JPH0242958Y2 - - Google Patents

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JPH0242958Y2
JPH0242958Y2 JP19021185U JP19021185U JPH0242958Y2 JP H0242958 Y2 JPH0242958 Y2 JP H0242958Y2 JP 19021185 U JP19021185 U JP 19021185U JP 19021185 U JP19021185 U JP 19021185U JP H0242958 Y2 JPH0242958 Y2 JP H0242958Y2
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valve
spring
socket
plug
torsion spring
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JP19021185U
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JPS6297390U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ソケツトとプラグの双方に適用でき
る管継手のバルブに関するものである。
(従来の技術) 従来のバルブ付管継手の1例としては、第7図
に示すプラグP′と、第8図に示すソケツトS′が一
般に知られている。図において1はソケツト本
体、2はソケツト本体1の内周段部1aを介して
該本体1に固定され、スプリング3の一端を支持
するバルブ爪、4はスプリング3に押されて本体
1のシート1bに当接するバルブ、5はOリン
グ、6はスリーブスプリング、7はスプリング6
により右方に付勢されているが、該スプリング6
に抗して左方に移動すると、突部7aでのボール
8の押圧力を解除するスリーブ、9はスリーブ7
の抜け出し防止用のストツプリングである。
第7図のプラグP′は、第8図のソケツトS′の穴
11内に挿入されるもので、プラグ本体10の外
周面にボール8が挿入される凹部12を有し、内
部にはバルブ13、スプリング14、バルブ爪1
5を有する。
しかしながら第7図及び第8図に示すスプリン
グ3,14は、何れも圧縮コイルスプリングであ
つたので、バネ荷重を大きくするためには線条を
太くしなければならない。また第7図に示すプラ
グP′に対しては同図左方向から、第8図に示すソ
ケツトS′に対しては右方向から流体が流れると、
バルブ4及び13にかかる流体圧によつて該バル
ブが押されることにより圧縮してスプリングを構
成する線条が互いに密着し、バルブを経て流れる
流体の流れを阻害する欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の管継手に通常用いられているスプリング
は、バネ荷重を大きくするためには線条を太くし
なければならず、それが流量低下の原因になつた
り、また強く圧縮されると流体の流れを阻害する
などの問題点があつたので、本考案はこれを解決
し、バルブが流体圧によつてスプリングの弾発力
に抗して押されても流体の流れを阻害しない管継
手のバルブを提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、バルブ本体と、それと一体
に成形された少なくとも3条の螺旋条で構成され
た捩れバネをもつて構成してなるもので、これを
問題点解決のための手段とするものである。
(作用) ソケツトとプラグとは、使用時に加圧流体の圧
力でバルブが押されるようなことがあつても、捩
れバネが流路を閉塞するようなことはなく、また
捩れバネの外方への張り出しは篭条ガイドで防止
され、バルブの軸心がずれるのを防止する。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する。
第1図〜第6図本考案の実施例を示すもので、第
1図はソケツトSを示し、これに接続するプラグ
は図示していないが、第7図に示すプラグP′と外
形は同じであり、またバルブとスプリングは、第
1図に示すソケツトSに設けたものと同構造のも
のであるので説明を省略する。
以下ソケツトSについて説明する。さて第1図
において1はソケツト本体、1aは内周段部、1
bはバルブシート、5はOリング、6はスリーブ
スプリング、7はスリーブ、7dは突部、8はボ
ール、9はストツプリングであり、これらは前記
第8図における同じ符号で示す部分と同一構造で
ある。
第1図に示す本考案の管継手のバルブが従来の
バルブと相違する点は、第2図に示すようにバル
ブ4aと捩れバネ3aとがプラスチツクで一体成
形され、捩れバネ3aの外周を篭状ガイド16で
包囲してなる点である。捩れバネ3aは一端はバ
ルブ4aに接合され、他端はリング17に接続さ
れるよう3本(3本に限定されない)の螺旋状が
並行状態の捩れ構造となつている。篭ガイド16
は第3図及び第6図に異なる実施例を示すが、何
れもバルブ爪2aが一体に設けられ、かつ中央部
には流通孔18が設けられている。流通孔18は
リング17の流通孔19に通じている。第3図の
篭状ガイドは、各ガイド体16aの上部は開放さ
れている。第5図の場合はガイド体16aの上下
部は共にリング体に固定されているが、作用効果
において差異はない。流体は流通孔18からガイ
ド体16a間の隙間を流れる。なお、第5図には
ガイド爪2aの図示は省略してある。
次に第1図のソケツトSに第7図に示すプラグ
P′を接続する場合の作用を説明する。先ずスリー
ブ7をスプリング6に抗して左方に摺動させる
と、スリーブ7の突部7aがボール8の位置から
ずれ、ボール8は上方に移動可能な状態となる。
この状態で第7図のプラグをソケツトSのプラグ
挿入孔11に挿入して、バルブ4aの端面にバル
ブ13の端面を当接させてなおも押圧すると、各
バルブは夫々の捩れバネ3aを圧縮して開く。こ
のようにバルブ4aが押圧されて捩れバネ3aが
圧縮されても、該バネは篭状ガイド16によつて
外周を包囲されているので、外方に張り出すこと
なく正常の圧縮状態に維持される。次にスリーブ
7から手を放すと、スプリング6の力によりスリ
ーブ7は押し戻され、突部7aによりボール8は
求心方向に押圧され、プラグ本体10の外周溝1
2に入り、プラグP′がソケツトSとは分離しない
ようになる。
(考案の効果) 以上の如く本考案の管継手のバルブは、バルブ
本体が少なくとも3本の螺旋条からなる捩れバネ
と一体に設けられているので、従来のバルブに用
いられているコイルバネと異なり、バルブが押さ
れるとバネを構成する螺旋条は定位置で捩られ、
完全に圧縮されても相隣れる螺旋条の基部は相互
に接触することがないので、流路が閉塞されるよ
うなことはない。また篭状ガイドを設けたので、
捩れバネが外側に張り出すようなことはなく、バ
ルブの軸心がずれるのを防止できる。なお、バル
ブと捩れバネを合成樹脂製として一体成形すれ
ば、金属製のものに比べ安価になると同時に、耐
薬品性に富むバルブを供することができるので、
金属製スプリングを使用できないような薬液移送
管用配管の管継手に広く利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すソケツトの1部
断面側面図、第2図は第1図におけるバルブと捩
れバネの詳細を示す斜視図、第3図は篭状ガイド
の1例を示す正面図、、第4図は同平面図、第5
図は第3図と異なる篭状ガイドの斜視図、第6図
は同正面断面図、第7図は従来の管継手における
プラグの1部断面側面図、第8図は従来のソケツ
トの1部断面側面図である。 図の主要部分の説明、S……ソケツト、1……
ソケツト本体、1a……内周段部、2a……バル
ブ爪、3a……捩れバネ、4a……バルブ、16
……篭状ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ本体と、それと一体に形成された少なく
    とも3条の螺旋条で構成された捩れバネをもつて
    構成したことを特徴とする管継手のバルブ。
JP19021185U 1985-12-10 1985-12-10 Expired JPH0242958Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19021185U JPH0242958Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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JP19021185U JPH0242958Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Publication Number Publication Date
JPS6297390U JPS6297390U (ja) 1987-06-20
JPH0242958Y2 true JPH0242958Y2 (ja) 1990-11-15

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ID=31143223

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JP19021185U Expired JPH0242958Y2 (ja) 1985-12-10 1985-12-10

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Families Citing this family (6)

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Publication number Publication date
JPS6297390U (ja) 1987-06-20

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