JP3287138B2 - 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 - Google Patents
難ろ過性汚泥の遠心分離装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B3/00—Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering
- B04B3/04—Centrifuges with rotary bowls in which solid particles or bodies become separated by centrifugal force and simultaneous sifting or filtering discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B2001/205—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl with special construction of screw thread, e.g. segments, height
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、有機汚泥等の難ろ過
性の汚泥に用いる遠心分離機の改良に関する。
性の汚泥に用いる遠心分離機の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、下水の難ろ過性有機汚泥を遠心分
離機で脱水することはよく知られている。そして、ろ過
脱水するに当って、無機質や有機質の凝集剤を添加して
いる。また、ろ過脱水に使用する遠心分離機としても、
ソリッドボールデカンターやスクリーンボールデカンタ
ーが用いられている。また、ソリッドボール部とスクリ
ーンボールを連接した遠心分離機も実開昭６１−６１０
４０号公報や実開昭６１−１６３０５７号公報の考案に
記載されているようによく知られている。
離機で脱水することはよく知られている。そして、ろ過
脱水するに当って、無機質や有機質の凝集剤を添加して
いる。また、ろ過脱水に使用する遠心分離機としても、
ソリッドボールデカンターやスクリーンボールデカンタ
ーが用いられている。また、ソリッドボール部とスクリ
ーンボールを連接した遠心分離機も実開昭６１−６１０
４０号公報や実開昭６１−１６３０５７号公報の考案に
記載されているようによく知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来の遠
心分離機は、ソリッドボールデカンター型にしてもスク
リーンボールを連接したものにしても、下水等の有機物
汚泥の如く、コロイド状および懸濁性有機物よりなるも
のでは、凝集剤を使用しても固液分離が困難で低含水率
のケーキは得られなかった。すなわち、効率のよい濃縮
や脱水は不可能であった。
心分離機は、ソリッドボールデカンター型にしてもスク
リーンボールを連接したものにしても、下水等の有機物
汚泥の如く、コロイド状および懸濁性有機物よりなるも
のでは、凝集剤を使用しても固液分離が困難で低含水率
のケーキは得られなかった。すなわち、効率のよい濃縮
や脱水は不可能であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、ソ
リッドボールとスクリーンボールとを連接して設けた遠
心分離機において、スクリーンボール部分の送りを速く
して、スクリーン面に堆積するケーキ層を極力薄くする
とともに目詰りを防止してスクリーンボール部分におけ
るろ過効率を改善し、効率のよい脱水ができるようにし
たものである。
リッドボールとスクリーンボールとを連接して設けた遠
心分離機において、スクリーンボール部分の送りを速く
して、スクリーン面に堆積するケーキ層を極力薄くする
とともに目詰りを防止してスクリーンボール部分におけ
るろ過効率を改善し、効率のよい脱水ができるようにし
たものである。
【０００５】すなわち、この発明の要旨とするところ
は、スラリーの供給側をソリッドボールの前段とした場
合、ソリッドボールの後段にスクリーンボールを連接し
たデカンター型遠心分離機において、スクリーンボール
に対応する部位のスクロールの送り羽根のピッチを、ソ
リッドボールに対応する部位のスクロールの送り羽根の
ピッチよりも大きくしたものである。
は、スラリーの供給側をソリッドボールの前段とした場
合、ソリッドボールの後段にスクリーンボールを連接し
たデカンター型遠心分離機において、スクリーンボール
に対応する部位のスクロールの送り羽根のピッチを、ソ
リッドボールに対応する部位のスクロールの送り羽根の
ピッチよりも大きくしたものである。
【０００６】
【作用】スクリーンボールのスクロールの送り羽根のピ
ッチを大きくすることによって、ソリッドボールよりも
ケーキの軸方向への送りが速くなり、送られてくるケー
キが伸ばされて薄くなることになる。従って、スクリー
ンボールでのケーキ中の液分がスクリーンを透過し易く
なり固液分離効率が向上する。
ッチを大きくすることによって、ソリッドボールよりも
ケーキの軸方向への送りが速くなり、送られてくるケー
キが伸ばされて薄くなることになる。従って、スクリー
ンボールでのケーキ中の液分がスクリーンを透過し易く
なり固液分離効率が向上する。
【０００７】そして、得られるケーキも薄くなるので、
液分の透過性がよくなり、低含水率のケーキを得ること
ができる。すなわち、従来のソリッドボールの後段にス
クリーンボールを連接した遠心分離機にあっては、ソリ
ッドボールから送られてくるケーキがスクリーンボール
のスクリーン内面に層を形成するために、スクリーンボ
ールで、スクリーンによるろ材ろ過が阻害されて充分水
分が切れず、そのまま、排出されたのであるが、この発
明はこの点を解決したものである。
液分の透過性がよくなり、低含水率のケーキを得ること
ができる。すなわち、従来のソリッドボールの後段にス
クリーンボールを連接した遠心分離機にあっては、ソリ
ッドボールから送られてくるケーキがスクリーンボール
のスクリーン内面に層を形成するために、スクリーンボ
ールで、スクリーンによるろ材ろ過が阻害されて充分水
分が切れず、そのまま、排出されたのであるが、この発
明はこの点を解決したものである。
【０００８】また、以上の説明はスクリーンボールに形
成されるケーキ層を極力薄くする手段であるが、このケ
ーキ層は、スクリーンボールのスクロールの外周面にス
クリーンに押圧した状態で摺動するスクレーパーを設け
ることによっても除去することができる。このようにす
ることによって、ケーキ中の水分は、直接スクリーン
（ろ材）によってろ過分離することができる。
成されるケーキ層を極力薄くする手段であるが、このケ
ーキ層は、スクリーンボールのスクロールの外周面にス
クリーンに押圧した状態で摺動するスクレーパーを設け
ることによっても除去することができる。このようにす
ることによって、ケーキ中の水分は、直接スクリーン
（ろ材）によってろ過分離することができる。
【０００９】さらに、上述のような運転をしてスクリー
ンボールが目詰りしたときには、スクリーンボールの外
周付近に、スクリーンに向けた洗浄ノズルから洗浄水を
噴射することによってスクリーンの目詰りを解消するこ
とができる。そして、このスクリーンを洗浄する時期
は、取出されたケーキの含水率によって決定することが
可能である。すなわち、目詰りするとケーキの含水率が
高くなるので、それを検知して、洗浄装置を作動させれ
ばよいものである。以下、図面に基づいて、この発明を
具体的に説明する。
ンボールが目詰りしたときには、スクリーンボールの外
周付近に、スクリーンに向けた洗浄ノズルから洗浄水を
噴射することによってスクリーンの目詰りを解消するこ
とができる。そして、このスクリーンを洗浄する時期
は、取出されたケーキの含水率によって決定することが
可能である。すなわち、目詰りするとケーキの含水率が
高くなるので、それを検知して、洗浄装置を作動させれ
ばよいものである。以下、図面に基づいて、この発明を
具体的に説明する。
【００１０】
【実施例】図１において、符号１は、供給されたスラリ
ーをボールの遠心力によって固形物と液分とに分離濃縮
するソリッドボール１ａと濃縮されたスラリーをろ材に
よってろ過分離を行なうスクリーンボール１ｂとよりな
るボール、符号２はボール１内に同心状に支架したスク
ロールであり、その外周部には螺旋状の送り羽根が巻回
してある。そして、その送り羽根の巻回ピッチは、スク
リーンボール１ｂに対応する部位の送り羽根２ｂのピッ
チが、ソリッドボール１ａに対応する部位の送り羽根２
ａのピッチよりも大きくしてある。
ーをボールの遠心力によって固形物と液分とに分離濃縮
するソリッドボール１ａと濃縮されたスラリーをろ材に
よってろ過分離を行なうスクリーンボール１ｂとよりな
るボール、符号２はボール１内に同心状に支架したスク
ロールであり、その外周部には螺旋状の送り羽根が巻回
してある。そして、その送り羽根の巻回ピッチは、スク
リーンボール１ｂに対応する部位の送り羽根２ｂのピッ
チが、ソリッドボール１ａに対応する部位の送り羽根２
ａのピッチよりも大きくしてある。
【００１１】符号３は、スラリーの供給管で、スクロー
ル２の内部に設けた開口室２ｃに先端を開口させてあ
り、その開口室２ｃは、ソリッドボール１ａと連通させ
てある。符号４は、スクリーンボール１ｂに対応する部
位の送り羽根２ｂに付設したスクレーパーであり、図２
および図３に示すように、スクリーン内面に押圧した状
態で摺動するようにしてある。
ル２の内部に設けた開口室２ｃに先端を開口させてあ
り、その開口室２ｃは、ソリッドボール１ａと連通させ
てある。符号４は、スクリーンボール１ｂに対応する部
位の送り羽根２ｂに付設したスクレーパーであり、図２
および図３に示すように、スクリーン内面に押圧した状
態で摺動するようにしてある。
【００１２】また、符号５は、スクリーンボール１ｂの
スクリーンＳの外周面付近に軸心と平行に設けた洗浄
管、５ａは洗浄ノズルを示すものである。また、符号６
はスクロール２の駆動軸、符号７は、ボール１の駆動軸
であり、スクロール２とボール１とは同一方向に僅かの
差速を持って回転するようにしてある。尚、図示のもの
では送り羽根２ａ、２ｂは右方向にケーキを送るように
巻回してある。
スクリーンＳの外周面付近に軸心と平行に設けた洗浄
管、５ａは洗浄ノズルを示すものである。また、符号６
はスクロール２の駆動軸、符号７は、ボール１の駆動軸
であり、スクロール２とボール１とは同一方向に僅かの
差速を持って回転するようにしてある。尚、図示のもの
では送り羽根２ａ、２ｂは右方向にケーキを送るように
巻回してある。
【００１３】上述のように構成した遠心分離装置では、
供給管３から供給されたスラリーは、供給管３の先端の
開口部からスクロール２の内部に設けてある開口室２ｃ
を通じてソリッドボール１ａに入り、ボール１を高速で
回転させることによって、スラリー中の重い固形分が遠
心力によってボール１の内周面部に集る。そして、その
固形分は、同時に回転しているスクロール２の送り羽根
２ａによってスクリーンボール１ｂへと送られ、固形分
が分離された液分はソリッドボール１ａ中で上澄液とな
って、溢流口１ｃから取出される。
供給管３から供給されたスラリーは、供給管３の先端の
開口部からスクロール２の内部に設けてある開口室２ｃ
を通じてソリッドボール１ａに入り、ボール１を高速で
回転させることによって、スラリー中の重い固形分が遠
心力によってボール１の内周面部に集る。そして、その
固形分は、同時に回転しているスクロール２の送り羽根
２ａによってスクリーンボール１ｂへと送られ、固形分
が分離された液分はソリッドボール１ａ中で上澄液とな
って、溢流口１ｃから取出される。
【００１４】一方、送り羽根２ａによって送られる固形
分は、スクリーンボール１ｂでは、送り羽根２ｂによっ
て搬送されながらスクリーンＳでろ過されて図中、右端
のケーキ（固形物）の取出口１ｄから機外に取出され
る。すなわち、このスクリーンボール１ｂでは、送り羽
根２ｂのピッチを送り羽根２ａのピッチよりも大きくし
てあるので、スクリーンボール１ｂではソリッドボール
１ａよりもケーキの軸方向への送りが速くなり、固形物
が送り羽根２ｂで引伸ばされて薄くなり、固形物が滞溜
することがなくなり、効率のよいろ材ろ過ができるもの
である。
分は、スクリーンボール１ｂでは、送り羽根２ｂによっ
て搬送されながらスクリーンＳでろ過されて図中、右端
のケーキ（固形物）の取出口１ｄから機外に取出され
る。すなわち、このスクリーンボール１ｂでは、送り羽
根２ｂのピッチを送り羽根２ａのピッチよりも大きくし
てあるので、スクリーンボール１ｂではソリッドボール
１ａよりもケーキの軸方向への送りが速くなり、固形物
が送り羽根２ｂで引伸ばされて薄くなり、固形物が滞溜
することがなくなり、効率のよいろ材ろ過ができるもの
である。
【００１５】また、このスクリーンボール１ｂでのろ過
性を向上させる手段としては、搬送ケーキ（固形物）を
薄くするのみでなく、図示のように、送り羽根２ｂにス
クレーパー４を付設しておけば、スクリーンＳ内面に積
層せんとするケーキを除去することができ、実質的にろ
材でのろ過（脱水）をすることができ、さらに脱水効率
を向上させることができる。この場合、図２および図３
に示すように、スクレーパー４をゴム材等でスクリーン
Ｓに押圧した状態で摺動するようにすれば、完全に固形
分を除去できるとともに、スクリーンＳの摩耗防止の点
で効果的である。
性を向上させる手段としては、搬送ケーキ（固形物）を
薄くするのみでなく、図示のように、送り羽根２ｂにス
クレーパー４を付設しておけば、スクリーンＳ内面に積
層せんとするケーキを除去することができ、実質的にろ
材でのろ過（脱水）をすることができ、さらに脱水効率
を向上させることができる。この場合、図２および図３
に示すように、スクレーパー４をゴム材等でスクリーン
Ｓに押圧した状態で摺動するようにすれば、完全に固形
分を除去できるとともに、スクリーンＳの摩耗防止の点
で効果的である。
【００１６】さらに、上述のような運転を継続してスク
リーンＳが目詰りしたときには、洗浄管５に設けた洗浄
ノズル５ａから噴射する洗浄水でスクリーンＳを再生す
ることができる。その洗浄時期は、排出ケーキの水分の
増加を検知して決めるものである。すなわち、スクリー
ンＳが目詰りするとケーキ中の水分が抜けず排出される
からである。このスクリーンＳの洗浄操作は、自動的に
行なうようにすることも可能である。すなわち、排出ケ
ーキの水分測定用に設けた水分計と洗浄ノズル５ａとを
連動連結して測定した水分が一定以上になると運転を停
止し、ボール１のみを回転させながら洗浄水を噴射する
ようにするとともに、一定時間、洗浄水を噴射したの
ち、運転を再開するようにすればよい。
リーンＳが目詰りしたときには、洗浄管５に設けた洗浄
ノズル５ａから噴射する洗浄水でスクリーンＳを再生す
ることができる。その洗浄時期は、排出ケーキの水分の
増加を検知して決めるものである。すなわち、スクリー
ンＳが目詰りするとケーキ中の水分が抜けず排出される
からである。このスクリーンＳの洗浄操作は、自動的に
行なうようにすることも可能である。すなわち、排出ケ
ーキの水分測定用に設けた水分計と洗浄ノズル５ａとを
連動連結して測定した水分が一定以上になると運転を停
止し、ボール１のみを回転させながら洗浄水を噴射する
ようにするとともに、一定時間、洗浄水を噴射したの
ち、運転を再開するようにすればよい。
【００１７】上述の説明で明らかなように、この発明に
係る装置は、ソリッドボール１ａ（濃縮部）で濃縮不充
分のスラリーをソリッドボール１ａに連接するスクリー
ンボール１ｂでその液分を分離する点に特徴があるもの
で、この観点からすれば、固液分離が行なわれるスクリ
ーンボール１ｂは機構的に許される限り長い程よく、少
なくともソリッドボール１ａの長さよりも長いことが望
しいものである。このスクリーンボール１ｂを充分取る
ことが許されるときには、スクレーパー４は不要であ
る。
係る装置は、ソリッドボール１ａ（濃縮部）で濃縮不充
分のスラリーをソリッドボール１ａに連接するスクリー
ンボール１ｂでその液分を分離する点に特徴があるもの
で、この観点からすれば、固液分離が行なわれるスクリ
ーンボール１ｂは機構的に許される限り長い程よく、少
なくともソリッドボール１ａの長さよりも長いことが望
しいものである。このスクリーンボール１ｂを充分取る
ことが許されるときには、スクレーパー４は不要であ
る。
【００１８】
【発明の効果】このように、この発明に係る遠心分離装
置は、ソリッドボールとスクリーンボールとを連接した
デカンター型遠心分離装置において、スクリーンボール
部分に対応するスクロールの送り羽根のピッチをソリッ
ドボールに対応するスクロールの送り羽根のピッチより
も大きくすることによって、スクリーンボール部分のス
クリーン面上でケーキの送り速度を速くし、堆積するケ
ーキ層圧を薄くでき、その結果、ケーキ中の水分がケー
キ層を通過滞溜することなく、直接スクリーンでろ過脱
水されるものであり、従来のケーキろ過されるのに比較
して、ろ過効率が高く、ケーキ含水も大巾に低減するこ
とができるものである。また、スクリーンボールに対応
する送り羽根にスクレーパーを付設すれば、ケーキ層を
完全に除去できて一層効率的である。さらに、図例のよ
うに、スクリーンボールの外周辺部に、洗浄管を設けて
おけば、目詰りしたスクリーンを自動的に再生しながら
の運転も可能である。
置は、ソリッドボールとスクリーンボールとを連接した
デカンター型遠心分離装置において、スクリーンボール
部分に対応するスクロールの送り羽根のピッチをソリッ
ドボールに対応するスクロールの送り羽根のピッチより
も大きくすることによって、スクリーンボール部分のス
クリーン面上でケーキの送り速度を速くし、堆積するケ
ーキ層圧を薄くでき、その結果、ケーキ中の水分がケー
キ層を通過滞溜することなく、直接スクリーンでろ過脱
水されるものであり、従来のケーキろ過されるのに比較
して、ろ過効率が高く、ケーキ含水も大巾に低減するこ
とができるものである。また、スクリーンボールに対応
する送り羽根にスクレーパーを付設すれば、ケーキ層を
完全に除去できて一層効率的である。さらに、図例のよ
うに、スクリーンボールの外周辺部に、洗浄管を設けて
おけば、目詰りしたスクリーンを自動的に再生しながら
の運転も可能である。
【図１】 この発明に係る遠心分離装置の概略の縦断面
図である。
図である。
【図２】 同じく、その送り羽根の外周部の断面図であ
る。
る。
【図３】 同じく、送り羽根の他の実施例の断面図であ
る。
る。
１ａ ソリッドボール １ｂ スクリーンボール ２ スクロール ２ａ 送り羽根 ２ｂ 送り羽根 ４ スクレーパー ５ａ 洗浄ノズル Ｓ スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−59065（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−298373（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−38265（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−64656（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−74154（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−115451（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−163057（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭44−31913（ＪＰ，Ｂ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B04B 3/04 B04B 1/20 B04B 15/12
Claims (3)
- 【請求項１】 ソリッドボール１ａの後段にスクリーン
ボール１ｂを連接したデカンター型遠心分離機におい
て、スクリーンボール１ｂに対応する部位のスクロール
２の送り羽根２ｂのピッチを、ソリッドボール１ａに対
応する部位のスクロール２の送り羽根２ａのピッチより
も大きくしたことを特徴とする難ろ過性汚泥の遠心分離
装置。 - 【請求項２】 上記スクリーンボール１ｂに設けたスク
ロール２の送り羽根２ｂの外周面にスクリーンボール１
ｂのスクリーンＳの内面に押圧した状態で摺動すること
ができるスクレーパー４を付設したことを特徴とする請
求項１記載の難ろ過性汚泥の遠心分離装置。 - 【請求項３】 上記スクリーンボール１ｂのスクリーン
Ｓの外周付近に、該スクリーンＳに向けて洗浄ノズル５
ａを配設したことを特徴とする請求項１記載の難ろ過性
汚泥の遠心分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25481194A JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25481194A JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889847A JPH0889847A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3287138B2 true JP3287138B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17270218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25481194A Expired - Fee Related JP3287138B2 (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 難ろ過性汚泥の遠心分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3287138B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3336291B2 (ja) * | 1999-05-21 | 2002-10-21 | 巴工業株式会社 | デカンタ型遠心分離機 |
| EA024214B1 (ru) * | 2010-02-25 | 2016-08-31 | Эм-Ай Эл. Эл. Си. | Промывная система для вертикального сепаратора разделения жидкой и твердой фаз, вертикальный сепаратор, содержащий указанную промывную систему, и способ промывки выпускного канала разгрузочной камеры указанного сепаратора |
| CN105107639A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-12-02 | 山东祥瑞药业有限公司 | 玉米蛋白脱水用改进型卧螺离心机 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25481194A patent/JP3287138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0889847A (ja) | 1996-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |