JPH0320114Y2 - - Google Patents

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JPH0320114Y2
JPH0320114Y2 JP16769185U JP16769185U JPH0320114Y2 JP H0320114 Y2 JPH0320114 Y2 JP H0320114Y2 JP 16769185 U JP16769185 U JP 16769185U JP 16769185 U JP16769185 U JP 16769185U JP H0320114 Y2 JPH0320114 Y2 JP H0320114Y2
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JP
Japan
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film
heat
metallic luster
shrinkable
foamed
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Application number
JP16769185U
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JPS6275929U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、瓶の口部を包装、装飾する、いわ
ゆるキヤツプシールに使用する熱収縮性キヤツプ
シール用フイルムに係るものである。
(従来の技術) 熱収縮性キヤツプシール用フイルムとしては従
来、熱収縮性フイルムの単独のもの、あるいは熱
収縮性フイルムと金属光沢フイルム又はアルミ箔
とを貼合せたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来の熱収縮性キヤツプシール用フイ
ルムは、瓶の口部にキヤツプシールとして使用し
たときに、次の通りの欠点を有している。
(1) 金属光沢フイルムの金属光沢がケバケバし
く、ソフトな落ちつきがない。
(2) キヤツプシール時に、瓶の口部の王冠の端部
のギザギザによりフイルムが切れることがあ
る。
(3) チユーブ状にしたときの巻き取りで発生する
折れシワにより、キヤツプシール作業をスムー
スに行うことができない。
(4) キヤツプシール時の急激な収縮によつて、収
縮ムラが生じる。
(5) キヤツプシール時にかかる高熱により酒等の
内容物の鮮度がおちることがあり、内容物の保
温、保冷も十分に行えない。
(6) 耐衝撃性に劣り、瓶の輪送、保管、運搬時に
瓶の口部が破損することがある。
(7) 柔らかみがなく手触りが悪い。
この考案は、上記の欠点を除去するものであ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、図面を参照しつつ説明
すると、熱収縮性プラスチツクフイルム10と、
金属光沢フイルム20と、発泡フイルム30と
が、任意の順序で積層されていることを特徴とす
る、熱収縮性キヤツプシール用フイルムである。
熱収縮性プラスチツクフイルム10は、加熱に
より収縮するフイルムであり、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエチレンテレフタレート等の各種のプラスチツ
クからなるフイルムを、一軸又は二軸延伸して加
熱収縮性を付与されたものである。
熱収縮性プラスチツクフイルム10は、実線状
又は点線状の凹部、ミシン目等が設けられてい
て、収縮時に凹部に対応した模様が現出されるも
のでもよい(実公昭57−10994号公報参照)。
金属光沢フイルム20は、ポリエステルフイル
ム、ポリカーボネートフイルム等各種のプラスチ
ツクフイルムに真空蒸着、スパツタリング等によ
りAl、Ni、Cr、Cu、Ag、Au、In、Sn、その他
各種の金属、合金等により金属薄膜を形成したも
の、又はAl箔等の金属箔である。
すなわち、この明細書では、金属光沢フイルム
20は、プラスチツクフイルムに金属薄膜を形成
したものと金属箔との両方を含むものである。
金属薄膜上には保護層があつてもよいのはもち
ろんである。
金属光沢フイルム20は、適宜着色してあつて
もよい。また、金属光沢フイルム20は、実線状
又は点線状の凹部やミシン目を適宜設けて収縮時
にこれに対応した模様が現出されるようにしたも
のでもよい。
金属光沢フイルム20に使用するプラスチツク
フイルムは、ヘアーライン加工やマツト加工等の
凹凸加工が施されたものでもよい。
発泡フイルム30は、ポリスチレン、塩化ビニ
ル、ポリウレタン等のプラスチツクを発泡させて
得たフイルムである。
熱収縮性プラスチツクフイルム10と、金属光
沢フイルム20と、発泡フイルム30とは、任意
の順序で積層する。具体的には、使用目的や用途
等に応じて決定すればよい。また、金属光沢フイ
ルム20として例えば片面に金属薄膜を形成した
プラスチツクフイルムを使用したときは、これを
積層する場合の表裏面はどちらでもよい。
熱収縮性プラスチツクフイルム10と、金属光
沢フイルム20と、発泡フイルム30との積層
は、粘着剤、接着剤等により貼着して行う。この
貼着は、全面的に行つてもよく、所望の線状、点
状等部分的に行つてもよい。また、粘着剤や接着
剤の厚さを不均一にして、収縮時にこれに対応し
た模様が現出されるように貼着したものでもよ
い。
この考案は、チユープ状にしてキヤツプシール
として使用する。チユープ状にするには、端部を
重ね合せて接着するなどの適宜の方法によればよ
い。
熱収縮性プラスチツクフイルム10と、金属光
沢フイルム20と、発泡フイルム30とが、任意
の順序で積層されていることを特徴とするこの考
案は、チユープ状にしてキヤツプシールとして使
用する場合、いずれの面側を内層又は外層として
もよいが、金属光沢フイルム20が発泡フイルム
30より外側に位置するようにした方が、美麗な
金属光沢が外部から確認されるので望ましい。
(考案の効果) この考案は上記のように構成したから、瓶の口
部にキヤツプシールとして使用したときに、次の
ような数多くの画期的な独特の効果を有してい
る。
(1) 発泡フイルムの表面はもともとかなり祖面で
あるが、キヤツプシール時に発泡フイルムが収
縮するとさらに粗面になると共に、発泡フイル
ムに積層一体化されている金属光沢フイルムが
発泡フイルムの粗面の影響を受けて、金属光沢
が落ち着いたソフトなものになり、従来のよう
なケバケバしさがなくなる。
(2) キヤツプシール時に、従来は瓶の口部の王冠
の端部のギザギザによりフイルムが切れること
があつたが、発泡フイルムがクツシヨンとな
り、収縮応力が緩和され、フイルムが切れるこ
とがない。
(3) チユーブ状にしたときの巻き取りで折れシワ
が発生しても、発泡フイルムがスプリングとな
りチユーブを広がり易くかつ延ばしやすくし
て、キヤツプシール作業をスムースに行うこと
ができる。
(4) キヤツプシール時の急激な収縮によつて、従
来は収縮ムラが生じていたが、発泡フイルムに
より熱分布が均一化され、急激な収縮によつて
も収縮ムラが生じない。
(5) キヤツプシール時にかかる高熱により従来は
酒等の内容物の鮮度がおちることがあつたが、
金属光沢フイルムと発泡フイルムとの併用によ
る十分な断熱性によりこれが防止でき、内容物
の保温、保冷も十分に行うことができる。
(6) 発泡フイルムにより耐衝撃性に優れ、従来と
異なり、瓶の輪送、保管、運搬時等に瓶の口部
が破損することがない。
(7) 発泡フイルムにより柔軟性に優れ、従来と異
なり、ソフトで柔らかみがあり手触りがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はいずれも、この考案の一実施
例を示す一部拡大断面図である。 10……熱収縮性プラスチツクフイルム、20
……金属光沢フイルム、30……発泡フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱収縮性プラスチツクフイルムと、金属光沢フ
    イルムと、発泡フイルムとが、任意の順序で積層
    されていることを特徴とする、熱収縮性キヤツプ
    シール用フイルム。
JP16769185U 1985-10-30 1985-10-30 Expired JPH0320114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16769185U JPH0320114Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16769185U JPH0320114Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6275929U JPS6275929U (ja) 1987-05-15
JPH0320114Y2 true JPH0320114Y2 (ja) 1991-04-30

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ID=31099857

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JP16769185U Expired JPH0320114Y2 (ja) 1985-10-30 1985-10-30

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JPS6275929U (ja) 1987-05-15

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