JPH0242951B2 - - Google Patents

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JPH0242951B2
JPH0242951B2 JP56024827A JP2482781A JPH0242951B2 JP H0242951 B2 JPH0242951 B2 JP H0242951B2 JP 56024827 A JP56024827 A JP 56024827A JP 2482781 A JP2482781 A JP 2482781A JP H0242951 B2 JPH0242951 B2 JP H0242951B2
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drum
rotary
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fibrous
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07BSEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/18Drum screens
    • B07B1/20Stationary drums with moving interior agitators
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/023Stationary screen-drums
    • D21D5/026Stationary screen-drums with rotating cleaning foils

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は、不純物の混入している繊維質懸濁液
のためのロータリー濾過装置に関する。
特に、本発明は、ロータリー濾過装置におい
て、濾過網に固形分が堆積するのを防止するべ
く、懸濁液並びにその固形分を、濾過網に対して
直交する向きに脈動させるようにした、選別及び
搬送両用の回転羽根に関する。
本発明に係る型式のロータリー濾過装置は、回
転ドラムと、このドラムを囲繞する円筒状の濾過
網と、これら回転ドラムと濾過網との間に画定さ
れる空隙と、前記ドラムから前記空隙に向けて突
設され、繊維質懸濁液を、軸線方向に、前記空隙
内を給送し、かつ所望の繊維分と排出するべき不
純物とを選別し、それぞれ、別個の部分に向けて
送りだすための選別及び給送両用の部材とを含
む。
このような型式のロータリー濾過装置の1つ
が、西ドイツ国特許公開公報第2712715号により
公知となつている。この装置においては、回転ド
ラムに突起を設けてあり、濾過網に対して若干の
間隙をおいて回転するようになつている。これら
突起の後縁部には真空が形成され、この真空によ
り、懸濁液中の繊維その他の固形分を、濾過網を
通過させ、次いでパルプ出口に送られるようにな
つている。
しかし、この濾過装置の場合、回転ドラム及び
その表面配設された突起では、懸濁液を、ドラム
の軸線方向、すなわち装置の軸線方向に給送する
作用が小さいため、繊維質懸濁液を給送するのに
要する圧力を、別途ポンプ等により発生させる必
要がある。
発明の概要 本発明の目的は、極めて僅かな動力を用いるの
みで、繊維質懸濁液の成分の選別を良好に行い得
るようにした濾過装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、濾過網の閉塞を防止する
ために、繊維質懸濁液及びその固形成分を、濾過
網を通過させるにあたつて、濾過網に直交する向
きに脈動させることにある。
本発明のさらに別の目的は、繊維質懸濁液を、
装置の軸線方向に良好に給送することにある。
本発明によれば、上記した目的は、次のような
構成により達成される。
すなわち、ドラムの面上に配設された突起は、
ドラムの外周面から、半径方向外側に向けて突出
する選別用回転羽根からなつている。ドラムが、
その垂直軸回りに回動するのに従つて運動する回
転羽根は、その前縁から後縁にかけて、上下面が
上下に広がつた楔状をなしている。
回転羽根をこのような形状とすることにより、
比較的強い真空と圧力とが、交互に濾過網の孔の
部分に形成される。回転羽根が濾過網を通りすぎ
るのにつれて、当該回転羽根の作用により、濾過
網に付着した繊維質懸濁液の繊維分その他の固型
分が、濾過網から常に引き離される。固型分を濾
過網から引き離すこの作用は、回転羽根の後縁に
発生する真空により強められる。
こうして、選別されるべきもの、すなわち繊維
質懸濁液中の繊維分は、濾過網の孔を通過し易く
なり、その結果、繊維質懸濁液から良好に分離さ
れることになる。
回転羽根は、その外形が楔形であるため、流れ
に対する抵抗が小さく、懸濁液を、特に円周方向
に給送する作用が小さい。その結果、濾過装置を
作動させるにあたつての動力の消費は僅かです
む。繊維質懸濁液の固形分が、回転羽根に巻きつ
くのを防止するために、その前縁に、幾分後方に
向けて傾斜がつけられている。
本発明に係る濾過装置は、構造が簡単であり、
かつ製作が容易である。回転羽根を旋盤で切削す
るだけで、回転羽根の遠心方向の端面と濾過網と
の間隙を確保することが、比較的容易である。
また、本発明に係る濾過装置の回転羽根の構成
によれば、比較的多数の回転羽根を用いることに
より、懸濁液の脈動がそれ程激しくならないた
め、脈動による有害な作用がほとんど発生しな
い。
本発明の或る好適実施例によれば、回転羽根を
画定する楔面の少くとも一方が、半径方向外側に
行くのに従い、ドラムの軸線に直交する水平面に
対して傾斜しているため、繊維質懸濁液を濾過網
に向けて押し出す作用が強化されている。
各回転羽根を画定する楔面は、その前縁から後
縁にかけて、概ねV字状に広がつている。これら
楔面の間には、空間が形成されており、ドラムが
回転するのにつれて、真空を発生するようになつ
ている。
この、回転羽根の楔面間に、前縁から後縁にか
けて画定されている空間の全体にブロツクを埋め
込み、その表面の形状をもつて、該空間の形状を
所望のものにすることができる。このブロツクの
表面の形状は、各回転羽根が回転する際における
懸濁液の脈動の向きを定める働きがある。
或る好適実施例においては、楔面の間の空間の
半径方向並びに軸線方向の幅が、前縁から後縁に
かけて次第に増大するようになつている。
ブロツクの表面の形状をそれとは異なるものと
することもできる。例えば、ブロツクの表面と濾
過網との間隙が、前縁から後縁にかけて次第に挾
まるようにすることもでき、またその逆とするこ
ともできる。
要するに、ブロツクの形状は、得ようとする特
定の真空−圧力特性に従つて定めればよい。
また、回転ドラムの軸線方向に対する中央部に
は、水を散布するための孔が穿設されている。全
体に多数の孔を有する濾過網におけるこの水を散
布する孔に対向する部分には、孔はあけられてい
ない。そのため、水は、ドラムと濾過網との間の
空隙に向けてのみ、散布されることとなる。
ドラムは、その軸線方向に沿つて、幾つかの領
域からなつており、回転羽根は、下部領域にのみ
突設され、上部領域には、上記したような回転羽
根が配設されていない。
回転羽根は、上記したようにする等、適宜配設
することにより、良質の繊維分は、装置の軸線方
向についての一方の端部に給送され、排出される
べき不純物は、他方の端部に給送される。回転羽
根は、上記したような選別作用を促進するように
懸濁液を給送するべくその形状が定められてい
る。
以下、本発明を、その好適実施例について、添
付の図面を参照しつつ詳しく説明する。これによ
り、本発明の上記以外の目的及び特徴は、自ずと
明らかになるものと思う。
第1図に示すように、本発明に係るロータリー
濾過装置は、アウターケーシング20を備えてい
る。円環状の断面を有するドラム1が、前記ハウ
ジング20内に、回転可能に支承されており、円
筒状の濾過網2内を、一定速度でその軸線廻りに
回転するようになつている。
ドラム1の外周には、濾過網2との間に一定幅
の空隙3が形成されている。ドラム1は、その軸
線方向の両側端に、それぞれ端壁41,42を有
している。
回転軸39が、ドラム1に、その軸線まわりに
回転可能なように挿通されている。回転軸39
は、ハウジング20の下部において、図示しない
軸受により、水平方向には運動できないように拘
束されている。回転軸39は、プーリー36,3
7に巻回されたベルト38により回転駆動され
る。プーリー36は、図示を省略したモーターに
より駆動される。
選別しようとする繊維質懸濁液は、供給孔6か
ら、直接ドラム1と濾過網2との間の空隙3に向
けて、下部から供給される。懸濁液中の固形分
は、空隙3内において、ドラム1の外周壁に突設
された回転羽根4により、補捉される。
懸濁液は、空隙3内を、その軸線方向に移送さ
れ、空隙3の上端部に設けた排出路12から排出
される。
適切に選別され、かつ清浄化されたパルプは、
濾過網2の全長に亘つて設けられている孔を通つ
て、ハウジング20内に或る高さにまで堆積さ
れ、次いで、パルプ出口孔17から、半径方向外
向きに排出される。
選別された不純物は、空隙3の上端から、接線
方向外向きに、排出路12を経て、装置外に放出
される。
ドラム1の外周壁には、選別用の回転羽根4,
40が突設されている。回転羽根40については
後で説明する。
回転羽根4は、概ね楔形をなし、円周方向につ
いてみて、その先鋭は前縁11から後縁に向かつ
て、次第に広幅になるとようにテーパーが付され
ている。すなわち、各回転羽根4は、上側に向け
て傾斜のつけられた上面10と、下側に向けて傾
斜のつけられた下面9とを有し、その回転する方
向に見て、後方に向けて広がつた構造をなしてい
る。
各回転羽根4について、これら上下面9,10
により、楔形の外形を画定され、かつこれら上下
面9,10間には、空間が画定されるようになつ
ている。ドラム1を回転させると、上下面9,1
0間に真空が形成され、その度合は、前縁11か
ら後縁に向かつて強くなる。
実質的に失速縁をなす回転羽根4の後縁におい
ては、空隙3内を回転羽根4が運動するにつれ
て、濾過網に付着した繊維質固形分の層を引き剥
がすように、回転羽根4により形成された真空と
協働する渦流が形成される。これにより、濾過網
の孔が閉塞してしまうのが防止される。また、懸
濁液が常時撹拌されることにもなる。
両回転羽根4,40は、ドラム1の周囲を、幾
分螺旋状をなして配設されている。しかし、選別
用の回転羽根4は、繊維質懸濁液を、空隙4に沿
つて排出路12へと、過度に給送することのない
程度に、緩い螺旋状をなして配設されている。実
際には、回転羽根4は、幾分互い違いになるよう
に配列されているため、ドラム1の回転に伴な
い、回転羽根の下面9も、懸濁液を押すことにな
る。
この実施例の場合、回転羽根の下面9は、その
前縁11から後縁にかけて、次第に下向きに傾斜
しているだけであるが、第1a図の実施例の場合
には、ドラム1の半径方向内側から外側にかけて
も、水平面、すなわち軸線に直交する面に対し
て、上向きに傾斜している。
回転羽根4が、このように、半径方向について
も傾斜しているため、回転羽根に突き当つた粒子
は、濾過網2に向かつて押し出される。
こうして、回転羽根4により形成された真空に
より、一旦、濾過網2から引き離された粒子は、
再び濾過網2に向けて送り出され、その結果、適
質のパルプ粒分が濾過網2により選別される可能
性が高まる。勿論、回転羽根4の上面10をも、
第1a図に示すように、半径方向外向きに、次第
に下方に傾斜するようにしておくこともできる。
第1a図の実施例においては、図からも明らか
なように、回転羽根4の上面10は、その前縁1
1から後縁にかけて上向きに傾斜すると同時に、
半径方向外向きに、水平面に対して下向きに傾斜
している。
こうして、一方において、回転羽根4の移動に
伴ない発生する真空と渦流とにより、懸濁液の繊
維分を濾過網2から引き離し、他方において、繊
維分を濾過網2に送り出すという、選別過程にお
ける重要な2つの作用が、交互に行なわれ、懸濁
液を脈動させる働きが、特に、回転羽根4が突設
されているドラム1の下部の近傍において、激し
く行なわれる。
空隙3の上端部付近に集積される環状の不純物
15は、概ね不純物のみからなつている。
特に、懸濁液の不純物の濃度が高いような場
合、懸濁液が、ドラム1に沿つて上方に余り急速
に給送されることがないように、しかも、流れが
滞溜することにより、濾過網2が閉塞することの
ないように、少くとも空隙3のある部分において
は、選別用の回転羽根4の上面を異なる態様に構
成することもできる。
ドラム1の外周面を、3つの異なる領域に分割
し、その最下部に位置する領域には、上記したも
のと同様の回転羽根を突設しておく。中間の領域
には、異なる形式の回転羽根40を突設してお
く。ドラム1の下部に位置する回転羽根4に対
し、回転羽根40は、その懸濁液を上方に送り、
排出路12から排出する作用が小さいように、そ
の下面9の傾斜を定めるか、或いは、その下面9
が、第1図にも示してあるように、選別用回転羽
根4,40のいずれかの上面10よりも、半径方
向外向きにかけて次第に狭まるようにしてある。
こうすることにより、濾過網の面近傍における
よりも、ドラム面の近傍において、懸濁液の排出
路に向かう流れを減速する作用が生じる。その結
果、排出路12に向かつて、良好な給送作用が保
たれ、濾過網2に固形分が堆積することはない。
しかも、選別用回転羽根40は、その下面9
の、半径方向外向きにかけての水平面に対する傾
斜が、上面10の傾斜とは異なる点においても、
回転羽根4とは相異している。
ドラム1の上部領域30には、回転羽根4,4
0がなく、概ね円滑な面が形成されている。
この領域30は、概ね、濾過可能な領域、すな
わち濾過網2の上端よりもさらに上部の空隙3に
接している。これは、不純物15を集積するため
である。こうすることにより、固形分の液体分に
対する体積の割合が20乃至30%、或いはそれ以上
であるような組成の不純物が、排出路から排出さ
れるようになる。
不純物の排出を促進する目的で、ドラム1の上
端には、掻き出し羽根45が取付けられている。
パルプを希釈するための水を散布するための孔
8が、ドラム1の円滑な領域30に隣接する中間
領域の最上部の回転羽根40のやや下方に穿設さ
れている。こうすることにより、不純物までもが
過度に希釈されるのが防止され、不純物同士がこ
すれ合いやすくなる。
また、ドラム1の軸線方向のほぼ中央部にも孔
8が穿設されており、かつそれに対向する濾過網
2の部分には、濾過孔がない部分が帯状に形成さ
れている。
小量の水を散布するだけで、その希釈作用によ
り、濾過網に繊維分が付着することがない。ま
た、散布用の孔8のやや下部に対向する濾過網2
の部分には、例えば、濾過網2の上部においては
孔の径が4mmである場合に、6mm径の孔を明けて
おくといつたふうに、多少大きめの孔を明けてお
くのも好ましい。
散布用の水は、ドラム1の少くとも一部につい
て形成された2重ジヤケツトの空室44に、管継
手14から供給される。この管継手14には、ド
ラム1を支持する軸受46と、それに隣接するシ
ール47とが付設されている。
ドラム1の、平滑な面を呈する上部領域に隣接
する回転羽根40については、その前縁11を通
る水平面に対する上面10の角度は約10度であ
り、同水平面に対する下面9の角度は約5度であ
るが、回転羽根40が、その半径方向外側向けて
先細になつていない場合には、下面9の角度は、
それ以下とする。
同じような目的を、回転羽根40の上下面1
0,9の半径方向の幅を異なるものとして達成し
ようとする場合には、幅の差の最大値を、空隙3
の大きさのおよそ半分とする。例えば、空隙3の
大きさが約50mmである場合、回転羽根40の上下
面9,10の半径方向の幅の差の最大値を約20mm
とすればよい。
普通の回転羽根4が立設されているドラム1の
下部領域は、濾過網2の高さのおよそ半分を占
め、平滑な面を呈するドラム1の上部領域は、濾
過網2の高さの約3分の1を占めている。しか
し、上部領域をそれよりも小さく、例えば、濾過
網2の高さの4分の1を占める程度にまで小さく
することが可能である。
また、懸濁液を、空隙3内で過度に回転させな
い方がよい。そのために、ドラム1の回転軸と平
行に、複数の堰帯板(図示せず)が、濾過網2の
内面に被着されている。この目的のためには、4
枚の堰帯板を用いるだけでよい。これにより、一
層良好な分離作用が可能となる。
第8図は、領域が、異なつた配分で設定されて
いる濾過装置の構造を示す。この実施例において
は、ドラム1と空隙3とが、3つの領域に分割さ
れている。下部領域においては、ドラム1に、選
別用回転羽根4が立設されている。
該領域に隣接する中間領域では、主に、不純物
を、上部の排出路12に向けて移送するための回
転羽根5が、ドラム1に立設されている。
上部領域30においては、ドラム1の外周面が
円滑であり、羽根その他の突起が何ら設けられて
いない。この領域においては、排出されるべき不
純物は押し戻され、満足できる程度にまでパルプ
の選別が行なわれる前に、懸濁液が上部に急速に
移送されてしまうことが防止される。
第1図の実施例と同様に、懸濁液を希釈する目
的で、散布用の水が、管継手14からドラム1内
の空室に導入され、孔8から散布されるようにな
つている。水散布用の孔8は、主に、ドラム1
の、軸線方向についての中央部に穿設されてい
る。しかし、装置の上部においても良好なパルプ
の分離を可能にするため、中間領域さらには上部
領域にまで、適宜分布するように穿設してもよ
い。
上記したような、開放式すなわち非加圧式濾過
装置は、製紙工場において発生する古紙を含む
種々の濾過残滓の最終的濾過工程において、特に
好適である。特に、第1図の実施例をもつてすれ
ば、不純物を高濃縮度で取除くことができる。
第4図に横断面図をもつて示したドラムの実施
例の場合、回転羽根の前縁11が、やや後退、す
なわち、半径線に対して後向きに傾斜しているた
め、回転羽根の前部領域に繊維質が巻き着きにく
くなつている。
また、波線で示したブロツク19が、回転羽根
4の上下面10,9間に突設され、上下面10,
9間の空間7の断面積が、前縁11から後縁にか
けて次第に増大するようになつている。
ブロツク19の外形を、特にドラムの外周壁の
接線方向に対する角度について適宜削成すること
により、真空の発生、ひいては回転羽根の作用を
制御することができる。また、このブロツク19
の表面の傾斜の向きを適宜定めることにより、上
下面10,9間の空間7の断面積が、前縁11か
ら後縁にかけて増大もしくは減少するように、自
由に調節することができる。
すなわち、空間7の軸線方向の幅、或いは半径
方向の幅を、前縁11から後縁に向けて、増大も
しくは減少するように自由に調節することができ
る。
回転羽根4の上下面10,9間にこのようなブ
ロツク19を埋め込むことは、回転羽根4を補強
することにもなるため、ドラムの当該部分の外周
壁板の厚さを小さくしうることにもなる。
真空の発生を制御する別の方法としては、上下
下面10,9の後縁の、水平面に対する角度を調
節することがある。勿論、この場合、回転羽根
が、どの程度螺旋をもつて配列され、懸濁液を排
出路12に向けて移送する作用が、どのくらい大
きいかということも関係してくる。
第1図に示した開放式濾過装置においては、選
別用の回転羽根の、懸濁液を排出路に向かつて移
送する力の成分をどの程度発生するかは、その作
用により、良質のパルプも移送されることになる
関係上、極めて重要である。
繊維質懸濁液、時にその不純物成分を、空隙3
を軸線方向に沿つて排出路12に向けて移送する
作用と、良質のパルプを好適に分離するような繊
維質懸濁液の運動とを達成する要因は、相関関係
を有している。簡単な実験により、特定の濾過装
置を用いた特定の場合について、最も好適な条件
を決定することができる。
本発明に係る濾過装置によれば、ドラム1と濾
過網2との間の空隙3の半径方向の幅を比較的小
さくし、懸濁液を上方に移送するのに要するエネ
ルギーを小さくすることができる。また、空隙3
の幅が小さいことは、概ね、濾過網2の極く近傍
においてのみ、分離作用が行なわれるようにする
上でも好ましい。空隙3の幅が過大であると、不
都合を招くのみである。
図示はしていないが、概ね垂直方向に突出する
棚板を、濾過網の内面に配設して、棚板もしくは
濾過網の近傍を通過する回転羽根が、懸濁液中に
存在する微細片を破砕する作用を強化することも
できる。
特に開放式濾過装置にあつては、回転羽根4
は、ドラムが1回転する間に、下部領域の空隙3
の全高に亘るあらゆる部分が、少くとも1回は、
回転羽根4の1つを横切るようにすることができ
る。
しかし、回転羽根を、もつと多数ドラム1に突
設することもできる。
第5図は、回転羽根4の別の実施例におけるド
ラム1の部分縦断面図である。
この場合、回転羽根4の上下面10,9は、半
径方向について、前記第1a図の実施例の場合と
は逆方向に傾斜している。すなわち、上下面1
0,9は、ドラムの円周方向については、前縁1
1から後縁にかけて末広がりになつた楔形をして
いるが、軸線方向に直交する水平面上、すなわち
半径方向については、外向きに次第に広がつた形
状をなしている。
こうすることにより、懸濁液を、濾過網2から
ドラム1に向けて移送する作用が得られる。この
形状の回転羽根をもつてすれば、濾過網2から繊
維質懸濁液を引き離す作用が、前記実施例の場合
よりも、自ずと強力になる。
この形状の回転羽根は、主に、密閉式、すなわ
ち加圧式の濾過装置において用いられる。
これにより、外部から空隙3に繊維質懸濁液を
導入し、良質のパルプを空隙3から濾過網2外へ
と好適に選別することのできる加圧式濾過装置が
実現される。
ドラム1は、第2図と同様に、実際に仕切を設
けるわけではないが、3つの領域に分割される。
加圧式濾過装置においては、パルプを濾過装置へ
と給送するための動力は、主に繊維質懸濁液のた
めの給送ポンプから得る。
第6図に示すように、上記した2つの実施例を
組み合わせることにより、半径方向についての上
下面の傾斜を定めることもできる。
この場合、上下面10,9は、半径方向外側に
向けてともに上向きに傾斜している。こうするこ
とにより、回転羽根4の後縁に、一層激しい渦流
が形成される。その結果、濾過網に付着した繊維
質懸濁液が引き離され、粒子が、濾過網の孔か
ら、より一層好適に選別されるようになる。
この実施例における繊維質懸濁液の給送方法
は、第5図の実施例の場合とほぼ同様である。こ
の実施例は、第2図に示したような密閉された加
圧式濾過装置において主に用いられ、やはり、実
際に仕切るわけではないが、幾つかの領域に分割
されている。
第2図に示した密閉構造は、ハウジングを底板
で閉じることにより実現される。
良質の懸濁液の排出口17に対応して、排出さ
れるべき不純物のための排出路27は、ハウジン
グの下端に設けられている。
第2図の実施例の濾過装置の場合、不純物は、
装置の上部から下部へと、その軸線方向に給送さ
れる。空隙3に比較的高濃度に集められた残滓
は、ドラムの外周壁に穿設された孔8から散布さ
れる水をもつて希釈することができる。散布用の
水は、装置における固定されたハウジングの特に
蓋の部分と、第1図乃至第3図のものと同様な中
空もしくは中実のドラム軸と対してシールされた
軸継手14を経て、ドラム1の内部へと導入され
る。
第3図は、開放式の、非加圧式ロータリー濾過
装置を示す。この実施例においては、ドラム1並
びに空隙3は、前記実施例の場合のように幾つも
の領域に分割されていない。その代りに、ドラム
1は、その全周壁面について回転羽根4が突設さ
れている。第1図の実施例と同様に、散布用の水
が、管継手14から孔8に供給されるようになつ
ている。
この場合、繊維質懸濁液は、上部に設けられた
孔6より供給され、選別された良質のパルプは、
底部の孔17から排出される。このようにして、
繊維質懸濁液、特にその不純物は、装置の軸線方
向について上から下へと送られるため、重力が、
重い不純物を上から下へと送る作用を助ける。
繊維質懸濁液が、余り急速に通過してしまうこ
とのないように、堰板23を形成するために、ド
ラム1の下部1aが、その上部1bよりも大径に
されている。
ドラムの上部1bには、オーバーフロー流路が
設けられており、清浄化された懸濁液が、堰板2
2により堰き止められるようになつている。選別
された良質のパルプは、前記堰板22をオーバー
フローした後、孔18から排出されるようになつ
ている。
上記の構成に代り、或いは上記の構成に加え
て、第1図に関して前記したように、回転羽根4
を互い違いに配設することにより、回転羽根4の
上面が、懸濁液を上向きに押し上げる作用を強
め、懸濁液中の固型分が常時上向きの運動成分を
付与されるようにする。
そのため、回転羽根の上面10の傾斜角を、下
面9の傾斜角よりも急峻にするとよい。何故な
ら、重力が、繊維質懸濁液を常に下向きに押し下
げているからである。
さらに、選別された良質のパルプが、空隙3の
半径方向内側に向かつて濾過されるような密閉加
圧式のロータリー濾過装置を製作することも可能
である。
この場合、繊維質懸濁液は、濾過網2の外側か
ら空隙3内へと、半径方向内側に向かつて供給さ
れる。
最後に説明した実施例については、第7a図、
第7b図或いは第7c図に示したような回転羽根
4が利用される。
すなわち、回転羽根4の楔状をなす上下面1
0,9間に埋め込まれたブロツク19は、その空
隙3に面する表面と濾過網2との間隙が、回転羽
根4の前縁11から後縁に向かつて連続的に減少
するようになつている。そのため、回転羽根の前
縁の上下、そして特に外側面部の圧力が高くな
る。
従つて、第7a図に矢印で示したような濾過網
2を通過してくる選別された懸濁液の流れは、脈
動となり、濾過網2に付着する固形分を引離す。
濾過装置のこのような構造において、選別用回
転羽根4の上下面10,9は、第5図に示したよ
うに、回転羽根4の前縁11から後縁にかけて、
半径方向外側に向けて傾斜している。その様子
は、第7b図に示す通りである。また、この場
合、濾過網2に向けて脈動する圧力を発生するた
めの比較的大きな側面が、ブロツク19の面によ
り形成されている。しかし、第7c図のように、
上下面10,9を、半径方向については適宜傾斜
していないようにすることもできる。
第1a図に示したように、半径方向外側に向け
て狭まつているように回転羽根を構成することも
可能であるが、このようにしたものは、第7b図
に示したもの程好適ではない。
加圧式濾過装置は、どちらかというと、細かな
濾過のためによく用いられ、普通、パルプを製紙
機械に供給する直前段に使用されるものである。
従つて、第7a図の回転羽根についていうと、そ
の後縁部において、空隙3が幅a′にまで最も挾ま
つているのが好ましい。この幅a′は、約1.5mm以
下であるのが好ましい。しかし、このことは、濾
過網の孔の大きさ、要求される濾過の条件、或い
は懸濁液の性状等に依存する。
最適な結果を得るために、空隙3の幅を、回転
羽根の前縁11においては、そして後縁部にお
いてはとなるように、次第に小さくなるように
するのがよい。
濾過網の円周方向接線に対するブロツク19の
表面の傾斜は、例えば10度とするのがよい。
上記したような本発明に係わるロータリー式濾
過装置の種々の実施例によれば、濾過網を通過す
るに際して、繊維質懸濁液が脈動するため、濾過
網に繊維分の層が付着してしまうのが防止され、
極めて好適な濾過作用が行なわれる。
繊維分が、まず濾過網の孔の、ドラムの回転方
向に対向する側辺に付着し、その量が次第に増大
して、濾過網の孔が閉塞するようになるわけであ
るが、繊維質懸濁液の流れが脈動し、懸濁液及び
その固形分の濾過網に対して衝突する向きが繰り
返し変化するため、そのような閉塞が惹き起こさ
れるのが防止される。
また、良質のパルプ中におけるかなり長い繊維
であつても、濾過網の孔を通過し易くなる。普
通、このような繊維は、ドラムの円周方向に沿つ
て整列する傾向があり、濾過網の孔を通過しにく
いのであるが、本発明によれば、そのような問題
を回避することができる。
また、選別用の回転羽根の流れに対する抵抗係
数が小さく、また、特に、開放式の非加圧式濾過
装置の場合、空隙の幅が比較的小さいため、給送
特性が良好であり、繊維質懸濁液を給送するのに
要する動力が僅かですむ。
以上、本発明を、その好適実施例について説明
したが、当業者であれば、種々の変形変更が可能
であることが明らかであると思う。従つて、本発
明は、これらの具体的実施例の説明により何ら限
定されるものではなく、あくまで、添付の特許請
求の範囲のみによつて限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、開放式すなわち非加圧式とした本発
明に係るロータリー濾過装置の第1実施例を示す
概念的な部分縦断面図である。第1a図は、第1
図に示す濾過装置における回転羽根の一好適実施
態様を拡大して示す縦断面図である。第1b図
は、第1a図に示した回転羽根の拡大斜視図であ
る。第2図並びに第3図は、それぞれ、本発明に
係るロータリー濾過装置の別の実施例を示す概念
的な部分縦断面図である。第4図は、回転羽根の
一変形例を拡大して示す横断面図である。第5図
は、回転羽根の別の変形例を拡大して示す縦断面
図である。第5a図は、第5図に示されている回
転羽根の斜視図である。第6図は、回転羽根のさ
らに別の変形例を拡大して示す縦断面図である。
第6a図は、第6図に示されている回転羽根の斜
視図である。第7a図乃至第7c図は、それぞ
れ、第4図乃至第6図に示す回転羽根のさらに別
の変形例を示す横断面図及び縦断面図である。第
8図は、異なる態様のドラムを備える本発明のロ
ータリー濾過装置の例を示す概念的部分縦断面図
である。 1,1a,1b……ドラム、2……濾過網、3
……空隙、4……回転羽根、5……リブ状羽根、
6……供給孔、7……空隙、8……孔、9……下
面、10……上面、11……前縁、12……排出
路、14……管継手、15……不純物、17,1
8……排出口、19……ブロツク、20……ケー
シング、22……堰板、23……堰板、27……
排出路、30……上部領域、36,37……プー
リー、38……ベルト、40……回転羽根、4
1,42……端壁、44……空室、45……掻き
出し羽根、46……軸受、47……シール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繊維質懸濁液から不純物を除くためのロータ
    リー濾過装置であつて、濾過網2の内部にあつて
    当該濾過網2から一定の距離をもつて離れてお
    り、かつ当該濾過網2と同軸の概ね垂直な軸の周
    りを回転し、かつ隣接するもの同士が外表面上に
    おいて円周方向に喰い違い状に突設されている回
    転羽根4を有しているドラム1によつて形成され
    る選別用の空〓3からなるものにおいて、 前記回転羽根4それぞれは、前記ドラムの回転
    方向の前部と後部とを有し、かつ当該ドラムの軸
    線方向における幅が、前部から後部に向かつて次
    第に増大している、所謂、楔状をなしていること
    を特徴とする繊維質懸濁液用ロータリー濾過装
    置。 2 楔状の回転羽根4の楔状の表面(上面10、
    下面9)は、前記濾過網2と関連して繊維質懸濁
    液に付加的な速度成分を発生させるために前記ド
    ラムの軸に垂直な面に対して傾斜していることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の繊維質
    懸濁液用ロータリー濾過装置。 3 回転羽根4の楔状をなす上下面10,9の間
    に設けられている境界壁19は、空〓3に面する
    その表面と濾過網2との間〓が、回転羽根4の前
    部11から後部に向つて連続的に減少するように
    構成されていて、当該回転羽根4後部の外側面部
    の圧力が特に高くなるようにしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の繊
    維質懸濁液用ロータリー濾過装置。 4 上面10および下面9が不純物用の出口端部
    の方向およびその反対方向の両方においてそれぞ
    れの方向の流れを生じさせる成分を発生させるよ
    うに、楔状の前記上面10をドラムの回転方向の
    前方から後方に向けて当該ドラムに垂直な面に関
    して上方へ、および前記下面9を前記回転方向の
    前方から後方に向けて前記軸に垂直な面に関して
    下方へ傾斜させたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の繊維質懸
    濁液用ロータリー濾過装置。 5 楔状の先細り面10,9の少なくとも1つ
    が、濾過網2の半径方向に送給の成分を発生させ
    るために、前記回転羽根4の前部11から後部に
    進むにつれて前記上面および下面の半径方向及び
    軸線方向の幅が常に大きくなるようにドラムの軸
    に垂直な面に対して傾斜させられており、繊維質
    は、前記濾過網2を通つて外側から前記選別用空
    〓3の中へ導入されるようになつていることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項乃至第4項のいず
    れかに記載の繊維質懸濁液用ロータリー濾過装
    置。 6 不純物用の排出路12に近いドラムの中間領
    域に突設された回転羽根40の下面9aは、当該
    ドラムの円周方向に他の回転羽根4の下面9が円
    周方向となす下向きの傾斜より小さい傾斜の下面
    9aを有しており、それによつて空〓3を通つて
    濾過網2の下端部から上端部へ不純物を給送する
    ように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第2項乃至第5項のいずれかに記載の繊維質懸濁
    液用ロータリー濾過装置。 7 不純物用の排出路12の近くに突設された回
    転羽根40は、濾過網2に向つて、楔状上面10
    よりも狭い楔状下面9aを有していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれ
    かに記載の繊維質懸濁液用ロータリー濾過装置。 8 ドラム1は、少くとも2つの回転領域を備え
    ており、その1つは回転羽根4を突設している領
    域であり、他は円滑面で形成されている不純物用
    の排出口12に隣接していて、かつ前記回転羽根
    4が設けられていない上部領域であり、前記円滑
    面を有する領域30は濾過網2を超えて延びてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第7項に記載の繊維質懸濁液用ロータリー濾過装
    置。 9 ドラム1の前記円滑上部領域30に隣接して
    いて、前記回転羽根4と異なる形状を有する回転
    羽根40は、螺旋状に配設されており、かつ少な
    くとも1回前記ドラム1の周囲を取り巻くように
    延設されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載の繊維質懸濁液用ロータリー濾過装
    置。 10 回転ドラム1の軸線方向の中間部に孔8が
    穿設されており、それに対向する濾過網2の部分
    には濾過孔がない部が帯状に形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第8項または9項に
    記載の繊維質懸濁液用ロータリー濾過装置。 11 繊維質懸濁液が下部から給送され、不純物
    の破片をケーシングの中を通つて上方へ向うよう
    にするために、空〓3は少なくとも2つの領域に
    分割され、その1つはドラム1の回転羽根4を備
    えている低い部分であり、他は不純物の破片の送
    給用の螺旋状にリブ状の羽根5を備えている部分
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第5項のいずれかに記載の繊維質懸濁液用ロー
    タリー濾過装置。 12 空〓3が3つの領域から成つており、前記
    2つの領域以外の他の領域は、回転羽根のない形
    状、または流れを妨害する他の障害物のない形状
    を有していて、前記不純物排出路12に隣接して
    いるドラム1の端部である、ことを特徴とする特
    許請求の範囲第11項に記載の繊維質懸濁液用ロ
    ータリー濾過装置。 13 瀘過網2の半径方向内側の空〓3の中へ導
    入された懸濁液の中の繊維質が瀘過作用後に、瀘
    過網2の半径方向に排出されるように、楔状の上
    下面10,9は、ドラム1の円周上に前記瀘過網
    2との間に一定の〓間を形成しており、境界壁1
    9は、それ自体、ドラム1、瀘過網2、上面10
    および下面9との間に凹所を形成するように突設
    されており、前記凹所の前記境界壁19と濾過網
    2との間の〓間は、前記回転羽根4の前部11か
    ら当該回転羽根の後部へ向かつて増大しているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の繊
    維質懸濁液用ロータリー濾過装置。
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