエコーの場合、第一の測定において
    第一及び第二のスピン集団のスピンが同位相に、第二の
    測定において逆位相にあることを特徴とする請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】処理システム(17,20)が第一及び第
    二のデータレコードの加算及び/又は減算によって第一
    及び第二のスピン集団の純画像を形成することを特徴と
    する請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】第一のスピン集団が水、第二のスピン集
    団が脂肪であることを特徴とする請求項1乃至9の1つ
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】処理システムが画像コンピュータ(1
    7)及び設備コンピュータ(20)を含むことを特徴と
    する請求項1乃至10の1つに記載の装置。
  12. 【請求項12】・測定ボリュームに亘って3次元磁場測
    定を行い、 ・基本磁場の非均一性に関して3次元磁場データレコー
    ドを取得し、 ・この取得された画像形成データから画像を再構成し、 ・3次元磁場データを、選択された層に関して補間し、 ・それぞれ補間によって得られた擾乱位相に基づいて画
    像形成データの位相を修正する工程を備えることを特徴
    とする核スピントモグラフィ装置の作動方法。
  13. 【請求項13】続いて行なわれる画像形成測定のために
    選択された層が、シムコイル(2)への電流供給によっ
    て低次に均一化されることを特徴とする請求項12に記
    載の方法。
  14. 【請求項14】シムコイル(2)への電流供給が高周波
    システム(22)により得られた第一の3次元磁場デー
    タを基にして算出されることを特徴とする請求項12又
    は13に記載の方法。
  15. 【請求項15】シムコイル(2)への電流供給の際、新
    たな高次に非均一の基本磁場が新たな3次元磁場測定に
    より形成され、このようにして得られた、高次に非均一
    の基本磁場の第二の3次元磁場データが補間され、画像
    形成データの位相修正に使用されることを特徴とする請
    求項12乃至14の1つに記載の方法。
  16. 【請求項16】第一の3次元磁場データレコードがシム
    コイル(2)の算出された電流供給及び特性に基づいて
    コンピュータで修正され、このようにして得られた、高
    次に非均一の基本磁場の第二の3次元磁場データが画像
    形成データの位相修正に使用されることを特徴とする請
    求項12乃至15の1つに記載の方法。
  17. 【請求項17】スピンエコー・シーケンス又は傾斜磁場
    エコー・シーケンスによってスピン集団の互いに異なる
    相対位相状態で複数の測定が行われることを特徴とする
    請求項12乃至16の1つに記載の方法。
  18. 【請求項18】第一及び第二のスピン集団のスピンの相
    対位相が異なっていることを特徴とする請求項12乃至
    17の1つに記載の方法。
  19. 【請求項19】2つのエコーの場合、第一の測定におい
    て第一及び第二のスピン集団のスピンが同位相に、第二
    の測定において逆位相にあることを特徴とする請求項1
    2乃至18の1つに記載の方法。
  20. 【請求項20】第一及び第二のデータレコードの加算及
    び/又は減算によって第一及び第二のスピン集団の純画
    像が形成されることを特徴とする請求項12乃至19の
    1つに記載の方法。
  21. 【請求項21】第一のスピン集団が水であり、第二のス
    ピン集団が脂肪であることを特徴とする請求項12乃至
    20の1つに記載の方法。
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