JP2000500189A - パルプ懸濁液を処理する方法及び装置 - Google Patents

パルプ懸濁液を処理する方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、パルプ懸濁液がスクリーン・バスケットの内壁に沿って回転スクリューにより搬送されながら、パルプ懸濁液が遠心力の影響を受け、同時に脱水されるように、パルプ懸濁液が回転軸に関して対称な、高速で回転する、透過性のスクリーン・バスケットの中で回転する、パルプ懸濁液を処理する方法に関している。本発明は、その懸濁液がスクリーン・バスケットへの入口に配置されている手段により回転を付与されること、及び、前記スクリューの外縁がスクリーン・バスケットにもたれかかり、そして前記スクリューがスクリーン・バスケットの内壁をこすって動くようにスクリーン・バスケットより高速で回転することを特徴としている。本発明はまたその方法を実施するための装置に関しており、その装置は、ハウジング(12)、前記ハウジング(12)の中で回転可能に配置され、スクリーン開口部を備えたスクリーン・バスケット(20)、前記スクリーン・バスケット(20)の中で回転可能に配置され、スクリュー・ブレード(79)を備えているスクリュー本体(72)、処理すべきパルプ懸濁液のための前記スクリーン・バスケット(20)への入口(59)、処理されたパルプ懸濁液のための前記スクリーン・バスケット(20)からの出口(46,52)、及び、分離された液体のための前記ハウジング(12)からの出口(62,64)により構成されている。その装置は、前記スクリーン・バスケット(20)が駆動エレメント(30)により歯車かみ合いで配置された動力伝達装置(26)を経由して回転することが可能であること、前記スクリュー本体(72)が前記駆動エレメント(30)により歯車かみ合いで配置された動力伝達装置(84)を経由して回転することが可能であること、前記スクリュー本体(72)のスクリュー・ブレード(79)が前記スクリーン・バスケット(20)の内側にもたれかかり、そのため前記スクリュー・ブレード(79)は前記スクリーン・バスケット(20)の内側にスクレーピング効果を持ち、前記動力伝達装置(26,84)の歯車かみ合いは前記スクリュー本体(79)が前記スクリーン・バスケット(20)よりも早く回転するように選択されていること、及び、パルプ懸濁液の回転を開始するためのエレメント(102)が前記スクリーン・バスケット(20)への入口(59)に配置され、前記エレメント(102)はパルプ懸濁液が前記スクリーン・バスケット(20)に流入した際パルプ懸濁液が回転するようにすることができることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 パルプ懸濁液を処理する方法及び装置 技術分野 本発明はパルプ懸濁液を処理する方法及び装置に関している。ここで懸濁液は 回転軸に関して対称な、高速で回転する、液体を通過させるスクリーン・バスケ ットの中で回転し、そのため懸濁液は遠心力の影響を受け、スクリーン・バスケ ットの内壁に沿って回転スクリューにより搬送されながら同時に脱水される。 技術の状態 紙パルプ生産中、繊維材料はプロセスの種々のステージでの処理に依存して繰 り返し希釈され、脱水される。沢山の異なった装置、例えば吸込フィルター、ス クリュー・プレス、ローラー・プレス及び遠心分離機がこの目的のために開発さ れてきた。30%までの高乾燥物質濃度を達成するためには大きな力、したがっ て大型の動力消費装置が必要となる。そのような高乾燥物質濃度に脱水するため にしばしば使用される方法はパルプ懸濁液の遠心分離にある。その装置は、遠心 力がバスケット内壁の方に懸濁液を駆りたて、液体に圧力で壁を通過させるため の、液体通過可能の回転バスケットをしばしば含んでいる。そのシステムが満足 に機能するためには、懸濁液は、一方ではバスケットを横切って分散し、他方で は脱水中及び脱水後前方へ搬送されなければならない。液体通過可能のバスケッ トが繊維で詰まらないことを保証 することも必要である。懸濁液を分散させ、搬送する目的でスクリーン・バスケ ットの中にスクリューを配置することは通常行われている。しかしながら、円筒 型スクリーン・バスケットが使用される時、繊維の塊を動かすための実質的な力 が要求される。さらに、繊維の塊が搬送中スクリュー・ブレードに向かって集合 し、脱水を妨げる傾向がある。 今一つの問題は、回転を懸濁液に伝えるスクリーン・バスケットの内壁にのみ 懸濁液が存在するためスクリーン・バスケットの中で懸濁液を回転させるのが困 難であることである。エネルギー伝達は大量の水を含むパルプ懸濁液の場合貧弱 である。そのことは、液が回転に関係なくスクリーン・バスケットの中で非常に ゆっくりとのみ回転し始め、長時間をかけてやっと効率的な脱水を保証するのに 十分な遠心力を得ることを示している。スクリーン・バスケットの閉塞は付加的 な問題である。これを解決する試みは、例えば、外側から作用し、スクリーン・ バスケットに向けて空気か液体を吹きつけるノズルのような、種々の要素を利用 している。 本発明の説明 本発明の目的は上記の不利を排除し、同時にパルプ懸濁液を遠心分離する際に 固有な利益を開発することである。この目的は、液体が回転軸に関して対称な、 回転する液体通過可能のチャンバーの中で回転を与えられ、その液体通過可能の チャンバーの内壁に沿って回転スクリ ューにより搬送される、液体処理方法により達成される。ここで、スクリューの 外縁は液体通過内壁にもたれかかり、液体通過可能のチャンバーより早い速度で 回転する。そのため、スクリューは液体通過可能のチャンバーの内壁をこすり、 液体が液体通過チャンバーへの入口に配置された手段により回転を与えられるこ とを特徴とする。その目的は上記の方法を実施する装置によっても達成される。 本発明はまた脱水と洗浄を同時に行う洗浄装置も含んでいる。 図面の説明 本発明の好ましい実施例を以下に説明するため、次の添付図面を参照する。 第1図は本発明による装置の好ましい実施例の縦断面図を示す。 第2図は第1図のA−A断面に沿う横断面図である。 好ましい実施例の説明 第1図は、番号10で一般的に表示される、本発明による好ましい装置を示し ている。その装置は、好ましくは円筒形であり、示された実施例では中心線Cが 垂直になるように配置されたハウジング12を含んでいる。しかしながら、その ハウジングは中心線Cが水平になるように置くことができると理解すべきである 。ハウジング12は二つの端壁、すなわち上部端壁14及び下部端壁16を備え ている。バスケット20は以下においてスクリーン・バスケットと呼ぶことにす るが、これは回転軸 に関して対称であり、スクリーン開口部を備えている。その回転軸はハウジング の中心線Cと一致しており、ハウジング12の内側に配置されている。好ましい 実施例においては、スクリーン・バスケット20は下端壁16から上端壁14に 向かって直径が少しずつ増えていくような円錐形状に成形されている。 実質的に半径方向に伸びる3本のアーム22がスクリーン・バスケット20の 上端に取り付けられている。それらのアームはそれらの交差点において中空シャ フト24を備えており、その中空シャフトの回転軸はスクリーン・バスケット2 0の回転軸に一致する。そのシャフト24は上端壁14を貫通し、軸受25によ り回転可能に取り付けられている。そのシャフト24の上端は適当なタイプの、 そして駆動エレメント30、便宜的には電動機の出力軸28からシャフト24へ 回転を伝達することのできる適当なかみ合い歯車を持つ動力伝達装置26を備え ている。アーム22のそれぞれは本質的に半径方向部分32から本質的に垂直方 向部分34に向かって変化し、その垂直方向部分の半径方向長さはスクリーン・ バスケット20の上部直径より大きいが、ハウジング12の直径より幾分小さく 、それによりギャップ36がハウジング12の内壁とアーム22の垂直部分34 との間に形成される。アーム22は本質的に半径方向に伸びる端部40によりス クリーン・バスケット20に接続する。 環状壁42がアーム22の端部40から或程度軸方向 に離れた位置においてハウジング12の内壁に取り付けられており、そのため、 ギャップ44が環状壁42と端部40との間に形成される。環状壁42はスクリ ーン・バスケット20に対して端部40へのその取付部に接近した位置でシール する。ハウジング12の上部のこの設計は、ハウジング12の内面、端壁14及 び環状壁42の間の、ここでは出口チャンバーと称するチャンバー46の形成を もたらす。 アーム22は、アームの垂直部分に、ギャップ36を隔てたハウジングの内壁 に対して作用するスクレーパー48を、そして、アームの端部40に、ギャップ 44を隔てた環状壁42に対して作用するスクレーパー50を備えている。環状 壁42の一部に取り付けられたパイプ接続部52が出口チャンバー46と処理さ れた懸濁液のためのパイプ・システム(図示せず)との間を連通させる。 スクリーン・バスケット20の下端は中空の貫通した入口59を持つ円筒形状 支持体56の上部に配置された半径方向に伸びるフランジ54に取り付けられて いる。本質的に半径方向に向いたブレード57がスクリーン・バスケット20と フランジとの間の接合部の内側に配置されている。支持体56は環状支持壁60 に取り付けられている軸受58の中に回転可能に取り付けられている。支持壁6 0は順次ハウジング12の内壁に取り付けられている。この設計はスクリーン・ バスケット20とハウ ジング12の内壁との間の、ここではリゼクト空間と称する円筒形空間62を提 供する。その空間は環状壁42と支持壁60とにより軸方向に仕切られている。 支持壁60に取り付けられているパイプ接続部64はハウジングを突き抜けて伸 び、リゼクト空間62と、懸濁液から抜き出される液のためのパイプ・システム (図示せず)との間を連通させる。 数字70で一般的に示されるスクリュー装置はスクリュー・バスケット20の 中に配置されている。スクリュー装置70は、以下においてはスクリュー本体と 称する、回転軸に関して対称な本体72から成り、その回転軸はスクリーン・バ スケット20の回転軸と一致する。上端壁74及び下端壁76がスクリュー体7 2に取り付けられている。長手方向の断面においては、スクリュー体72の側壁 はスクリーン・バスケット20と同じ円錐形状を持ち、そのため、環状ギャップ 78が側壁とスクリーン・バスケットとの間に形成される。らせん形状のスクリ ュー・ブレード79が下端壁76から上端壁74までのスクリュー体72の外壁 上に配置されている。スクリュー・ブレード79はその長さ全体に沿って、その 外縁がバスケット20の内壁にもたれかかるような幅を持っている。スクリュー ・ブレード79はこのようにして空間78の中で作用する。シャフト80は上端 壁74に取り付けられている。シャフト80は中空シャフト24を貫通して伸び ており、その上端において軸受82の中に 回転可能に取り付けられている。適当なかみ合い歯車を持つ動力伝達装置84が シャフト80を駆動エレメント30の出力軸28に接続する。 中空シャフト86が下端壁76に取り付けられている。そのシャフト86は、 その下端壁を上方へ貫通してスクリュー本体72の内部へ伸び、また円筒形支持 体56を下方へ貫通して伸びている。シャフト86は支持壁90に取り付けられ た軸受88の中に回転可能に取り付けられている。支持壁90は支持壁60の下 方の離れた位置にハウジング12の内壁に順次しっかりと取り付けられている。 パイプ接続部92がスタッフィング・ボックス94を介してシャフト86の端部 に取り付けられている。パイプ接続部92は洗浄液を供給するためのパイプ・シ ステム(図示せず)に結合している。 入口ボックス96が円筒形支持体56の下部とシャフト86の周囲に配置され ている。入口ボックス96は支持エレメント98を介してハウジング12に取り 付けられており、円筒形支持体56に対して部分的に、そしてシャフト86に対 して部分的にシールする。パイプ・システム(図示せず)が処理されるべきパイ プ懸濁液を供給するための入口ボックスに接続される。供給スクリュー100が シャフト86にがっちり取り付けられており、入口ボックスの内側から上方にあ る下端壁76の方へ伸びている。インペラー・ブレード102が下端壁76に取 り付けられている。インペラー・ブレード102が半 径方向に伸びている範囲では、インペラー・ブレードは好ましくは概略インボリ ュート曲線の形状を持つカーブを成している。 スプレッディング装置106がシャフト86の上端において、数本の半径方向 パイプの形式か、2個の円盤形式で配置されている。ボックス108が、スプレ ッディング装置の端部において、スクリュー本体72の内壁の少なくとも一部に 、軸方向及びその内壁の全周にわたって配置されている。そのボックス108は スプレッディング装置と連通している。多くの通路110がボックス108と回 転空間78との間のスクリュー本体を貫通して配置されている。図示の実施例に おいては、ボックスと通路は軸方向に見ておよそスクリュー本体の中央に配置さ れている。 本装置の機能は次のとおりである。スクリーン・バスケット20及びスクリュ ー本体72はそれぞれ動力伝達装置26及び84を介して電動機30により回転 を付与される。異なる歯車かみ合いを持つべく動力伝達装置26,84を選択す ることにより、スクリュー本体72はスクリュー・バスケット20より早く回転 するだろう。処理すべきパルプ懸濁液がパイプ・システム(図示せず)を経由し てボックス96に流入する。懸濁液はスクリュー100により入口59を通って 上方へ、そして下端壁76及びそのインペラー・ブレード102の方向へ搬送さ れる。懸濁液がインペラー・ブレード102と接触す る時、そのブレードの回転が懸濁液に回転速度の大きな増加を与え、懸濁液はス クリーン・バスケット20の内壁の方へ投げ出される。ブレード57がまた懸濁 液の回転速度の増加に協力する。インペラー・ブレード102がいわばパルプの 初期回転を与えたという事実により、パルプはその回転に伴ってスクリーン・バ スケット20に随伴することになり、そして高い回転速度により、スクリーン・ バスケット20の透液壁に対して押圧されるパルプ層を形成させる遠心力が得ら れる。懸濁液中の液体はかくしてスクリーン・バスケット20を通過させられ、 リゼクト空間62に進入する。そのリゼクト空間の中では液体は出口64から搬 出され、パイプ・システム(図示せず)の中へ進入する。懸濁液の回転層はそこ で、スクリュー本体72のスクリュー・ブレード79の助けにより、スクリーン ・バスケットの内面に沿って上方へ搬送され、連続的に脱水される。スクリーン ・バスケット20の円錐化設計により、遠心力がパルプ層の軸方向の力の成分を 付与し、その結果スクリュー・ブレードがスクリーン・バスケット20の内側に 沿ってパルプ層を押し上げるために必要な小さい力となる。さらに、スクリュー 70がそのスクリュー・ブレード79によりスクリーン・バスケット20の内側 にもたれかかるという事実の結果として、スクレーピング効果が得られ、それに よりその通路がパルプ繊維により閉塞されないことを保証する。脱水されたパル プ層がスクリーン・バスケット 20の上端まで搬送された時、それは遠心力により受入れ空間46の方へ押し出 され、受入れ空間ではパルプはスクレーピング・ブレード48,50の助けによ り出口52から搬出され、さらなる処理のためパイプ・システム(図示せず)の 中へ進入する。 本発明による装置はまたパルプ懸濁液を洗浄するためにも使用される。この場 合、パルプは、上述のように、スクリーン・バスケット20の中へ搬送され、脱 水される。同時に、新鮮な洗浄液が接続部92及びボックス94を経由してパイ プ・システムから中空シャフト86の中へ供給される。洗浄液はスプレッダー1 06を経由してスクリュー本体72のボックス108へ搬出され、次に通路11 0を経由してスクリーン・バスケット20へ搬出される。洗浄液がスクリーン・ バスケット20の中へ搬出される時にまた遠心力にさらされるという事実により 、それは脱水されたパルプ懸濁液の中へ浸透する。 本発明による装置はいくつかの利点を提供する。パルプ懸濁液の回転はスクリ ーン・バスケット20への入口においてインペラー・ブレード102により早い 段階で開始される。インペラー・ブレード102がなければ、懸濁液を回転させ ることが実質的により困難となり、結果として脱水不足という危険を招く。スク リーン・バスケット20の円錐化設計により、懸濁液はまた軸方向の力の成分を 生じさせ、それによりスクリュー・ブレードがパルプを搬送するのを容易にし、 その結果動力の必要 量を減らすことになる。回転速度及び円錐性の適当な選択により、パルプの軸方 向の力はスクリーン・バスケットに対するパルプの摩擦力にほぼ等しくなるよう に調整することかでき、パルプはその時最小の力で、したがってパルプ・ベット を攪乱しないで移動することができる。スクリーン・バスケットの重大な閉塞は バスケットの内側にもたれかかるスクリュー・ブレードにより防がれる。今一つ の利点は、新鮮な洗浄液が内側から添加され、遠心力によりパルプ・ベットの中 へ圧入されることである。スクリーン・バスケット及び/またはスクリュー本体 の回転速度を変える機会を提供するため駆動エレメントとスクリーン・バスケッ ト及び/またはスクリュー本体の従動軸との間の動力伝達装置において可変速歯 車かみ合いを使用する可能性が含まれる。軸方向に見てスクリュー本体の内側の 他の位置に、またはスクリュー本体72の内側全体に沿って、新鮮な液体を供給 するためのボックス108を配置する可能性も含まれる。ボックス108はまた 分割供給のための部分に分割してもよく、そのため種々の液体をその装置に供給 することができる。 本発明は、上に述べられた、そして図面に示された実施例に限定されず、そし て特許の請求の範囲の範疇で変更することができるものと理解されるべきである 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,CZ,DE,DE,DK,DK ,EE,ES,FI,FI,GB,GE,HU,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,L T,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,U Z,VN 【要約の続き】 ・バスケット(20)への入口(59)、処理されたパ ルプ懸濁液のための前記スクリーン・バスケット(2 0)からの出口(46,52)、及び、分離された液体 のための前記ハウジング(12)からの出口(62,6 4)により構成されている。その装置は、前記スクリー ン・バスケット(20)が駆動エレメント(30)によ り歯車かみ合いで配置された動力伝達装置(26)を経 由して回転することが可能であること、前記スクリュー 本体(72)が前記駆動エレメント(30)により歯車 かみ合いで配置された動力伝達装置(84)を経由して 回転することが可能であること、前記スクリュー本体 (72)のスクリュー・ブレード(79)が前記スクリ ーン・バスケット(20)の内側にもたれかかり、その ため前記スクリュー・ブレード(79)は前記スクリー ン・バスケット(20)の内側にスクレーピング効果を 持ち、前記動力伝達装置(26,84)の歯車かみ合い は前記スクリュー本体(79)が前記スクリーン・バス ケット(20)よりも早く回転するように選択されてい ること、及び、パルプ懸濁液の回転を開始するためのエ レメント(102)が前記スクリーン・バスケット(2 0)への入口(59)に配置され、前記エレメント(1 02)はパルプ懸濁液が前記スクリーン・バスケット (20)に流入した際パルプ懸濁液が回転するようにす ることができることを特徴とする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.パルプ懸濁液がスクリーン・バスケットの内壁に沿って回転スクリューによ り搬送されながら、パルプ懸濁液が遠心力を受け、同時に脱水されるように、パ ルプ懸濁液が、回転軸に関して対称な、高回転速度の、液体を通過させるスクリ ーン・バスケットの中で回転する、パルプ懸濁液を処理する方法において、パル プ懸濁液はスクリーン・バスケットの入口において配置された手段により回転を 付与されること、及び前記スクリューの外縁は前記スクリーン・バスケットにも たれかかり、前記スクリーン・バスケットより高い回転速度で回転し、そのため 前記スクリューが前記スクリーン・バスケットの内壁をこすって動くことを特徴 とするパルプ懸濁液を処理する方法。 2.遠心力がチャンバー内での回転中パルプ懸濁液に半径方向及び軸方向の力の 成分を生じさせるようにスクリーン・バスケットが設計されていることを特徴と する請求の範囲第1項に記載された方法。 3.パルプ懸濁液が脱水される際新鮮な液体が同時にパルプ懸濁液に添加される ことを特徴とする請求の範囲第1項に及び第2項のいずれか一つに記載された方 法。 4.新鮮な液体が前記スクリーン・バスケットの中に添加され、そのためその液 体がまた遠心力に影響され、遠心力によりパルプ懸濁液の中へ圧入されることを 特徴とする請求の範囲第3項に記載された方法。 5.−ハウジング(12)、 −前記ハウジング(12)の中に回転可能に配置され、スクリーン開口部を 備えているスクリーン・バスケット(20)、 −前記スクリーン・バスケット(20)の中に回転可能に配置され、スクリ ュー・ブレード(79)を備えているスクリュー本体(72)、 −処理されるべきパルプ懸濁液のための前記スクリーン・バスケット(20 )への入口(59)、 −処理されたパルプ懸濁液のための前記スクリーン・バスケット(20)か らの出口(46,52)、 −分離された液体のための前記ハウジング(12)からの出口(62,64 )により構成される請求の範囲第1項に記載された方法を実施するための装置に おいて、 −駆動エレメント(30)が歯車かみ合いで配置された動力伝達装置(26 )を経由して前記スクリーン・バスケット(20)を回転させるために配置され ていること、 −前記スクリュー本体(72)が歯車かみ合いで配置された動力伝達装置( 64)を経由して前記駆動エレメント(30)により回転を付与されるように配 置されていること、 −前記スクリュー本体(72)のスクリュー・ブレード(79)は前記スク リーン・バスケット(20)の内側にもたれかかり、そして動力伝達装置(26 ,84) の歯車かみ合いは前記スクリュー本体(72)が前記スクリーン・バスケット( 20)より早く回転するように選択され、そのため前記スクリュー・ブレード( 79)は前記スクリーン・バスケット(20)の内側でスクレーピング効果を持 つこと、そして −パルプ懸濁液の回転を開始するためのエレメント(102)が前記スクリ ーン・バスケット(20)への入口(59)に配置されており、前記エレメント (102)は前記パルプ懸濁液が前記スクリーン・バスケット(20)に流入す る時前記パルプ懸濁液が回転できるようにすること を特徴とする装置 6.スクリーン・バスケット(20)は頭部を切除した円錐の形状を持つこと、 パルプ懸濁液用入口(59)は最小の直径を持つ前記スクリーン・バスケットの 端部に配置されていること、及び前記パルプ懸濁液用出口は最大の直径を持つ前 記スクリーン・バスケットの端部に配置されていることを特徴とする請求の範囲 第5項に記載された装置。 7.パルプ懸濁液の回転を開始するための前記エレメントは入口(59)におい てスクリュー本体(72)の端壁に配置されているインペラー・ブレード(10 2)により構成されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載された装置。 8.インペラー・ブレード(102)は本質的にインボ リュート曲線として設計されることを特徴とする請求の範囲第7項に記載された 装置。 9.スクリーン・バスケットはパルプ懸濁液用入口(59)の近傍に配置されて いるブレード(57)を持つように設計されていることを特徴とする請求の範囲 第7項または第8項に記載された装置。 10.装置はパルプ懸濁液に新鮮な液体を供給するためのエレメント(94,1 06,108)を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項から第9項まで のいずれか一つに記載された装置。 11.新鮮な液体を導入するためのエレメントが、スクリュー本体(72)の中 に配置され、そして前記スクリュー本体(72)とスクリーン・バスケット(2 0)との間の空間(78)と連通している通路(110)を含んでいることを特 徴とする請求の範囲第10項に記載された装置。 12.新鮮な液体が、スクリュー本体(72)に付属し、またはスクリュー本体 (72)の中に伸びる中空シャフト(86)を介して供給されること、本質的に 半径方向に向いたスプレッダー(106)が前記スクリュー本体の中の前記中空 シャフト(86)の端部に付属し、前記中空シャフト(86)の空洞と連通して いること、スプレッダー(106)が前記スクリュー本体(72)の内側の少な くとも一部分に配置されているボックス(108)と連通していること、そして 、前記通路(110) は前記ボックス(108)と前記空間(78)との間及び前記スクリュー本体( 72)と前記スクリーン・バスケット(20)との間に配置されていることを特 徴とする請求の範囲第11項に記載された装置。 13.中心軸(C)を持つ本質的に円筒形のハウジング(12)、透過性の壁を 持ち、上部シャフト(24)と下部シャフト(56)とで回転可能に配置されて おり、そして前記ハウジングの中心軸(C)と一致する回転軸を持つ、回転軸に 関して対称なスクリーン・バスケット(20)、前記スクリーン・バスケット( 20)の外側に半径方向に配置された空間(62)と連通するように前記ハウジ ング(12)の中に配置されている、分離した液体のための出口(64)、前記 スクリーン・バスケット(20)の一端の近傍に配置されている、処理すべきパ ルプ懸濁液のための入口(59,96)、前記スクリーン・バスケットの他端の 近傍に配置されている、処理されたパルプ懸濁液のための出口(36,52)、 及び、前記スクリーン・バスケット(20)の内側において上部シャフト(80 )と下部シャフト(86)で回転可能に配置され、前記スクリーン・バスケット の回転軸と一致する回転軸を持ち、そして本質的に半径方向に伸びるスクリュー ・ブレード(79)を備えている、回転軸に関して対称なスクリュー本体(72 )により構成されているパルプ懸濁液を処理する装置において、前記スクリュー ・バスケット(20)及び前記スクリュー本体 (72)は、歯車かみ合いを持ち、前記スクリュー本体(72)が前記スクリュ ー・バスケット(20)より高い回転速度で回転するように選択されている動力 伝達装置(26,84)を経由して電動機(30)の助けにより回転するために 配置されていること、前記スクリュー本体(72)のブレード(79)は前記ス クリーン・バスケット(20)の内側にもたれかかっていること、そして、パル プ懸濁液が前記スクリーン・バスケット(20)に流入する際前記パルプ懸濁液 を回転させることができるインペラー・ブレード(102)が処理すべき前記パ ルプ懸濁液のための入口(59)における前記スクリュー本体(72)の端部に 配置されていることを特徴とするパルプ懸濁液を処理する装置。 14.下部シャフト(86)は中空であり、スクリュー本体(72)の中に伸び ていること、スプレッダー(106)は前記シャフト(86)に付属しており、 前記シャフトの空洞と連通していること、前記スプレッダー(106)は前記ス クリュー本体(72)の内壁の少なくとも一部分に、軸方向とその円周方向の両 方にわたって取り付けられているボックス(108)と連通していること、そし て前記ボックス(108)は通路(110)を経由して前記スクリュー本体(7 2)と前記スクリーン・バスケット(20)との間の空間(78)と連通し、そ のため新鮮な洗浄液が、前記シャフト(86)、スプレッダー(106)、ボッ クス(108)及び通路(1 10)を経由して、前記空間(78)の中に導入され、及びパルプ懸濁液に供給 され得ることを特徴とする請求の範囲第13項に記載された装置。
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