JPH0243016A - 成形・組立方法およびその装置 - Google Patents

成形・組立方法およびその装置

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JPH0243016A
JPH0243016A JP19264888A JP19264888A JPH0243016A JP H0243016 A JPH0243016 A JP H0243016A JP 19264888 A JP19264888 A JP 19264888A JP 19264888 A JP19264888 A JP 19264888A JP H0243016 A JPH0243016 A JP H0243016A
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直紀 高橋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、成形・組立方法および装置に係り、とくに成
形と組立とを行うのに好適な成形・組立方法および装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、成形と組立とを行う場合には、成形装置と組立装
置とをそれぞれ離れた位置に独立して設置したものが実
施されている。
また、従来、射出成形機を組み込んだ組立装置とを接続
したものとしては、たとえば、1986年6月30日付
発行rNIKKEI  MECHANICALにッケイ
 メカニカル)第130頁」に記載されているように射
出成形機と組立ラインとをロボット、LAN (ローカ
ル・エリア・ネットワーク)、ホストコンピュータのメ
インフレームにて接続したものが紹介されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記前者の従来技術にあっては、成形装置と、組立装置
とを一体にする点について配慮がされておらず、成形完
了した被成形部品を一旦箱などに詰めたのち、組立装置
近くまで搬送し、箱などから取り出して組立装置に取付
けるなどの付加的作業が必要となって作業スペースが大
きくなるのみでなく作業時間が多くかかって能率が低下
する問題があった。
また、後者の従来技術にあっても、成形装置と組立装置
とを一体化する点についての配慮がされておらず、成形
装置と組立装置との間に多数の接続手段を有する必要が
あって作業スペースが大きくなるのみでなく、作業時間
が多くかかって能率が低下する問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、成形
手段と組立手段とを一体化して少ないスペースで高能率
な生産を可能とする成形・組立方法およびその装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の成形・組立方法にお
いては、同一基台上に成形手段と、組立手段と移動手段
とを有し、成形手段により被成形部品を複数個からなる
分割成形用金型を用いて成形し、分割成形用金型のうち
少なくとも1個の成形用金型に被成形部品を保持した状
態で移動手段により組立手段に移動し、成形用金型を組
付用ハンドとして用いて被成形部品を組立手段に組み付
け、組立手段により被成形部品を相手部品に組み付ける
とともに成形用金型より取出すものである。
また、少なくとも1個の成形金型は、被成形部品の脱落
損傷を防止するため、保持手段を有するものである。
また、少なくとも1個の成形金型は、移動時の被成形部
品の脱落損傷を防止するため、移動手段に保持される保
持手段を有するものである。
また、組立手段は、容易に確実に被成形部品を少なくと
も1個の成形金型から取り出すため、少なくとも1個の
成形金型が保持された状態で押し出しピンで該成形金型
から被成形部品を取り出すものである。
また、被成形部品および相手部品は、組付後、互いには
ずれるのを防止する手段を有するものである。
また、移動手段は、容易に移動場所を適宜変更可能にす
るため、ロボットにて構成されたものである。
また、上記目的を達成するため、本発明の成形・組立装
置においては、同−基台上に設置され、被成形部品を複
数個からなる分割成形用金型を用いて成形する成形手段
と、分割成形用金型のうち、少なくとも1個の成形用金
型を介して成型後の被成形部品を組立手段に移動する移
動手段と、被成形部品を成形用金型に保持された状態で
相手部品に組み付けるとともに成形用金型から取り出す
組立手段とから構成されたものである。
また、上記目的を達成するため、本発明の成形・組立装
置においては、基台上に所定角度宛間欠的に回転する回
転テーブルを備え、この回転テーブルの周辺部に成形ス
テーション、冷却ステーションおよび組立ステーション
を形成し、成形ステーションに被成形部品を複数個から
なる分割成形用金型を用いて成形する成形手段を備え組
立ステーションに上記分割成形用金型のうち、少なくと
も1個の成形金型に保持された状態で被成形部品を相手
部品に組み付け、被成形部品を成形金型から取り出す組
立手段を備え、冷却ステーションにて組付前の被成形部
品を冷却するように構成したものである。
また、移動手段はロボットにて構成されたものである。
〔作用] 上記方法による本発明の成形・組立方法においては、成
形手段で成形された被成形部品を分割成形金型のうち少
なくとも1個の成形金型に保持された状態で移動手段に
より組立手段に移動し、成形金型を組付用ハンドとして
用いて被成形部品を組付けたのち、組立手段により被成
形部品を成形金型から取り出して相手部品に組み付ける
ものであので、成形手段にて成形された被成形部品を直
ちに組立手段にて被成形部品を相手部品に組み付けるこ
とができ、これによって従来の付加的作業を省略して作
業能率を向上することができる。
また、少なくとも1個の成形金型は、被成形部品を保持
する手段を存するので、被成形部品の損傷を防止するこ
とができる。
また、少なくとも1個の成形金型は、移動手段に保持さ
れるための保持手段を有するので、被成形部品を損傷す
ることなく移動することができ、かつ、被成形部品が変
更になっても成形金型のみ交換することだけで保持手段
を交換する必要がなく、フレキシブルな作業を行うこと
ができる。
また、組立手段は、少なくとも1個の成形金型を保持し
た状態で押し出しピンの先端部で被成形金型より取り出
すので、被成形部品に損傷を与えることなく容易に確実
に成形用金型から取り出すことができる。
また、被成形部品および相手部品は、組付後互いにはず
れるのを防止する手段を有するので、被成形部品を相手
部品に組み付けた状態で容易に成形用金型から取り出す
ことができる。
また移動手段は、ロボットにて構成されているので、プ
ログラムを変更することにより容易に移動場所を適宜変
更することができる。
また、上記のように構成された本発明の成形・組立装置
においては、同−基台上に成形手段と移動手段と組立手
段とを備えているので、構成を小形化し、僅かなスペー
スにて被成形部品を成形・組立てることができる。
また、上記のように構成された本発明の成形・組立装置
においては、一定角度宛間欠的に回転テーブルの周辺位
置に成形手段、組立手段および冷却を行う場所を設置し
たので、各手段間のタクトタイムを減少してサイクルタ
イムを減少するとともに組付前の被成形部品を冷却させ
るので、組付前の被成形部品の寸法および形状を安定化
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例である成形・組立装置を示す第
1図および第2図について説明する。
第1図に示すように、本実施例においては、基台1上に
樹脂成形手段2と、移動手段を構成するロボット3と、
コンベア4にそうで設置された組立手段5と、成形用上
金型6aおよび成形用下金型6bからなる分割成形用金
型6とを備えている。
つぎに上記各部の構成について説明する。
樹脂成形手段2は、基台1上のカバ9内に設置され、ノ
ズル23から成形用上金型6a内に樹脂を流し込む本体
22と、この本体22の下方位置の基台1内に設置され
、成形用下金型6bを搭載して上下方向に移動する型締
め機構24とから構成されている。
ロボット3は、図示しない制御手段によって先端部の把
手31が成形用金型6aを把持して樹脂成形手段2と、
組立手段5との間を移動させるように構成されている。
組立手段5は、被成形部品7を組付ける相手部品8がコ
ンベア4により組立位置に搬送されたその上方位置に2
個のエアシリンダ51と、このエアシリンダ51内を上
下方向に摺動するロッド52とを備えている。
成形用上金型6aは、第2図に示すように内部に被成形
部品7に対応する形状に形成されて空間61aと上面中
央部から空間61a内に接続する樹脂供給孔62aと、
この樹脂供給孔62aの両側の上記組立手段5のロッド
52の先端部に対接する位置に設置され、上面から空間
61a内に上下方向に摺動自在に貫通する2個の押出し
ピン63aと、これら2個の押出しビン63a先端部を
それぞれ空間6a内から引き込んだ位置まで押圧させる
2個のスプリング64aと、上記ロボット3の把手31
にて保持される保持手段を構成する突起部65aとを備
えている。なお、66aは空間61a内の相手部品8に
有する突起8Iに対応する位置に2個有する中子である
成形用下金型6aは第2図(a)(b)に示すように上
面に成形された被成形部品7を嵌挿する溝61bを成形
している。
つぎに成形・組立方法を第2図により説明する。
第2図(a)に示すように、型締め機構24により載置
する成形用下金型6bを上昇させてあらかじめロボット
3により本体22の下方の成形位置に達している成形用
上金型6aの下面に重合するように締めする。
しかるのち、本体22を下降してノズル23を成形用上
金型6aに形成された樹脂供給孔62aに接続すると、
ノズル23から樹脂供給孔62aを通って空間61a内
に樹脂を流し込んで、中子66aによって形成された2
個の孔7aを有する被成形部品7を成形する。
ついで第2図(b)に示すように型締め機構24により
成形用下金型6bを元の位置まで下降して被成形部品7
の下面を開放状態にするとともにノズル23が上昇して
その先端部を成形用上金型6aの上面から離間すると、
被成形部品7は成形用上金型6a内に保持された状態に
なる。
ついで、ロボット3により成形用上金型6aに保持され
た被成形部品7があらかじめコンベア4によって組立位
置まで搬送された相手部品8の上方位置に達すると、第
2図(C)に示すように、組立手段5の2個のエアシリ
ンダ51が駆動してロッド52の先端部がスプリング6
4aの弾性力に打ちかって2個の押出しピン63aを下
一方に移動するので、2個の押出しピン63aは、第2
図(d)に示すように被成形部品7を成形用上金型6a
から取り出して相手部品8上にそれら2個の穴7aが2
個のピン81に嵌挿するように組み付けられる。
このようにして被成形部品7が相手部品8上に組み付け
られると、2個のエアシリンダ51が上記と逆方向に駆
動してロッド52の先端部が上方に移動するので、2個
の押出ピン63aはスプリング64aの弾性力により上
方に移動して被成形部品7の上端面より離間する。
しかるのち、被成形部品7および相手部品8はコンベア
4によって搬送される。
一方、被成形部品7が取り出された成形用上金型7はロ
ボット3により本体22の下方の成形位置まで移動し以
下上記動作を繰返すことによって順次被成形部品7を成
形して相手部品8に組み付けることができる。
つぎに、本発明の他の一実施例である成形・組立装置を
示す第3図乃至第5図について説明する。
なお、第5図は第3図(a)のx−x’断面図である。
第3図は、本実施例で成形する被成形部品7′を示し、
第3図に示すように、被成形部品7′は両端部に突起部
71′を有する平板部72′ と、この平板部72′の
下面に固定された2個のL形部73′と、これら2個の
L形部73′の先端部両側面から突出するように固嵌さ
れた2個の突起部74′とから構成されている。
第4図乃至第9図に示すように、本実施例において前記
第1図および第2図と異なる点は、分割成形用金型6′
が成形用上金型6a′と、成形用中金型6b’と成形用
下金型60′との3分割にて構成され成形用中金型6b
’に被成形部品7′を保持していることとロボット3′
が水平方向に回動する以外に上下方向に移動して被成形
部品7′を成形用金型6から取り出すための押出しピン
63aに代りに被成形部品7′と相手部品8′とを組付
後、成形用下金型6c’が上方に移動したとき、成形用
下金型6c’から被成形部品7′を取り出すため、被成
形部品7′と相手部品8′とに互いに係合する突起部7
4′および爪82′を設けていることと、型締め機構2
4の上方の基台1上に固定された2個の押し出しピン2
41を設け、これら2個の押し出しピン241にて、型
締め機構24により成形用下金型60′が下方移動した
とき、被成形部品7′を押圧して成形用下金型6c’よ
り取り出すようにしたことであって、その他は、第1図
および第2図と同一であるから同一符号をもって示す。
成形用上金型6a’は、第5図に示すように、大きさの
異なる2個の角形状をした仮61a’ 、62a’を一
体に形成したもので、上方の板618′には樹脂供給孔
63a′を形成し、下方の板628′には、被成形部品
7′の2個のL形部73′の先端部上半分および突起部
74′の上半分を成形するための開口溝648′を形成
し、樹脂供給孔63a′がノズル23に接続するように
本体22に支持されている。
成形用中金型6b’は、第6図に示すように平板状をし
、成形用上金型6a’の下方の板62a′が嵌挿する孔
61b′と、被成形部品7′の平板部72′を成形する
ための孔62b′ とを形成し、かつ孔62b′の両端
面に被成形部品7′の2個の突起部74′に対応する形
状をした2個の凹部63b′を形成している。なお、2
個の凹部63b′は被成形部品6b’を保持するために
形成されている。
成形用下金型6c’は、第7図に示すように角板状をし
、その上面に、成形用上金型6a’の下方の板62a′
を嵌挿する有底孔61c′とこの有底孔61c′の底面
および一方側面に被成形部品7′のL形部73′の垂直
部分、先端部下半分および2個の突起部74′の下半分
を成形するための開口溝620′ とを形成している。
したがってこれら成形用上金型6a’と、成形用中金型
6b’ と成形用下金型6c’ とを一体にすると第8
図に示す形状にすることができる。
相手部品8′は第9図に示すように、開口穴81′の底
面に被成形部品7′の2個の突起部74′の内端部とひ
っかけるように係合する2個の爪82′を固定している
2個の押し出しピン241は第9図に示すように基台1
上に固定された台242に固定されている。
つぎに成形・組立方法を第9図により説明する。
なお第9図は、理解しやすくするため、第8図(b)を
Y−Y’にて断面して示している。
第9図(a)に示すようにロボット3′に把持された成
形用中金型6b’の上面に樹脂成形手段2の本体22に
支持された成形用上金型68′が下方向に移動して型締
めされ、下面に型締め機構24に支持された成形用下金
型6c’が上方に移動して型締めされて分割成形用金型
6′を構成する。
しかるのちノズル(図示せず)から樹脂供給孔63a′
を通って成形用中金型6b’の孔62b′ と成形用下
金型6c’の開口溝620′内に樹脂を流し込んで被成
形部品7′を成形する。このとき2個の押し出しピン2
41の先端部を成形用下金型6c’内の開口溝620′
より引込めた状態にしている。
ついで第9図(b)に示すように本体22を上方に移動
し、成形用上金型6a’を上方に移動して成形用中金型
6b’より離間する。また型締め機構24により成形用
下金型6c’を下方に移動して成形用下金型6b’より
離間するとともに2個の押し出しピン241の先端部で
被成形部品7′のL形部73′の下方部を成形用下金型
6b’より取り出す。
ついで、2個の突起部74′と2個の凹部63b′にて
被成形部品7′を保持する成形用中金型6b’かロボッ
ト5により水平方向に回動して第9図(C)に示すよう
にあらかじめコンベヤ4によって組立位置に搬送されて
待機している相手部品8′の上方位置に達する。
ついで第9図(d)に示すように、成形用中金型6b’
に保持された被成形部品7′がロボット3′により下方
向に移動して相手部品8′の爪82′の先端部が被成形
部品7′の突起部74′の内端部にひっかけるように係
合しつつ相手部品8′に組み付けられる。
ついで第9図(e)に示すように、ロボット52により
成形用中金型6b’が上方向に移動すると、被成形部品
7′がその突起部74′の内端部と、相手部品8′の爪
82′ との保合により相手部品8′に組み付けられた
状態でその突起部74′と凹部63′ との係合がはず
れて成形用中金型6b’より取り出される。
ついで被成形部品7′が取り出されて空になった成形用
中金型6b’がロボット52により再び樹脂成形手段2
の本体22の下方成形位置に達すると、以下上記動作を
繰返すことにより順次被成形部品7′を成形して相手部
品8′に組み付けることができる。
したがって、第1図および第2図に示す実施例と、本実
施例はいずれも、樹脂成形手段にて成形された被成形部
品を直ちに組立手段にて被成形部品を相手部品に組み付
けることができるので、従来の付加的作業を省略して作
業能率を向上することができる。
また樹脂成形に使用される分割成形金型のうち被成形部
品を保持する1個の成形金型をロボットが保持して組立
手段まで移動するので、移動中に被成形部品が破損する
ことを防止することができる。
また被成形部品を相手部品に組み付けるさい、成形用金
型を組付ハンドとして用いかつ押し出しビンもしくは被
成形部品および相手部品に一対のはずれ防止手段を用い
て被成形部品を成形用金型より取り出すので、被成形部
品に損傷を与えることなく、容易に確実に成形金型から
取り出すことができる。
また、ロボットにて被成形部品を保持する成形用金型を
移動するのでプログラムの変更によって成形用金型の移
動位置を適宜変更することができる。
また、構成を小形化し、僅かなスペースにて被成形部品
を成形・組立てることができる。
つぎに本発明のさらに他の一実施例を示す成形・組立装
置を示す第10図について説明する。
第10図に示すように、本実施例においては、基台1内
に設置されたモータ・インデックス機構などからなる駆
動手段(図示せず)によって基台1上を角度90°宛間
欠的に回転する回転テーブル10を備えている。この回
転テーブル10は、その周辺部4個所に樹脂成形ステー
シゴン10aと、冷却ステーション10b と、組立ス
テーション10cと、樹脂成形特ステーション10dと
を形成している。
樹脂形勢ステーション10aでは、基台1上に設置され
た樹脂成形本体22と、この樹脂成形本体22″の下方
位置の基台1上内に設置され、成形用下金型6b’を上
下方向に移動させる型締め機構24″とからなる樹脂成
形手段2″を備えており、この樹脂成形手段2#は、樹
脂成形本体22“に保持された1個の成形用上金型6a
″と型締め機構24″に保持された成形用下金型60″
と、回転テーブルlO上に保持された2個の成形用中金
型6b″とからなる分割用金型6“を用いて第3図乃至
第9図に示す実施例と同様な動作によりそれぞれ2個の
成形用中金型6b″に保持された2個の被成形部品7″
を成形し成形後、樹脂成形本体22″により成形用上金
型68″を上方向に移動し、型締め機構24″により成
形用下金型6c”を下方向に移動して2個の成形用中金
型6b“にそれぞれ保持された2個の被成形部品7“か
ら分離する。
冷却ステーション10bではそれぞれ2個の成形用中金
型6b”に保持された2個の被成形部品7“が冷却され
組付前の形状寸法を安定させる。
組立ステーション10cでは、それぞれ被成形部品7″
を保持する成形用中金型6b″を1個宛ロボット3#に
て把持してあらかじめコンベア4により組立位置まで搬
送されて待機している相手部品8″に第3図乃至第9図
に示す実施例と同様な動作によって組み付け、被成形部
品7“を成形用中金型6b″より取り出したのち、成形
用中金型6b″をロボット3#にて回転テーブル10上
に搭載し、つぎの被成形部品7″を保持する成形用中金
型6b″を保持して組立位置に達している相手部品8″
上まで移動して以下上記作用を繰返して順次被成形部品
7″を相手部品8″に組み付ける。
樹脂成形特ステーション10dは、とくに設置する必要
がなく、たとえば空になった成形用中金型6b″の清掃
などに使用される。
したがって、本実施例では前記実施例の効果以外に複数
の被成形部品7“を同時に成形して1個宛相手部品8#
に組み付けるので、サイクルタイムを短縮することがで
きる、また組付前に被成形部品71を冷却して形状、寸
法などの安定化をはかることができるので、良質の製品
を作製することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように方法をしているので、以下記載され
るような効果を奏する。
成形手段にて成形された被成形部品を直ちに組立手段に
て被成形部品を相手部品に組み付けることができ、従来
のような成形手段と組立手段との間の付加的手段(例、
箱詰め、箱からの取り出しなど)を省略することができ
るので、作業時間の短縮をはかることができ、これによ
って作業能率の向上をはかることができる。
また、少なくとも1個の成形金型は、被成形部品を保持
する手段を有するので、被成形部品の損傷を防止するこ
とができる。
また、少なくとも1個の成形金型は、移動手段に保持さ
れるための保持手段を有するので、被成形部品を損傷す
ることなく移動することができ、かつ被成形部品が変更
になっても成形金型のみ交換することだけで保持手段を
交換する必要がなく、フレキシブルな作業を行うことが
できる。
また、組立手段は、少なくとも1個の成形金型を保持し
た状態で押し出しピンの先端部で被成形部品を成形金型
より取り出すので、被成形部品に損傷を与えることなく
、容易に確実に成形金型から取り出すことができる。
また、被成形部品および相手部品は、組付後、互いには
ずれるのを防止する手段を有するので、被成形部品およ
び相手部品が落下して破損するのを防止することができ
る。
また、以上説明したように、同一基台上に成形手段と組
立手段とを設置しているので、構成を小形化し、僅かな
スペースで被成形部品を成形・組立てることができる。
また以上説明したように、一定角度宛回転する回転テー
ブルの周辺所定位置に成形ステーション、冷却ステーシ
ョン、組立ステーションを形成し、成形ステーションに
成形手段を、組立ステーションに組立手段をそれぞれ設
置しているので、各手段間のタクトタイムを減少してサ
イクルタイムを減少することができ、これによって作業
時間の短縮をはかることができる。また組付前に被成形
部品を冷却するので、被成形部品の形状・寸法の安定を
はかることができ、これによって良質の製品を作製する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す成形・組立装置の斜視
図、第2図は、成形・組立動作を説明するための説明図
、第3図は被成形部品を示す斜視図、第4図は本発明の
他の一実施例である第3図に示す被成形部品を成形・組
立する装置の斜視図、第5図は成形用上金型を示す、そ
の(a)は正面図、その(b)は側面図、第6図は成形
用中金型を示し、その(a)は正面図、その(b)は側
面図、その(C)は平面図、第7図は、成形用下金型を
示し、その(a)は正面図、その(b)は側面図、第8
図は分割成形金型を示し、その(a)は正面図、その(
b)はその(a)の XX′断面側面図、第9図は第8
図(b)をY−Y’にて断面した場合の成形・組立動作
を説明するための説明図、第10図は本発明のさらに他
の一実施例を示す成形・組立装置の斜視図である。 1・・・基台、2,2′・・・樹脂成形手段、3.3′
3#・・・ロボット、4・・・コンベア、5.5’、5
“・・・組立手段、6.6’、6’・・・分割成形用金
型、7゜7′、7″・・・被成形部品、8.8’、8″
・・・相手部品、9・・・カバ、10・・・回転テーブ
ル。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 6b′−・づ(彩用申−を型− 7′−稜入齢セ品 8′・ 用+fl’品

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同一基台上に成形手段と、組立手段と、移動手段と
    を有し、成形手段により被成形部品を複数個からなる分
    割成形用金型を用いて成形し、分割成形用金型のうち、
    少なくとも1個の成形金型に被成形部品を保持した状態
    で移動手段により組立手段に移動し、成形用金型を組付
    用ハンドとして用いて被成形部品を組立手段に組み付け
    、組立手段により被成形部品を相手部品に組み付けると
    ともに成形用金型より取り出す成形・組立方法。 2、少なくとも1個の成形金型は、被成形部品を保持す
    るための保持手段を有する請求項1記載の成形・組立方
    法。 3、少なくとも1個の成形金型は、移動手段にて保持さ
    れるための保持手段を有する請求項1記載の成形・組立
    方法。 4、組立手段は、少なくとも1個の成形金型が保持され
    た状態で押し出しピンの先端部で被成形部品を上記成形
    金型から取り出す請求項1記載の成形・組立方法。 5、被成形部品および相手部品は、組付後互いにはずれ
    を防止する手段を有する請求項1記載の成形・組立方法
    。 6、移動手段は、ロボットにて構成された請求項1記載
    の成形・組立方法。 7、同一基台上に設置され、被成形部品を複数個からな
    る分割成形用金型を用いて成形する成形手段と、分割成
    形用金型のうち、少なくとも1個の成形用金型を介して
    成型後の被成形部品を組立手段に移動する移動手段と被
    成形部品を成形用金型に保持された状態で相手部品に組
    み付けるとともに成形用金型から取り出す組立手段とか
    ら構成された成形・組立装置。 8、組立手段は、少なくとも1個の成形金型を保持した
    状態で押し出しピンの先端部で被成形部品を上記成形金
    型から取り出すように構成された請求項8記載の成形・
    組立装置。 9、被成形部品および相手部品は組付後、互いにはずれ
    るのを防止する手段を有する請求項8記載の成形・組立
    装置。 10、移動手段はロボットにて構成された請求項8記載
    の成形・組立装置。 11、基台上に所定角度宛間欠的に回転する回転テーブ
    ルを備え、この回転テーブルの周辺部に成形ステーショ
    ン、冷却ステーションおよび組立ステーションを形成し
    、成形ステーションに被成形部品を複数個からなる分割
    成形用金型を用いて成形する成形手段を備え、組立ステ
    ーションに上記分割成形用金型のうち少なくとも1個の
    成形用金型に保持された状態で被成形部品を相手部品に
    組み付け、被成形部品を成形用金型から取り出す組立手
    段を備え、冷却ステーションにて組付前の被成形部品を
    冷却するように構成された成形・組立装置。 12、被成形部品および相手部品は、組付後、互いには
    ずれを防止する手段を備えた請求項11記載の成形・組
    立装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1048430A1 (en) * 1998-06-26 2000-11-02 Asahi Glass Company Ltd. Method and device for manufacturing transparent plate with frame
US7135808B2 (en) 2003-12-25 2006-11-14 Tdk Corporation Lead terminal, resonator and train of electronic components

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EP1048430A4 (en) * 1998-06-26 2006-05-17 Asahi Glass Co Ltd METHOD AND DEVICE FOR MANUFACTURING A TRANSPARENT PLATE WITH A FRAME
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