JPH0243041A - 金属光沢に優れた熱収縮性シート - Google Patents
金属光沢に優れた熱収縮性シートInfo
- Publication number
- JPH0243041A JPH0243041A JP63194265A JP19426588A JPH0243041A JP H0243041 A JPH0243041 A JP H0243041A JP 63194265 A JP63194265 A JP 63194265A JP 19426588 A JP19426588 A JP 19426588A JP H0243041 A JPH0243041 A JP H0243041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- film
- shrinkable
- adhesive
- metallic luster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002932 luster Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 229920006257 Heat-shrinkable film Polymers 0.000 claims abstract description 26
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000010408 film Substances 0.000 claims description 25
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 14
- 239000011888 foil Substances 0.000 abstract description 20
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 abstract description 19
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 abstract description 19
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 10
- 238000012546 transfer Methods 0.000 abstract description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 abstract description 6
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 abstract description 6
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 abstract description 5
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 2
- 239000002313 adhesive film Substances 0.000 abstract 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 12
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 229920006267 polyester film Polymers 0.000 description 6
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 4
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 3
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 3
- RTTZISZSHSCFRH-UHFFFAOYSA-N 1,3-bis(isocyanatomethyl)benzene Chemical compound O=C=NCC1=CC=CC(CN=C=O)=C1 RTTZISZSHSCFRH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
- 210000004709 eyebrow Anatomy 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000007756 gravure coating Methods 0.000 description 1
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000001465 metallisation Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の !
本発明は、熱収縮性フィルムに金属11+wを接層して
なる熱収縮性シートに関するものである。
なる熱収縮性シートに関するものである。
l叉l互
金属光沢を有する熱収縮性シートとしては、熱収縮性フ
ィルムに金属光沢を有する塗料を塗布したもの、熱収縮
性フィルムに金属蒸着特性に優れた硬い樹脂を塗布し、
その後金属蒸着処理したもの、熱収縮性フィルムに収縮
処理時の温度でも変化しない金属箔や蒸着フィルムなど
を貼合わせたものなどが知られているが、それぞれ、金
属光沢に劣る、熱収縮時の収縮率を3%以下に管理しな
ければ、均質な表面状態を得ることができないなどの問
題があり、ビンのキャップのカバーなどの機械装填に実
用化し難いものであった。
ィルムに金属光沢を有する塗料を塗布したもの、熱収縮
性フィルムに金属蒸着特性に優れた硬い樹脂を塗布し、
その後金属蒸着処理したもの、熱収縮性フィルムに収縮
処理時の温度でも変化しない金属箔や蒸着フィルムなど
を貼合わせたものなどが知られているが、それぞれ、金
属光沢に劣る、熱収縮時の収縮率を3%以下に管理しな
ければ、均質な表面状態を得ることができないなどの問
題があり、ビンのキャップのカバーなどの機械装填に実
用化し難いものであった。
そこで、本発明者は、このような欠点を改良し、ビンの
キャップのカバーなどの機械装填にも効果的に使用でき
る金属光沢に優れた熱収縮性シートを得るべく、鋭意研
究し、熱収縮性フィルムの片面に伸度が非常に大である
接着剤層を介して金属薄膜を設け、その上に今度は伸度
が非常に小である実質的に非熱収縮性の樹脂層を順次積
層することによって、10%以上熱収縮させても、金属
光沢に優れた外観を有する熱収縮性シートが得られるこ
とを見出し、先に特許出願した(特開昭6337931
号) の しようとする 該特許出願の熱収縮性シートは、10%以上熱収縮させ
ても金属光沢に優れるが、高収縮させると箔チリが生じ
、そのため直接食品と接する瓶口の包装などに通用でき
ず、また、金属光沢は全面に平面的に均一に光るため意
匠効果に乏しく、また、高収縮させると方向性あるクラ
ックを生ずるため、品のない外観となり昌かった。更に
、筒状にして使用する場合、熱収縮性シートの両端を重
ね合わせて接合する必要があるが、この接合すなわち「
背貼り加工」において、溶剤を使用すると接着剤層が侵
され、眉間剥離し易いため、熱収縮性シートの両端を直
接接合し難く、新たに熱収縮性のテープを重ね合わせて
接合するなど、特別な加工を必要とする欠点もあった。
キャップのカバーなどの機械装填にも効果的に使用でき
る金属光沢に優れた熱収縮性シートを得るべく、鋭意研
究し、熱収縮性フィルムの片面に伸度が非常に大である
接着剤層を介して金属薄膜を設け、その上に今度は伸度
が非常に小である実質的に非熱収縮性の樹脂層を順次積
層することによって、10%以上熱収縮させても、金属
光沢に優れた外観を有する熱収縮性シートが得られるこ
とを見出し、先に特許出願した(特開昭6337931
号) の しようとする 該特許出願の熱収縮性シートは、10%以上熱収縮させ
ても金属光沢に優れるが、高収縮させると箔チリが生じ
、そのため直接食品と接する瓶口の包装などに通用でき
ず、また、金属光沢は全面に平面的に均一に光るため意
匠効果に乏しく、また、高収縮させると方向性あるクラ
ックを生ずるため、品のない外観となり昌かった。更に
、筒状にして使用する場合、熱収縮性シートの両端を重
ね合わせて接合する必要があるが、この接合すなわち「
背貼り加工」において、溶剤を使用すると接着剤層が侵
され、眉間剥離し易いため、熱収縮性シートの両端を直
接接合し難く、新たに熱収縮性のテープを重ね合わせて
接合するなど、特別な加工を必要とする欠点もあった。
そこで、本発明は、金属光沢を有する熱収縮性シートで
あって、高収縮させても箔チリを生ずることなく、上品
な意匠効果に富んだ外観を有するものとなり、しかも背
貼り加工も作業性よ〈実施できるものを提供することを
課題とする。
あって、高収縮させても箔チリを生ずることなく、上品
な意匠効果に富んだ外観を有するものとなり、しかも背
貼り加工も作業性よ〈実施できるものを提供することを
課題とする。
課題を解決するための 段
本発明は、金属薄膜の表裏両面に接着層を介して、熱収
縮性フィルムを設け、しかも、この接着層を、表裏いず
れにおいても乾燥皮膜伸度200%以上となるようにす
ることによって、上記課題を効果的に解決したものであ
る(なお、本発明における伸度はいずれもJIS K−
7113によって測定した値を示す) 即ち、本発明のシートは、金属M膜の表裏両面が共に熱
収縮性フィルムで覆われているため、高収縮させても、
金属薄膜が剥がれて箔チリを発生することなく、どのよ
うな用途にも安定して使用できる。更に、背貼り加工も
、表裏両面が加工性よいフィルムからなるため、眉間剥
離を生ずることなく、一般の加工で容易に強度ある加工
が可焼となる。なお、金属光沢は、適度に伸度のある熱
収縮性フィルムで金属薄膜の両面が覆われているため、
熱収縮性フィルムの収縮に応じて金属薄膜も全体に均一
に収縮して、梨地状の非常に落ち着いた外観を有するも
のとなる。
縮性フィルムを設け、しかも、この接着層を、表裏いず
れにおいても乾燥皮膜伸度200%以上となるようにす
ることによって、上記課題を効果的に解決したものであ
る(なお、本発明における伸度はいずれもJIS K−
7113によって測定した値を示す) 即ち、本発明のシートは、金属M膜の表裏両面が共に熱
収縮性フィルムで覆われているため、高収縮させても、
金属薄膜が剥がれて箔チリを発生することなく、どのよ
うな用途にも安定して使用できる。更に、背貼り加工も
、表裏両面が加工性よいフィルムからなるため、眉間剥
離を生ずることなく、一般の加工で容易に強度ある加工
が可焼となる。なお、金属光沢は、適度に伸度のある熱
収縮性フィルムで金属薄膜の両面が覆われているため、
熱収縮性フィルムの収縮に応じて金属薄膜も全体に均一
に収縮して、梨地状の非常に落ち着いた外観を有するも
のとなる。
本発明のシートの製造方法は特に限定されないが、例え
ば、熱収縮性フィルムの片面に、伸度が200%以上の
接着剤を介して、支持体/離型層/保護層/金属蒸着層
というような転写箔を貼り合わせた後、転写箔の支持体
を剥離し、その後、この剥離面に伸度が200%以上の
接着剤を介して熱収縮性フィルムを貼り合わせるという
ような方法で製造できる。
ば、熱収縮性フィルムの片面に、伸度が200%以上の
接着剤を介して、支持体/離型層/保護層/金属蒸着層
というような転写箔を貼り合わせた後、転写箔の支持体
を剥離し、その後、この剥離面に伸度が200%以上の
接着剤を介して熱収縮性フィルムを貼り合わせるという
ような方法で製造できる。
本発明において熱収縮性フィルムとしては、10%以上
の熱収縮性を有するフィルムを使用するのが好ましく、
一般に熱収縮性フィルムとして市販されるフィルムがい
ずれも通用できる0代表的な素材としてはポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなど
が例示できる。
の熱収縮性を有するフィルムを使用するのが好ましく、
一般に熱収縮性フィルムとして市販されるフィルムがい
ずれも通用できる0代表的な素材としてはポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなど
が例示できる。
なお、熱収縮性フィルムは、金属薄膜の表裏で厚さの異
なるものを使用するのが好ましく、一般に、一方の熱収
縮性フィルムの厚さに対して他方の熱収縮性フィルムの
厚さが80〜15%、特に60〜20%と薄くなるよう
に選択使用するのが好ましい。これは、本発明の熱収縮
性シートを実際にビン等に装填して熱収縮させる場合、
熱を強く受ける側に厚い熱収縮性フィルムを持ってくる
方が熱収縮が強く起こり、収縮時間が速く、外観もタイ
トに仕上がるからである。
なるものを使用するのが好ましく、一般に、一方の熱収
縮性フィルムの厚さに対して他方の熱収縮性フィルムの
厚さが80〜15%、特に60〜20%と薄くなるよう
に選択使用するのが好ましい。これは、本発明の熱収縮
性シートを実際にビン等に装填して熱収縮させる場合、
熱を強く受ける側に厚い熱収縮性フィルムを持ってくる
方が熱収縮が強く起こり、収縮時間が速く、外観もタイ
トに仕上がるからである。
次に、接着層は乾燥皮膜状態で200%以上の伸度を有
するように形成されればよく、一般に200〜1000
%程度の乾燥皮膜伸度を有するアクリル樹脂系接着剤、
ウレタンその他のゴム系接着剤、塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体系接着剤などを用いて形成されるが、いわゆ
る粘着剤を使用して形成されてもよい。
するように形成されればよく、一般に200〜1000
%程度の乾燥皮膜伸度を有するアクリル樹脂系接着剤、
ウレタンその他のゴム系接着剤、塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体系接着剤などを用いて形成されるが、いわゆ
る粘着剤を使用して形成されてもよい。
また、金属薄膜は、アルミニウム、クロム、ニッケル、
銀、錫、その他の金属又は合金いずれからなるものであ
ってもよく、またその形成法も特に限定されない。一般
に、真空[Lスパッタリング、イオンブレーティングな
どによって形成することができる。
銀、錫、その他の金属又は合金いずれからなるものであ
ってもよく、またその形成法も特に限定されない。一般
に、真空[Lスパッタリング、イオンブレーティングな
どによって形成することができる。
なお、本発明では、金属薄膜の表裏両面に直接、所定の
接着層を介して熱収縮性フィルムを設けるのが好ましい
が、転写法などで製造される場合、転写箔形成時に一般
に通用される保護層などを有する金属薄膜に上記接着層
が連用されてもよい。
接着層を介して熱収縮性フィルムを設けるのが好ましい
が、転写法などで製造される場合、転写箔形成時に一般
に通用される保護層などを有する金属薄膜に上記接着層
が連用されてもよい。
実施例fi+
ポリエステルフィルム#25の片面に、グラビアコーテ
ィングによって、厚さ1μmのアクリルウレタン保護層
、更に400〜500人のAI蒸着層を設けた転写箔を
準備し、この転写箔のAl蒸着層上に、700〜800
%の乾燥皮膜伸度を有する厚さ3〜5μmの接着剤(ハ
ニー化成社製のニーロックN502)を介して、厚さ5
0μmの熱収縮性ポリ塩化ビニルフィルムを貼り合わせ
た。
ィングによって、厚さ1μmのアクリルウレタン保護層
、更に400〜500人のAI蒸着層を設けた転写箔を
準備し、この転写箔のAl蒸着層上に、700〜800
%の乾燥皮膜伸度を有する厚さ3〜5μmの接着剤(ハ
ニー化成社製のニーロックN502)を介して、厚さ5
0μmの熱収縮性ポリ塩化ビニルフィルムを貼り合わせ
た。
次にポリエステルフィルムを剥離し、その結果得られた
銀色の美しい金属光沢フィルムの剥離面側に、更に、厚
さ2〜5μmの粘着剤(コーホニール#8020)を塗
布し、乾燥後、先に使用したポリ塩化ビニルフィルムと
同じ熱収縮方向を持つ厚さ20μmの熱収縮性塩化ビニ
ルフィルムを貼り合わせて、A!蒸着層の両面に熱収縮
性フィルムを有する、銀色の美しい金属光沢を有するシ
ートAを製造した。
銀色の美しい金属光沢フィルムの剥離面側に、更に、厚
さ2〜5μmの粘着剤(コーホニール#8020)を塗
布し、乾燥後、先に使用したポリ塩化ビニルフィルムと
同じ熱収縮方向を持つ厚さ20μmの熱収縮性塩化ビニ
ルフィルムを貼り合わせて、A!蒸着層の両面に熱収縮
性フィルムを有する、銀色の美しい金属光沢を有するシ
ートAを製造した。
実施例(2)
実施例(11の粘着剤の代わりに、成田薬品工業側製の
タケラックA−975とタケネートA−3を7:1の比
率で配合した接着剤(乾燥皮膜伸度440%)を3〜4
μmの厚さで適用する以外は、実施例(11と同様の方
法で銀色の美しい金属光沢を有するシートBを得た。
タケラックA−975とタケネートA−3を7:1の比
率で配合した接着剤(乾燥皮膜伸度440%)を3〜4
μmの厚さで適用する以外は、実施例(11と同様の方
法で銀色の美しい金属光沢を有するシートBを得た。
比較例fl+
実施例filの粘着剤の代わりに、武田薬品工業n製の
タケラックA−2071とタケネートA−3をlo:1
の比率で配合した接着剤(乾燥皮膜伸度140%)を3
〜4μmの厚さで通用する以外は、実施例(11と同様
の方法で銀色の美しい金属光沢を有するシートCを得た
。
タケラックA−2071とタケネートA−3をlo:1
の比率で配合した接着剤(乾燥皮膜伸度140%)を3
〜4μmの厚さで通用する以外は、実施例(11と同様
の方法で銀色の美しい金属光沢を有するシートCを得た
。
比較例(2)
ポリエステルフィルムの片面にグラビアコーターによっ
て、厚さ1μmのワックス離型層を設け、その上に厚さ
1.5μmのアクリル−ウレタン保護層、厚さ400〜
500人のA1蒸着層を設けた転写箔を準備し、この転
写箔を厚さ2〜5μの粘着剤(コーホニール#8020
)を介して厚さ70μmの熱収縮性ポリ塩化ビニルフィ
ルムに貼合わせた。ポリエステルフィルムを剥離して得
たシートDは銀色の美しい金属光沢を有するものであっ
た。
て、厚さ1μmのワックス離型層を設け、その上に厚さ
1.5μmのアクリル−ウレタン保護層、厚さ400〜
500人のA1蒸着層を設けた転写箔を準備し、この転
写箔を厚さ2〜5μの粘着剤(コーホニール#8020
)を介して厚さ70μmの熱収縮性ポリ塩化ビニルフィ
ルムに貼合わせた。ポリエステルフィルムを剥離して得
たシートDは銀色の美しい金属光沢を有するものであっ
た。
比較例(3)
ポリエステルフィルムの片面に厚さ1μmのワックス離
型層を設け、その上に800%の乾燥皮膜伸度を有する
ウレタンエラストマーを厚さ2μmの皮膜を形成するよ
うにグラビアコーターで塗布し、更に厚さ1.5 tt
m のアクリル−ウレタン保護層を設けた後、厚さ4
00〜500人のA1蒸着層を設けた転写箔を準備し、
この転写箔を厚さ3〜5μmの接着剤(ハニー化成社製
のニーロックN−502)−乾燥皮膜伸度は700〜8
00%であるーで、厚さ70μmの熱収縮性ポリ塩化ビ
ニルフィルムに貼合わせた。ポリエステルフィルムを剥
離して得られたシートEは銀色の美しい金属光沢を有す
るものであった。
型層を設け、その上に800%の乾燥皮膜伸度を有する
ウレタンエラストマーを厚さ2μmの皮膜を形成するよ
うにグラビアコーターで塗布し、更に厚さ1.5 tt
m のアクリル−ウレタン保護層を設けた後、厚さ4
00〜500人のA1蒸着層を設けた転写箔を準備し、
この転写箔を厚さ3〜5μmの接着剤(ハニー化成社製
のニーロックN−502)−乾燥皮膜伸度は700〜8
00%であるーで、厚さ70μmの熱収縮性ポリ塩化ビ
ニルフィルムに貼合わせた。ポリエステルフィルムを剥
離して得られたシートEは銀色の美しい金属光沢を有す
るものであった。
実施例及び比較例で得た製品シー)A−Eをそれぞれ収
縮率lO%、20%、30%で加熱処理し、金属光沢、
風合、箔チリの発生、並びに筒状にして使用する際の背
貼り部分の接着強度及び背貼り加工性を調べた。その結
果を次表に示す。
縮率lO%、20%、30%で加熱処理し、金属光沢、
風合、箔チリの発生、並びに筒状にして使用する際の背
貼り部分の接着強度及び背貼り加工性を調べた。その結
果を次表に示す。
なお、背貼り加工は、シート両端部の重なり合った面を
溶剤を使用して直接接合するものである。
溶剤を使用して直接接合するものである。
注1)箔チリの欄は、箔チリ防止性の評価を示す。
注2)○、Δ、×の記号は、下記の評価を示す。
○: 良好
△: やや劣る
× : 劣る
上記の結果より、本発明によるシートA及びBは、いず
れの収縮率(10%〜30%)においても優れた金属光
沢と落ち着いた梨地状の風合を有し、しかも箔チリの発
生は全くなく、また、単なる溶剤を使用した背貼り加工
においても、優れた接着強度を得ることができる、非常
に加工性に優れた熱収縮性シートであることがわかる。
れの収縮率(10%〜30%)においても優れた金属光
沢と落ち着いた梨地状の風合を有し、しかも箔チリの発
生は全くなく、また、単なる溶剤を使用した背貼り加工
においても、優れた接着強度を得ることができる、非常
に加工性に優れた熱収縮性シートであることがわかる。
これに対して比較例で得たシー)D及びEは、いずれの
収縮率においても、非常に優れた金属光沢を示すが、実
用上では、箔チリの発生、接着強度及び加工性の低さが
問題となる。また、本発明と同様の構成であっても、伸
度200%以下の接着剤を使用した場合(比較例で得た
シートC)、高収縮率になると金属光沢が消失し、風合
も悪くなる。
収縮率においても、非常に優れた金属光沢を示すが、実
用上では、箔チリの発生、接着強度及び加工性の低さが
問題となる。また、本発明と同様の構成であっても、伸
度200%以下の接着剤を使用した場合(比較例で得た
シートC)、高収縮率になると金属光沢が消失し、風合
も悪くなる。
発明の効果
本発明の熱収縮性シートでは、金属薄膜の表裏両面に、
200%以上の乾燥皮膜伸度を有する接着層を介して、
熱収縮性フィルムを設けたため、高収縮させても、金属
薄膜が剥がれて箔チリを発生することなく、どのような
用途にも安定して使用できる。更に、背貼り加工も、単
に溶剤を使用するなど簡単な方法で実施でき、また、高
収縮時の外観も金属薄膜が熱収縮性フィルムの収縮に応
じて全体に均一に収縮した梨地状の非常に落ち着いた高
貴なものとなる。
200%以上の乾燥皮膜伸度を有する接着層を介して、
熱収縮性フィルムを設けたため、高収縮させても、金属
薄膜が剥がれて箔チリを発生することなく、どのような
用途にも安定して使用できる。更に、背貼り加工も、単
に溶剤を使用するなど簡単な方法で実施でき、また、高
収縮時の外観も金属薄膜が熱収縮性フィルムの収縮に応
じて全体に均一に収縮した梨地状の非常に落ち着いた高
貴なものとなる。
Claims (2)
- (1)金属薄膜の表裏両面に、接着層を介して熱収縮性
フィルムを設けたものであり、上記接着層がいずれも2
00%以上の乾燥皮膜伸度を有することを特徴とする金
属光沢に優れた熱収縮性シート。 - (2)上記金属薄膜の表裏に設けた熱収縮性フィルムの
厚さが異なるものであり、その一方の厚さが他方の厚さ
の80〜15%であることを特徴とする請求項(1)記
載の熱収縮性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194265A JPH06102373B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 金属光沢に優れた熱収縮性シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194265A JPH06102373B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 金属光沢に優れた熱収縮性シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0243041A true JPH0243041A (ja) | 1990-02-13 |
JPH06102373B2 JPH06102373B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=16321752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63194265A Expired - Lifetime JPH06102373B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 金属光沢に優れた熱収縮性シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102373B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH052945U (ja) * | 1991-07-01 | 1993-01-19 | 大日本印刷株式会社 | 光輝性装飾シユリンクシート |
US6348855B1 (en) | 1996-09-19 | 2002-02-19 | Nec Corporation | Wireless selective call receiver |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208346A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-12 | 東洋アルミニウム株式会社 | 成形容器 |
JPS62237360A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Toyo Alum Kk | 電磁波シ−ルドケ−シング |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63194265A patent/JPH06102373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62208346A (ja) * | 1986-02-24 | 1987-09-12 | 東洋アルミニウム株式会社 | 成形容器 |
JPS62237360A (ja) * | 1986-04-08 | 1987-10-17 | Toyo Alum Kk | 電磁波シ−ルドケ−シング |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH052945U (ja) * | 1991-07-01 | 1993-01-19 | 大日本印刷株式会社 | 光輝性装飾シユリンクシート |
US6348855B1 (en) | 1996-09-19 | 2002-02-19 | Nec Corporation | Wireless selective call receiver |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102373B2 (ja) | 1994-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01500179A (ja) | ポリプロピレンフィルム | |
GB2184672A (en) | Packaging materials | |
JPS5919022B2 (ja) | 立体装飾用金属熱転写材 | |
US4745014A (en) | Packaging material and sealing cap | |
JPH0243041A (ja) | 金属光沢に優れた熱収縮性シート | |
JP3608956B2 (ja) | 成形用金属薄膜積層体 | |
JPH0628936B2 (ja) | 金属光沢に優れた熱収縮性シ−ト | |
JPS6311332A (ja) | 包装材料 | |
JPH0771880B2 (ja) | 転写材料の製造方法 | |
JPH0741699B2 (ja) | 光輝性のある模様を呈する熱収縮性シート | |
JPS63249688A (ja) | 転写材料 | |
JPS5947665B2 (ja) | 熱収縮性積層フイルム | |
JPH0737111B2 (ja) | 絶縁性金属薄膜を部分的に有する基材及び絶縁性金属薄膜を部分的に付与する方法 | |
JPS61273568A (ja) | ホログラム転写箔 | |
JP2976066B2 (ja) | 金属光沢に優れたシュリンクフィルム | |
JP4153141B2 (ja) | 金属化合物薄膜層積層材 | |
JPH0320114Y2 (ja) | ||
JP2538294Y2 (ja) | 装飾シート | |
JPS6144664B2 (ja) | ||
JP2001310415A (ja) | 成形用金属薄膜積層体 | |
JP3877315B2 (ja) | 熱収縮性包装用フィルム | |
JPH058318A (ja) | 積層包装材料の製造方法 | |
JPH0721312Y2 (ja) | 熱収縮性フイルム | |
JPH0815767B2 (ja) | 金属光沢に優れたシュリンクフィルム | |
JPH07106610B2 (ja) | 金属光沢を施こしたプラスチツク成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214 Year of fee payment: 14 |