JPH0889847A - 難ろ過性の汚泥等の遠心分離装置 - Google Patents
難ろ過性の汚泥等の遠心分離装置Info
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- JPH0889847A JPH0889847A JP6254811A JP25481194A JPH0889847A JP H0889847 A JPH0889847 A JP H0889847A JP 6254811 A JP6254811 A JP 6254811A JP 25481194 A JP25481194 A JP 25481194A JP H0889847 A JPH0889847 A JP H0889847A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B3/00—Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering
- B04B3/04—Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B2001/205—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl with special construction of screw thread, e.g. segments, height
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソリッドボール部の後段にスクリーンボール
部を連接したデタンター型遠心分離機を用いて難ろ過性
の有機汚泥等を効率よく脱水する。 【構成】 ソリッドボール部の後段にスクリーンボール
部を設けたデカンター型遠心分離機において、スクリー
ンボール部に対応するスクロールの送り羽根のピッチを
ソリッドボール部に対応するスクロールの送り羽根のピ
ッチよりも長くするとともに、スクリーンボール部分の
スクロールの送り羽根の外周部にスクレーパーを付設し
た。スクリーンボール部分のケーキの移送を速くし、且
つ、スクレーパーで掻きとることによって、スクリーン
内面に発生するケーキ層を薄くし、ろ過性が低下するも
のを防止する。
部を連接したデタンター型遠心分離機を用いて難ろ過性
の有機汚泥等を効率よく脱水する。 【構成】 ソリッドボール部の後段にスクリーンボール
部を設けたデカンター型遠心分離機において、スクリー
ンボール部に対応するスクロールの送り羽根のピッチを
ソリッドボール部に対応するスクロールの送り羽根のピ
ッチよりも長くするとともに、スクリーンボール部分の
スクロールの送り羽根の外周部にスクレーパーを付設し
た。スクリーンボール部分のケーキの移送を速くし、且
つ、スクレーパーで掻きとることによって、スクリーン
内面に発生するケーキ層を薄くし、ろ過性が低下するも
のを防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、有機汚泥等の難ろ過
性の汚泥に用いる遠心分離機の改良に関する。
性の汚泥に用いる遠心分離機の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、下水の難ろ過性有機汚泥を遠心分
離機で脱水することはよく知られている。そして、ろ過
脱水するに当って、無機質や有機質の凝集剤を添加して
いる。また、ろ過脱水に使用する遠心分離機としても、
ソリッドボールデカンターやスクリーンボールデカンタ
ーが用いられている。また、ソリッドボール部とスクリ
ーンボールを連接した遠心分離機も知られている。
離機で脱水することはよく知られている。そして、ろ過
脱水するに当って、無機質や有機質の凝集剤を添加して
いる。また、ろ過脱水に使用する遠心分離機としても、
ソリッドボールデカンターやスクリーンボールデカンタ
ーが用いられている。また、ソリッドボール部とスクリ
ーンボールを連接した遠心分離機も知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の遠
心分離機は、ソリッドボールデカンター型にしてもスク
リーンボールを連接したものにしても、下水等の有機物
汚泥の如く、コロイド状および懸濁性有機物よりなるも
のでは、凝集剤を使用しても固液分離が困難で低含水率
のケーキは得られなかった。すなわち、効率のよい濃縮
や脱水は不可能であった。
心分離機は、ソリッドボールデカンター型にしてもスク
リーンボールを連接したものにしても、下水等の有機物
汚泥の如く、コロイド状および懸濁性有機物よりなるも
のでは、凝集剤を使用しても固液分離が困難で低含水率
のケーキは得られなかった。すなわち、効率のよい濃縮
や脱水は不可能であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、ソ
リッドボールとスクリーンボールとを連接して設けた遠
心分離機において、スクリーンボール部分の送りを速く
して、スクリーン面に堆積するケーキ層を極力薄くする
とともに目詰りを防止してスクリーンボール部分におけ
るろ過効率を改善し、効率のよい脱水ができるようにし
たものである。
リッドボールとスクリーンボールとを連接して設けた遠
心分離機において、スクリーンボール部分の送りを速く
して、スクリーン面に堆積するケーキ層を極力薄くする
とともに目詰りを防止してスクリーンボール部分におけ
るろ過効率を改善し、効率のよい脱水ができるようにし
たものである。
【０００５】すなわち、この発明の要旨とするところ
は、ソリッドボール部の後段にスクリーンボール部を連
接したデカンター型遠心分離機において、スクリーンボ
ール部に対応する部位のスクロールの送り羽根のピッチ
を、ソリッドボール部に対応する部位のスクロールの送
り羽根のピッチよりも大きくしたものである。
は、ソリッドボール部の後段にスクリーンボール部を連
接したデカンター型遠心分離機において、スクリーンボ
ール部に対応する部位のスクロールの送り羽根のピッチ
を、ソリッドボール部に対応する部位のスクロールの送
り羽根のピッチよりも大きくしたものである。
【０００６】
【作用】スクリーンボール部のスクロールの送り羽根の
ピッチを大きくすることによって、ソリッドボール部よ
りもケーキの軸方向への送りが速くなり、送られてくる
ケーキが伸ばされて薄くなることになる。従って、スク
リーンボール部でのケーキ中の液分がスクリーンを透過
し易くなり固液分離効率が向上する。
ピッチを大きくすることによって、ソリッドボール部よ
りもケーキの軸方向への送りが速くなり、送られてくる
ケーキが伸ばされて薄くなることになる。従って、スク
リーンボール部でのケーキ中の液分がスクリーンを透過
し易くなり固液分離効率が向上する。
【０００７】そして、得られるケーキも薄くなるので、
液分の透過性がよくなり、低含水率のケーキを得ること
ができる。すなわち、従来のソリッドボールの後段にス
クリーンボールを連接した遠心分離機にあっては、ソリ
ッドボール部から送られてくるケーキがスクリーンボー
ルのスクリーン内面に層を形成するために、スクリーン
ボール部で、スクリーンによるろ材ろ過が阻害されて充
分水分が切れず、そのまま、排出されたのであるが、こ
の発明はこの点を解決したものである。
液分の透過性がよくなり、低含水率のケーキを得ること
ができる。すなわち、従来のソリッドボールの後段にス
クリーンボールを連接した遠心分離機にあっては、ソリ
ッドボール部から送られてくるケーキがスクリーンボー
ルのスクリーン内面に層を形成するために、スクリーン
ボール部で、スクリーンによるろ材ろ過が阻害されて充
分水分が切れず、そのまま、排出されたのであるが、こ
の発明はこの点を解決したものである。
【０００８】また、以上の説明はスクリーンボール部に
形成されるケーキ層を極力薄くする手段であるが、この
ケーキ層は、スクリーンボール部のスクロールの外周面
にスクリーンに弾圧的に摺接するスクレーパーをつける
ことによっても除去することができる。このようにする
ことによって、ケーキ中の水分は、直接スクリーン（ろ
材）によってろ過分離することができる。
形成されるケーキ層を極力薄くする手段であるが、この
ケーキ層は、スクリーンボール部のスクロールの外周面
にスクリーンに弾圧的に摺接するスクレーパーをつける
ことによっても除去することができる。このようにする
ことによって、ケーキ中の水分は、直接スクリーン（ろ
材）によってろ過分離することができる。
【０００９】さらに、上述のような運転をしてスクリー
ンボールが目詰りしたときには、スクリーンボール外周
辺に、スクリーンに向けて洗浄ノズルを設けておくこと
によって目詰りを解消することができる。そして、この
スクリーンを洗浄する時期は、取出されたケーキの含水
率によって決定することが可能である。すなわち、目詰
りするとケーキの含水率が高くなるので、それを検知し
て、洗浄装置を作動させればよいものである。以下、図
面に基づいて、この発明を具体的に説明する。
ンボールが目詰りしたときには、スクリーンボール外周
辺に、スクリーンに向けて洗浄ノズルを設けておくこと
によって目詰りを解消することができる。そして、この
スクリーンを洗浄する時期は、取出されたケーキの含水
率によって決定することが可能である。すなわち、目詰
りするとケーキの含水率が高くなるので、それを検知し
て、洗浄装置を作動させればよいものである。以下、図
面に基づいて、この発明を具体的に説明する。
【００１０】
【実施例】図１において、符号１は、ソリッドボール部
１ａとスクリーンボール部１ｂとよりなるボール、符号
２はボール１内に同心状に支架したスクロールであり、
その外周部には螺旋状の送り羽根が巻回してある。そし
て、その送り羽根の巻回ピッチは、スクリーンボール部
１ｂに対応する部位の送り羽根２ｂのピッチが、ソリッ
ドボール１ａに対応する部位の送り羽根２ａのピッチよ
りも大きくしてある。
１ａとスクリーンボール部１ｂとよりなるボール、符号
２はボール１内に同心状に支架したスクロールであり、
その外周部には螺旋状の送り羽根が巻回してある。そし
て、その送り羽根の巻回ピッチは、スクリーンボール部
１ｂに対応する部位の送り羽根２ｂのピッチが、ソリッ
ドボール１ａに対応する部位の送り羽根２ａのピッチよ
りも大きくしてある。
【００１１】符号３は、スラリーの供給管で、スクロー
ル２のソリッドボール部１ａに対応する部位で先端が開
口させてあり、その開口室２ｃは、ソリッドボール部１
ａと連通させてある。符号４は、スクリーンボール部１
ｂに対応する部位の送り羽根２ｂに付設したスクレーパ
ーであり、図２および図３に示すように、スクリーン内
面に弾圧的に接触するようにしてある。
ル２のソリッドボール部１ａに対応する部位で先端が開
口させてあり、その開口室２ｃは、ソリッドボール部１
ａと連通させてある。符号４は、スクリーンボール部１
ｂに対応する部位の送り羽根２ｂに付設したスクレーパ
ーであり、図２および図３に示すように、スクリーン内
面に弾圧的に接触するようにしてある。
【００１２】また、符号５は、スクリーンボール部１ｂ
の周辺に設けた洗浄管、５ａはノズルを示すものであ
る。また、符号６はスクロール２の駆動軸、符号７は、
ボール１の駆動軸であり、スクロール２とボール１とは
同一方向に僅かの差速を持って回転するようにしてあ
る。尚、図示のものでは送り羽根２ａ、２ｂは右方向に
ケーキを送るように巻回してある。
の周辺に設けた洗浄管、５ａはノズルを示すものであ
る。また、符号６はスクロール２の駆動軸、符号７は、
ボール１の駆動軸であり、スクロール２とボール１とは
同一方向に僅かの差速を持って回転するようにしてあ
る。尚、図示のものでは送り羽根２ａ、２ｂは右方向に
ケーキを送るように巻回してある。
【００１３】上述のように構成した遠心分離装置では、
供給管３から供給されたスラリーは、ソリッドボール部
１ａに入り、ボール１を高速で回転させることによっ
て、スラリー中の重い固形分が遠心力によってボール１
の内周面部に集る。そして、その固形分は、同時に回転
しているスクロール２の送り羽根２ａによってスクリー
ンボール部１ｂへと送られ、固形分が分離された液分は
ソリッドボール部１ａ中で上澄液となって、溢流口１ｃ
から取出される。
供給管３から供給されたスラリーは、ソリッドボール部
１ａに入り、ボール１を高速で回転させることによっ
て、スラリー中の重い固形分が遠心力によってボール１
の内周面部に集る。そして、その固形分は、同時に回転
しているスクロール２の送り羽根２ａによってスクリー
ンボール部１ｂへと送られ、固形分が分離された液分は
ソリッドボール部１ａ中で上澄液となって、溢流口１ｃ
から取出される。
【００１４】一方、送り羽根２ａによって送られる固形
分は、スクリーンボード部１ｂでは、送り羽根２ｂによ
って搬送されながらスクリーンＳでろ過されて図中、右
端のケーキ（固形物）の取出口１ｄから機外に取出され
る。すなわち、このスクリーンボール部１ｂでは、送り
羽根２ｂのピッチを送り羽根２ａのピッチよりも大きく
してあるので、スクリーンボード部１ｂで固形物が送り
羽根２ｂで引伸ばされて薄くなり、固形物が滞溜するこ
とがなくなり、効率のよいろ材ろ過ができるものであ
る。
分は、スクリーンボード部１ｂでは、送り羽根２ｂによ
って搬送されながらスクリーンＳでろ過されて図中、右
端のケーキ（固形物）の取出口１ｄから機外に取出され
る。すなわち、このスクリーンボール部１ｂでは、送り
羽根２ｂのピッチを送り羽根２ａのピッチよりも大きく
してあるので、スクリーンボード部１ｂで固形物が送り
羽根２ｂで引伸ばされて薄くなり、固形物が滞溜するこ
とがなくなり、効率のよいろ材ろ過ができるものであ
る。
【００１５】また、このスクリーンボール部１ｂでのろ
過性を向上させる手段としては、搬送ケーキ（固形物）
を薄くするのみでなく、図示のように、送り羽根２ｂに
スクレーパー４を付設しておけば、スクリーン内面に積
層せんとするケーキを除去することができ、実質的にろ
材でのろ過（脱水）をすることができ、さらに脱水効率
を向上させることができる。この場合、図２および図３
に示すように、スクレーパーをゴム材等でスクリーンＳ
に弾圧的に接触するようにすれば、完全に固形分を除去
できるとともに、スクリーンの摩耗防止の点で効果的で
ある。
過性を向上させる手段としては、搬送ケーキ（固形物）
を薄くするのみでなく、図示のように、送り羽根２ｂに
スクレーパー４を付設しておけば、スクリーン内面に積
層せんとするケーキを除去することができ、実質的にろ
材でのろ過（脱水）をすることができ、さらに脱水効率
を向上させることができる。この場合、図２および図３
に示すように、スクレーパーをゴム材等でスクリーンＳ
に弾圧的に接触するようにすれば、完全に固形分を除去
できるとともに、スクリーンの摩耗防止の点で効果的で
ある。
【００１６】さらに、上述のような運転を継続してスク
リーンが目詰りしたときには、洗浄管５よりの洗浄水で
スクリーンを再生することができる。その洗浄時期は、
排出ケーキの水分の増加を検知して決めるものである。
すなわち、スクリーンＳが目詰りするとケーキ中の水分
が抜けず排出されるからである。このスクリーンＳの洗
浄操作は、自動的に行なうようにすることも可能であ
る。すなわち、排出ケーキの水分測定用に設けた水分計
と洗浄ノズルとを連動連結して測定した水分が一定以上
になると運転を停止し、ボールのみを回転させながら洗
浄水を噴射するようにするとともに、一定時間、洗浄水
を噴射したのち、運転を再開するようにすればよい。
リーンが目詰りしたときには、洗浄管５よりの洗浄水で
スクリーンを再生することができる。その洗浄時期は、
排出ケーキの水分の増加を検知して決めるものである。
すなわち、スクリーンＳが目詰りするとケーキ中の水分
が抜けず排出されるからである。このスクリーンＳの洗
浄操作は、自動的に行なうようにすることも可能であ
る。すなわち、排出ケーキの水分測定用に設けた水分計
と洗浄ノズルとを連動連結して測定した水分が一定以上
になると運転を停止し、ボールのみを回転させながら洗
浄水を噴射するようにするとともに、一定時間、洗浄水
を噴射したのち、運転を再開するようにすればよい。
【００１７】上述の説明で明らかなように、この発明に
係る装置は、ソリッドボール部（濃縮部）で濃縮不充分
のスラリーをソリッドボール部に連接するスクリーンボ
ール部でその液分を分離する点に特長があるもので、こ
の観点からすれば、固液分離が行なわれるスクリーンボ
ール部分は機構的に許される限り長い程よく、少なくと
もソリッドボール部の長さよりも長いことが望しいもの
である。このスクリーンボール部を充分取ることが許さ
れるときには、スクレーパーは不要である。
係る装置は、ソリッドボール部（濃縮部）で濃縮不充分
のスラリーをソリッドボール部に連接するスクリーンボ
ール部でその液分を分離する点に特長があるもので、こ
の観点からすれば、固液分離が行なわれるスクリーンボ
ール部分は機構的に許される限り長い程よく、少なくと
もソリッドボール部の長さよりも長いことが望しいもの
である。このスクリーンボール部を充分取ることが許さ
れるときには、スクレーパーは不要である。
【００１８】
【発明の効果】このように、この発明に係る遠心分離装
置は、ソリッドボール部とスクリーンボール部とを連接
したデカンター型遠心分離装置において、スクリーンボ
ール部分に対応するスクロールの送り羽根のピッチをソ
リッドボール部に対応するスクロールの送り羽根のピッ
チよりも大きくすることによって、スクリーンボール部
分のスクリーン面上でケーキの送り速度を速くし、堆積
するケーキ層圧を薄くでき、その結果、ケーキ中の水分
がケーキ層を通過滞溜することなく、直接スクリーンで
ろ過脱水されるものであり、従来のケーキろ過されるの
に比較して、ろ過効率が高く、ケーキ含水も大巾に低減
することができるものである。また、スクリーンボール
部に対応する送り羽根にスクレーパーを付設すれば、ケ
ーキ層を完全に除去できて一層効率的である。さらに、
図例のように、スクリーンボール部の外周辺部に、洗浄
管を設けておけば、目詰りしたスクリーンを自動的に再
生しながらの運転も可能である。
置は、ソリッドボール部とスクリーンボール部とを連接
したデカンター型遠心分離装置において、スクリーンボ
ール部分に対応するスクロールの送り羽根のピッチをソ
リッドボール部に対応するスクロールの送り羽根のピッ
チよりも大きくすることによって、スクリーンボール部
分のスクリーン面上でケーキの送り速度を速くし、堆積
するケーキ層圧を薄くでき、その結果、ケーキ中の水分
がケーキ層を通過滞溜することなく、直接スクリーンで
ろ過脱水されるものであり、従来のケーキろ過されるの
に比較して、ろ過効率が高く、ケーキ含水も大巾に低減
することができるものである。また、スクリーンボール
部に対応する送り羽根にスクレーパーを付設すれば、ケ
ーキ層を完全に除去できて一層効率的である。さらに、
図例のように、スクリーンボール部の外周辺部に、洗浄
管を設けておけば、目詰りしたスクリーンを自動的に再
生しながらの運転も可能である。
【図１】この発明に係る遠心分離装置の概略の縦断面図
である。
である。
【図２】同じく、その送り羽根の外周部の断面図であ
る。
る。
【図３】同じく、送り羽根の他の実施例の断面図であ
る。
る。
１ａ ソリッドボール部 １ｂ スクリーンボール部 ２ スクロール ２ａ 送り羽根 ２ｂ 送り羽根 ４ スクレーパー ５ａ 洗浄ノズル Ｓ スクリーン
Claims (3)
- 【請求項１】 ソリッドボール部１ａの後段にスクリー
ンボール部１ｂを連接したデカンター型遠心分離機にお
いて、スクリーンボール部１ｂに対応する部位のスクロ
ール２の送り羽根２ｂのピッチを、ソリッドボール部１
ａに対応する部位のスクロール２の送り羽根２ａのピッ
チよりも大きくしたことを特長とする難ろ過性の汚泥等
の遠心分離装置。 - 【請求項２】 上記スクリーンボール部１ｂに設けたス
クロール２の送り羽根２ｂの外周面にスクリーンボール
部１ｂのスクリーンの内面に弾圧的に摺接することがで
きるスクレーパー４を付設したことを特長とする請求項
１記載の難ろ過性の汚泥等の遠心分離装置。 - 【請求項３】 上記スクリーンボール部１ｂのスクリー
ンＳの外周辺に、該スクリーンＳに向けて洗浄ノズル５
ａを配設したことを特長とする請求項１記載の難ろ過性
の汚泥等の遠心分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25481194A JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25481194A JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889847A true JPH0889847A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3287138B2 JP3287138B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17270218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25481194A Expired - Fee Related JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3287138B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071260A1 (en) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Tomoe Engineering Co.,Ltd. | Decanter type centrifugal separator |
| WO2011106514A3 (en) * | 2010-02-25 | 2012-01-19 | M-I L.L.C. | Cleaning apparatus and method for a material dryer |
| CN105107639A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-12-02 | 山东祥瑞药业有限公司 | 玉米蛋白脱水用改进型卧螺离心机 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25481194A patent/JP3287138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071260A1 (en) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Tomoe Engineering Co.,Ltd. | Decanter type centrifugal separator |
| WO2011106514A3 (en) * | 2010-02-25 | 2012-01-19 | M-I L.L.C. | Cleaning apparatus and method for a material dryer |
| EA024214B1 (ru) * | 2010-02-25 | 2016-08-31 | Эм-Ай Эл. Эл. Си. | Промывная система для вертикального сепаратора разделения жидкой и твердой фаз, вертикальный сепаратор, содержащий указанную промывную систему, и способ промывки выпускного канала разгрузочной камеры указанного сепаратора |
| CN105107639A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-12-02 | 山东祥瑞药业有限公司 | 玉米蛋白脱水用改进型卧螺离心机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3287138B2 (ja) | 2002-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |