JP2000502601A - デカンタ遠心分離機 - Google Patents

デカンタ遠心分離機

Info

Publication number
JP2000502601A
JP2000502601A JP09523556A JP52355697A JP2000502601A JP 2000502601 A JP2000502601 A JP 2000502601A JP 09523556 A JP09523556 A JP 09523556A JP 52355697 A JP52355697 A JP 52355697A JP 2000502601 A JP2000502601 A JP 2000502601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
blades
drum
blade
spiral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP09523556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000502601A5 (ja
Inventor
マドセン、ベント
Original Assignee
アルファ ラヴァル セパラション アーベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルファ ラヴァル セパラション アーベー filed Critical アルファ ラヴァル セパラション アーベー
Publication of JP2000502601A publication Critical patent/JP2000502601A/ja
Publication of JP2000502601A5 publication Critical patent/JP2000502601A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/38Treatment of water, waste water, or sewage by centrifugal separation
    • C02F1/385Treatment of water, waste water, or sewage by centrifugal separation by centrifuging suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • B04B1/2016Driving control or mechanisms; Arrangement of transmission gearing
    • B04B2001/2025Driving control or mechanisms; Arrangement of transmission gearing with drive comprising a planetary gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • B04B2001/205Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl with special construction of screw thread, e.g. segments, height
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/30Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
    • Y02W10/37Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 外側ドラム(1)及びこれと同心の内側ドラム(5)を含むデカンタ遠心分離機において、これら2つのドラムは共通の中心軸のまわりに異なった速度で回転することができ、その際上記内側ドラム(5)は外側ドラム(1)の中でこのドラムの内側に沈析したスラッジを軸方向へ搬送するように配置されたいくつかのブレード(6、7)を担持している。これらブレード(6、7)は平行なブレード列の中に配置されており、それらのそれぞれは上記中心軸の少なくとも1部の周りの第1の渦巻線(9、10)に沿い、或るピッチで延びている。それらブレードの各々は、第1渦巻線(9、10)のピッチと対向するピッチを有する第2の渦巻線(29c)に沿って延びている。それら各ブレード列の間の間隔はその同じ列の中の2つの隣り合ったブレードの間の間隔よりも実質的に大きい。場合によっては、内側ドラムには只1列のブレードしか設けられていなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 デカンタ遠心分離機 本発明は、液体の中に懸濁している、この液体よりも大きな比重を有する粒子 をこれから分離し、そしてこの液体から分離された粒子を含むスラッジを遠心力 場の中でこのスラッジから液体ができるだけ効果的に除かれるように圧縮するた めの、デカンタ遠心分離機に関する。この種のデカンタ遠心分離機は、例えば下 水から粒子を除去するのに関連して用いられ、その際その遠心分離機中で粒子に より形成されたスラッジはその浄化に用いたと同じ遠心力場の中で脱水される。 上述の目的のための従来のデカンタ遠心分離機は回転可能なドラムと、その中 に配置されたスラッジコンベヤとを含む。このスラッジコンベヤはドラムの速度 と異なった速度で回転することができ、そしてその形成されたスラッジをドラム の中の多数の出口開口ヘ向かって軸方向へ搬送するのに適している。このスラッ ジコンベヤは1つ以上の、そのドラムの回転軸をめぐって渦巻き状に延び、そし て連続して幾巻きかに巻かれている1つ以上の搬送部材を有していてもよい。 この種の従来のデカンタ遠心分離機を用いては、外側ドラムの周壁のところに 形成されたスラッジをできるだけ所望通りに効果的に圧縮し、そして同時にその ドラムの中でこのものの軸方向の搬送を行なうのは困難であることが実証されて いる。すなわち、スラッジの軸方向の搬送のためにこれは撹拌作用を受け、それ により、スラッジの半径方向内側でそのスラッジと直接接触しながらそのドラム を通って連続的に流れている液体と再び混合される。これによって、そのスラッ ジからの液体の所望の分離は得られず、そして従ってそのスラッジはこのデカン タ遠心分離機から逸出した後で低過ぎる乾燥物質含有量を有する。 上述の問題はドラムとスラッジコンベヤとの間の回転速度差を低下させること 及び単位時間あたりそのデカンタ遠心分離機へ供給される懸濁物、例えば下水の 量を減少させることによって、或る程度は解決することができる。しかしながら このことはそのデカンタ遠心分離機が大いに低下した容量しか有しないことを意 昧する。その上に、そのスラッジの乾燥度の上昇については、そのドラムの中で のスラッジの軸方向の移送のために増大した力を必要とし、すなわちそのスラッ ジコンベヤが受け、そしてそれを移送しなければならないモーメントが大きくな る。このような事情が、この間題のこの解決手段をどのように実際に利用できる かについての制限をもたらしている。 ドイツ特許DE−3301999C2には、そのスラッジコンベヤにこのもの のスラッジ搬送部材に加えて、その分離されて圧縮されたスラッジから液体を除 去するのを促進するためにそのスラッジの中にいくつかの面を切り込むことを達 成するいくつかの板材を配置することを提案している。知られるかぎりにおいて この提案はこれまでまだいかなる程度においても実際に使用されていない。つい でながら、これが上にあげた問題点のなんらかの解決手段を構成するとは信じら れない。 米国特許USA−2,862,658には、分離されたスラッジをデカンタ遠 心分離機の中でこれが軸方向へ移送されてい.る間に定常的に撹乱又は撹拌にさ らして、相対的に軽質の液体成分がそのスラッジから排除されるのを促進するこ とが提案されている。しかしながら、その分離されたスラッジのそのような一定 的な撹拌は、上述した、例えば下水の浄化に関連する、スラッジをできるだけ乾 燥させることの要求に全く逆行するものである。 1989年のドイツ国カールスルーエにおける「フィルタ学会」でのH.Re inach及びW.Stahlによる「新しいデカンタ遠心分離機を用いる改善 されたスラッジ脱水」の講演においてその分離されたスラッジがデカンタ遠心分 離機の円錐状部分の中で搬送されている間に効果的に脱水され、すなわち、その スラッジコンベヤに、渦巻状に延びる搬送部材の代わりに、軸方向の何列かの傾 斜した個別の板又はブレードを設けた場合に、そのデカンタ遠心分離機の中で分 離された液体の液面の半径方向内側において効果的に脱水されることが示唆され た。すなわち、それらのブレードはそのスラッジに畝状の形を与え、これがその 側面の一方からそれぞれの個別のブレードによって次第に、かつ間欠的に軸方向 へ、その畝の長手方向をよぎって押しのけられること、及び液体にこれがそのス ラッジからその畝の前方側斜面を介してのみならず、その最後にあげた斜面の後 続部分がブレードと接していないときにその時間間隔の間においてその畝の 後方側斜面をも介して液体が抜出される可能性が与えられるであろうことが示唆 されている。このような技術は、スラッジが液体の中に存在しており、すなわち そのデカンタ遠心分離機の中で形成されている円筒状の液面の半径方向外側にス ラッジが存在しているデカンタ遠心分離機の部分において所望の結果を与えるよ うには利用することができないであろう。 本発明の目的は、分離されたスラッジがデカンタ遠心分離機の、液体で満たさ れた部分の中で軸方向へ搬送されている間に遠心力によって効果的に圧縮される 比較的厚いスラッジ層が形成され、それによりそのスラッジを軸方向へ移送させ るのに用いられる過大な力を必要とせず、そしてそのデカンタ遠心分離機が過少 の容量となることなく、それができるだけ液体と分離されるようなデカンタ遠心 分離機を提供することである。 この目的は、本発明により、中心軸を有し、そしてこの中心軸を取り囲んでい る次のような分離室、すなわち上記粒子含有液体を受け取るための入口と、分離 された液体をこの分離室の或る予め定められた半径方向水準においてこの分離室 から排出させるための出口と、及びスラッジのための出口とを有する分離室を形 成する外側ドラム、外側ドラムの中に配置されている内側ドラム、上記各ドラム を上記中心軸の周りに異なった速度で回転させるための手段、及び内側ドラムに より担持されていて、分離された固体粒子により主として形成されているスラッ ジを或る予め定められた軸方向へ移送するように形成されている、分離室の中で 上記予め定められた半径方向水準の半径方向外側に位置する各ブレードを含むデ カンタ遠心分離機によって達成される。本発明に従うデカンタ遠心分離機の特徴 は、上記各ブレードが、平行に連続して並んで列をなしていて、内側ドラムの周 方行に見て互いに或る間隔を置いて配置されており、そしてそれらの各々が上記 中心軸の少なくとも1部の周りに或るピッチで第1の渦巻線に沿い延在している こと、それらブレードの各々が、このデカンタ遠心分離機の運転の間におけるそ の外側ドラムに対する内側ドラムの運動方向について、実質的に、中心軸の周リ に第1渦巻線のピッチと対向するピッチで延びている第2の渦巻線の1部に沿っ てそのブレードの先行前縁から後続後縁まで延びていること、及びこのデカンタ 遠心分離機の運転中にスラッジの1部を外側ドラムに関して軸方向へ排除してし まった第1のブレードの後縁と、このスラッジ部分を更に軸方向に同じ方向へ排 除するように配置された第2のブレードの前縁との間の、上記中心軸に対して実 質的に垂直の面内で見たそれらドラムの周方行の間隔が、第1の渦巻線に沿って 見たその同じ列の中の隣接する2つのブレードの間の間隔よりも実質的に大きい ことである。 この種のデカンタ遠心分離機においては、外側ドラムの中で軸方向にスラッジ の各部分の漸進的で間欠的な移送がもたらされる。各スラッジ部分の中の、ブレ ードの作用を受ける粒子は若干の撹拌を受け、その後で、或る鎮静期間の間にそ のスラッジ部分の中に包含されていた液体はそれら粒子から分離される機会が与 えられ、そしてそれら粒子はその外側ドラムの内面上に再び沈降する機会が与え られる。このようにしてスラッジは出口へ近づけば近づく程ますます液体と分離 されるようになる。このデカンタ遠心分離機においてはスラッジのほんの僅かな 部分しか各時点においてそれらブレードの作用を受けないので、スラッジの移送 に要する動力はそのデカンタ遠心分離機の中の全てのスラッジを同時に移送させ る場合に必要となる動力のほんの1部分にしか過ぎない。 各ブレードが、上記2つの渦巻線が逆方向のそれぞれのピッチを有するように 配置されていることによって、各列のそれぞれのブレードは比較的乾燥したスラ ッジが隣接のブレードの間に堆積して内側ドラムの回転により連行される危険な しに、互いに近接して配置されることができる。これは、スラッジのための、隣 接の2つのブレードの間の空所を通り過ぎるための有効流路面積が、それらドラ ムの周方行への運動に際してスラッジがその中間空所へ進入するところで最少で あり、そしてスラッジの流れ方向がその上のブレードの作動によって変えられる ときに増大するからである。 本発明によって示されるように、内側ドラムの上の各ブレードの配置により、 有利なスラッジ移送能力が、このスラッジの移送のために不必要に大きな動力を 必要とすることなく液体とスラッジとを分離する有利な前提条件と組み合わされ る。 本発明の技術的範囲内でその内側ドラムはいかなる好適な形状を有していても よい。しかしながらこれは好ましくは実質的に中実で、すなわち穿孔されていな い、それらブレードを支持する周壁を有する。好ましくはこの周壁は、それらブ レードの間でその周壁へ到達するスラッジが内側ドラムの回転に際して不必要に 移動されないように円形の断面を有するのがよい。更に、このドラムには好まし くは運転の間に外側ドラムの中のそれらブレード列の間に存在するスラッジに影 響を及ぼすような部材が存在しないのがよい。 本発明の好ましい具体例の1つにおいて、各ブレードは内側ドラムに最も近接 して位置しており、そして上記中心軸の周りの内側渦巻線に沿って延びている半 径方向内側部分と、及び外側ドラムに最も近接して位置しており、そして同じ中 心軸の周りの外側渦巻線に沿って延びる半径方向外側部分とを有し、その際上記 内側渦巻線は上記外側渦巻線より大きなピッチを有している。更に、粒子の移送 方向を向いている各ブレードの側面は、好ましくは凹面状になっており、それに よってこのブレードはすき(plough)のそれに似た作用を有する。これによって、 その外側ドラムの周壁に最も近接して位置しており、そして比較的乾燥し、かつ 重質のスラッジの部分を運転の間に徐々に持ち上げ、そしてこの種のスラッジを 、まだ乾燥して重質となるための時間を経ていないスラッジの上面に被覆するこ とが可能である。これが移送されているスラッジの良好な圧縮に貢献する。 所望の場合には、各ブレード列の中のそれぞれのブレードは異なった幅、すな わちそれらのそれぞれの上記第2渦巻線に沿って異なった延長長さを有すること ができる。たとえば、これらのブレードはそれらの配置がスラッジの出口に近け れば近い程そのような幅は小さくなっていることができる。しかし、各ブレード 列の中のそれらブレードは実質的に同等の幅を有するのが好ましい。 上記においては内側ドラムが2列以上の間隔を置いて隔たったブレード列を支 持していることを仮定している。しかしながら本発明は、内側ドラムがただ1列 の、上記中心軸の少なくとも1部を取り巻いている或る渦巻線、すなわち上述の 第1渦巻線、に沿って或るピッチで延びているブレード列しか支持していない場 合でも適用可能である。この場合にはそのブレード列の中の2つの隣接するブレ ード、すなわちスラッジ移送のための上記予め定められた軸方向に見て前方のブ レードと後方のブレードとを、後方ブレードの後縁が軸方向において前方ブレー ドの前縁の前に位置しているように配置することが必要である。 或るブレード列は、内側ドラムの全軸方向長さに沿う全く同一の渦巻線に連続 的に沿って延びている必要はない。例えば、内側ドラムは異なったそれぞれの渦 巻線に沿って延び、そして本発明において上に定義した原理の範囲内でいかなる 所望の態様で配置されていてもよいいくつかの比較的短いブレード列を有するこ ともできる。 更に、そしてしばしば有利でもあるが、本発明に従う1列以上のブレード列を 内側ドラムの上の1つ以上の従来のスラッジコンベヤスクリューと組み合わせる ことが可能である。すなわち、内側ドラムは、好ましくは外側ドラムのスラッジ 出口に最も近く位置しているこのものの末端部分の上に、特にこの出口に最も近 接して位置している外側ドラムの部分が円錐状であって、外側ドラムの中の自由 液面の内側で半径方向へ延びているときに、従来のコンベヤスクリューを支持し ていることができる。 更に、内側ドラムはこのものの、外側ドラムの分離された液体の出口に最も近 く位置している末端の上においても、ブレードに代えて従来のコンベヤスクリュ ーを有しているのが適当である。これによって、この出口に最も近く近接して位 置している外側ドラム内側部分は分離されたスラッジが存在しないようにより容 易に維持することができ、それによってこのデカンタ遠心分離機を出てゆく分離 された液体はできるだけ固体粒子が除かれる。 以下において本発明を添付の図面の参照のもとに更に詳細に記述する。添付の 図面において第1図は本発明の第1具体例に従い設計されたデカンタ遠心分離機 を部分断面図で示す。第2図は、実質的に第1図に示した類のデカンタ遠心分離 機における内側ドラムの周壁の上の多数のブレードの配置を図式的に示す。第3 図は、本発明の第2の具体例を示す。第1図のデカンタ遠心分離機は外側ドラム 1を含み、これは円筒状の部分1a、及びこれと結合している截頭円錐状の部分 1bを有し、そしてその一方の端において端壁2、そしてもう一方の末端に端壁 3を有している。このドラム1は分離室4を形成し、取り囲んでいる。 外側ドラム1の内部に、同様に実質的に円筒状の内側ドラム5が配置されてい る。この内側ドラム5はその軸方向延長の最大部分に沿ってその外側側面の上に 或る態様でいくつかの個別のブレード6及び7を支持しており、一方、これは外 側ドラム1の円錐状部分1bの中に位置するより小さい部分の上に渦巻状に延び るコンベヤスクリュー8を支持している。 それらブレード6及び7は2列に配置されており、その際ブレード6は渦巻線 9に沿って延びる1つの列を、そしてブレード7はそれと平行なもう1つの渦巻 線10に沿って延びるもう一方の列を形成している。第1図において点線で示し てある渦巻線9及び10は内側ドラム5の外面上にその中心軸を取り巻いて渦巻 状に延びている。この中心軸は外側ドラムの中心軸と一致している。それら2つ の中心軸は第1図においてRで示してある。 それら中心軸Rも1つの共通の回転軸を構成しており、これの周りにドラム1 及び5が回転可能である。外側ドラム1はその両端において軸受11,12によ り回転可能に支承されており、一方内側ドラム5はその両端において軸受13、 14によって外側ドラム1に対して相対的(relative to)に回転可能である。軸 受11、12は図示されていない枠によって支持されており、一方軸受13、1 4は外側ドラム1によって支持されている。 外側ドラム1はその一方の端においてベルトプーリー15を支持しており、こ れはそれ自身及びドラム1の回転のためにモータ16と駆動可能に連結されてい る。ドラム1は、そのもう一方の端において遊星ギヤボックス17を支持してい る。 図示されていない内部の歯車リムを有しているこの遊星ギヤボックス17を取 り囲むハウジングは外側ドラム1ど固定結合されているけれども、この遊星ギヤ ボックスの中の図示されていない遊星歯車はシャフト18を介して内側ドラム5 と連結されている。この遊星ギヤボックスの中の図示されていない太陽歯車は、 小型モータ20により所望の回転速度で所望の回転方向へ回転させることができ るか、又は、所望の場合に静止的に保持されることのできる短いシャフト19と 連結されている。 ドラム1の一方の端壁2は回転軸Rをめぐって均等に配分されており、それか ら予め定められた間隔で配置されているいくつかの開口21を有する。ドラム1 の反対側端においてこのものの円錐状部分1bは同様に回転軸Rを巡って均等に 分配されているけれどもこの回転軸Rから、それら開口21よりも小さい或る共 通の間隔で配置されているいくつかの開口22を有する。 静止パイプ23がベルトプーリー15の中の孔を通り、そして更に外側ドラム の端壁3を通って内側ドラム5の中まで延びており、ここでこれは受領室24の 中に開口している。内側ドラム5の周壁を通して局部的に配置されたいくつかの 穴を介してこの受領室24は外側ドラム1中の分離室4と連通している。 第2図は、第1図における内側ドラム5と類似しているけれども3つのブレー ド列25、26及び27(第1図に従う2つのブレード列6、7の代わりに)が 設けられている内側ドラムの周壁の1部を平面に展開して示す。1点鎖線28は 、第1図の回転軸Rに相当するそのドラムの回転軸の延長を示す。点線29a及 び29bはそれぞれその線又は回転軸28に垂直な2つの異なった平面を示し、 そして点線29cは、各ブレード25−27のそれぞれがそれに沿って延在して いるような渦巻線の1部を示す。 第1の矢印30はドラムの回転方向、すなわち線28に対する各ブレード25 −27の運動方向を示じ、そして第2の矢印31は第1図の開口22に相当する 仮想の外側ドラムのスラッジ出口開口ヘ向かう方向を示す。 第1図に示されているデカンタ遠心分離機の運転を以下に記述する。この場合 にも第2図を参照し、そして第2図のドラムが3つのブレード列を有しているの に対して第1図のドラムがそのような列を2つしか有していないことは無視され る。 モータ16によって外側ドラム1は回転軸Rの周りに回転される。これによっ て内側ドラム5も遊星歯車17の作用により同じ方向へ、但し若干異なった、好 ましくはドラム1よりも低い速度で回転するに至る。モータ20によつて内側ド ラムの所望の回転速度を設定することができる。或る適当な検出されたパラメー タ、例えばスラッジ出口22を通ってこのデカンタ遠心分離機から出てゆくスラ ッジの乾燥分含有量、又は内側ドラム5が受けるトルク等に依存してモータ20 の速度を自動的に制御するために、制御手段(図示されていない)を配置するこ とができる。 それらドラム1及び5が回転したときに、液体と、この液体の中に懸濁してい てこの液体よりも大きな密度を有する固体粒子との混合物が入口パイプ23を通 して供給される。受領室24を通ってこの混合物は、ドラム1の円筒状部分1a がドラムの円錐状部分1bと連結される領域の近傍において分離室4の中へ進入 する。この混合物は内側ドラム5の周囲の分離室4の中へ分配されてドラム1の 端壁2の中の開口21へ向かって流れる。 開口21の、回転軸Rから最も遠くに位置している縁部は、それら開口21を 通ってそのドラムを出てゆく液体のための出口部材、すなわち溢流出口を形成し ている。これらの縁部は回転軸Rから或る予め定められた距離のところに位置し ており、そして分離室4の中の液体混合物がこの分離室の中の或る予め定められ た半径方向水準において実質的に円筒状の自由液面を形成することをもたらす。 この供給された混合物はドラム1の回転とともに連行され、また従って遠心力を 受けるので、この混合物によって、ドラム1の周壁に最も近い位置に主として粒 子よりなるスラッジ層と、及びこのスラッジ層の半径方向内側に位置する主とし て液体よりなる層とが形成される。出口開口21の方向へ流れてゆく間にその液 体は次第に粒子と分離され、そのようにして各粒子は上記のスラッジ層の中に集 められる。ドラム1の周壁へ向かって沈降するスラッジ層はこれと実質的に同じ 速度で回転する。 内側ドラムの各ブレード6、7は、それらが上記スラッジ層の中に半径方向へ 延び出すように形成されている。それらはまた、それらがドラム1に対して、ま た従ってスラッジ層に対しても相対的に動いたときにこのスラッジ層がドラム1 の開口22へ向かう方向へ次第に軸方向に移送されることをもたらす。これらの 開口はドラムの、分離された固体粒子のための出口を構成する。ドラム1の円錐 状部分1bの中でそのスラッジ層はその連続して延びているコンベヤスクリュー 8によってそれら開口22へ軸方向に移送される。 それらブレード6、7の作用を以下に第2図を参照して説明する。 各ブレード25−27は上述したスラッジ層に関してそのブレードの運動方向 30について先行前縁32と後続後縁33とを有する。内側ドラムの回転に際し て各ブレードは線29aと線29bとの間の距離に相当して矢印31で示す方向 へスラッジの少量または部分量を軸方向へ僅かな距離だけ押しやる。このスラッ ジの部分は最初、そのブレードの先行前縁32と接触して移動され、次いでその ブレードの31の方向へ向いている一方の側面からそのブレードの後続後縁33 までスライドされる。線29bの延長により理解できるように、上述した運動の 途中でブレード26により或る僅かな距離だけ軸方向へ移動してしまつたスラッ ジ部分は、次に或る時間の間、外側ドラム1の中でそのままに放置された後で、 これがブレード27の先行前縁と接触するに至る。この後でそのスラッジ部分は このブレード27によって31の方向へ更に成る距離だけ軸方向へ動かされる。 各ブレードはこれがそのスラッジ層を通して動くことにより引き続く1連のス ラッジ部分の軸方向の変位の外に、そのスラッジ層の中の粒子の局部的な撹拌が もたらされる。或るスラッジ部分の中の粒子のそのような局部的な撹拌が生じた 後でそれら粒子に、これらがもう一つの撹拌が生ずる前にそれらの周囲に存在し ている液体と分離される機会が与えられる。このようにしてそのスラッジは出口 開口22(第1図)へ向かって移動する途中で中間に起る乱されない遠心分離の 周期とともに間欠的な撹乱を受ける。 点線34は同じブレード列の中の隣り合った各ブレードの間の空間の中へ移動 してくるスラッジ部分が到達できる開口の全く軸方向の延長距離を、そして点線 35はそのブレード列自身により形成される.渦巻線に沿う方向に見た同じ各ブ レードの間の距離を示す。見られるように、この距離35は距離34よりも大き く、このことは2つのブレードの間の中間部へ進入してくるスラッジ部分がそれ らブレードの間で固く保持される危険性は小さいことを意昧する。 各ブレードの効果を改善するために、これらは好ましくは、すきが土壌層を通 して動かされるときと同じ作用をもたらすように形成される。言い換えれば、各 ブレードはこのブレードが次々に遭遇してそのスラッジ層を通して動いてゆく途 中で軸方向へ動かされるスラッジ部分を持ち上げて実質的にひっくり返すように 形成されている。これにより、液体がスラッジ層の中に個別の固体粒子の架橋形 成の結果として保持される危険性が最小限になる。このようにして最も乾燥し、 かつそれによって最も重質となったスラッジの部分はより乾燥度の低いスラッジ の部分の上に積み上げられるので、そのスラッジの乾燥度のより低い部分がより 迅速に圧縮されてその中に含まれている液体を押し出すことも達成される。 この目的のためにブレードには好ましくはそのスラッジ層の移送方向を向いて いる側面が、第1図に見ることができるように、凹面状であるような形状が与え られる。更にまた同様に、第1図から見られるように、各ブレードは内側ドラム に最も近接して位置していて上記中心軸を巡る内側渦巻線に沿って延びる半径方 向内側の部分と、及び外側ドラムに最も接近して位置し、そして同じ中心軸の周 りの外側渦巻線に沿つて延びる半径方向外側の部分とを有し、その際上記内側渦 巻線は外側渦巻線よりも大きなピッチを有している。 第3図のデカンタ遠心分離機は、第1図のそれとただ2つの点においてのみ異 なっている。 まず第1に、内側ドラム5はそのスラッジ出口開口22に最も近接して位置す る末端部分において、第1図中の対応するスラッジコンベヤスクリュー8よりも 若干軸方向に長い従来のスラッジコンベヤスクリュー8aを支持している。すな わち、このスラッジコンベヤスクリュー8aは外側ドラムの円錐状部分1bの全 長に沿い、そして円筒状ドラム部分1aの或る部分に沿って軸方向へ延びている 。これによってその円錐状のドラム部分1bの中でのスラッジのより効果的な軸 方向移送が達成され、・そしてドラム1のこの領域におけるスラッジの外側ドラ ム1に最も近接した比較的狭いスロットまでの軸方向の移送を既知の態様で制限 するためのより良好な条件も作り出される。この場合に、その内側ドラム5はド ラムの円筒状部分1aと、ドラムの円錐状部分1bとの間の連結領域においてバ ッフル材(図示されていない)、例えば米国特許US3,795,361又は米 国特許第US3,885,784に記述されている類のバッフル材を支持してい る゜ 第2に、その内側ドラム5は、ブレードの代わりにその液体出口開口21に最 も近接して位置するその末端部分上に従来のスラッジコンベヤスクリュー8bを 支持している。これによって出口開口21を通って流出する液体に実質的に粒子 が含まれなくなるためのより良好な条件が作り出される。更に、分離されたスラ ッジの比較的厚い層を、粒子の大部分がこれら開口21を通って流出する液体に より同伴される危険性なしに、それら出口開口21にむしろ近接したところで外 側ドラム1の中に維持することができる。 以上において、内側ドラム5が2つ又は3つのブレード列を支持している本発 明のいくつかの具体例を記述した。本発明の枠内でもちろん、このドラム5の上 に3つよりも多いブレード列が存在していてもよい。このドラム5の上に渦巻状 に延びるただ1列のブレード列を配置することも可能である。この種の本発明の 具体例の1つは、第2図において2つのブレード列25及び27を無視するなら ばこれに図式的に示されていると考えることができる。第3図におけるコンベヤ スクリュー8a及び8bと同様な、ドラムの両端部の上の従来のコンベヤスクリ ューは別として、内側ドラムの上にそのようにしてただ1つのブレード列26が 残されることになる。 本発明の、ただ1つのブレード列26を含むの具体例の1つにおいて、外側ド ラム1の中でのスラッジの満足な軸方向の移送のために2つの隣接するブレード 26(第2図参照)一外側ドラムの中でのスラッジの移送のための軸方向31の 見て1つは前方側、そしてもう1つは後方側−方向へを、後方側ブレードの後縁 33が前方側ブレードの前縁32の軸方向の前方に位置しているように配置する ことが必要である。更に、それらブレード26の各々はそれらドラムの、回転軸 28に垂直の面内で見て周方行の、外側ドラムに対して軸方向のスラッジ部分を 変位させたブレード26の後縁33と、同じ方向へその同じスラッジ部分を更に 軸方向へ移動させるためのその前方のブレード26の前縁32との間の距離が、 そのブレード列26の配置されているその渦巻線に沿う方向に見て2つの隣り合 ったブレード26の間の距離よりも実質的に大きくなるように限定された各ドラ ム1及び5に沿う長さ(延長部分;extension)を有する必要がある。 内側ドラム5がただ1つのドラム列26を支持している場合には、現れる不均 等な力を少なくするためにそれらブレードについて直径方向へドラムの上にバラ ンス重錘の列を有することが適切であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 液体の中に懸濁している、この液体の密度よりも大きな密度を有する粒子 を液体から分離し、そしてこの液体から分離された粒子を含むスラッジを圧縮す るための、 ○ 中心軸(R)を有し、そしてこの中心軸を取り囲んでいる次のような分離室 (4)、すなわち、上記粒子含有液体を受け取るための入口(23、24) と、分離された液体をこの分離室の或る予め定められた半径方向水準におい てこの分離室から排出させるための出口(21)と、及びスラッジのための 出口(22)とを有する分離室(4)を形成する外側ドラム(1)、 ○ 外側ドラム(1)の中に配置されている内側ドラム(5)、 ○ 上記各ドラム(1、5)を上記中心軸(R)の周りに異なった速度で回転さ せるための手段(15−20)、及び ○ 内側ドラム(5)により担持されていて、分離された固体粒子により主とし て形成されているスラッジを或る予め定められた軸方向(31)へ移送する ように形成されている、分離室(4)の中で上記予め定められた半径方向水 準の半径方向外側に位置する各ブレード(6、7) を含むデカンタ遠心分離機において、 ○ 上記各ブレード(6、7)が、平行に連続して並んで列をなしていて、内側 ドラム(5)の周方行に見て互いに或る間隔を置いて配置されており、そし てそれらの各々が上記中心軸(R)の少なくとも1部の周りに或るピッチで 第1の渦巻線(9、10)に沿い延在していること、 ○ それらブレード(6、7)の各々が、このデカンタ遠心分離機の運転の間に おけるその外側ドラム(1)に対する内側ドラム(5)の運動方向(30) について、実質的に、中心軸の周りに第1渦巻線(9、10)のピッチと対 向するピッチで延びている第2の渦巻線(29c)の1部に沿ってそのブレ ードの先行前縁(32)から後続後縁(33)まで延びていること、及び ○ このデカンタ遠心分離機の運転中にスラッジの1部を外側ドラムに関して軸 方向へ排除してしまった第1のブレード(26)の後縁(33)と、このス ラッジ部分を更に軸方向に同じ方向へ排除するように配置された第2のブレ ード(27)の前縁(32)との間の、上記中心軸(R)に対して実質的に 垂直の面内で見たそれらドラムの周方行の間隔が、第1の渦巻線(9、19 ) に沿って見たその同じ列の中の隣接する2つのブレードの間の間隔よりも 実 質的に大きいこと を特徴とする、上記デカンタ遠心分離機。 2. 内側ドラム(5)が、平行な2列のブレード列(6、7)を担持している 、請求の範囲1に従うデカンタ遠心分離機。 3. 内側ドラム(5)が、平行な3列のブレード列(25−27)を担持して いる、請求の範囲1に従うデカンタ遠心分離機。 4. 内側ドラム(5)、が、運転の間に上記のスラッジ部分が上記第1ブレー ド(26)と上記第2ブレード(27)との間に位置しているときに、該スラッ ジ部分に作用を及ぼすことができるような部材を含まない、請求の範囲1ないし 3のいずれか1つに従うデカンタ遠心分離機。 5. 液体の中に懸濁している、この液体の密度よりも大きな密度を有する粒子 を除去し、そしてその液体と分離された粒子を含むスラッジを圧縮するための、 ○ 中心軸(28)を有し、そしてこの中心軸を取り囲んでいる次のような分離 室、すなわち、上記粒子含有液体を受け取るための入口(23、24)と、 分離された液体をこの分離室の或る予め定められた半径方向水準においてこ の分離室から排出させるための出口(21)と、及びスラッジのための出口 (22)とを有する分離室(4)を形成する外側ドラム(1)、 ○ 外側ドラム(1)の中に配置されている内側ドラム(5)、 ○ 上記各ドラム(1、5)を上記中心軸(28)の周りに異なった速度で回転 させるための手段(15−20)、及び ○ 内側ドラム(5)により担持されていて、分離された固体粒子により主とし て形成されているスラッジを或る予め定められた軸方向(31)へ移送する ように形成されている、分離室(4)の中で上記予め定められた半径方向水 準の半径方向外側に位置する各ブレード(26) を含むデカンタ遠心分離機において、 ○ 上記各ブレード(26)が、上記中心軸(28)の少なくとも1部を取り巻 く第1の渦巻線に沿い或るピッチで延在しているただ1つのブレード列の中 に配置されていること、 ○ それらブレード(26)の各々が、このデカンタ遠心分離機の運転の間にお けるその外側ドラムに対する内側ドラムの運動方向(30)について、実質 的に、中心軸の周りに第1渦巻線のピッチと対向するピッチで延びている第 2の渦巻線(29c)の1部に沿ってそのブレードの先行前縁(32)から 後続後縁(33)まで延びていること、及び 記予め定められた軸方向(31)に見て前方側ブレードと後方側ブレードと 軸方向前方に位置するように配置されていること、及び ○ このデカンタ遠心分離機の運転中にスラッジの1部を外側ドラムに関して軸 方向へ排除してしまつた後方ブレード(26)の上記後縁(33)と、この スラッジ部分を更に軸方向に同じ方向へ排除するように配置された前方ブレ ード(26)の上記前縁(32)との間の、上記中心軸(28)に対して実 質的に垂直の面内で見たそれらドラムの周方行の間隔が、上記第1渦巻線に 沿って見たその隣接する2つのブレード(26)の間の間隔よりも実質的に 大きいこと を特徴とする、上記デカンタ遠心分離機。 6. 内側ドラム(5)が、内側ドラムの外側ドラムに対する運動の際に上記ス ラッジ部分を移動させるのに貢献し得る部材をその同じブレード列の中の隣接す るブレードの間に有していない、請求の範囲1ないし5のいずれか1つに従うデ カンタ遠心分離機。 7. それらブレード(6、7、26)の各々が、内側ドラム(5)に最も接近 して位置しており、かつ上記中心軸(R、28)を取り巻く或る内側渦巻線に沿 って延びている半径方向内側の部分と、及び外側ドラム(1)に最も接近して位 置しており、かつその同じ中心軸の周りの或る外側渦巻線に沿って延びている半 径方向外側の部分とを有し、その際上記内側渦巻線が上記外側渦巻線よりも大き なピッチを有している、請求の範囲1ないし6のいずれか1つに従うデカンタ遠 心分離機。 8. スラッジの移送方向(31)を向いている各ブレードの側面が凹面状であ って、それによりそのブレードがすきに似た作用をする、請求の範囲1ないし7 のいずれか1つに従うデカンタ遠心分離機。 9. 内側ドラム(5)が上記各ブレード(6、7)を担持している実質的に中 実の(すなわち穿孔されていない)周壁を有している、請求の範囲1ないし8の いずれか1つに従うデカンタ遠心分離機。 10. 各ブレード列の中のそれぞれのブレードが、それらのそれぞれの第2の 渦巻線に沿っての実質的に同一の延長長さを有する、請求の範囲1ないし9のい ずれか1つに従うデカンタ遠心分離機。
JP09523556A 1995-12-21 1996-12-10 デカンタ遠心分離機 Pending JP2000502601A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9504577A SE505557C2 (sv) 1995-12-21 1995-12-21 Dekantercentrifug
SE9504577-9 1995-12-21
PCT/SE1996/001622 WO1997023295A1 (en) 1995-12-21 1996-12-10 Decanter centrifuge

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000502601A true JP2000502601A (ja) 2000-03-07
JP2000502601A5 JP2000502601A5 (ja) 2010-04-22

Family

ID=20400667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09523556A Pending JP2000502601A (ja) 1995-12-21 1996-12-10 デカンタ遠心分離機

Country Status (10)

Country Link
US (1) US6004255A (ja)
EP (1) EP0868217B1 (ja)
JP (1) JP2000502601A (ja)
AU (1) AU1216197A (ja)
CA (1) CA2237726C (ja)
DE (1) DE69612868T2 (ja)
DK (1) DK0868217T3 (ja)
ES (1) ES2159058T3 (ja)
SE (1) SE505557C2 (ja)
WO (1) WO1997023295A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943692B1 (ko) * 2002-04-22 2010-02-22 알파 라발 코펜하겐 아/에스 디캔터 원심분리기
JP2015131275A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 遠心脱水装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1298645B1 (it) * 1998-03-20 2000-01-12 Nuova Maip Macchine Agric Coclea per estrattori centrifughi con elica dotata di almeno un'interruzione del suo sviluppo
DE10000789A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-12 Frische Gmbh Zweiphasendekanter zum Trennen zweier flüssigr Phasen unterschiedlicher Dichte
DE10055798A1 (de) * 2000-11-10 2002-05-23 Westfalia Separator Ind Gmbh Schnecke für eine Vollmantel-Schneckenzentrifuge und Verfahren zur Ölgewinnung mit einer Vollmantel-Schneckenzentrifuge
DE50108585D1 (de) 2000-11-14 2006-02-02 Westfalia Separator Ag Vollmantel-schneckenzentrifuge mit verteiler
DE20208119U1 (de) * 2002-05-24 2002-08-14 Hiller Gmbh Dekantierzentrifuge für die Gewinnung von Frucht- oder Gemüsesäften
DE102005061461A1 (de) * 2005-12-22 2007-07-05 Westfalia Separator Ag Vollmantel-Schneckenzentrifuge
US7840195B2 (en) * 2006-04-28 2010-11-23 Infineon Technologies Ag Multifunction-RF-circuit
DE102011122322A1 (de) * 2011-12-23 2013-06-27 Mann + Hummel Gmbh Fliehkraftabscheider und Filteranordnung
CA2877520A1 (en) 2012-06-15 2013-12-19 650438 Alberta Ltd. Method and system for separation of suspensions
CN103586141B (zh) * 2012-08-15 2016-09-28 钦州鑫能源科技有限公司 离心分离装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE548955C (de) * 1932-04-21 Metallgesellschaft Ag Auf einer inneren Trommel vorgesehene, sich gegen die Schleudertrommel federnd anlegende Ausraeumerschaufeln
GB733515A (en) * 1952-05-28 1955-07-13 Separator Ab Improvements in or relating to the separating of liquids and solids
US3885784A (en) * 1971-01-27 1975-05-27 Thomson Csf Document singling arrangement
US3795361A (en) * 1972-09-06 1974-03-05 Pennwalt Corp Centrifuge apparatus
DE3301099A1 (de) * 1983-01-14 1984-12-06 KHD Humboldt Wedag AG, 5000 Köln Vorrichtung zur entfeuchtung von schlamm im zentrifugalfeld einer vollmantel-zentrifuge
DE3318793A1 (de) * 1983-05-24 1985-01-24 KHD Humboldt Wedag AG, 5000 Köln Vorrichtung zum entfeuchten von schlamm
GB2187373B (en) * 1986-03-04 1989-11-15 Nigel William Meek Apparatus for dispensing material
DE3608664A1 (de) * 1986-03-14 1987-09-17 Krauss Maffei Ag Vollmantelzentrifuge
GB8620436D0 (en) * 1986-08-22 1986-10-01 Mozley R H Centrifugal solids-liquids separator
DE68919548D1 (de) * 1988-06-24 1995-01-12 Mozley Ltd Richard Festflüssig-Separator.
US5222935A (en) * 1991-06-21 1993-06-29 Flottweg Gmbh Centrifuge with a screw and bristles for separating a suspension into a solids phase and at least one liquid phase

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943692B1 (ko) * 2002-04-22 2010-02-22 알파 라발 코펜하겐 아/에스 디캔터 원심분리기
JP2015131275A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 遠心脱水装置
WO2015107989A1 (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 遠心脱水装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0868217B1 (en) 2001-05-16
SE505557C2 (sv) 1997-09-15
DK0868217T3 (da) 2001-08-06
CA2237726C (en) 2004-10-05
ES2159058T3 (es) 2001-09-16
WO1997023295A1 (en) 1997-07-03
AU1216197A (en) 1997-07-17
EP0868217A1 (en) 1998-10-07
US6004255A (en) 1999-12-21
SE9504577D0 (sv) 1995-12-21
SE9504577L (sv) 1997-06-22
DE69612868T2 (de) 2001-08-30
CA2237726A1 (en) 1997-07-03
DE69612868D1 (de) 2001-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4190194A (en) Solids liquid separating centrifuge with solids classification
US4617010A (en) Apparatus for the partial dehydration of sludge in the centrifuge field of a solid jacket centrifuge
JP2000502601A (ja) デカンタ遠心分離機
JPH11501865A (ja) 分別装置
US6451213B2 (en) Methods and apparatus for de-watering sludge
CA1167818A (en) Solids-liquid slurry separating centrifuge
RU2223151C2 (ru) Центрифуга с дополнительной секцией ротора
JPS59206062A (ja) 固体ボウル遠心分離機
EP0897752B1 (en) Centrifuge with cake churning
JPH0242951B2 (ja)
JP2002518159A (ja) 遠心沈降分離機
US5958235A (en) Continuous-feed filtering- or screening-type centrifuge with reslurrying and dewatering
US5234400A (en) Method and apparatus for the separation, particularly classification of a solids/liquid mixture
JPH06269697A (ja) デカンター型遠心分離機
JPH04193363A (ja) デカンタ型遠心分離機
RU2482922C2 (ru) Центрифуга с сетчатой корзиной
US5792039A (en) Decanter centrifuge for separating feed suspension into fractions and method for operating same
JPH07508453A (ja) 材料を分離するための装置
GB2083381A (en) Uniflow decanter centrifuge
JPH10151369A (ja) 多層混合物の遠心分離方法及びスクリューデカンター型遠心分離装置
EP0258012A2 (en) A centrifugal solids-liquids separator
RU2185892C2 (ru) Центрифуга для разделения суспензий
JP2002126579A (ja) 遠心分離脱水装置
JP2002528257A (ja) 流体、粒子分離装置及び分離方法
EP2813272B1 (fr) Installation de tamisage d'un effluent chargé de matières en suspension

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091027

A524 Written submission of copy of amendment under section 19 (pct)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20100301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20100416

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100419

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100520

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20101007

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20101126