JPH058396Y2 - - Google Patents

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JPH058396Y2
JPH058396Y2 JP1985190210U JP19021085U JPH058396Y2 JP H058396 Y2 JPH058396 Y2 JP H058396Y2 JP 1985190210 U JP1985190210 U JP 1985190210U JP 19021085 U JP19021085 U JP 19021085U JP H058396 Y2 JPH058396 Y2 JP H058396Y2
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socket
plug
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sockets
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂、金属等よりなる管継手に関する
ものであり、更に詳しくは、外観が同じでありな
がら内径寸法又は内部を流れる流体が異なるプラ
グとソケツトが互いに連結されるのを防止できる
管継手に関するものである。
(従来の技術) 樹脂、金属等によつて形成されたプラグとソケ
ツトとを組み合わせて1組を構成する管継手で
は、従来コストを低下させるために、例えば同一
外径形状でありながら、即ちプラグとソケツトと
はその接続部の形状を同一にしながら、このプラ
グやソケツトへの接続管の取付ネジ部の内径寸法
のみを異ならせるという手段が採られている。こ
のような管継手は、製品そのものにそれを表示す
る印が施されてはいるが、目立たないため、外観
が同一で内径寸法が異なる管継手を使用する場
合、組合わせるべきプラグとソケツトを簡単には
判別しにくい。特にこのような管継手で問題とな
るは、一時に多数の管継手を使用するときであ
り、プラグとソケツトとの接続部の形状が同一で
あつて互換性があることから、誤つて接続管径の
異なるもの同志を接続してしてしまう可能性があ
り、これによつて流体抵抗の増大や、或いは流量
損失を招いたりし、更には異なる流体に使用する
プラグとソケツトを接続してしまう等の危険性が
あつた。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来の管継手では、プラグとソケツ
トが混在状態に置かれていると、どれが所望の内
径サイズのものであるのか、言い換えればどれが
接続する管継手に適合するのか、外観だけでは非
常に判別しにくいという欠点があつた。
そこで本考案は一見して簡単に内径寸法が判別
できる管継手を提供すると共に、内径寸法の異な
るプラグやソケツトが混在状態におかれている中
から、誤つて内径寸法の異なるプラグとソケツト
とが接続される事態を回避するためにソケツトと
プラグとに内径を表示する表示部材を取付け、混
在状態に置かれているプラグやソケツトが誤つて
接続されるという事態を防止できる管継手を提供
し、前記従来の問題点を解決しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) このため本考案の管継手は、プラグ群とソケツ
ト群とから成り、このなかのプラグとソケツトと
が互いに連結されて1組を構成する管継手であつ
て、前記ソケツト群の各ソケツトには夫々内径を
表示する表示部材が装着されており、前記プラグ
群の各プラグには夫々対応するソケツトの内径を
表示する表示部材が装着されており、前記プラグ
を対応するソケツト内に挿入すべく構成したもの
であり、これを問題点解決のための手段とするも
のである。
(作用) 適宜位置に内径寸法を判別できる表示部材を設
けたソケツトSに同一表示部材を有するプラグP
を挿入し、該プラグPとソケツトSとを接続す
る。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第1図はプラグP、第2図はソケツトSの
夫々上側半分を断面図とした側面図であり、第3
図、第4図及び第5図はソケツトに装着した表示
部材18の断面形状を示す図である。そしてこれ
らプラグPとソケツトSとは周知のようにプラグ
PがソケツトSに嵌合されて一組として使用され
る構成となつている。
第1図によりプラグPについて説明すると、1
3はプラグ群の中の一つのプラグ本体であり、こ
のプラグ本体内に収納されたバルブ8aはスプリ
ング10aによりプラグ本体13のシート13a
に常に押し付けられており、スプリング10aは
本体13の内周に固定されたリング11aにスプ
リングホルダー9aを押し付けている。前記バル
ブ8aは、バルブ8aの端面8a−1が後述する
ソケツト側のバルブ8の端面8−1を押圧すると
前記シート13aとバルブ8aとが離れ流路を開
くように構成されている。プラグPには内径を表
示する表示部材18或いはソケツトSの表示部材
17,20に対応する印が設けられている。
次に第2図において、1はソケツト群の中の一
つのソケツト本体であり、このソケツト本体の外
周面にはストツプリングを介してストツパー3が
固定されており、また該ストツパー3及びソケツ
ト本体1上を摺動可能にスリーブ2が設けられて
いる。スリーブ2とストツパー3の間にはコイル
状のスリーブスプリング5が介設されており、ス
リーブ2の内周の中間部にはボール12を本体1
に設けたテーパ穴1aに押し込む突部2aが設け
られている。ここで図面の状態からスリーブ2を
スプリング5に抗して左方に移動させると、突部
2aがボール12の位置から前進し、ボール12
は穴1aから上方に移動できるようになる。
6はバツクアツプリング、7はOリング、8は
バルブである。バルブ8は常時スプリング10に
より付勢されて、本体1に設けられたシート1b
との間を閉じているが、ソケツトSに、前述のプ
ラグPが係合し、バルブ8の端面8−1がプラグ
Pのバルブ8aの端面8a−1に押されると、本
体1に設けられたシート1bとの間が開くように
なつている。
9はスプリングホルダーで、本体1の内周に固
定されたリング11にスプリング10により押し
付けられている。
前記ソケツトSには、ソケツトSの内径を表示
する表示部材17或いは図示せぬ表示が適宜箇所
に設けられており、更にプラグPをソケツトSに
係合固定した際に、プラグPの外周に装着された
表示部材18に対応する表示部材20が形成され
ている。
さて第2図のソケツトSの穴14に第1図のプ
ラグPを係合させるには、先ずプラグPとソケツ
トSに着色した同色のもの或いは表示部材の表示
が同じものを取り出し、スリーブ2をスプリング
5に抗して左方に移動させた状態でプラグPを挿
入すると、ボール12が穴1aから押し出されて
プラグPは穴14に嵌合される。この時プラグP
に装着した表示部材18と、ソケツトSに装着し
た表示部材20とが対応すると、プラグPとソケ
ツトSとの内径も一致することになる。こうして
選択されたプラグPをソケツトS内に深く嵌合す
ると、これによつてバルブ8aの端面8a−1が
バルブ8の端面8−1に当接し、該両バルブ8,
8aは夫々のスプリング10,10aを押圧して
開く。次にスリーブ2より手を放すと、スプリン
グ5によりスリーブ2が押し戻され、穴1aから
押し出されていたボール12が凹部15に嵌入し
て、プラグPは抜け出さなくなる。
上記のように本考案の特徴とする点は、第1図
のプラグ本体13と、第2図のソケツト本体1の
外面の適当位置に、夫々の内径寸法A又はBを判
別できる色彩に着色したテープ16又は17を貼
着してなる点である。また前記テープに代え、ロ
ーレツト模様に変えてもよい。或いは、第3図、
第4図、第5図に示す円形、六角形、八角形の形
状を有する表示部材18をプラグPの適当部分に
装着すると共に、一方ソケツトSには前記表示部
材18に対応した表示部材20を装着した点であ
る。前記のようにプラグ及びソケツトに互いに対
応できる形状の表示部材18,20を設けておく
と、プラグPとソケツトSとの誤つた組合せの接
続を確実に回避することができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は構成されてい
るので、従来の管継手に見られるような外径を見
ただけでは内径寸法が分らず、連結してしまつて
から互いの内径寸法が異なつていることにより、
管継手として完全な使用状態とならず、シールが
不完全なまま使用したり、始めて誤りに気が付く
などの不具合がなくなる等の極めて優れた実用的
効果を奏するものである。更に混在したプラグ群
とソケツト群との中から、プラグPに装着した表
示部材とソケツトSに装着した表示部材とが一致
したものを選択するだけで、接続してはいけない
プラグとソケツトとを接続するという誤作業を確
実に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案の実施例を示す
プラグ及びソケツトの1部断面側面図、第3図、
第4図及び第5図は夫々本考案の実施例を示す表
示部材としてのリングの半分のみの正面図であ
る。 図の主要部分の説明、A,B……内径寸法、P
……プラグ、S……ソケツト、16,17……表
示部材、18……表示部材、20……表示部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ群とソケツト群とから成り、このなかの
    プラグとソケツトとが互いに連結されて1組を構
    成する管継手であつて、前記ソケツト群の各ソケ
    ツトには夫々内径を表示する表示部材が装着され
    ており、前記プラグ群の各プラグには夫々対応す
    るソケツトの内径を表示する表示部材が装着され
    ており、前記プラグを対応するソケツト内に挿入
    すべく構成したことを特徴とする管継手。
JP1985190210U 1985-12-10 1985-12-10 Expired - Lifetime JPH058396Y2 (ja)

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JPS6297389U JPS6297389U (ja) 1987-06-20
JPH058396Y2 true JPH058396Y2 (ja) 1993-03-02

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JP2005133749A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Bridgestone Corp パイプ継手のサイズの識別方法
JP3208258U (ja) * 2015-12-30 2016-12-28 白桂森 迅速に識別可能な継手構造

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